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北松型地すべりの発生機構および予知に関する研究 (第 3 報)

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Academic year: 2021

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防災科学技術総合研究報告 第32号 1974年3月

551,243,550,8:551.3:551.25(522)

北松型地すべりの発生機構および予知に関する研究

       (第 3 報)

Studies on the Mechanism and Foreknowledge     ofthe

Hokusho Landslides

  (Report Hl)

ま え が き

 この研究は長崎県北部から佐賀県西部にかけて広く分布する地すべり(しばしばr北松型地すべり」

と呼ばれている)の実態を明らかにすることを目的として、昭和41年度から4か年間,特別研究促進調 整費によって行なわれたものである.同費による研究期間は一応44年度をもって終ったが,広域的およ ぴ試験地における調査解析は当地域の地すべりに関する基本的間題を解明するために続ける必要があり,

鷲尾岳試験地における諸観測は変動様式をとらえるためになお継続する必要があった.幸い長崎県地す べり対策事業のなかで昭和45年度から観測が継続され,データを利用できることとなった、

 第3報の内容は,広域にわたり本格的な空中写真判読と踏査にもとづく地すべりの地形発達史的調査 研究の成果2編,そのうち1編は先に発行されたr1150,OOO北松地域地すべり地形分類図」の説明,他 の1編は当第3報の付図の説明書的性格を備えている.っづいてr地すべりの博物館」といわれた生月 島の地すべりにおける地下構造および地下水の水質に関するもの各1編,鷲尾岳試験地を中心としてす

べり面付近の物質を粘土鉱物の面からしらべたもの1編,同試験地に関し地下水の変動状態を観測した もの1編,地表および地中における変動状態を種々の器機で観測したもの2編,試験地付近の岩石のP 波速度に関するもの1編およぴ降雨観測資料1編からなっている.

 なお,第1報から第3報までの成果に十分な考察・討論を加えた上でそれらの成果を終報として発表 したいと本報編者は考えている.

 なお,昭和47年4月から同49年3月までの鷲尾岳試験地における諸観測資料は,当所から季刊として 公表することとなり,すでに,第6号まで発行されている、当資料をご入用の方は当所までご連絡願い

たい.

 おわりに,この研究の推進にあたって特別のご配慮をいただいた長崎県関係当局の方々,参加研究機 関の研究者・関係部門の方々,また,この研究に有益なご意見をおよせいただいたり,種々ご支援して いただいた方々に深い感謝の意を表したい・なお,第1報から第3報までを通して,先学諸賢のご意見 ご批判等をいただければ幸甚である.

 この研究のアフターヶア,成果の総括は第2研究部長高橋博,元同部長丸山文行,地表変動防災研究 室長井口英明,元同室長大石道夫,同研究員態谷貞治・清水文健,および流動研究官大八木規夫が当っ

た.

*北松型地すべりの発生機構および予知に関する研究(第1報),防災科学技術総合研究報告,第22号(1970)

        同上     (第2報),  同上  ,第27号(1971)

 なお,r115,000北松地域地すべり地形分類図」(国土地理院1970),およぴr佐世保北部地域地質図1125,000」

(地質調査所1970)も上記総合研究報告とともに当センターから配布しているので,ご入用の方は当センクーへ御連絡い ただきたい、

一1一

参照

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