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板圧延設備のソリッド型形状検出装置

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Academic year: 2021

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【電気室】

【運転室】

【管理事務所】

管理者計算機

【保守者】

保守管理 計算機

形状制御計算機 プリンタ

モデム モデム

FDD HDD

プラント コントローラ

AGC コントローラ オペレーション

ガイダンス システム

【ミルヤード】

ミル

圧延板

センサ カバー 水晶

圧電素子 ソリッド型ローラ本体 チャージ増幅器光学式

トランスミッタ 圧電素子組込ポケット

形状表示 計算機

形状制御 測定用アナログ端子

ポジションセンサ フィルタ付 A/D変換器

光学式トランスミッタ 回転側 固定側 エンコーダ デコーダ マルチプレッサ

チャージ 増幅器 データ

測定 形状検出

ローラ

当社は,板圧延設備の自動化・省力化および圧延材の形状品 質向上を志向するニーズに対し,高精度の水晶圧電素子を組み 込んだディスク型形状検出装置,ならびに当社独自の自動形状 制御システムを開発・商品化している。このたび,設備改造の最 小化・保守性向上といったユーザニーズに応えるべくソリッド 型形状検出装置の製作・販売を開始した。その概要を紹介する。

装置の構成と特徴

形状検出装置は,高感度の水晶圧電素子を幅方向に組み込ん だソリッドボディと検出信号を増幅するアンプ部分,それを高 速 A/D 変換し非接触にて伝送するトランスミッタ部分および 計算機システムから構成されている。特徴を,以下に示す。

1)ローラとして,高精度水晶圧電素子を幅方向に組み込んだ ソリッド型を採用し,ミル改造のミニマイズ化を実現した。

・径は,

φ200〜φ500mm,圧電素子 1 個の測定幅は 10〜50mm

の範囲で選択でき,既存設備に適したローラサイズの提供が 可能である(標準:径=50mm ピッチ,測定幅=25,50mm)。

・硬度 Hs80 以上を確保したメタルボディと表面にゴムをコー ティングしたコーティングボディの 2 種類が提供可能で,圧 延材表面品質への配慮を拡大した。

2)新方式信号伝送機器により信頼性・保守性を向上した。

・アンプは,1 : 4 : 16 の 3 種類のレンジ切換機能を装備し,測定 張力範囲の拡大,低張力時の S/N 比の向上を実現した。

・アンプは,チャンネルごとにモジュール化し,保守作業の簡素 化を実現した。

・信号伝送は,高速 A/D 変換器を内蔵した完全非接触式の光 学式トランスミッタを採用することにより,高速回転での信 号伝送の信頼性ならびに,回転部分の保守性能を向上した。

3)計算機システムは,Windows NT を搭載したパーソナルコ ンピュータを採用し,ユーザごとのカスタム対応を容易に した。

当社はすでに多数の冷間圧延機を製作し納入してきている が,今度,これらの圧延機のコンピュータ制御技術と圧延技術 を有機的に結合させ,さらに操作・保守性に優れたマンマシン コントロールシステムを開発した。本システムの構成を第 1 図に示す。

1)本システムは圧延機の能力を十分に発揮させる各種機能を 以下のように具備している。

・統合圧延モニタによる操作環境の向上

・スケジュール管理と自動プリセット設定による製品品質の均 一化

・各機器の統合制御

・圧延実績管理と統計処理による圧延実績の向上

・圧延技術ログによる品質制御の解析を補助

・管理機能による定期的保守の実施

・異常情報管理によるトラブルシューティングの実施 2)ライトサイジング志向のネットワークコントローラでシス

テムを実現しているため,下記機能が実現できる。

・管理事務所にて操業現場データをリアルタイムにモニタ

・各種設定データの操業者・管理者による共通管理

・リモート LAN(公衆回線と LAN の結合)による遠隔メンテナ ンスの実施

3)データ共有型コントローラの追加設置が容易におこなえる。

今後の展開

本装置は国内大手鉄鋼メーカの新設圧延設備向けに立ち上げ 中である。圧延機の製品品質制御調整は多大なデータ整理が必 要であるので,今回実現した機能に加えて,データの自動収集・

整理・特徴抽出機能を充実させ,品質・操業管理の一層の向上 を図る予定である。

新 製 品 ・ 新 技 術

板圧延設備のソリッド型形状検出装置

岡本雅好

・細川晴行

**

プラントエンジニアリング本部・技術部 **機械本部・開発部

第 1 図 検出ローラ外観図

第 2 図 PCM 伝送システム構成 第 3 図 圧電素子組込状態

問い合わせ先:プラントエンジニアリング本部 技術部 TEL(0794)45−7836 FAX(0794)45−7858

冷間圧延機のオペレーションガイダンスシステム

片山裕之

・吉田栄治

**

・西島太郎

**

機械エンジニアリング事業本部・計電装技術部 **機械本部・開発部

第 1 図 オペレーションシステムの構成

問い合わせ先:機械エンジニアリング事業本部 機械本部開発部 TEL(0794)45−7705 FAX(0794)45−7832

神戸製鋼技報/Vol. 47 No. 2(Sep. 1997)

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参照

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