オフラインキャッシュを使用した ライブインストーラー実行手順書
【 ESET PROTECT Cloud 】
第1版
2021年10月
本資料は、クラウド型セキュリティ管理ツール「ESET PROTECT Cloud」(以下EPC)で作成したライブイ ンストーラーに関して、オフラインキャッシュを使用して実行する手順についてまとめた資料です。
本資料は、EPCのアクティベーションまで完了し、EPCがすでに利用可能な状態になっていることが前提と なっております。
本資料は、Windowsのクライアント端末でオフラインキャッシュのダウンロードおよびライブインストー ラーを実行する手順について記載しています。
はじめに
目次
オフラインキャッシュとは
ライブインストーラーの作成
オフラインキャッシュのダウンロード
オフラインキャッシュを使用したライブインストーラーの実行
参考情報・注意事項
オフラインキャッシュとは
通常、ライブインストーラーを実行すると、インターネット経由でESET社のリポジトリから各種プログラムのインストー ラーがダウンロードされます。
トラフィックへの影響を懸念される場合など、ライブインストーラーを実行するたびに毎回各種プログラムのインストー ラーをダウンロードしたくない場合にオフラインキャッシュを使用します。
あらかじめオフラインキャッシュを作成することで、ライブインストーラー実行時に各種プログラムのインストーラーをダ ウンロードするかわりに、オフラインキャッシュのデータを使用してインストールすることができます。
ライブインストーラーはEPCで作成します。ライブインストーラー作成の流れは以下になります。ライブインストーラーの作成
1. 静的グループの作成(任意)
2. ポリシーの作成(任意)
3. インストーラーの作成
クライアントが所属するグループを作成します。事前に静的 グループを作成し、インストーラーに静的グループ情報を組 み込むことで、管理後のグルーピング負荷を軽減できます。
クライアントの設定を行うポリシーを作成します。ポリシー もインストーラーに組み込むことが可能で、インストール時 の初期設定を変更できます。
ESET Managementエージェント(以下EMエージェント)と クライアント用プログラムをインストールするためのインス トーラーを作成します。複数の静的グループがある場合は、グ ループごとにインストーラーを分けて作成する必要があります。
静的グループの作成静的グループはメインメニュー「コンピューター」から作成可能です。グループは階層構造も可能なため、柔軟に組織 構造を作成することができます。
ライブインストーラーの作成
■静的グループ作成画面
■メインメニュー「コンピューター」画面
歯車マークをクリックすること で静的グループが作成できます。
親グループを設定することで、
階層構造を作成できます。
ポリシーの作成ポリシーはクライアント用プログラムの設定を行います。検査から除外するファイルやフォルダの設定、検出エンジン のアップデート先の設定、プロキシ設定、パスワード保護など、お客様環境に合わせて設定を行ってください。
ライブインストーラーの作成
新規でポリシーを作成することも可能 ですが、既定で作成されているポリ シーを使用・編集することも可能です。
インストーラーに組み込むため割り当ては不要です。
※割り当てではコンピューターやグループに対して ポリシーを割り当てることができます。
■メインメニュー「ポリシー」画面
プルダウンよりポリシーを作成するプログラムを選 択します。セキュリティ製品のほか、EMエージェン トのポリシーも作成可能です。
インストーラーの作成EPCメインメニュー「インストーラー」より、「Liveインストーラー」を作成します。
インストーラー作成画面の「基本」では、インストーラーに含めるプログラムを選択します
ライブインストーラーの作成
ご契約いただいたソリューションによっては、
完全ディスク暗号化「ESET Full Disk Encryption」 もご利用いただけます。
■メインメニュー「インストーラー」画面
■ライブインストーラー作成「基本画面」
インストーラーの作成「セキュリティ製品」では、インストーラーに含めるセキュリティ製品や事前に作成したポリシーの選択を行います。
ライブインストーラーの作成
■ライブインストーラー作成「セキュリティ製品画面」
◆設定のポイント
・ライセンス
⇒プログラムのアクティベーションに使用するライセンスを選択します。
・製品バージョン
⇒ライブインストーラーに含めるセキュリティ製品を選択します。
Windows / Macから製品を選択できます。
・セキュリティ製品構成
⇒事前に作成したセキュリティ製品用のポリシーを選択します。
・エンドユーザーライセンス契約
⇒セキュリティ製品のエンドユーザーライセンス契約です。同意い ただけない場合は、インストーラーが作成できません。
■製品バージョン選択画面
◆設定のポイント
既定では自動で指定したプログ ラムの最新バージョンが選択さ れます。歯車マークをクリック することで、旧バージョンのセ キュリティ製品も選択可能です。
インストーラーの作成「詳細」では親グループの設定やEMエージェントに対する設定を行います。エージェントの通信にプロキシサーバーを 使用する場合は、事前にEMエージェントのポリシーを作成しインストーラーに組み込んでください。インストーラーは ブラウザからのダウンロードの他、ダウンロードリンクをメールで送信することもできます。
ライブインストーラーの作成
インストーラーの様々な
◆設定のポイント
・親グループ(推奨)
⇒事前に作成した静的グループを選択します。
・ESET AVリムーバー
⇒国内未サポートのためチェックしないでください。
・エージェント設定
⇒EMエージェントへのポリシーを組み込むことができます。
プロキシ設定などが必要な場合には、事前にEMエージェ ント用のポリシーを作成し、設定してください。
■ライブインストーラー作成「詳細画面」
オフラインキャッシュは、任意の端末でライブインストーラー(epi_win_live_installer.exe)を実行してダウンロードしま す。 ※インストーラー実行時、ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は環境に合わせて対応をお願いします
オフラインキャッシュのダウンロード
①ダブルクリックでインストーラーを実行します。
最初の画面右上の歯車アイコンをクリックし、「コンポーネントをあらかじめダウンロード」をクリックします。
歯車アイコンをクリックすると
「コンポーネントをあらかじめダウンロード」の メニューが表示されます。
オフラインキャッシュのダウンロード
②「コンポーネントをあらかじめダウンロード」画面が表示されますので、「ダウンロード」をクリックします。
オフラインキャッシュのダウンロード
③しばらくお待ちいただき、右側の画面が表示されたらダウンロード完了です。
ライブインストーラーと同じフォルダにオフラインキャッシュ「ESETOfflinePackage.dat」がダウンロードされます。
※右側の画面の「フォルダーに表示」をクリックすると、オフラインキャッシュがダウンロードされたフォルダが表示されます。
1.
ライブインストーラーとオフラインキャッシュの配置オフラインキャッシュを使用したライブインストーラーの実行
①以下のファイルを同じフォルダに配置します。
•
ライブインストーラー :epi_win_live_installer.exe•
オフラインキャッシュ :ESETOfflinePackage.datライブインストーラーはEPCで管理する各クライアント端末で実行します。オフラインキャッシュを使用してライブインス トーラーを実行する際は、通常の実行時と同様に、表示されるウィザードの内容に従ってインストールを進めます。
ただし、あらかじめライブインストーラーと同じフォルダにオフラインキャッシュを配置する必要があります。
2.
ライブインストーラーを実行※ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は環境に合わせて対応をお願いします
※オフラインキャッシュの使用有無にかかわらず、ライブインストーラー実行の際はインターネット通信が発生します
オフラインキャッシュを使用したライブインストーラーの実行
②しばらくお待ちいただき、
「インストール成功」の画面が表示されたら完了です
①ダブルクリックでインストーラーを実行
※エンドユーザーライセンスへの同意が必要になります
参考情報・注意事項
サイレントでライブインストーラーを実行する場合
サイレントでライブインストーラーを実行する場合は、以下のようなバッチファイルを作成したうえで
ライブインストーラーおよびオフラインキャッシュのファイルと同じフォルダに配置して実行してください。
【サンプル】
--silent:プログラムをサイレント(自動)モードで実行させる --accepteula:利用規約に同意する
キャッシュデータのダウンロード
キャッシュデータの内容は、ダウンロードを実施する端末に依存します。
64bit
端末でキャッシュデータをダウンロードした場合は、64bit
プログラムがダウンロードされます。32bit
端末でキャッシュデータをダウンロードした場合は、32bit
プログラムがダウンロードされます。ご利用の環境によって
bit
数が異なる場合は、2
種類のオフラインキャッシュのご用意をお願いいたします。cd /d %~dp0
epi_win_live_installer.exe --silent --accepteula
参考情報・注意事項
キャッシュデータのサイズ(目安)
•
エージェントのみのキャッシュデータを作成した場合32bit
環境:約50MB 64bit
環境:約50MB
•
エージェント+セキュリティ製品のキャッシュデータを作成した場合32bit
環境:約220MB 64bit
環境:約230MB
•
エージェント+セキュリティ製品+完全ディスク暗号化製品のキャッシュデータを作成した場合32bit
環境:約235MB 64bit
環境:約250MB
※
上記のサイズは以下のプログラムを設定したライブインストーラーからオフラインキャッシュを作成して確認しています。•
EMエージェント:ESET Management Agent V8.1.1223.0•
セキュリティ製品:ESET Endpoint Security V8.1.2037.3•
完全ディスク暗号化製品:ESET Full Disk Encryption V1.3.0.22参考情報・注意事項
ライブインストーラーとオフラインキャッシュの内容が一致していない場合について
•
オフラインキャッシュに保存されているデータが不足している場合は、不足分のみインターネット経由でデータを ダウンロードします。(例)ライブインストーラー:
EM
エージェントおよびセキュリティ製品を指定 オフラインキャッシュ:EM
エージェントのデータのみ保存→EM
エージェントはキャッシュデータを使用、セキュリティ製品はインターネット経由でインストーラーを取得してインストールします。•
ライブインストーラーで指定したプログラムのバージョンとオフラインキャッシュに保存されているデータのバー ジョンが一致していない場合は、キャッシュデータを使用せず、ライブインストーラーで指定したバージョンのイ ンストーラーをインターネット経由でダウンロードしてインストールを実行します。(例)ライブインストーラー:セキュリティ製品として「