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ポリアクリロニトリル共重合体フイルムの

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(1)

日本包蕊裳余毒VblL‘」Vbb3a99の

一般論文

ポリアクリロニトリル共重合体フイルムの 有機溶媒中における膨潤挙動↑’

後藤昭彦・

桑原信弘. 高橋誠恵.、

窪田健二゛

SweIIingBehaviourforPoIyacryIonitriIe CopoIymerFiImsinOrganicSoIvents

AkihikoGOTOo,MakotoTAKAHASmc.,

NObuhimKUWAHARA.,KenjiKUBOTA.

Po1yacrylonibile(PAN)-polymethylacrylate(PMA)copolymerfnmwasswoUennotonly insolventswithhighdipolemomentbutalsoinsolventswithmodemtedUPolemoment,

whex巴asPANhomopolymerfilmwasswoUentoalowerextendPANcopolymerwasswollen masolventwithintennediatedipolemomentincr巳asedinsurfHcemughnessandbecame

fmstybyanincr巳asewiththedegreeofhazefmml6to30%、Thisfmstyphenomenon couldbecausedbythel画画e1ocalfluctuationsintheindexofTefmction,SweUing tempemtm℃dependenceofPANcopolymerwasintemrBtedmtennsofasolventmolecular volumeandinteI君ctionpalameter8associatedwithsolbilitypamlneterbhydmgenbond,and

dipolemoment.

Keywords:Polyacrylonitrile,SweUingpmcessbSolubilitypammeteI1DipolemomenLHydrogen

bond,MolecularvolumaDiffUsionCoefficient

ポリアクリロニトリル共重合体フイルムは、ホモポリマーに対しては膨潤をおこさないような中間的な 極性の溶媒によっても膨潤をおこすoこの膨潤には、樹脂内部での不均一性を示す屈折率のゆらぎによる 光を強く散乱させる白濁現象がともなっている。それはアクリロニトリル以外の共重合体組成物の膨潤に 原因するとみられる。このような膨潤の特徴は、溶媒の溶解性パラメーター、水素結合性、双極子モーメ

ントの要素を持つ相互作用パラメーター及び溶媒の分孑容に依存して、膨潤の温度依存性が変化する。

キーワード:ポリアクリロニトリル、膨潤過程、熔解性パラメーター、双極子モーメント、水素結合、分子

容、拡散係数

。群馬大学工学部(〒376群馬県桐生市天神町1-5-1):DepartmentofBiologicalandChemicalEngineeringbFac ultyofTechnologybGunmaUniversitybl-5-1,Tもnjin-cho,KirylユーsmGunma,376..タマポリ(株)加工研究 所(〒370-05群馬県邑楽郡千代田町新福寺249-2):TechnicalPmcessmgResearchlnstitute,TamapolyCo・Ltd.,

249-2,ShmpukujLChiyoda-cho,Oura-gun,Gunma370-O5

,1本報を「ポリアクリロニトリル共重合体フイルムの膨潤性に関する研究第1報」とする。

-217-

(2)

EAN共璽合y戦の有凶鎚閲iil中におけるA雛贈鐘ク

1.緒言 り、保存・貯蔵の材料としては、安全性の高

い金属缶が主流を締めている。しかし、実際 には使用済み残潰の付着した金属缶の廃棄に は多くの問題鋤を抱えていて、焼却廃棄が可 能な包装材料であるプラスチック転換化が望 まれている。

これらの包装材料のプラスチック転換化に は溶剤による溶解、浸透、膨潤、クレージン グと言った問題が立ちはだかっており実際に は困難を要している。これらの問題を解決す る為の対象物質として一般的な溶剤に対して 比較的安定な材料のポリアクリロニトリルが 上げられる。ホモのポリアクリロニトリルは 一部の極性の高い特殊な溶剤に対してのみ溶 解することが報告されている`〕。しかしなが ら、ホモのポリアクリロニトルの酎薬品性は 極めて良いが、包装材料として使用するに は、機械特性が脆い、溶融成型性に乏しいな ど実用化するには問題の多い材料である。そ のために実用的樹脂として供給されるのはメ チルアクリレート等の弾性体と共重合され る。しかしながらポリアクリロニトリル共重 合体は含まれる弾性体の影響によりある種の 溶剤に対し特異な膨潤挙動を起し、ホモポリ

マーに備っていた酎薬品性を損なう(Tablel ニトリル基を多く含むポリアクリロニトリ

ル共重合体フイルムはガスバリア性と耐薬品 性を特徴としている。ゆえに、包装市場に於 いて多くの応用例が探査された!)鋤。当初は、

工業用・家庭用化学薬品、殺虫剤や除草剤と いった農業薬品、インキとかニス等の包装材 料として開発が進められた。その様な中にお いて、近年の環境保全や資源保護に関する問 題、特に廃棄物に関して塗料業界、接着剤業 界など溶剤系を主とした業界に於ける廃棄物 問題から、ポリアクリロニトリルは注目すべ き材料と考えられる。なぜならば一般家庭向 けの塗料、接着剤に関しては規制が年々厳し くなって、水系、無溶剤化へと転換が進めら れ、保管・貯蔵用の包装材もプラスチック化 が進み、一般家庭廃棄物として処理が可能と なってきている。それに反し印刷・建築業向 けと言った業務用の塗料・接着剤に関しては、

使用業者の管理の元で廃棄することが義務付 けられた管理体制があること、性能、コスト、

機械適性、後処理工程の適性等の全ての面に 十分な素材が得られていないと言う理由から 水系、無溶剤化は進んでいないのが現状であ

TaMelChangeofphYs煙Ip『cpertiesbytheswellingeffect Sample

PANcopolymer

HazeYOung,sDensity

皿odmllns

%MPa g/Cm9

Homopolymer

YOung,sDensity MOdu1ug

MPag/cm9 Volnme wBn麺

Statm里

(1) (2)

(3)

Initial

SweUmgbyMeOH Drynessafter(2)

咀切艶

御瓢郵

1.17 伽弱肥

111 444

2800 2900

2800

1.15

1.13 1.15

Hazewasmeasur℃dbyASTM-D1003andYOung,smodulusbyASTM-D882

-218-

(3)

日本包装学会誌VbL‘jm3(、95)

参照)。この特異な膨潤挙動についてはLund6)

により、現象が報告されたが、薬品(溶剤)の 特性とポリマーの特性との関係は明らかにさ れなかった。本報では、溶剤の特性値とポリ アクリロニトリルフイルムの膨潤性の関係を 報告する。

合物を凍結乾燥した。PMAの粘度平均分子 量(MV)は、約109,000である。PMAフイ ルムは、粉体ポリマーを80℃、圧力200kg/

cm2でプレスして得た。

2.2膨潤実験

3種類のポリマー(PAN共重合体、PANホ モポリマー、PMA)について、各種溶媒によ り10から70℃の範囲で、溶解・膨潤実験を行 った。膨潤実験においては、ポリマーを溶媒 中に24時間以上浸潰し、少なくとも1ケ月経 過して変化のないとき、膨潤しない溶媒と判 定した。それぞれのフイルムに対する溶解性 の違いにより、実験を行った溶媒について3 種類に分類することが出来た。まず、PANの ホモポリマーと共重合体の両方を溶解または 膨潤させる極性の高い溶媒をAタイプとす る。PANホモポリマーはまったく変化しな いが、共重合体は膨潤してフイルムを白濁さ せる中間的な極性の溶媒刀をBタイプと分類 する。PANのホモポリマーと共重合体共に 影響を受けない溶媒をCタイプとした。PMA 樹脂は、40℃より高い温度でしか膨潤しない アルコールと四塩化炭素を除いて25℃でほ とんどの溶媒に溶解した。

2.実験 2.1試料調整

ポリアクリロニトリル(PAN)共重合体樹 脂は、三井東圧化学(株)より提供を受けた

(BAREX)。共重合体の組成はアクリロニト リル70Wt%、メチルアクリレート25Wt%、

ブタジエン5wt%である。その合成方法は、

2段階のエマルジョン重合であり、1段階目に アクリロニトリルとブタジエンを共重合さ せ、2段目で得られた樹脂を核にアクリロニ トリルとメチルアクリレートをグラブト共重 合させる。)。樹脂のメルトフローインデック

ス(MH)は、3.39/l0minである(200℃,

ASTM-D1238)。フイルムにはインフレーシ ョン法により厚み30匹、及び50匹mに成型し た。

PANホモポリマーは、安定剤を取り除いた アクリロニトリルと開始剤に過硫酸アンモニ ウムと硫酸ナトリウムを使用し、水溶液中35

℃で重合した。得られたPANの粘度平均分 子量(Mv)は、約121,000である。フイルム は10%のジメチルホルムアミド(DMF)溶液 から、溶媒キャスト法により作成した。

ポリメチルアクリレート(PMA)ホモポリ マーは、α,α~-アゾピスイソプチロニトリ ルを開始剤にしてメチルアクリレートをベン ゼン中60℃で溶液重合した。その後、反応混

2.3曇度(Haze)

フイルムのヘーズ値を、自動デジタルヘー ズメーター(NDH-20D、日本電色(株)製)

を使用しASTM-D1003に従い測定した。

2.4電子顕微鏡

フイルムのモルホロジーを走杏型霞子顕微 鏡(SEM)、JST-T20を使用して観察した。

-219-

(4)

HAN共園i射状の有掻蝕if中におけるムツMRM銭四ケ

3.結果と考察 れる。フイルムのこの様な挙動を元にして溶

媒をA、B、Cの3種類に分類して、TabIe2 とTabIe3に掲載した。

一般的にポリマーの溶解性(膨潤性)を取・

り扱う場合、溶解性パラメーター(6)を使 用する。しかしながら、このパラメーターの みでの適用は、非極性ポリマーに関しては良 い一致をみるが、ポリアクリロニトリルのよ うな極性の高いポリマーに関しては、必ずし も一致しない。そこでCrowleyら⑳により譲 論されたように、溶解性パラメーター(6)

以外に、水素結合性(7)、双極子モーメント い)のパラメーターを導入して、3つのパラ メーターにより、ポリマーの溶解性を取り扱

う(TabIe3LRigbi的は、膨潤剤に関して 同じ手法で解析を行った。

この方法を元に、6と似のパラメーターを 軸にしたPANの溶解性のマップをFig.2に、

3.1膨潤性による有機溶剤の分類

PAN共重合体フイルムの膨潤の特徴は、例 えば35℃以上でメチルアルコールに浸すと 白濁して、柔軟になるが、低温に於いては観 測されない。またPANホモポリマーの場合 はその様な変化はまったく観察されない。白 濁現象がおこるということは、樹脂内部に可 視光線を散乱させる大きさの屈折率の「ゆら ぎ」が生じている事を意味しており、ホモポ リマーにはこの現象が観察されないので、共 重合体の成分(MA)に起因した局所的な膨潤 がおこっていると推察できる。(MAは問題に している溶媒に対して全て溶解あるいは膨潤 をおこす。)このことは、Fig.1のフイルム表 面の電子顕微鏡写真より、膨潤後は不均一さ が増して、平滑性を失っている事から確認さ

(b)

(a)

EIectrommbrographsofPANcopoIYmerfi1m

(a)SurfBcoofo「iginaIfiIm

(b)RlmsurfaceswollGnbymethylaにohoI R9.1

220

(5)

日ヨヒ包鍵学会誌VbL4jVbL3a995)

Tabb2C伯ssif陀ationofsoIventsbyswel1ingcharacteristicsfo「PANpolymer

Effectofsweming

CategoryPANcopolymerPANhomopolymerPMA

Typicalsol▼ents

DorS

NOn-effect

NOn-effect

DMSO,DMF,NitmbenzenB

AcetonebMethyla】cohcLMethylacetate BenzemebToluene

D DorS

D DorS

PandF Non-effect

ABC

D:Dissolve,S:SweUing(transparcncy),P:P1iabilitybF:Frosty

ンMの影響を強く受けて、」uが大きいと広 がる傾向があるため、あいまいな境界線とな っている。境界線の計算の方法はCrowley らa)が行った方法に従い、各種の良溶媒一貫 溶媒混合系の組成比率を変化させて、境界条 件に連する混合比率を求めて算出した。

例えば、DK征の様な良溶媒のPANホモポ リマー溶液に、エチルアルコールの様な貧溶 媒を、ポリマーが溶解限界に達するまで滴定 することで境界点が確認でき、混合率を得 または6とγを軸にしたPANの溶解性のマ

ップをFig.3に表した。ここでTabIe3に示 した3つのパラメーターの内γの値は、

Gordy1o)11)'幻によるIRスペクトルを使った 水素結合強度に応じたベンゼンからの波長シ フトにより表される値である。Figs、2,3中 の実線と破線は、PANホモポリマーを溶かし た場合における溶解性の境界と膨潤性の境界 をそれぞれが表している。ただしFig.3中の 破線で表した膨潤性の境界は、双極子モーメ

伽的印仙印加00

21111186

←切目『○貝。□【己mo時つ戸田

豆]目①【目。【民

①『。□一口 00420

789101112131415l6 SOIUbnityparameter6

F均.2SolubiIityofPANpoIymerasfunctions of5andu

SymboISO・ロ.and△denoteAB、and CtyppesoIvents,respectivly

78910111213MI5l6

Solubnityparameter6

Fig3SoIubiIitYofPANpolymorasfunctions of5andT

SymboIsO.□、and△denoteA、aand Ctyppesolvents・rGspectivIy

-221-

(6)

児AjV共蚕合体の有機創露中における」膠M周り銭邸

TabIe3ScIubilityofthreekindsofpoIymersfcrseveraIorga、ICS⑥Ivents

Quoteddata60 SoUubilityhydmgendipo1e ParameterBondingMOment

67〃

ヘ/E訂フ5両『△"Debye

Solubility PANPAN CopolymerHomopolymer

PMA Categoly

Solvent

DimethylsulfOxide Dimethylfblmamide Diethylfolmamide Pyridme

Nitromethame NitⅡ℃benzene Benzonit面le Methylalcohol Ethylalcohol Benzylalcohol、

Propylalcohol n-Butylalcohol ButylDlactone

Acetone

Methyethylketone MethyIpmpylketone Methybutylketone MethylfOnnate Methylacetate Ethylformate Ethylacetate DiethylcaⅡbonate Propylacetate Ethylenedjclnonde Methylenedichlmide Chlomfbrm

TrichlofrHEthzmc

Carbontetrachloride CarbondimH1frl2

BEnzcn②

TOhIQn。

“埋噸、、皿艶蠅唖哩唖哩曄、”卵砺煙鮠“皿邸叩叩師躯躯師““” 仰却却理型姻螺mmmmmm銅mmmmm岨咽哩唄旦嘔哩哩0000

CC CC AAAAAABBシシCCABB//BBB犯扣犯BBBCcCCC BB BBB

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如扣扣加如印ね、如釦印わわ釦⑭如くくくくくくくくくくくくくくくくりDSSDSSFFFNNDFFFFFFFFFFFFFNNNNN

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PPP PPPPPPPPPPPPP DDSsSSNNNNNNDNNNNNNNNNNNNNNNNNN

DDDDDDDsSsSSDDDDDDDDDDDDDDDS

両mmm妬鍋而獅面面函血切師而印拠““鰹“印蹴嘔嘔巧嘔0000

DD

、:Dissolve;S:SweUingandtmnsparency;P&F:Pliabintyandfrosty;N:Noeffect

NUmbeuPinpaエ、theseshowsthe1owesttemperatur巳treated

-222-

(7)

日本包鍵学会露vDjL4ハハDL3(、95)

る。そしてマップ上でDMFとエチルアル コールの位置を直線で結び、混合率に応じた 位置にプロットして境界点を得る。膨潤境界 は、膨潤状態からさらに、貧溶媒を加えて、

樹脂の状態変化より確認した。Figs,2,3の 結果よりPANホモポリマーの様な高い極性 を持つポリマーは、極性の高い溶媒(Aタイ プ)により良く溶ける事を表している。B、C タイプの溶媒は、マップ上のPANホモポリ マーの不溶領域に混在して配置している。

Table3に示した溶解性の結果を比較する と、アルコール、ケトン、エステル等の同族 の溶媒については、PAN共重合体は炭素数の 多い溶媒ほど膨潤し難い傾向を示している。

このことが、6とγの近い溶媒でもBタイプ の溶媒とCタイプの溶媒がFigs,2,3中の膨 潤境界域に沿って混在する理由である。従っ て溶媒の分子量は議論している系の膨潤にと って重要な因子である。

F1ory-Hugging理論の見解を使ってA、B、

Cそれぞれのタイプの違いに付いて考えてみ る。F1ory-Huggingの平均場理論より混合 の自由エネルギー(F)は次式に従う。

(二k魑一苔MAi了21'、('-,)

+x①(1-の)(1)

そして、Zと6(溶解性パラメーター)の 関係は次の式の通りである。

‘一雄+借)(&-6。)。③

ここでVは分子容、xsは双極子モーメント あるいは水素結合に帰属する混合のエントロ ピーの補正項である。PANの6Aは、約13と 算定される(単位,/扇ワ5571丁)。式(2)と(3) から、たとえPANと同じ溶媒の6値が近いと しても、それらの間の双極子モーメントある いは水素結合性の差が大きいほどxsとFが大 きくなり、Table3とFigs、2.3に示した様 にPANの溶解性は小さくなり、Figs、2,3の 境界線が現れる。

膨潤の駆動力は、膨潤圧すなわち浸透圧 (Ⅱ)である。Ⅱは、化学ポテンシャルの差 (△α)により次式で得られる。

6(F"/の)

証Ⅱ=-△Iu=-7-rTア了T

‐`2片(nW) (4)

証は単位格子あたりの体積である。式(1)

を微分して式(4)に代入するとⅡは次の様に 表わされる。

a。¥-各十台(、『丁と了7-`)-㎡⑤

議論している膜の系では、溶媒はポリマー に対して貧溶媒であるのでX>1/2で、ポリ マーはわずかしか膨潤していないので①~1 であり、Nは少なくとも1000以上の大きさを 持つので式(5)は、次式で概算される。

.'¥二一☆(,、(1-。)+、-%(6)

ここでNはポリマーの鎖あたりのモノマー 数、Mは溶媒のモノマー数で、のはNモノ マーの体積分率、Tは絶対温度、XはF1oryの 相互作用パラメーターである。M=1の時、

式(1)は簡素化される。

(等ルー筈皿+会が('-2,,(2)

-223-

(8)

EAノV尖露台y承の有劉ルリ鐘中における」蹄弾頭ク

式(6)は、溶媒分子の大きさが大きくなる ほど、Ⅱ(膨潤圧)は小さくなることを現し ている。しかしながら、貧溶媒中のⅡを直接 観察する事は難しいので、化学ポテンシャル の差△似(すなわち-asⅡ)より起こるポリ マー中の溶媒の流れを観察して次の関係にあ る拡散係数(D)を得て式(6)の関係を確認 する。実験的拡散係数は、Arrenius型の温度 依存性を示す。

IOU

9Ⅲ川は川、000OnU

Q011lQl

SCQ■P

(-0.①超EC)←ロ①℃『垣①。。白◎満。』謁口

D=Doexp(-E/T) (7)

10.00

Eは活性化エネルギーである。ここで拡散 を溶媒分子の格子間の拡散ジャンプとして、

1次元運動として捕えると、拡散ジャンプの 平均距離をス(格子間ジャンプであればa)と すると拡散係数(D)は次式となる。

0 、01 、02 、03

1/Vに、-3)

Diffusioncoefficientasafuncticnof l/V・FilIedsymboIsdenoteeste「.

SymboIsofcircIemtriang随andsqua『e

denoteswellingdogUeesofTf<30,

30<Tf<55.andTf>55.rBspectMy

Fig.4

D=j(2exp(-△Ju/T) (8)

り、官能基の違い、つまりxの差に応じて直 線はシフトしている。また、膨潤性は、Tf<

30のときD>10-10,30<Tf<55のとき 10-10>D>10-11、Tf>55のときD<10-M と拡散係数に対応している事を示している。

この概念は他の方法によっても支持されて いて'8)M)、同じ様な観察が、Shimodaら'③に よって実験されたポリエチレンと炭化水素の 系において適用できる。Okunoら'0)は、また 膜分離の技術に於いて、全ての2成分アル コールの小さいサイズのアルコールが混合物 ポリ塩化ビニル膜に優先的に浸透する事を報 告した。彼等の得られた透過係数と膨潤度を 1/Vに対してプロットを取り直すと直線関 係が得られることから、他の系での式(9)の 妥当性を示している。

さらに、-△仏=asⅡと式(6)の関係から 次のようになる。

D=胸p(☆(皿Ⅲ)+x) (9)

c・は溶媒の濃度で1-のと置き換えた。溶 媒のモノマー数を実験的値の分子容Vに置き 換えて、1/Vと拡散の初期濃度qを一定にし て測定した種々の溶媒の拡散係数との関係を Fig.4に示した。ここでシンボル●、▲、■

はエステル化合物を表しており、また膨潤性 も同時に評価するために、明確な数値化がで きないが白濁を示す最低温度(Tf)に応じて、

Tf<30をシンボル○または●、30<Tf<55 を△または▲、Tf>55を□または■にして 表示した。この結果から拡散係数は同じ官能 基を持つ溶媒の鎖の長さが長いほど小さくな

-224-

(9)

日。r包警裳会醸UbL4」Va3a995)

4.結論

3,4260102

B・Qian,Z・WU,P,YUng,andJ.Qin,Int PolymPmcess1,123(1987)

JbnCmwley,GS.Tもa9,℃・JRandJWB Ipwe・JnLPaintTechq.,38,269(1966)

ZRigbi,Polymerbl9,1229(1978)

W・Gordy,JChemPhysicsb7,93(1939)

WGoudy,JChem、Physics,8,170(1940)

W6GordybJChem・Physics,9,204(1941)

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Polymer’31,1491(1990)

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HOkuno0K,MorimotobandT・UmgamL

Po1ymBuU,28,683(1992)

7)

ポリアクリロニトリル共重合体の各種溶媒 による特殊な膨潤現象は、3つのパラメー ター6,7,匹で表されるポリマー~溶媒間 の相互作用パラメーターxの大きさに依存 し、また拡散係数で間接的に求められる膨潤 圧は、溶媒の1/Vに比例する事が予測され た。

8)

帥の、⑳⑳1111

<引用文献>

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14)

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16)

(原稿受付1994年6月16日)

(審査受理1995年3月16日)

-225-

参照

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