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特集 異文化コラボレーション論文特集の発行にあたって

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Academic year: 2021

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電子情報通信学会論文誌 D Vol. J95‑D No. 1 p. 1 ©(社)電子情報通信学会 2012 1

特集

異文化コラボレーション論文特集の発行にあたって

異文化コラボレーション論文特集編集委員会 委員長  

片 桐 恭 弘

異文化コラボレーション研究は,インターネットの 浸透,情報流通のグローバル化に伴って急速に進む多 言語・多文化環境における協調の実態・問題点の把握 とICT技術による協調支援を目指しています.言語や 文化的な差異に焦点を当てたコラボレーションのモデ ル,技術,応用,評価手法に関して,自然言語処理,

社会心理学,認知科学,サービス科学といった様々な 研究分野を巻き込んだ刺激的な研究が分野横断的に活 発に進められています.2010年には異文化コラボレー ション国際会議(ICIC)が開催されました.本誌に おける「異文化コラボレーション論文特集」も今回で 3回目となりました.

今回採録された論文は,実環境での利用を想定した テキストあるいは音声翻訳システムの評価あるいは改 善手法の提案,既に広く利用されているネット上の知 識リソース多言語化支援など,異文化コラボレーショ

ン研究の中でも特に異言語をつなぐ実システムを対象 とした研究が中心となっています.揺籃期から成熟期 へと向かいつつある異文化コラボレーション研究の現 状を概観するのによい特集となったと考えています.

「異文化」コラボレーションは必ずしも「異言語」

コラボレーションに限定されるわけではありません.

医療,看護・介護,教育,災害復興,観光など様々な 場面で文化的背景の異なる人々の間の協調をどのよう に支援するかは極めて現実的で重要な問題となってい ます.異文化コラボレーション研究のいっそうの拡大 と活発化を期待しています.

かた

ぎり

 恭

やす

ひろ

(正員)  1981年3月東京大学大学院工学系研究科 情報工学専攻了.工博.NTT基礎研究所,ATRメディア情報科 学研究所を経て現在公立はこだて未来大学教授.異文化コラボ レーション研究会主査.

異文化コラボレーション論文特集編集委員会 委 員 長 片 桐 恭 弘

副 委 員 長 吉 野   孝

緒 方 広 明 ・ 山 下 直 美

中 西 英 之 ・ 葛 岡 英 明 ・ 北 村 泰 彦

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