• 検索結果がありません。

06自然先紀.indd

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "06自然先紀.indd"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

16 17 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 17 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 16

  「

   

――あるいはディスカバー

「日本」

     

其之五

  『遣隋使』はなかった



 

 

 

「『 世 界 の 構 造 』 と や ら を 作 り 変 え る ん だ ろ 、『 む ろ ん だ 。 フ ー ハ ッ ハ ッ ハ ッ 』……でしょ?」  ――牧瀬紅莉栖( 「 STEINS;GATE 」第十四話「形而下のネクローシス」 )       * 「さて、準備はよろしいかな?   諸君」   紫のウインドブレイカーを脱いで椅子の背にかけると、司会役は 頼んだわけでもないのに植木塔子が買って出た。 「質問!」   姫宮隆二が控えめに左手を挙げたがバルカン・サインだった。し かも微妙にぷるぷるしている。ストライプ柄のジャケットでキメて いるのだが今ひとつ着こなせてはいない。 「はい、メガネ君」 「姫宮です、 姐 あね さん。つか、なんでココなんです?」   そこは都市計画で数年前に設けられた街角コミュニティなんちゃ らの一隅である。四月も一週間を過ぎ、街は表面上いたって平穏に 見える――。今日は先月の闇鍋の延長戦という趣旨で塔子が召集し たのだった。   白い円卓には、右側一脚空けて長谷部徹、そのまた右隣に飯岡久 仁子、また一脚空けて塔子という面子だ。塔子の右隣が一脚空いて 姫宮で一周する。 「あたしのお気に入りの場所なんだけど、何か問題でも?」   一部二階建てで、吹き抜けを設けた高い天井、そして街角の風景 が見渡せる壁面はガラス張り、パソコンも三台 設 しつら えられたちょっと したオサレ空間だ。フロアに設置されているスピーカーからは地元 のFM局の番組が淡々とナツメロを流し続けている――。 「でも、ちょっと落ち着きませんよね、ココ」   長谷部もフロアに点在する大小の円卓・コーナーデスクで勉強中 の 高 校 生 グ ル ー プ、 或 い は 各 種 モ バ イ ル を 弄 もてあそ ぶ 職 業 不 詳 な 男 女 を 視界の隅に捉えつつ姫宮に同調する。 「私は別に良いですよ、ここで」   久仁子はエコバッグと見紛う例のトートバッグからプリントの綴 りを取り出し始めていた。 「まあ『ノマド』ってほどでもないけど、気分転換さね。部屋でT V見てたって朝から晩までコメンテーターがパネル持って似たり寄 ったりな話繰り返してるだけだろ?」   ちょうどそこへ四人が頼んだメニューが運ばれて来て会話が途切 れた。   長谷部と塔子はブラック、久仁子はカフェオレ、姫宮はホットり んごジュースである。誰言うともなく、一同は飲み物を口にしなが ら思い思いに配られた綴りを読み始めた。   配られた資料は結構な量だ。右肩をホッチキスで留めているが、 うっかりするとバラけるだろう。 「じゃあまず『遣唐使』からね。あたしが『 逸 いつねんごう 年号 』やるから」   塔子はクリーム色のセーターを少したくし上げつつ銀のシャーペ ンでピシッと長谷部を指した。 「 わ あ、 や っ と 聞 け る ん だ ね ハ セ ベ ー。 ず ー っ と 回 り 道 だ っ た っ しょ。気になってたんだよー」   久仁子が卓に乗り出しながら期待の目差しを向けてくる。 「 え え と、 見 た ま ん ま で す よ。 「 隋 書 」・ 「 旧 唐 書 」 と「 日 本 書 紀 」 の遣隋使・遣唐使を西暦と倭暦つまり二倍年暦でプロットし直した 表です」   長谷部は見開きの表を人差し指でコツコツ叩く――。 「注目すべきは倭暦でプロットし直した「紀」の方ですね。六〇〇 年に当たる遣隋使は元々ありません。推古十五年は従来の六〇七年 が倭暦だと六五〇、 十六年も六五〇。以下同文……」 「 六 三 一 年 っ て 唐 の 高 コウ 表 ヒョウ 仁 ジン ?   欽 明 天 皇 の 時 に 来 た 高 麗 か ら の 使 者の記事がそれに当たるんだっけ。鳥海山の噴火記事が極め手だよ ね」 〔飾画№ 87・№ 88参照〕   久仁子がすぐ反応した。 「倭国は六三一に高表仁とこじれたんで、六四八は新羅に表を附託 しただけです。六三一は帰国途上偶然、鳥海山のお膝元の 象 きさかた 潟 に漂 着したんじゃないかというのが、高表仁の「地獄の門」報告から妄 想した僕の仮説です。唐と日本のファーストコンタクトは地理的に も時間的にもここだと思うんですよね。ここまでが倭国条で、以下 が日本条ってことになります」   長谷部は木と鉄パイプを組み合わせた椅子に深く座り直したが、 合成皮革のジャンパーは背もたれで逆にずり上がった。 「 こ こ に 従 来 の 遣 隋 使 が は ま る ん で す。 六 五 〇 が 妹 子、 「 新 唐 書 」 か ら 補 正 し ま し た が 永 え い き 徽 初 …… ニ ュ ア ン ス と し て は 二、 三 年 の 孝 徳 遣使記事。そして六五四の永徽五年記事、これは「 唐 とうかいよう 会要 」からの 補正ですが 犬 い ぬ が み の み た す き 上御田鍬 ですね。これ以降は歴代の遣唐使が唐にもた らした情報がフィードバックされていきますが、とどのつまりボタ ンの掛け違いですね」   長谷部は無意識に左手で髪をくしゃくしゃ掻き上げ、右手を宙空 に漂わせながら渋い表情になった。       **   塔子がシャーペンの尻を額に当てながら鼻から息を漏らした。目 線は姫宮の背後のガラスごしに広がる雪の消えた街路にぼんやり投 げられている。 「干支があると安心してしまうんだよなあ。おまけに「 裴 ハイセイセイ 世清 」と いう登場人物名も一致してるし……。 「高表仁」も後で「日本書紀」 に出て来るよね?」 「あ、でも「隋書」では「裴清」なんですよー」   カフェ・オレを飲み終えた久仁子が、水色のウェアのファスナー を下ろしながら口を挟んだ。 「だから「裴世清」って「世」の字が入ってる記録が日本側に残っ てたと思うんですよね」 〔飾画№ 87参照〕   自分の発見なので彼女はちょっと自慢気だ。ウェアの下からは薄 緑のヒートテック素材のタートルネックがのぞいている。 「ところでこの六五八は?」   姫宮がそこへ無粋に水を差す。途端に久仁子がぷくっと頬をふく

(2)

18 19 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 19 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 18 らませるがプリントに目を落としている姫宮は全く気づいていない。 長谷部は半笑いになりながら姫宮の問いに応えた。 「それは新羅使と一緒に薬師の恵日が戻った回だけど、推古十六年 に送られた八人以外も一緒に戻って来てるんだ。それって高表仁の 不手際で国交がやばくなって戻れなくなってた倭国の留学生が、恵 日が日本国に帰国するのに便乗したんじゃないかな?」   塔子は背もたれで軽く背筋を伸ばしながら高い天井を見上げた。 点灯している蛍光灯の本数はきっちり半分だった――。 「まるでお得意のミステリだなあ……。クニちゃんもむっつり君も 推理小説のサークルなんだって?   辻褄合わせはお手のモノってと こかな」 「いえ、 それほどでも……って、 むっつりじゃなくて長谷部です、 ハ ・ セ・ベ!」 「そうガナリ立てなさんなって。あたしゃ人の名前覚えんのが苦手 なんだよ。それに第一、褒めてねーし」 「辻褄合わせなのは認めますよ。でも倭暦に変換しても成り立つこ との方が重要なんです。 「木ばかり見ずに森も見よ」 という趣旨です」 「その辺が恣意的なんだよねえ。 「旧唐書」という〝木に竹を接ぐ〟 ように 「新唐書」 や 「唐会要」 を都合の良いとこだけ切り取って持っ てくるのはなあ……」   塔子が端正な唇をきゅっと尖がらせる。 「科学的には正しいんじゃないっすか?」   姫宮はふんふん頷いている。そのたびに卸したてのスニーカーが リノリウムと嫌な摩擦音をたてていた。 「倭暦にスライドすることで意味が通ってますよ。犬上御田鍬の舒 明二年行って四年に高表仁、僧 旻 みん なんかと一緒に戻る回って、これ 百済滅亡の六〇〇年直後でしょう。深読みすれば唐と日本が何らか の取り決め、例えば倭の水軍情報をリークしたり、日本はサボター ジュして足を引っ張る約束したりとか……」   姫宮以外が一瞬呆気にとられていた。   やや合って久仁子が興奮しながら乗り出した。 「姫くん凄いじゃーん!」 「姫ゆうな!   これでも頭脳明晰なんだぞ。キズつくなあ……」 「万年スエットの「カレーの王子様」じゃん、お前」   長谷部がぼそっとつぶやく。 「うむ、メガ姫のゆうことにも一理あるな。四年は新羅の送使も一 緒に対馬に泊まってるから密談できたろうし、五年の高表仁帰国の 時は日本の送使は対馬まで送ってそのまま戻ってる……」   塔子も姫宮の見ている「遣唐使一覧表」のプリントを見ている。 「うわあ変なアダナ増やさんで下さいよ」   困惑しつつも姫宮は満更でもないようだ。 「もしそうなら意味が通るね、これらも」   塔子が見開きの表に戻ってシャーペンを突き立てた。 「舒明十一と十二に相次いで学問僧や留学生、推古十六年に行った き り の 高 た か む こ の く ろ ま ろ 向 玄 理 ま で も 新 羅 経 由 で 戻 っ て き て る。 従 来 説 な ら 玄 理 は三十二年もほったらかされて、しかも迎えに来て貰えず自力で還 って来たことになる。平均寿命からして隠居だよフツーは」   塔子はシャーペンでくるりとペン回しを披露する。 「その点、むっつり君の新説なら十六年だし、六六六なら百済が滅 んでて新羅が半島統一に動く六七〇の前だから、唐にとって新羅は まだ盟友だわな。通行に支障が生じるわけもないし、 白 はくすきのえ 村江 の敗戦 後で倭も日本も自前の船を用意するのは容易じゃない……」   と、FMが切り替わりニュース速報が流れて来た。フロアに瞬間 漂った緊張が緩やかに解けていく――。 「計画停電中止か……十七日まで。よーし、よし」   姫宮が小さくガッツポーズする。むろん中止を喜んでるだけでは ないのだが、塔子はご機嫌ナナメだ。 「おい、ここは突っ込むとこだぞ、姫ガネ!」       ***   姫宮が御機嫌取りに各自の飲み物の追加オーダーを聞いて片隅の カウンターへ立つと、塔子がぼつりとつぶやいた。 「こわいよなあ、記録の解釈次第で「あったこと」が「なかった」 ことになるし、その逆も起こるし……」 「それは 言 ことだま 霊 の力ってことですかね?」   長谷部が応じる。 「 ま あ、 そ う な る と ぼ ち ぼ ち あ た し の タ ー ン か な …… っ て、 な に やってんのかなクニちゃんは?」 「あ、ほらほらやっぱりー」   久仁子は自分のウェアのファスナーに塔子のウインドブレーカー のファスナーを通して、チーっと引き上げていた。 「こらーっ!   百合は許さーん!」   スニーカーをキュキュッと鳴らしながら、オーダーし終わった姫 宮が戻ってくる。 「つまり、こーゆうことですよね。今までのやり方って」   久仁子は真顔で向き直った。 「一年の長さが同じなことを全く疑わず簡単に結びつけてしまった。 でも……」   久仁子はファスナーを引き下ろすと今度は長谷部の脇腹に肘を入 れる。   身振りで分かった長谷部はジャンパーを脱いで手渡した。ジャン パーの下は以前久仁子にジャケットを見立ててもらった時に一緒に 買った薄茶のフランネルシャツである。 「規格が違うと当然噛み合わない……完全に盲点です」   幅の異なる歯に、ファスナーは空回りして引き上がらない。 「むしろ大きさの異なる歯車のモデルじゃね?」   自分の椅子に座り直した姫宮がくいっとメガネを直す。   長谷部は返して貰ったジャンパーを背もたれにかけると久仁子か ら目線を逸らし、姫宮の言葉を受けて続けた。 「 あ る い は ア ナ ロ グ 計 算 機 の イ メ ー ジ か な。 ヴ ァ ネ ヴ ァ ー・ ブ ッ シ ュ 〔 注 1〕 だ っ け?   こ の 場 合 は 片 方 を 一 回 転 さ せ る と も う 一 方 は二回転……単純なだけに気づかれづらい「悪魔のシステム」です。 確信犯ですよね、これ」 「鶴亀算よりよっぽど簡単だねえ。それだけにそこが最大の問題だ とは誰も思わない……」   塔子が含みのある言い方をする。 「だけど、綻びは必ず生じるものだよ」 「何です?   姐さん」   姫宮がすかさず合いの手を入れる。 「それは……」

(3)

20 21 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 21 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 20   塔子が気分良く話しかけた所にドリンクが運ばれ、また一同は不 自然に押し黙った。 〔注1〕アナログコンピュータ開発者。現代のコンピュータにつながる情 報 検 索 シ ス テ ム 構 想「 memex 」 を 提 唱。 原 子 爆 弾 計 画 の 推 進 者 でもある。       ****   二杯目は長谷部と姫宮がブラック、久仁子はホットりんごジュー ス、塔子は缶ビールだった。   プルタブを何の躊躇もなく押しむ塔子に長谷部と姫宮は顔を見合 わせたが、久仁子に特に変化はない。彼女には見慣れたいつもの塔 子なのであろう。   ぐいーっと喉を潤すと、塔子は口火を切った。 「このアイデアは後輩の受け売りだけど「三年のズレ」問題という のがあるんだ」   一同は飲みかけのカップを戻すと各々プリントをめくり始めた。 塔子は待たずに話し続ける。 「白村江の記事自体は「天智紀」にあるんだけどね、それが三年ズ レてるんじゃないかって指摘があるらしい。……見てもらった方が いいな。ここパソコンいじれるんだよ、一時間だけだけど」   三台のうち二台空いてるのを見てとると、塔子は缶を卓に置いて 立ち上がり、総合カウンターの黄色いスタッフジャンパーの若い女 に二言三言話しかけた。   若い女は『またですか』という表情を隠すでもなく心得た様子で 使用時間をマジックで書き込んだミニホワイトボードを塔子に手渡 した。   左端の一台の前の椅子に座ると塔子は細長い指を軽快にポキポキ 鳴らし、早速検索を開始した。残りの三人も荷物もそのままに席を 立って彼女の周りを取り巻いた。 「よし、これだ」   数分も経たずに目当てのページをブラウザに出すと塔子は一同が 読めるように椅子半分後ろに下がり、読み上げるようにゆっくり語 り出した。ページの小題目自体が「三年のズレ」 〔注2〕 となってい る。 「 天 智 十 年 記 事 の 劉 リュウ 仁 ジ ン ガ ン 願 は、 天 智 七 年、 六 六 八 に は 失 脚 し て 雲 南 に流されてる。記事が三年後ろにズレてるとしたら、 天智三年の 「表 函と献物」が白村江の前になって、百済を滅ぼした勝利報告になる。 これが白村江後だと、やっつけた相手に送ったことになって全く納 得いかなくなる……」 「あ」   長谷部が突如声を発した。 「わかった!」   彼はパソコン台に乗り出すと新しいタブを開いて検索し出した。 右肘が塔子の胸に最接近するが、彼女は意に介さず余裕の表情だ。 むしろ久仁子の表情の方が穏やかではない。   ややあって彼は目的の文言を見つけ、まくしたてた。 「 元 げ ん か れ き 嘉暦 と 儀 ぎ ほ う れ き 鳳暦 の切り替え時期で「三年のズレ」が修正されてま す。持統天皇四年に元嘉暦と儀鳳暦を使用したという意味不明記事 の謎がこれで解決します。倭暦で三年戻って単年単歳の儀鳳暦と干 支を調節したとすれば……」 「どゆことー?」   久仁子が肩を 聳 そび やかした。 「プリント持ってきなー」   塔子が命令すると姫宮が卓へすっ飛んで行く。煩わしい靴音がフ ロア中に響いて何人かが顔を上げ、眉を寄せた。その背中に塔子が 追加オーダーを出す。 「ついでにビールもね」   塔子は〝舎弟〟が戻るとビールだけ受け取り、ニッコリしながら 指示を出す。 「さっきの表出してねー」   姫宮は勇みたってプリントをめくったが、いきなり綴りをバラけ させてしまった――。 〔注2〕 「『失われた九州王朝』―天皇家以前の古代史(ミネルヴァ書房) 2010年2月刊行   古代史コレクション2   朝日文庫版   ―あ とがきに代えて   補章   九州王朝の検証   古田武彦」より「三年 のズレ」項。       *****   フロアに撒き散らされたプリントの回収は姫宮に任せ、ホワイト ボードをカウンターへ返すと、一同は円卓へ戻った。   塔子は細身のジーンズの脚をゆったり組むと椅子の背にもたれな がら、久仁子から借りたプリントを広げて芯を引っ込めたシャーペ ンの先をいったりきたりさせる。 「やっぱりね……」   塔子はシャーペンを置き、ビールで喉を潤した。 「むっつり君はなぜ三年ズレたと思う?」 「うーん……。元嘉暦と儀鳳暦の調整の方なら漠然とした腹案がな いわけじゃないんですが」   長谷部の右腕がまたぞろ不可思議な運動を始めている。 「ハセベー……何と戦ってんだよ、その『 幻 イマジンブレイカー 想殺し 』は!」   久仁子がホットりんごジュースを両手持ちしたまま肘で突付く。 「姐さん、お待ち」   姫宮が総合カウンターで借りたホッチキスで留め直したプリント を塔子に手渡した。 「ご苦労、助かった」   塔子は久仁子にプリントを返すと、姫宮から受け取ったばかりの プリントをめくり始めた。 「カギは六六九だね。 乙 オ ッ シ 巳 の大化元年が 己 キ シ 巳 の天智八年に当たって るだろう?」 「でも、これって」   長谷部は口を尖らせた。 「そうだね、合ってるのは巳の年だけだよ」   塔子はしれっと言い放つ。目尻がほんのり赤らんでいた。 「でもぱっと見そこで合わせるしかないだろう?   書写のやり方次 第じゃ区別がつかないしな。書き落とせない重要事件、特に中大兄 皇子と藤原氏の御先祖様の中臣鎌足の事績なんだから」 「すごいよ、トーコさん」   久仁子が目を見開く。

(4)

22 23 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 23 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 22 「だとすると天智天皇の称制期間、元年から六年までの期間が干支 の調整期間ですね?」   姫宮が読んでいた文庫本から目を上げてつぶやいた。 「 な る ほ ど …… そ れ は 倭 暦 な ら 六 年 間 で す が 通 常 な ら 三 年 間 で す ね 」   長谷部も表を睨みながら思考を凝らす。 「うわ、これ……」   席に戻ってから現代語訳の「日本書紀」を繰っていた姫宮が当該 ページを開いたままちゃっかり塔子の右隣へ引っ越した。 「どしたん?」 「ここ見て下さいよ、姐さん」   ページに目を落とし、問題の行を読んだ塔子の顔色が変わった。 「天智二年五月ってえと……白村江の三ヶ月前だな。この 「犬上君」 って帰国途中の犬上御田鍬じゃないのか?   三年のズレを加味すれ ば時期も合う……」   席を立った長谷部と久仁子も塔子の背中越しに行を確認した。 「これ、マジじゃないですか」   長谷部が大きく息を吐きながら誰言うともなくつぶやいた。   興奮覚めやらぬまま各々が自分の席に戻った頃を見計らい、塔子 が声をかけた。 「ところでむっつり君の「腹案」とやらはどんなんだい?   もう大 概のことには驚かんが」   塔子に水を向けられ、長谷部はしどろもどろになった。 「 い え 思 い 付 き レ ベ ル で す け ど ね ……。 飯 岡 か ら 植 木 さ ん に 頼 ま れ た 表 の 作 成 を 相 談 さ れ て、 結 局 俺 が 作 る 羽 目 に な っ た ん す け ど ……」   塔子と久仁子の間に女子特有の複雑で不可思議なオーラがスパー クしていたが、長谷部は構わず先を続けた。 「「 大 化 五 年 」 が 子 ネ 年 だ っ て 書 か れ た 壷 が 発 掘 さ れ て る と か、 い わ ゆる「一年のズレ」問題がどうにも解決できなかったんですよ。そ れが何となく分かったんです」   突然「ぐう」と腹の虫が聞こえて会話が途切れた。一同の冷たい 視線が向けられた姫宮は左手を挙げたが、やはりバルカン・サイン だった。 「分かった、一段落着いたら昼御飯にするから」   塔子は持参した厚手の紙袋から使い込んだ付箋だらけの 「萬葉集」 を取り出した。       ****** 「以前話したが、こっちがあたしの専門なんだ。その壷と同じ現象 なら「萬葉集」でも起きている。 朱 しゅちょう 鳥 四年庚寅、朱鳥五年辛卯、朱 鳥六年壬辰、朱鳥七年癸巳、朱鳥八年甲午……つまり〝君〟が作成 した表とはズレているよね」   塔子は〝君〟に必要以上の語気を込めながら長谷部に視線を送っ た。 「事例が増えることはむしろ大助かりです、植木さん。考古学資料 と文献史料の両方が揃ってこそですよね。縄張り意識が強いらしく て協力体制が望めないのが実情ですけどね」 「あ、ああ」   長谷部の意外な反応に、塔子の方が虚を衝かれてドギマギし始め た。 「持統四年の改暦って分かりづらいじゃないですか?   理屈では分 かってもストレートに切り替わったとは思えません。落ち着くまで には時間がかかった筈です。 この 「不統一」 は逆にリアルなんですよ」 「どういうことなんだ?」   姫宮が指を組み、卓に両肘をついたゲンドウポーズで先を促す。 「 出 さ れ た お 触 れ は 恐 ら く こ ん な 感 じ だ と 思 う ん で す。 『 朱 鳥 五 年 の干支を「辛卯」とせよ』これは指示として間違ってはいません。 問題は翌年以降は今までの二年分を一年として扱うべしという趣旨 が徹底しなかった点です。そこまで理解して従ったグループと、指 示の額面をそのまま倭暦に当てはめたグループの二系統が存在した んです」   各自表に視線やペン先を走らせながら検算が始まった。   程なく上気した、紅潮した顔が長谷部に向けられ始めた。 「何て日なんだよー。これ、本当にそうかもー」   久仁子が表に目を釘付けにしたまま全身で感嘆符を表現していた。 「 あ り う る な ……。 何 か ス ッ キ リ し た ぞ。 「 萬 葉 集 」 と 付 き 合 い 始 めてからずーっと気になってたんだ。助かったのはこっちの方さ」   塔子は缶が空なのに気付くと両手に挟んでくしゃっとつぶした。 その様子に姫宮が追加を頼みにすっと立ち上がり、席を離れた。   と、マナーモードの携帯が鳴り始めた。各々我が身を確かめるが、 塔子に届いたメールの着信音だった。 「失礼」   塔子は細長くて良くしなる左手の指で高速操作をしていく。 「おお、これは……」   塔子の唇が尖り始めていた。一通り読み終わった頃にはすっかり 思案顔である。姫宮から直接缶ビールを手渡されてもまだ上の空で ある。 「姐さん?」 「 あ、 あ あ。 ま た ま た 課 題 と い う か 新 事 実 だ よ。 「 三 年 の ズ レ 」 の 情報くれたあたしの高校時代の後輩、今は大学生だけど、あたしが こっちにいるもんだから心配して電話くれたんだよね。で、先月の こと粗々情報流してやったら、 すっかり嵌っちまったみたいで、 時々 情報流してくれるようになったんだ」 「女性の方ですよね?」   姫宮が恐る恐る尋ねる。 「そうだが、お前には紹介しないぞ、姫ガネ。やっぱり「萬葉集」 の方に進みたいらしい。ネットで知り合った連中とあれこれ歴史談 義もしてるなかなか筋のいい積極的な子だよ」 「それは……危険では」 「何想像してんだ。違えよ、あたしゃノーマルだ」 「いや、その相手の方が」 「ねーよ。そんなことよりだな、これは 大 おおごと 事 だぞ。遂に言霊使いの 大物中も大物・ 柿 かきのもとのひとまろ 本人麻呂 まで御登場とはね」   塔子はプルタブを押し込むとビールで一息つき、話を続けた。 「室町時代の百科事典みたいな本に 「 運 う ん ぽ い ろ は し ゅ う 歩色葉集 」 というのがある」 「ウン…」   突っ込もうとした姫宮は寸前で言葉を呑み込んだ。 「ウンコじゃねえよ!   その本の「 柿 かきのもとのひとまる 本 人 丸 」の項目にある「大 長四年 丁 テ イ ビ 未 」に死亡したという説は、従来西暦七〇七年、慶雲四年

(5)

24 25 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 25 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 24 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 650 前 丁 卯 推古 15後 戊 辰 推古 16 650 庚 戌 白雉 1 675 前 丁 巳 斉明後 戊 午 斉明 34 675 乙 亥 天武 4 651 前 己 巳 推古 17 651 辛 亥 白雉 2 676 前 己 未 斉明 5 676 丙 子 天武 5 後 庚 午 推古 18 後 庚 申 斉明 6 652 前 辛 未 推古 19後 壬 申 推古 20 652 壬 子 白雉 3 677 前 辛 酉 斉明後 壬 戌 天智 71 677 丁 丑 天武 6 653 前 癸 酉 推古 21後 甲 戌 推古 22 653 癸 丑 白雉 4 678 前 癸 亥 天智後 甲 子 天智 23 678 戊 寅 天武 7 654 前 乙 亥 推古 23後 丙 子 推古 24 654 甲 寅 白雉 5 679 前 乙 丑 天智後 丙 寅 天智 45 679 己 卯 天武 8 655 前 丁 丑 推古 25後 戊 寅 推古 26 655 乙 卯 斉明 1 680 前 丁 卯 天智後 戊 辰 天智 67 680 庚 辰 天武 9 656 前 己 卯 推古 27後 庚 辰 推古 28 656 丙 辰 斉明 2 681 前 己 巳 天智後 庚 午 天智 89 681 辛 巳 天武 10 657 前 辛 巳 推古 29後 壬 午 推古 30 657 丁 巳 斉明 3 682 前 辛 未 天智 10 壬 申 天武 1 682 壬 午 天武 11 658 前 癸 未 推古 31 658 戊 午 斉明 4 683 前 癸 酉 天武 2 683 癸 未 天武 12 後 甲 申 推古 32 後 甲 戌 天武 3 659 前 乙 酉 推古 33後 丙 戌 推古 34 659 己 未 斉明 5 684 前 乙 亥 天武後 丙 子 天武 45 684 甲 申 天武 13 660 前 丁 亥 推古 35後 戊 子 推古 36 660 庚 申 斉明 6 685 前 丁 丑 天武後 戊 寅 天武 67 685 乙 酉 天武 14 661 前 己 丑 舒明後 庚 寅 舒明 12 661 辛 酉 斉明 7 686 前 己 卯 天武後 庚 辰 天武 89 686 丙 戌 朱鳥 1 662 前 辛 卯 舒明後 壬 辰 舒明 34 662 壬 戌 天智 1 687 前 辛 巳 天武 10後 壬 午 天武 11 687 丁 亥 持統 1 663 前 癸 巳 舒明後 甲 午 舒明 56 663 癸 亥 天智 2 688 前 癸 未 天武 12後 甲 申 天武 13 688 戊 子 持統 2 664 前 乙 未 舒明後 丙 申 舒明 78 664 甲 子 天智 3 689 前 乙 酉 天武 14後 丙 戌 朱鳥 1 689 己 丑 持統 3 665 前 丁 酉 舒明 9 665 乙 丑 天智 4 690 前 丁 亥 持統 1 690 庚 寅 持統 4 後 戊 戌 舒明 10 後 戊 子 持統 2 666 前 己 亥 舒明 11後 庚 子 舒明 12 666 丙 寅 天智 5 691 前 己 丑 持統後 庚 寅 持統 34 691 辛 卯 持統 5 667 前 辛 丑 舒明 13後 壬 寅 皇極 1 667 丁 卯 天智 6 692 前 辛 卯 持統後 壬 辰 持統 56 692 壬 辰 持統 6 668 前 癸 卯 皇極後 甲 辰 皇極 23 668 戊 辰 天智 7 693694 癸 巳 持統甲 午 持統 7 693 癸 巳 持統8 694 甲 午 持統 78 669 前 乙 巳 大化後 丙 午 大化 12 669 己 巳 天智 8 695696 乙 未 持統丙 申 持統 10 696 丙 申 持統 109 695 乙 未 持統 9 670 前 丁 未 大化後 戊 申 大化 34 670 庚 午 天智 9 697698 丁 酉 文武戊 戌 文武 1 697 丁 酉 文武2 698 戊 戌 文武 12 671 前 己 酉 大化後 庚 戌 白雉 51 671 辛 未 天智 10 699700 己 亥 文武庚 子 文武 3 699 己 亥 文武4 700 庚 子 文武 34 672 前 辛 亥 白雉 2 672 壬 申 天武 1 701 辛 丑 大宝 1 701 辛 丑 大宝 1 後 壬 子 白雉 3 702 壬 寅 大宝 2 702 壬 寅 大宝 2 673 前 癸 丑 白雉後 甲 寅 白雉 45 673 癸 酉 天武 2 703704 癸 卯 大宝甲 辰 慶雲 3 703 癸 卯 大宝1 704 甲 辰 慶雲 31 674 前 乙 卯 斉明後 丙 辰 斉明 12 674 甲 戌 天武 3 705706 乙 巳 慶雲丙 午 慶雲 3 705 乙 巳 慶雲3 706 丙 午 慶雲 33 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 西暦 干 支 天皇 年 600 前 丁 亥 継体後 戊 子 継体 12 600 庚 申 推古 8 625 前 丁 丑 欽明 18後 戊 寅 欽明 19 625 乙 酉 推古 33 601 前 己 丑 継体 3 601 辛 酉 推古 9 626 前 己 卯 欽明 20 626 丙 戌 推古 34 後 庚 寅 継体 4 後 庚 辰 欽明 21 602 前 辛 卯 継体後 壬 辰 継体 56 602 壬 戌 推古 10 627 前 辛 巳 欽明 22後 壬 午 欽明 23 627 丁 亥 推古 35 603 前 癸 巳 継体後 甲 午 継体 78 603 癸 亥 推古 11 628 前 癸 未 欽明 24後 甲 申 欽明 25 628 戊 子 推古 36 604 前 乙 未 継体後 丙 申 継体 109 604 甲 子 推古 12 629 前 乙 酉 欽明 26後 丙 戌 欽明 27 629 己 丑 舒明 1 605 前 丁 酉 継体 11後 戊 戌 継体 12 605 乙 丑 推古 13 630 前 丁 亥 欽明 28後 戊 子 欽明 29 630 庚 寅 舒明 2 606 前 己 亥 継体 13後 庚 子 継体 14 606 丙 寅 推古 14 631 前 己 丑 欽明 30後 庚 寅 欽明 31 631 辛 卯 舒明 3 607 前 辛 丑 継体 15後 壬 寅 継体 16 607 丁 卯 推古 15 632 前 辛 卯 欽明 32後 壬 辰 敏達 1 632 壬 辰 舒明 4 608 前 癸 卯 継体 17 608 戊 辰 推古 16 633 前 癸 巳 敏達 2 633 癸 巳 舒明 5 後 甲 辰 継体 18 後 甲 午 敏達 3 609 前 乙 巳 継体 19後 丙 午 継体 20 609 己 巳 推古 17 634 前 乙 未 敏達後 丙 申 敏達 45 634 甲 午 舒明 6 610 前 丁 未 継体 21後 戊 申 継体 22 610 庚 午 推古 18 635 前 丁 酉 敏達後 戊 戌 敏達 67 635 乙 未 舒明 7 611 前 己 酉 継体 23後 庚 戌 継体 24 611 辛 未 推古 19 636 前 己 亥 敏達後 庚 子 敏達 89 636 丙 申 舒明 8 612 前 辛 亥 継体 25後 壬 子(空位) 612 壬 申 推古 20 637 前 辛 丑 敏達 10後 壬 寅 敏達 11 637 丁 酉 舒明 9 613 前 癸 丑(空位)後 甲 寅 安閑 1 613 癸 酉 推古 21 638 前 癸 卯 敏達 12後 甲 辰 敏達 13 638 戊 戌 舒明 10 614 前 乙 卯 安閑後 丙 辰 宣化 21 614 甲 戌 推古 22 639 前 乙 巳 敏達 14後 丙 午 用明 1 639 己 亥 舒明 11 615 前 丁 巳 宣化 2 615 乙 亥 推古 23 640 前 丁 未 用明 2 640 庚 子 舒明 12 後 戊 午 宣化 3 後 戊 申 崇峻 1 616 前 己 未 宣化後 庚 申 欽明 41 616 丙 子 推古 24 641 前 己 酉 崇峻後 庚 戌 崇峻 23 641 辛 丑 舒明 13 617 前 辛 酉 欽明後 壬 戌 欽明 23 617 丁 丑 推古 25 642 前 辛 亥 崇峻後 壬 子 崇峻 45 642 壬 寅 皇極 1 618 前 癸 亥 欽明後 甲 子 欽明 45 618 戊 寅 推古 26 643 前 癸 丑 推古後 甲 寅 推古 12 643 癸 卯 皇極 2 619 前 乙 丑 欽明後 丙 寅 欽明 67 619 己 卯 推古 27 644 前 乙 卯 推古後 丙 辰 推古 34 644 甲 辰 皇極 3 620 前 丁 卯 欽明後 戊 辰 欽明 89 620 庚 辰 推古 28 645 前 丁 巳 推古後 戊 午 推古 56 645 乙 巳 大化 1 621 前 己 巳 欽明 10後 庚 午 欽明 11 621 辛 巳 推古 29 646 前 己 未 推古後 庚 申 推古 78 646 丙 午 大化 2 622 前 辛 未 欽明 12 622 壬 午 推古 30 647 前 辛 酉 推古 9 647 丁 未 大化 3 後 壬 申 欽明 13 後 壬 戌 推古 10 623 前 癸 酉 欽明 14後 甲 戌 欽明 15 623 癸 未 推古 31 648 前 癸 亥 推古 11後 甲 子 推古 12 648 戊 申 大化 4 624 前 乙 亥 欽明 16後 丙 子 欽明 17 624 甲 申 推古 32 649 前 乙 丑 推古 13後 丙 寅 推古 14 649 己 酉 大化 5

(6)

26 27 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 27 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 26 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 逸年号 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 逸年号 550 前 丁 未後 戊 申 反正反正 32 550 庚 午 欽明 11 589 前 乙 丑後 丙 寅 顕宗顕宗 12 589 己 酉 崇峻 2 551 前 己 酉後 庚 戌 反正反正 54 551 辛 未 欽明 12 590 前 丁 卯後 戊 辰 顕宗仁賢 31 590 庚 戌 崇峻 3 552 前 辛 亥 (空位)後 壬 子 允恭 1 552 壬 申 欽明 13 法興法興 21 591 前 己 巳後 庚 午 仁賢仁賢 32 591 辛 亥 崇峻 4 553 前 癸 丑後 甲 寅 允恭允恭 23 553 癸 酉 欽明 14 法興法興 43 592 後 壬 申前 辛 未 仁賢仁賢 45 592 壬 子 崇峻 5 554 前 乙 卯後 丙 辰 允恭允恭 45 554 甲 戌 欽明 15 法興法興 65 593 後 甲 戌前 癸 酉 仁賢仁賢 67 593 癸 丑 推古 1 555 前 丁 巳後 戊 午 允恭允恭 67 555 乙 亥 欽明 16 法興法興 87 594 後 丙 子前 乙 亥 仁賢仁賢 89 594 甲 寅 推古 2 556 前 己 未後 庚 申 允恭允恭 89 556 丙 子 欽明 17 法興 10法興 9 595 前 丁 丑後 戊 寅 仁賢仁賢 1011 595 乙 卯 推古 3 557 前 辛 酉後 壬 戌 允恭允恭 1011 557 丁 丑 欽明 18 法興 12法興 11 596 前 己 卯後 庚 辰 武烈武烈 12 596 丙 辰 推古 4 558 前 癸 亥後 甲 子 允恭允恭 1213 558 戊 寅 欽明 19 法興 14法興 13 597 前 辛 巳後 壬 午 武烈武烈 34 597 丁 巳 推古 5 559 前 乙 丑後 丙 寅 允恭允恭 1415 559 己 卯 欽明 20 法興 16法興 15 598 前 癸 未後 甲 申 武烈武烈 56 598 戊 午 推古 6 560 前 丁 卯後 戊 辰 允恭允恭 1617 560 庚 辰 欽明 21 法興 18法興 17 599 前 乙 酉後 丙 戌 武烈武烈 78 599 己 未 推古 7 561 後 庚 午前 己 巳 允恭允恭 1819 561 辛 巳 欽明 22 法興 20法興 19 600 前 丁 亥後 戊 子 繼體繼體 12 600 庚 申 推古 8 562 前 辛 未後 壬 申 允恭允恭 2021 562 壬 午 欽明 23 法興 22法興 21 601 前 己 丑後 庚 寅 繼體繼體 34 601 辛 酉 推古 9 563 前 癸 酉後 甲 戌 允恭允恭 2223 563 癸 未 欽明 24 法興 23法興 24 602 後 壬 辰前 辛 卯 繼體繼體 56 602 壬 戌 推古 10 564 前 乙 亥後 丙 子 允恭允恭 2425 564 甲 申 欽明 25 法興 25法興 26 603 後 甲 午前 癸 巳 繼體繼體 78 603 癸 亥 推古 11 565 前 丁 丑後 戊 寅 允恭允恭 2627 565 乙 酉 欽明 26 法興 27法興 28 604 後 丙 申前 乙 未 繼體繼體 109 604 甲 子 推古 12 566 後 庚 辰前 己 卯 允恭允恭 2829 566 丙 戌 欽明 27 法興 29法興 30 605 前 丁 酉後 戊 戌 繼體繼體 1211 605 乙 丑 推古 13 繼體繼體 12 567 後 壬 午前 辛 巳 允恭允恭 3031 567 丁 亥 欽明 28 法興 31法興 32 606 前 己 亥後 庚 子 繼體繼體 1413 606 丙 寅 推古 14 繼體繼體 34 568 後 甲 申前 癸 未 允恭允恭 3233 568 戊 子 欽明 29 607 前 辛 丑後 壬 寅 繼體繼體 1615 607 丁 卯 推古 15 善記繼體 51 569 後 丙 戌前 乙 酉 允恭允恭 3435 569 己 丑 欽明 30 608 前 癸 卯後 甲 辰 繼體繼體 1817 608 戊 辰 推古 16 善記善記 23 570 後 戊 子前 丁 亥 允恭允恭 3637 570 庚 寅 欽明 31 609 前 乙 巳後 丙 午 繼體繼體 2019 609 己 巳 推古 17 正和善記 41 571 後 庚 寅前 己 丑 允恭允恭 3839 571 辛 卯 欽明 32 610 前 丁 未後 戊 申 繼體繼體 2221 610 庚 午 推古 18 正和正和 23 572 後 壬 辰前 辛 卯 允恭允恭 4041 572 壬 辰 敏達 1 611 後 庚 戌前 己 酉 繼體繼體 2324 611 辛 未 推古 19 正和正和 45 573 後 甲 午前 癸 巳 允恭安康 421 573 癸 巳 敏達 2 612 前 辛 亥後 壬 子 (空位)繼體 25 612 壬 申 推古 20 教到教到 12 574 前 乙 未後 丙 申 安康安康 23 574 甲 午 敏達 3 613 前 癸 丑 (空位)後 甲 寅 安閑 1 613 癸 酉 推古 21 教到教到 34 575 前 丁 酉後 戊 戌 雄略雄略 12 575 乙 未 敏達 4 614 後 丙 辰前 乙 卯 安閑宣化 21 614 甲 戌 推古 22 僧聴教到 51 576 前 己 亥後 庚 子 雄略雄略 34 576 丙 申 敏達 5 615 後 戊 午前 丁 巳 宣化宣化 23 615 乙 亥 推古 23 僧聴僧聴 23 577 前 辛 丑後 壬 寅 雄略雄略 56 577 丁 酉 敏達 6 616 後 庚 申前 己 未 宣化欽明 41 616 丙 子 推古 24 僧聴僧聴 45 578 前 癸 卯後 甲 辰 雄略雄略 78 578 戊 戌 敏達 7 617 後 壬 戌前 辛 酉 欽明欽明 23 617 丁 丑 推古 25 明要明要 12 579 前 乙 巳後 丙 午 雄略雄略 109 579 己 亥 敏達 8 618 後 甲 子前 癸 亥 欽明欽明 45 618 戊 寅 推古 26 明要明要 34 580 前 丁 未後 戊 申 雄略雄略 1112 580 庚 子 敏達 9 619 後 丙 寅前 乙 丑 欽明欽明 67 619 己 卯 推古 27 明要明要 56 581 後 庚 戌前 己 酉 雄略雄略 1314 581 辛 丑 敏達 10 620 前 丁 卯後 戊 辰 欽明欽明 98 620 庚 辰 推古 28 明要明要 78 582 前 辛 亥後 壬 子 雄略雄略 1516 582 壬 寅 敏達 11 621 後 庚 午前 己 巳 欽明欽明 1011 621 辛 巳 推古 29 明要 10明要 9 583 後 甲 寅前 癸 丑 雄略雄略 1718 583 癸 卯 敏達 12 622 前 辛 未後 壬 申 欽明欽明 1213 622 壬 午 推古 30 明要 11貴楽 1 584 後 丙 辰前 乙 卯 雄略雄略 1920 584 甲 辰 敏達 13 623 前 癸 酉後 甲 戌 欽明欽明 1514 623 癸 未 推古 31 法清貴楽 21 585 後 戊 午前 丁 巳 雄略雄略 2122 585 乙 巳 敏達 14 624 前 乙 亥後 丙 子 欽明欽明 1716 624 甲 申 推古 32 法清法清 23 586 前 己 未後 庚 申 雄略清寧 231 586 丙 午 用明 1 625 後 戊 寅前 丁 丑 欽明欽明 1819 625 乙 酉 推古 33 兄弟法清 41 587 前 辛 酉後 壬 戌 清寧清寧 23 587 丁 未 用明 2 626 後 庚 辰前 己 卯 欽明欽明 2021 626 丙 戌 推古 34 蔵和蔵和 12 588 前 癸 亥後 甲 子 清寧清寧 45 588 戊 申 崇峻 1 627 後 壬 午前 辛 巳 欽明欽明 2223 627 丁 亥 推古 35 蔵和蔵和 34 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 逸年号 二倍年暦補正干支 通常年暦干支 逸年号 628 前 癸 未後 甲 申 欽明欽明 2425 628 戊 子 推古 36 蔵和師安 15 666 後 庚 子前 己 亥 舒明舒明 1211 666 丙 寅 天智 5 命長僧要 51 629 前 乙 酉後 丙 戌 欽明欽明 2627 629 己 丑 舒明 1 和僧和僧 21 667 後 壬 寅前 辛 丑 皇極舒明 131 667 丁 卯 天智 6 命長命長 23 630 前 丁 亥後 戊 子 欽明欽明 2829 630 庚 寅 舒明 2 和僧和僧 43 668 後 甲 辰前 癸 卯 皇極皇極 23 668 戊 辰 天智 7 命長命長 45 631 前 己 丑後 庚 寅 欽明欽明 3031 631 辛 卯 舒明 3 和僧金光 15 669 後 丙 午前 乙 巳 大化大化 12 669 己 巳 天智 8 命長命長 67 632 前 辛 卯後 壬 辰 欽明敏達 321 632 壬 辰 舒明 4 金光金光 32 670 後 戊 申前 丁 未 大化大化 34 670 庚 午 天智 9 常色常色 12 633 前 癸 巳後 甲 午 敏達敏達 23 633 癸 巳 舒明 5 金光金光 54 671 後 庚 戌前 己 酉 白雉大化 51 671 辛 未 天智 10 常色常色 34 634 前 乙 未後 丙 申 敏達敏達 45 634 甲 午 舒明 6 金光賢称 16 672 後 壬 子前 辛 亥 白雉白雉 23 672 壬 申 天武 1 白雉常色 51 635 前 丁 酉後 戊 戌 敏達敏達 67 635 乙 未 舒明 7 賢称賢称 32 673 後 甲 寅前 癸 丑 白雉白雉 45 673 癸 酉 天武 2 白雉白雉 23 636 前 己 亥後 庚 子 敏達敏達 89 636 丙 申 舒明 8 賢称賢称 54 674 後 丙 辰前 乙 卯 斉明斉明 12 674 甲 戌 天武 3 白雉白雉 45 637 前 辛 丑後 壬 寅 敏達敏達 1011 637 丁 酉 舒明 9 鏡当鏡当 21 675 後 戊 午前 丁 巳 斉明斉明 34 675 乙 亥 天武 4 白雉白雉 67 638 前 癸 卯後 甲 辰 敏達敏達 1213 638 戊 戌 舒明 10 鏡当鏡当 43 676 後 庚 申前 己 未 斉明斉明 65 676 丙 子 天武 5 白雉白雉 89 639 前 乙 巳後 丙 午 敏達用明 141 639 己 亥 舒明 11 勝照勝照 21 677 後 壬 戌前 辛 酉 天智斉明 17 677 丁 丑 天武 6 白鳳白鳳 12 640 前 丁 未後 戊 申 用明崇峻 21 640 庚 子 舒明 12 勝照勝照 43 678 後 甲 子前 癸 亥 天智天智 32 678 戊 寅 天武 7 白鳳白鳳 34 641 前 己 酉後 庚 戌 崇峻崇峻 23 641 辛 丑 舒明 13 端政端政 21 679 後 丙 寅前 乙 丑 天智天智 54 679 己 卯 天武 8 白鳳白鳳 56 642 前 辛 亥後 壬 子 崇峻崇峻 45 642 壬 寅 皇極 1 端政端政 43 680 後 戊 辰前 丁 卯 天智天智 67 680 庚 辰 天武 9 白鳳白鳳 78 643 前 癸 丑後 甲 寅 推古推古 12 643 癸 卯 皇極 2 端政告貴 15 681 後 庚 午前 己 巳 天智天智 89 681 辛 巳 天武 10 白鳳 10白鳳 9 644 前 乙 卯後 丙 辰 推古推古 34 644 甲 辰 皇極 3 告貴告貴 32 682 後 壬 申前 辛 未 天智天武 101 682 壬 午 天武 11 白鳳 11白鳳 12 645 前 丁 巳後 戊 午 推古推古 56 645 乙 巳 大化 1 告貴告貴 54 683 後 甲 戌前 癸 酉 天武天武 32 683 癸 未 天武 12 白鳳 13白鳳 14 646 前 己 未後 庚 申 推古推古 78 646 丙 午 大化 2 告貴告貴 76 684 後 丙 子前 乙 亥 天武天武 54 684 甲 申 天武 13 白鳳 15白鳳 16 647 前 辛 酉後 壬 戌 推古推古 109 647 丁 未 大化 3 願転願転 21 685 後 戊 寅前 丁 丑 天武天武 76 685 乙 酉 天武 14 白鳳 17白鳳 18 648 前 癸 亥後 甲 子 推古推古 1112 648 戊 申 大化 4 願転願転 43 686 後 庚 辰前 己 卯 天武天武 89 686 丙 戌 朱鳥 1 白鳳 19白鳳 20 649 前 乙 丑後 丙 寅 推古推古 1314 649 己 酉 大化 5 光元光元 21 687 後 壬 午前 辛 巳 天武天武 1011 687 丁 亥 持統 1 白鳳 21白鳳 22 650 前 丁 卯後 戊 辰 推古推古 1516 650 庚 戌 白雉 1 光元光元 43 688 後 甲 申前 癸 未 天武天武 1213 688 戊 子 持統 2 白鳳 23朱雀 1 651 前 己 巳後 庚 午 推古推古 1718 651 辛 亥 白雉 2 光元光元 65 689 後 丙 戌前 乙 酉 朱鳥天武 141 689 己 丑 持統 3 朱鳥朱雀 21 652 前 辛 未後 壬 申 推古推古 1920 652 壬 子 白雉 3 定居定居 21 690 後 戊 子前 丁 亥 持統持統 12 690 庚 寅 持統 4 朱鳥朱鳥 23 653 前 癸 酉後 甲 戌 推古推古 2122 653 癸 丑 白雉 4 定居定居 43 691 後 庚 寅前 己 丑 持統持統 34 691 辛 卯 持統 5 朱鳥朱鳥 45 654 前 乙 亥後 丙 子 推古推古 2324 654 甲 寅 白雉 5 定居定居 65 692 後 壬 辰前 辛 卯 持統持統 56 692 壬 辰 持統 6 朱鳥朱鳥 67 655 前 丁 丑後 戊 寅 推古推古 2526 655 乙 卯 斉明 1 定居倭京 71 693 後 甲 午前 癸 巳 持統 7 693 癸 巳 持統 7 朱鳥朱鳥 89 656 前 己 卯後 庚 辰 推古推古 2728 656 丙 辰 斉明 2 倭京倭京 23 694 後 丙 申前 乙 未 持統 8 694 甲 午 持統 8 大化大化 12 657 前 辛 巳後 壬 午 推古推古 3029 657 丁 巳 斉明 3 倭京倭京 45 695 後 戊 戌前 丁 酉 持統 9 695 乙 未 持統 9 大化大化 34 658 前 癸 未後 甲 申 推古推古 3231 658 戊 午 斉明 4 仁王仁王 12 696 前 己 亥後 庚 子 持統 10 696 丙 申 持統 10 大化大化 56 659 前 乙 酉後 丙 戌 推古推古 3334 659 己 未 斉明 5 仁王仁王 34 697 後 壬 寅前 辛 丑 文武 1 697 丁 酉 文武 1 大化大化 78 660 前 丁 亥後 戊 子 推古推古 3536 660 庚 申 斉明 6 仁王仁王 56 698 後 甲 辰前 癸 卯 文武 2 698 戊 戌 文武 2 大化大長 91 661 前 己 丑後 庚 寅 舒明舒明 12 661 辛 酉 斉明 7 聖徳聖徳 12 699 後 丙 午前 乙 巳 文武 3 699 己 亥 文武 3 大長大長 23 662 前 辛 卯後 壬 辰 舒明舒明 34 662 壬 戌 天智 1 聖徳聖徳 34 700 後 戊 申前 丁 未 文武 4 700 庚 子 文武 4 大長大長 45 663 前 癸 巳後 甲 午 舒明舒明 56 663 癸 亥 天智 2 聖徳聖徳 56 701 後 庚 戌前 己 酉 大宝 1 701 辛 丑 大宝 1 大長大長 67 664 前 乙 未後 丙 申 舒明舒明 78 664 甲 子 天智 3 僧要僧要 12 702 後 壬 子前 辛 亥 大宝 2 702 壬 寅 大宝 2 大長大長 89 665 後 戊 戌前 丁 酉 舒明舒明 109 665 乙 丑 天智 4 僧要僧要 34 703 後 甲 寅前 癸 丑 大宝 3 703 癸 卯 大宝 3 :阿毎多利思北孤=日出処天子=磐井の在位期間(推定) ※逸年号は「二中歴」をベースに「海東諸国記」で補正し、『大長』は「最後の九州年号―「大長」年号の史料批判―」  (古賀達也http://www.urutasigaku.jp/jfuruta/kaihou77/koga7701.html)を参考に、自然先紀による配置試案。

(7)

28 「日本」昔ばなし外伝 ――あるいはディスカバー「日本」其之五 『遣隋使』はなかった 28 と考えられてきたものが倭暦だと七〇〇年になる。その直後の記事 「文武大宝元辛丑」つまり七〇一年と時間的に整合する……。干支 が逆戻りしてるけど翌年のことだったんだ」 「優秀ですね、その後輩さん。でもそうなると……」   長谷部の表情が曇った。 「和銅元年に亡くなった柿本佐留は別人ってことになる。梅原猛さ んの「人麻呂=猿丸大夫」説が成り立たない……」 「まあ、彼女ブログもやってるから暇な時に見てやってくれよ」   塔子は我が事のように相好を崩した。 「本名は教えてやらんけどハンドル・ネームなら良いか。ネット上 とオフ会で使ったのが気に入っちゃったらしくてそのまま使ってる んだけど「スモモ次郎」って検索かければ出てくる筈」   一瞬、何かが長谷部の脳内で爆ぜた。 「スモモ次郎ー?」 〔飾画№ 84・№ 85参照〕   フロアの視線が一斉に彼に集中したが、幸運なことにそれは別の 『ざわ…ざわ…』で掻き消された。   FMがイントロで唐突に切られ、何事もなかったかのように演歌 が 始 ま っ た の だ が、 切 ら れ た 曲 が『 TSUNAMI 』 だ っ た こ と に フ ロ アの誰もが気付いていた――。    ――(つづく) 参考サイト ・「古代史の道」―1:古代史の再検討―   http://blogs.yahoo.co.jp/jk2hri2/20586015.html ・大宝以前の逸年号―逸年号論序説―   http://www2.odn.ne.jp/~cbe66980/Main/NENGO.htm ・最後の九州年号   ―「大長」年号の史料批判―   古賀達也   http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/kaihou77/koga7701.html ・二つの試金石   九州年号金石文の再検討   古賀達也   http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/kyusyune/koga02ko.html ・『 失 わ れ た 九 州 王 朝 』 ― 天 皇 家 以 前 の 古 代 史( ミ ネ ル ヴ ァ 書 房 ) 2010年2月刊行   古代史コレクション2   朝日文庫版   ―あとがき に代えて   補章   九州王朝の検証   古田武彦   http://www.furutasigaku.jp/jfuruta/tyosaku5/kensyou6.html 〈参照書籍〉 ・「日本書紀(下)   全現代語訳」宇治谷孟著(講談社学術文庫 834)     1998年8月10日   第1刷、2007年4月 20日   第 38刷 ・「萬葉集」鶴久/森山隆編   ㈱おうふう(桜風社)   昭和 47年4月 10日初 版、昭和 52年5月 10日補訂版、平成7年3月 20日重版 ・「旧唐書倭国日本伝 ・ 宋史日本伝 ・ 元史日本伝」和田清 ・ 石原道博編訳(岩 波 文 庫 33 -402 -1)   岩 波 書 店   1 9 5 6 年 9 月 25日 第 1 刷、 1 9 8 1 年 7月 10日第 24刷 ・「 新 訂  魏 志 倭 人 伝・ 後 漢 書 倭 伝・ 宋 書 倭 国 伝・ 隋 書 倭 国 伝  ― 中 国 正 史 日 本 伝( 1) ―」 石 原 道 博 編 訳( 岩 波 文 庫 33 -401 -1)   岩 波 書 店   1 9  51年 11月5日第1刷、1985年5月 16日 48刷新訂版、2009年7 月 15日第 79刷 ・「 BRAINS  ― コ ン ピ ュ ー タ に 賭 け た 男 た ち ―   第 一 部  苦 難 の 開 拓 者 た ち( 2) 」 原 作・ 伊 藤 智 義 / 漫 画・ 久 保 田 眞 二( ヤ ン グ ジ ャ ン プ コ ミ ッ クスBJ)   集英社   1997年4月 23日第1刷

参照

関連したドキュメント

8) de Tommaso M, et al:The puzzle of fibromyalgia between central sensitization syndrome and small fiber neuropathy:a narrative review on neurophysiological and

Wro ´nski’s construction replaced by phase semantic completion. ASubL3, Crakow 06/11/06

ニホンジカはいつ活動しているのでしょう? 2014 〜 2015

3. 利用者の安全確保のための遊歩道や案内板などの点検、 応急補修 4. 動植物の生息、 生育状況など自然環境の継続的観測および監視

代表取締役CEO 金島弘樹 問合せ先:06-6105-0315

『手引き 第 1 部──ステーク会長およびビショップ』 (2010 年),8.4.1;『手引き 第 2 部──教会の管理運営』 (2010 年),.

ここでは 2016 年(平成 28 年)3

The first clinical study was initiated by Professor Shigeatsu Endo(Iwate Medical University, Japan);it demonstrated that sepsis patients have higher presepsin levels compared