• 検索結果がありません。

文化財担当者研修のすすめ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "文化財担当者研修のすすめ"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

独立行政法人 国立文化財機構

奈良文化財研究所

文化財担当者研修のすすめ

〜よりよい文化財行政のために

平成 29 年1月版

研修案内 URL http://www.nabunken.go.jp/fukyu/kensyu.html

奈良文化財研究所 「文化財担当者研修のすすめ〜よりよい文化財行政のために」 平成 29 年1月版 連絡先・問合せ先 (〒630-8577 奈良市佐紀町 247-1 奈良文化財研究所総務課総務係 0742-30-6733)

写真:在りし日の旧研修棟と

   現在の研究所仮庁舎多目的利用室    (平成 30 年春開庁をめざして新庁舎を建設中)

(2)

奈良文化財研究所

 特別史跡平城宮跡のかたわらに所在する奈良 文化財研究所(通称:奈文研)は、国立博物館、東 京文化財研究所とともに独立行政法人国立文化財 機構を構成する、日本を代表する文化財関連の調 査研究機関です。

 昭和27年に設立された奈良国立文化財研究所 を前身とし、「文化財行政に資する研究をおこなう」

をモットーに、奈良県下の恵まれた歴史的環境に包 まれながら、考古学、保存科学や年輪年代学などの 考古科学、建造物、文化的景観、計測修景など、不 動産文化財を中心とする文化財を対象とした最先 端の調査と研究をおこなっています。

文化財担当者研修

 昭和41年から文化財保護委員会(現・文化庁)と共催し ていた発掘調査研修がはじまりです。昭和49年からは奈文 研に設置された埋蔵文化財センターが引き継いで開催し てきました。現在は、奈文研の研究分野の広がりと、行政が 対応すべき文化財の多様化にともなって、埋蔵文化財ばか りでなく、古文書、災害痕跡、文化的景観などの研修もおこ なう「文化財担当者研修」として実施しています。昭和49年 から、平成27年までの累計受講者数は9146人。昨年度の 受講者は171人で、99%の方々から、「有意義だった」、「役 に立った」との御回答を受けています。

 この研修は、文化庁とも連携しながら、全国の地方公共 団体の文化財担当職員を受け入れ、最先端の研究にもと づく講義と実習を通じて受講者のスキルアップを図り、各地 の文化財行政の足腰を強め、その一層の向上と充実につ なげることを企図しています。また、開講課程や内容は随時 変更し、その時々に各地の地方公共団体が抱える課題に 対応させています。講師は、奈文研の研究職員のほか、各 分野での第一人者、時には文化庁文化財調査官が務めま す。

 研修後のアフターケアも万全で、課題や疑問に対しては、

研修担当者・担当室が親身に対応いたします。また、同じ研 修を受講したことをきっかけに、奈文研や同様の課題を抱 える全国の担当職員との間にネットワークが生まれ、これを 通じて、問題意識が共有され、課題の解消のヒントやアドバ イス、ノウハウを得られることもしばしば。これも研修受講のメ リットの1つです。

課程紹介

出土品管理・活用課程(2017年7月10日〜14日)/遺跡情報記録調査課程(2017年9月12日〜15日)

出土品管理・活用課程 出土品管理・活用課程は、平成29年度に新たに開講されるものです。出土品 を展示したいけれどもノウハウがないので、展示に関する研修を行ってほしい、という声をよく聞きます。こ の研修はそうした声に応えたものです。

 講義としては、まずは活用の前提になる、出土品・記録類の適正な管理と出土品や埋蔵文化財の活 用全般について概観します。そして、メインテーマである出土品の展示に関する研修に流れていきます。

そこでは、講義、見学とともに、受講者自身が抱える資料を材料にしたワークショップ的なものも行ってみ たいと考えています。

 今回の研修を担当する展示企画室では、平城宮跡資料館での様々な展覧会を通じ、出土品の展示 方法の研究と実践を重ねてきました。それらをもとに実り多い研修をおこないたいと考えております。

遺跡情報記録調査課程 発掘調査は遺跡 に関する情報が発生する最大の機会です。

適切な記録を作成し、分析を行い結果の公 表をしつつ、基本情報を長く保存し続けなく てはいけません。この研修では、地理情報シ ステム(GIS)や三次元計測の応用について 学びながら、考古情報のデータベース化とそ の公開・活用を考えます。

 情報のデジタル化が進展することによっ て、分析活用の分野は発展していますが、記 録の維持保管はかえって困難になるという事 態が生じています。その点について正しく理 解して対策を講じていくことが大切なのです。

基礎から応用まで一通り学ぶことができ、大変 有意義であった。

どの講義も非常に良い刺激を受けました。景観 復原に必要な情報が分かりやすくまとめられて いて良いと思いました。簡単にはできないと思い ますが、実践につなげていきたいと思います。

講義のコンセプトと講義内容がリンクしていて今 後ひとつずつつなげていきたいと考えています。

受講生の声

平成27年度地質考古調査課程のみなさん

参照

関連したドキュメント

北区では、外国人人口の増加等を受けて、多文化共生社会の実現に向けた取組 みを体系化した「北区多文化共生指針」

十条冨士塚 附 石造物 有形民俗文化財 ― 平成3年11月11日 浮間村黒田家文書 有形文化財 古 文 書 平成4年3月11日 瀧野川村芦川家文書 有形文化財 古

「地方債に関する調査研究委員会」報告書の概要(昭和54年度~平成20年度) NO.1 調査研究項目委員長名要

当財団では基本理念である「 “心とからだの健康づくり”~生涯を通じたスポーツ・健康・文化創造

この大会は、我が国の大切な文化財である民俗芸能の保存振興と後継者育成の一助となることを目的として開催してまい

に文化庁が策定した「文化財活用・理解促進戦略プログラム 2020 」では、文化財を貴重 な地域・観光資源として活用するための取組みとして、平成 32

が多いところがございますが、これが昭和45年から49年のお生まれの方の第二

昭和 61 年度から平成 13 年度まで環境局が実施した「水生生物調査」の結果を本調査の 結果と合わせて表 3.3-5 に示す。. 平成