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「混声合唱を楽しむ」

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Academic year: 2021

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高等学校 芸術科(音楽)学習指導案

広島県立広島国泰寺高等学校 林 隆一郎 1 日 時 平成12年10月8日 第5・6校時 2 題材名 「混声合唱を楽しむ」(第2学年) 3 題材について 充実した合唱活動を展開するためには,「発声の基本」を身に付けさせるとともに,視唱力の伸 長を図りながら,生徒一人一人に美しい響きに対する問題意識をもたせることが大切である。 また,「合唱における基本と表現の工夫」をさせるためには,歌詞を十分理解させることが重要 である。なぜならば,そのことにより演奏に抑揚が生まれてくるからである。 そこで,合唱活動を通して,主体的な学習態度を育成し,生徒一人一人の創造的な表現の能力を 伸ばしたいと考え,本題材を設定した 指導に当たっては,これまでの学習体験に基づき,生徒一人一人が一層主体的に活動できる場を 設定し,充実した学習をさせるように配慮していきたい。 4 指導目標 ○ 美しい響きで合唱するための諸条件を考えさせるとともに,そのことの実践を通して合唱に よる表現の喜びを味わわせる。 ○ 歌詞の鑑賞を通して内面的な理解を深めさせることにより,生徒一人一人の意欲的,主体的 な学習活動の育成を図る。 ○ 合唱のための基本的な技能を身に付けさせるとともに,曲にふさわしい表現の工夫をさせる。 5 教材 「Amazing Grace(アメージング・グレース)」 外国曲 「大地讃頌」(混声合唱のためのカンタータ『土の歌』から) 大木惇夫作詞 佐藤 眞作曲 4 年間指導計画(2単位70時間) 月 表現(歌唱) 鑑賞 4月 入学式合唱隊 国歌斉唱 校歌披露 混声合唱「Amazing Grace」 「Amazing Grace」 5月 中間試験四重唱「Amazing Grace」 ビデオ 1999 芸術鑑賞会「広島交響楽団」 6月 混声合唱「大地讃頌」 合唱祭で合唱隊「Amazing Grace」「大地讃頌」 エリザベト音楽大学パイプオルガン見学 トッカータとフーガニ短調他 7月 平和公園慰霊碑前で「Amazing Grace」献歌 原爆資料館見学 9月 国民文化祭ひろしまテーマソング「未来の風」 混声合唱「消えた八月」 二部合唱「未来の風」 混声合唱「消えた八月」 10 月 中間試験四重唱「消えた八月」 11 月 県高校総合文化祭〈合唱の部〉参加演奏 国民文化祭オープニング参加「未来の風」合唱 県高校総合文化祭〈合唱の部〉 ビデオ「アマデウス」,松江大会の授業 12 月 「ハレルヤコーラス」 モーツァルトとフォーレの「レクィエム」 1月 「ハレルヤコーラス」 2月 「主よ人の望みの喜びよ」 ビデオ昨年度の卒業式 3月 卒業式合唱隊 国歌・校歌斉唱 「蛍の光」他

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2 5 指導の展開 (◆は評価) 指導内容 学 習 活 動 指導上の留意点と評価の観点 (第1次) ○ 楽曲構成の 理解 ○ 歌詞の内容 の把握 ○ 表現の工夫 (1) ○『大地讃頌』 の鑑賞 ○『大地讃頌』の歌詞の内容に着目しな がら,曲全体を四つの部分に分ける。 ○ 歌詞を音読し,気が付いたことや 感じたことをメモする。 ○ 各部分ごとに,歌詞の内容や,強 弱記号等の楽語の意味に気を付けな がら,演奏上の表現方法について考 え,それを楽譜に書き込む。 ○ 『大地讃頌』を鑑賞し,自分の考 えた表現上の工夫が,曲にふさわし いものかどうか考え,新たな発見が あれば楽譜に書き込む。 ○ 多様な表現が可能であることを理 解する。 ◆ 歌詞のまとまりと曲の段落と一 致していることに気が付いたか。 ◆ 歌詞の内容が把握できたか。 ◆ 楽譜に忠実な演奏表現が考えら れたか。 ○ 自分の考えた表現方法が,演奏 の中でどの程度確認できたかとい う点に着目させる。 ◆ 多様な表現が可能であることを 理解できたか。 (第2次) ○ 発声練習 ○ パート練習 ○ 全体練習 ○ 発声時の姿勢を相互に指摘し合い ながら発声練習を行う。 ○ パートリーダーを中心に練習する。 ○ 部分ごとに全体練習する。 ○ 姿勢,腹式呼吸などを確認しな がら進める。 ◆ 姿勢や呼吸を正しくできたか。 ○ 各パートを巡回し,適切な助言 を与える。 ◆ 協力し合ってパート練習が行わ れているか。 ◆ パート練習の成果が生かされて いるか。 (第3次) ○ 表現の工夫 (2) ○ 四重唱 ○ 全体練習 ○ 曲にふさわしい発声や表現の方法と 練習方法を検討する。 ○ パート練習の後,四重唱をお互いに 発表し合い,それを録画する。 ○ 改善点を,パートごとに確認しなが ら全体練習を行う。 ○ 改善項目を明らかにし,達成の 目標を明確にさせる。 ◆ 改善点を意識しながら歌ってい るか。 ◆ これまでの過程を生かして積極 的な表現がみられるか。 (第4次) ○ 前次までの 復習 ○ 表現の工夫 (3) ○ 表現のまと め ○ 呼吸法や発声の基本練習をする。 ○ 『大地讃頌』を全曲合唱する。 ○ 改善点や未改善点をパートごとに指 摘し合い,発表する。 ○ パート練習,全体練習を行い,仕上 げをする。 ○ 『大地讃頌』を全曲合唱し,録音・ 録画する。 ○ これを鑑賞しながら,これまでの変 容について意見を交換する ○ 達成目標をもって練習させる。 ○ 発声や響き,表現などについて 適切な助言をする。 ◆ 適切な練習が行われているか。 ◆ 深い表現の喜びを味わうことが できたか。

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音楽学習カード

年 組 番 氏名 曲 名 開始 平成 年 月 日( ) 完成 平成 年 月 日( ) 「目標」 授業の始めに,学習の目標をもって学習しよう。 「評価」 授業の終わりに,今日の合唱を振り返ってみよう。そして,自分の気持ちによくあてはま る番号に○印を付けよう。 評価の規準:1まったくあてはまらない 2すこしはあてはまる 3まあまああてはまる 4おおいにあてはまる 目 標 (歌い方のポイント10 か条) 評 価 1 歌う曲の内容を理解し,曲のイメージをもって歌おう。 1−2−3−4 2 自分のパートの音程をしっかりつかみ,主旋律を生かした歌い方を工夫しよう。 1−2−3−4 3 曲想を生かし,曲の山や聴かせどころを工夫しよう。 1−2−3−4 4 母音をよく響かせ,子音は聞こえにくいのではっきり発音しよう。 1−2−3−4 5 伸ばす音が短くならないようにブレスの仕方を工夫しよう。 1−2−3−4 6 地声で歌わないように注意し,のどをよく開けて柔らかい頭声で歌おう。 1−2−3−4 7 お互いのパートをよく聴き合い,みんなで声をそろえて歌おう。 1−2−3−4 8 素晴らしい演奏をするには,男性が低音部を意欲的に歌おう。 1−2−3−4 9 曲を理解し,その曲にふさわしい表情(顔)が自然に出るように心掛けよう。 1−2−3−4 10 指揮・伴奏・歌が一体となって,聴く人の心に響く合唱を作り上げよう。 1−2−3−4 ※ 美しい響きで表現するために,どういうことが大切だと気が付いたか。 ※ 合唱を通して,自分なりに達成できたこと,自分なりに変わったこと。

参照

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英国のギルドホール音楽学校を卒業。1972

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