(1)(2) 県民の皆様には、平素から警察諸活動に対し、ご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、平成 27 年の県下の治安情勢を顧みますと、犯罪情勢については、刑法犯認知件数が大きく減少し、
戦後最少となったほか、特殊詐欺の被害額も一昨年から半減するなど、数値面では改善の成果を上げるこ
とができました。しかしながら、殺人事件等の凶悪事件が発生したほか、県民の体感治安に影響する放火や、
住宅対象侵入窃盗事件も増加するなど、情勢は依然として予断を許すものではありません。
一方、交通事故情勢については、昨年は年初から交通死亡事故が激増し、一時は非常事態とも言うべき
状況にありました。組織を挙げた懸命の取組みにより、交通事故死者数は前年と同数、また、発生件数及
び負傷者数は前年より大幅に減少しました。しかし、人口当たりの交通事故死者数は、依然として全国平
均を大きく上回っており、引き続き厳しい状況にあります。
こうした情勢を踏まえ、香川県警察では、本年の運営指針を「県民の期待と信頼に応える力強い警察」
と定め、県民の皆様一人一人が安全・安心を実感できる香川を目指して、県警察の総力を挙げて取り組む
ことといたしました。
県民の皆様におかれましては、なお一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
香川県警察本部長
木 下 慎 哉
平成27年 秋の全国交通安全運動出発式
(3)「さぬきの 安 全 2016白書」
目 次
写真で見る 平成27年中の出来事
1
主要施策1 子供・女性・高齢者を守る取組の推進
主要施策2 総合的な犯罪抑止対策の推進
主要施策3 サイバー犯罪対策の推進
主要施策4 非行少年を生まない社会づくりの推進
主要施策5 良好な生活環境を守るための対策の推進
主要施策1 悪質性・危険性の高い違反の取締りの徹底
主要施策2 高齢者や自転車利用者等に対する交通安全教育の推進
主要施策3 交通事故の起きにくい交通環境の整備
主要施策1 重要犯罪等の徹底検挙
主要施策2 組織犯罪等の徹底検挙
主要施策1 防災対策の推進
主要施策2 テロの脅威等への対処
主要施策1 県民の視点に立った警察活動の推進
主要施策2 警察活動を支える人的基盤の充実・強化
主要施策3 警察機能の最大限の発揮に向けた組織基盤の強化
1 香川県公安委員会の紹介
2 香川県警察の概要
重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
5
「香川県警察安全・安心実現のための行動計画」の推進状況
4
重点施策2 重要犯罪・組織犯罪等の徹底検挙
11
重点施策3 安全な交通社会の実現
15
重点施策4 災害・テロ等緊急事態対策の推進
20
重点施策5 強い警察を確立するための治安基盤の整備
23
香川県警察のしくみ
27
表紙写真/「交通事故ゼロ!∼守り抜く さぬきの安全∼」 撮影者:香川県職員 新延 育未
香川県警察「第3回広報用写真コンクール」優秀作品
(4)月
3
March
月
2
February
月
1
January
高松市内の国道 11 号において、普通乗用車が高速道路
の橋脚に衝突し、若者5人が一度に犠牲となる大変痛まし
い交通事故が発生しました。
若者5人が犠牲となる交通死亡事故の発生
香川県出身の落語家桂こけしさんを一日通信指令長に委
嘱し、110 番通報の適切な利用の呼び掛けや、高齢者向け
の振り込め詐欺等の被害防止を題材にした落語寄席を開催
するなど「110 番の日」を広く県民に周知しました。
「110番の日」一日通信指令長
香川県警察音楽隊の定期演奏会として初めて開催した演
奏会で、音楽隊のドリル演奏等のほか、警察官による広報
寸劇や術科訓練を披露しました。また、警察職員で結成し
た「KP合唱団」が、音楽隊の伴奏でホールに歌声を響か
せました。
第1回香川県警察音楽隊演奏会 香川県警ハートフル・フェスタの開催
高松市内で女子中学生を被害者とする誘拐等事件が発生
し、認知当日に潜伏先の大阪市内のビジネスホテルで被疑
者を逮捕しました。
交通事故、交通取締り、交通規制及び交通安全教育等の
情報を地図上に表示できるよう交通事故分析システムの高
度化を図りました。
これにより、緻密な交通事故分析に基づく効果的な交通
事故抑止対策を推進しています。
香川・大阪にわたる児童誘拐等事件の検挙
統合情報地図情報システム(GIS)の導入
写真で見る
写真で見る
平成27年中の出来事
平成27年中の出来事
月
4
April
治安情勢に的確に対応し、県警察全体の機能強化を図る
ため、中讃地区の拠点となる警察署の施設整備を推進し、
丸亀警察署と善通寺警察署を統合し、新たな「丸亀警察署」
を開設しました。
丸亀警察署の開設
(5)月
5
May
月
6
June
月
7
July
香川県議会議員選挙、5市4町の首長・議会議員選挙の
施行に伴い、警察本部及び県下各警察署に違反取締本部を
設置し、違反取締りを実施しました。
第18回統一地方選挙違反取締りの実施
伊勢志摩サミット等に向けた諸対策として、県内漁業協
同組合等に対して、国際テロ対策への理解と、不審船舶等
発見時の通報等の協力を依頼しました。
官民一体となった日本型テロ対策
中学生と少年警察補導員(少年警察ボランティア)が協
働し、少年の規範意識や万引き防止気運の醸成を図ること
を目的に、「万引きのないまちづくりミーティング」を開催
しました。
万引きのないまちづくりミーティングの開催
だまされた振り作戦による現金受取役被疑者の検挙を端
緒にアジトを摘発し、特殊詐欺の犯行グループを壊滅しま
した。
息子を騙る特殊詐欺事件の検挙・アジトの摘発
刑事部及び小豆警察署は、会社社長夫婦で自身の両親を
殺害した男を強盗殺人で逮捕しました。
(凶器投棄現場の捜索状況)
土庄町における社長夫婦殺人事件の検挙
香川県内で活動する、職域吹奏楽団3団体(陸上自衛隊
第 14 音楽隊、香川県警察音楽隊、高松市役所吹奏楽団)
の合同コンサートを開催しました。各団体の個性あふれる
演奏のほか、総勢約 100 人による迫力ある合同演奏で、会
場につめかけた約 1,200 人の観客を魅了しました。
マリンビューコンサート in サンポートの開催
ストーカーや配偶者暴力など人身の安全に関わる事案に対
し、より迅速・的確に対処するため、警察本部に人身安全対
策課を新設しました。また、通信指令の一体的運用を行い、
複雑・多様化する警察事象に対する初動捜査を強化するため、
警察本部の通信指令室を改編し通信指令課を新設しました。
人身安全対策課・通信指令課の新設
(6)月
11
November
月
9
September
月
8
August
月
10
October
月
12
December
高齢者が被害の大半を占める、振り込め詐欺をはじめと
する特殊詐欺の被害を防止するため、高齢者宅の電話機に、
警告メッセージを発してその通話内容を録音する「通話自
動録音機能」を備えた「振り込め詐欺撃退装置」を無償貸
与して設置しました。
振り込め詐欺撃退装置の無償貸与
伊勢志摩サミットに先立ち、高松市で開催される「G7
香川・高松情報通信大臣会合」に向けて、警備対策室を設
置しました。
G7香川・高松情報通信大臣会合警備対策室の発足
テロ企図者等の入国を阻止する水際対策として、高松空
港着の国際便に不審者が乗機していたとの想定で訓練を実
施しました。入国管理局と税関職員による不審者に対する
徹底検査、臨場警察官による職務質問などの実戦訓練を行
い、関係機関との連携強化を図りました。
水際対策訓練の実施
随意契約で便宜を図った見返りに、業者から賄賂金を受
け取っていた香川高等専門学校職員を収賄被疑者として、
業者を贈賄被疑者として逮捕しました。
(捜査本部の状況)
香川高等専門学校職員らによる贈収賄事件の検挙
救出救助能力の向上と自衛隊、消防及び DMAT※
等関係
機関との連携強化を目的に、浜田香川県知事や金髙警察庁
長官等視察のもと、中国・四国管区警察局と共催で広域緊
急援助隊等災害警備訓練を実施しました。
※「DMAT(Disaster Medical Assistance Team)」・・・ 災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム
平成27年度中国・四国管区合同広域緊急援助隊等災害警備訓練の実施
近い将来に発生が予想される南海トラフ大地震等の災害
に備え、初めて香川・岡山県警合同の交通規制訓練を瀬戸
中央自動車道与島パーキングエリアで実施しました。
香川・岡山合同交通規制訓練の実施
高松市内の市営住宅で発生した元暴力団員らによる拳銃
発砲事件を検挙し、拳銃1丁を押収しました。
元暴力団組員らによる拳銃発砲事件の検挙
(7)KA
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「
香川県警察安全・安心実現のための行動計画」の推進状況
県警察では、「香川県警察安全・安心実現のための行動計画」を平成 26 年度に策定し、28 年度までの3年間を計画
期間として、県民や関係機関等とともに力強い警察活動を推進し、県民の皆様一人一人が安全・安心を実感していただけ
るよう、香川の治安の更なる向上を目指しています。
同計画に基づき、27 年度中に取り組んだ各施策の主な推進状況について、次のとおり取りまとめました。
県民が安全・安心を
実感できる
香川を目指して
子供・女性・高齢者を守る取組の推進
総合的な犯罪抑止対策の推進
サイバー犯罪対策の推進
非行少年を生まない社会づくりの推進
良好な生活環境を守るための対策の推進
重要犯罪等の徹底検挙
組織犯罪等の徹底検挙
防災対策の推進
テロの脅威等への対処
県民の視点に立った警察活動の推進
警察活動を支える人的基盤の充実・強化
警察機能の最大限の発揮に向けた組織基盤の強化
悪質性・危険性の高い違反の取締りの徹底
高齢者や自転車利用者等に対する交通安全教育の推進
交通事故の起きにくい交通環境の整備
犯 罪 の
起きにくい
社 会 づくりの
推 進
重 要 犯 罪・組 織
犯 罪 等 の
徹 底 検 挙
災 害・テロ等
緊 急 事 態
対 策 の 推 進
安 全 な
交 通 社 会 の
実 現
強 い 警 察を
確 立 するための
治 安 基 盤 の 整 備
詳細については香川県警察ホームページをご覧下さい。
http : //www.pref.kagawa.lg.jp/police/
香川県警察
検 索
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目標
数値目標の達成状況
刑法犯認知件数は、平成 26 年に増加に転じましたが、27 年は 7,212 件(前年比△ 18.1%)と大きく減少し、
戦後最少となるなど、数値面では改善の成果を上げることができました。
しかしながら、県民の体感治安に影響する住宅対象侵入窃盗やひったくり事件が増加するなど、情勢は依然として
予断を許すものではありません。
県警察では、県民の不安感を払拭し、安全・安心を確保するため、制服警察官を中心としたパトロール等の街頭活
動の強化を始め、関係機関・団体と連携して、防犯意識の高揚や防犯環境の整備など、検挙と抑止の両面から、犯罪
の起きにくい社会づくりを強力に推進します。
施策と主な取組
主要施策1 子供・女性・高齢者を守る取組の推進
1 ストーカーや DV など恋愛感情等のもつれに起因する暴力的事案に対し、被害者等の安全確保を最優先とし、迅速
かつ的確に対応します。
⃝ ストーカーや配偶者暴力事案等に対しては、被害者やその家族の生命・身体の安全確保を最優先として、避難措置
等の保護対策を徹底するとともに、加害者に対し、刑罰法令に違反する行為に対する検挙措置やストーカー規制法※
に基づく警告等を実施しました。
※「ストーカー規制法」…ストーカー行為等の規制等に関する法律
1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
重点施策
地域住民、自治体等関係機関・団体と協働し、自主防犯活動の活性化や防犯環境の整備に努め、地域の犯罪
抑止力を高めるとともに、社会の不安要因となっているDV・ストーカー事犯や振り込め詐欺等の特殊詐欺、
インターネットを悪用したサイバー犯罪等への対策を強化することにより、犯罪の発生を抑止し、犯罪の起き
にくい社会をつくります。
人口当たり刑法犯認知件数
策定時(H25 年)
全国 24 位
➡
➡
実績値(H27 年)
全国 26 位
目標値(H28 年)
全国 20 位以内
【 刑法犯認知件数と全国順位 】
20,000
15,000
10,000
5,000
0
刑法犯認知件数 全国順位(人口当たり)
(件)
1
10
20
30
40
(順位)
34
H17
32
H18
29
H19
25
H20
25
H21
26
H22
25
H23
27
H24
32
26
24
H25 H26
H27
16,997
14,640
13,010
11,425 10,884
10,432
9,198 8,849 8,340 8,802
7,212
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重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
【検挙事例】
◆ 被害者に対して一方的に好意の感情を抱いたものの、交際を断られたことから、被害者の自宅及び勤務先を徘
徊し、つきまとい等を繰り返していた男性をストーカー規制法違反で検挙しました。
2 子供や女性対象の性犯罪を防止するため、その前兆となる声掛け等の検挙等に努めるとともに、子供・女性の防犯意
識の向上を図ります。
⃝ 子供や女性を対象とする性犯罪等の未然防止を図るため、人身安全対策課を中心に、その前兆とみられる声掛け、
つきまとい等の行為者を検挙又は指導警告するなど先制・予防的活動を推進しています。
【検挙事例】
◆ 下校中の女生徒を狙った痴漢事件が連続発生したことから、子供・女性安全対策係を投入して男性を香川県迷
惑行為等防止条例違反で検挙しました。
3 学校におけるいじめ問題や児童虐待に対し、関係機関と緊密に連携し、早期把握に努めるとともに、迅速的確に対
応します。
⃝ いじめ問題については、少年相談活動等のほか、学校等との連携を強化し、いじめの早期把握に努めるとともに、
事案の重大性、緊急性等を踏まえた迅速的確な対応を推進しました。また、スクールサポーターによる小・中学生に
対するいじめ防止の非行防止教室を実施し、いじめに対する少年の規範意識の醸成を図りました。
⃝ 児童虐待事案については、児童相談所等の関係機関と連携し、事案の早期発見と児童の安全確認及び安全確保を最
優先とした対応に努めました。また、悪質事犯については、積極的な事件化を図りました。
【検挙事例】
◆ 内妻の長男 ( 当時 9 歳 ) 及び次男 ( 当時 7 歳 ) に暴行を加え、怪我をさせた男性を傷害事件で検挙しました。
4 振り込め詐欺等の特殊詐欺を防止するため、高齢者に重点を置いた広報啓発活動や関係機関等と連携した各種被害
防止対策を推進します。
⃝ 金融機関と連携して、多額の現金を引き出しに来た高齢者を対象に窓口で「預金小切手」の利用を勧めたり、詐欺
被害の可能性が認められる場合に警察署に通報するなど、詐欺被害を未然に防止する「預手プラン」を実施しました。
⃝ 過去に特殊詐欺被害に遭った高齢者等の自宅電話機に、発信者に警告メッセージを発してその通話内容を録音する
通話録音装置(振り込め詐欺撃退装置)を無償貸与して設置し、詐欺犯人からの電話がつながりにくい環境を整備し
ました。
⃝ 社会全体での抵抗力を強化するため、「官・民・学」一体となった「特殊詐欺撲滅ネットワーク会議」を開催し、
金融機関職員等による水際阻止事例の発表や、高齢者に関わりの深い団体職員等による意見交換を実施しました。
⃝ 金融機関等の窓口担当職員を対象とした「声掛け訓練」を実施したほか、金融機関や県婦人団体連絡協議会等と連
携して被害防止キャンペーンや出前型防犯教室等の被害防止対策を実施しました。
【発生特徴】
◆ 平成 27 年中の県下における振り込め詐欺等特殊詐欺は 95 件発生し、被害総額は約2億 4 千万円にのぼります。
前年に比べ、認知件数・被害総額ともに大幅に減少しましたが、依然として架空請求詐欺や息子や警察官を騙る
オレオレ詐欺の被害が多発しています。
特殊詐欺撲滅ネットワーク会議 振り込め詐欺撃退装置設置支援事業
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主要施策2 総合的な犯罪抑止対策の推進
1 地域安全情報等を適時適切に発信するとともに、各種防犯教室やキャンペーン等の広報啓発活動を推進し、県民の
防犯意識や社会の規範意識の高揚に努めます。
⃝ 香川県警察メールマガジン「安全・安心ヨイチメール」、「ヨイチスマートメール」により、犯罪や事故に関する情
報を配信したほか、広報啓発資料「安全・安心まちづくり NEWS」を県警ホームページに掲載して、不審者情報、
特殊詐欺の最新手口や各種犯罪の被害防止に関する情報を提供しました。
⃝ 新入学女子大学生等を対象にした護身術等の防犯研修会の開
催や、中学生やボランティア等と連携した自転車盗被害防止等
のキャンペーンを実施し、防犯意識の高揚に努めました。
⃝ 万引きが起きにくい店舗づくりを促進するため、「香川県万
引き防止対策協議会」に参画する店舗を対象とした「万引き防
止啓発指導者研修会」を開催し、未然防止のための声かけや定
期的な店員教育の重要性を確認し合い、事業者同士の意見交換
等を実施しました。
2 地域の犯罪発生状況に応じ、効果的な警察活動を展開するほか、引き続き「香川県警察セーフティプロジェクト」
を推進し、防犯ボランティア団体に対する犯罪情報の提供や青色防犯パトロール活動等の支援を実施するとともに、こ
れら団体と連携した犯罪抑止活動を推進します。
⃝ 犯罪の多発する地域・時間帯に重点を置いたパトロール等を
行い、犯罪の未然防止や取締りに努めました。
⃝ 「香川県警察セーフティプロジェクト」の構成員である「セー
フティポリス(SP)」の協力を得て「特殊詐欺被害防止キャン
ペーン」、「万引き防止キャンペーン」等の活動を行いました。
⃝ 青色防犯パトロール車の普及・拡大のため、青色回転灯等の防
犯パトロール用品を無償貸与するなどの支援を行いました。
3 関係機関等と連携し、各種防犯対策の普及や防犯カメラ等の設
置促進に努めるなど、防犯環境の整備を推進します。
⃝ 犯罪の抑止や防犯意識の高揚を図るため、犯罪の多発地域で
ある高松市と丸亀市の繁華街に、警察が管理する街頭防犯カメ
ラを設置し、運用を開始しました。
⃝ 街頭防犯カメラ設置後の半年間の活用状況を県警ホームペー
ジに掲載して、画像データの検索及び提供件数等の情報を公表
しました。
防犯キャンペーン
特殊詐欺被害防止キャンペーン
街頭防犯カメラの設置
重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
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主要施策3 サイバー犯罪対策の推進
1 サイバーパトロールを強化して、違法・有害情報の排除を促進するとともに、不正アクセス事犯等悪質事犯に重点
指向した取締りを推進します。
⃝ サイバーパトロールを強化して違法・有害情報の把握に努め、インターネットバンキングに係る不正送金事犯をは
じめ、他人の ID・パスワードを収集し悪用する不正アクセス事犯、ファイル共有ソフトを利用した児童ポルノ事犯等、
悪質かつ社会問題化している事犯に重点指向した取締りを推進しました。
【検挙事例】
◆ ファイル共有ソフト「Perfect Dark」を使用して、テレビドラマをインターネット上で公開していた男性を著
作権法違反で検挙しました。
◆ インターネットオークションサイトで、会社の商標に似たロゴを使用して電子地図ソフト等を不正出品してい
た男性2人を商標法違反で検挙しました。
◆ 女性のスマートフォンに無断で遠隔操作アプリをインストールし、位置情報や通話履歴等を取得していた男性
を不正指令電磁的記録供用で検挙しました。
◆ ファイル共有ソフト利用に係る児童ポルノ事犯の集中取締りを実施し、平成 27 年中に児童ポルノ公然陳列等
により被疑者6人を検挙しました。
2 サイバー犯罪被害を防止するため、関係機関等と連携し、県民が被害に遭わないための情報セキュリティに関する
知識の普及に努めます。
⃝ 学校、PTA、教育委員会等と連携し、児童・生徒をインターネット上の
有害情報から守り、利用上のトラブルを防止するための情報モラル教育を推
進しました。
⃝ 県下の小・中学生を対象にネットの安全利用のための非行防止教室を実施
したほか、各種会合や学校行事等に警察官が出向いてサイバー犯罪の実態や
その対策等についての周知を行う「サイバーセキュリティカレッジ」を開催
しました。
⃝ 携帯電話事業者等に対し児童・生徒が使用するスマートフォン等へのフィ
ルタリングの普及を強く働きかけるなど、青少年に対するサイバー犯罪の被
害防止対策を推進しました。
サイバーセキュリティカレッジ
児童ポルノ禁止法違反で押収したパソコン等
重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
情報処理推進機構(IPA)と連携した
標語・ポスター・4コマ漫画コンクール
情報セキュリティイベント
香川県情報セキュリティ連絡ネットワーク会議
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3 犯行形態が高度化・複雑化するサイバー犯罪に的確に対応するため、捜査員の知識・技術の向上など対処能力の向
上に努めます。
⃝ 情報通信技術に関し、高度かつ最新の知識を有する民間事業者と連携して捜査員の知識・能力の向上を図ったほか、
犯罪情勢に即した装備資機材の整備・拡充に努め、サイバー犯罪に対する対処能力を強化しています。
主要施策4 非行少年を生まない社会づくりの推進
1 非行少年や不良行為少年等の立ち直りのため、親子カウンセリングによる指導助言や各種体験活動等の各種支援活
動を推進します。
⃝ 周囲の環境や自身に問題を抱え非行に走りかねない少年に対して、保護者の同意を得た上で、親子カウンセリング
を活用した継続的な指導・助言を実施しています。また、少年
警察ボランティアの協力を得て、農作業等の体験活動を通じた
立ち直り支援活動を推進しています。
⃝ 平成 27 年中は「いちご栽培」や「農作業」のほか、スポー
ツ活動、学習支援として「夏休み塾・冬休み塾」等の体験活動
を実施しました。
2 関係機関等と連携し、非行防止教室を開催するとともに、少年の自発的な非行防止活動を支援するなど、少年の規
範意識の向上に努めます。
⃝ 絶対に非行をしないという強い心を育てるため、スクールサポーターを各学校に派遣し、「非行防止教室」を小学
4年生、小学6年生及び中学2年生を対象に実施しました。少年の万引き防止対策の強化を図るため、どの学年の授
業でも万引き防止について学習しました。また、小学6年生と中学2年生の授業ではネットの安全利用といじめの防
止についても学習しました。
⃝ 中学生自らが非行防止に関する啓発活動を行う「かがわマ
ナーアップリーダーズ活動」には、55 校 3,862 人が登録し、
各種非行防止キャンペーン、あいさつ運動、環境美化活動等、
各中学校の創意溢れる活動が展開されました。また、リーダー
ズ登録校の協力を得て、万引き防止啓発CMを制作して、県内
のケーブルテレビで放映したほか、香川県警ヨイチ・ムービー
「STOP! 万引き」を制作し、県警ホームページ及び YouTube
へ掲載して万引きの防止を呼びかけました。
重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
民間事業者によるサイバーセキュリティ講習 サイバー犯罪捜査専科教養
体験活動による地域社会や大人との絆づくり
万引き防止啓発CMの撮影風景
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3 少年を取り巻く有害環境を浄化するため、実態に応じた指導取締りや関係機関等と連携した広報啓発活動を推進し
ます。
⃝ スマートフォン等の普及を踏まえた児童の犯罪被害やトラブルを防止するために、ネットのモラル啓発ポスター「君
は知っているはずネットを使うルールやマナー」を制作し、県下全ての小・中・高等学校及び特別支援学校に配付し
ました。
⃝ 少年による危険ドラッグ等薬物乱用防止のため、各小・中・高等学校及び特別支援学校等で、薬物乱用防止教室を
開催したほか、関係機関等と連携した薬物乱用防止キャンペーンを実施しました。
主要施策5 良好な生活環境を守るための対策の推進
1 高齢者等の社会的弱者を狙った悪質商法等、県民生活を脅かす生活経済事犯に対して、関係機関等と連携し、被害
実態の早期把握、取締りの強化に努めるとともに、被害の未然・拡大防止のための広報啓発活動を推進します。
⃝ 悪質商法事犯、ヤミ金融事犯、食の安全に係る事犯等に対しては、関係機関・団体と連携した被害実態の早期把握
に努め、早期事件化や広域にわたる事犯の取締りを強化するとともに、被害の未然・拡大防止のための広報啓発活動
等を推進しました。
⃝ ヤミ金融事犯や利殖勧誘事犯等の被害回復や被害拡大防止のため、金融機関に対する被害現金の振込先に利用され
た預貯金口座の凍結依頼等の犯罪インフラ対策を積極的に実施しました。
【検挙事例】
◆ 年金受給者等を対象に高金利で貸し付けていたヤミ金業者を貸金業法違反及び出資の受け入れ、預り金及び金
利等の取締りに関する法律違反で検挙しました。
◆ 医師を騙り、腫瘍が完治するなどと嘘をついて患者を騙し、治療費名目で現金を詐取していた無免許医師を詐
欺及び医師法違反で検挙しました。
2 産業廃棄物事犯等の環境犯罪に対して、関係機関等と連携し、不法投棄等の早期発見、悪質な違反の早期取締りに
よる事案の拡大防止に努めるとともに、環境犯罪の未然防止を図るための広報啓発活動を推進します。
⃝ 一般・産業廃棄物の不法投棄事犯をはじめとする県民の健康を脅かす可能性が高い事犯に対しては、環境行政部局
等関係機関・団体と連携し、事案の早期検挙と被害の拡大防止に努めました。
【検挙事例】
◆ 他人の所有地に産業廃棄物を不法投棄した解体業者を廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反で検挙し
ました。
重点施策1 犯罪の起きにくい社会づくりの推進
薬物乱用防止教室
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OLICE
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GA
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目標
数値目標の達成状況
刑法犯認知件数は、平成 27 年は前
年と比べて大幅に減少して戦後最少を
記録し、刑法犯検挙率は 45.0%(前
年比+ 5.8 ポイント)と前年を上回
り、数値目標を達成することができま
した。
重要犯罪※
認知件数は、年間 100
件前後で推移し、検挙率は 12 年連
続 80.0%以上の高い検挙率を維持し
ており、27 年は 97.8%(前年比+
11.9 ポイント)と前年を上回り、数
値目標を達成することができました。
※「重要犯罪」・・・ 殺人、強盗、放火、強姦、
略取誘拐、人身売買及び強制わいせつの手口
をいう。
今後も事件認知後の素早い立ち上が
りにより、十分な捜査体制を確立する
とともに、各種捜査支援システムの有
効活用等により客観証拠を確実に収集
して、被疑者の徹底検挙を図っていき
ます。
重点施策2 重要犯罪・組織犯罪等の徹底検挙
科学技術や情報分析技術を活用した捜査の高度化等を図り、犯罪を徹底検挙するとともに、暴力団を始めと
する犯罪組織の壊滅に向けた取締りの強化と社会が一体となった暴力団排除を推進し、安全で安心な社会を実
現します。
刑法犯検挙率
策定時(H25 年)
42.1%
➡
➡
実績値(H27 年)
45.0%
※目標達成
目標値(H28 年)
45.0%以上
重要犯罪検挙率
策定時(H25 年)
82.8%
➡
➡
実績値(H27 年)
97.8%
※目標達成
目標値(H28 年)
85.0%以上
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
刑法犯検挙率 全国順位
(%)
1
10
20
30
40
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
H27
35
28
21
23
9
12
13 13
29.0
35.5 38.0
43.5 43.7 44.2
42.7
9 8
10
(順位)
44.2 45.0
42.1
39.2
【 刑法犯検挙率と全国順位 】
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
重要犯罪検挙率 全国順位
(%)
1
10
20
30
40
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
H27
3
6
13
3 2 2 2
90.6
84.8
93.9
91.4 98.5
92.03 96.5 3
11
(順位)
100.0
82.8 85.9
97.8
100.0
82.8 85.9
5
97.8
【 重要犯罪検挙率と全国順位 】
(15)KAGAWA P
PO
O
OLICE
施策と主な取組
主要施策1 重要犯罪等の徹底検挙
1 殺人、強盗等の重要犯罪が発生した場合は、警察官を大量動員して迅速・的確な初動捜査を行い、犯人の早期検挙
を図ります。
⃝ 殺人、強盗等の重要犯罪が発生した場合は、事件発生直後に最大限の警察官を投入するなど、県警察の総力を挙げ
て初動捜査を行い、被疑者の早期検挙と事件解決を図りました。
⃝ 平成 27 年は、女子中学生被害の未成年者誘拐事件、土庄町内における殺人事件等を検挙し、重要犯罪の高い検挙
率を維持しました。
2 空き巣、ひったくり等の重要窃盗犯は、多角的な捜査手法を駆使して徹底検挙を図ります。
⃝ 平成 27 年中の窃盗犯認知件数は 5,017 件(前年比△ 878 件(△ 14.9%))、検挙件数は 2,116 件(前年比
△ 81 件(△ 3.7%))、検挙率は 42.2%(前年比+ 4.9 ポイント)に上昇しました。
⃝ 平成 27 年中の重要窃盗犯※
認知件数は 603 件(前年比△ 75 件(△ 11.1%))、検挙件数は 380 件(前年比△
33 件(△ 8.0%))、検挙率は 63.0%(前年比+ 2.1 ポイント)に上昇しました。
⃝ 重要窃盗犯発生現場における綿密な実況見分、証拠収集等の捜査活動と各種分析強化により犯人を早期に検挙した
ことなどから、重要窃盗犯の認知件数は減少しています。
※ 「重要窃盗犯」・・・ 窃盗犯のうち、侵入盗、自動車盗、ひったくり及びすりの手口をいう。
3 贈収賄事件等の政治的・構造的不正を追及するとともに、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺撲滅に向けた取締り
の強化を図ります。
⃝ 組織的情報収集活動と計画的な内偵捜査の推進等により、香川高等専門学校職員らによる同校発注工事を巡る贈収
賄事件を検挙しました。
⃝ だまされた振り作戦からの突き上げ捜査等により、犯行拠点を摘発し、息子を騙る横領金補填名下の特殊詐欺事件
の中枢被疑者を含む犯行グループを検挙しました。
4 複雑・広域・巧妙化する犯罪に的確に対応するため、各種捜査支援システムの活用等初動捜査の高度化を推進します。
⃝ 初動捜査においては、素早い立ち上がりと最大限の捜査員を投入し、現場周辺での犯人を検挙、証拠物及び目撃者
の確保、的確な現場保存に努めました。
⃝ 各種捜査支援システムを積極的に活用したプロファイリングにより、犯行予測や容疑者の割出しに努めました。
5 客観的な証拠収集のため、現場鑑識活動を徹底するとともに、DNA型鑑定等の科学捜査力の強化を図ります。
⃝ 重要犯罪等の発生に際しては、最新の鑑
識資機材を装備する本部機動鑑識班と県下
各署の鑑識係を集中運用し、綿密な現場観
察と徹底した鑑識資料(犯罪現場等に残さ
れた指掌紋、足痕跡、DNA型鑑定資料等)
の収集により数多くの事件検挙に貢献しま
した。
現場鑑識活動 指紋採取状況
(16)WA
A PO
OLICE
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KA
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AW
⃝ 現場活動においては、必要に応じて警察犬を出動させており、現在警察本部の「直轄警察犬」3 頭と民間に委嘱し
た「嘱託警察犬」20 頭が「臭いの捜査官」として活躍中です。
⃝ 現場等から採取した資料について高度な科学技術を駆使した鑑定を実施しており、その中でも、個人の識別精度が極
めて高い DNA 型鑑定は、客観証拠による犯人の特定や犯行状況の立証を行う上で重要な役割を果たしています。
主要施策2 組織犯罪等の徹底検挙
1 暴力団や関連企業等の実態解明、取締りを徹底するとともに、地域住民等と連携し、社会が一体となった暴力団排
除を推進します。
⃝ 指定暴力団六代目山口組及び神戸山口組傘下組織を始めとする暴力団の弱体化・壊滅に向け、組織や関係企業等の
実態解明を推進するとともに、あらゆる法令を駆使した取締りや各種事業からの暴力団排除対策を徹底するなど、総
合的な暴力団対策を推進しました。
⃝ 香川県暴力追放運動推進センターや自治体、暴力団排除活動団体との連携を強化し、暴力団の資金源を剥奪するため、
繁華街での暴排ローラーを実施したほか、「暴力団排除推進旬間」を設定し、地域住民の暴力団排除の重要性について
関心と理解を深めるための暴排キャンペーンを行うなど、社会が一体となった暴力団排除を推進しました。
2 薬物・銃器犯罪の取締りを徹底するとともに、関係機関と連携した薬物乱用防止の啓発活動等を推進します。
⃝ 海上保安庁等の取締機関と定期的に連絡会を開催するなど連携を強化し、密
輸・密売事犯に関する情報の共有化を図るとともに、公募優秀作品を活用して
銃器追放ポスターを作成配布し、違法銃器根絶に向けた広報啓発活動を推進し
ました。
⃝ 薬物需要者である末端乱用者及びインターネット等を利用した薬物供給源で
ある密売人等を徹底検挙するとともに、社会問題化した危険ドラッグ対策とし
て香川県薬務感染症対策課等と連携した香川県危険ドラッグ対策連絡会を開催
するなど総合的な対策を推進しました。
平成27 年度銃器追放ポスター最優秀賞
重点施策2 重要犯罪・組織犯罪等の徹底検挙
捜索状況 DNA型鑑定の状況
暴排ローラー作戦 暴排キャンペーン
(17)KAGAWA P
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OLICE
【検挙事例】
◆ 高松市内の自宅等において、大規模に大麻草を栽培していた男性2人を大麻取締法違反で検挙し、大麻草 45
株と乾燥大麻約 200g を押収しました。
⃝ 県下各署において許可銃砲の一斉検査を実施するとともに、猟銃所持者等に対して、適正な銃砲の取扱いと保管・
管理の徹底を図るために、定期的に講習会を開催しました。
⃝ 薬物乱用防止の意識高揚を図るために、小・中学校及び高等学校等において、生徒、教職員及び保護者を対象にし
た薬物乱用防止教室やロールプレイングを行ったほか、関係機関と連携したキャンペーンや薬物乱用防止広報車を活
用した広報啓発活動を実施しました。
3 国際組織犯罪の実態解明や事件検挙を徹底し、犯罪インフラの解体や犯罪収益の剥奪等を図ります。
⃝ 犯罪のグローバル化・犯罪インフラ対策室を中核として、外国人犯罪組織の情報共有化と実態解明を進め、ベトナ
ム人グループによる組織窃盗事件、中国人らによる偽造の在留カード行使事件等の犯罪インフラ事件を検挙しました。
また、関係機関・事業者と連携して各種制度やサービス等が犯罪に悪用されない環境づくりを推進しています。
⃝ 高松入国管理局等の関係機関と連携を図り、不法滞在者の実態把握を推進し合同摘発や取締りを実施した結果、中
国人らを出入国管理及び難民認定法違反で検挙しました。
栽培されていた大麻草
重点施策2 重要犯罪・組織犯罪等の徹底検挙
大量窃取した着衣等 精巧に偽造された在留カード
(18)W
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A
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目標
数値目標の達成状況
平成 27 年中の県内の交通事故による死者数
は、一時、前年と比べて倍増ペースで推移してい
ましたが、最終的に前年と同数の 52 人で、人口
10 万人当たりの死者数は、全国ワースト7位と
なりました。
人身交通事故発生件数は、7,823 件 ( 前年比
△ 1,119 件(△ 12.5%))、負傷者数は 9,551
人(前年比△ 1,493 人(△ 13.5%))といず
れも減少し、2年連続で数値目標を達成すること
ができました。
このように、交通事故情勢については、発生件
数、負傷者数ともに減少傾向にあるものの、人口
当たりの死者数は依然として全国平均を大きく上
回っており、「高齢者の被害」、「交差点・夜間の
発生」という従来の傾向に加えて、若者の無謀運
転による重大事故が多発するなど、依然として厳
しい状況が続いています。
県警察では、交通事故発生状況や交通安全活動
の実施状況等を一つの地図上に表示できる「地図
情報システム」等を活用した緻密な交通事故分析
に基づき、交通事故抑止に資する交通指導取締り
の強化、県民一人ひとりに届く交通安全教育の推
進、関係機関・団体等と連携した交通事故の起き
にくい交通環境の整備等、総合的な交通安全対策
を推進します。
重点施策3 安全な交通社会の実現
県下の交通事故の特徴を踏まえ、高齢者や自転車の交通事故防止対策を重点的に進め、人口当たりの交通事
故死者数や人身事故発生件数が全国ワースト上位である現状から脱却し、安全な交通社会を実現します。
人口当たり交通事故死者数
策定時(H25 年)
全国 43 位(ワースト 5 位)
➡
➡
実績値(H27 年)
全国 41 位(ワースト 7 位)
目標値(H28 年)
全国中位(24 位)以内
人身交通事故発生件数
策定時(H25 年)
10,101 件
➡
➡
実績値(H27 年)
7,823 件
※目標達成
目標値(H28 年)
9,000 件以下
120
110
100
90
80
70
60
50
40
交通事故死者数 全国ワースト順位
(人)
1
10
20
30
40
9
H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
H27
16
9 7
4
10
2 1
1 1
86
75
96
78
61
70
65
76
5
8
(順位)
81
55
52 52
【 交通事故死者数と全国順位 】
16,000
15,000
14,000
13,000
12,000
11,000
10,000
9,000
8,000
7,000
人身交通事故発生件数 全国ワースト順位
(件)
1
10
20
30
40
1
H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26
1 1 1 1 1 1
2
13,359 13,449
12,902
12,243
11,794 11,722 11,795
11,213
2 2
1
(順位)
10,637
10,101
8,942
H27
7,823
4
【 人身交通事故件数と全国順位 】
(19)KA
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施策と主な取組
主要施策1 悪質性・危険性の高い違反の取締りの徹底
1 飲酒運転や信号無視等重大事故に直結する悪質性・危険性の高い違反の取締りを徹底します。
⃝ 交通事故分析の結果に基づき、交通事故の多発する時間帯・
路線等を中心に制服警察官が街頭に立ち、飲酒運転、無免許運
転、著しい速度超過等の悪質性・危険性の高い違反、交通事故
に直結する信号無視等の交差点関連違反、地域住民からの要望
を踏まえた迷惑性が高い駐車違反に重点を置いた取締りに努め
ました。
2 駐車違反や爆音を伴う暴走族等迷惑性の高い違反の取締りを徹底します。
⃝ 「駐車監視員活動ガイドライン」に基づき、駐車監視員によ
る放置車両確認事務の適切かつ円滑な運用による使用者責任の
追及を強化し、駐車秩序の確立を図りました。
⃝ 暴走族等を根絶するために、関係各部門と連携した「暴走を
しない、させない環境づくり」等の啓発活動を推進するととも
に、あらゆる法令を適用して暴走族等の検挙に努めました。特
に危険性の高い共同危険行為等の禁止違反や迷惑性の高い騒音
関係違反の取締りを強化しました。
3 交通事故時の被害の軽減を図るため、シートベルトの着用及びチャイルドシートの使用に係る取締りを徹底します。
⃝ 交通事故による被害を軽減するシートベルトの着用やチャイ
ルドシートの使用促進のための広報啓発活動を推進するととも
に、シートベルト装着義務違反等の取締りを強化しました。
4 適正かつ緻密な交通事故事件捜査を推進するとともに、交通事故被害者等の心情に配意した適切な支援を推進します。
⃝ 死亡事故、重体事故、ひき逃げ事件等の発生に際しては、迅
速な初動捜査を行うとともに、極めて悪質性・危険性の高い違
反を伴う交通事故については、危険運転致死傷罪の適用を視野
に入れた組織的かつ重点的な捜査を推進しました。
⃝ 重大事故の発生当初から犯罪被害者支援室と緊密な連携をと
りながら、交通事故被害者等の心情に配意した支援を行いまし
た。
重点施策3 安全な交通社会の実現
交通事故捜査員による現場鑑識活動
暴走族等の取締り
広報啓発活動の推進
白バイによる取締り活動
(20)W
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主要施策2 高齢者や自転車利用者等に対する交通安全教育の推進
1 交通事故の実態を踏まえ、子供から高齢者まで、その特性に応じた参加・体験型の交通安全教育を推進します。
⃝ 幼児、小・中学生及び高校生対策
幼児、小・中学生及び高校生に対しては、その特性に応じた参加・体
験型の交通安全教育を推進しました。特に幼児、小学生には交通安全に
興味を持つようにするため、視聴覚教材等を活用した交通安全教室を開
催し、中・高校生に対しては、スタントマンによる交通事故再現教室や、
正しい交通ルールとマナーを問う「自転車検定」等、学校と連携した交
通安全教室を開催しました。
⃝ 高齢者対策
高齢者が、歩行中や自転車乗用中に犠牲となる交通事故の割合が高いことから、出前型、参加・体験型の交通安
全教育を充実させるため、「交通安全教育推進隊」による交通安全教育車「まなぶちゃん」等を活用した交通安全
教室を開催したほか、地域の実情に詳しい自治会役員等を「高齢者安全・安心指導員」に委嘱し、高齢者世帯を訪
問して個別指導や反射材の直接貼付活動等を展開するとともに、公民館長等を交通安全サポーターに委嘱し、高齢
者への交通安全情報の提供等を行いました。また、各地区の包括支援センターのケアマネージャー介護員の方と連
携した高齢者への反射材の直接貼付活動を進めています。
夜間外出の危険性を知っていただくため、高齢者やその家族に反射材の着用効果を実際に体験してもらう交通安
全教室「セーフティナイトスクール」を開催しました。
「敬老の日」前後において、小学生の孫が反射材入りの交通安全メッセージカードを作成して、祖父母等に郵送し、
子どもと高齢者双方の交通安全意識の高揚と反射材の普及促進を図る「孫の手作戦」パート5を実施しました。
⃝ 運転者に対する再教育の充実等
「交通安全教育推進隊」による各種交通安全教育機材を活用した参加・体験型の交通安全教育を企業や自治体等
に出向いて行うなど、運転者教育の充実を図りました。
運転免許の更新時において、70 歳以上の方を対象とした高齢者講習では、実車運転や検査器材による検査結果
に基づいた指導を行い、65 ∼ 69 歳の方を対象としたシニア安全学級では、四輪・二輪運転シミュレーターや夜
間視力計等の機器を活用して、加齢に伴う身体機能の低下を自覚してもらうなど、運転者の再教育の充実を図りま
した。
運転免許センターにおいて、病気や加齢等により自動車等の運転に不安を感じている運転者からの申出等により、
自動車等の運転に関する運転適性相談を実施しました。
重点施策3 安全な交通社会の実現
「孫の手作戦」パート5
「セーフティナイトスクール」の開催
高齢者安全・安心指導員の世帯訪問活動
スタントマンによる自転車事故再現教室
(21)KA
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ICE
申請による運転免許の取消し(自主返納)制度や県が実施する自主返納者優遇制度について周知するなど、運転
免許返納者への支援強化に努めました。
2 県民の交通安全意識の向上を図るため、関係機関等と連携し、交通安全活動や広報啓発活動を推進します。
⃝ 各期の交通安全運動期間を中心に関係機関 ・ 団体等と連携した交通安全
活動を実施したほか、本県の交通事故の実態を県民の心に深く強く訴える
テレビCMを制作・放映するなど、効果的な広報啓発活動を推進しました。
3 自転車利用者に対し、交通教室の開催等を通じて交通ルールの遵守や交通マナーの向上に努めます。
⃝ 自転車を利用するあらゆる年齢層に対し、「自転車安全利用五則」を始
めとする交通ルールの周知等の交通安全教育を推進しました。
低年齢層からの交通安全教育が重要であることから、小学生に対して
は、基本的な交通ルールと自転車の正しい乗り方を指導するため、自転
車教室や子ども自転車大会を開催しました。また、自転車シミュレータ
等を活用した参加・体験型の自転車教室を開催しました。
高校生は、近い将来、車両の運転免許を取得し、交通社会の一員とな
るプレ・ドライバーであることから、交通参加者としての自覚と交通安
全意識の高揚を図るため、実技 ・ 学科講習を受講した高校生に自転車運
転免許証を交付する「高校生自転車運転免許証制度」を県下5校で実施
しました。
平成 27 年6月1日から導入された自転車の悪質違反者に対する「自
転車運転者講習制度」の周知に努めました。また、自転車保険への加入
促進を図るため、自転車事故の高額賠償事例を用いた交通教室や広報活
動を行いました。
⃝ 学校や教育委員会と連携し、通学路等における街頭指導を定期的に実施
しました。
⃝ 社会人等に対して、自主的に交通マナーを守る自転車利用者を育てるた
め、「思いやり」の心を持った自転車利用を促進する「かがわスマートサ
イクリスト運動」を展開しました。また、自治体や企業の職員が率先して
自転車ルールを守り、交通事故防止を心掛ける「自転車通行マナーアップ
モデル事業所」への参加促進に取り組んだ結果、県内 58 事業所が登録さ
れました。
重点施策3 安全な交通社会の実現
シニア安全学級(四輪シミュレータ)
運転適性相談
交通安全教育推進隊の交通安全教育
交通安全啓発用テレビCM
自転車シミュレータの活用
高額賠償事例を用いた広報活動
(22)W
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主要施策3 交通事故の起きにくい交通環境の整備
1 生活道路や通学路における安全を確保するため、関係機関等と連携し、通行車両の速度抑制や交通環境等の整備を
推進します。
⃝ 生活道路や通学路における児童等の安全を確保するため、道路管理者等と連携した交通安全総点検(春∼ 17 校区・
秋∼3校区)を実施しました。
⃝ 歩行者等の安全を確保するため、特定区域内の最高速度 30 キロに規制する「ゾーン 30」を新たに8地区(累計
17 地区)指定し、道路管理者と連携して交差点標示・路側帯の整備等の安全対策を行いました。
⃝ 高齢者や障害者等が道路を安全に横断できるように、横断可能時間と待ち時間を表示する機能を持ったバリアフ
リー対応型信号機を整備するなど、安全で安心な歩行空間の整備に努めました。
⃝ 速度超過しやすい路線において、速度超過の車両を感知すれば、その先の信号機で、車両を停止させる速度感応型
信号機を設置しました。
2 交通事故の発生状況等を勘案し、道路標識・標示の高輝度・カラー化や信号機の設置等効果的な交通安全施設の整
備を推進します。
⃝ 運転者や歩行者に見やすく分かりやすい道路標識・標示の整備事業として、道路標識・標示の高輝度・カラー化を
推進しました。
⃝ 自治体・道路管理者等の関係機関と連携した総合現地診断を実施し、交通事故多発地点等における信号機の設置、
一時停止規制の実施、減速マークや道路照明灯等を整備しました。
⃝ 信号灯器の LED 化等、見やすく分かりやすい信号機の整備を進めています。
⃝ 交通事故の起きにくい円滑化に配意した信号制御やタイムリーな道路交通情報を提供するための交通管制センター
の高度化を図りました。
重点施策3 安全な交通社会の実現
速度感応型信号機
ゾーン30(区域入口表示) バリアフリー対応型信号機
(経過時間表示)
道路管理者等と連携した交通事故
多発地点等の総合現地診断
一時停止規制の高輝度化・カラー化 新交通管制センターの整備
(23)KAGAW
WA P
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IC
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目標
平成 27 年は、関東・東北豪雨による鬼怒川決壊など、全国各地で大規模な自然災害が発生しました。本県におい
ても、過去に死者を伴う大規模土砂災害や高潮被害などが発生しており、この種災害は十分に起こりうることを意識
して、自治体等関係機関・団体と連携し、管内の危険箇所等について再点検を行うとともに、各種災害現場を想定し
た実戦的訓練を重ね、効果的な防災対策を推進します。
また、27 年1・2月、シリアにおいて「ISIL」と称するイスラム過激派組織が日本人2人を拘束して殺害、
日本もテロの標的であると示唆していることや、 フランス・パリにおいて同時多発テロ事件が発生するなど、国内外
での国際テロの危険性が非常に高まっています。各種テロやサイバー攻撃等に対し、関係機関や民間事業者、地域住
民などと連携し、幅広い情報収集と分析、重要施設の警戒、水際対策等を強化するとともに、各種訓練等を通じた対
処能力の向上に努めます。
施策と主な取組
主要施策1 防災対策の推進
1 災害警備本部の指揮能力を高めるために実戦訓練を行うとともに、警察署施設の改善・整備、備蓄物資の拡充等を
行い、初動警察態勢を強化します。
⃝ 災害発生を想定した警備本部の立ち上げ訓練や、警察署が機能不全に
陥った場合の代替施設への移転訓練を行うなど、災害警備本部等の迅速な
確立と指揮機能強化に努めました。
2 自治体・関係機関等と連携し、災害対策等の不断の見直しを行うとともに、各種の合同訓練を通じて危険箇所や避
難場所の点検確認と地域住民への周知を行うなど、対策の有効性を高めます。
⃝ 警察署と自治体との協議会等において、被害想定の見直しに伴う災害対
策の再検討等を行うとともに、地域防災計画に基づいて、自治会、自主防
災会、学校等地域の方々と一体となった避難誘導訓練のほか、警察活動の
パネル展や、避難場所・避難経路、危険箇所等の点検確認等を行って、住
民の方々の防災意識の高揚に努めました。
⃝ 大規模災害を想定し、中四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練や、取壊
し予定の施設を使った警察・消防との合同災害警備訓練、県災害対策本部
運営訓練に参加し、県・自治体や関係機関等との災害現場における対応要
領の確認・点検を行い、連携を強化しました。
重点施策4 災害・テロ等緊急事態対策の推進
近い将来、発生が予想される南海トラフ巨大地震等の大規模自然災害への防災対策に万全を期すとともに、
イスラム過激派等による国際テロ、右翼及び極左暴力集団等によるテロ等重大事件を未然に防止し、政府機関
や民間企業を狙ったサイバー攻撃を抑止します。
災害警備本部設置訓練
小学校の避難訓練
(24)WA P
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AW
3 資機材操作訓練、他府県警察との合同訓練等を計画的に実施するとともに、部隊活動に必要な装備資機材等を整備
して、災害警備能力の向上に努めます。
⃝ 大規模地震・風水害を想定した中国・四国管区合同広域緊急援
助隊等災害警備訓練を本県で開催し、国や県、自衛隊、消防等関
係機関との連携を図るとともに、各警察署において資機材操作訓
練を実施する等、被災者の救出救助方法の練度を高めました。
⃝ 災害発生時に、各部隊が効率的かつ継続的に救出・救助活動を
行うために必要な、投光器やチェーンソー等救出救助用装備資機
材の整備を図るなど、災害対処能力の向上に努めました。
4 緊急交通路を確保するために交通規制計画等の不断の見直しを行うとともに、予備電源装置の設置等発災時にも機
能する交通安全施設を計画的に整備します。
⃝ 大規模災害が発生した場合に、災害応急対策に資するため、緊急交通路の確保や緊急通行車両の標章交付訓練等を
他県警や道路管理者、ライフライン事業者と連携して実施し、大規模災害発生時の交通対策の強化を図りました。
⃝ 災害が発生した場合においても安全・円滑な道路交通を確保するため、交通監視用カメラや交通情報板の交通安全
施設を更新整備しました。
⃝ 災害時の停電に伴う信号機の機能停止を防止するため、予備電源として信号機電源付加装置を主要幹線道路の重要
な交差点に追加整備しました。
主要施策2 テロの脅威等への対処
1 情報収集と分析を強化するとともに、爆発物原料販売事業者等に対する管理者対策や空港・港湾水際危機管理チー
ムと連携した水際対策等を実施して、国際テロの未然防止に努めます。
⃝ 国際テロを未然に防止するため、旅館・ホテル、インターネッ
トカフェ等に対する不審者来店時の対応要領の指導や、爆発物原
料等の取扱事業者・各種学校等に対する適正な保管や不審購入者
への対応要領の指導等、官民一体となった対策を行うとともに、
幅広い情報の収集と分析に努めました。
⃝ 高松入国管理局、坂出税関支署、高松海上保安部等の関係機関
と連携した国際海空港対策や、通関業者、フェリー会社等と連携
した海岸線監視体制を確立するなど水際対策を強化しました。
⃝ 高松入国管理局等の関係機関と連携し、不法滞在者の摘発、不
法滞在や偽装滞在を助長する犯罪の取締りを強化しました。
重点施策4 災害・テロ等緊急事態対策の推進
中国・四国管区合同広域緊急援助隊等災害警備訓練
爆発物原料の販売事業者対策
交通監視用カメラ 交通情報板
(25)KAGAW
WA P
PO
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OLI
IC
CE
E
2 サイバー攻撃の予兆を把握するための情報収集、重要インフラ事業者等との情報共有や共同対処訓練等を行い、事
案の未然防止と被害の拡大防止に努めます。
⃝ サイバーセキュリティに知見を有する有識者との連携により、
サイバー攻撃に係る攻撃者、使用ツール等の実態解明につながる
情報を収集しました。
⃝ 重要インフラ事業者等で構成するサイバー攻撃対策協議会や先
端技術を有する事業者等に対する個別訪問において、サイバー攻
撃やサイバーセキュリティに関する情報提供、民間有識者による
講演、参加事業者間の意見交換や情報共有を行いました。さらに、
サイバー攻撃セミナーやサイバー攻撃事案を想定した対処訓練を
実施するなど事案対処能力の向上を図りました。
3 右翼による銃器犯罪や資金源犯罪、悪質な街頭宣伝活動等の取締りを強化するとともに、極左暴力集団の非公然ア
ジトの発見に向けた対策を推進します。
⃝ 平成 27 年中、県内では右翼による大規模街宣が行われ、法令に基づく 暴騒音に対する停止命令 を行いました。
また、右翼によるテロ・ゲリラ事件の抑止のため、不穏動向の把握や資金源犯罪の取締りに努め、恐喝事件等により
右翼構成員 11 人(前年比△6人(△ 35.3%))を検挙しました。
⃝ 平成 27 年中、県内では極左暴力集団によるテロ・ゲリラ事件
の発生はありませんでしたが、同年4月 28 日未明、神奈川県内
の米陸軍キャンプ座間を狙った飛翔弾発射事件が発生しており、
関連情報の収集と政府関連施設等への警戒警備を強化しました。
また、県民の理解と協力を得ながら、非公然アジト摘発のため
のアパートマンションローラーを推進するとともに、違法行為の
封圧に向けた情報収集を図りました。
4 情勢に応じ、公共交通機関及び電力等の重要インフラ施設等の警戒警備を強化するとともに、ハイジャック訓練等
の実戦的訓練を実施して、テロへの対処能力の向上に努めます。
⃝ 公共交通機関や重要インフラ施設のほか、フランス・パリにおける同時多発テロ事件においてターゲットとなった
大規模集客施設等の管理者に対する注意喚起を行うとともに、施設周辺でのパトロールを行うなど、警戒警備を強化
しました。
⃝ 関係機関と合同で、高松空港でのハイジャック事案を想定した訓練や、高松港でのテロ対策総合訓練等を行い、参
加機関相互の役割や連携要領等について確認しました。
⃝ 集団警備力の中核部隊である機動隊においては、爆発物処理、潜水及び NBC(核・生物・化学物質)テロ対策等
の機能別訓練を重ねるなど、緊急事態への対処能力の向上を図りました。
重点施策4 災害・テロ等緊急事態対策の推進
香川県サイバー攻撃対策協議会
暴騒音条例違反の取締り
高松空港ハイジャック対処訓練 高松港テロ対策総合訓練
(26)WA P
POLICE
KA
A
AG
GA
AW
重点施策5 強い警察を確立するための治安基盤の整
備
備
目標
施策と主な取組
主要施策1 県民の視点に立った警察活動の推進
1 県民からの意見・要望等に真摯に対応し、適切な警察業務への反映に努めます。
⃝ 県民の皆様から寄せられた相談等に迅速かつ確実な組織対応を
行うため、相談の総合窓口と内容に応じた関係部署が連携を図り、
相談者の不安を解消するための必要な措置を講じるとともに、他
の関係機関・団体と連携して対応にあたる必要が認められる相談
等については、関係機関・団体等とのネットワークを強化して適
切に対応しました。
平成 27 年中の警察安全相談の受理件数は2万 9,966 件で、
前年に比べ1,835 件(6.5%)増加しました。
⃝ 警察署協議会は、警察署単位に地域住民の代表者により組織さ
れ、警察署長等が警察署の業務等について説明し、地域住民の理
解と協力を得るとともに、意見・要望等を警察活動に反映してい
く場です。
平成 27 年中は、県下で延べ 49 回の署協議会を開催し、地域
の実態に応じたきめ細かい意見・要望等を聴取しました。
2 警察活動に対する県民の理解と協力を得るためのタイムリーで効果的な広報活動を推進します。
⃝ 事件事故の発生検挙等に関し、報道機関等を通じて正確な情報を迅速に提供し、県民に安心を与え、注意喚起する
とともに、警察活動に対する県民の理解と協力を得るため、各種広報媒体を活用した積極的な情報発信に努めました。
また、毎月タイムリーなテーマを選定して自主制作広報用 DVD「香川県警ヨイチ・ムービー」を作成し、県警ホー
ムページ及び YouTube 上で動画配信しました。
⃝ 香川県警察音楽隊は、県民と警察を結ぶ「音の架け橋」として
県内各地で開催される地域安全キャンペーンや交通安全運動等に
出動しており、平成 27 年中は、定期演奏会として初めて「香川
県警察音楽隊演奏会 香川県警ハートフル・フェスタ」を開催した
ほか、香川県内で活動する職域吹奏楽団3団体の合同コンサート
を企画した「マリンビューコンサート in サンポート」を開催し、
警察広報と活動紹介を繰り広げるなど、積極的な警察広報活動を
展開しました。
県民からの意見・要望等への適切な対応や積極的な情報発信など県民の視点に立った警察活動を推進すると
ともに、県民の期待と信頼に応える強い警察を構築するため、優秀な人材確保や若手職員の早期育成、警察署
や装備資機材等の整備など第一線の執行力を強化します。
第1回香川県警察音楽隊演奏会
香川県警ハートフル・フェスタ
相談業務支援ネットワーク情報交換会の開催
警察署協議会の開催
(27)KAGAW
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W
A
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LIC
C
CE
3 犯罪被害者等の心情を理解した支援活動や関係機関等と連携した社会全
体で犯罪被害者等を支える街づくりを推進します。
⃝ 犯罪被害者に対し、刑事手続や支援制度等を掲載した「犯罪被害にあわ
れた方へ」の交付や捜査員が捜査状況等を連絡する「被害者連絡制度」を
運用して情報提供に努めるとともに、犯罪被害者等給付金の支給を行うな
ど、総合的な被害者支援を推進しました。また、犯罪被害者支援活動に関
する県民の皆様の理解を深めるため、パネル等の展示、リーフレットの配
布等を行いました。
⃝ 香川県被害者支援連絡協議会は、犯罪被害者等の要望に応じた支援活動
を効果的に実施することを目的として、県、弁護士会、医師会等 44 機関(団
体)が加盟し、関係機関相互の緊密な連携と協力による総合的な支援活動
を推進しています。平成 27 年7月の総会では、犯罪被害者遺族による講
演会を開催しました。
⃝ 公益社団法人かがわ被害者支援センターは、県内唯一の民間被害者支援
団体として、香川県公安委員会から「犯罪被害者等早期援助団体」の指定
を受け、電話・面接相談のほか、公判付添い等の直接支援を行っています。
県警察は、同センターと連携して、中学校や高校での「命の大切さを学ぶ
教室」や講演会を開催し、犯罪被害者支援に対する理解と協力を呼びかけ
ました。
主要施策2 警察活動を支える人的基盤の充実・強化
1 採用募集活動の強化を図るなど優秀な人材確保に努め、組織を支える人的基盤の強化を推進します。
⃝ 警察官の職業としての魅力、やりがい等を参加者により身近に感じても
らえるよう、警察学校や警察署での体験型就職説明会や「交通事故抑止対
策」をテーマとしたインターンシップを実施したほか、多様なポストで活
躍する現役警察官をホームページにおいて紹介するなど、真に警察官とし
てふさわしい能力と適性を有する優秀な人材を確保するため積極的な採用
募集活動を推進しました。
⃝ 「香川県警察女性警察官採用・登用拡大計画」に基づき、平成 33 年4
月1日までに警察官の条例定数に占める女性警察官の割合を概ね 10%程
度とすることを目標に計画的な採用を行いました。
2 現場執行力の強化を図るため、実戦的な教養・訓練により若手警察職員等の人材育成を強化します。
⃝ 卓越した専門的知識や技能を有するベテラン職員を「技能指導官」に指
定し、講義だけでなく実際の現場で同行指導するなどの実務的な教育を実
施することで、技能の伝承を図りました。
⃝ 凶悪犯罪や様々に変化する状況に的確に対応する能力を培うため、実際
の現場で発生する可能性の高い事案を想定した実戦的総合訓練等のほか、
映像シミュレーター等による拳銃訓練や柔道・剣道・逮捕術等の術科訓練
を継続的に実施しました。
重
重
重
重点施策5 強い警察を確立するための治安基盤の整備
命の大切さを学ぶ教室
体験型就職説明会の開催
実戦的総合訓練
パネル展の状況