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3-3. 個別分析の結果 (1) 産業活動と純流動量の量的変化の状況 1) 産業業種別出荷量の推移全国貨物純流動調査における年間出荷量は 90 年調査 (89 年実績 : 3,610 百万トン ) から 95 年調査 (94 年実績 :3,556 百万トン ) にかけて バブル経済の崩壊などにより個

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3-3.個別分析の結果

(1)産業活動と純流動量の量的変化の状況 1)産業業種別出荷量の推移 全国貨物純流動調査における年間出荷量は、90年調査(89年実績: 3,610百万トン)から 95年調査(94年実績:3,556百万トン)にかけて、バブル経済の崩壊などにより個人消費を中 心に国内民需が低迷し、生産水準も低いものにとどまったことから、出荷量は1.5%減少し た。2000年調査(99年実績:3,302百万トン)は、生産機能の海外シフトの進展、これに伴う 輸入依存度の増大、公共および民間工事の伸び悩み等を背景に、95年調査に比べ 7.1%の 減少であった。 今回の2005年調査(2004年度実績)では総出荷量が3,062百万トンで、2000年調査に比べ7.3 %の減少となり、95年→2000年に引き続き出荷量が減少傾向をたどっている。 発産業別に出荷量の推移をみると、4産業とも95年→2000年→2005年と一貫した減少傾 向を示しており、特に鉱業は10%以上の大幅な減少が続いている。また、製造業も95年→ 2000年の4.5%減から2000年→2005年では5.6%減と減少幅が拡大している。 各産業の業種別の動向をみると、鉱業については業種構成に大きな変化はみられない。 2000年調査と比較すると、原油・天然ガスでは出荷量が増加(28.6%増)しているが、他 の業種は減少しており、最もウェイトの大きい非金属も14.7%の減少である。製造業では、 鉄鋼(17.7%増)、輸送用機械器具(16.2%増)、ゴム製品(12.8%増)、一般機械器具 (9.2%増)などで出荷量が増加しており、金属系業種で増加基調にあるのが特徴である。 一方、減少率が大きいのは、なめし革・同製品(31.4%減)、衣服・その他繊維製品(30.6 %減)、繊維(30.2%減)、その他の製造業(23.8%減)の順である。また、出荷量の減 少量が最も大きかったのは、2000年調査に引き続き窯業・土石製品であり、製造業におけ る減少量のほとんどは、窯業・土石製品によるものである。卸売業では、再生資源を除く 業種において出荷量が減少しており、特に減少量が大きいのは、建築材料である。唯一再 生資源だけは、昨今の環境やリサイクルへの関心の高まりを反映して、出荷量が25.9%も 増加している。倉庫業では、4業種で出荷量が増加しているものの、最もウェイトが大き い1・2・3類が6.6%減少したことにより、倉庫業全体でも減少する結果となった。

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図3-3-1 産業別年間出荷量の推移 (年間調査 単位:百万トン) 注) 2005年調査は調査年の前年度実績、他の調査は前年暦年実績である。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 鉱業 製造業 卸売業 倉庫業 70年調査 75年調査 80年調査 85年調査 90年調査 95年調査 2000年調査 2005年調査 (百万トン) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 年間出荷量 (百万トン) 2005年 調査 2000年 調査 95年 調査 90年 調査 85年 調査 80年 調査 75年 調査 70年 調査 表3-3-1 産業別年間出荷量・増減率の推移 (年間調査 単位:千トン,%) 産 業 1990年調査 1995年調査 2000年調査 2005年調査 95/90 2000/95 2005/00 鉱 業 649,258 566,209 463,616 393,810 -12.8% -18.1% -15.1% 製造業 2,140,505 2,114,150 2,019,331 1,905,696 -1.2% -4.5% -5.6% 卸売業 574,309 610,698 556,404 507,631 6.3% -8.9% -8.8% 倉庫業 246,091 264,848 262,358 254,606 7.6% -0.9% -3.0% 年 間 出 荷 量 増減率

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図3-3-2 年間出荷量の業種別増減率・増減量(対2000年調査) (年間調査 単位:%,百万トン) 【鉱 業】 (寄与率) 原 油 ・ 天 然 ガ ス (0.1%) 原 油 ・ 天 然 ガ ス 金 属 (0.0%) 金 属 金 属 (-14.5%) 石 炭 ・ 亜 炭 炭 ・ 亜 炭 (-0.6%) 非 金 属 (単位:百万トン) 非 石 【製造業】 増減率 -100% -50% 0% 50% 増減量 -80 -60 -40 -20 0 20 (寄与率) 鉄 鋼 (1.8%) 鉄 鋼 輸 送 用 機 械 器 具 (0.5%) 輸 送 用 機 械 器 具 ゴ ム 製 品 (0.0%) 一 般 機 械 器 具 一 般 機 械 器 具 (0.1%) 非 鉄 金 属 非 鉄 金 属 (0.1%) ゴ ム 製 品 出 版 ・ 印 刷 (0.0%) パル プ・ 紙・ 紙加 工品 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 (0.0%) 出 版 ・ 印 刷 パル プ・ 紙・ 紙加 工品 (0.0%) プ ラ ス チ ッ ク 製 品 化 学 (0.0%) なめし革・同製品・毛皮 石 油 製 品 ・ 石 炭 製 品 (-0.2%) 精 密 機 械 器 具 飲 料 ・ 飼 料 ・ た ば こ (0.0%) 化 学 電 気 機 械 器 具 (-0.1%) 衣服・その他繊維製品 食 料 品 (-0.3%) 家 具 ・ 装 備 品 家 具 ・ 装 備 品 (0.0%) 飲 料 ・ 飼 料 ・ た ば こ 金 属 製 品 (-0.4%) 電 気 機 械 器 具 窯 業 ・ 土 石 製 品 (-6.7%) そ の 他 の 製 造 業 精 密 機 械 器 具 (0.0%) 繊 維 木 材 ・ 木 製 品 (-0.3%) 石 油 製 品 ・ 石 炭 製 品 そ の 他 の 製 造 業 (-0.1%) 食 料 品 繊 維 (-0.1%) 木 材 ・ 木 製 品 衣服・その他繊維製品 (0.0%) 金 属 製 品 なめし革・同製品・毛皮 (0.0%) 窯 業 ・ 土 石 製 品 (単位:百万トン) 増減率 -40% -20% 0% 20% 40% 増減量 -150 -100 -50 0 50

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【卸売業】 【倉庫業】 (寄与率) 危 険 品 ( タ ン ク ) (0.6%) 貯 蔵 そ う 貯 蔵 そ う (0.9%) 危 険 品 ( タ ン ク ) 野 積 (0.3%) 野 積 冷 蔵 (0.1%) 冷 蔵 1 ・ 2 ・ 3 類 (-4.4%) 危 険 品 ( 建 屋 ) 危 険 品 ( 建 屋 ) (-0.1%) 水 面 水 面 (-0.3%) 1 類 ・ 2 類 ・ 3 類 (単位:百万トン) 増減率 -60% -30% 0% 30% 増減量 -20 -10 0 10 (寄与率) 再 生 資 源 (2.3%) 再 生 資 源 医 薬 品 ・ 化 粧 品 (0.0%) 繊 維 品 鉱 物 ・ 金 属 材 料 (-0.6%) 医 薬 品 ・ 化 粧 品 家 具 ・ 建 具 ・ じ ゅ う 器 (-0.1%) 各 種 商 品 機 械 器 具 (-0.4%) 家 具 ・ 建 具 ・ じ ゅ う 器 化 学 製 品 (-0.2%) 衣 服 ・ 身 の 回 り 品 食 料 ・ 飲 料 (-1.3%) 化 学 製 品 そ の 他 の 卸 売 業 (-0.6%) 機 械 器 具 建 築 材 料 (-5.4%) そ の 他 の 卸 売 業 農 畜 産 物 ・ 水 産 物 (-2.2%) 鉱 物 ・ 金 属 材 料 衣 服 ・ 身 の 回 り 品 (-0.1%) 食 料 ・ 飲 料 繊 維 品 (0.0%) 農 畜 産 物 ・ 水 産 物 各 種 商 品 (0.0%) 建 築 材 料 (単位:百万トン) 増減率 -50% 0% 50% 増減量 -40 -20 0 20

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図3-3-3 業種構成の推移 (年間調査 単位:百万トン,%) 鉱  業 99.2% 98.8% 96.0% 97.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2005年調査 394百万トン 2000年調査 464百万トン 95年調査 566百万トン 90年調査 649百万トン 非 金 属 原油・天然ガス その他 倉 庫 業 63.3% 65.8% 66.1% 12.3% 11.1% 11.2% 11.3% 11.6% 11.0% 8.8% 10.0% 7.6% 7.3% 6.6% 6.0% 5.2% 4.9% 7.3% 6.4% 66.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2005年調査 255百万トン 2000年調査 262百万トン 95年調査 265百万トン 90年調査 246百万トン 1・2・3類 貯蔵そう 野積 冷蔵 その他 卸 売 業 33.7% 36.2% 35.0% 15.9% 15.1% 16.1% 16.7% 13.0% 14.0% 13.7% 13.7% 12.1% 8.8% 8.2% 5.9% 11.6% 11.8% 11.8% 12.6% 5.1% 5.2% 5.8% 5.9% 4.2% 4.2% 4.4% 4.8% 4.4% 4.5% 5.0% 35.3% 5.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2005年調査 508百万トン 2000年調査 556百万トン 95年調査 611百万トン 90年調査 574百万トン 建築材料 鉱物・金属材料 農畜産物 ・水産物 食料 ・飲料 再生 資源 その他卸 機械器具 製 造 業 36.6% 41.2% 42.0% 17.5% 16.6% 16.1% 14.7% 12.9% 10.4% 10.2% 11.4% 7.1% 6.7% 6.3% 5.6% 5.1% 5.1% 4.9% 5.0% 41.9% 輸送機械 金属製品 その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2005年調査 1,906百万トン 2000年調査 2,019百万トン 95年調査 2,114百万トン 90年調査 2,141百万トン 窯業・土石製品 石油製品・ 石炭製品  鉄鋼  化学 食料品 飲料・飼料 ・たばこ その他 パルプ・紙 ・紙加工品

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2)産業別出荷量と主要経済指標との比較 年間出荷量の推移を国内総生産と比較すると、90年→95年、95年→2000年と国内総生産 がプラスの伸び(各々年平均2.1%増、同0.5%増)を示したのに対し、出荷量は減少(各 々年平均0.3%減、同1.5%減)傾向を辿っている。2000年→2005年においても、この傾向 は変わらず、輸出産業の好調さなどを背景に国内総生産は年平均1.6%を成長を遂げている が、出荷量は減少基調(同1.5%減)で推移しており、伸び率の乖離幅も95年→2000年に比 べ拡大している。 鉱工業生産指数と比較すると、90年→95年では、景気の後退を反映して鉱工業生産指数 はマイナスとなっており、この間出荷量も鉱工業生産指数と概ね同様な傾向を示した。し かし、95年→2000年、2000年→2005年と鉱工業生産指数は、国内総生産に近似した伸びを 示しており、引き続きマイナスで推移した出荷量との間で、伸びの乖離が生じる結果とな っている。 図3-3-4 年間出荷量と主要経済指標の比較 ① 年間総出荷量と国内総生産 ② 年間総出荷量と鉱工業生産指数 国 年 注)・各年とも、実績は調査年の実績である。(例:2005年調査→2004年実績) ・国内総生産は実質値(平成12年価格)で、「国民経済計算年報」(内閣府)による。 ・鉱工業生産指数は平成12年基準指数で「鉱工業生産指数年報」(経済産業省)による。 年平均増減率(%) 年平均増減率(%) 90→95 95→2000 2000→05 90→95 95→2000 2000→05 内 総 生 産 2.1% 0.5% 1.6% 鉱工業出荷指数 -0.2% 0.9% 1.6% 間 総 出 荷 量 -0.3% -1.5% -1.5% 年 間 総 出 荷 量 -0.3% -1.5% -1.5% 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 1 3 5 7 9 11 13 15 17 0 100 200 300 400 500 600 (兆円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 1 3 5 7 9 11 13 15 17 (百万㌧) 0 20 40 60 80 100 120 (指数) 国内総生産 年間総出荷量 (百万㌧) 90年 調査 2000年 調査 2005年 調査 95年 調査 鉱工業生産指数 年間総出荷量 90年 調査 95年 調査 2000年 調査 2005年 調査

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次に、製造業に限定して、年間出荷量と工業統計でみた製造品出荷額とを比較してみる と、年間出荷量が減少傾向であるのに対して、製造品出荷額は増加基調で推移している。 また、製造業を4グループ(業種区分表参照)に分けて、出荷量と出荷額の推移を比較 すると、軽雑系製造業では、出荷量と出荷額は概ね同様な動きを示している。金属系製造 業も、95年→2000年では出荷量と出荷額が同様な傾向を示していたが、2000年→2005年で は、出荷量の伸びが大きくなっている。一方、化学系製造業は、95年→2000年→2005年と 出荷額はほぼ横ばいで推移しているが、出荷量は減少傾向にある。また、機械系製造業は 95年→2000年→2005年と出荷額が増加傾向であるのに対し、出荷量は、95年→2000年で減 少しており、2000年→2005年は増加に転じたものの、その伸びは出荷額よりも低い。 このようにみると、製造業全体では製品の高付加価値化が依然として進行しているが、 これまで高付加価値化が進行していた機械系製造業については、そのスピードは緩やかに なりつつあると言える。また、特に化学系製造業で高付加価値化の傾向が強いが、これは 建設関連貨物の落ち込みにより、化学系製造業における窯業土石製品製造業のウェイトが 低下したことも影響しているものと推察される。 図3-3-5 製造業の業種グループ別にみた年間出荷量と製造品出荷額の比較 ① 製造業出荷量と製造品出荷額 年平均増減率(%) 95→2000 2000→05 製 造 品 出 荷 額 0.3% 0.4% 製 造 業 出 荷 量 -0.9% -1.1% 注) 製造品出荷額は「工業統計表」(経済産業省)による 名目値を国内企業物価指数で実質化したもの。 200 300 400 500 1 2 3 1,000 1,500 2,000 2,500 製造品出荷額 製造業出荷量 (兆円) 95年 調査 2000年 調査 2005年 調査 (百万㌧) 区 分 業 種 内 訳 金属系 鉄 鋼 製造業 非 鉄 金 属 金 属 製 品 一 般 機 械 器 具 機械系 電 気 機 械 器 具 情 報 通 信 機 械 器 具 製造業 電 子 部 品 ・ デ バ イ ス 輸 送 用 機 械 器 具 精 密 機 械 器 具 パ ル プ ・ 紙 ・ 紙 加 工 品 化学系 化 学 製造業 石 油 製 品 ・ 石 炭 製 品 窯 業 ・ 土 石 製 品 食 料 飲 品 料 ・ 飼 料 ・ た ば こ 繊 維 軽雑系 衣 服 ・ そ の 他 繊 維 製 品 木 材 ・ 木 製 品 製造業 家 具 ・ 装 備 品 印 刷 ・ 同 関 連 産 業 ゴ ム 製 品 な め し 革 ・ 同 製 品 ・ 毛 皮 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 そ の 他 の 製 造 業 業 種 区 分 表

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② 金属系製造業出荷量と金属系製造品出荷額 ③ 機械系製造業出荷量と機械系製造品出荷額 年平均増減率(%) 年平均増減率(%) 95→2000 2000→05 95→2000 2000→05 金属系製造品出荷額 -1.1% 0.3% 機械系製造品出荷額 0.7% 1.8% 金属系製造業出荷量 -0.6% 3.1% 機械系製造業出荷量 -1.1% 0.4% ④ 化学系製造業出荷量と化学系製造品出荷額 ⑤ 軽雑系製造業出荷量と軽雑系製造品出荷額 年平均増減率(%) 年平均増減率(%) 95→2000 2000→05 95→2000 2000→05 化学系製造品出荷額 0.0% -0.2% 軽雑系製造品出荷額 -0.4% -2.5% 化学系製造業出荷量 -0.8% -2.1% 軽雑系製造業出荷量 -1.4% -1.3% 15 20 25 30 1 150 200 250 300 金属系製造業出荷量 金属系製造品出荷額 (兆円) (百万㌧) 100 120 140 160 180 200 100 120 140 160 180 200 機械系製造業出荷量 機械系製造品出荷額 (兆円) (百万㌧) 40 50 60 70 80 800 1,000 1,200 1,400 1,600 化学系製造業出荷量 化学系製造品出荷額 (兆円) (百万㌧) 50 100 150 150 300 450 軽雑系製造業出荷量 軽雑系製造品出荷額 (兆円) (百万㌧) 95年 調査 2000年 調査 2005年 調査 95年調査 2000年調査 2005年調査 95年 調査 2000年 調査 2005年 調査 95年調査 2000年 調査 2005年 調査 注)・各年とも、実績は調査年の実績である。(例:2005年調査→2004年実績)

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3)品類別出荷量の推移 年間出荷量の推移を品類別にみると、90年→95年では化学工業品と特殊品を除く6品類 で減少傾向を示したが、95年→2000年ではこの2品類も減少に転じており、増加となった のは農水産品のみである。特に、林産品は減少率が大きく、90年→95年に引き続き30%を 超える減少となっている。また、化学工業品に次いで出荷量の多い鉱産品も、鉱業の出荷 量が大きく減少している影響を受けマイナスの伸びである。 2000年→2005年は、林産品、雑工業品と特殊品(排出物を含む)で増加となったが、鉱 業の出荷量が大幅減となったことを受け、鉱産品が20%を超える減少となっている。一方、 特殊品の増加については、排出物の貨物量増大が大きく貢献しているものと推察される。 4)品類別出荷量と主要経済指標との比較 出荷品類を消費関連品類(農水産品、軽工業品、雑工業品)と建設関連品類(林産品、 鉱産品、化学工業品)に分け、各々民間最終消費支出と建設工事受注額と比較すると、ま ず、消費関連品類と民間最終消費支出との比較では、90年→95年→2000年と民間最終消費 支出が緩やかながらプラス基調で推移しているのに対し、消費関連品類の出荷量は、マイ ナス基調が続いた。2000年→2005年も、この基調は変わらず、民間最終消費支出が年平均 1.3%の伸びを示したのに対し、出荷量は年平均1.2%の減少となった。これは、消費財に 占める輸入品の割合が高まっていること、消費支出項目のうち住居関連費、保健医療費な ど、貨物量に反映しない支出項目の伸びが大きいことなどが要因として考えられる。 図3-3-6 品類別年間出荷量の推移 (年間調査 単位:百万トン) 注)特殊品には排出物を含む 0 500 1,000 1,500 農 水 産 品 林 産 品 鉱 産 品 金 属 機 械 工 業 品 化 学 工 業 品 軽 工 業 品 雑 工 業 品 特 殊 品 (百万㌧) 90年調査 95年調査 2000年調査 2005年調査

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また、出荷量の約6割を占める建設関連品類と建設工事受注額を比較すると、双方とも 90年→95年→2000年と減少しており、その減少率は建設工事受注額の方が大きくなる傾向 にある。2000年→2005年においても、この傾向は変わらず、しかも受注額、出荷量ともに、 減少幅は拡大している。建設工事関連貨物は、総出荷量に占めるウェイトが大きいことか ら、建設工事需要の低迷が総出荷量を下押しする主因の1つとなっている。 図3-3-7 品類別年間出荷量と主要経済指標との比較 ① 消費関連品類(農水産品、軽工業品、 ② 建設関連品類(林産品、化学工業品、 雑工業品)出荷量と民間最終消費支出 鉱産品)出荷量と建設工事受注額 年平均増減率(%) 年平均増減率(%) 90→95 95→2000 2000→05 90→95 95→2000 2000→05 民 間 最 終 消 費 支 出 0.8% 0.8% 1.3% 建 設 工 事 受 注 額 -2.7% -3.4% -4.0% 消費関連品類出荷量 -1.4% -0.2% -1.2% 建設関連品類出荷量 -0.1% -1.8% -2.5% 0 200 400 600 800 1,000 (百万㌧) 0 50 100 150 200 250 300 350 (兆円) 民間最終消費支出 消費関連品類出荷量 90年 調査 2000年 調査 2005年 調査 95年 調査 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 (百万㌧) 0 5 10 15 20 25 30 (兆円) 建設工事受注額 建設関連品類出荷量 90年 調査 2000年 調査 2005年 調査 95年 調査 注)・各年とも、実績は調査年の実績である。(例:2005年調査→20004年実績) ・民間最終消費支出は実質値(平成12年価格)で「国民経済統計年報」(総務省)による。 ・建設工事受注額は「建設工事受注動態統計調査」(国土交通省)による。 図3-3-8 1世帯当たりの消費支出の構成 13.3 13.0 12.0 4.0 3.5 2.9 12.9 10.7 9.8 14.6 14.5 14.6 24.6 25.6 26.4 34.3 32.8 30.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2004年 99年 94年 食料・家具家事用品・被服履物 住居・光熱水道 保健医療 交通通信 教育・教養娯楽 その他

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