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DSpace at My University: 巻頭言 グローバル化時代とこれからの英語科教員の養成

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Academic year: 2021

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巻頭あいさつ

グローバル化時代とこれからの英語科教員の養成

本学教員養成課程は誕生してやっと4年間のサイクルを一巡した。 2014 年度からは2巡目の航海である。 教員養成課程移行 措置で教員免許状を取得した卒業生が2名教員採用試験に合格し 、 晴れて来年度から正規教員になる。 本学の教職課程はやっ と1歩踏み出したところである。 さて、 激しく変化する現代はグローバル化時代と言われ、 文部科学省は、 世界で活躍できるグローバル人材を育てるため、 2020 年をめどに実施する英語教育改革プランを定めた。 歌や遊びを通じて英語に親しむ 「外国語活動」 を現行の小学5、 6年 生から小3、 4年に前倒し。 小5、 6年は英語を正式教科として週3コマ程度、 今の中学のように教科書や専科教員らによる指導 をする。 さらに中学は、 今の高校のように原則として英語で授業をし、 高校は討論や発表などの実践力を重視する計画である。 少子化とグローバル化が進む中、 「使える英語」 が広まらない現状への焦りが背景にあるようだ。 「受験英語から、 外国人とコミュ ニケーションが取れる英語への大きな転換だ」 と下村文部科学大臣は胸を張るが、 英語科のみの問題ではないように思われる。 他の教科も同様、 考える力をしっかりと身につけることが英語をマスターする近道だと思う。 英語漬けの授業と言えど、 週に5時間 ほどの学習で自然に英語を習得できるものではない。

グローバル化とはリベラル ・ アーツ (liberal arts) を身につけることかもしれない。 確かに、 汎用能力 (generic skills) が必要 だと言われるが、 スキルよりもまずもって様々な事象を思考する力が必要と思う。 一般教養はその思考を支えるものであり、 その 人の素養 ・ 魅力であり、 意味のあるコミュニケーションを行うに必要不可欠なものである。 本学の教員養成課程では、 一定の英語力を有していないと教職科目を履修できないシステムを策定している。 英語力を充分 に有しない状況で生徒を教えることは許されない。 英語科教員として必要な英語力を身につけることは必要条件である。 ただし、 必要十分条件ではない。 前述のように、 本当の教員として必要な力は実際の授業の中で生徒の思考力 ・ 判断力 ・ 表現力を高 める授業を行う教員自身の資質能力である。 この力を伴ってこそ必要十分条件を満たすことになる。  本学ではそのような授業力、 授業設計力を有する教員を輩出したいと日々の教職の授業に努めている。 また現職教員の皆さ んとの勉強会を通して、 お互いの指導力の向上に寄与することに努めている。 やっと立ち歩きができるようになった本学の教員養 成課程に温かいご支援を賜るようお願いしたい。          教員養成センター長 中井 弘一

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