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3 三浦市小学校の結果 (1) 三浦市立小学校の教科別平均正答率国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 理科 三浦市 ( 公立 ) 61.3% 58.1% 69.0% 37.2% 54.8% 神奈川県 ( 公立 ) 67.9% 64.3% 74.0% 44.8% 60.4% 全国 ( 公立 ) 70

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平成27年度 全国学力・学習状況調査の三浦市の調査結果について

三浦市教育委員会 1 調査の概要と目的 平成27年4月に実施した「平成27年度全国学力・学習状況調査」の三浦市立小・中 学校の調査結果の概要をお知らせします。 この調査は、児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証 し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改 善等に役立てるために行われるものです。 なお、調査により測定できるのは学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の 一側面であることも踏まえて、調査結果を報告するものです。 2 実施状況 (1)調査の実施日 平成27年4月21日(火) (2)調査の対象 小学校第6学年 中学校第3学年 (3)実施項目 ① 教科に関する調査(国語、算数・数学、理科) 主として「知識」に関する問題(A問題) 主として「活用」に関する問題(B問題) ※理科はA・B、2種類の問題はなし。 ② 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 (4)実施校数 小学校 8校 中学校 3校 (5)実施人数 小学校 331名 中学校 316名 (6)その他 調査結果については、序列化や過度な競争につながらないようにするため、各学校の 結果については、市としては公表しません。

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2 3 三浦市 小学校の結果 (1)三浦市立小学校の教科別平均正答率 国語A 国語B 算数A 算数B 理科 三浦市(公立) 61.3% 58.1% 69.0% 37.2% 54.8% 神奈川県(公立) 67.9% 64.3% 74.0% 44.8% 60.4% 全国(公立) 70.0% 65.4% 75.2% 45.0% 60.8% (2) 各教科の概要 [ ]内の記号は、A…A 問題、B…B 問題 および問題番号 【国語】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ 漢字を正しく読む [A1一]招く、信念、承知 ○ 具体的な事例を挙げて説明する文章を書く [A4] ○ 目的に応じ、中心となる語や文を捉える [B2一イ] ● 漢字を正しく書く [A1二]浴びる、病院 ● 文の中における主語を捉える [A2一] 降っていた 雨が 急に やんだ。僕の 妹の 誕生日は、五月二日だ。 ● 登場人物の相互関係を捉える [A6] ※ 全国平均に比べ、後半の設問について、無解答率が高い傾向があった。 【算数】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ 繰り上がりのある2位数の加法の計算 [A2(1)]28+72 ○ 平行四辺形を構成する辺の組み合わせの理解 [B1(1)] ○ 除数が整数である場合の分数の計算 [A2(4)]5/6÷7 ● 割り引き後の値段の誤りの指摘、正しい求め方と答えの記述 [B2(3)] ● 四捨五入して千の位までのおよその数にした計算 [B4(1)] ● 切り上げた場合の見積もり結果の判断 [B4(2)] ※ 全国平均に比べ、後半の設問について、無解答率が高い傾向があった。 【理科】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ グラフを基に考察して分析した内容の記述 [1(3)] ○ 試行した結果を基にした自分の考えの改善 [1(5)ア] ○ 振り子時計の調整の仕方を調べるため実験の構想 [1(1)] ● メダカの雌雄の見分け方の理解 [2(1)] ● 顕微鏡の名称の理解 [2(3)] ● 月の形と場所の理解 [4(2)]

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3 (3) 児童質問紙調査の結果概要 〈良好な項目〉 (90%以上の児童が肯定的な回答をした項目) ※「どちらかといえば」「ときどき」を含む ○ 朝食を毎日食べている。 ○ ものごとを最後までやり遂げて、うれしかったことがある。 ○ 友達と話し合うとき、友達の話や意見を最後まで聞くことができる。 ○ 家の人(兄弟姉妹をのぞく)は、学校行事に来る。 ○ 家で、学校の宿題をしている。 ○ 人の気持ちが分かる人間になりたいと思う。 ○ いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思う。 ○ 人の役に立つ人間になりたいと思う。 ○ 算数の勉強は大切だと思う。 〈課題がある項目〉 (全国平均に比べ、10%以上の差がある項目) ● 学校が休みの日に、1日あたり1時間以上勉強をする。(全国比-12.2%) ● 本を借りるために、学校の図書室や地域の図書館に行く。(全国比-11.3%) ● 授業の最後に、学習を振り返る活動を行っていた。(全国比-13.5%) ● 授業で扱うノートには、学習の目標とまとめを書いていた。(全国比-14.4%) ● 今回の調査問題の解答時間が十分ではなかった。(国語 A・B、算数 A・B) (4) 調査結果から分かること 教科別平均正答率については、全国(公立)と比べ、依然としてやや低い傾向が見ら れるものの、その差は縮んできています。 「総合的な学習の時間の授業で学習したことは、普段の生活や社会に出たときに役立 つと思う」と回答した児童の割合が、全国に比べ高い傾向がありました。理科の授業に おいては、観察や実験を多く行っていたと回答した児童が多くいました。 平日の家庭学習の時間、図書館や図書室に行く頻度、自分で計画を立てて勉強をする ことについて、全国と比べ差はあるものの、その差は縮んできています。また、学習塾 (家庭教師含む)で勉強する児童の割合が高くなってきています。 平日のテレビ視聴時間、ゲームをする時間、携帯電話やスマートフォンを使用する時 間が、減少してきています。 ※ 国立教育政策研究所の報告書には、平均正答率の±5%の範囲内については、同程度で あると表記されています。

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4 4 三浦市 中学校の結果 (1)三浦市立中学校の教科別平均正答率 国語A 国語B 数学A 数学B 理科 三浦市(公立) 73.2% 65.6% 60.7% 37.1% 49.3% 神奈川県(公立) 76.0% 66.5% 65.0% 43.3% 52.8% 全国(公立) 75.8% 65.8% 64.4% 41.6% 53.0% (2)各教科の概要 [ ]内の記号は、A…A 問題、B…B 問題 および問題番号 【国語】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ 漢字を正しく読む [A9一2]詳細、袖、載る ○ 目的に応じて要旨を捉える [A6一] ○ 相手の反応を踏まえて話す [A1一] ● 漢字を正しく書く [A9一2]縮尺 ● 語句の意味を理解し、文脈の中で適切に使う [A9三オ]たなびく雲の間 ● 単語の類別について理解する [A9四②]「青い」は形容詞、「青さ」は名詞 【数学】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ 比の意味の理解 [A1(1)]12:9 ○ 一次式の減法の計算 [A2(1)]5x-x ○ 起こりうる場合を順序よく整理し、場合の数を求めることができる [A15(1)] ● 反比例のグラフの曲線について理解している [A10(1)] ● 与えられた資料から中央値を求めることができる [A14(1)] ● 度数分布表について、ある階級の度数を求めることができる [A14(2)] 【理科】 〈おおむね、理解している内容〉:○ 〈課題がある内容〉:● ○ 天気の記号から風力を読み取ることができる [2(1)] ○ グラフを分析して解釈し、化学変化について読み取ることができる [1(4)] ○ 実験の結果を分析して解釈することができる [7(2)] ● 塩化ナトリウムを化学式で表すことができる [1(1)] ● 水上置換法では二酸化炭素の体積を正確に量れない理由を説明する [1(3)] ● 露点を測定する場面において、最も高い湿度の時刻を指摘する [3(1)]

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5 (3) 生徒質問紙調査の結果概要 〈良好な項目〉 (90%以上の生徒が肯定的な回答をした項目) ※「どちらかといえば」「ときどき」を含む ○ 朝食を毎日食べている。 ○ ものごとを最後までやり遂げて、うれしかったことがある。 ○ 人の気持ちが分かる人間になりたいと思う。 ○ いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思う。 ○ 人の役に立つ人間になりたいと思う。 (全国平均に比べ、5%以上高かった項目) ○ 理科の授業では、月1回以上、理科室で観察や実験を行った。(全国比+10.1%) ○ 理科の授業で、観察や実験の結果をもとに考察している。(全国比+5.9%) 〈課題がある項目〉 (全国平均に比べ、10%以上の差がある項目) ● テレビ視聴時間、3時間以上:40.9%(全国比+10.4%) 平日1日あたり3時間以上、テレビやビデオ・DVD を見たり聞いたりする。 ● ケータイ・スマホの時間、3時間以上:34.8%(全国比+16.6%) 平日1日あたり3時間以上、携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インター ネットをする。(携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除く) ● 家庭学習の時間1時間未満 平日 44.3%(全国比-13.3%)、休日 51.5%(同-20.2%) 1日あたり1時間以上、勉強をする。(学習塾や家庭教師の勉強時間含む。学校の授 業時間を除く。) ● 家で、自分で計画を立てて勉強をする。32.3%(全国比-16.5%) (4) 調査結果から分かること 教科別平均正答率については、全国(公立)と比較しても同程度であり、昨年度に比 べ、その差は縮んできています。 学校の授業において、「自分の考えを発表する機会が多く与えられた」「話し合う活動 をよく行っていた」「理科の授業では観察や実験を多く行っていた」と回答した生徒の 割合が全国に比べ高い傾向がありました。「学級みんなで協力して何かをやり遂げ、う れしかったことがある」と回答した生徒が多くいました。 家庭においては、朝食を毎日食べる生徒の割合が高くなってきています。また、平日 のテレビ視聴時間、ゲームをする時間、携帯電話やスマートフォンを使用する時間が、 全国に比べ長いものの、その差は縮まってきています。 ※ 国立教育政策研究所の報告書には、平均正答率の±5%の範囲内については、同程度 であると表記されています。

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6 5 三浦市 教科調査および質問紙調査の傾向について 児童・生徒質問紙調査の結果と教科(国語、算数・数学)の正答率との関係について、 相関関係が強く見られた項目について抜粋し、掲載します(相関関係があったものであ り、必ずしもそれが因果関係を示すものではありません)。三浦市、全国ともに同様の 傾向が見られました。 次のような回答をした児童・生徒に、教科の正答率が高い傾向が見られる。 (生活習慣) ・朝食を毎日食べている。 (「どちらかといえば」ではなく、「毎日」食べる子) (言語力・読解力) ・友達の前で、自分の考えや意見を発表することが得意である。 (家庭での過ごし方) ・テレビ視聴は1日、1時間未満。 (平日。ビデオ、DVD 視聴を含む) テレビ視聴が1時間を超えると、教科の正答率が下がる傾向が見られる。ただし、テレ ビを全く見ない子は、正答率が低い傾向がある。 ・ゲームは1日1時間未満。または全くやらない。 (平日。携帯式ゲーム、携帯・スマートフォン式ゲーム含む) ゲームを全くしない子および1時間未満の子は、教科の正答率が高い。1時間を超える と、正答率が下がる傾向がある。 ・携帯電話・スマートフォンは1日30分未満。または、持たせない。 (平日。通話やメール、インターネット等。携帯電話・スマートフォンによるゲームの 時間を除く) 持っていない子と1日30分未満の子は、教科の正答率が高い。30分を超えると、正 答率が下がる傾向が見られる。 (学習習慣) ・家で、自分で計画を立てて勉強している。 ・家で、学校の宿題をしている。 ・家で、学校の授業の予習・復習をしている。 (学校生活) ・学級みんなで協力して何かをやり遂げ、うれしかったことがある。 ・学校生活で、友達関係など何か悩みを抱えたら、家の人(兄弟姉妹含む)に相談する。 (地域・社会への興味・関心) ・地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある。 ・テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る。

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7 (規範意識) ・学校のきまり(規則)を守っている。 ・人の気持ちが分かる人間になりたいと思う。 ・人の役に立つ人間になりたいと思う。 (学習状況) ・自分の考えを発表する機会が与えられていたと思う。 ・自分の考えを他の人に説明したり、文章に書いたりすることは難しいと思わない。 ・400字詰め原稿用紙2~3枚の感想文や説明文を書くことは難しいとは思わない。 (国語・算数・数学・理科 等) ・国語、算数・数学、理科の勉強は好きである。大切である。将来役に立つと思う。 ・理科の授業では実験・観察を多く行い、自分の予想をもとに実験・観察計画を立てた。 ・読書は好きである。 ・今回の調査問題で、全ての書く問題について、最後まで解答を書こうと努力した。 (参考:国立教育政策研究所 「平成27年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査 結果 小・中学校資料クロス集計表 児童・生徒質問紙-教科 全国」) 6 三浦市の今後の取組について 三浦市教育委員会では、三浦市の児童・生徒が確かな学力を身につけていくため、 本調査の分析と考察を行いました。調査結果からは、漢字や計算など、基礎的・基本 的な知識や技能の定着や、学力の定着に必要な基本的生活習慣や学習習慣の確立につ いて、課題が残るものの、昨年度に比べ改善された面が見られます。 平成26年度の調査結果を受け三浦市教育委員会では、研修会や各校での取組状況 を共有する場を設けるなど、情報提供と共有化を行いました。各学校では調査該当学 年(小6・中3)だけではなく、全学年において授業や学習状況の見直しを図ったり、 保護者・地域に呼びかけ一体となって生活習慣・学習習慣の改善に取り組んだりする など、それぞれの課題に応じた取組をすすめました。これらの取組が、一定の良い方 向へとすすんでいる要因の一つであると考えています。三浦市教育委員会は、調査結 果等をふまえた情報提供や、各校の取組の共有をこれからも行い、各学校の学力向上 の取組を支援していきます。各学校は、課題に応じた具体的な取組を一層充実させて まいります。 学力を含めた子どもたちの生きる力を向上させるためには、家庭・地域・学校・教 育委員会の連携が重要だと考えています。各家庭・地域におかれましても、望ましい 生活習慣や学習習慣について、お子さんと話し合っていただければと思います。三浦 市の子どもたちが、よりよい生活習慣と学習習慣を身につけるために、引き続きご理 解とご協力をよろしくお願いします。

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