「都心・三宮の再整備」WEB サイトリニューアル業務仕様書
1. 業務名 「都心・三宮の再整備」WEB サイトリニューアル業務 2. 業務目的 神戸市では、神戸の都心を大胆に活性化していくために、都心三宮再整備を進めています。 これまで、都心の目指すべき将来像として、神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン] （以下、 将来ビジョン）と三宮周辺地区の『再整備基本構想』（以下、再整備基本構想）を平成 27 年 9 月に策定し、その実現に向けた取り組みを進めています。 本業務は、市民の皆さんの再整備についての関心を高めることや再整備に対する理解を深 めていただくことを目的に、当課が管理する外部 WEB サイト「神戸都市ビジョン （https://kobevision.jp/）」を分かりやすくシンプルなサイトにリニューアルするもので す。 3. 新サイトコンセプト (ア) 都心三宮再整備によってどのように三宮が良くなるのか、市民の皆さんに伝わるサイト (イ) 都心三宮再整備の動きが一目でわかるサイト (ウ) 定期的に訪問したくなるような仕掛けのあるサイト 4. 情報発信のターゲット 本サイトの主なターゲットは、下記のとおり想定すること。特に今後の都心三宮再整備に 関わっていく可能性のある若年層の興味を引くようなデザイン・構成及びウェブコンテンツ とする。 ・ メインターゲット：市内の20 代後半から 40 代前半 ・ サブターゲット：市外の20 代後半から 40 代前半 5. 業務内容 (ア) ウェブサイトのリニューアル 「都心三宮再整備」に関する最新の情報等をわかりやすく発信するため、現在運用し ている外部WEB サイト「神戸都市ビジョン」のデザイン・全体構成の変更を行う。な お変更にあたっては以下の点を考慮すること。 ○情報の整理 ・ 現行サイトに掲載している情報量を大幅に抑える、シンプルなページを目指す。 ・ 文章での説明を極力なくし、写真や図を使うこと。 ○都心三宮再整備ロゴの使用 ・ 2017 年 7 月に決定した再整備のロゴマークをサイト内に使用すること。 ○定期的な情報発信 ・ 再整備に継続的に興味関心を持ってもらうために、定期的な情報発信を行うことと する。○導線設計、回遊性向上 ・ Facebook ページ「神戸の都心・三宮」（https://www.facebook.com/kobetoshin/） と連動すること。 ・ 外部から流入してきたユーザーに対して、再整備の他の情報にも触れてもらえるよ う、導線設計を行い、回遊性を高める。 ・ その他、平成 29 年度まで実施していた 1000SMiLE に関連した Facebook、 Instagram、Twitter を有している。 ○運用管理ツールの活用 ・サイトコンテンツ管理（主にニュースなど）は市職員で実施するため、管理が行いや すいようなWordpress 等のコンテンツ・マネジメント・システムを活用すること。 （イ）サイト価値向上施策の提案 当サイトに一度訪れた人が何度も訪れたくなるようなものや、誰かに教えたくなるよ うなもの、たとえば、インフォグラフィックスやデータビジュアライゼーションの活用、 動画や写真、簡易なゲームやスタンプラリー、SNS と連動したキャンペーン、更新さ れたら読みたくなるような連載記事など、サイトのデザイン、コンテンツあるいはPR 施策などを提案してください。 ※ウェブコンテンツの例： ・定点観測動画 （例）ニューヨーク タイムズスクエア リアルタイム動画 https://www.earthcam.com/usa/newyork/timessquare/?cam=tsrobo3 6. サイトコンテンツ (ア) 再整備の概要について ・ 再整備の概要がわかるように図や写真等でまとめること。内容としては、「神戸の 都心の未来の姿[将来ビジョン]」、「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」、神戸三宮 「えき≈まち空間」基本計画（平成30 年度発表予定）がある。 ・ まとめる際、将来ビジョン、再整備基本構想、「えき≈まち空間」基本計画の中身に ついて必ずしもすべて記載する必要はなく、詳細内容については市HP の説明ペー ジを参照できるよう、リンクさせること。 (イ) 再整備の事業紹介 ・ 再整備に関する各事業（三宮クロススクエア（現三宮交差点）、新たなバスターミ ナル、阪急ビル、KOBE パークレット、葺合南 54 号線、三宮プラッツ、JR 元町 駅東口前まちなか拠点、メリケンパーク、東遊園地、新港突堤西地区など）の場所、 整備状況などの情報を簡潔に伝えるコンテンツを用意すること。なお、コンテンツ 制作のための素材は基本的に市が提供する。 ・ 紹介方法（地図、動画、写真、イラストなど）は、最適であると思われる方法を提 案すること。
・ 新たに動きがあったものについてはトップページにお知らせするとともに、当該ペ ージにおいてもアイコンを付与するなど更新があったことがわかるように工夫す ること。 ・ 今後の事業進捗を踏まえ、コンテンツの更新や新たな事業紹介コンテンツの追加が 容易にできる仕組みにすること (ウ) イベント情報等 定期的な情報発信が可能なよう、トップページにてイベント情報等をお知らせし、記 事へ誘導できるようにすること。（イベント情報については当サイト内に記事を作成す るのではなく、外部リンクに遷移するものを想定している。） ・ 都心で行われるイベント情報等 (エ) 1000 SMiLE ページ ・ 現行ページを踏襲し、1000 本の Youtube 動画へリンクするページを用意すること。 7. 留意事項 ・ トップページ及びサイト全体のデザインについては、見た人が一目で興味を持つよ うな独創的かつ魅力的なものとするとともに、本業務の目的に沿ったサイトの全体 構成を検討・提案し制作すること ・ 回遊性向上のために、サイト名称「神戸都市ビジョン」を変更することも可能 ・ ユーザビリティを考慮し、ストレスを感じない程度の閲覧状態・構成・速度を意識 したうえで制作すること ・ PC やタブレット端末、スマートフォン等、マルチデバイスでの利用を考慮するこ と。ただしデバイスごとに別サイトを制作するのではなく、同ドメイン・同ページ を使用し、画面サイズによって最適化される構造とすること ・ 委託期間中、動作検証を行える環境を整えること（庁内からはセキュリティの関係 上IP アドレスでの HTTP 接続ができないので留意すること） ・ 独立行政法人情報処理推進機構（IPA）が作成する「安全なウェブサイトの作り方 改訂第７版」に配慮すること ・ 「神戸市ホームページ作成ガイドライン」に従い制作すること ・ WEB サイト公開時及び公開後も、管理サーバ及び管理者用端末に対し、常に最新 バージョンのウイルス対策ソフトウェアを適用すること。また、OS 及び CMS 等 関連ソフトウェアに対しても、その修正（パッチ等）の最新バージョンを適用する ことにより、ソフトウェアに対する最新のセキュリティ対策を行うこと。何らかの リスクにより最新化対応を講じることが出来なかったものに関しては、その理由・ 代替措置及び影響について報告すること ・ ページの改ざんやウイルス等の侵入を確認した際に、被害が拡大しないよう「一時 保守点検中」等のメッセージのみを記載した簡単なページに差し替えられるような 仕組みを導入すること
・ 成果品として、制作したファイル一式を記録した電子媒体1 部を提出すること ・ 操作マニュアルを作成・提出し、担当者へレクチャーすること。なお、レクチャー の回数は1 回を想定している 8. 納期及び成果物 (ア) 納期 平成31 年 2 月 1 日より HP をリニューアルする予定である。工期については新サイト の運用状況を確認するため、平成31 年 2 月 28 日までとする。 打合せ協議について 打合わせ協議については、業務開始時、トップページ及びコンテンツページのデザイン 案完成時、新サイトの運用開始前、その他必要に応じて行うこととする。 (イ) 確認 神戸市は納期までに納品を受けた成果物について確認を行う。なお、受託者はコンテン ツの内容、プログラムの動作等について必要なテストを実施し、成果物の確実性に万全 を期すこと。また神戸市から修正等の指示があった場合は速やかに対応すること (ウ) 成果物 ・ ホームページ設計書 サイト構成図 基本仕様書（データ構造、画面遷移等） ファイル一覧（ディレクトリマップ） その他システム設計に関連するドキュメント等 ・ テスト仕様書および結果報告書 各種テスト内容一覧（テスト方法、テストデータ、判定基準等） ・ マニュアル WEB サイトの管理・更新マニュアル一式 ・ 議事録 打合せにかかる議事録一式 9. 納品場所 神戸市住宅都市局都心再整備本部都心三宮再整備課 （神戸市中央区御幸通6-1-12 三宮ビル東館 6 階） 10. 検収方法 (ア) 神戸市は 9.（ウ）に掲げる成果物について、契約書、業務仕様書等に基づき、WEB サ イトの稼動及びドキュメント等について必要な検査を行う (イ) 上記（ア）において指摘があった場合には、受託者は神戸市の指示に従い適正に対応す るとともに、再度確認を得なければならない
11. その他の事項 (ア) 実施体制 本仕様書に記載した業務を円滑かつ確実に遂行することが可能な体制を整備すること。ま た、業務全体を統率する業務遂行責任者をおくこと (イ) 開発環境 ・ 設計、開発等については、受託者において開発環境を用意すること ・ 本業務を実施するうえで必要となる機材については、本件受託者において準備する こととし、その所要経費は契約金額に含まれるものとする (ウ) 瑕疵担保責任 ・ 成果物の納品日から起算して１年以内に障害が発生した場合、受託者は速やかに原 因究明に協力しなければならない ・ 上記により対応した受託者は、発生した事態の具体的内容、原因、対処措置を内容 とする報告書を作成のうえ、神戸市が指定する期日までに提出すること ・ 上記により究明した原因を修正するため、必要なプログラム、データ等を納入済み のコンテンツ、開発ドキュメント等へ適用するとともに、正常な稼働が確認できる まで必要な調整を行うこと ・ 上記対応に係る全ての経費については、受託者が負担するものとする (エ) 再委託について 原則として、本業務の全部または一部を第三者に再委託してはならない。ただし、事 前に書面にて報告し、本市の承諾を得たときは、この限りではない (オ) 著作権の帰属 この契約により作成される成果物の著作権は以下に定めるところによる ・ 成果物の著作権（著作権法第27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。）は発注者 である神戸市に無償で譲渡するものとする ・ 受託者は、神戸市の事前の回答を得なければ、著作権法第18 条及び第 19 条を行使 することができないものとする (カ) 秘密の遵守 受託者は、本業務により知り得た情報等を本業務においてのみ使用することとし、こ れらを他の目的に使用し、又は他のものに漏洩してはならない。本業務の契約が終了し、 又は解除された後においても同様とする (キ) 仕様変更 受託者は、本仕様書の変更を必要とする場合には、あらかじめ神戸市と協議のうえ、 承認を得ること (ク) 記載外事項 本仕様書に定めのない事項または本仕様書について疑義の生じた事項については神
戸市と受託者とが協議して定めるものとする (ケ) 帳簿等の保管 受託者は、委託料の対象となる経費の支出状況等が分かる帳簿等を整備するものとし、 本業務を完了し、又は中止し、若しくは廃止した日の属する年度の終了後５年間これを 保存しておかなければならない (コ)第三者の権利侵害 受託者は、納品する成果物について、第三者の商標権、肖像権、著作権、その他の諸 権利を侵害するものではないことを保証することとし、成果物について第三者の権利を 侵害していた場合に生じる問題の一切の責任は、受託者が負うものとする （参考図）2017 年 4 月~2018 年 7 月 31 日までのページビューとユーザー数の遷移
