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圏の 12 月総合 PMI は 51.3 と 4 年ぶり低水準となった 貿易摩擦やフランスの抗議活動で新規受注が低迷した 今後の成長加速を期待できる要因は多くないようだ ただ一つこれ以上の悪化を防いだのがイタリアの財政問題だろう イタリアが来年度の財政赤字目標を下方修正したことについて 欧州委員会の

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12 月 17 日(月)-12 月 21 日(金) 今週の予想:ドル円=111-116、ユーロドル=1.10-1.15、ユーロ円=125-130 「流血しない米中戦争に突入、米国の北風政策は失敗か」 *米ドル「流血しない米中戦争に突入、米国の北風政策は失敗か」 米ドルは強く米株は弱い。通貨が強いと株が弱くなることはよくある。NY ダ ウは年初来マイナス圏、ナスダックも僅か 0.11%のプラスとなっている。トラ ンプ大統領が経済を強いと豪語は出来なくなってきた。CNN ではトランプ政権 の高官が既に35 人辞任したと報道していた。ブルームバーグでは財務省国際局 の官僚が1 年足らずに 20 人退職しているとあった。日本なら任命責任と騒いで いるだろうがトランプ政権は脆さが内包している。 さて米国は来年3 月 2 日午前 0 時 1 分に中国製品への制裁関税を引き上げる とした。中国に圧力を改めてかけた。ただ通商交渉はすでに流血のない戦争に 発展している。米国はカナダに依頼して華為技術のCFO を逮捕した。中国は報 復として中国内に滞在しているカナダ人二人を逮捕した。中国の王毅外相は、 「在外の中国人の正当な権益を侵害するいじめ行為を絶対に座視しない。全力 で国民の合法的権利、世の道理と正義を守る」と強調した。通商交渉では中国 が米国からの自動車輸入関税を元の25%に戻したり、大豆の購入を一部再開し ている。追加関税合戦は始まったばかりだが、依然米中の貿易不均衡は変わら ないというか拡大している。米国の産業にも貿易戦争の影響が及び始めた。FRB も利上げ打ち止めを示唆している。米国にとってもメリットのない貿易戦争で あるが、今年はまだリパトリの影響も残りドルが強い。リパトリがまだ続いて いるかどうかは今週の3Q 経常収支で解明される。 ねじれ国会で財政の崖の問題も危うい。中国がよほど大きな譲歩をしない限 り、米国経済の回復もないだろうが、米国はその手段として「太陽」ではなく 「北風」を使い始めた。 *ユーロ「成長見通し引き下げ、インフレ見通し引き上げの暗さ」 EU 離脱で国内でこじれる英国のポンドほど弱くはないが、ユーロ圏経済は強 くはなく明るくもない。ドラギ総裁は成長率見通しを引き上げ、インフレ目標 を引き上げた。ユーロ圏の牽引車であるドイツも成長率見通しを引き下げた。 それでも出口戦略は予定通りだと言われれば企業や消費者は暗くなる。ユーロ

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圏の12 月総合 PMI は 51.3 と 4 年ぶり低水準となった。貿易摩擦やフランスの 抗議活動で新規受注が低迷した。今後の成長加速を期待できる要因は多くない ようだ。ただ一つこれ以上の悪化を防いだのがイタリアの財政問題だろう。イ タリアが来年度の財政赤字目標を下方修正したことについて、欧州委員会のモ スコビシ委員は、イタリアが譲歩に向け「かなり」努力したとして評価する考 えを示した。 委員は「共通の立場が得られるよう作業を進めている。迅速に仕 上げたい」と語った。イタリアのトリア経財相は、双方とも妥結を目指してい ると述べた。イタリアは、19 年予算案を巡る財政赤字の対 GDP 比率目標を当 初案の2.4%から 2.04%に引き下げた。 *英ポンド「米中貿易戦争同様に、こじれる離脱問題でポンド安」 宙に浮いたEU 離脱案でポンドは対ドルで 6 週間連続下落している。英国株 FT は下落し続けている。メイ首相は、12 月 11 日に予定していた協定案の議会 承認の採決を来月に延期した。与党・保守党の強硬離脱派が頑強に抵抗し、否 決される公算が大きいためだ。メイ首相は、次期総選挙前に退任する考えを表 明したにもかかわらず、予想を上回る不信任票が出たのは打撃だろう。離脱プ ロセスの最終期に、与党すら掌握できていないのは深刻だ。14 日までの EU 首 脳会議で離脱合意案を事実上修正する拡大解釈を拒絶され、英議会での可決が 一段と困難な情勢になった。与野党の突き上げは厳しさを増している。離脱を 来年 3 月から先延ばしすることや、離脱の賛否を問う国民投票を再び行うこと も、現実的な選択肢とならざるを得まい。 合意ありでもなきでも、こうなった以上いち早く離脱して再出発すればいい のだがそれも進めない。 しかし、最近の世界各国の混乱は移民問題が原因となっていることが多い。米 国、英国、EU、豪、NZ。そして日本でも起こり得る問題だ。ただ上手く移民 を活用した方が少子化の先進国では成長率が高まるように思う。今のところは 移民が増えすぎて一方的に拒絶する段階で弊害も大きくなっている。豪などで 移民の投資制限で住宅バブルの崩壊も示唆されている。日本もその対処を熟慮 していかないといけない。 *人民元「米中消耗戦は長引きそうだ」 上昇しきれない人民元だ。米中貿易戦争一時休戦で対ドル 7.0 近くから 6.8 台まで上昇したが再び6.9 台へ。12 月 14 日には米通商代表部(USTR)が、中 国製品への制裁関税を引き上げる時期について、来年3 月 2 日午前 0 時 1 分と

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官報で正式に公表した。10%の上乗せ税率は 25%へと引き上げられる。一時休 戦も華為技術CFO 逮捕問題でこじれてきた。中国も自らは仕掛けないが、やら れたら、かなり強烈にやり返すのが常だ。華為技術CFO 逮捕問題は長引きそう だ。中国の王毅外相は、「在外の中国人の正当な権益を侵害するいじめ行為を絶 対に座視しない。全力で国民の合法的権利、世の道理と正義を守る」と強調し た。 一方ロス米商務長官は中国が米国産大豆購入を再開する計画や、液化天然ガ ス(LNG)輸入を拡大する可能性を歓迎した上で、中国には貿易協議の行き詰 まり打開のための追加策を講じる必要があると強調している。 さて中国経済では、11 月の小売売上高は 2003 年 5 月以来の低い伸びとなり、 鉱工業生産はほぼ 3 年ぶりの低い伸びとなった。内需が一段と縮小し、中国が 米国との貿易摩擦の緩和に取り組む中、中国経済へのリスクの高まりを示す形 となった。 *豪ドル「住宅価格下落で利下げ見通しも排除できない」 米中貿易戦争のこじれや中国経済の減速で豪ドルも弱い。さてケントRBA 総 裁補は、利下げの可能性は排除できないとした上で、インフレが緩やかに加速 する見通しであることを踏まえると、次の政策変更は利上げとなる公算が依然 として大きいとの見解を示した。しかし最近の住宅価格の下落を見ると、次の 政策変更は利下げではないかという声も強い。3 四半期連続で住宅価格が下落 している。前期比で1Q、2Q はそれぞれ 0.7%下落、3Q は 1.5%下落している。 中国など海外勢の不動産購入で住宅価格が高騰していたので政府は不動産購入 の規制を強化したが、それが影響してきた。価格が下げれば銀行の不良債権も 増加するので安易に利上げは出来ないだろう。3Q・GDP が予想よりも低い伸び となり、10 月小売売上高もさえない内容にとどまっている。 今週はその中でも堅調な雇用統計の発表に注目したい。 *NZ ドル「米中貿易戦争の巻き添えに。今週は GDP」 詳細は後述致します *南アランド「米中貿易戦争が足かせ。小売売上は改善」 3Q・GDP のリセッション回避、米中貿易戦争の一時休戦で上昇するも長続き しなかった。米中貿易戦争が華為技術問題もありこじれてきたこと、中国景気

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の減速もあり、中国経済に依存する南アのランドも下落した。元々リセッショ ンを逃れたとはいえ、新興国としては極めて低成長の国であるので抵抗力が弱 い。一方インフレ高進リスクは高い。ランドが下落し、電気料金を中心とする 管理価格が上昇する可能性があり、インフレ見通しのリスクは引き続き上方に ある。多額の債務を抱える国営電力会社エスコムが向こう3 年間に年 15%の電 気料金引き上げを提案している。インフレ率は今年の4.7%から来年は 5.3%に 加速する見通し。 高インフレの低成長は苦しいところだ。ただ 10 月の小売売 上が前年比で 9 月の 0.6%増や予想の 1.8%増を上回る 2.2%増となったことは 期待が持てる。衣料品や家具の売り上げが伸びた。 *トルコリラ「弱い GDP でやや売られる。リラ上昇一服続く。政府は 100 日 行動計画打ち出す」 8 月、9 月に続き 10 月も経常黒字となった。8 月以降のリラ上昇を支えてい た。ただ予想されていたことだが、3Q・GDP が前年比で 2Q の 5.3%増から 1.6% 増と大幅縮小したことで12 月のリラは弱含んでいる。通貨安でのインフレ更新 ではGDP 縮小は致し方のないところだ。昨年は 7%を超える成長を記録してい た。政策金利は24.0%で据え置かれた。インフレが 10 月の前年比 25.24%上昇 から11 月は 21.62%上昇まで鈍化したので利下げもあるかと思っていたが中銀 が慎重な姿勢を示したことはリラを幾分か支えただろう。 やや落ち込んだ GDP を回復させるためにエルドアン大統領は第二次の 100 日行動計画を打ち出した。財政規模は45 億ドルで 454 のプロジェクトに支出す る。アルバイラク財務大臣も経済安定化のプロセスはより良い点に向かいつつ あり、建設的で積極的な措置を断固として講じ続けていくと述べた。第 3 回ト ルコEU ハイレベル経済対話会議が 2 月に開催される。 「先週の注目通貨」 「ドル円=111-116、円相場を決めるのは中東、米リパトリ、マイナス金利」 (結果) 米中貿易協議が進展したことで上昇(中国の国家戦略「中国製造 2025」の達 成時期を 2035 年まで先延ばしする可能性を示唆、米国から大豆購入再開、米国 製自動車の関税を 40%から 15%へ引き下げることなど)。

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「南アランド円=7.5-8.5、リセッション脱却で材料出尽くし売り、週足は 6 週間ぶりに陰線」 (結果) リセッション回避で上昇したが、再び見直された低成長見通しや中国景気の 減速で下落した 「今週の注目通貨、ドル円、NZ ドル円」 「ドル円=111-116 円、貿易統計の発表、まだ貿易赤字が続くことが円安要因」 まだ需給変わらず。原油価格が 70 ドル台から 50 ドル台に下落し、原油輸入 量が減少すれば貿易黒字となり再び円高となる予想が実現するにはまだ時間が かかりそうだ。今週発表される 11 月貿易統計は約 6000 億の赤字見通し。それ を入れると年間では約 1 兆円の赤字となる。16 年 4 兆円、17 年 3 兆円と黒字で あった貿易黒字が赤字に転換したならば今年の若干のドル円の相場推移も納得 が出来る。ただ米ドル以外に対しては円高で強い。輸出が伸びないのは米中貿 易戦争で世界の各国も景気見通しを下方修正しており、消費する力、輸入する 力が衰えている。依然のように日本の景気悪化で輸出ドライブをかけようにも 相手国が応じてくれない。 日本の景気見通しも良くない。政府が 2019 年度の GDP 成長率の見通しを 1.3% 程度にする方向で調整している。7 月の予測では 1.5%と見込んでいたが、先行 き不透明な海外経済の情勢を考慮して下方修正する。米国自動車産業の労働組 合は日本政府が為替相場を円安に誘導することで米国生産車が不利になってい ると主張し、通貨安誘導を禁じる「為替条項」の導入を求めているが 需給が変わらないと円高にもなり難い。 また為替取引のタイミングは正確にはわからないが、武田薬品のシャイアー 買収、日本郵政のアフラックへの出資、政府の F35 購入なども円売り要因だ。 原油価格下落の影響が貿易収支に反映するまで円買いの動きは活発化しないだ ろう。 (テクニカル)「12 月 13 日-14 日の下降ラインが上値抵抗。12 月 10 日-14 日の 上昇ラインを下抜いて始まるかどうか」 日足、12 月 13 日-14 日の下降ラインが上値抵抗。12 月 10 日-14 日の上昇ライ

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ンを下抜いて始まるかどうか。12 月 11 日-14 日の上昇ラインがサポート。ボリ バン上限は 113.95、下限は 112.45。 5 日線上向き。ボリバン上位。雲の上 週足、11 月 19 日週-26 日週の上昇ラインを下抜く。10 月 22 日週-12 月 10 日週 の上昇ラインがサポート。11 月 26 日週-12 月 10 日週の下降ラインが上値低抵 抗 月足、18 年 3 月-9 月の上昇ラインを下抜く。15 年 10 月-11 月の下降ラインが 上値抵抗。16 年 6 月-18 年 3 月の上昇ラインがサポート 年足、3 月につけた 104 円から戻し年間で僅かに陽転。16 年-17 年の上昇ライン を下抜く。15 年‐16 年の下降ラインに沿う。 「NZ ドル円=75-80、米中貿易戦争の巻き添えに。今週は GDP」 (ポイント) *米中貿易戦争一時休戦で NZ ドルが上昇するも、華為技術問題で反落 *小売売上、企業信頼感指数は冴えず *住宅ローン規制をさらに緩和 *失業率が改善 *S&P が格付け見通しをポジティブに *3Q・CPI は予想を上回った PPI も上昇 *政策金利は据え置かれた *乳製品価格は下落 *非居住外国人による中古住宅購入が禁止となった *貿易収支は赤字が拡大しつつある *2Q・GDP は予想外の改善 *2Q 経常赤字は拡大 *ムーディーズは Aaa 格付けを維持 *米アルミ関税引き上げは NZ に打撃 *観光業が、GDP への貢献度では乳製品輸出を上回るようになった *人口は増加 *新協定「TPP11」の関連法案を賛成多数で可決 (市況) 3Q の雇用改善、CPI 上昇や格付け見通し上方修正に米中貿易戦争一時休戦で

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78.86 をつけたが 77 円前半まで下落した。米中休戦が続く実現性に疑問詞がつ いたこと、米国が華為技術 CFO を逮捕したことで貿易戦争がこじれそうになっ てきたことがある。NZ 政府も 5G について、華為の機器を使用する計画を却下し ている。中国経済の減速も NZ 経済に影を落としている。主要輸出産品の乳製品 価格が下落していること、住宅価格も豪の影響で下落の兆しがあることも悪材 料だ。2019 年の成長率と財政黒字の見通しは世界的な貿易摩擦と移民流入鈍化 により下方修正された。 今週発表される GDP に注目したい。 (政策金利は) 政策金利はまだ引き上げられないだろう。主要輸出産品の乳製品価格が下落 し続けている。住宅投資への規制強化で住宅価格が下げすぎたこともある。現 在は規制緩和へ向かっている。 (小売売上横ばい) 3Q 小売売上高は、前期比横ばいとなり、予想の約1%増を下回った。 食品や自 動車の売上高が減少した。個人消費の「足踏み」を示唆している可能性がある という。 中銀は、最近の堅調な経済指標にもかかわらず中立的なトーンを維持し、個人 消費の減速の可能性など成長見通しへのリスクについて警告しており、今回の 小売統計はこうした慎重な姿勢の裏付けとなる可能性がある。 (企業信頼感指数が横ばい) 11 月の企業信頼感指数は、前月と同水準となり、国内企業が引き続き、景気先 行きに悲観的であることが示された。ただ、今後の企業業績に対する期待は若 干改善した。 向こう1年間に経済が悪化すると予想した回答者の割合は差し引きで 37.1%。 企業の悲観的見方が強まったことから、この割合は 8 月に 50.3 と、10 年ぶり低 水準を記録した。 (19 年の財政黒字・成長率見通しを下方修正) 財務省は、2019 年の成長率と財政黒字の見通しを下方修正した。世界的な貿易

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摩擦と移民流入鈍化によるリスクを警告した。2019 年の財政黒字見通しは 17 億 NZ ドルとし、5 月の予算策定時の 37 億 NZ ドルから引き下げた。 成長率見通しは、18/19 年度は 2.9%で 3.8%から引き下げ。移民と住宅価格の 伸びの鈍化が始まっていることから、成長率見通しの下方修正は不可避と予想 されていた (住宅ローン規制をさらに緩和) 中銀は、来年初めから住宅ローン規制をさらに緩和すると発表した。住宅市場 の過熱が金融システムにもたらすリスクが和らいだためとしている。 金融安定報告でオア総裁は「住宅ローンの伸びと住宅価格インフレの双方が、 より持続可能なペースへと落ち着き、銀行による新規住宅ローン貸し出しのリ スク度合いが低下した」と説明した。

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