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これまでの経緯について すでにご案内のとおり 当基金では 平成 26 年 4 月に施行された厚生年金保険法等の一部を改正する法律に対応するため 検討委員会を立ち上げ検討を重ねてまいりました 検討委員会での議論をもとに 平成 27 年 2 月の第 98 回代議員会において平成 30 年 3 月末を目途

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(1)

加算年金 (選択・脱退・遺族一時金) (プラスアルファ部分) 基本年金 (代行部分) 代行部分を 国に返還 老齢厚生年金 (標準報酬再評価分等) 老齢基礎年金 新しい確定給付 企業年金の給付 老齢厚生年金 老齢基礎年金 老齢厚生年金 老齢基礎年金 現 在 解散・制度移行後 基金から支給 国から支給 基金未加入 国から支給 確定給付企業年金から支給 国から支給 ■制度移行のイメージ

全国電子情報技術産業厚生年金基金では、

平成30年3月に厚生年金基金を解散、

平成30年4月に新年金制度を設立する方針を決定し、準備を進め

ています。

方針決定までの経緯と、

解散後に設立する新しい年金制度の概要

および

新年金制度への移行に関する留意点

について

ご説明させていただきます。

※厚生年金基金解散後、代行部分の年金は国から老齢厚生年金として支給されることになります。 ※解散後の残余財産は、加入員・年金受給権者に分配金として支給されます。分配金相当の資産は、事業所の選択に より、新しく設立する年金制度(確定給付企業年金)へ引き継ぐことができます。

事業主・加入員の皆さまへ

新しい年金制度

確定給付企業年金の設立について

(2)

 すでにご案内のとおり、当基金では、平成26年4月に施行された厚生年金保険

法等の一部を改正する法律に対応するため、検討委員会を立ち上げ検討を重ねてま

いりました。検討委員会での議論をもとに、平成27年2月の第98回代議員会にお

いて平成30年3月末を目途に国の代行部分の資産を国に返す「代行返上」を決議し、

続いて、平成27年9月の第99回代議員会において、代行返上に伴う新たな制度へ

の移行を「権利義務承継方式」により行い、合わせて代行部分の資産の一部前納お

よび将来返上を決議いたしました。

 その後、検討委員会において新年金制度への移行について鋭意検討を重ねてまい

りましたが、平成28年2月に日銀マイナス金利が実行されたことにより、この政

策が新年金制度の運営にきわめて大きな影響を与え、厚生労働省が定めた基準では、

新制度発足3年目には2倍近い掛金が必要となる見込みであることが明らかとなり

ました。

 このため基金では、「権利義務承継方式」による制度移行を断念し、解散後、新

年金制度を設立する方針を平成29年2月15日の第102回代議員会において決議い

たしました。これは、手続上いったん基金を解散し、残余財産の分配金を原資に新

年金制度(確定給付企業年金)へ移行する方式(以下、「分配金持込方式」といい

ます)です。分配金の権利は個人に帰属しますが、事業所の選択により加入員の分

配金相当の資産を新年金制度に移換して制度移行を実施し、年金制度を継続するこ

とができます。

 平成30年4月1日に設立予定の新年金制度は、不透明な経済情勢下においても

長期にわたって安定的な基金運営が可能となるよう、利率を市場金利に連動させる

キャッシュバランスプランを採用することとしています。

 この冊子では、新しい年金制度の概要と制度移行に関する留意点についてご説明

しています。よくお読みいただき、新年金制度と制度移行についてご理解を深めて

いただきますようお願い申し上げます。

これまでの経緯について

(3)

【注】事業所において新年金制度に移行しない選択をする場合の留意事項については、11∼14ページ『新しい確 定給付企業年金に移行しない場合の留意事項について』をご参照ください。 分配金 新年金制度へ移行する事業所の加入員 (将来の年金給付)確定給付企業年金 新年金制度へ移行する 事業所の年金受給権者 新年金制度へ移行しない 事業所の加入員・年金受給権者 分配金 分配金 本人の 選択 分配金 基金解散後 の残余財産 (年金資産) 分配金支給 年金給付廃止

基金解散後、新年金制度への移行は、「分配金持込方式」というしくみにより実施します。

新年金制度に移行する事業所は、加入員(現役社員)の分配金が引き継がれ、新しい制度の給

付設計に基づいた給付を受けることになります。年金受給権者(OB社員)の分配金も、本人

の選択により新年金制度へ引き継ぐことができます。

新年金制度に移行しない事業所は解散により加算部分の給付が廃止となります。権利に応じた

額の分配金が加入員(現役社員)および受給権者(OB社員)に支給され、基金からの年金支

給は終了となります。なお、分配金は事業所の選択により、自社の企業年金等に移換して年金

原資とすることができます。

新年金制度へ移行するかどうかについては、事業所ごとに、選択していただくこととなります。

基金より、本年7月を目途に

「新年金制度移行に係るアンケート」

を事業所宛てにお送りしま

すので、よろしくお願いいたします。

新年金制度移行に関する事業所の選択について

分配金持込方式により新年金制度へ移行

■分配金支給と新年金制度移行のイメージ ■制度移行のスケジュール 平成28年 4月 「将来期間分の代行返上」「前納」の実施 8月 詳細設計検討委員会 新年金制度設計案の検討 9月 定例代議員会 新年金制度設計案の検討 11月 詳細設計検討委員会 新年金制度設計案の検討 平成29年 2月 定例代議員会 「過去返上」および新年金制度の設立と制度設計についての決定 3月〜4月 事業主説明会実施 新年金制度の制度設計案と移行に関する事業所の選択にあたっての留 意点について 7月 アンケートの取りまとめ 移行についての選択に関する事業所の意向調査 7月〜8月 事業主説明会実施 同意のお願い 解散実施および新年金制度の設立と制度設計についての同意。事業所の選択に伴う手続のご案内 9月 定例代議員会 9月〜10月 同意書の取りまとめ 12月 臨時代議員会 解散実施および新年金制度の設立と制度設計についての決定 平成30年 3月 厚生年金基金解散 4月 新年金制度の設立、制度移行

(4)

厚生年金基金解散後の後継制度として、新しい年金制度、確定給付企業年金を設立します。新

年金制度は私たちの業界独自の企業年金です。

新年金制度の制度設計にあたっては、不透明な経済情勢下においてもより安定的な基金運営が

可能となるようキャッシュバランスプランを採用します。

新しい年金制度(確定給付企業年金)の概要

■新年金制度の制度概要 現行の加算給付 新年金制度(案) 給付設計 加入期間に比例した定額給付を支給 持分と利息の元利合計額を給付原資と して年金・一時金を支給(キャッシュ バランスプラン)  (→5ページ) 加入者の範囲 厚生年金保険の被保険者(65歳まで) 厚生年金保険の被保険者(65歳まで) または、加入事業所の社員等に限定  (→6ページ) 掛金負担 全額事業主負担 同左  (→6ページ) 掛金・給付の 算定方法 掛金:報酬標準給与に比例して拠出 給付:加入期間に比例(定額給付) 掛金:加入者1人当たりの定額拠出 給付:持分と利息の元利合計額により 算定  (→6・7ページ) 年金給付 受給資格:加算加入員期間10年以上 支給期間:終身年金(20年保証) 支給開始年齢:60歳または60歳以上 の退職時から支給 受給資格:加入者期間10年以上 支給期間:確定年金(5年・10年・20 年から選択) 支給開始年齢:原則65歳(60歳以上 で退職した場合は退職時から支給)  (→8ページ) 一時金給付 受給資格:加算加入員期間  3年以上 脱退一時金・遺族一時金  10年以上 選択一時金 同左  (→8ページ) 基本年金の プラスアルファ部分 給付乗率 0.077/1000 廃止  (→8ページ) 予定利率 3.0% 2.0%

(5)

新年金制度は、基金財政の安定性(=年金制度の持続可能性)の観点から、キャッシュバラン

スプランを採用します。

キャッシュバランスプランとは、国債などの利回りを指標利率として、その利率に応じて利息

を加える積立預金のような制度です。積立持分(元本)に利息を加えた元利合計額を加入者の

給付原資(「仮想個人勘定残高」といいます)として、年金・一時金の支払いが行われます。

新年金制度のキャッシュバランスプランは、30年国債の年平均を指標利率とし、下限を1%、

上限を3%としています。

キャッシュバランスプランのしくみ

■キャッシュバランスプランのしくみ

新年金制度へ移行する事業所については、加入員の要支給額(現行給付の要支給額を調整した

額とします)が移行時の「仮想個人勘定残高」となります(OB社員の移行については10頁を

ご参照ください)。

■要支給額(一時金)を移行時の仮想個人勘定残高とする方法

元本

持分付与額累計 持分額

利息額累計

利息

給付

仮想個人勘定残高(一時金) 持分付与額(標準掛金) =前年度仮想個人勘定残高利息額 × 指標利率(加入中・待期中) 指標利率で年金化 1年度(加入) 持分額 持分額 持分額 利息額 利息額 持分額 利息額 2年度 持分額 仮想個人勘定残高 仮想個人勘定残高 一時金 年金 年金 年金 3年度 脱退 年金支給開始 指標利率 で年金化 または 残高そのも のを一時金 で給付 要支給額 (一時金) (一時金)要支給額 持分額 1年度(加入) 持分額 持分額 利息額 2年度 仮想個人勘定残高 仮想個人勘定残高 脱退 年金支給開始

(6)

現在の基金の加算給付の加入者範囲は厚生年金保険の被保険者となっていますが、新年金制度

では事業所ごとに次の①、②から選択可能です。

加入者の範囲については、事業所ごとに選択可能です

■加入者の範囲 ①厚生年金保険の被保険者(65歳まで) ②厚生年金保険の被保険者の一部(たとえば、加入事業所の社員に限定) ※ただし、新年金制度移行時点の被保険者(現加算加入員)は②の場合でも、移行時の経過措置と して新年金制度加入者とする方向です。 ※②の場合、就業規則等の提出が必要です。

現在の基金の加算給付の掛金は、全額事業主負担となっています。新年金制度においても、掛

金は全額事業主のご負担となり、加入者の負担はありません。

 なお、掛金は現行の厚生年金基金掛金(平均)以下となる見込みです。

掛金は現行制度と同様、全額事業主のご負担となります

新年金制度(キャッシュバランスプラン)は、指標利率2.0%と見込んだ場合に現在の基金の

加算給付の一時金水準を維持する設計となっています。この場合の持分額を、2,400円(月額)

とした場合、年齢と加入者期間に応じた給付額は次のページの表のとおりとなります。

一時金給付は現行の水準を維持します

現行加算給付(定額給付)の大卒モデルの一時金水準 【前提】加入年齢:22歳、資格喪失:65歳、加入年数:43年

 加算給付の一時金額=1,898,000円

*現在の推計値であり、制度発足時には、加入者数等に基づき再計算を行いますので、掛金額は若干変動しま す。不足金を償却するため、当分の間、特別掛金をご負担いただきます。

(7)

■新規加入者の給付設計(モデル給付額) (単位:円) 年齢 加入者期間 現行制度 新制度(キャッシュバランスプラン) (期末)(期末) 給付額 持分付与額(月額) 持分付与額(合計) (元利合計)給付額 1%の場合 給付額 (元利合計) 2%の場合 給付額 (元利合計) 3%の場合 23 1 (10,000) 2,400 28,800 28,944 29,087 29,229 24 2 (20,000) 2,400 57,600 58,177 58,755 59,334 25 3 30,000 2,400 86,400 87,702 89,017 90,343 26 4 46,000 2,400 115,200 117,523 119,883 122,282 27 5 65,000 2,400 144,000 147,642 151,368 155,180 28 6 91,000 2,400 172,800 178,062 183,482 189,064 29 7 117,000 2,400 201,600 208,786 216,238 223,965 30 8 143,000 2,400 230,400 239,817 249,649 259,912 31 9 170,000 2,400 259,200 271,159 283,729 296,939 32 10 196,000 2,400 288,000 302,815 318,490 335,076 33 11 235,000 2,400 316,800 334,786 353,946 374,357 34 12 274,000 2,400 345,600 367,078 390,112 414,816 35 13 313,000 2,400 374,400 399,692 427,001 456,489 36 14 352,000 2,400 403,200 432,633 464,627 499,413 37 15 391,000 2,400 432,000 465,903 503,006 543,624 38 16 459,000 2,400 460,800 499,505 542,153 589,162 39 17 527,000 2,400 489,600 533,444 582,083 636,065 40 18 595,000 2,400 518,400 567,722 622,811 684,376 41 19 662,000 2,400 547,200 602,343 664,354 734,136 42 20 730,000 2,400 576,000 637,310 706,727 785,389 43 21 793,000 2,400 604,800 672,627 749,948 838,179 44 22 855,000 2,400 633,600 708,297 794,034 892,554 45 23 918,000 2,400 662,400 744,323 839,001 948,559 46 24 980,000 2,400 691,200 780,710 884,868 1,006,245 47 25 1,043,000 2,400 720,000 817,461 931,652 1,065,661 48 26 1,147,000 2,400 748,800 854,579 979,371 1,126,859 49 27 1,251,000 2,400 777,600 892,069 1,028,045 1,189,894 50 28 1,355,000 2,400 806,400 929,933 1,077,693 1,254,820 51 29 1,459,000 2,400 835,200 968,176 1,128,333 1,321,693 52 30 1,564,000 2,400 864,000 1,006,801 1,179,986 1,390,573 53 31 1,587,000 2,400 892,800 1,045,813 1,232,673 1,461,519 54 32 1,611,000 2,400 921,600 1,085,215 1,286,413 1,534,593 55 33 1,635,000 2,400 950,400 1,125,011 1,341,228 1,609,860 56 34 1,660,000 2,400 979,200 1,165,204 1,397,139 1,687,384 57 35 1,685,000 2,400 1,008,000 1,205,800 1,454,168 1,767,235 58 36 1,710,000 2,400 1,036,800 1,246,802 1,512,338 1,849,480 59 37 1,736,000 2,400 1,065,600 1,288,213 1,571,671 1,934,194 60 38 1,762,000 2,400 1,094,400 1,330,039 1,632,191 2,021,448 61 39 1,788,000 2,400 1,123,200 1,372,283 1,693,922 2,111,320 62 40 1,815,000 2,400 1,152,000 1,414,950 1,756,887 2,203,889 63 41 1,842,000 2,400 1,180,800 1,458,043 1,821,111 2,299,234 64 42 1,870,000 2,400 1,209,600 1,501,567 1,886,620 2,397,440 65 43 1,898,000 2,400 1,238,400 1,545,526 1,953,439 2,498,592

(8)

※年金額はモデル給付額。  【前提】加入年数43年、持分額2,400円(月額)、指標利率2.0%

加入者期間が10年以上ある場合、年金が支給されます。

年金額は、仮想個人勘定残高に応じた額となります。

現在の基金の加算給付は終身年金ですが、新年金制度は受給年数を5年・10年・20年から選

択する確定年金になります。受給年数が短いほど年金額が多くなります。

5年・10年・20年から受給年数を選択する確定年金になります

加入者期間が3年以上ある場合、脱退一時金が支給されます。

 ただし、新年金制度移行時点の加入者で、65歳までの加入期間が3年未満となる人については、

加入者期間1ヵ月以上で脱退一時金が支給されます。

加入者期間が3年以上ある人や、脱退一時金や年金の受給権者が亡くなられたときは、遺族に

遺族給付金が一時金として支給されます。

脱退一時金は現行制度と同様、加入者期間3年以上で支給されます

現在の基金の基本年金は、国の老齢厚生年金の代行部分と、プラスアルファ部分(給付乗率

基本年金のプラスアルファ部分は廃止となります

■年金受給期間の選択肢と給付額のイメージ

仮想個人勘定残高

5年選択

10年選択

20年選択

年金受給開始

5年

10年

411,100円(年額)

215,700円(年額)

118,500円(年額)

20年

指標利率で年金化

(9)

メリット ・基金の独自給付をこれまでに近い形で継続できる ・安定的な基金運営が可能となり、掛金の追加負担リスクが軽減される ・年金資産運用において、スケールメリットを生かし、運用手数料の軽減・運用リスク 分散が可能 ・事業主掛金は損金算入となる デメリット ・引き続き基金の年金・一時金給付のための掛金(事業主負担)が必要 ・加入員分として、当面、特別掛金が必要 選択 加入事業所 新年金制度へ移行 電子厚年基金の確定給付企業年金* 主な選択肢(分配金の移換先) 新年金制度へ 移行しない 自社の確定給付企業年金* 自社の確定拠出年金 中退共(法人の役員は加入不可) 後継制度を設けない(移換先なし) 企業年金連合会(本人の任意) 電子厚年基金 メリット ・基金の年金・一時金給付のための掛金(事業主負担)が不要となる ・分配金は自社の年金制度等へ持ち込むことが可能 デメリット ・基金独自の年金や一時金給付が失われる ・各事業所で企業年金を実施する場合は運用手数料等コストが発生する ・分配金支給により制度終了とする場合は、加入員・受給権者本人への説明や補填が必 要となる場合があります。* ・分配金支給により制度終了とする場合は、分配金は一時所得として課税される

基金解散後に新たに設立する新年金制度(電子厚年基金の新確定給付企業年金)へ移行するか

どうかについては、事業所において選択していただくことになります。事業所ごとに、以下の

選択が可能となります。

■制度移行に係る主な選択肢

制度移行に関する選択肢とメリット・デメリット

*加算年金受給権者の分配金については、本人の選択により、電子厚年基金の確定給付企業年金または自社の確定給 付企業年金に移換することが可能です(確定拠出年金または中退共への移換はできません)。 *制度終了者の分配金は、解散後の残余財産の範囲での分配となるため、本来約束していた給付を下回ることとなり ます。行政指導により、退職給付義務履行の必要性の観点から、本人の納得が得られる説明や補填等が必要となる 場合があります。 →対応策の1つとして  全国電子情報技術産業厚生年金基金が実施する新年金制度(確定給付企業年金)では、加算給付に代わる独自の 年金制度を構築し、企業年金制度を継続することができます。  ぜひ、新年金制度へご参加いただくことをおすすめいたします。

電子厚年基金の確定給付企業年金への移行を選択する場合

電子厚年基金の確定給付企業年金への移行を選択しない場合

(10)

現役社員 基金から:基金解散・新年金制度への移行に伴い、分配金を新年金制度に移換する旨お よび新年金制度の給付内容に関するお知らせをします。 OB社員 基金から:加算年金の受給資格のあるOB社員に対し、基金解散に伴い、分配金支給と なる旨のお知らせをします。  加算年金の受給資格のないOB社員に対し、基金解散に伴い、基金からの年 金支給終了となる旨のお知らせをします。 代行部分の資産 代行部分の資産 分配金 残余財産を分配 代行部分を国に返還 上乗せ部分の資産 現 在 基金解散後 基金から支給 新年金制度 国から支給 現役社員 (加入員) 確定給付企業年金電子厚年基金の OB社員 (受給権者) 分配金 分配金 本人の選択 基金から分配金支給年金給付廃止  基金解散によって、代行部分の債務に相当する資産を国に返還することになります。このため代行部 分の年金は国から老齢厚生年金として支給されることとなります。  残余財産については、解散時点の加入員・加算年金の受給権者に分配金として割り当てられます。た だし、加算年金をすでに一時金で精算済みの方には、分配金はありません。  加算年金の受給資格のあるOB社員には権利に応じた額の分配金が支給され、厚生年金基金からの加

基金解散後、電子厚年基金が設立する新年金制度(確定給付企業年金)に移行する場合は、分

配金

を現役社員・OB社員ともに移換することができます。ただし、OB社員の移換について

は本人の選択であり、分配金の移換を行わず本人に分配金を支給して制度終了とすることもで

きます。

年金受給権者の取り扱いについて

新年金制度(確定給付企業年金)に移行する場合

※加算年金の受給資格のあるOB社員は、 分配金に代えて、厚生年金基金規約に 基づく加算給付の一時金(選択一時金) を請求することもできます。 *新年金制度へ移行する場合は、現行給付の要支給額(一時金)が引き継がれます(→5ページ)。 ■加算年金の受給資格のあるOB社員への分配金の支給 算年金の支給は終了となります。分配 金は、本人の選択により新年金制度ま たは自社の確定給付企業年金に年金原 資として移換することも可能です。た だし、受給者が分配金を移換する場合 は残余財産の範囲での分配となるため 従来額を下回ることとなります。

(11)

全国電子情報技術産業厚生年金基金では、

平成30年3月に厚生年金基金を解散、

平成30年4月に新年金制度を設立する方針を決定し、

準備を進めています。

事業所において、

「新年金制度に移行しない」

選択をされる場合の

留意事項について、ご説明させていただきます。

新しい確定給付企業年金に

移行しない場合の

留意事項

について

(12)

基金解散後、新年金制度へ移行しない事業所においては、基金の加算部分の給付は廃止となり、

残余財産が加入員・受給権者の権利に応じて分配されます。

電子厚年基金が設立する新年金制度へ移行しない事業所は、分配金の取り扱い(移換先)につ

いて検討が必要です。選択肢には、下図の4つのパターンがあります。

■新年金制度へ移行しない事業所の選択肢 【ご注意】  分配金の主な移換先としては、①自社の確定給付企業年金、②自社の確定拠出年金、③中退共 があります。ただし、選択肢によっては、移行対象者が限定され、対象者以外は制度終了となる 場合があります(→13・14ページ)。  また、分配金は、解散後の残余財産の範囲での分配となるため、本来約束していた給付を下回 ることとなります。行政指導により、退職給付義務履行の必要性の観点から、本人の納得が得ら 選択 新年金制度へ移行しない ①自社の確定給付企業年金 ②自社の確定拠出年金 ③中退共(法人の役員は加入不可) ④後継制度を設けない(移換先なし) 企業年金連合会(本人の任意) (→13ページ) (→13ページ) (→14ページ) (→14ページ) (→14ページ) 選択肢(分配金の移換先) ※分配金が本人に支払われ制度終了となった場合は、本人の任 意により分配金を企業年金連合会へ移換し、「通算企業年金」 として受け取ることもできます。

新年金制度に移行しない場合は、分配金の取り扱いについて検討が必要です

(13)

現役社員 基金から:基金解散に伴い、分配金支給となる旨のお知らせをします。 事業所から:分配金を自社の確定給付企業年金制度に移換する旨の説明が必要です。 OB社員 基金から:加算年金の受給資格のあるOB社員に対し、基金解散に伴い、分配金支給と なる旨のお知らせをします。  加算年金の受給資格のないOB社員に対し、基金解散に伴い、基金からの年 金支給終了となる旨のお知らせをします。 事業所から:分配金を自社の確定給付企業年金制度に移換するOB社員に対し、移換を 希望するかどうか確認が必要です。 現役社員 (加入員) 確定給付企業年金自社の OB社員 (受給権者) 分配金 分配金 事業所の選択 基金から分配金支給年金給付廃止 現役社員 基金から:基金解散に伴い、分配金支給となる旨のお知らせをします。 事業所から:分配金を自社の確定拠出年金に移換する旨の説明が必要です。 OB社員 基金から:加算年金の受給資格のあるOB社員に対し、基金解散に伴い、分配金支給と なる旨のお知らせをします。  加算年金の受給資格のないOB社員に対し、基金解散に伴い、基金からの年 金支給終了となる旨のお知らせをします。 現役社員 (加入員) 確定拠出年金自社の OB社員 (受給権者) 分配金 分配金 基金から分配金支給年金給付廃止

基金解散後、分配金を自社の確定給付企業年金に移換する場合は、現役社員・OB社員ともに

移換することができます。ただし、OB社員の移換については事業所の任意であり、分配金の

移換を行わず本人に分配金を支給して制度終了とすることもできます。

基金解散後、分配金を自社の確定拠出年金に移換する場合は、現役社員のみ移換が可能で、

OB社員は基金から本人に分配金を支給して制度終了となります。

※当基金では、各社の後継制度等に関して詳細を把握していないため、後継制度に関する照会や事業所としての個別 対応等についての照会は各事業所でご対応をお願いいたします。 ※当基金では、各社の後継制度等に関して詳細を把握していないため、後継制度に関する照会や事業所としての個別 対応等についての照会は各事業所でご対応をお願いいたします。

①分配金を自社の確定給付企業年金に移換する場合

②分配金を自社の確定拠出年金に移換する場合

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現役社員 基金から:基金解散に伴い、分配金支給となる旨のお知らせをします。 事業所から:分配金を中退共に移換する旨の説明が必要です。 OB社員 基金から:加算部分の受給資格のあるOB社員に対し、基金解散に伴い、分配金支給と なる旨のお知らせをします。  加算年金の受給資格のないOB社員に対し、基金解散に伴い、基金からの年 金支給終了となる旨のお知らせをします。 現役社員 (加入員) 中退共 OB社員 (受給権者) 分配金 分配金 基金から分配金支給年金給付廃止 現役社員 基金から:基金解散に伴い、分配金支給となる旨のお知らせをします。 OB社員 基金から:加算年金の受給資格のあるOB社員に対し、基金解散に伴い、分配金支給と なる旨のお知らせをします。  加算年金の受給資格のないOB社員に対し、基金解散に伴い、基金からの年 金支給終了となる旨のお知らせをします。 現役社員 (加入員) OB社員 (受給権者) 分配金 分配金 基金から分配金支給 年金給付廃止

基金解散後、分配金を中退共に移換する場合は、現役社員(法人の役員を除く)のみ移換が可

能で、OB社員は基金から本人に分配金を支給して制度終了となります。

基金解散後、後継制度を設けない場合は、現役社員・OB社員ともに基金から本人に分配金を

支給して制度終了となります。

※上記のほか、事業所としての個別対応等についての照会は各事業所でご対応をお願いいたします。 ※上記のほか、事業所としての個別対応等についての照会は各事業所でご対応をお願いいたします。

③分配金を中退共に移換する場合

④後継制度を設けない場合

企業年金連合会の通算企業年金について  後継制度を設けない場合等、本人に分配金が支給され制度終了となった場合は、本人の任意により分配金を企

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制度移行についてのQ&A

Q 1 「分配金持込方式」による制度移行のメリットとはどのようなものですか。 A 1  「分配金持込方式」とは、厚生年金基金から確定給付企業年金への移行方法の1つで、いったん基金を解散 する形をとることから、「新年金制度へ移行する事業所」や「分配金支給により制度終了または自社の後継制 度で対応する事業所」など、さまざまな事業所のニーズに対応できる移行スキームです。  また、新年金制度の設計にあたっては、これまでの給付設計をそのまま引き継ぐのではなく、自由度の高い 給付設計が可能となります。新年金制度では、掛金負担を適正な水準に設定し、不透明な経済情勢下において も安定的な基金運営が可能となるようキャッシュバランスプランを採用する予定です。 Q 2 新年金制度の掛金負担額はどの程度になるのですか。 A 2  新年金制度では、現行制度と同様、掛金は全額事業主にご負担いただきます。基金の掛金には、給付のため の標準掛金と積立不足償却のための特別掛金があります。厚生年金基金の不足金がある状態で解散することに なりますので、当分の間、特別掛金が必要となります。制度設計のシミュレーションにおいては、標準掛金と 特別掛金を合わせた掛金総額が現行制度を上回らない範囲で設定しています。また、特別掛金の償却期間につ いても、現行制度よりも短縮する設計としています。  なお、給付額についても、現在の加算給付の一時金水準を維持するよう設計する予定です(→6・7ページ) Q 3 分配金を自社の確定給付企業年金へ移換する場合、どのような選択肢がありますか。 A 3  自社に既存の確定給付企業年金がある場合、あるいは新規に自社で確定給付企業年金を設立する場合、分配 金を移換することができます。その場合の選択肢は次の2つとなります。 ①現役社員・OB社員ともに移換し年金制度を継続する ②現役社員は移換して年金制度を継続し、OB社員は分配金を本人に支払い制度終了とする  上記①の場合は、現役社員・OB社員の分配金を基金から事業所に交付します。OB社員については分配金 を確定給付企業年金へ移換することを希望するか、本人に確認が必要です。②の場合は、現役社員の分配金を 基金から事業所に交付し、OB社員の分配金を基金から本人に支払います。 Q 4 現行の加算年金受給者の加算給付の一時金(選択一時金)とは、どのようなものですか。 A 4  現行制度では、加入期間が10年以上で退職した人は、基金の独自給付である加算年金を受けられます。加 算年金は受給権者の希望により、一時金(選択一時金)として受けることもできます。選択一時金は年金受給 開始後でも、保証期間(20年)*内であれば残りの期間に応じた額を受けることができます。  加算年金受給権者の選択一時金は解散前の厚生年金基金規約に基づいた額が支払われますが、分配金額は残 余財産の範囲での支払いとなるため、分配金額は選択一時金額を下回ることとなります。 ■掛金負担額の比較 新制度案*1 現行制度*2 掛金額合計(月額) 4,400円 5,457円 *1 厚生年金基金の制度終了までに既存受給権者全員が加算部分の一時金受給を選択し、残余財産の分配方法を要支給額比とし た場合の推計値。当該掛金は一定の前提のもと試算した結果となります。実際に新制度に加入する人員構成や持ち込まれる 年金資産の増減等により、当該掛金が変動する可能性があることにご留意ください。上記のほか、現行程度の事務費掛金の 負担をお願いします。 *2 現行掛金水準の算出過程  ・平均報酬月額:363,815円(1人当たり)  ・現行掛金額(月額)の算定方法:報酬月額×掛金率(標準・特別)  ・現行掛金率:加算標準掛金率6‰、加算特別掛金率9‰、基本特別掛金率2‰ *平成16年4月1日以前の資格喪失者は15年です。

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参照

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