30
年産「生産の目安」の基本的な考え方に対する申し入れ事項
平成29年9月15日 北海道農協米対策本部 1.基本的な考え方 ○ 30 年産以降、急激な需給変動が発生した場合においても、生産者の経営安定と手 取りの確保を図っていくことが重要であるが、一方で産地としての供給責任を果 たし、北海道米を求める需要者の期待に応えていくためには、必要な水稲作付面 積を確保し、北海道米の安定供給に併せて取り組んでいく必要がある。 これらの達成に向け、国による生産数量目標の配分が廃止となる 30 年産以降に ついても、引き続き需要に応じた米生産を行うため、新たに設定する「生産の目安」 の達成を目指し、オール北海道が一体となって需要に応じた米生産の推進を行う こと。 2.作付意向調査の実施 ○ 水稲作付面積の減少傾向が続く中、北海道米の安定供給に取り組むためには、地 域の作付意向の把握を行い、各産地が持つ水張能力を最大限活用していく必要が ある。 作付意向調査の実施にあたっては、北海道としての 30 年産に向けた米生産の基 本的な指針を示すとともに、その精度を高めるため、全国・北海道の需給情報や 30 年産以降の産地交付金の活用方法等、産地に対する十分な情報提供を行うこと。 3.「生産の目安」の設定方法 (全道段階) ○ 全道の生産の目安の設定にあたり、従来の全国の需給見通しに基づいた算定方法 では、30 年産においても引き続き主食用米の大幅な削減が必要となる。しかし、 北海道米の需要は近年安定しており、必要以上の供給量の減少は、北海道米を求 める消費者の期待を裏切ることになりかねず、オール北海道体制で取り組んでき た北海道米食率向上に向けた取り組みに逆行することになる。 このことから、30 年産「生産の目安」については、全国の需給見通しを考慮した 上で、稲作農業者の所得確保と北海道米の需要に確実に対応することを目指し、水 張面積の確保を図る内容とすること。 (地域段階) ○ 地域段階の生産の目安の設定にあたっては、算定方法の透明性を確保するととも に、作付実績を基本とし、作付意向についても十分に考慮すること。 ○ 加工用米の取扱いについては、地域事情等により非主食用米の取組方針が異なる ことから、30 年産の加工用米の「生産の目安」については、全道の目安を必要量 に基づき示した上で、地域別の目安については、生産現場への理解促進に向けた 参考値として設定し、31 年産以降、実効性の確保に向け、生産販売体制や地域別 の設定方法について、更なる検討を行うこと。 資 料 14.「生産の目安」の推進等 ○ 需要に応じた米生産に取り組むためには、生産者や集荷業者のみならず、北海道 及び市町村等の行政も含めたオール北海道体制で推進を行う必要があることから、 30 年産以降についても北海道及び市町村等は、関係団体と積極的な連携を図り、 一体的な推進を行うこと。 ○ 需要に応じた生産の推進をオール北海道で確実に実施するためにも、「生産の目 安」については、各地域協議会から生産者別に設定することを基本に取り組むと ともに、産地交付金の活用にあたっては、非主食用米の目安を考慮し、水張面積 の確保につながる活用方法を検討すること。 以 上
1
30年産「生産の目安」の基本的な考え方(案)
新
旧
30年産「生産の目安」の基本的な考え方(案)
平 成 2 9 年
9
月
2 1
日
北海道農業再生協議会水田部会
1
北海道米をめぐる情勢
本道の米の作付面積は近年減少傾向で推移しており、平
成 28 年産米の収穫量は 60 万トンを下回る結果となった
一方で、北海道米の品質に対する評価は着実に向上してお
り、全国的に高い評価を受けている。
人口減少やライフスタイルの変化などにより米の消費が
減少する中、これからの北海道米生産においては、主食用
米を中心に、需要の拡大が期待される業務用や安定的な需
要が見込まれる加工用など非主食用米も含めた水稲作付の
維持・確保により、水田をフル活用しながら北海道米に対
するさまざまな需要に応えていく必要がある。
2
「生産の目安」の概要
(1)目 的
行政による生産数量目標の配分が廃止となる平成 30
年産以降においても、北海道米への多様なニーズに的確
に応えていくため、北海道米価格の安定による農家所得
30年産「生産の目安」の基本的な考え方(案)
平 成 2 9 年
7
月
2 8
日
北海道農業再生協議会水田部会
(新設)
1
「生産の目安」の概要
(1)目 的
行政による生産数量目標の配分が廃止となる平成 30
年産以降においても、北海道米への多様なニーズに的確
に応えていくため、北海道米価格の安定による農家所得
資料2-12
の確保を基本として本道稲作経営の安定化を図っていく
ことが必要である。
このため、全道の生産者、農業関係機関・団体、集荷
業者、行政等「米関係者」が一体となったオール北海道
体制で需要に応じた米生産を推進していくこととし、道
及び地域の「農業再生協議会」が主体となり、米価の安
定による農家所得の確保や北海道米の安定供給を目的と
した全道及び地域協議会ごとに「生産の目安」を設定す
る。
(2)設定内容等
○ 全道及び地域協議会ごとの「数量」、「面積」を設定
○ 水稲全体、主食用、加工用
※、その他(新規需要米等)
○ うるち、もち別
※ 地域協議会に対する加工用米の数値は、仮に各地域
協議会がこれだけ生産すれば、全道の加工用米の生産
の目安に沿った取組となるという「参考値」として設
定する。これに伴い、地域協議会の生産の目安のうち
その他(新規需要米等)に相当する分は、加工用米分
と合わせて「主食用以外」として設定する。
の確保を基本として本道稲作経営の安定化を図っていく
ことが必要である。
このため、全道の生産者、農業関係機関・団体、集荷
業者、行政等「米関係者」が一体となったオール北海道
体制で需要に応じた米生産を推進していくこととし、道
及び地域の「農業再生協議会」が主体となり、米価の安
定による農家所得の確保や北海道米の安定供給を目的と
した全道及び地域協議会ごとに「生産の目安」を設定す
る。
(2)設定内容等
○ 全道及び地域協議会ごとの「数量」、「面積」を設定
○ 水稲全体、主食用、加工用、その他(新規需要米等)
○ うるち、もち別
3 ■生産の目安[イメージ]
(3)「生産の目安」の位置付け・考え方
○ 全道の「生産の目安」は、各団体が自ら策定した
生産販売計画に基づき算定した、オール北海道で目指
すべき目標値。
○ 地域協議会は、道協議会から提示された地域協議
会ごとの「生産の目安」を参考に、主体的に需要に
応じた生産を推進。
3
「生産の目安」の設定等
(1)JA別生産販売計画の策定
(7月)
■生産の目安[イメージ](3)「生産の目安」の位置付け・考え方
○ 全道の「生産の目安」は、各団体が自ら策定した
生産販売計画に基づき算定した、オール北海道で目指
すべき目標値。
○ 地域協議会は、道協議会から提示された地域協議
会ごとの「生産の目安」を参考に、主体的に需要に
応じた生産を推進。
2
「生産の目安」の設定等
(1)JA別生産販売計画の策定
(7月)
うち主食用 うち加工用 うちその他 うるち 556,000 508,000 20,000 28,000 102,800 もち 40,000 32,000 8,000 0 7,400 合計 596,000 540,000 28,000 28,000 110,200 うるち 10,000 8,000 1,000 1,000 1,850 もち 0 0 0 0 0 合計 10,000 8,000 1,000 1,000 1,850 うるち 20,000 18,000 2,000 0 3,700 もち 3,000 2,000 1,000 0 550 合計 23,000 20,000 3,000 0 4,250 B 協議会 区分 全 道 数 量 (t) 面積(ha) A 協議会 水稲全体 うち主食用 うち加工用 うちその他 数量(t) 556,000 508,000 20,000 28,000 面積(ha) 102,800 93,925 3,698 5,177 数量(t) 40,000 32,000 8,000 0 面積(ha) 7,400 5,920 1,480 0 数量(t) 596,000 540,000 28,000 110,200 面積(ha) 110,200 99,845 5,178 5,177 水稲全体 (参考) うち主食用 うち 主食用以外 加工用 数量(t) 20,000 18,000 2,000 1,000 面積(ha) 3,700 2,960 740 370 数量(t) 3,000 2,000 1,000 1,000 面積(ha) 550 367 183 183 数量(t) 23,000 20,000 3,000 2,000 面積(ha) 4,250 3,327 923 553 協議会 区分 うるち もち 合計 全道 区分 うるち もち 合計4
○ JAが 29~31 年産のJA別生産販売計画を策定
し、ホクレンへ提出。
(2)作付意向調査の実施
(9月~10 月)
○ 道農業再生協議会水田部会(以下「水田部会」とい
う。)が、地域協議会に「生産の目安」等に係る「基本
的な考え方」(目安の位置付け・設定方法・推進等、産
地交付金の方向性、作付意向調査の目的等)を提示、品
質分析データ等を提供。
○ 地域協議会が作付意向(面積)を把握し、水田部会の
構成員である道へ報告。
○ 道が全道の水稲作付意向面積の増減(前年比)をと
りまとめ、調査結果を地域協議会へフィードバック。
○ 地域協議会は、協議会内(JA・集荷業者等)で全道
の調査結果等を情報共有。
(3)JA別生産販売計画の変更報告
(11 月)
○ JAは全道の調査結果等を踏まえ、JA別生産販売
計画を変更し、ホクレンへ報告。
○ JAが 29~31 年産のJA別生産販売計画を策定
し、ホクレンへ提出。
(2)作付意向調査の実施
(9月~10 月)
○ 道農業再生協議会水田部会(以下「水田部会」とい
う。)が、地域協議会に「生産の目安」等に係る「基本
的な考え方」(目安の位置付け・設定方法・推進等、産
地交付金の方向性、作付意向調査の目的等)を提示、品
質分析データ等を提供。
○ 地域協議会が作付意向(面積)を把握し、水田部会の
構成員である道へ報告。
(作付意向調査イメージは別
紙のとおり)
○ 道が全道の水稲作付意向面積の増減(前年比)をと
りまとめ、調査結果を地域協議会へフィードバック。
○ 地域協議会は、協議会内(JA・集荷業者等)で全道
の調査結果等を情報共有。
(3)JA別生産販売計画の変更報告
(11 月)
○ JAは全道の調査結果等を踏まえ、JA別生産販売
計画を変更し、ホクレンへ報告。
5
(4)団体ごとの生産販売計画策定
(11 月)
○ 農業団体、集荷団体が「生産販売計画」を策定し、
水田部会へ提出。
(5)全道及び地域段階の「生産の目安」(案)の算定
(12 月)
○ 道が全道と地域協議会の「生産の目安」(案)を算
定。(算定方法は別紙のとおり)
(6)「生産の目安」の決定・提示
(12 月)
○ 水田部会において「生産の目安」を決定し、道農業
再生協議会が地域協議会、農業団体、集荷団体に対し
て提示する。
4
「生産の目安」の推進等
(1)「生産の目安」の推進
○ 道農業再生協議会(水田部会)は、全道及び地域協
議会の「生産の目安」の提示など、米価の安定による
農業所得や北海道米の安定供給を目的とした「生産の
目安」の実効性の確保に向け、地域協議会、農業団体、
集荷団体等と連携したオール北海道の取組として、本
道における需要に応じた生産を推進する。
○ 農業団体、集荷団体は「生産の目安」に基づく需要
(4)団体ごとの生産販売計画策定
(11 月)
○ 農業団体、集荷団体が「生産販売計画」を策定し、
水田部会へ提出。
(5)全道及び地域段階の「生産の目安」(案)の算定
(12 月)
○ 道が全道と地域協議会の「生産の目安」(案)を算
定。(算定方法
(素案)
は別紙のとおり)
(6)「生産の目安」の決定・提示
(12 月)
○ 水田部会において「生産の目安」を決定し、道農業
再生協議会が地域協議会、農業団体、集荷団体に対し
て提示する。
3
「生産の目安」の推進等
(1)「生産の目安」の推進
○ 道農業再生協議会(水田部会)は、全道及び地域協
議会の「生産の目安」の提示など、米価の安定による
農業所得や北海道米の安定供給を目的とした「生産の
目安」の実効性の確保に向け、地域協議会、農業団体、
集荷団体等と連携したオール北海道の取組として、本
道における需要に応じた生産を推進する。
○ 農業団体、集荷団体は「生産の目安」に基づく需要
6
に応じた米生産の推進について組織決定し、全道運動
として展開する。
○ 地域協議会は、
構成団体が連携して、
道内における
需要に応じた生産の実現に向け、
水田部会が提示する
「生産の目安」に基づき
生産者
別の「生産の目安」を
算定・
提示
することを基本に、地域の実情に応じて「生
産の目安」の推進に必要な
情報提供等の取組を進める。
(2)産地交付金の活用
○
30年産以降も米主産地としての地位を揺るぎないも
のとするため、多様なニーズに対応した生産力の維持・
確保を図るとともに、
生産者の経営安定に資する省力化・
低コスト生産の取組を支援するなど、
引き続き、産地交
付金
を活用し
水田のフル活用
を
推進する。
(
3
)実施状況の確認等
○ 水田部会において、作付意向調査の結果や「生産の
目安」の実施状況(作付実績)等を確認・検証し、目
安の運用改善等を行う。
に応じた米生産の推進について組織決定し、全道運動
として展開する。
○ 地域協議会は、道内における需要に応じた生産の実
現に向け、
地域の実情に合わせて、
生産者
等に対する
地域段階の「生産の目安」の
提示
などの
情報提供等の
取組を進める。
○
「生産の目安」による需要に応じた生産を進めるた
め、加工用米や新規需要米の生産等、
引き続き、産地
交付金
による
水田のフル活用
の
推進
について検討
す
る。
(
2
)実施状況の確認等
○ 水田部会において、作付意向調査の結果や「生産の
目安」の実施状況(作付実績)等を確認・検証し、目
安の運用改善等を行う。
1 別紙 平成30年産「生産の目安」の算定方法 1 算定の流れ (1)はじめに全道の生産の目安を算定し、これを踏まえて地域協議会の生産の目安を算 定する。 (2)うるち、もちのそれぞれについて算定する。 2 全道の生産の目安の算定方法 (1)数量の目安 ア 水稲全体 イからエの合計値とする。 イ 主食用米 次の情報を総合的に勘案して算定する。 (ア)農業団体及び集荷団体から報告される平成 30 年産米の生産販売計画における 主食用米の販売計画数量 (イ)平成 30/31 年の主食用米等の需要見通し(農林水産省「米穀の需給及び価格 の安定に関する基本方針」) (ウ)平成 28/29 年までの都道府県別需要実績(農林水産省「米穀の需給及び価格 の安定に関する基本方針」参考統計表) (エ)作付意向調査において地域協議会から報告される平成 30 年産の主食用米作付 意向面積 (オ)その他の関連資料 ウ 加工用米 農業団体及び集荷団体から報告される平成 30 年産米の生産販売計画における加 工用米の販売計画数量の合計値とする。 エ その他 作付意向調査において地域協議会から報告される面積の合計値を、3(1)の換 算単収により数量に換算し、1kg 未満の端数を切り上げた値とする。なお、WCS 用 稲の出荷形態がその他の用途と異なる点について、生産の目安の算定においては考 慮しない。 (2)面積の目安 (1)アからエのそれぞれについて、4(1)の換算単収により面積に換算し、1ha 未満の端数を切り上げた値とする。 なお、水稲全体の面積の目安と内訳が一致するよう、内訳の値について所要の調整 を行うことがある。 3 地域協議会の生産の目安等の算定方法 (1)数量の目安 ア 水稲全体 資料2-2
2 イ及びエの合計値とする。 イ 主食用米 作付意向調査において地域協議会から報告される平成 29 年産の作付実績を基本 に、2(1)イの方法により算定する全道の生産の目安、平成 29 年産米の市町村 別生産数量目標の達成状況及び作付意向調査において地域協議会から報告される平 成 30 年産の作付意向を踏まえ所要の調整を行って算定する。 なお、作付実績及び作付意向は、4(2)の換算単収により数量に換算して取り 扱う。この際、1kg 未満の端数は切り上げる。 ウ 加工用米(参考値) イの方法に準じて算定する。ただし、平成 29 年産米の市町村別生産数量目標の 達成状況については考慮しない。 エ 主食用米以外 ウの加工用米の参考値と、次の方法により算定される加工用米以外の非主食用米 に係る生産の目安の合計値とする。 (加工用米以外の非主食用米) 作付意向調査において地域協議会から報告される面積を、4(2)の換算単収に より数量に換算し、1kg 未満の端数を切り上げた値とする。なお、WCS 用稲の出 荷形態がその他の用途と異なる点について、生産の目安の算定においては考慮しな い。 (2)面積の目安 (1)アからエのそれぞれについて、4(2)の換算単収により面積に換算し、1ha 未満の端数を切り上げた値とする。 なお、水稲全体の面積の目安と内訳が一致するよう、内訳の値について所要の調整 を行うことがある。 4 換算単収の算定方法 (1)全道の面積の目安を算定する際に用いる換算単収 農林水産省が公表した平成 29 年産水稲の都道府県別の 10a 当たり平年収量 (1.7mm 基準ベース)とする。 (2)地域協議会の数量の目安及び面積の目安を算定する際に用いる換算単収 ア 農林水産省北海道農政事務所が公表した平成 22 年産から平成 28 年産までの水 稲の市町村別収穫量(北海道)のうち 10a 当たり収量(kg)の中庸5年分の平均値 (以下、「市町村別 7 中 5 平均単収」という。)を、次の方法により補正した値とす る。 (補正方法) 換算単収=市町村別 7 中 5 平均単収×補正係数 補正係数=(農林水産省が公表した平成 29 年産の作柄表示地帯別平年単収) ÷(市町村別 7 中 5 平均単収の作柄表示地帯別の平均単収)
3 イ 市町村別 7 中 5 平均単収の算定において、秘匿措置により 10a 当たり収量の公 表値が 6 年分又は 5 年分に限られる場合はそれぞれ公表値のうち中庸4年分又は 3年分の平均値を、公表値が 4 年以下の場合はすべての公表値の平均値を用いる。 ウ 地域協議会の区域に複数の市町村が含まれる場合は、該当する市町村の換算単収 を区域内の市町村別水稲作付面積により加重平均した値とする。 エ 地域協議会を複数の区域に分けて生産の目安を設定する必要がある場合は、区域 ごとの換算単収は算定しない。 オ 算定の各段階で生じる端数は、その都度 1kg 未満を切り捨てる。 5 その他 (1)各地域協議会の生産の目安の合計が全道の目安と一致するよう、所要の調整を行う ことがある。 (2)算定に用いた数値及び算定方法の詳細は、地域協議会からの求めに応じて情報提供 する。 (3)都合により算定方法を変更する必要がある場合は、別途水田部会において協議する。
1
平成30年度 産地交付金について(案)
平 成 2 9年 9 月2 1 日 北海道農政部農産振興課1 産地交付金の概要
概算要求額 105,740(101,572)百万円
○ 地域の作物振興の設計図となる「水田フル活用ビジョン」に基づき、特色ある産地を創造す
る取組を支援するための交付金。地域の裁量で活用することが可能。
○ 【当初配分】国から配分される交付金枠の範囲内で、都道府県や地域農業再生協議会が助成
内容(対象作物、取組・単価等)を設定。
○ 【追加配分】地域の取組(以下)に応じて都道府県に配分。
追加配分の対象取組
追加配分単価
飼料用米、米粉用米の多収品種の取組
12,000
円/10a
加工用米に係る複数年契約(3年間の取組)
(継続分のみ)12,000
円/10a
そば・なたねの作付
(基幹作のみ)20,000
円/10a
※
上記のほか、都道府県に対して
① 転換作物拡大として、前年度実績よりも転換作物が拡大し、主食用米の作付面積が減
少した面積に応じて 10,000 円/10a を配分。
② コメの新市場開拓として、内外のコメの新市場の開拓を図る米穀の作付面積に応じて
20,000
円/10a を配分。
③ 畑地化として、水田台帳の交付対象水田から除外した面積に応じて 10.5 万円/10a を
配分。
(取組年度限り、当メニューのみ交付可) 資料2-32
2 平成30年度産地交付金の活用について
○ 国の平成30年度産地交付金の取扱いの考え方を踏まえ、30年産以降も米主産地としての地
位を揺るぎないものとするため、多様なニーズに対応した生産力の維持・確保を図るとともに、
生産者の経営安定に資する省力化・低コスト生産の取組を支援する。
○ 配分方法(一部配分の留保)や財源(追加配分の対象となる取組の見直し)
、米の直接支払交付
金の廃止等を踏まえ、北海道における水田フル活用を推進するため、次のとおり、支援単価及び
メニュー等の見直しを行う。
◆北海道における産地交付金の活用の考え方
(1)省力化・低コスト化(生産性向上)に資する取組の支援継続。
(2)助成単価は 29 年度の水準を基本に、予算配分の状況を踏まえ必要に応じて調整。
(3)国の制度見直しを踏まえ、
① 道枠による酒造好適米、備蓄米の取組に対する支援を廃止。
② 生産数量目標の算定方法見直しにより生じた削減面積に応じた追加配分を廃止。
③ 新たに措置される3つの追加配分は、水田のフル活用や転作作物の本作化に資する
活用方法について、別途検討する。
(4)道枠による飼料用米の取組に対する支援を、生産性向上を推進する観点から多収品
種(特認含む)に限定。
3
3 産地交付金の活用計画(9月21日時点)
【A 地域枠】地域の実情に即した取組を支援するための地域協議会への配分
配分要素
H30
計画単価
備考
(1)27年度当初配分を基準に配分
一部を 10 月に配分
(2)耕畜連携・二毛作の取組に対する追加配分
29
年度当初配分を基準に配分
(3)追加配分
10
月に配分
① そば・なたねの取組に対する追加配分
20,000
円/10a
② コメの新市場開拓の取組に対する追加配分
※20,000
円/10a
③ 畑地化の取組に対する追加配分
※105,000
円/10a
※ 「転作作物拡大の取組に対する追加配分」については、水田のフル活用及び転作作物の本作化に向けた活用方法について、 地域への配分ルールや道枠への充当も含めて別途検討する。【B 道枠】全道的な課題に対応する取組への支援
配分要素
H30
計画単価
※備考
(1)加工用米の取組に対する助成
未定
(2)飼料用米多収品種の取組に対する助成
未定
(3)米粉用米・WCS用稲の取組に対する助成
未定
※ 30 年度計画単価は、国からの配分額や、国との協議等を踏まえて別途設定する。なお、単価の検討と合わせて既存使途の取 組要件見直しについても検討する。4
4 配分の調整
○ 道において、各地域協議会における活用額の過不足の状況を把握し、地域協議会間で配分調整す
ることが効果的であると判断した場合には、各地域協議会の配分枠の調整を行い、再配分すること
ができるものとする。
○ 道枠又は地域枠に残余が生じた場合は、その残余額を相互に融通して活用することができるもの
とする。
1 平成 30 年産水稲の作付意向調査実施要領(案) 1 調査目的 地域段階における平成 30 年産水稲の作付意向を把握し、北海道農業再生協議会水田 部会が平成 30 年産米生産の目安(案)を検討する際の基礎資料とする。 2 調査対象 平成 29 年産米の生産数量目標の配分を受けた市町村の区域を所管する地域農業再生 協議会等 3 調査方法 (1)調査単位 地域農業再生協議会等の単位 なお、一つの協議会等内で複数の区域ごとに水田フル活用ビジョンを作成している などの理由で、生産の目安について当該区域ごとに算定・提示することを希望する協 議会等にあっては、水田フル活用ビジョンの作成単位 (2)調査内容及び報告様式 別添のとおり (3)参考資料の提供 地域農業再生協議会等における検討の参考として、次の資料を提供する。 ・ 米に関するマンスリーレポート(農林水産省、一部抜粋) ・ 平成 29 年産米生産数量目標算定基礎データ(北海道) ・ 北海道米の需給に関する資料(ホクレン) また、次の資料についても必要に応じて参考とする。 ・ 日本一の米どころ北海道推進事業による品質分析データ(北海道米販売拡大 委員会) ・ 平成 29 年産米等の生産動向に関する資料(北海道農政事務所) 4 報告期限 平成 29 年 10 月 20 日(金)(関係振興局経由、道あて) 5 留意事項 (1)平成 29 年産の作付実績は、農林水産省が公表する 9 月 15 日現在の地域協議会 別取組状況によること。 (2)平成 30 年産の作付意向は、調査時点において把握可能な情報に基づき、地域農業 再生協議会等の判断による見込値として報告すること。また、報告に当たっては平成 29年産の作付実績を 100 とする指数(%)を基本とするが、状況により見込面積 (ha)による報告でも差し支えないこと。 (3)生産の目安(案)を検討する際、報告内容に係る地域農業再生協議会等ごとの検討 経過(報告内容の基礎とした情報など)の違いは考慮しない予定であること。 資 料 3
2 地域協議会等名 1 うるち米の作付意向 水稲作付面積 うち主食用 うち加工用 うちその他 H29作付実績 面積(ha) 対前年産 指数(%) 面積(ha) ※対前年産指数(%)による回答を基本とし、これにより難い場合は面積(ha)で回答しても差し支えありません。 2 もち米の作付意向 水稲作付面積 うち主食用 うち加工用 うちその他 H29作付実績 面積(ha) 対前年産 指数(%) 面積(ha) ※対前年産指数(%)による回答を基本とし、これにより難い場合は面積(ha)で回答しても差し支えありません。 3 検討経過 関係者からの意見聴取 市町村 (該当するものすべてに「○」) 農協 集荷業者 生産者(部会等への聞き取り) 生産者(個別の意向調査等) 関連情報の勘案状況 (参考としたものすべてに「○」) 土地改良通年施行の状況 H29施行面積(ha) うちH29完了見込(ha) うちH30水稲作付意向(ha) (平成29年7月1日時点で、基盤整備事業等の理由 により水稲の作付が行われていない水田) H30作付意向※