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o 授乳のヒントとテクニック : 後の数日間 頻回授乳 最初の数日間に 1 ~ 3 時間おき ( 授乳開始から次回の授乳開始までの時間 ) に赤ちゃんに授乳すると 以下のような利点があります : 母乳の分泌が促される 赤ちゃんに栄養や抗体を与えられ さまざまな健康上のメリットがある 初めての便 (

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困ったときは以下のところにご相談ください: 医師、小児科医、または看護師に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する» www.abbottnutrition.com/breastfeeding の記載されているサイトの一覧を参照する 母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは? 以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます: 年中無休のライブヘルプ: 看護師と授乳コンサルタントが対応します Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。

後の数日間

赤ちゃんが産まれた直後は心身が興奮しているものですが、

同時に疲れてもいます。

母乳育児について多少の知識の備えがあるだけで、出産当日が少し過ごしやすいものになります。

出産後

母乳育児を始めるベスト・タイミングは、赤ちゃんが産まれた直後です。産まれたばかりの赤ちゃん はとても敏感な状態になっていることが多く、母親の胸の上にのせると、乳房の方に動いていって吸 いつこうとします。出産直後に授乳できなくても心配しないでください。授乳開始が遅くなっても、 ほとんどの赤ちゃんは問題なくおっぱいを飲むことができます。初回の授乳が始められるときまで、 医療のプロが母乳の分泌と備蓄ができるようお手伝いします。

肌のふれあい(カンガルーケア)

看護師に、あなたの素肌の胸の上に赤ちゃんを直接のせ、あなたと赤ちゃんの上に毛布をかけてもら います。両乳房の間に赤ちゃんを寝かせて寄り添いましょう。理想的には、30分以上または赤ちゃ んがおっぱいを飲むまでそのままでいるのがよいでしょう。誕生直後の肌のふれあいは赤ちゃんに以 下のような良い影響を与えます: …母親と赤ちゃんの間に親密さが生まれる …赤ちゃんが母親の心臓の音を感じられる …母親のそばで過ごすことにより、新しい環境に赤ちゃんがなじみやすくなる …肌表面の体温、心拍、血圧が安定しやすくなる …赤ちゃんがあまり泣かなくなる

初乳

赤ちゃんが産まれて 3 日から 4 日がたつと、普通の母乳よりも濃い初乳と呼ばれる母乳が出てきま す。初乳は黄色がかっており、新生児が人生最初の数日間に必要とするあらゆる栄養を申し分なく含 んでいます。初乳は赤ちゃんを感染症から守るために役立ちます。授乳をできる限り早く始める方が よいのはそのためです。初乳が出ている間に赤ちゃんの飲んでいる量が少ないようでも心配はいりま せん。母乳の分泌量が増えるまで(通常は3日から4日)、赤ちゃんが飲むことができる初乳の量は わずかです。1回の授乳で数さじ程度しか飲むことができません。このように少量でも赤ちゃんの栄 養は足りています。 » 次のページ

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° 困ったときは以下のところにご相談ください母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは?

頻回授乳

最初の数日間に 1 ~ 3 時間おき(授乳開始から次回の授乳開始までの時間)に赤ちゃんに授乳すると、以下の ような利点があります: …母乳の分泌が促される …赤ちゃんに栄養や抗体を与えられ、さまざまな健康上のメリットがある …初めての便(胎便)の排出を促す …母乳が出始めたときに乳房の張りすぎを防ぐことができる …プロのサポートが常に受けられる間に、乳房が張りすぎないうちに授乳の練習ができる

授乳の開始

母乳育児を成功させる鍵を握るのは、母親の乳房と赤ちゃんの口の位置を適切に保つことです。よい 位置を保つことで赤ちゃんがしっかりとおっぱいを口にくわえることができます。赤ちゃんの体を支 えるには枕を使います。母乳の分泌を維持するには頻回授乳を行いましょう。上手に吸いつけるまで 何度も練習しなければならないこともあります。赤ちゃんがうまく吸いつけないときは、もう一度最 初からやってみましょう。もし初回の授乳がうまくいかなかったら、いったん休憩してください!あ なたにとっても赤ちゃんにとっても授乳は初めてのことです。こういうときには忍耐が必要です。30 分ほど待ってから、また挑戦してみましょう。助けを求めるのもよいでしょう。そして、赤ちゃんが 寝ているときは、あなたも眠るのを忘れずに!

帝王切開の場合

帝王切開で出産した場合でも、早いうちに小まめに授乳を行うことは母親にも赤ちゃんにもメリット をもたらします。赤ちゃんが吸うことで母親の子宮の戻りと体の回復が早くなります。また、授乳は あなたと赤ちゃんの気持ちを近づけます。あなたと赤ちゃんが出産後に離れていたときや帝王切開に なったことを気に病んでいるときには特に重要です。 授乳のヒントとテクニック: 後の数日間

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困ったときは以下のところにご相談ください: 医師、小児科医、または看護師に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する» www.abbottnutrition.com/breastfeeding の記載されているサイトの一覧を参照する 母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは? 以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます: 年中無休のライブヘルプ: 看護師と授乳コンサルタントが対応します Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。

抱き方

授乳時の抱き方

ゆりかご抱き|十字ゆりかご抱き|フットボール抱き|添い寝

授乳時の抱き方

あなたと赤ちゃんのどちらも一番楽な姿勢を保てる抱き方を見つけましょう。抱き方をときどき変え ることを勧める専門家もいます。そうすることで赤ちゃんが毎回同じ場所を吸ってそこにばかり圧力 がかかるのを防ぐことができます。以下の抱き方を試して、あなたと赤ちゃんに合ったやり方を見つ けてください。

ゆりかご抱き

…背もたれと肘置きがついた座り心地のよい椅子に座ります。赤ちゃんの上にかがむ形にならない ように注意してください。枕か毛布やタオルのようなやわらかいものを丸めて腕の支えにし、赤 ちゃんを胸の高さで抱っこします。腰とひざを同じ高さに保つためにスツールを使うお母さんも います。 …赤ちゃんを自分の方に向けて横向きに抱っこし、おなかとおなかを合わせ、赤ちゃんの顔とひざ が近づくようにします。 …腕を曲げて赤ちゃんの頭が肘に、赤ちゃんの口が乳首の正面にくるように抱っこします。下にな っている赤ちゃんの腕はあなたの腰に回し、邪魔にならないようにします。 …赤ちゃんが口を大きく開けたら、鼻やほっぺやあごが胸に触れるまで赤ちゃんを乳房に引き寄せ ます。

十字ゆりかご抱き

この抱き方は、おっぱいが吸いつきにくいときや、小さい赤ちゃん、未熟児で産まれた赤ちゃんに適 しています。 ゆりかご抱きよりも吸いついている様子が見やすくなります。この抱き方をするときは、枕をあなた の後ろに置いて快適な状態を作りましょう。赤ちゃんの上にかがみこむ姿勢にならないように、体を そらし気味にしてください。 …授乳する乳房の反対側の腕で赤ちゃんを横向きに抱っこします。抱っこしている手で赤ちゃんの 首と頭を支え、赤ちゃんの体が腕に沿うようにします。 …授乳する乳房と同じ側の手で乳房を支えます。 …赤ちゃんの体はお母さんの方を向くように横に寝せ、口が乳首と同じ高さになるよう抱っこしま す。 » 次のページ

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° 困ったときは以下のところにご相談ください母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは? 授乳のヒントとテクニック:抱き方

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…赤ちゃんが口を大きく開けたら、鼻やほっぺやあごが胸に触れるまで赤ちゃんを乳房の方に引き 寄せます。

フットボール抱き

この抱き方は、お母さんの乳房が大きいときや帝王切開で出産したとき、またおっぱいが吸いつきに くいとき、小さい赤ちゃんや未熟児で産まれた赤ちゃんに適しています。 しています。この抱き方では一方の手があくので、2 人の赤ちゃんに同時に授乳することもできま す。この抱き方をすると、吸いついている様子が見やすくなります。 …背もたれと肘置きがついた座り心地のよい椅子に座ります。赤ちゃんの上にかがむ形にならない ように注意してください。枕か毛布やタオルのようなやわらかいものを丸めて腕を支えます。 …枕か毛布やタオルのようなやわらかいものを丸めて横に置き、自分の肘と赤ちゃんのおしりの支 えにします。 …赤ちゃんの頭を手のひらで支えて、乳房と同じ高さまで持って行きます。赤ちゃんが腰のわきに くるように腕で抱きかかえます。 …赤ちゃんの頭は親指と人差し指で挟み込むようにして支えます。赤ちゃんが落ち着かない様子で あれば、やわらかい毛布をあなたの手と赤ちゃんの頭の間に当てます。 …赤ちゃんが口を大きく開けたら、鼻やほっぺやあごが胸に触れるまで赤ちゃんを乳房に引き寄せ ます。赤ちゃんのげっぷが多いようなら、赤ちゃんが少し起き上がった姿勢になるように抱き方 を調整します。おなかに空気が入りにくくなります。

添い寝

夜間の授乳や座っている姿勢が不快なときに適しています。 …横向きに体を横たえ、枕で頭と首を支え、必要であればもうひとつ枕を使って背中を支えます。 または腕を曲げて赤ちゃんの頭の支えにし、もう一方の手で胸を支える方法もあります。 …赤ちゃんをあなたの隣に寝かせ、赤ちゃんの口が乳首と向かい合うようにします。それから、小 さい毛布やタオルのようなやわらかいものを丸めて赤ちゃんの背中にあてます。赤ちゃんの頭は 親指と人差し指で挟み込むようにして支えます。 …赤ちゃんが口を大きく開けたら、鼻やほっぺやあごが胸に触れるまで赤ちゃんを乳房に引き寄せ ます。 …乳房を左右で変えるときは、赤ちゃんを体に抱き寄せて、そのまま寝返りをうちます。 どの姿勢で授乳するときも、赤ちゃんの口と乳首が同じ高さにきていることが大事だと覚えておい てください。赤ちゃんの頭とおなかがまっすぐ一直線になり、常に母親の方を向いているようにし ましょう。赤ちゃんの頭が横を向いているときは、うまく飲むことができません。(自分でやってみま しょう。横を向いて飲み込む動作をしてください。次に前を向いて同じ動作をしてください。違いがわかりますか?) それだけでなく、赤ちゃんの頭がねじれていると、おっぱいをしっかりとくわえることが難しくなり ます。

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困ったときは以下のところにご相談ください: 医師、小児科医、または看護師に連絡する » 授乳コンサルタントに相談する» www.abbottnutrition.com/breastfeeding の記載されているサイトの一覧を参照する 母乳育児のアドバイスや手助けが必要なときは? 以下の提携先と共に品質についてはご安心いただけます: 年中無休のライブヘルプ: 看護師と授乳コンサルタントが対応します Feeding Expert の電話番号:1-800-986-8800。

母乳には以下のような利点があります:

…栄養バランスが完璧で、感染症や乳児がかかりやすい病気から赤ちゃんを守ってくれる いつでも適温で与えることができ便利 母体の子宮を妊娠前の状態に戻すのを助ける 母体の乳がんのリスクを減らす ミルク代の節約になる

授乳について学ぶ

多くの妊婦さんは母乳育児がうまくいくかどうか、十分に母乳が出るかどうかを気にしています。初 産婦さんにとって、授乳は習得すべきスキルです。できるかぎり多くを学び、必要があれば助けを得 ることをお勧めします。困ったときは、医師、助産師、ナース・プラクティショナーなどの医療のプ ロ、または授乳コンサルタントやラ・レーチェ・リーグにご相談ください。また、できる限り授乳を 続けられるようにサポートが受けられる職場復帰支援プログラムもあります。 以下に授乳の準備に役立つヒントと、よくある質問に対する回答を用意しました。

出産後によいスタートをきるには

休息:できるだけたっぷり睡眠をとりましょう。体の回復には時間がかかります。産後すぐは無 理をしないようにしてください。毎日昼寝をし、赤ちゃんが眠っているときは寝るようにしま す。訪問を受けるのはかまいませんが、産後数週間はできるかぎり休息をとるようにこころがけ てください。 授乳スケジュール:最初の数日間は、1~3時間おきに赤ちゃんに授乳してください(授乳開始か ら次回の授乳開始までの時間です)。そうすることで母乳の分泌が促され、また母乳が出始めた ときに起こる乳房の張りすぎを軽減・防止できます。 配置:あまり動き回らなくてもよいように、赤ちゃんは近くに寝かせましょう。おむつや着替 え、水または冷たいジュース、軽食などもすぐにとれる場所に置いておきましょう。赤ちゃんに 授乳しながら冷たい水やジュースを飲むお母さんもいます。リラックスするための音楽を聴く人 や、その両方を実践している人もいます。

基礎知識

赤ちゃんに与える食物として、

母乳はこの上なくすばらしいものです。

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授乳のヒントとテクニック:基礎知識 快適に過ごす:あなたと赤ちゃんがともに楽な姿勢をとれるように心がけてください。授乳中は枕 やアームチェアで赤ちゃんの体重を支えるのもよいでしょう。枕の代わりに毛布やタオルのよう なやわらかいものを丸めて使うお母さんもいます。足を台などに乗せて高くした「ひざ」に赤ち ゃんを乗せる人もいます。 母乳育児のサポート:赤ちゃんを抱っこするときや母乳を与えるときには、誰かに協力を頼みまし ょう(特に授乳を習い始めたばかりのとき)。授乳コンサルタント、小児科医、ナース・プラク ティショナーなどの授乳に関する知識と経験を豊富に持つ人から指導を受け、多くの母親が助け られています。授乳に関してお困りのときや授乳中に痛みを感じるときは、いつでもご相談くだ さい。 サポート・ネットワーク:出産後は周囲の人たちが助けてくれます。医師が普通の生活に復帰して よいというまでは協力を求めましょう。家族、友人、近所の人たちに食事の支度や片付け、掃 除、洗濯などの家事、上の子どもたちの世話や用事をしてもらえるようお願いしましょう。助け てもらってよいのだということを忘れないでください!  薬剤、ビタミン剤、サプリメントなど:薬剤、ビタミン剤、ハーブ系のサプリメントなどを飲むとき は、事前に担当医師、助産師、授乳コンサルタントに相談してください。ごく微量ですが、多く の薬剤はその成分が母乳に入ります。そのため、頭痛や風邪の市販薬を飲む場合も相談が必要で す。アルコールは避け、カフェインは控えてください。  母親の食生活:赤ちゃんが人生最初の4~6ヶ月で必要とするのは母乳だけですが、母親であるあ なたはバランスのとれた食生活を続ける必要があります。あなたが食べたり飲んだりしたものは 自身と赤ちゃんの両方に影響を与えることを忘れないでください。授乳中には、妊娠前よりも1 日500カロリー余分にエネルギーを消費します(一般的な女性の消費カロリーは1日2500カロ リー)。カルシウムのサプリメントを飲み、1日にコップ8杯以上の水を飲みましょう。 授乳用ブラジャーと母乳パッド:授乳用のブラジャーは快適でよくフィットし、ある程度のサポート 力があるものを選びます。胸や背中に食い込むほど締め付けがきついものは避けましょう。ブラ ジャーのカップは、合繊よりも乳首周辺の通気性をよくする綿製の方がよいでしょう。母乳パッ ドは携帯していると役に立つことがあります。また授乳に適した衣服(ボタンで留めるシャツや たくし上げることができるシャツがベスト)も便利です。

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赤ちゃんを抱っこする

赤ちゃんの頭が母親の胸と同じ高さになるように抱っこし、赤ちゃんの顔と体を母親の方に向けま す。赤ちゃんの肩からおしりまでがまっすぐになっているなら、正しい抱っこができている証拠で す。母親と赤ちゃんがともに楽な姿勢がとれるように心がけてください。枕やアームチェアで赤ち ゃんの体重を支えるのもよいでしょう。

胸の位置を調節する

乳房をそっと手で支えて持ち上げ、乳房の上に親指を添えます。指は乳輪(乳首の周囲の色の濃い部 分)から十分離れるようにしてください。手で「C」または「U」の形を作って乳房を包み込むような 状態にしてください。乳房を下から支える指が乳輪に触れないように注意してください。

赤ちゃんの口にふくませる

赤ちゃんの下唇やほほを乳首または指で(上から下へ)やさしくなで、赤ちゃんが口を大きく開ける のを待ちます。赤ちゃんが口を大きく開けないときは、口をしっかりあけるまでなでてあげてくださ い。口を開けたら、赤ちゃんの鼻とほほとあごが乳房に軽く触れる位置まで、すばやく赤ちゃんを胸 の方に引き寄せます。赤ちゃんの鼻の穴をふさいでしまうようなら、赤ちゃんのおしりを自分の方に 引き上げ、赤ちゃんの頭が少し後に下がるようにしてください。 赤ちゃんには乳首だけでなく、もっと深い部分までくわえさせなければなりません。少なくとも2~ 3センチ(1インチ)は乳輪をくわえさせるようにします。母乳は乳首の奥2~3.5センチ(1~1.5イン チ)のところにたまっているので、そこに口があたるようにするためです。こうすると、赤ちゃんはた っぷり母乳を飲むことができ、母親は乳首が痛くなるのを防ぐことができます。 初めて授乳するときは、引っ張られるような感じがすることでしょう。赤ちゃんが飲んでいる音を聞 いてみてください。チッチッという音が聞こえていたら(赤ちゃんの口蓋に舌が当たっているような ら)、赤ちゃんは上手に吸い付けていないのかもしれません。他にも乳首が痛むときやはさまれてい るような感触があるときには、うまく吸えていない可能性があります。

授乳時のくわえさせ方

母乳育児が軌道に乗る

までには時間がかかります。お母さんと赤ちゃんが一 緒に慣れていかなければなりません。 » 次のページ

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授乳のヒントとテクニック: 授乳時のくわえさせ方

乳房を左右交互に与える

最初に飲ませる乳房は授乳のたびに変えます。この理由は、赤ちゃんは最初に飲む乳房の方をより上 手に吸うことができるからです。赤ちゃんが後で飲ませた乳房で飲めないときや、後で飲ませた乳房 の母乳を飲みきらないときは、次回の授乳でそちらの乳房から始めてください。

赤ちゃんを乳房から離す

授乳中に赤ちゃんを抱き直すときや、吸いやすくなるように姿勢を変えさせるときは、赤ちゃんの口 の端に指を1本そっと入れて、吸うのを中断させます。こうすると、乳首や乳輪が傷つくのを防ぐこ とができます。初めのうちはきちんと吸い付けるようになるまで何度も繰り返さなければならないか もしれませんが、くじけないでください。飲むのをやめさせるには、赤ちゃんのあごをやさしく下に 引っ張る方法や、赤ちゃんの口に乳房を押しつける方法もあります。

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授乳回数

赤ちゃんが成長するにつれ、母乳も変化していきます。赤ちゃんの誕生直後に分泌される母乳は 初乳と呼ばれます。初乳は黄色がかっており、抗体を豊富に含み、新生児にとって申し分のない食物 です。数日間で初乳は普通の母乳に変わります。こまめに授乳することにより、初期の乳房の張りに よってときどき起こる不快感をやわらげることができます。 母親ならば誰でも、適切な授乳頻度と時間の長さを知りたがるものです。以下にその答えを示しま す: 赤ちゃんは1~3時間おき、24時間に9~12回の授乳を必要としています。1回の授乳時間は 10分以上です。 授乳時間は30分を超えないようにしましょう。乳首が痛む原因になります。 授乳時間の長さは時計を見て決めるのではなく、赤ちゃんが飲みたがる様子で決めましょう。

需要と供給

母乳は需要に応じて作られます。授乳回数が多くなれば、より多くの母乳が生産されます。授乳の回 数や時間が減れば、母乳の生産量も少なくなります。以下のことをこころがけてください: 1回の授乳で最低でも片方の乳房に母乳が残らないように赤ちゃんに飲ませましょう。 最初の乳房が空になるまで飲ませてから、もう一方を飲ませます。 赤ちゃんが後で飲ませた乳房で飲めないときや、後で飲ませた乳房の母乳を飲みきらず母乳が胸 にたまっているときは、次回の授乳をそちらの乳房から始めてください(しっかり母乳を飲みき った乳房はやわらかく母乳が残っていない感じがします)。 次の授乳時にどちらの乳房から飲ませるかの目印に、シャツやブラジャーのストラップに安全ピ ンをつけてもよいでしょう。 授乳後の赤ちゃんは満足して眠そうな状態になりますが、心配なときは医師または授乳コンサル タントに連絡してください。

最初の数週間

すばらしい絆を作り、

母親と赤ちゃんの両方にメリットをもたらす母乳育児は、あなたにと っても赤ちゃんにとっても自然な選択肢だと言えます。 » 次のページ

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授乳のヒントとテクニック:最初の数週間

授乳のために赤ちゃんを起こす

赤ちゃんはそれぞれの気質と必要な睡眠時間を持って産まれてきます。多くの赤ちゃんは、産まれて 最初の2~3日は18~22時間眠ります。最初の数週間は授乳のために赤ちゃんを起こさなければな らないこともあります。最初の数週間は授乳よりも睡眠を優先させる赤ちゃんもいます。赤ちゃんを 起こして授乳するときのいくつかのコツを以下に挙げます。 昼間は最後の授乳から3時間たつか、不快感を感じるほど胸が張ってきたら、赤ちゃんを起こし て授乳しましょう。 授乳前に赤ちゃんをしっかり目覚めさせておきましょう。半分眠っている状態の赤ちゃんは授乳 中にまた眠りに戻ってしまうことがあります。話しかける、やさしくとんとんたたく、おくるみ をはずす、服を脱がせるなども赤ちゃんを起こすのに役立ちます。起こしてから授乳までの間に 5~10分間の時間をおき、赤ちゃんがしっかり起きていることを確認しましょう。 新生児が一晩中眠り続けることはありません。 赤ちゃんが昼寝しているときは一緒に昼寝をして休息をとりましょう。

赤ちゃんの体重

母乳が十分に出てくるようになると、最初の3ヶ月間で赤ちゃんの体重は1日約20グラムずつ増えてい きます。ほとんどの新生児は、産まれてから数日間で体重が少し減ります。新生児の体重が増え始め るのは、最初の1週間が過ぎてからです。2週間後にはほとんどの赤ちゃんが出生時の体重まで戻り ます。

赤ちゃんのおむつ

産まれて 4 日ほどたつと、赤ちゃんの胎便(黒か濃い緑色のねばねばした便)の排泄が終わります。そ の後は、やわらかい黄色い便を1日に3回以上するようになります。AAPは、5日目以降の赤ちゃん のおしっこの回数として1日に6回以上を目安にしています。最初の1ヶ月間は、小便は1日6回以 上、大便は2~5回排泄するのがよい状態です。赤ちゃんのおしっこはほとんど透明です。 

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