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メコン河流域諸国と日・中・韓関係 (バンコク研究センタープロジェクト I)

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Academic year: 2021

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(1)

メコン河流域諸国と日・中・韓関係 (バンコク研究

センタープロジェクト I)

著者

加賀美 充洋

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名

アジ研ワールド・トレンド

179

ページ

40-44

発行年

2010-08

出版者

日本貿易振興機構アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00004445

(2)

●はじめに

メコン河流域諸国(実際にはカ ン ボ ジ ア、 ラ オ ス、 ミ ャ ン マ ー、 タイ、ベトナム、中国の雲南省が メコン河に接しているが、ここで は具体的に、 カンボジア、 ラオス、 ミャンマー、ベトナムのいわゆる CLMV 諸 国 の み を 対 象 と す る ) の 事 情 は あ ま り 知 ら れ て い な い。 A S E A N の メ ン バ ー で あ る が、 これら諸国は加盟も後からであり 所得も低いため、A SE A N 後発 国と呼ばれ今まであまり関心が払 われなかった。しかし最近、A S E A N の統合(二〇一五年までに A SE A N 経済共同体結成)や東 アジア経済統合圏の話が具体化し てくるにつれて、これらA SE A N 後発国とA SE A N 先発国の格 差解消、後発国の先発国への速や かなキャッチ・アップ等が議論さ れ出し、にわかにこの地域が注目 を浴びることとなった。そこでこ の小論ではメコン河流域諸国と日 本、 中国、 韓国の経済関係を中心に 見ることで知られざる地域の、知 られざる事実をお伝えしたい。な おここで紹介するのは、二〇〇九 年度にバンコク研究センターで行 われた研究会の成果に基づいてい る。興味ある読者はそのレポート M. Kag ami (ed.), Economic Relations of China, Japan and Korea with the Mekong River Basin Countries , BRC Report Series No. 3, Bangkok Research Center (BRC, IDE-JETRO), 2010 を参照されたい (あ るいは、アジア経済研究所のホー ム ペ ー ジ http://www .ide.go.jp/ Eng lish/P ublish/Download/Brc/ index.html を参照) 。   さて、二〇〇八年におけるこれ ら四ヵ国の人口は、カンボジア一 四 五 六 万 人、 ラ オ ス 六 二 一 万 人、 ミャンマー四九五六万人、ベトナ ム八六二一万人の計一億五六五四 万人である。また、世界銀行によ れば一人当たりGDPは同年、カ ンボジア七一一ドル、ラオス八九 三ドル、ベトナム一〇五一ドルで あり、ミャンマーについては統計 がないが、五〇〇ドル以下と推計 される(ジャカルタのA SE A N 事務局の推計によれば同年四六五 ド ル )。 い ず れ に し て も A S E A N 先発国のタイの四〇四三ドルに 比較して低い所得といえよう。   これら諸国に対して日本、 中国、 韓国の三ヵ国はどのような経済関 係を有しているのであろうか。最 近 の 統 計 か ら 中 国 の 経 済 関 係 強 化、 韓国の外国直接投資(FD I ) における活発な進出、日本の多額 な援助(ODA)の継続といった 点が読み取れる。 一、  中 貿 における急増   まず貿易総額 (輸出額+輸入額) において中国の台頭が著しい(図 1〜 図 3参 照 )。 国 連 統 計 で ミ ャ ン マ ー の 数 字 は わ か ら な い の で、 カンボジア、ラオス、ベトナムを みると、二〇〇八年の三ヵ国(日 本、中国、韓国)のみの順位は、 カンボジア…   ①中国(九億四 六 〇 〇 万 ド ル )、 ② 韓 国( 二 億 三 七 〇 〇 万 ド ル )、 ③ 日 本( 一 億四六〇〇万ドル) ラオス…   ①中国(一億三九〇 〇 万 ド ル )、 ② 韓 国( 一 億 一 九 〇 〇 万 ド ル )、 ③ 日 本( 四 〇 〇 〇万ドル) ベトナム…   ①中国(二〇一億 八 八 〇 〇 万 ド ル )、 ② 日 本( 一 六 八 億 三 八 〇 〇 万 ド ル )、 ③ 韓 国(八八億五〇〇〇万ドル) であり、中国は三ヵ国で首位であ り、かろうじて日本はベトナムで 二番になっているのみである。二 〇〇四年に比較するとカンボジア で は 韓 国 が 一 番、 日 本 が 二 番 で あったし、ベトナムでは二〇〇〇 年において日本が一番であった。 (出所)筆者作成。 図1 カンボジア:日本、中国、韓国との貿易 2008年(100万ドル) カンボジア 総輸出額 3,259.1 総輸入額 5,723.3 日本 中国 韓国 <計 146.2> 114.1 32.1 933.4 12.9 229.2 7.4 <計 946.3> <計 236.6>

河流域諸国

韓関係

プロジェクト

(3)

メコン河流域諸国と日・中・韓関係

  中国の最近の貿易額急増は著し いものがある。しかし、一つの懸 念材料は、各国の対中貿易赤字の 急増である。カンボジアの対中赤 字は二〇〇八年において九億二〇 〇〇万ドル、ラオスでは五三〇〇 万ドル、そしてベトナムでは、そ の赤字はなんと一一一億ドルの巨 額に達している(一方、ベトナム は日本に対して二億四〇〇〇万ド ルの黒字) 。 二、 韓国の直接投資の躍進   次に外国直接投資の流入額を比 較 す る と( 図 4〜 図 6参 照 )、 累 積額の期間が同一ではないとして も、その順位は、 カンボジア(一九九五〜二〇〇 八年累積額)…   ①中国(五八 億四四〇〇万ドル) 、②韓国(二 七 億 七 四 〇 〇 万 ド ル )、 ③ 日 本 (一億四九〇〇万ドル) ラオス(二〇〇一〜〇九年三月 の累積額)…   ①中国(一五億 四 三 〇 〇 万 ド ル )、 ② 日 本( 四 億二四〇〇万ドル) 、③韓国(三 億九七〇〇万ドル) ベトナム(二〇〇九年一〇月ま での累積額)…   ①韓国(二〇 四 億 六 五 〇 〇 万 ド ル )、 ② 日 本 (一七八億五四〇〇万ドル) 、③ 中国(二七億ドル) であった。中国はカンボジアとラ オスで首位であり、日本はラオス とベトナムで二番目であった。直 接投資に関しては韓国の躍進ぶり が目に付く。ベトナムで一番であ り カ ン ボ ジ ア で も 二 番 で あ っ た。 な お、 全 体 的 な 直 接 投 資 残 高 の トップ三は、カンボジア(一九九 五〜二〇〇四年累積額)において   ①マレイシア(一九憶三〇〇万ド ル) 、②台湾(五億四〇〇万ドル) 、 ③ 中 国( 四 一 五 〇 〇 万 ド ル )、 ラ オス(二〇〇一〜〇九年三月累積 額)において   ①タイ(三三億一 (出所)筆者作成。 図2 ラオス:日本、中国、韓国との貿易 2007/08年(100万ドル) 日本 29.6 10.8 <計 40.4> 96.0 42.9 <計 138.9> 37.6 81.5 <計 119.1> 中国 総輸出額 188.1ラオス 韓国 総輸入額 188.9 (出所)筆者作成。 図4 カンボジア:直接投資流入額(1995-2008年累積額、100万ドル) 149 (0.6%) 5,844 (24.5%) (11.6%)2,774 日本 中国 総流入額 23,864カンボジア 韓国 (出所)筆者作成。 図3 ベトナム:日本、中国、韓国との貿易 2008年(100万ドル) 韓国 中国 日本 <計 16,838> 8,538 8,300 15,652 4,536 <計 20,188> 7,066 1,784 <計 8,850> ベトナム 総輸出額 62,685 総輸入額 80,714 (出所)筆者作成。 図5 ラオス:直接投資流入額(2001-2009年3月累積額、100万ドル) 424 (4.4%) 1,543 (16.0%) (4.1%)397 日本 中国 総流入額 9,654ラオス 韓国 (出所)筆者作成。 図6 ベトナム:直接投資流入額年(2009年10月までの累積額、100万ドル) 17,854 (10.2%) 2,700 (1.5%) (11.7%)20,465 日本 中国 総流入額 174,715ベトナム 韓国

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ル )、 ② ベ ト ナ ム( 二 、③中国(一 〇 万 ド ル )、 そ し て ベ   ①台湾(二一 、②韓国(二 〇 〇 万 ド ル )、 ③ マ レ 八 〇 億 六 二 〇 万 ド ル ) 助( O D A )― 使 (図 7参照) (EDCF) によ 年 ま で の 借 款 累 積 額 は 、 ミャ 七 〇 万 ド ル で あ っ た。 フ ト し て い る( 同 期 間 の E D C F の 対インドネシア借款累積額は、三 億一四一〇万ドル、贈与累積額七 六 八 〇 万 ド ル )。 上 記 の 外 国 直 接 投資において韓国がベトナムを重 視していることと合わせて考える と、同国はベトナムをA SE A N への橋頭保としていることは明ら かである。因みにホーチミン市に 住 む 韓 国 人 は 約 八 万 人 と い わ れ、 日 本 人 は 約 四 〇 〇 〇 人 に す ぎ な い 。   日 本 の O D A は 図 8 の と お り で あ る。 円 借 款 は 二 〇 〇 七 年 ま で の 累 積 額 で、 ベ ト ナ ム 向 け 一 三 五 億 九 一 〇 〇 万 ド ル、 ミ ャ ン マ ー 四 二 億 四 二 〇 〇 万 ド ル、 カ ン ボ ジ ア 二 億 一 七 〇 〇 万 ド ル、 ラ オ ス 一 億 八 三 〇 〇 万 ド ル で あ っ た。 贈 与 の 累 積 額 は、 ミ ャ ン マ ー 向 け 一 八 億 九 三 〇 〇 万 ド ル、 ベ ト ナ ム 一 三 億 三 〇 〇 万 ド ル、 カ ン ボ ジ ア 一 二 億 八 九 〇 〇 万 ド ル、 ラ オ ス 一 二 億 一 八 〇 〇 万 ド ル、 また、 技術協力は、 ベ ト ナ ム 八 億 一 七 〇 〇 万 ド ル、 カ ン ボ ジ ア 四 億九六〇〇万ドル、ラオス四億八 〇〇〇万ドル、ミャンマー三億七 九 〇 〇 万 ド ル で あ っ た( ミ ャ ン マーに関しては、二〇〇三年より 日本からの新規の援助は、軍政下 のスー・チーさんをめぐる問題に より特別なものを除き中断してい る。しかし、それ以前までにかな り の 援 助 が 行 わ れ て き た )。 日 本 の援助額はこれら諸国に対して巨 額に行われてきており、特に贈与 額は際立っている。 四、  中 ODA と区別がつかない   中国は D A C のメンバーではな いので、援助統計が取れない。ま た中国の対外援助は国からの有利 な条件の公的借款が国営企業の対 外投資と渾然一体となっているの で OD Aと外国直接投資 ( FDI ) を厳密に分けるのが難しい。今回

(出所)KOICA (Korea International Cooperation Agency).

図7 韓国の政府開発援助(ODA) 698.37 (17.7%) (2.1%)85.35 219.25 (5.3%) 84.70 (1.6%) 韓国 ミャンマー カンボジア ベトナム ラオス 89.4 31.9 45.9 24.4 韓国 ミャンマー カンボジア ベトナム ラオス 経済開発協力基金(EDCF)による条件の良い借款 (2008年までの累積額、100万ドル) (1991−2008年累積額、100万ドル)贈 与 (注)*1ドル=95円で換算。 (出所)外務省、ODA白書2008年度版。 図8 日本の政府開発援助(ODA:2007年までの累積額、100万ドル) 496 379 480 817 日本 ミャンマー ベトナム カンボジア ラオス 1,289 1,893 1,218 1,303 日本 ミャンマー ベトナム カンボジア ラオス 217 4,242 183 13,591 日本 ラオス ベトナム ミャンマー カンボジア

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メコン河流域諸国と日・中・韓関係

の調査で中国のいわゆる「外国契 約エンジニアリング会社 ( Foreign Contract Eng ineering Companies, FCECs )」 の 実 態 が 明 ら か に な っ た。その仕組みは、まず中国政府 が 国 営 な い し 省 政 府 経 営 の 企 業 ( F C E C s )に対して外国での企 業活動を承認し、そこに国の有利 な融資を回して発展途上国の公共 投資案件の入札を取りやすくして それを請け負わせる。中国側から 見 れ ば F C E C s は あ く ま で 企 業 であり、その活動は FDI に分類 されやすい。また中国の場合、外 国案件に労働者も中国人を連れて いくケースが多く、土地を購入し たり、その住宅を建てたりと直接 投資的なことも行う。そのため中 国の OD Aと対外直接投資を分割 することが非常に難しい。二〇〇 七 年 ま で に F C E C s の ラ イ セ ン スを受けた中国公営企業は三〇〇 〇社に上り、二〇〇九年一〇月末 までにその外国での契約額は五三 四〇億ドルに達した。 五、  生 進国からアジア発展途上国へ   ここで目を東アジア全体に移し てそのダイナミックな経済変動を 見る。貿易財を素材 ・ 原料、食品 ・ 飲料、中間財、最終財の四つに分 類して、その最終財貿易額を国別 に見たのが表 1である。最終財輸 出額の国別シェアを二〇〇二年と 二〇〇七年で比較すると顕著な傾 向が読み取れる。日本、EU(一 五 ヵ 国 )、 米 国 の シ ェ ア が 減 少 し ている一方、 A SE A N(六ヵ国) 、 中 国、 イ ン ド( わ ず か で あ る が ) のシェアが増加している。前者は 六一 ・ 五 % から四八 ・ 九 % へ減少、 後者は二一・八 % から三〇・四 % へ増加している。これは 先進国が最終財を生産し て発展途上国へ輸出する という従来のパターンが 崩 れ つ つ あ る こ と を 意 味 し て い る 。   最終財を生産するため には中間財が必要である から、次に単純に中間財 の輸入額国別シェアをみ る( 表 2 参 照 )。 日 本、 EU( 一 五 ヵ 国 )、 米 国 の シ ェ ア は 同 期 間 で 四 四・四 % から三四・五 % に減少し、一方、A SE A N ( 六 ヵ 国 )、 中 国、 イ ン ド の シ ェ ア は 三 三・ 四 % から四一・六 % に上 昇している。さらに中間 財の輸出シェアも上記先進国は減 少している。これらから世界の生 産基地は緩やかに先進国からアジ アの発展途上国 (特にA SE A N 、 中国、インド)へ移りつつあるこ とがわかる。   また同時に需要側からみた市場 としてのアジア発展途上国の重要 性も増している。表 1に戻り、最 終財の輸入(需要サイド)を見る と 日 本、 E U ( 一 五 ヵ 国 )、 米 国 の 先 進 国 シ ェ ア は 同 期 間 で 四 八・ 四 % から四一・六 % に縮小、 一方、 A S E A N( 六 ヵ 国 )、 中 国、 イ ン ドのシェアは三五 ・ 六 % から四五 ・ 四 % に急上昇し、なおかつ上記先 進国のシェアを上回った。市場と してもこの地域は世界の最重要地 域となってきたのである。 六、  援 国、 を利する日本の援助   ODAは、一般に発展途上国の インフラストラクチャー等を整備 表1:最終財貿易の国別シェア(%) 輸出 輸入 2002 2007 2002 2007 ASEAN* 14.5 18.2 19.8 19.6 日本 10.0 7.8 19.1 15.7 中国** 6.4 10.3 15.1 24.3 韓国 1.9 1.8 6.1 4.8 インド 0.9 1.9 0.7 1.5 オーストラリア及びニュージーランド 2.8 4.1 1.0 0.7 ASEAN+6 36.4 44.2 61.7 66.6 EU 15 19.9 16.4 15.4 16.4 米国 31.6 24.7 13.9 9.5 その他 12.1 14.7 9.0 7.5 世界計 100.0 100.0 100.0 100.0 (注)*ASEANは、インドネシア、マレイシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国。 **中国は香港とマカオを含む。 (出所)UN COMTRADE。 表2:中間財貿易の国別シェア(%) 輸出 輸入 2002 2007 2002 2007 ASEAN* 28.3 30.2 23.5 25.6 日本 12.7 10.7 18.8 13.8 中国** 14.6 19.4 8.8 13.9 韓国 4.8 4.2 5.7 6.2 インド 1.4 2.6 1.1 2.1 オーストラリア及びニュージーランド 2.3 3.3 1.5 1.6 ASEAN+6 64.0 70.5 59.4 63.3 EU 15 11.4 9.8 10.5 9.8 米国 12.4 8.1 15.1 10.9 その他 12.1 11.5 14.9 16.0 世界計 100.0 100.0 100.0 100.0 (注)*ASEANは、インドネシア、マレイシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国。 **中国は香港とマカオを含む。 (出所)UN COMTRADE。

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念 が 込 め ら れ て い る。 ト ッ プ ド ナ ー で あ っ し、 巨 額 の ODA 支 出 しかし、 日本の援助で作った道路や港湾が 中国や韓国の自動車や船舶で一杯 になるのを見るのはなんとなく歯 がゆい。日本の援助が中国や韓国 を利しているのなら、その援助政 策ひいては貿易・投資政策を根本 から考え直さなければならないで あろう。   例えば、日本からの直接投資が これら諸国へ増えるような工夫が 必要であると考える。国際協力銀 行(JB I C)等による海外に出 る日本企業への融資協力や日本貿 易振興機構(JETRO)による それら企業へのカウンセリング協 力等オール・ジャパンの取り組み が必要である(なおジェトロはカ ンボジア事務所を本年三月にプノ ンペンに開設した) 。   東アジア全体の経済活動活発化 に伴い、A SE A N の中における 後発国としてのCLMV諸国もそ の う ね り の 中 に 巻 き 込 ま れ て い る。その中で日本はこれら諸国に 対してどう対処するのか。中・長 期の戦略を持つことを今求められ ている。 ( か が み   み つ ひ ろ / 日 本 貿 易 振 興 機構バンコク研究センター所長)   差の削減がひとつの大きな課題と して位置付けられている。ここで は、CLMV諸国がこうしたA S

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