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市民によるまちづくり指標の評価構造 -半田市まちづくり指標の分析を通じて-

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Academic year: 2021

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はじめに  日本全体の人口は減少を続けており、人口増加を前提とした 20 世紀型のまちづくりか ら根本的な転換が求められている。厳しい財政状況の中で、多様化する市民ニーズに的 確に対応し、計画的な行政運営と、より効果的で効率的な行政サービスの提供を進めて いくためには、行政施策の実施効果を常に把握・点検・評価し、改善へとつなげていく PDCA サイクルの推進が不可欠となっている。  このような動きの中で、地方自治体の総合計画では、まちづくり指標や成果指標などと 言われる定量的な政策目標を設定し、進行管理の指標とする事例が非常に多くなってきた。 その背景について、児山正史(2015)は、倉敷市での実例を他の市町での事例と比較しつ つ、まちづくり指標の導入の課題と可能性を議論している。また、道越亮介ら(2018)ら は、日常生活圏における健康分野でのまちづくりを評価するための指標の体系化を行って いる。  まちづくり指標は、大別すると、アウトプット指標とアウトカム指標とに分類される。 前者は、一人当たり公園面積や治水の整備水準、都市計画道路や公共下水道の整備率など、 予算の投入規模や投入スピードに応じて達成できる直接的な指標である。財政状況が厳し くなかった時代に公債発行などを積極的に行い、アウトプット指標の目標達成を図ること が可能であったが、人口減少と低成長(安定成長)下では、従来のような予算投入は非常 に厳しいと言わざるを得ない。一方、アウトカム指標は近年の総合計画などの行政計画に おいて積極的に採用されている指標であり、たとえば、市民が施策や現状の生活環境に満 足している割合などを市民意識調査に基づいて算出し、指標とすることが多い。行政サー ビスの根源的な目標は、受益者である市民が評価するまちの住みよさに対する満足度を向 上させ、持続可能なまちづくりを進めていくことであると考えるならば、これらのアウト カム指標は、中長期的なまちづくりと指標としては適切な指標である。アウトカム指標の ほとんどは、定期的に実施される市民意識調査結果に基づくことが多いが、市民の満足度 向上に直結しうる行政施策の手段は限られているため、PDCA サイクルでいえば、Check (評価)から Action(改善)につなげられる施策を立案していくことが難しい。そのため、 せっかく、まちづくり指標として設定したものの、その活用が Check の段階にとどまり、 結果として目標を達成したかどうかを単に確認するだけの指標となってしまっているケー スが少なくない。 【地域・産業】

市民によるまちづくり指標の評価構造

−半田市まちづくり指標の分析を通じて− 日本福祉大学国際福祉開発学部 教授       日本福祉大学知多半島総合研究所 所長 千頭  聡 研究論文

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 筆者はかねてから、本論文が研究対象とする愛知県半田市をはじめとして、いくつかの 自治体の総合計画策定やその進行管理と外部評価に関わっており、まちづくり指標を活用 した計画の進行管理の効果と課題・限界を感じてきた。  本論文は、半田市が、総合計画の目標管理と進行管理のために、2 年に一度実施してい る市民意識調査の結果をもとに、まちづくり指標の有効性、指標間の相関関係をはじめと した評価構造を明らかにし、まちづくり指標の効果的な運用に期することを目的としてい る。なお、半田市においても、市民意識調査結果を毎年公表しているが、データ処理の関 係上、本論文のまちづくり指標の評価結果と細部で異なる場合がある。また、本論文での 解析結果や考察は半田市の公式見解ではない。  千頭聡(2018)は、2012 年度から 2016 年度までの 3 回分の市民意識調査結果をもとに、 基本属性とのクロス分析を行うとともに、アンケート設問の具体的な文章表現方法の違い が、市民の評価構造に少なからぬ影響を及ぼしていることを明らかにした。  この成果を踏まえつつ、本論文は、2018 年度に実施された半田市(2018)「まちづくりの 指標についての市民アンケート」をもとに、まちづくり指標間の評価構造を分析するもの である。調査対象は、半田市在住の 18 歳以上の男女、抽出方法は無作為抽出であり、郵 送配布・郵送回収により行われた。調査時期は平成 30 年 4 月、配布数 3,000 票に対して 有効回収数は 1,381 票、有効回収率は 46.0%である。 1.まちづくり指標の経年動向  第 6 次半田市総合計画においては、98 の基本成果指標が設定されており、その中で 38 指標は、市民意識調査結果に基づいて算出されるアウトカム指標である。表 1 には、この 38 指標について、2012 年度から 2 年に一度実施されている市民意識調査結果に基づく指 標値の推移を示している。第 6 次総合計画の目標年次である 2020 年度目標値の達成状況 を示したのが表 2 である。2018 年度時点ですでに 2020 年度目標を達成している指標が 4 指標(10.5%)、2012 年度よりは指標値が向上しつつあるが、依然として 2020 年度目標に はまだ到達していない指標が全体の 84.2% の 32 指標、逆に 2012 年度よりも悪化している 指標が 2 指標(5.3%)である。また、2012 年と比較して指標値が大きく改善・向上してき た指標としては、表 3 に示すように、「高齢者・障がい者への手助けを実践している市民 表 2 基本成果指標の目標達成状況(2018 年度時点) 表 3 大幅に向上した基本成果指標(2018 年度時点) ᣦᶆᩘ ๭ྜ  ᖺᗘ┠ᶆࢆࡍ࡛࡟㐩ᡂࡋ࡚࠸ࡿᣦᶆ   ᖺᗘࡼࡾࡶྥୖࡋ࡚࠸ࡿࡀࠊᖺᗘ ┠ᶆ࡟ࡣᮍ㐩ࡢᣦᶆ   ᖺᗘࡼࡾࡶᝏ໬ࡋ࡚࠸ࡿᣦᶆ   ᇶᮏᡂᯝᣦᶆ ᖺᗘ ᖺᗘ ቑຍ⋡ 㧗㱋⪅ࡸ㞀ࡀ࠸⪅࡟ᑐࡋ࡚ᡭຓࡅࢆᚰ ࡀࡅ࡚࠾ࡾࠊᐇ㊶ࡋ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ   ಸ ⎔ቃಖ඲άືࡸ⎔ቃᏛ⩦࡟ཧຍࡋࡓࡇ ࡜ࡀ࠶ࡿᕷẸࡢ๭ྜ   ಸ ᕷᨻ࡟㛵ࡍࡿᚲせ࡞᝟ሗࡀᥦ౪ࡉࢀ࡚ ࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ   ಸ ᕷẸࡀ୰ᚰ࡜࡞ࡗ࡚༠ാࡢࡲࡕ࡙ࡃࡾ ࡀ㐍ࡵࡽࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ   ಸ

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出典:半田市総合計画市民評価委員会資料(2019)に基づき筆者作成 注:不明・無回答の処理方法が異なるため、本論文の値とは異なる場合がある 表 1 市総合計画における基本成果指標の動向     ᖺᗘ ᖺᗘ ᖺᗘ ᖺᗘ 㸯ᆅᇦ⚟♴ 㧗㱋⪅ࡸ㞀ࡀ࠸⪅࡟ᑐࡋ࡚ᡭຓࡅࢆᚰࡀࡅ࡚࠾ࡾࠊᐇ㊶ࡋ࡚ ࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸰㧗㱋⪅⚟♴ 㧗㱋⪅࡬ࡢ⚟♴᪋⟇࡟ᑐࡋ࡚‶㊊ࡋ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸰㧗㱋⪅⚟♴ ௓ㆤಖ㝤ไᗘࡀ฼⏝࡛ࡁࡿࡇ࡜ࢆ▱ࡗ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸱㞀ࡀ࠸ඣ࣭㞀ࡀ࠸⪅⚟♴ 㞀ࡀ࠸⪅࡬ࡢ⌮ゎࡀ࠶ࡾࠊఫࡳࡸࡍ࠸ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ ྜ      㸯Ꮚ⫱࡚࣭Ꮚ⫱ࡕᨭ᥼ Ꮚ⫱࡚᪋⟇ࡀ඘ᐇࡋ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸰ᗂඣᩍ⫱࣭ಖ⫱ ᗂඣᮇࡢᩍ⫱࣭ಖ⫱ࡀ඘ᐇࡋ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸲㟷ᑡᖺ೺඲⫱ᡂ 㟷ᑡᖺࡀᚰ㇏࠿࡟⫱ࡗ࡚࠸ࡿࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯೺ᗣ࡙ࡃࡾ ᐃᮇⓗ࡟೺ᗣデ᩿ࢆཷࡅ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸯೺ᗣ࡙ࡃࡾ ೺ᗣ࡙ࡃࡾ࡟ྲྀࡾ⤌ࢇ࡛࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸰ᆅᇦ་⒪యไ ࠿࠿ࡾࡘࡅ་ࡀ࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸲ၟᕤᴗ࣭ࢧ࣮ࣅࢫᴗ 㨩ຊ࠶ࡿၟᗑࡀ඘ᐇࡋ࡚࠸࡚౽฼࡞ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸱⎔ቃᏛ⩦࣭⎔ቃಖ඲άື ⎔ቃಖ඲άືࡸ⎔ቃᏛ⩦࡟ཧຍࡋࡓࡇ࡜ࡀ࠶ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸱⎔ቃ⾨⏕ᑐ⟇ ⾨⏕㠃࠿ࡽⰋዲ࡞⏕ά⎔ቃࡀ☜ಖࡉࢀ࡚࠸ࡿࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷ Ẹࡢ๭ྜ      㸯㜵⅏ᑐ⟇ ⅏ᐖ࡟ᑐࡍࡿഛ࠼ࡀ࡛ࡁ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯㜵⅏ᑐ⟇ ᆅ㟈࡟ഛ࠼࡚ᐙල㌿ಽ㜵Ṇჾලࢆྲྀࡾ௜ࡅ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸰㜵≢ᑐ⟇ ≢⨥ࡀⓎ⏕࡟ࡋࡃ࠸ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸰㜵≢ᑐ⟇ Ꮚ࡝ࡶࡢぢᏲࡾࡸࣃࢺ࣮ࣟࣝ࡞࡝ࡢ㜵≢άື࡟ཧຍࡋ࡚࠸ࡿ ᕷẸࡢ๭ྜ      㸲஺㏻Ᏻ඲ ஺㏻࣮ࣝࣝࡸ࣐ࢼ࣮ࢆᏲࡾࠊ஺㏻Ᏻ඲࡟ᚰࡀࡅ࡚࠸ࡿᕷẸࡀ ከ࠸ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸲஺㏻Ᏻ඲ Ᏻᚰࡋ࡚Ṍࡃࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ㐨㊰ࡀከ࠸ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ ྜ      㸯ᕷ⾤ᆅᩚഛ ఫࡳࡸࡍ࠸ࡲࡕࡀᙧᡂࡉࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸰ఫᏯ࣭ఫ⎔ቃᩚഛ බඹ᪋タࡢࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ໬ࡀ㐍ࢇ࡛࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸱஺㏻య⣔ බඹ஺㏻ࡀ౽฼࡞ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸱஺㏻య⣔ 㐨㊰ࡀ⮬ື㌴࡛㏻⾜ࡋࡸࡍ࠸࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸲 ‴ᩚഛ  ‴ࡢ⎔ቃᩚഛࡀ㐍ࢇ࡛࠸ࡿࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸳἞Ỉ࣭᤼Ỉᑐ⟇ ኱㞵࡟ᑐࡍࡿᏳ඲ᛶࡀ㧗࠸ࡲࡕࡔ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯බᅬ࣭⥳໬࣭ぶỈ✵㛫 බᅬ࣭⥳ᆅࡀࡁࡕࢇ࡜ᩚഛࡉࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯බᅬ࣭⥳໬࣭ぶỈ✵㛫 Ỉ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤࡀ඘ᐇࡋ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸰ᬒほᙧᡂ Ⰻ࠸ᬒほࡀᙧᡂࡉࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯⩏ົᩍ⫱ ᑠ୰Ꮫᰯࡢᩍ⫱⎔ቃ㸦ᩍ⫱ෆᐜࠊᏛᰯ᪋タ࡞࡝㸧࡟‶㊊ࡋ࡚ ࠸ࡿ๭ྜ      㸰බẸ㤋άື බẸ㤋ࢆ㌟㏆࡟ឤࡌ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸱ᩥ໬ࡢ⥅ᢎ࡜๰㐀 㒓ᅵࡢᩥ໬࡟㛵ᚰࢆᣢࡗ࡚࠸ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      㸯⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᐇ⌧ ⏨ዪඹྠཧ⏬ࡀ♫఍࡟ᾐ㏱ࡋ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᐇ⌧ ௙஦࡜Ꮚ⫱࡚ࡢඹ❧ࡀྍ⬟࡞⎔ቃࡀᩚࡗ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ ๭ྜ      㸰ከᩥ໬ඹ⏕♫఍ࡢᙧᡂ ᕷẸࡢᅜ㝿ឤぬ࣭ᅜ㝿⌮ゎࡀ⫱ࡲࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯⾜ᨻ㐠Ⴀ ‶㊊ᗘࡢ㧗࠸⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫࡀᥦ౪ࡉࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ ྜ      㸯ᕷẸ༠ാࡢ᥎㐍 ᕷᨻ࡟㛵ࡍࡿᚲせ࡞᝟ሗࡀᥦ౪ࡉࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸯ᕷẸ༠ാࡢ᥎㐍 ᕷẸࡀ୰ᚰ࡜࡞ࡗ࡚༠ാࡢࡲࡕ࡙ࡃࡾࡀ㐍ࡵࡽࢀ࡚࠸ࡿ࡜ᛮ ࠺ᕷẸࡢ๭ྜ      㸰ࢥ࣑ࣗࢽࢸ࢕άືᨭ᥼ ࡇࡢ㸯ᖺ㛫࡟ࢥ࣑ࣗࢽࢸ࢕ࡸ⮬἞༊ࡢάື࡟ཧຍࡋࡓࡇ࡜ࡀ ࠶ࡿᕷẸࡢ๭ྜ      ᖺᗘ ┠ᶆ್ ᇶᮏ᪋⟇ ᇶᮏᡂᯝᣦᶆ ⌧≧್

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の割合」は、2012 年の 8.1% が 2018 年には 33.6% へと約 4 倍の増加であり、「環境保全活動 などに参加した市民の割合」も、18.8% が 43.0% へと大幅に増加している。 2. まちづくり指標の評価結果  本論文は、2018 年度に実施されたまちづくりの指標についての市民アンケート(半田市) の中から、アウトカム指標として解析に適した 29 指標を取り上げ、市民がまちづくりを どのように評価しているのかの構造を分析的に明らかにしようとするものである。  図 1 は、2018 年度の市民アンケートの中から、本研究で対象とする 29 のまちづくり指 標について、評価点を算出した結果である。アンケートにおいては、指標により言葉遣い がやや異なるものの、「非常にプラス評価」「ややプラス評価」「どちらともいえない」「やや マイナス評価」「非常にマイナス評価」の 5 段階で評価を問うている。アンケート中の評価 の選択肢は順序尺度である。5 段階の選択肢の間の等間隔性は保証されておらず、順序だ けに意味を持つが、ここでは分析を容易にするために、「非常にプラス評価」を 5 点、「非常 にマイナス評価」を 1 点として、得点化した結果を示している。  最も評価が高い指標は「問 8 市政情報の提供」であり、「問 44 良い景観形成」「問 29 衛生 的まち」がほぼ同評価となっている。次いで、「問 42 公園緑地整備」「問 47 郷土の文化への 関心」「問 36 住みよいまち形成」などが高い評価となっている。一方、評価が低い指標と しては、「問 39 公共交通便利なまち」「問 46 公民館身近」「問 43 水辺と親しめる場所充実」 などがあげられる。  図 2 は、まちづくり指標の 5 段階評価結果を 3 段階評価に集約し、ブラス評価、中庸、 マイナス評価の 3 区分で示したものである。プラス評価が高い比率を示している指標とし ては、「問 29 衛生的なまち」「問 44 良い景観形成」「問 8 市政情報の提供」があげられ、いず れも 6 割以上の回答者がプラス評価を行っている。また、「問 42 公園緑地整備」「問 7 市民 主体のまちづくり協働」「問 47 郷土の文化への関心」も、半数以上の回答者がプラス評価 を行っている。一方、マイナス評価が高い比率を示す指標としては、総合評価点の低い「問 39 公共交通便利なまち」「問 46 公民館身近」があげられ、ともに半数以上の市民がマイナ ス評価を行っている。  このような評価構造を踏まえ、まちづくりの評価指標の評価の特徴を分類すると、表 4 のようにまとめられる。「どちらでもない」という中庸の評価が多い指標としては、「問 19 高齢者福祉施策満足度」「問 45 小中学教育環境満足度」「問 48 男女共同参画社会の浸透」「問 40 港湾環境整備進んだまち」などがあげられる。これらの指標は、高齢者施策をよく知ら ない、学齢期のこどもがいないなど、身近に評価できる根拠を持たない回答者にとっては 回答しにくい指標である。「問 48 男女共同参画社会の浸透」については、年齢・性別を問 わず広く市民に関わる指標ではあるが、特にプラス・マイナスどちらの評価もできないと 判断された結果と考えられる。また、プラス評価とマイナス評価に二分された指標として は、「問 27 魅力ある商店充実」があげられる。また、「問 37 公共施設バリアフリー」や「問

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41 大雨への安全性高いまち」「問 43 水辺と親しめる場所充実」は、ブラス・中庸・マイナ スの 3 評価に分散していることが特徴的である。これらの指標は、居住場所による評価の 差が大きい指標でもある。「問 51 行政サービス満足度」もプラス評価 26.5%、中庸 38.6%、 マイナス評価 32.3%と、評価が分散している。  まちづくり指標相互の相関係数のうち、0.4 以上の比較的明確な相関関係が認められる 組み合わせを表 5 にまとめる。相関係数が 0.7 を超えるのは、「問 15 子育て施策満足度」×「問 16 幼児教育充実」であり、0.6 を超えるものは、「問 29 衛生的まち」×「問 40 港湾環境整備 進んだまち」である。また、0.5 を超える相関関係を持つ指標の組み合わせは、「問 7 協働 まちづくり」×「問 8 市政情報提供」や「問 34 安心して歩けるまち」×「問 35 交通安全心がけ」 など 5 つの指標セットである。 図 1 まちづくり指標の評価結果                                     ໲ࢢүͱࢬࡨຮଏౕ ໲༰ࣉگүैࣰ ໲੪ঙ೧݊સ ໲߶ྺंෳࢳࢬࡨຮଏౕ ໲্͗͏ंͶཀྵմ͍ΖΉͬ ໲ຳྙ͍Ζঐవैࣰ ໲Ӷਫ਼దΉͬ ໲ࡄ֒Ͷඍ͓ͪΉͬ ໲൞ࡓ൅ਫ਼͢Ͷ͚͏Ήͬ ໲҈ৼ͢ͱิ͜ΖΉͬ ໲ި௪҈સৼ͗͜ ໲ेΊΓ͏Ήͬܙ੔ ໲ޮڠࢬઅώϨΠϓϨʖ ໲ࣙಊऄͺૺΕΏͤ͏Ήͬ ໲ޮڠި௪สཤ͵Ήͬ ໲ߕ࿹؂ڧ੖ඍ਒ΞͫΉͬ ໲୉ӏ΃͹҈સ੓߶͏Ήͬ ໲ޮԄྚஏ੖ඍ ໲ਭวͳ਎͢ΌΖ৖ॶैࣰ ໲ྒྷ͏ܢ؏ܙ੔ ໲ঘ஦ָگү؂ڧຮଏౕ ໲ޮ຿ؙਐۛ ໲ڹౖ͹ชԿ΃͹ؖৼ ໲஋ঃڠಋࢂժऀճ͹ਃಃ ໲࢕ࣆʀࢢүͱྈཱི ໲ࠅࡏ״ְʀཀྵմ ໲ߨ੕γʖϑηຮଏౕ ໲ࢤ຿஦ৼ͹ΉͬͰ͚Εڢಉ ໲ࢤ੕৚ๅ͹఑ڛ

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図 2 まちづくり指標の評価構造     ໲ࢢүͱࢬࡨຮଏౕ ໲༰ࣉگүैࣰ ໲੪ঙ೧݊સ ໲߶ྺंෳࢳࢬࡨຮଏౕ ໲্͗͏ंͶཀྵմ͍ΖΉͬ ໲ຳྙ͍Ζঐవैࣰ ໲Ӷਫ਼దΉͬ ໲ࡄ֒Ͷඍ͓ͪΉͬ ໲൞ࡓ൅ਫ਼͢Ͷ͚͏Ήͬ ໲҈ৼ͢ͱิ͜ΖΉͬ ໲ި௪҈સৼ͗͜ ໲ेΊΓ͏Ήͬܙ੔ ໲ޮڠࢬઅώϨΠϓϨʖ ໲ࣙಊऄͺૺΕΏͤ͏Ήͬ ໲ޮڠި௪สཤ͵Ήͬ ໲ߕ࿹؂ڧ੖ඍ਒ΞͫΉͬ ໲୉ӏ΃͹҈સ੓߶͏Ήͬ ໲ޮԄྚஏ੖ඍ ໲ਭวͳ਎͢ΌΖ৖ॶैࣰ ໲ྒྷ͏ܢ؏ܙ੔ ໲ঘ஦ָگү؂ڧຮଏౕ ໲ޮ຿ؙਐۛ ໲ڹౖ͹ชԿ΃͹ؖৼ ໲஋ঃڠಋࢂժऀճ͹ਃಃ ໲࢕ࣆʀࢢүͱྈཱི ໲ࠅࡏ״ְʀཀྵմ ໲ߨ੕γʖϑηຮଏౕ ໲ࢤ຿஦ৼ͹ΉͬͰ͚Εڢಉ ໲ࢤ੕৚ๅ͹఑ڛ ϕϧη඲Ճ ஦༳ Ϝ΢ψη඲Ճ 表 4 まちづくり指標の評価に基づく分類 ホ౯ࡀ㧗࠸ᣦᶆ ホ౯ࡀప࠸ᣦᶆ ホ౯ࡀ୰ᗤ࡛࠶ࡿᣦᶆ ホ౯ࡀศ࠿ࢀࡓᣦᶆ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ ၥබẸ㤋㌟㏆ ၥᕷᨻ᝟ሗࡢᥦ౪ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ ၥᕷẸ୰ᚰࡢࡲࡕ࡙ࡃࡾ༠ാ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ

(7)

 「問 34 安心して歩けるまち」は他の指標との相関関係が比較的強く、「問 35 交通安全心 がけ」「問 36 住みよいまち形成」との相関係数は 0.5 以上であり、「問 37 公共施設バリアフ リー」との相関係数も 0.4 以上である。  「問 37 公共施設バリアフリー」も他の指標との相関関係が比較的強く、「問 36 住みよい まち形成」とは相関係数が 0.5 を超え、「問 21 障がい者に理解あるまち」「問 34 安心して歩 けるまち」「問 35 交通安全心がけ」「問 44 良い景観形成」とは 0.4 以上の相関係数である。 これは、公共施設のバリアフリー化についての意識が高い市民は、まち全体の安全性やバ リアフリーにも高い関心を持っていることを示している。  また、「問 36 住みよいまち形成」は、前述のとおり「問 34 安心して歩けるまち」との相関 係数は 0.5 を超え、「問 35 交通安全心がけ」「問 42 公園緑地整備」「問 44 良い景観形成」と の相関係数も 0.4 以上となっている。つまり、まちの住みよさを評価する際に、これらの 指標の評価と比較的強い相関関係にあることが推測できる。 表 5 まちづくり指標相互の相関関係が明確な組み合わせ ┦㛵ಀᩘ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ௨ୖ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ ™ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ 㹼 ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ ™ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ ™ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ ™ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ ™ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ™ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ ™ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ ™ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ ™ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ ™ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ ™ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ ™ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ ™ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ™ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ™ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ ™ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ ™ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ ™ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ ™ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ 㹼 㹼

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3. まちづくり指標への影響因子の分析  性別がまちづくり指標の評価にどのような影響を及ぼしているかを明らかにするため に、5 段階で評価されているまちづくり指標を 3 段階に集約し、クロス表の相関関係の強 さを定量的に表現できる、クラメールの連関係数を用いて、相関関係を示したものが表 6 である。合計 29 指標の中で、性別と 1% 水準で優位な相関関係が認められた指標はない。 5% 水準においても、「問 16 幼児教育充実」「問 38 自動車は走りやすいまち」「問 46 公民館 身近」「問 47 郷土の文化への関心」の 4 指標のみである。また、性別を外的基準とした数 量化Ⅱ類分析を行った結果を表 7 および図 3 に記す。表 7 に示すカテゴリレンジをみる と、連関係数が最も強かった「問 16 幼児教育充実」が 1.597 と最も大きく、「問 15 子育て 表 7 性別を外的基準とした数量化Ⅱ類によるまちづくり指標のレンジ ࢔࢖ࢸ࣒ྡ ࣞࣥࢪ ࢔࢖ࢸ࣒ྡ ࣞࣥࢪ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ  ఩ ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ  ఩ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪  ఩ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ  ఩ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ  ఩ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ  ఩ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ  ఩ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ  ఩ ၥ㟷ᑡᖺ೺඲  ఩ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ  ఩ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ  ఩ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ  ఩ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ  ఩ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ  ఩ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ  ఩ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ  ఩ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ  ఩ ၥබẸ㤋㌟㏆  ఩ ၥ⅏ᐖ࡟ഛ࠼ࡓࡲࡕ  ఩ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ  ఩ ၥ≢⨥Ⓨ⏕ࡋ࡟ࡃ࠸ࡲࡕ  ఩ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱  ఩ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ  ఩ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧  ఩ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ  ఩ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ  ఩ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ  ఩ ၥ⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫ‶㊊ᗘ  ఩ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ  ఩ 表 6 性別とまちづくり指標との連関係数          ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝࡢ 㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝࡢ 㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ  >@ ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ  > @ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪  >@ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ  >@ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ  >@ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ  >@ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ  > @ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ  >@ ၥ㟷ᑡᖺ೺඲  >@ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ  >@ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ  >@ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ  >@ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ  >@ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ  >@ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ  >@ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ  >@ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ  >@ ၥබẸ㤋㌟㏆  > @ ၥ⅏ᐖ࡟ഛ࠼ࡓࡲࡕ  >@ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ  > @ ၥ≢⨥Ⓨ⏕ࡋ࡟ࡃ࠸ࡲࡕ  >@ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱  >@ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ  >@ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧  >@ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ  >@ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ  >@ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ  >@ ၥ⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫ‶㊊ᗘ  >@ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ  >@ ὀ᭷ពỈ‽ࡣ> @ࡀ㸣Ỉ‽ࠊ> @ࡀ㸣Ỉ‽

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図 3 性別を外的基準とした数量化Ⅱ類によるまちづくり指標のカテゴリスコア 

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施策の満足度」「問 47 郷土の文化への関心」「問 46 公民館身近」が次いでいる。図 3 に示す カテゴリスコアでは、同じく「問 18 高齢者の手助け」「問 47 郷土の文化への関心」「問 35 交通安全心がけ」はカテゴリスコアと、外的基準である性別との間に比較的明確な相関関 係が認められるが、その他のまちづくり指標に関しては、性別との間に明確な関係を読み 取れない。  これらの結果からは、本調査で設定している 29 のまちづくり指標については、性別と の間で明確な相関関係は認められないと分析できる。  年齢とまちづくり指標の評価結果との関連性を分析するため、質問票において 12 区分 している年齢区分を、ライフステージを考慮して 6 区分(18 24 歳、25 34 歳、35 44 歳、 45 54 歳、55 64 歳 65 歳以上)に再分類したうえで、まちづくり指標との相関係数を求め た。算出結果を表 8 に示す。  1%水準で年齢区分と有意な相関関係を持つまちづくり指標は、「問 7 協働まちづくり」 「問 16 幼児教育充実」をはじめ、全部で 13 指標である。そのほとんどがマイナスの相関 であることから、年齢が上がるにつれてまちづくり指標の評価はややプラス評価になって いることがわかる。しかし同時に、相関係数はいずれも± 0.2 の範囲内であることから、 強い相関とは言えない。つまり、年齢区分との間で単純な相関関係ではないことがわかる。  そこで、前述の表 8 に示す特徴的な評価結果を示すいくつかのまちづくり指標について、 年齢区分とのクロス集計を行った。結果を図 4 ∼図 9 に示す。図 4 に示す「問 7 市民中心 の協働のまちづくり」あるいは、図 5「問 44 良い景観形成」、図 7「問 45 公民館身近」などは、 表 8 年齢区分とまちづくり指標との相関係数     㻌      ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ┦㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ┦㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ  > @ ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ  >@ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪  > @ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ  >@ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ  >@ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ  > @ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ  > @ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ  > @ ၥ㟷ᑡᖺ೺඲  > @ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ  > @ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ  > @ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ  >@ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ  > @ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ  >@ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ  >@ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ  > @ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ  >@ ၥබẸ㤋㌟㏆  > @ ၥ⅏ᐖ࡟ഛ࠼ࡓࡲࡕ  > @ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ  > @ ၥ≢⨥Ⓨ⏕ࡋ࡟ࡃ࠸ࡲࡕ  > @ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱  >@ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ  > @ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧  >@ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ  > @ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ  >@ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ  >@ ၥ⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫ‶㊊ᗘ  > @ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ  >@ ὀ᭷ពỈ‽ࡣ> @ࡀ㸣Ỉ‽ࠊ> @ࡀ㸣Ỉ‽

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図 4 年齢別にみた「問 7 市民中心の協働のまちづく り」の評価 図 5 年齢別にみた「問 44 良い景観形成」の評価        ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ       ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ 図 6 年齢別にみた「問 27 魅力ある商店街」の評価 図 7 年齢別にみた「問 45 公民館身近」の評価       ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ       ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ 図 8 年齢別にみた「問 39 公共交通便利なまち」の評価 図 9 年齢別にみた「問 47 郷土の文化への関心」の評価       ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ       ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦ ᱦએ਄ ࡊ࡜ࠬ⹏ଔ ߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ

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年齢とともにプラスの評価が増える相関が比較的明白であるのに対して、図 8「問 39 公共 交通便利なまち」は、若年層と高齢者層の評価が相対的に高く、壮年層の評価がやや低く なっている。これは、若年層は鉄道利用を想定した回答となっているのに対して、高齢者 層はコミュニティバスなどの利用を想定していることによるものと推測できる。また、図 9「問 47 郷土の文化への関心」については、18 歳から 24 歳の評価がかなり高いのに対して、 それより上の年齢層での評価が低いことが特徴である。これは、学校などにおける郷土学 習の一定の成果を示していると考えられるが、その成果を発展的に継承していくしくみが 必要であることを示唆している。 4. 行政サービス満足度の影響因子の分析  本調査では、29 のまちづくり指標を設定して、市民の満足度・評価などを問うているが、 個々の施策や分野における評価と「問 40 市民にとっての行政サービス満足度」との関連性 を明らかにするため、3 区分に集約した「問 40 市民にとっての行政サービス満足度」を外 的基準として、数量化Ⅱ類による分析を行った。  「問 40 市民にとっての行政サービス満足度」とまちづくり指標との連関係数を求めた結 果が表 9 である。すべての項目において、1%の有意水準で「問 40 市民にとっての行政サー ビス満足度」と相関関係があることが明らかとなった。  また、表 10 にはまちづくり指標のレンジを、図 10 にはカテゴリスコアを示している。 最もレンジが大きい指標は「問 50 国際感覚・理解」であり、「問 46 公民館身近」「問 49 仕事・ 子育て両立」「問 41 大雨への安全性高いまち」「問 36 住みよいまち形成」が次いでいる。つ まり、これらの指標の評価は、行税サービスの満足度に与える影響が大きいことを示して いる。逆にカテゴリレンジが小さい指標としては、「問 40 港湾整備進んだまち」「問 35 交 通安全心がけ」「問 17 青少年健全」などがあげられる。この中で、さらに行政サービス満 足度に大きく寄与しているカテゴリを抽出したものが表 11 である。各指標のプラス評価 が行政サービス評価のプラス評価に大きく寄与する指標としては、「問 41 大雨への安全性 が高いまち」「問 46 公民館身近」「問 49 仕事・子育て両立」「問 50 国際感覚・理解」があげ られ、逆に、各指標のマイナス評価が行政サービス評価のマイナス評価に大きく寄与する 指標としては、「問 36 住みよいまち形成」「問 29 衛生的まち」「問 8 市政情報提供」「問 15 子 育て施策満足度」があげられる。つまり、これらの指標に対してマイナス評価を行ってい る市民の評価を改善していくことが、行政サービス全体の満足度を上げていく上で重要な 要素となっていることが示されている。 まとめ  本研究で明らかになったことは以下のとおりである。 ①計画的で効率的な行政運営を進め、行政サービスを効果的に提供していくためには、ま ちづくり指標の分析・評価が重要となる。まちづくり指標のうち、アウトカム指標につ いては市民意識調査などから指標値を算出しているが、PDCA サイクルを回していく

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表 9 行政サービス満足度とまちづくの指標との連関係数           ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝ ࡢ㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝ ࡢ㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ  > @ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ  > @ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪  > @ ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ  > @ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ  > @ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ  > @ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ  > @ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ  > @ ၥ㟷ᑡᖺ೺඲  > @ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ  > @ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ  > @ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ  > @ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ  > @ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ  > @ ၥ೺ᗣ࡙ࡃࡾ  > @ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ  > @ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ  > @ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ  > @ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ  > @ ၥබẸ㤋㌟㏆  > @ ၥ⅏ᐖ࡟ഛ࠼ࡓࡲࡕ  > @ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ  > @ ၥ≢⨥Ⓨ⏕ࡋ࡟ࡃ࠸ࡲࡕ  > @ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱  > @ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ  > @ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧  > @ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ  > @ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ  > @ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ  > @ ὀ᭷ពỈ‽ࡣ> @ࡀ㸣Ỉ‽ࠊ> @ࡀ㸣Ỉ‽ 表 10 行政サービス満足度を外的基準とした数量化Ⅱ類によるとまちづくの指標のレンジ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࣞࣥࢪ 㡰఩ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࣞࣥࢪ 㡰఩ ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ  ఩ ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ  ఩ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪  ఩ ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ  ఩ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ  ఩ ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ  ఩ ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ  ఩ ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ  ఩ ၥ㟷ᑡᖺ೺඲  ఩ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ  ఩ ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ  ఩ ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ  ఩ ၥ㞀ࡀ࠸⪅࡟⌮ゎ࠶ࡿࡲࡕ  ఩ ၥỈ㎶࡜ぶࡋࡵࡿሙᡤ඘ᐇ  ఩ ၥ೺ᗣ࡙ࡃࡾ  ఩ ၥⰋ࠸ᬒほᙧᡂ  ఩ ၥ㨩ຊ࠶ࡿၟᗑ඘ᐇ  ఩ ၥᑠ୰Ꮫᩍ⫱⎔ቃ‶㊊ᗘ  ఩ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ  ఩ ၥබẸ㤋㌟㏆  ఩ ၥ⅏ᐖ࡟ഛ࠼ࡓࡲࡕ  ఩ ၥ㒓ᅵࡢᩥ໬࡬ࡢ㛵ᚰ  ఩ ၥ≢⨥Ⓨ⏕ࡋ࡟ࡃ࠸ࡲࡕ  ఩ ၥ⏨ዪඹྠཧ⏬♫఍ࡢᾐ㏱  ఩ ၥᏳᚰࡋ࡚Ṍࡅࡿࡲࡕ  ఩ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧  ఩ ၥ஺㏻Ᏻ඲ᚰࡀࡅ  ఩ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ  ఩ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ  ఩ 表 11 行政サービス満足度に影響する主なまちづくり指標 ྛᣦᶆࡢࣉࣛࢫホ౯ࡀ⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫホ౯ࡢ ࣉࣛࢫホ౯࡟኱ࡁࡃᐤ୚ࡍࡿᣦᶆ ྛᣦᶆࡢ࣐࢖ࢼࢫホ౯ࡀ⾜ᨻࢧ࣮ࣅࢫホ౯ࡢ ࣐࢖ࢼࢫホ౯࡟኱ࡁࡃᐤ୚ࡍࡿᣦᶆ ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶࡀ㧗࠸ࡲࡕ ၥఫࡳࡼ࠸ࡲࡕᙧᡂ ၥබẸ㤋㌟㏆ ၥ⾨⏕ⓗࡲࡕ ၥ௙஦࣭Ꮚ⫱࡚୧❧ ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪ ၥᅜ㝿ឤぬ࣭⌮ゎ ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ

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図 10 行政サービス満足度を外的基準とした数量化Ⅱ類によるまちづくの指標のカテゴリスコア 

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ためには、その分析(評価構造の分析)が不可欠である。 ②まちづくり指標の評価構造を分析すると、「問 19 高齢者福祉施策満足度」「問 45 小中学 教育環境満足度」など、身近に評価できる根拠を持たない回答者にとっては回答しにく い指標では、「どちらでもない」という中庸の評価が多く、また、「問 27 魅力ある商店充実」 など、プラス評価とマイナス評価に二分される指標もある。 ③まちづくり指標相互の相関係数を分析すると、「問 15 子育て施策満足度」×「問 16 幼児 教育充実」の関係性が非常に強く、また、「問 34 安心して歩けるまち」「問 37 公共施設バ リアフリー」なども比較的他の指標との相関関係が強いことが明らかとなった。 ④性別を外的基準とした数量化Ⅱ類分析結果によると、「問 18 高齢者の手助け」「問 47 郷 土の文化への関心」「問 35 交通安全心がけ」は性別との間に比較的明確な相関関係が認 められるが、これらを除くと、性別との間で明確な相関関係は認められない。 ⑤年齢とまちづくり指標との相関については、年齢層が上がるとともに評価があがるまち づくり指標があると同時に、若年層と高齢層の評価が高く、壮年層の評価が低い指標も あり、年齢区分との間で単純な相関関係ではないことが明らかとなった。 ⑥「問 40 市民にとっての行政サービス満足度」を外的基準として、数量化Ⅱ類による分析 を行った結果によると、ほぼすべてのまちづくり指標との関連性がかなり強かった。ま た、各指標のプラス評価が行政サービス評価のプラス評価に大きく寄与する指標と、逆 に、各指標のマイナス評価が行政サービス評価のマイナス評価に大きく寄与する指標が 抽出され、マイナス評価を行っている市民の評価を改善していくことが、行政サービス 全体の満足度を上げていく上で重要な要素となることが示された。 謝辞  本研究を進めるにあたり、半田市には、データ提供などのご協力をいただいた。また、 半田市総合計画市民評価委員会での議論からも有益な示唆をいただいた。期して感謝の意 を表する。 参考文献 ・児山正史(2015)「岡山県倉敷市のまちづくり指標と総合計画の策定 - 自治体行政におけ るベンチマーキングの活用 -」、人文社会叢書(社会科学篇)30、弘前大学、p67-73 ・道越 亮介・北詰 恵一・宮本 和輝(2018)「日常生活圏単位での健康まちづくり指標の体 系化」、日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 16、p77-80 ・半田市(2018)「まちづくりの指標についての市民アンケート」(報告書としては非公表) ・千頭聡(2018)「まちづくり指標の評価に関する一考察 - 半田市総合計画まちづくり指標 を例として -」、知多半島の歴史と現在 22、日本福祉大学知多半島総合研究所、p43-60

図 2 まちづくり指標の評価構造 ໲ࢢүͱࢬࡨຮଏౕ໲༰ࣉگүैࣰ໲੪ঙ೧݊સ໲߶ྺंෳࢳࢬࡨຮଏౕ໲্͗͏ंͶཀྵմ͍ΖΉͬ໲ຳྙ͍Ζঐవैࣰ໲Ӷਫ਼దΉͬ໲ࡄ֒Ͷඍ͓ͪΉͬ໲൞ࡓ൅ਫ਼͢Ͷ͚͏Ήͬ໲҈ৼ͢ͱิ͜ΖΉͬ໲ި௪҈સৼ͗͜໲ेΊΓ͏Ήͬܙ੔໲ޮڠࢬઅώϨΠϓϨʖ໲ࣙಊऄͺૺΕΏͤ͏Ήͬ໲ޮڠި௪สཤ͵Ήͬ໲ߕ࿹؂ڧ੖ඍ਒ΞͫΉͬ໲୉ӏ΃͹҈સ੓߶͏Ήͬ໲ޮԄྚஏ੖ඍ໲ਭวͳ਎͢ΌΖ৖ॶैࣰ໲ྒྷ͏ܢ؏ܙ੔໲ঘ஦ָگү؂ڧຮଏౕ໲ޮ຿ؙਐۛ໲ڹౖ͹ชԿ΃͹ؖৼ໲஋ঃڠಋࢂժऀճ͹ਃಃ໲࢕ࣆʀࢢүͱྈཱི໲
図 3 性別を外的基準とした数量化Ⅱ類によるまちづくり指標のカテゴリスコア
図 4 年齢別にみた「問 7 市民中心の協働のまちづく り」の評価 図 5 年齢別にみた「問 44 良い景観形成」の評価ᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦએ਄ࡊ࡜ࠬ⹏ଔߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦએ਄ࡊ࡜ࠬ⹏ଔߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ 図 6 年齢別にみた「問 27 魅力ある商店街」の評価 図 7 年齢別にみた「問 45 公民館身近」の評価ᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦએ਄ࡊ࡜ࠬ⹏ଔߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ ᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦᱦએ਄ࡊ࡜ࠬ⹏ଔߤߜࠄߣ߽޿߃ߥ޿ࡑࠗ࠽ࠬ⹏ଔ 図 8 
表 9 行政サービス満足度とまちづくの指標との連関係数          ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝࡢ㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ ࡲࡕ࡙ࡃࡾᣦᶆ ࢡ࣓࣮ࣛࣝࡢ㐃㛵ಀᩘ ᭷ពỈ‽ၥ༠ാࡲࡕ࡙ࡃࡾ>@ၥබඹ᪋タࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ>@ၥᕷᨻ᝟ሗᥦ౪>@ၥ⮬ື㌴ࡣ㉮ࡾࡸࡍ࠸ࡲࡕ>@ၥᏊ⫱࡚᪋⟇‶㊊ᗘ>@ၥබඹ஺㏻౽฼࡞ࡲࡕ>@ၥᗂඣᩍ⫱඘ᐇ>@ၥ ‴⎔ቃᩚഛ㐍ࢇࡔࡲࡕ>@ၥ㟷ᑡᖺ೺඲>@ၥ኱㞵࡬ࡢᏳ඲ᛶ㧗࠸ࡲࡕ>@ၥ㧗㱋⪅⚟♴᪋⟇‶㊊ᗘ>@ၥබᅬ⥳ᆅᩚഛ>@
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