• 検索結果がありません。

カネビヤン鮪延縄の性状についての考察

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "カネビヤン鮪延縄の性状についての考察"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

カネビヤン鮪延縄の性状についての考察

著者

江波 澄雄, 田ノ上 豊隆

雑誌名

鹿児島大学水産学部紀要=Memoirs of Faculty of

Fisheries Kagoshima University

3

1

ページ

35-43

(2)

35

カネビヤン鮪延縄の性状についての考察

江 波 澄 雄,田 ノ 上豊隆

A Study on the Characteristics of the Tuna Long-line of Kanebian (Vinylon) Twine

Sumio ENAMI and Toyotaka TANOUE

(ll(2) ポリアミド系(アミラン)の鮪延縄については最近多くの試験結果が報告され,その性 能の調査が進められているが,ポ1)ビニ-ル系(カネビヤン)の鮪延縄の実用試験はまだ 殆んど行われていないようである. 筆者等は本学部練習船かごしま丸(620Ton, 640HP)が昭和27年6月下旬より同年 8月上旬迄,赤道近海からチモー,I,沿海に於て漁艇(5Ton, 14HP) 2隻を使用して鮪 延縄の試験を行った際と練習船新潮丸(105Ton, 210HP)が昭和27年9月中旬より10 月上旬まで済州島東沖漁場に,同年10月上旬より同年11月初旬まで魚釣島近海に放て 夫々カジキ延縄の試験を行った*,更に両船が昭和27年12月下旬から翌28年1月下 旬まで印度洋及びフロレス海方面で鮪延縄試験を行った際に「カネビヤン」の鮪延縄(棉 赫7匁相当)と綿縄(8匁)とを使用して,その操作上の可否及び性状を調べた・その結 果は,カネビヤン縄は湿時抗張力の減少甚だしく,大型魚(カジキ額)によって枝細が張 り切られた事があったが,その他の点については幹細,枝縄の何れに使用しても賂i支障 のないことが認められた・

1.供試材料及び実施概要

(1)供試材料 第1表  供  試  材 製造年月 日 27 年 6 月 料 品   名 番   手 太   さ 2確乎3×3子l綿7匁相当 /′    I    /′ l /′     【     /′ ヨドゾール加工 /′ 加工なし 染   色 赤 青 黒 染色なし 染色なし ・Xヨドゾ-ル(yodosol)とはポl)酪酸ゲイニールを主体とした合成樹脂-マルヂョンであり その加工によって耐水,耐熱耐摩魔性を向上し,接着性があるので毛羽立ち,撚戻りの 防止ともなるものである・ (2)漁具一鉢の構造 第2表 漁 具 一 鉢 の 構 造

浮標縄

材 料 長、数 (k-間) せきやま 材 料 長、数 27番 3×3 績鱗 20′S 15本 4k 6本 ワイヤ-材 料 長、数 麻セキ9本 36匁 5k 4本 浮  標 材 料 長、数 ボンデソ竹 材 料 長、数 2.6欝67悪I3ii8fg 6本腰 守 禁i硝子玉径IJ-i l個

226碧碍L83 4本暮7Wk …禁I桐重大…装甲.衣

(3)

36       鹿妃島大学水産学部紀要 第3各 節lId-第3表  一 鉢 の 歪 量 の 比 較   (単位)kg __ __ _ L一 染色別カネビヤゾ(綿7匁相当) l邑 綿縄(5鉢の平均)

T加苦し桓-畳

使 用 船名 赤 E 青 カツチ染

縄の構成に当っては,綿に比してやや堅撚りすぎるので, eye Spliceやshort splice

を作る場合に幾分作業がしにくく,時間がかかり,叉接合部に多少の毛羽立ちが見られた・ (使用後の縄ではこの点が著しかった)・しかし-般的に見て綿縄との製作上の難易の差 異は殆んどない様である. 漁具の構造は綿縄と同様で簡2表のとおりである・一鉢の平均重量は第3表に示す様に 乾時6.7kg,湿時8.1kgで同時に使用した綿縄8匁クール染めの乾時9・5kg,湿時10・4 kgに対して夫々70, 770/Uに軽減している・ (3)操業経過 (イ)かごしま丸漁艇による1回の操業にはカネビヤン縄5鉢を綿紬と併せ,接続させ て100-150鉢を用い,操業毎に交互に使用稔数の端と中央附近に接続部位を異にし,節 4表aの様に用いた. 投縄はかごしま丸船尾より行い, 4時30分頃開始し100鉢では7時頃, 150鉢では8 時頃終了した. 揚細(泉井式中型line hauler右舷舶部装備)は15時頃より2豊の漁艇で縄の両端か ら毎時平均13鉢位の速さで捲き揚げ, 100鉢では19時頃, 150鉢では21時頃終了し た. (ロ)新潮丸は近海漁場に於て1回80鉢程度の細を使用し(南洋漁場に於ては130-150鉢使用)その内カネビヤン縄10鉢を第4表bの如く用いた・ 投鰍ま6時頃より開始して80鉢を入れ終るのに約1時間を要した・その後は縄廻りを 行い, 16時頃揚紬(泉井式大型line hauler右舷装備)を始め,毎時24鉢位の速さで 捲き揚げ大体3時間半で終了した・ 2. Tangle, Coil,擦れや漁獲状況4:どについての観察 (イ)かごしま丸漁艇 カネビヤン縄は投細操作上綿縄との差違や支障は認められな かった.延縄の海中に於けるTangle (モツレ)の状態は相対的観察ではあるが,一般に 綿縄に比して多い様であった.これはカネビヤン縄の枝縄にはSwivelを使用しなかった 事も原因の一つと考えられる.しかし使用回数を重ねるに従い,この現象は少くなって来 た. 揚縄時幹縄がline haulerに依って規則正しいCoilに成るか否かは延縄としての作業 能率を左右する重要な条件であり,アミラン細の試験報告では何れもCoilが規則正しく

(4)

江波澄雄,田ノ上豊匪-カネビヤン鮪延縄の性状に/Jいての考察       37 第4 表  a 試験親察結果(かごしま丸) 27 7.12 7.13 7.18 7.19 7.31 8. I .0.紘)(孟)(昌)(昌)(嘉)lf,!ダサ2メ 56. 60. 63. 68. 70  68 (白)(負)(蘇)(育)(黒)千-ダ 52. 56. 103. 125.134; 52  134 (負)(黒)(蘇)(育)(負)至キ-ダ サ メ 37. 42. 50. 120.132 37 (蘇)r白)(育)(白)(窯)サ メ 30. 58. 122.131.135 (白)(黒)(負)(育)(蘇 7. 16. 32. 56. 166 58. 59. 60. 61. 62 (負) /′ /′ /′ /′ 7. 32. 166 メカキ-ダ 〝 58    61 午-ダ(彰サメ 緬一嘘-Jf 比較した Co王1の 大 き さ 綿縄に比し 稗大直径 7寸/-1尺 なし【同  上 同  上 同  J二 同  上 同 lL Tangle の 状 態 幹   維J 枝   維 育,白の・部 漁艇上にて解離 可能 育,諺,白の-一 部解離容易 負,黒の一日・部 解離容易 負,黒,膏の一 部 解離容易 膏の--一部 母船にて解離 白のモツレ大 他も一一一部モツレ があった 負,黒モツレの 為使用不能近く の鈎に掛ったカ ジキが巻いたも の 綿と変りなし 綿と変りなし 各鉢共l本位の 巻付きが見られ た 赤の巻付きが多 かった 各鉢共枝に・一一部 モツレがあった が操業に支障な し 青の巻付きは取 換えを要す 各鉢英一一部巻付 きがあった 白巻付き多し 白,黒モツレの ため使用不阻 赤一一部 出来ないため,揚縄作業を繁雑にする欠点が挙げられている.しかしカネビヤン縄は比較 的平穏な南方漁場の小型漁艇による試験では常に規則正しく Coilされ(直径7寸∼1尺 で綿縄に比して梢と大)作業に支障を来たすことはなかった. カネビヤンの枝縄は柔軟となることがなく,むしろ綿縄よりも稽i硬い位で,鮪のかか った枝縄を手繰る際も綿と著しく異った感じは受けなかった.しかし舷録にて擦れる時は 染色が髄せ,梢i毛羽立ってくる様で,第二次禰洋漁場操業の際は此の傾向が薯しかった. 水切れ,二乾燥の点は良好であった. 「ヨドゾ-ル」加工した縄は操業回数の少い間は毛羽立ちが少く,腰が強い様で,その 効果が期待されるが,それ以後は外見上では加工しない縄との相違は殆んど認められない. 漁獲物はキ-ダ10尾,メカジキ1尾,サメ4尾である. これを釣獲鈎別にみるとマグ ロ,カジキ類は*A鈎5尾, B釣2尾, C鈎3尾となって,サメはA鈎1尾, C鈎3尾であ ':こ 釣鈎の符号 維号穫

力 漁 及 ダ 8   ヽ 8   ノ キ ∼     ∼ 寸     寸 7         / 0 し       し な     な

(5)

38 顔見島大学水庫学部紀要 節3番 節目J・ 第4表 b 試 験 観 察 結 果(新潮丸) 綿縄と 比較した Coilの 大き さ カ ネ ビ ヤ ゾ 使用鉢番号( ) 材 料 別 分 類 27 9.22 9.23 9.24 9.25 9.26 9.27 9.28 9.29 9.30 10. 2 1 0.22 10.25 I 0.28 24 31より 41 アミラン′純 44,A15 ft- tj  上 Fr'j] J A. 801  同  上 同  上 同  上 同  上 同  上 30 より 42 アミラノ使用せず rl7] 上 25 より 29 40 より 44 801 63 より 67 15 より19 20 より 24 23. 12. 24. 25. 49. 54. 64 赤 青 白 自 白 75. 82. 85. 110.136 選且育 育 垂_ 漁睡鉢番号及 魚   種 35(育) 自力ワカジキ な し 40(白) シユモクザメ 32(赤) シユモクザメ な し な し な し な し な し 切断箇所 な し 1なし な し な し !枝切断(4) 黒カワカジキ な し 自力ワカジキ1なし I 、カマス 49 鉢番号は毅維開始より数えた 午-JJ(9 25    69 午-ダ サメ なし 同 上 同 上 同 上 同 上 同 上 同 上 同 上 同 上 殆んど変化 なし 6寸′-1尺 // 6寸∼ なし E l司 上 Tangleの状況 幹  維 L 枝  縄 枝のモツレ巻 モツレ多し そツレ多・し そツレ稗多し 同  上 同  上 綿と変りなし 同  一上 同  上 網棚に比し稗 多し 極めて少し 綿と同程度 同  上 同  仁・, モツレ栴多し 同  上 同  上 間  上 枝の巻付きは 少し 位のモプレ巻 付きは綿と変 りなし 同  上 同  上 同  _上 回  1-_ r'T I-J  上 岡  上 回  上 巻付き梢多し 綿と同程度 同  上 I nl r・. 同  上 同  _[ 9         0 つ ん           3 ● 0         ハ リ 1 l 一 3 8 . 2 2 1 0         5 0         っ ︼ 7         5 c L 3 4 白 9 3 黒 7 3 1 蘇 _ 2 3 自 白 2 2 黒 -9 0 育 桝 白 r = ' 育 2 9 赤 5 0 白 1 3 1 育 4 . 蘇 _ 払 白 2 + 育 俳 聖 目 白 9 8 育 1 . 窯 6 5 白 乙 U 5 同     同 し な 同 キ 9 0 ジ カ . . 1 !   . = J ヽ             ヽ ノ 9 ノ 2 3 キ 1 2 キ メ 7   ヽ つ ム   ノ キ

(6)

i_r_波野雑,田/上皇匪-カネビヤン鮪延純の性状に-Jいての考察     39 り,その漁獲状況は錦織とほぼ同様の傾向にある.従って縄の張り具合や釣鈎の沈下水深 も綿縄と変りない様に推察される. 枝細の染色別(赤.育.黒.自)の釣獲状況は資料が少いが,大体相違がない様である・ しかし直射光線の烈しい漁場に於てほ漁夫の視覚上の疲労を少くする為に黒叉は青に染色 した方がよい. (ロ)新潮丸 各線卦こ於ても漁艇の場合と同様Tangle及びCoilの状態は綿縄と著 しい相違はなく,略)作業に支障はなかった.然し途中でline haulerをstop L,次に 始動する際に細がcoilされず,鉢より飛び出すことがあった.釣獲状況や其の他の点につ いては漁艇の場合と同様,錦織に劣る様な傾和ま見られなかった・ただし,魚釣島で操業 した際活魚(特にクロカジキ)を釣獲する場合,伎縄が舷縁や船底Keel (鉄板にて包みた るもの)等と擦れて切断逃逸したことが数回以上に及んだ・これらの現象は綿縄には余り みられない.枝切れは漁獲の低下を来たすばかりでなく,漁拷志気にも直接影響を及ぼす ので,カジキ賛(大型魚)を主目的とする延縄には更に強力のものを使用する必要がある・

3.抗張力及び伸度

抗張力及び伸慶試験は鹿児島県工業試験場のショソパー引張試験機(2Ton)に依った. 供試材料は第5表に示す様に,未使用のものと,かごしま丸漁艇及び新潮丸の使用細につ いて夫々航海終了毎に試験した.その結果は第5表a, b第1図(イ), (ロ)及び第2図 の如くである. 第5表 a  抗張力及び伸度(幹縄) 依 乾    時     湿    時

試験材料加工紙卵油槍屋崇敬伸芸歴--kT-篭-伸莞匿

カネビヤン3×3 ヨドソー 綿 7 匁相当 ル加工 //   加工なし //   加  工 かごしま丸 /′    加工なし かごしま丸 ′′    加  工 新 汐 丸 /′    加工なし 新 汐 丸 /′    加  工 かごしま丸 /′     /′  新 汐 丸 綿糸 8匁芸:蛋 0 123 0 166   0   44.7  --/′     /′   かごしま丸 7 153   7.9  39.3 149      40.7  フ5 /′      /′     /′   1 1 152.2  8.2  3l.3  日0.2  --   30.0  27.5 ':'全部`幹紬として(車用のものの中から5ヶ所Randomに切りとり試験した. ** R-琴時切嘩垂二重時切断荷重×100(%) 乾時切断荷蛮 抗張力は乾時に於て未使用のものが125kg前後であるが, 15回操∋掛こ於て100kg (20 0/o減)程度となり, 18回で85kg (310/o減)程度に減少している・湿時に於ては未使用 0 0 ノ0 0 0   . 3   0   0   0   2   3 5 +49444646403 ′ 0   3   2   4         5 0   5   4   6   -. 0 t 1 .   1   2   t r )   3 3 . ′ 0   ′ 9   8   3   凸 7   ′ 0   4 つ ん   1   0   0   9   8   8 1 1 1 1 0   」 7   r ′   L L )   5   7   8 =   h r . =   L         =             =   し 5   4       4   2   4   . 1 1     8   9   4   4   8   5   ′ 0 3     2   2   つ ー   2   1   つ 血   1 7   3   0   7   0   7   0   4 駈   5 5   5 2 5 6   4 4   4 6   3 8   4 0 5 2 5 0 0   0   3   9   8   5 2   2 4 _ 2 ′ 0 8 5   9 0 日 8 2 7 8 8 1 6 4 7

(7)

40 庫鬼島大学水産学部紀要 節3番 節1号 第5表 b  抗張力及び伸度(枝縄) 使し__ー_早___千_____旦ー__一一  撮  時

試験材料加工粗鋼漁船針㌘篭一伸芸歴L一一日一一

k;野竃伸莞匪

カネビヤン3×3 ヨドゾー かごしま丸 綿 7 匁相当 ル加工 漁   艇 /′    な  し   /′ /′    加  工 所 汐 丸 //なし/′ 綿鱗8匁3×3 芸二品蒜ごしま丸 艇 第1岡(1) 抗 張 力 の 変 化 /1 3 4′ 5g 78 タ/C〃/}β/?^3'^S/7/8/720

- %i・@#

のものが75-80kgであり, 15, 18回操業で夫々70-80kg (8-100/o減), 60-70kg (200/o前後滅)に急減している.この様に抗張力の減少していることと前述の摩擦による 二次的原因が加わって大型魚による枝切れとなったものと思われる.乾時に対する湿時の 抗張力の減少率は未使用縄で300/o程度のかなり大きな相違がみられるが,使用回数を増 すに従ってその差は少さくなり, 18回操業に於て200/o程度となる・ ・切断時の伸長慶は乾時未使用縄で50-600/Uにも及ぶが,湿時に於ては300/o前後に止 まって,その伸長率は使用回数を増すほど減少し, 15, 18回操業で乾時は夫々46,360/Q前 後となり,湿時に於ても夫々24,160/Cを示している.これは綿細の伸長慶に比して梢‡大 きいが操業上支障を来たすことはなかった. ヨドゾール加工した縄の抗張力は未使用縄では,加工しない縄に比して梢‡弱いが,操

.細叫考盤r

7     7   0   3     3 8     ′ 0   4   9     7 5     5   5   4     3 3     3   5   9     9 ■ 3   4   6   1 .   0 1                   . t l           1 9     8   5   1 1     8 ・ 1     0   1 -  1     4 1         1       1       1         1 7     し 7   5   5     7 1       1 ′ 0     5   7   4 3     8   8   2 3     1   2   3 7     ′ 0   ′ 0   0 0     8   8   2 5     4   5   5 . 1   2   5   7 7     2   3   ′ 0 ー-9     8   つ 血   5 7     8   8   7

(8)

Q l巾

今ヰ・吋

iヽ S ノ 一 、 二.二・. I. ・.).,. 1J.).H・iuTC・-.i 、TiLr弥

感官軸感

● ヽ J / U ゲ ' b T y p U q Z r f r q V I I L

l

ヽ   ヽ   J E r   ヽ 苧   樹   馳   蛸   曇   ( a )   囲   l 堆 鯨軒Q1′JcLりT峯型Q蜜轍塩^・LtU・&.q-髄鞘Tヽb..単位肇T.i

(9)

42 庫兄島大学水産学部紀要 節3番 節1号 第2回 破断状況 柿餅コ-ルタ-染 業後は加工した縄の減少率が割合に少く, 7, 15回操業結果では加工してない縄よりも抗 張力は批大きい傾和こある・伸長慶は加工した縄が常に大きいようである・しかしこれ らのことは資料が少いので断定は出来ない・ 4.結      び 以上の試験結果から大体次の様な事が云える・即ち延縄としての構成,取扱上からは spliceを作る際作業が穐しにくい点はあるが,綿縄と著しい差違はない・投縄時の操作 に於ても晩同様である・ line haulerで巻き揚る際,幹縄は直径7寸∼1尺位の規則正し いC。ilとなり揚縄作業には支障はない.抗張力は18`回操業の結果乾時85kg位で湿時 65∼75kg程度に低下している・キ-ダ,メバチ叉は小型カジキ類等を目的とする場合は 綿諌7匁相当程度のカネビヰン縄では支障はないが,大型マグロやカジキ塀を目的とする 場合はより強力なものを必要とする・縄が舷縁で擦れる際に毛羽立ちがみられ,之が抗張 力減少の原因となっている様に思われる.破断仲慶は未使用縄で55-600/Cで乾湿蜘同 じく, 18回操業結果では36-400/0位に減少し,綿縄8匁に比して批大きいが,操作上

(10)

江波澄雄,田ノ上豊隆一カネビヤン鮪延細の性状についての考察       43 I---   J--        し     ▲    ⊥  ■▲■ ▲⊥-       -      -一・. 」 -⊥▲-⊥」⊥      -▲  ---L      -       __ からは支障を生ずることはなかった.漁獲上の綿細との相違及び染色別の違いは認められ ない.染色は音叉は黒の色が越せ難く,且つ視覚上使い易いようである. 「ヨドゾール」加工は操業回数の少い内は効果がみられるが,この点を確認する為には 今後の研究に侯たねばならない. 終りに本報告の御校閲を賜った金森政治教授,試験に御援助を得た練習船かごしま丸 新潮丸の乗組員各位,測定機について特別の御取計いを煩わした鹿児島県工業試験場永富 技師並びに測定に当った本学部学生山崎繁,中里洋平両君等の方々に併せて深甚の謝意を 表するものである. Resume

OIl tbe丘shing test of the tuna long-line of the Kanebian twine (thickness degree : 20′S/3×3 7 monme) the following results were obtained.

1) No remarkable difference was shown between Kanebian and cotton on the construction, operationand catch of the tuna of the long-line.

2) The strength of wetted Kanebian decreased markedly, so this Kanebian

was insu氏cient in the strength for the丘shing of large spear fish.

3) Whenever each branch・line was dyed to red, black, blue or white, the

catch was nearly the same.

4) It is presumed that the Kanebian dyed by L'Yodosol" gave a little effective

at the beginning, but it's effect was not explainly, on someday we shall be study

on it. 文         献 (I)臼本鰹鮪漁業協同組合聯合会:アミラノ鮪延髄試験(その-)及び(その二)合成繊維漁 網網試験集報(第2号) 1952 大洋漁業(秩)漁 拶 部:アミラソ及びマニラ鮪延縄試験棟業結果 (第二次母船式漁業分) 同 同上 上:第二次鮪母船式鮪漁業アミラン及びマニラ延髄 強仲度試験 合成繊維漁網嗣試験集録1951 合成繊維漁網網試験集報1950 繊維月報1952 同上 ● ■     ● ● 会 庁会 議 究 協 研産経 繊 顔 本 水 水 月 F L U t H r h u p L H u 2     3   4 . l H H t . い       n J l n 川 ■ 1 川 ■

参照

関連したドキュメント

にて優れることが報告された 5, 6) .しかし,同症例の中 でも巨脾症例になると PLS は HALS と比較して有意に

たRCTにおいても,コントロールと比較してク

前年度または前年同期の為替レートを適用した場合の売上高の状況は、当年度または当四半期の現地通貨建て月別売上高に対し前年度または前年同期の月次平均レートを適用して算出してい

N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N2c 両側または対側のリンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし

N2b 同側の多発性リンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N2c 両側または対側のリンパ節転移で最大径が 6cm 以下かつ節外浸潤なし N3a

 □ 同意する       □ 同意しない (該当箇所に☑ をしてください).  □ 同意する       □ 同意しない

( 同様に、行為者には、一つの生命侵害の認識しか認められないため、一つの故意犯しか認められないことになると思われる。

 親権者等の同意に関して COPPA 及び COPPA 規 則が定めるこうした仕組みに対しては、現実的に機