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インターネットと自動車:3.プローブ情報システム(IPCar)プロジェクト

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Academic year: 2021

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(1)3 [email protected] /(財)自動車走行電子技術協会. プローブ情報システムは,車を「プローブ」に見立 てて情報を収集するシステム,または集めた情報を 蓄積,加工して提供するシステムを指す.車に搭載 されているセンサは約 120 種あり,これらのセンサ のデータを走行に使うだけでなく,車の状態,挙動 や,走行している道路,周辺の自然環境を示す情報. 120. として発信するというアイディアに基づき,プロー ブ情報システムのコンセプトが構築されている. プローブ情報システムを活用し,社会的価値ある情 報を生み出そうとする取組みの概要,解決すべき課 題,将来的な活用の可能性について述べる.. 吸気燃料系 (11). O2,水温,吸入空気量,排気温,吸気温,吸気圧, 燃料残量,過給圧,燃温,油温,グローイングインジケータ. エンジン系 (14). イグニッションキーSW,エンジン回転数,スロットルポジ ション, ノック信号,クランクポジション,他. 制御駆動系 (16). ブレーキSW,パーハングブレーキSW,車輪回転, TCSスロットルモータ,ABSウォーニング,前後加速度信号,他. 動力伝達系 (9). オートトランスミッションSW,出力軸回転,キックダウンSW, パワーシフトSW,ニュートラルSW,リパースランプSW,他. 走行系 (7). IPCar www.jsk.or.jp ITS. 車速,レーザークルーズ,操舵角,後輪操舵角,ヨーレート, クルーズコントロールSW,HiCASウォーニング. 車体懸架系 (11). 前後加速度,横加速度,上下加速度,車高,ハイトコント ロール,アクティブサスペンションウォーニング,油圧,他. 室内系 (50). ヘッドライトSW,フォグランプSW,ウィンカーSW,ステ アリングポジションSW,雨滴,ワイパーSW,日射量,他. ナビゲーション (1) 音声 (1). 1999 2001 ITS NEC. GPS. 音声認識. (120). 1999 -1. IPSJ Magazine Vol.43 No.4 Apr. 2002. −1−.

(2) 道路規制 プローブ情報センター. 事 故. 円 滑 スリップ. 他の情報センター 天 候 駐車状況. ネットワーク. 渋 滞. 携帯電話. パソコン. 車載表示器. -1. 車両(プローブカー). デ ー タ 検 出 機 能. 正規化処理. 車両データ. 通 信 制 御 機 能. 車両情報センタ 運行管理機能 (モニタリング). 通 信 制 御 機 能. 他の情報センタ. 情報集約センタ. 車両データ 車両データ 車両状態制御機能. 運行管理機能 (モニタリング). 情報加工機能 提供データ ロギング機能 他の車両 提供形式加工機能. 情報収集機能. 情 報 提 供 機 能. 一般ユーザ. 提供情報作成機能 情報集約機能 ロギング機能. 車両情報センタ(民間用). -2. CACS. 1973. 1. ITS Intelligent Transport Systems. 43巻4号 情報処理 2002年4月. −2−.

(3) ABS GPSアンテナ. Anti-lock Brake System. 車載器本体. モバイルアーク& アンテナ(NTT DoCoMo) 各種センサ 車速センサ. ウィンカー/ハザード サイドブレーキ. -3. 2000 1 2. 3. プローブカーより収集した速度情報を用いて,当該リンク(交差点と次の交差点間の道路 区間)速度情報としてインターネットにより提供.速度情報は速度区分により色分けをし て表示.情報更新間隔は5分.携帯電話によるアクセスには,文字情報で提供.. GPS. -4. 2001 2. UTMS. U. 制動時にABSが作動した場合,その信号をプローブ情報として収集,路面凍結情報として 提供.図中の青丸がその個所を示す(なお,路面凍結情報提供は試行的なものであり,路 面が凍結しているリンクから収集したプローブ情報についてのみ提供).. U. -5 IPSJ Magazine Vol.43 No.4 Apr. 2002. −3−.

(4) U <凡例> 赤:GPSによる位置情報 異常区間 青:マップ照合不可区間. 横浜の桜木町駅周辺の1カ月間のプローブ情報を集約表示.位置情報が上がってこなかっ た区間を前後データから導き出し,GPSによる位置情報異常区間として赤色で表示.マッ プ照合不可区間は,プローブ情報が示す位置に収集センター側のディジタル道路地図上に 該当するリンクがない点を青色でプロット.. -6 GPS 夕方ピーク. 早 朝. 2000 30. 戸塚地区に営業拠点があるタクシーをプローブカーとして,1カ月間のタクシーの走行軌跡を,早朝(2時−6時), 夕方ピーク(15時−19時)に層別してプロットしたもの.早朝に比べ夕方ピーク時はタクシーの走行が戸塚駅周 辺にまとまっていることが分かる.. ST Short Trip. SS. Short Stop. -7. 1. 1 1 ST. SS. 車速 30秒. 1. ウィン カー. サイドブレーキ. SS. 30秒. SS. 時間 停車 発車 ST/SS. ST. SS. STの区切り ST. SS. STが30秒継続 停車 ST. ST. ST ST. 30. SS. 1. ST 車速パルス プ ロ ー ブ デ ー タ. 1. 位置. 2 2. ウィンカー. 30. サイドブレーキ. 2 -8. ST/SS. 43巻4号 情報処理 2002年4月. −4−.

(5) <凡例> :クルマの位置 ss 075149:. SS:short stop ST:short trip WR:右ウィンカー WL:左ウィンカー PB:サイドブレーキ 07時51分49秒. プローブ情報として位置情報が上がった地点を黄色い矢印(   )で示す.車が図 の右上から左下へ,右折,停止,左折,右折を繰り返している様子を捉えている.昨 年度のように定期的にプローブデータを上げる方法ではこのような挙動を把握できない.. -9. Aタクシー Bタクシー. ST. SS. 150 2001 12. 12. 1. 2 Cタクシー. 18. 80. 市バス. 150 40. 270. -10. 3.5 1 30 5. 10 IPSJ Magazine Vol.43 No.4 Apr. 2002. −5−.

(6) 1. 1. 1)旅行時間の精度評価(主に集中走行実験において)  ①STとSSへの分割の有効性,位置,車速など   プローブデータの品質評価  ②車両感知器など既存システムで推計した旅行時間と   プローブ旅行時間の比較  ③既存システムの情報とプローブ情報の融合 2)プローブ情報システム要件の明確化  ①プローブカーのトリップ分布特性の把握  ②プローブカー投入台数とリンクカバー率の相関  ③トリップ分布特性の地域別モデル検証 3)プローブ情報を活用した付加価値情報の抽出  ①蓄積情報活用の有効性評価  ②渋滞等の交通事象の抽出. 2. -2. 事業の特徴. 価値 ①. 特定,不可欠 なもの. ① 社会的価値 (=個別価値 ×受益者数). ② ③ ④. 業務効率,生産性 など競争力の源泉. 運行管理業務. ③. アセスツールとて 競争力を見出す. マーケティング情報. 個人の購買意欲, 差別化を図る. ⑤ 社会の安心,快適 を提供する. ⑥ 受益 者数. VIP車両への 経路情報提供. ②. ④ ⑤. 事例. ⑥. ナビへのリンク別 旅行時間提供. 2001. 道路交通情報. ISO. 10. ITS. TC 204 Technical Committee. 社会生活水準の 交通流制御,道路基盤 レベルアップを図る 評価整備,省エネ・環境. PWI: Preliminary Work Item. proposal. ISO. PWI22837. -11. SWG16.3. •. 4. 1. : pp.870-887 1979 .. 2. ,. , Vol.62, No.8,. : ITS 2000 .. 3. •. : ITS 2001 .. 2. 4. 43巻4号 情報処理 2002年4月. −6−. : SVN. 2001 . 14. 2. 20.

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参照

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