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Academic year: 2021

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通級指導教室 自立活動学習指導案 指導者 ○○○○ 1.題材名 「文字の読み書きに挑戦しよう」 2.本題材の指導にあたって ○ A 児(3年生)は、明るく元気で、友達と仲良くしたい・勉強をがんばりたいという意 欲が強い反面、自分が思うようにできないことでイライラを感じたり、落ち込んだりする ことも多い。学習場面では、書き写しに時間がかかったり、似ている文字を読み誤ったり、 周りの状況で集中力が途切れたりすることで内容の定着に時間がかかる傾向がみられる。 特異的発達障害の検査で文字を読むことの苦手さが大きいことが数値として表れていた が、その原因として、WISC-Ⅲでは注意記憶の低さ、特に数唱の結果から音韻の苦手 さが大きいこと、フロスティッグ視知覚検査では、形の弁別や目と手の協応に苦手さがあ ることが考えられる。そこで、個別の学習では、自立活動の「環境の把握」「身体の動き」 に主眼を置いて、視知覚トレーニングや注意して聞く力を高めるトレーニングを続けると ともに、認知特性を生かした漢字の覚え方を習得するようイラスト漢字カード作りを続け ている。また、本児が利用している療育機関の作業療法士・言語聴覚士と連携しながら、 通級での個別の学習では、文字の習得と教科の補充に重点を置いた指導を、ミニグループ 学習では、勝ち負けにこだわらず、ルールを守って集団活動に参加することを目標として 学習を組んでいくことを確認している。 ○ 本児の年間指導計画については を年間目標にして、 等の内容で学習を進めるようにしている。 ○ 本題材の指導にあたっては、文字の読み書きの力を高めるために、本人の認知特性に 応じた支援教材を活用していく。90分間の学習で、はじめに、学習内容・めあてを確認 して、微細運動のトレーニング・眼球運動のトレーニングから文字の読み書きへの移行を 基本とする。最初は、集中力や形を認識する力を高めるため、手先を使う運動から、こと ばの聞き取り、眼球運動からナンバータッチ・文字タッチなどの活動を行う。次に、本児 が苦手としている特殊音節や漢字の読み書きの力を高めるために、視覚的な支援を取り入 れて行う。具体的には、拗音体操で語尾の音に気をつけるようにする教材や漢字のイラス トカードを使い、漢字の意味や覚え方を確認していく。漢字のイラストカードは、学習後 は持ち帰り、家庭学習でも漢字の読みの定着を図ってもらう。最後にプリント学習で練習 問題に集中して取り組む活動をしたあと、がんばりカードで、今日のめあてが達成できた かを振り返り、達成感を味わわせていく。 ①イライラした時や困った時の対処法が分かり、場面や状況に応じた行動のスキルを 身につける。 ②ことばのまとまりに気をつけながら、1段落程度の文章を読みとることができる。 ③漢字を自分なりの方法で覚え、3年生で習う漢字を読めるように、2年生までに習 った漢字を使って文章が書けるようにする。 ・身近な出来事を5Wの視点で文に表す。 ・漢字イラストカードを作って、習った漢字の読み方や形を覚える。 ・拗音や促音など特殊音節を読んだり書いたりする。 ・少人数のグループで、勝ち負けにこだわらずゲームを楽しんだり、自分の気持ちを 場に応じて表現したりする体験をする。 ・微細運動とともに、基本の動きの練習をする。

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3.本 時 平成○年○月○日(○) 13:40〜15:10(90分) 4.主 眼 ○集中して見る、注意して聞くトレーニングで、スムーズに読んだり書いたりするための 体の動きを高めることができる。 ○漢字イラストカードで、漢字の読みを確認し、その覚え方を考えることできる。 5.準 備 視知覚トレーニング教材、きくきくドリル、漢字イラストカード、プリント 6.本時の展開 学 習 活 動 指導上の留意点 1.学習内容の確認をする。 ○日付、学習内容をホワイトボードに書 く。 ○学習内容を確認し、挨拶をする。 ○学習中のめあてを確認する。 2.視知覚トレーニング・微細運動のトレ ーニングを行う。 ○視知覚トレーニング ・追視、注視 ・点つなぎ ・ナンバータッチ など ○聞き取り ・きくきくドリル ・ことば見つけ ・さかさことば など 3.漢字の覚え方 ・先週作ったイラストカードをもとに、 学習している漢字の読みの復習をする。 ・今習っている漢字のイラストカードカ ードを見ながら、読みや覚え方について 話し合う。 4.プリント学習を行う。 ・2年生の漢字の復習をする。 ・拗音体操をしながら、音を確認する。 ・拗音プリントに挑戦する。 5.本時学習を振り返り、次回の学習につ いて話し合う。 ○学習する内容を、教師の言葉をよく聞 いて覚え、ホワイトボードに書かせ、今 日の学習の見通しを持たせる。 ○目を見てあいさつさせる。 ○よい姿勢で学習に集中するために、が んばりカードでチェックしていく。 ○目と手の協応や眼球運動を高めるため に、視知覚トレーニング用のワークシー トを活用する。 ○音韻を育てるために、ことばの聞き取 りやことばあそびをしながら、一つ一つ の音を意識させる。 ○漢字の文字と意味のイラストが合体し たカードを使い、その意味や覚え方を視 覚的に考える事ができるようにする。 ○漢字のイラストカードは、学習後は持 ち帰り、家庭学習でも漢字の読みの定着 を図ってもらう。 ○拗音体操で語尾の音に気をつけるよう にする。 ○時間を決めて、プリント学習に集中し て取り組む。 ○分からない時は、「ヒントをください」 と自分で助けを求めさせる。 ○がんばりカードで、今日のめあてが達 成できたかを振り返り、達成感を味わわ せる。

参照

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