授業科目名 (英文名) 経済政策論Ⅰ (国際商経・社会情報 専門科目) (Economic Policy I (J)) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 国際商経学部 1年次・前期 社会情報学部 3年次・前期 担当教員 伊藤 国彦 所属 国際商経学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 この講義では、経済政策のうちマクロ経済政策を扱う。マクロ経済のしくみと機能に ついて(新)古典派とケインズ派の2つの見解があり、マクロ経済政策の効果やあり方に ついての見解も異なる。この講義の目的は、(新)古典派とケインズ派のマクロ経済モデ ル分析を用いて財政政策と金融政策の効果や意義を解説することである。関連する事 項に関しては新型コロナ感染拡大による悪影響と経済対策についても取り上げる。到 達目標は、マクロ経済政策に関する専門用語を理解し、マクロ経済モデルを用いて政 策効果の分析ができるようになることである。 講義内容・授業計画 <講義内容> まず、第1講でマクロ経済政策をスムーズに学ぶための基礎的な事柄を踏まえる。その 上で、第2講と第3講は(新)古典派マクロモデルの構築とそのモデルでのマクロ経済 政策の効果分析である。ここには、貨幣市場と金融政策が含まれる。第4講は労働市場 の分析から古典派とケインズ派の見解を比較する。第5と6講でケインズ派マクロモデ ルの構築とそのモデルでのマクロ経済政策の効果を分析する。最後に、両学派間での 政策のあり方に関する論争を解説する。 <講義計画>・・・各講につき1∼2回の講義を予定している。 授業ガイダンス 第1講 マクロ経済政策へのアプローチ 第2講 財・サービス市場の(新)古典派理論:長期の経済(参考文献1の第3章) 第3講 貨幣市場と金融政策(参考文献1の第4章と第5章) 第4講 労働市場における失業:古典派からケインズ派へ(参考文献1の第7章) 第5講 財市場と貨幣市場のケインズ派理論:短期の経済(参考文献1の第8と9章) 第6章 IS−LMモデルによる政策効果分析(参考文献1の第9と10章) 第7講 マクロ経済政策論争とコロナ経済対策(参考文献2の第6と7章) 到達度の確認と質問 定期試験 受講者の理解度に応じての進度や内容を調整するので、講義計画に変更があり得る。 テキスト 講義において、レジュメ(プリント)を配布する。 参考文献 1)N・グレゴリー・マンキュー著、足立英之/地主敏樹/中谷武/柳川隆訳、『マン キュー マクロ経済学Ⅰ 入門篇(第4版)』、東洋経済新報社.(図書館にあり) 2)N・グレゴリー・マンキュー著、足立英之/地主敏樹/中谷武/柳川隆訳、『マン キュー マクロ経済学Ⅰ 応用篇(第4版)』、東洋経済新報社.(図書館にあり) 成績評価の基準・方法 マクロ経済政策に関する専門用語を身に付け、マクロ経済モデルで政策効果分析を理 解できた学生に単位を与える。その到達目標の達成度に応じてSからCで成績評価を する。 成績評価の方法は、期末試験100点で評価するが、授業への参加姿勢(授業での質問へ の回答)を1回1点のポイントとして70点に達するまで加点する。試験ではテキストや ノートの持ち込みを不可とする。 履修上の注意・履修要件 ・マクロ経済学関係の科目を履修済みか同時に履修するとよい。経済政策論Ⅱは、経 済政策のうちミクロ経済政策(公共政策)と成長政策に関する講義なので、併せて履 修するとよい。 ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定であるが、履修者人数によっては 、新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオン ラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする 場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等 の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合がある。最終的な授業方法は履修登録後に決定・ 連絡する。
実践的教育 該当しない。 備考