1 別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 第 2 回 枚方市立障害者社会就労センター、枚方市立くすの木園指定管理者 選定委員会 開 催 日 時 平成 26 年 8 月 11 日(月) 午後 1 時 25 分から 午後 2 時 37 分まで 開 催 場 所 枚方市役所 4 階 第 4 委員会室 出 席 者 会 長:本多重夫委員 副会長:大森布実子委員 委 員:原田由美子委員、石川 肇委員、秦 康宏委員 欠 席 者 なし 案 件 名 【枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会】…1頁~ (1)プレゼンテーションについて (2)合議・答申について (3)その他 【枚方市立くすの木園指定管理者選定委員会】…12頁~ (1)プレゼンテーションについて (2)合議・答申について (3)その他 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 【枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会】 資料 14 枚方市立障害者社会就労センター 評価コメント記入用紙 【枚方市立くすの木園指定管理者選定委員会】 資料 14 枚方市立くすの木園 評価コメント記入用紙 決 定 事 項 【枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会】 ・指定候補者の選定について決定 ・答申書について決定 ・指定候補者選定に係る講評を行った上、事務局に提出する旨を確認 【枚方市立くすの木園指定管理者選定委員会】 ・指定候補者の選定について決定 ・答申書について決定 ・指定候補者選定に係る講評を行った上、事務局に提出する旨を確認 会議の公開、非公開の別 及 び 非 公 開 の 理 由 【枚方市立障害者社会就労センター指定管理者選定委員会】 非公開 ・枚方市情報公開条例第 6 条第 6 号に規定する非公開情報が含 まれる事項について審議・調査等を行うため。 【枚方市立くすの木園指定管理者選定委員会】 非公開 ・枚方市情報公開条例第 6 条第 6 号に規定する非公開情報が含 まれる事項について審議・調査等を行うため。 会議録等の公表、非公表 の別及び非公表の理由 本委員会の答申後に公表 傍 聴 者 の 数 ― 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 行政改革部 行政管理課2 審 議 内 容 (開会 午後1時25分) (会長) それでは、ただいまから、第2回の枚方市障害者社会就労センター、枚方市立くす の木園指定管理者選定委員会を開会いたします。 まず、事務局の方から委員の出席状況及び本日の進め方等、これまとめて御説明いただける部 分があれば、もうまとめて説明していただいた結構でございますので、よろしくお願いいたしま す。着席したままでどうぞ。 (事務局) 失礼いたします。 本日の出席委員は5名で、委員全員が御出席いただいておりますので、会議として成立してい ることを御報告させていただきます。 次に、資料の確認をさせていただきます。 本日の委員会の次第を記した次第書と、資料14となります評価コメント記入用紙を、それぞれ 6施設分まとめてお手元にお配りさせていただいております。黒いひもでとじた分でございます。 また、そのほか先日郵送させていただきました申請書や確認メモ等一式でございます。 それぞれお手元にございますでしょうか。ありがとうございます。 (事務局) なお、本日は前回7月4日金曜日の委員会で御決定いただきましたとおり、この後 2施設につきまして、それぞれ申請団体のプレゼンテーションを実施し、当該団体の評価をいた だき、合議・答申へとお進めいただきたいと考えております。 本日のスケジュールにつきましては、紙ファイルに綴っております前回の委員会の資料13に記 載しているスケジュールを基本に進めていただいてはどうかと存じます。 よろしくお願いいたします。 (会長) 事務局からのただいまの御説明につきまして、御意見、御質問等ございましたら。 特になければ次に移らせていただきます。 案件(1) 枚方市立障害者社会就労センター プレゼンテーションについて (会長) 案件(1)プレゼンテーションについてを議題といたします。 プレゼンテーションに入ります前に、まず申請団体の事業計画の提案内容と、障害者社会就労 センターに係る確認事項に関して、評価への観点、考え方等、委員の皆様方で共有すべき認識な どについて、御協議していただく点があれば、御協議していただきたいと思います。 事務局のほうから、この点について何か説明ございますか。 (事務局) 前回の委員会におきまして御確認いただいた内容と重複するんですが、御了承の ほどお願いいたします。 評価におきましては、先日郵送させていただきました確認メモも御活用いただきながら、申請 団体のプレゼンテーションを踏まえ、提案されている事業計画書の内容が、本市が当該施設の管 理運営に求める確認事項を満たしているかどうか、そちらを御確認いただき、妥当性・実現性・ 確実性などを総合的に御評価いただいた上で、合議・決定いただきたいと考えております。 なお、特定、非公募により行います本施設の選定につきましては、公募による指定候補者の選 定とは異なり競争性がないことを踏まえまして、選定要件であります、本市が求める確認事項の 内容が充足されているのかどうかについて、御確認いただくものでございます。
3 これらを踏まえ、申請団体の事業計画の提案内容と障害者社会就労センターに係る確認事項に 関して、委員の皆様方の間で、提案内容に対し、評価への観点や考え方等、共有しておくべき事 項などがありましたら、ここで御協議いただければと考えております。 次に、資料14の評価コメント記入用紙でございますが、申請団体に関してよかった点、よくな かった点などの評価理由につきまして御記入いただき、その上で、合議・答申いただきました後 に、御提出いただきたいと考えております。 御提出は、本日でも結構ですし、後日、Eメールにてお送りいただいても結構です。また、FAX でも結構でございます。もし、メールでお送りいただきます場合は、この様式にこだわらず、本 文中に記載いただきまして、どこの施設のコメントかということだけわかるようにしてお送りい ただければと思っております。 なお、このコメントにつきましては、最終的には、それぞれのコメントを集約する形で一本化 いたしまして、選定に当たっての委員会のコメントとして取りまとめていただき、選定結果とと もに、本市ホームページ、また、議会への説明資料として公開してまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。 (会長) はい。評価コメントを郵送する場合に、締切というのはあるんですか。 (事務局) はい、恐れ入ります。大変短い期間で恐縮なんですけれども、明後日になるんで すが、13日水曜日中に当課に届くようにお送りいただければと思っております。 (会長) はい。 (事務局) 大変短い期間で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。 (会長) 2施設ともということですね。 (事務局) はい、2施設ともでございます。 (会長) 今の事務局からの説明等につきまして、御質問あるいはそのプレゼンテーションを 始める前に当たりまして、これ事前に資料等を送っていただいてるので、ある程度目を通されて いると思うのですけれども、この点はどうだとか等の御意見ございましたら、御自由に御発言い ただけますか。 (副会長) 障害者社会就労センターだけに限ってのことでしょうか。 (会長) とりあえず、全般的な話であれば、もうこの場面でやっていただいて結構ですよ。 各施設に特化してるような話じゃなくて全体のことでしたらどうぞ。 (副会長) いえ、それはないんです。 (会長) ないんですか。 (副会長) 個別の施設で。 (会長) 個別の、そしたら全体にわたる事項か、あるいは本件の、社会就労センター、これ につきまして、御意見等ございますか。 確認事項につきまして、例えば申請書類に関して、若干足りないというか、どうかという点が あった場合、プレゼンテーションで御確認いただければいいかと思うのですけれども、よろしい ですか。公募であれば、そこら辺ちょっとその当初の申請書類に出してないのに、後付けでいい のかみたいな話はあると思うのですけれども、公募でございませんので、そこら辺は若干緩やか に考えてもいいんじゃないかと思いますので、そういうことでよろしいですか。 (「はい」の声あり) (会長) では、特にございませんので、早速、プレゼンテーションを実施させていただきた いと思います。
4 それでは、事務局のほうで申請団体の誘導をお願いいたします。 〔申請団体 入室〕 (会長) 御着席したままで、御説明いただければいいかと思いますので。 (事務局) それでは、ただいまからプレゼンテーションを行います。 プレゼンテーションは、初めに団体名及びプレゼンテーションされる方のお名前を述べてから 始めてください。 なお、プレゼンテーションの時間は10分間でございます。終了1分前になりましたらベルでお 知らせし、所定の10分になり次第、打ち切りとさせていただきますので、御了承ください。 なお、プレゼンテーションが終了しましたら、引き続き、委員の皆さんからの質問にもお答え いただきますよう、お願いします。 御準備はよろしいですか。 (申請団体) はい。 (事務局) それでは、お始めください。 (申請団体の出席者、自己紹介) (申請団体) それでは、早速始めさせていただきます。 まず、経営方針に関する項目としまして、平成13年度にふるさと農園運営の民営委託の公募で、 わらしべ会がこれまで実践してきた活動内容と、これからの提案について評価を得て、選定され ました。 そのときの運営方針は、多くの青少年や一般市民が生き物と触れ合いを通じて、癒しや生きる 力を得られる場を提供するという内容で、わらしべ会が平成5年から始めた乗馬療育と既存の温 室を活用した園芸活動を中心とするものでした。 乗馬については、それまでの乗馬療育から馬の高齢化に伴い触れ合いと厩務員活動が中心とな る内容に変化しています。 現在では、枚方市教育委員会と連携した、小学校4校の障害児学級向けの活動が中心となり、 年間を通じて馬を介在したプログラムを工夫して、好評を得ています。 また、そのほかにも、枚方市適応指導教室ルポの体験乗馬や、不登校児童の受け入れを行う「と ねっこサークル」も引き続き継続しています。 園芸に関しては、京都府立桂高校との連携による新品種あじさいの全国販売を成功させ、その 合間に生産できる種に関しては、生花市場にも出荷し、評価を得ました。これまでの施設内園芸 を超えたテリトリーへの進出も積極的に行い、一般企業や大阪府下の公園での花壇整備や管理、 公共地の除草作業など、収益アップにつながる取り組みも行っています。 企業就労へのサービスと分立した後、一般就労とは違った形からアプローチできる方法を模索 し、全員が一丸となって地域の人々や、さまざまな分野の人たちとかかわり、学ぶことを、なか なかの森プロジェクトと銘打ち展開してきました。それが形となったものに、枚方五六市のミニ 版ともいえる、なかなかの森バザールの開催、気楽に集い、情報発信ができる、なかなかの森喫 茶室及びギャラリーの開店、喫茶の食材調達から派生した本格的な農業への進出が当てはまりま す。 特に農業に関しては、高齢で力仕事のできなくなってきた方へのお手伝いとして、竹林の整備 や共同作業のかたわら、当初わずか3畝を借りた状況から始めました。その間、何とかこの集落 で将来を見据え、もっと活躍する方法はないかを模索し、漢方薬大手の株式会社ツムラとも交渉 を重ねる過程で、地元の農家さんにも歓迎され、寄附により、農地を取得するに至りました。
5 このことは、社会福祉法人がみずからの農地を得て農業を始める、日本においても初めてのケ ースと言えます。 幸いにも、この思いに共感した料理店で、収穫した野菜の供給を依頼され、その納品も始まり、 また、現在運営中の喫茶各店舗においても、野菜の即売を行い、好評を得ています。 今後も、これらの活動を通じて、地域住民や枚方市民の方々が気兼ねなく利用できるよう、工 夫を重ね、障害を持った方への理解と交流を自然な形で深められるよう、展開を図りたいと考え ています。 また、単に新規分野の進出を推し進めることをめざすのではなく、私たちがしようとしている ことが、本当にその地域の方々が必要としているものかどうかを慎重に見きわめながら、地域貢 献やまちおこしの意味合いも含めた活動にこそ、尽力していきたいと考えています。 そして、さまざまな世代や個性に恵まれた社会の中で、障害を持つ方にも活躍の場があること を証明し、お互いに必要とし合える関係を築くことが、私たちの役割であると信じています。 次に、施設運営に関する計画として、利用者には施設の運営の基本方針、セルプわらしべの運 営要綱の基本方針参照における基本理念にのっとり、利用者がみずからの人生を主体的に、自尊 心を持って自分らしく生きていけるように、必要な支援を的確に提供できるよう、努めています。 施設としては、その役割を職員全体で共有し、広く他機関とも連携した上で、サービスを提供 できるよう努め、利用者への接遇対応向上や安全についても、個々の施設運営のみならず、法人 全体で都度見通しと見直しを迅速に図れるように、サービス向上やリスクマネジメント委員会で 協議をしていきます。 また、利用者に向けた定期的なアンケートを実施することで、適切なサービスニーズを掴み、 ふさわしいサービスが提供できるように努めています。 次に、施設の管理に関する項目としまして、施設の維持・管理に関する計画においても、関係 法令及び枚方市条例等を遵守し、適切な管理に努めています。 職員配置に関する計画としまして、別紙Fにおいて、平成26年度セルプわらしべ職員支援体制 にもあるように、法令上必要とされる職員数を上回る人数を配置し、手厚いサービスを提供して います。 その他、男女共同参画に対する取り組みやセクシャルハラスメント、メンタルサポート並びに 虐待防止に関する取り組みに関しても、当法人において設置した虐待防止委員会や、人権研修を 通じて、公平に第三者の意見を取り入れつつ、それぞれの意見に対応できるように努めています。 また、情報公開及び個人情報保護の措置に関する事項に関しても、必要な公開を既に行ってお り、各種準備も整えております。ホームページにおいて財務諸表の公開を行い、透明性のある運 営を行っています。関係行政機関において、工賃支給状況の公開を実施し、施設サービスにおい てもサービス内容の公開を常時行えるよう心がけ、必要な場合にはホームページ上の情報をタイ ムリーに更新し、サービス状況を掲載した冊子やパンフレットも提供できるように体制を整えて います。 緊急時における対策に関する事項としては、利用者の安全確保に関しては、日ごろより安全教 育に配慮したかかわりを重視し、対応できるよう努めています。 また、万一に備えた施設保険の加入はもちろんのこと、各種マニュアルを整備し、実際に必要 とするときに生かせるものとなるよう、都度見直しを加え、検討しています。 そのほかに、施設独自の取り組みとしましては、地域交流を目的としたイベント、ビバフェス タを開設以来12年にわたり実施しています。毎回多くのお客様や出展者、ボランティアでにぎわ
6 いを見せ、楽しみにしていただける方も増してきているように思います。 生き物を扱う作業種が多いため、必然的に人的援助が必要ですが、多方面に展開していく中で、 馬のプログラムの支援や花の種まき等、有機的な形でボランティアの方々が集ってきていただけ るようになってきています。 地域の中学や高校生の実習を積極的に受け入れ、学校で開催される道徳教育のプログラムに利 用者が主体として参加しています。 また、創業者の遺志を継いだ基金を活用し、新馬を導入しました。これは職員研修の一環とし て訪れた、日本の在来固有種である与那国馬を扱う団体を通じて、もたらされたものであり、新 たなサービスを展開する上でも貴重なものです。調教を重ね、活用方法を工夫していきたいと考 えています。 また、同じように基金を活用し、東日本大震災被災児童を迎えてのキャンプ活動も継続して実 施しています。時間の経過に伴い、その意味合いも変化を見せていますが、純粋に参加児童の成 長と発達を肌で感じ、かかわるものがエネルギーを享受できる関係を築くことが醍醐味だと信 じ、継続して取り組んでいきたいと考えています。 最後に、別紙の次期指定管理期間における改善・充実事項について、お話しさせていただきま す。 現指定管理期間における課題としましては、地域や一般の人々の知恵を生かして、障害を持っ た人たちが地域や社会で活躍し、仕事を得る道を切りひらく、そのためのつながりを媒介する場 所として、この場所を生かしていくことが中心の課題でありました。その結果として、穂谷地区 での農業という道がひらけました。しかし、第1次産業としての農業に従事するだけでは、決し て十分な展開とは言えません。加工や販売を含めた、いわゆる6次化を実現し、そこに障害を持 つ人たちの新しい仕事や活躍の場をつくり出すことが今後の重要な課題です。 これらの活動、課題等を踏まえた次期指定管理における改善・充実にかかわる取り組みですが、 まだ始めたばかりの農業生産であり、まだまだ技術水準を高めなければなりません。そのために はほかの農業従事者との交流をより充実させる必要があります。また、加工販売を含めた6次化 を実現し、そこに障害を持つ方の新しい仕事をつくり出すという目的のためには、私たちみずか ら試みを行うとともに、食品製造業やサービス業に携わる人たちのつながりをつくっていく必要 があると考え、そのために馬や花を初めとするなかなかの森の資源を活用していこうと思いま す。 こうした新しい取り組みのためには、スタッフがより柔軟な動きを身につけ、失敗を恐れない 挑戦心を持つことが不可欠であると考えています。 以上、枚方市立障害者社会就労センター指定管理者指定申請にかかわる説明をさせていただき ました。 (会長) はい、ありがとうございました。 (申請団体) ありがとうございました。 (会長) それでは、委員の皆様方、御自由に御質問あるいは御意見等をおっしゃっていただ けますか。 はい、どうぞ。 (B委員) 御報告ありがとうございました。 施設運営に関するところなんですけれども、重要事項なんかの利用者さんへの説明の仕方で工 夫されている点、それから、アンケート取得の際に工夫されている点なんかございましたら、教
7 えてください。 (申請団体) 御説明させていただきます。 重要事項説明書、施設の使用に関して事細かく、本当に難しい内容が多いとは思うんですけれ ども、親御さんもしくは保護者の方とあわせて御説明させていただきますし、その書類に関して もルビ等はしっかり記入させていただいて、結構何が一番難しかったかといいますと、第三者と か、苦情申立とか、漢字の多いものに関しては、なかなか伝わりにくいところもありますので、 そういった部分に関しては重点的にわかりやすく、かいつまんだ御説明をさせていただいていま す。 それと、アンケートに関してなんですけれども、アンケートはもう開設以来ずっとさせていた だいて、それで、利用者さんのニーズ等をくまなく、うちのほうで吸い上げて、それをサービス に生かせるようにさせていただいているんですけれども、アンケートに関しましても、やっぱり 文体が難しいという部分も年々感じてきてます。その都度見直しをさせていただいて、利用者様、 保護者様等から、これはちょっと何やろうというような項目に関しては、よりかいつまんだ、も っとわかりやすい表現に都度変えて説明させていただいた上で、サービス向上のためにつなげて おります。 (B委員) はい、ありがとうございます。 (会長) 馬が何か高齢化してきたみたいな話をされたじゃないですか。それでその中でも新 しい馬を購入されたという話を承ったんですけれども、この高齢化したお馬さんというのは、最 後まで面倒見るんですか。 (申請団体) そうですね。馬も、私たち、単なる動物ではなくて、スタッフであったり、本 当に大事な仲間と思ってるんで、それは利用者様にもそれって伝わっていきます。本当に一緒に 活躍してくれた、そういった仲間をいつかじゃあそういった、人間であれば老人ホームみたいな ところへ帰せればいいのかどうなのかということも議論してくる中で、やっぱり最後まで一緒に 看取ってやりたい。最後まで看取ってやることこそが、一緒に過ごす上では意味あるものやろう というので、今、馬で、うち一番上の馬で言うと、もう人間で言うと80歳超えてるぐらいではあ るんですけど、その老いも含めて一緒に利用者さんと見ていっているという状況です。 (会長) なるほど、よくわかりました。 (申請団体) 去年も1頭亡くなりまして。高齢で亡くなった馬がいたんですけれども、最後 までみんなで弔って、最終的にはもう馬を焼くまで、この辺では焼けないんで、兵庫県の方のそ ういう場所へ運んでもらってというようなことをしました。 (会長) わかりました。はい、ありがとうございます。 どうぞ。 (副会長) すみません、予算の件で2点ほど確認したいんですけれども、これまでの実績に 比べて、人件費とか備品購入費などが少なく計上されているように思うんですけれども、これは かなり人数の配置もたくさんしていただいているように思うんですけれども、これ、どのような 積算で少なく計上されているのかお聞きしたいのが1点と、それから予算の中の就労支援事業収 入と、同じくその支出があるんですけれども、どちらも毎年同額で計上されているんですが、収 入のほうは大体わかるんですけれども、支出のほうが何故同額になるのかとか、その辺、どのよ うに計算されているのか、お伺いしたいのですが。 (申請団体) 予算に関しましては、収入が減っているというのは、原因が、制度が変わりま して、自立支援法、今はまた制度が変わってきているんですけども、制度で前の施設種別がなく
8 なって、新しい事業の体系に変わったときに、事業の単価、収入が大分下がったんです。それは 我々のここだけじゃなくって、日本じゅうの同じ種別のことをやっているところはすべて、かな り下がりまして、そしてそのためにそれまでどおりの支出をしていると明らかな赤字になってし まう。で、現実に日本じゅうの施設が赤字になってるところもあるんですけれども、それを何と か整備、ただ、単純に減らすだけでは、実際にやってることの中身も低下してしまうので、そこ の何とかぎりぎりのバランスを保つ形で、常勤を非常勤にしたりとか、幾つか工夫しまして、支 出を抑えた、かなり大変なここ二、三年だったんですけれども、そういうことの現れになってお ります。 それから、就労支援会計と、それから一般の会計というのがあるのがちょっと特殊なんですけ れども、一般の会計というのは利用者の方を、我々のところで就労の訓練をすることで、給付さ れる公的なお金が入ってくるんです。それから、就労支援の分というのは、例えば、清掃をやっ たりとか、それから内職的な仕事をしたりとか、いろんな作業、仕事をしてるんですが、それの 収入ですね。対価として入ってくる収入が就労支援の収入になっていますので、支出のうちの多 くは利用者への工賃という形で支出している分と、それからもちろんそのための掃除の道具です とか、それから草刈りをするための草刈りのカッターですとか、そういういろんな道具、農機具 ですとか、そういうものの支出になるというふうに分かれております。 (副会長) はい、ありがとうございます。 (A委員) 事業計画書の中に、資料のBのところなんですけれども、いろいろな、2ページの ところに実施課目って1から6番まで書いてありますね。いろんな乗馬訓練、クリーンサービスと かいろいろ事業があるんですけれども、この選択というのは、利用者さんがどういうふうに選ん でるんですか。職員さんが分担するんですか。 (申請団体) 基本的に年度の当初、3月、年度が切り替わるときに、皆さんに希望をお聞き して、アンケートのような、聞き取りのような形で希望を書いていただくのがまず基本になって おりまして、それでまず第1希望、第2希望を聞き取って、それが基本で動いていきますが、途中 で変更を希望される方もいますし、それから、複数やりたいという方もいらっしゃるので、基本 的にそれはどちらもお受けしています。 ただ、例えば、全員が馬をやりたくてとかというようなことがあったということは実際はない んですけれども、そういうときにはちょっと相談して、どちらでも、こっちでもいいというよう な方に関して、ほかをやってもらったりということはあり得ますけど、基本的に今のところは皆 さんの御希望がうまいこと分散しておりますのと、それから、ある程度、複数やってもいいとい う方もたくさん、半分ぐらいいらっしゃいますので、何とかバランスをとりながらやっておりま す。強制的にということはないですね。 (A委員) ないですか。ということは、主体性を尊重していると。自主選択を大事にしてい るという、そういう理解でよろしいですか。 (申請団体) 基本的にそうです。 (会長) はい、ありがとうございます。どうぞ。 (C委員) プレゼンテーションでいろいろ工夫をなさっているって、感心して聞いておりま した。 お尋ねしたいのは、福祉の分野では人材の確保等がとても大変だということ、それから定着に ついても非常に大変だということを聞いておりますけれども、さまざま原因はあるかと思います が、私は聞き及びます中に、職員間での人間関係とか、あるいは仕事をする上でのさまざまなス
9 トレス等について、スーパービジョンといいますか、そういうようなことを担うような職員の存 在というのがとても必要ではないかなというふうに思っておりまして、そういう取り組みという のはされていらっしゃいますでしょうか。 (申請団体) 我々のセルプわらしべに関しては、定着は、非常に定着していまして、ほとん ど入れかわりがない形でここ何年も、ありがたいことに来ているんですが、周りの法人でも、や はり介護系のところとか、そういうところは結構入れ替わったりしているという現実があるみた いですが、我々のところは割り方少人数でふだんからいろんなこと、いろんな目的に関しても話 したりとか、それから、これだけいろんなことやってますので、その都度それぞれが自分の工夫 でやっていっていかなきゃいけないということがあるので、どうしようこうしようというような こと、ふだんから結構いろんな困ったこととか相談し合うような機会は頻繁にするようにはして います。 もちろん、意見の対立とか、そういうことはありますから、そういうのは当然あって然るべき ということで、できるだけよく話し合うというようなことをするようにはしております。 (C委員) それで定着率がいいということで。 (申請団体) 結果的にはやはり。 (C委員) 風通しのいい組織運営をされていると。 (申請団体) そうですね。それが大事かなと思っていますので。 (C委員) ありがとうございます。 (会長) どうぞ。 (副会長) すみません、なかなかの森プロジェクトというのを、教えていただければありが たいのですが。 (申請団体) なかなかの森プロジェクトというのは、簡単に説明しますと、3年ほど前に制 度が変わる中で、一般企業をめざす方が我々の法人の流れの、もう一つの就労移行支援という事 業をやっているところがあって、結構そちらへそのときに移られて、このセルプわらしべに残ら れた方たちは、一般企業の就労というのが、本人が余り望まないか、かなり難しいかという方が 中心になりまして、そのときにスタッフの中で随分話し込みまして、この人たちをこれからどう いうふうな形で支援していくのかと、いわゆる福祉の枠の中で、いわゆる福祉的な就労というも のを提供して、ただ守っていくだけで、ここの中だけでやっていくのがいいんだろうかというこ とを、職員みんなに問いかけまして、いろんな議論があったんですけれども、やはりそれは違う んじゃないかと、これはもっと地域に出て、障害を持った人たちが活躍できる、あるいは仕事の 機会を持てる、そういうことはやっぱり挑戦したいということが、職員の中からかなり出てきま して、じゃあどうしようというときに、そのときに我々の福祉の人間だけの発想だと、やっぱり 狭いので、地域とか社会のいろんなジャンルの人たちがそういうことに関心を持って、その人た ちの知恵を使わないと、そういう道はひらけないんじゃないかということは、そのときの一つの 共通の考え方になったんですね。 それじゃどうしようと、そのときに、セルプわらしべというと結構、広い土地があって、花と か馬とかもあるので、これを使って一般の市民の人たちに、もっと開放して、もっと魅力ある場 所にして、もっと来てもらおうと。で、来てもらえれば、その人たちと交流する中で、もっとい い知恵が、障害を持った人たちが活躍する知恵が出てくるのではないかと。実際その障害者の人 たちが働いてる姿を見てもらえれば、そういう知恵が出てくるんじゃないかということで、それ を展開するということで、セルプわらしべというのは土地自体を、要はセルプわらしべという施
10 設の名前じゃなくて、一般の人たちが通ってきてくれるような森にしようと、そのときに、なか なかいいじゃないかというようにみんなが思えるような森ということで、なかなかの森という名 前にしたんですが、それでカフェとかもつくりまして、結構若手のアーティストの方の作品とか もそこで展示販売したりもしてるんですけれども、障害者の方がそこでカフェでランチつくった り、コーヒー入れたり、ケーキつくったりもしますし、販売もしますし、また横に行ったら馬の 世話もしてるということで、いろんな方が来てくれる。実際、来てくれるようになりまして、先 ほどの話の中でもありました農業に関しましても、それをやってるうちに、穂谷という地域の農 業を展開している方が、リピーターでその店に来てくれるようになって、それで話してるうちに、 このなかなかの森の構想を知りまして、ああ、それだったらその農業のほうでは今は高齢化で人 手がなくて困ってるんだと、こっちのほうでこの人たちが、実際見てれば、この人たち仕事きっ とできるよと、障害者というのはどんな人かと思ってたけど、知らなかったけど、今ここで見て る、このなかなかの森とか、このセルプで見てる障害者の人たちを見たら、この人たちだったら きっとできるからっていう話になりまして、じゃあ、やってみようということで、その穂谷のほ うでお手伝いに行くことから始まったんですけれども、そんな形で、我々だけでは、地域で新し い仕事といっても、なかなか発想として出てこなかったんですけれども、そういう地域の方を呼 び込むことでそんな展開につながってきたというのは、このなかなかの森のプロジェクトの一つ の成果かなと思うんですけど、そういう意図でやった、このなかなかの森、わかりにくいとは思 うんですけども。 (副会長) いや、よくわかりました。ありがとうございます。 (会長) 特にほかにございませんか。よろしいですか。 それでは、ありがとうございました。 これでプレゼンテーションを終了させていただきます。 申請団体の方、御退出いただいて結構でございます。お疲れさまでございました。 (申請団体) どうもありがとうございました。 〔申請団体 退室〕 (会長) プレゼンテーション終わったんですけれども、所管課のほうに特に確認されたい点 等、ございましたら、御自由にお聞きいただけますか。特にないですか。 (B委員) はい、ございません。 (会長) よろしいですか。 (C委員) はい。 (会長) よろしいですか。 ということで、私のほうから、若干伺いますが、クレームとかないんですよね、利用者から。 (所管課) 特にございません。 (会長) ないんですよね。わかりました。 案件(2) 枚方市立障害者社会就労センター 合議・答申について (会長) それでは、これで大体プレゼンテーション終わったわけでございますので、申請団 体を指定候補者とすることについて、御意見をお伺いすることになります。C委員から順不同で、 どうぞ。 (C委員) プレゼンテーションと、それからいただいた事業計画等々では、とても意欲的に 取り組まれているのと、今後やはり地域との交流ということをすごく意識して取り組んでおられ
11 て、そこをすごく私は高く評価をいたします。 (会長) はい、わかりました。 B委員、いかがでしょうか。 (B委員) 馬と障害児のふれあい交流で、市の教育委員会さんとの連携なんかもよかったと 思いますし、東日本大震災の被災児童のキャンプ体験も、今後も継続していかれるのは期待され るかなと思います。 利用者のニーズ把握のためのアンケートを昔からされているという点は評価できると思うん ですけれども、それ以外の方法も検討されたいなと思います。 C委員が言われたみたいに、なかなかの森のプロジェクトで地域を巻き込んだ活動で、農業部 門がまた成功されたらいいかなというような感じがいたしました。 (会長) わかりました。 A委員、いかがでございますか。 (A委員) 乗馬療法というんですか、その有効性というのが、前回も感じたんですけれども、 今回も感じさせてもらいました。 それから、作業課題の選択というところで、自己選択ということで、いわゆる自己決定という んですか、自己決定を尊重した取り組みをしているんではないかと。それから、先生方おっしゃ るように地域社会との交流というところで、施設と地域とのつながりという、それが随分積極的 にされているなというので、大変すばらしい取り組みをしているというふうに思いました。 (会長) わかりました。 私も確認事項はみんな充足してると思いますし、この団体は非常にユニークで、地域との交流 もよく考えられて、非常に私は好感の持てる団体と思っております。 副会長、いかがですか。 (副会長) 私も、前回のときよりも、またいろんなことを考えられて、なかなかの森のプロ ジェクトとかを考えられたり、障害者の方を地域に溶け込ませて、いろんな人に理解していただ こうというように、すごく意欲的に活動されていて、本当にこの施設ではなくてはならない団体 かなと思います。 (会長) なるほど、わかりました。 委員の先生もかなり高評価というふうに伺ったんですけれども、それでは、社会福祉法人わら しべ会を枚方市立障害者社会就労センターの指定候補者に選定するということでよろしいでし ょうか。 (「異議なし」の声あり) (会長) 御異議ありませんね。 それでは、当団体を指定候補者にさせていただきたいと思います。 選定結果を答申するに当たって、事務局のほう、一般的な案はありますか。 (事務局) はい、答申案として作成していただいておりますので、今、お配りさせていただ きます。 (事務局から資料を配付) (事務局) こちらの案につきましては、これまでの選定の答申で使用されました一般的な形 式で作成しております。 私のほうで読み上げさせていただきますので、御確認をお願いいたします。 枚方市立障害者社会就労センター指定候補者選定に係る答申書(案)でございます。
12 本委員会に対して諮問のあった、枚方市立障害者社会就労センター指定候補者の選定につい て、慎重に審議した結果、下記のとおり答申します。 なお、市においては、答申を十分に尊重し、枚方市立障害者社会就労センター指定候補者を、 枚方市立障害者社会就労センター指定管理者に選定するための手続をとられるよう要請します。 記。枚方市立障害者社会就労センター指定候補者、所在地、大阪府枚方市長尾荒坂2丁目3545 番地、団体名称等、社会福祉法人わらしべ会、理事長、丸山正雄、以上でございます。 (会長) はい、従前からこのような形での答申をということになるわけですね。 (事務局) はい。 (会長) こういうことで、従前からやっているということなので、これでよろしいでしょう か。 (「はい」の声あり) (会長) それでは、これで答申させていただきたいと思います。 評価コメントについては、先ほどの個々の先生方が、郵送等の場合はあさってじゅうにという ことですね。 (事務局) はい。 案件(1) 枚方市立くすの木園 プレゼンテーションについて (会長) それでは、引き続き、枚方市立くすの木園に関しての審議に入らせていただきたい と思います。 事務局のほうから何か確認することございますか。 (事務局) 先ほどまとめて申し上げましたとおり、資料の方は、お手元に配らせていただい ております。 (会長) はい、ありがとうございます。 早速プレゼンテーションということになるのですけれども、このくすの木園に関しましても、 プレゼンテーションに入る前に委員の皆様方、特に御指摘になりたい点等ございましたら、御自 由に御発言いただけますか。 特になければ、もうプレゼンテーションでよろしいですか。 (「はい」の声あり) (会長) はい。それでは、準備がよろしければ、プレゼンテーションを実施したいと思いま す。 〔申請団体 入室〕 (事務局) それでは、ただいまからプレゼンテーションを行います。 プレゼンテーションは初めに団体名及びプレゼンテーションされる方の名前を述べてからお 始めください。 プレゼンテーションの時間は10分です。終了1分前になりましたら、ベルでお知らせしまして、 所定の10分になり次第打ち切りとさせていただきますので、御了承ください。 なお、プレゼンテーションが終了しましたら、引き続き、委員の皆様からの御質問にお答えく ださいますよう、お願いいたします。 御準備のほうはよろしいでしょうか。 (「はい」の声あり) (事務局) それでは、お始めください。
13 (申請団体の出席者、自己紹介) (申請団体) それでは、ただいまより、枚方市立くすの木園の指定管理申請に係る事業計画 を、別紙確認事項一覧に沿って説明させていただきます。なお、本計画は3年間共通となってお ります。また、説明の中で、枚方市社会福祉協議会のことを本会、枚方市立くすの木園のことを 本事業所と御説明いたしますので、御了承ください。 まず最初に申請団体の経営方針に関する事項について、御説明させていただきます。 本会は、社会福祉法第109条で、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体と明確に位置付 けられた社会福祉法人です。 事務局は正職員41名、契約職員186名で、各種福祉事業を実施しております。 運営体制ですが、総合支援法に基づく人員、設備及び運営に関する基準を厳守し、必要最小限 の運営体制を図っております。 国税、市税については、未納はございません。 職員に対する育児休業及び介護休業など、法律に規定される休業については、それぞれ規則を 定め、休業制度を確保しております。 次に、指定管理者の指定申請理由ですが、本会は昭和55年のくすの木園の開設当初から、34 年間継続して運営を行ってきました。これまで築き上げてきた経験とノウハウを生かし、さらに 地域や関係機関との連携を発展させ、現在の利用者の支援を継続的に行っていきたいということ です。 また、保護者の皆様から、本会の運営継続を強く支援していただいたことも、申請の大きな理 由です。今回、資料の4に保護者からの意見書を添付させていただいております。 施設の経営方針に関する事項ですが、受託当初から培ってきた実績をもとに、平成23年1月よ り、障害者総合支援法第5条による生活介護として、事業経営を行ってきました。 本事業所では、運営基準を上回る職員数を配置し、利用者のニーズにきめ細かく応えるため、 くすの木宣言をもとに、五つの基本方針を掲げ、安定的かつ充実したサービスを提供するための 体制を確保しています。 施設運営に関する計画では、本事業所の運営は介護給付費及び利用料金をもって行い、本事業 所における日中活動の支援として、利用者の男女構成比、個性などを考慮して、三つのクラスに 分け、作業、生活、余暇、みんなの会、保護者連携、健康管理などの具体的計画を提案していま す。 特に、「地域とともに暮らす」を目標とし、地域との交流の場を確保して、本事業所で栽培し てきた無農薬野菜を地域で販売する取り組みをさらに充実していきます。 また、関係法令・条例などを遵守し、地域で安心して生活ができるよう、福祉、医療、教育等 の関係機関との連携、また、職員の資質と支援技術、接遇対応の向上をめざして、各種研修の実 施を図り、利用者の接遇対応の向上に努めます。 事業所内での安全確保のため、危機管理対応マニュアルを初め、捜索体制マニュアル、感染予 防マニュアル、投薬管理マニュアルなどを作成し、事故の防止に努めるとともに、トラブルが発 生した場合、迅速かつ適正に対応します。また、日中活動中の事故の発生に備えて、知的障害者 施設総合賠償保険に加入しています。 支援内容や体制についての評価、要望を的確に把握するため、利用者、家族に対して、毎年1 回アンケート調査を実施しております。 続きまして、施設の管理等に関する事項について、説明します。
14 施設管理に関する関係法令にのっとって、専門業者の外部委託による定期点検や管理を実施し ています。また、職員の安全対策についても、職員労働安全業務マニュアルを作成して、労働者 の安全管理にも努めます。 施設の備品、設備などの使用は適切に行い、関係法令にのっとり、維持・管理、保全・修理に 努めます。 消防電気設備点検についても、定期的に行い、必要に応じて、関係機関への報告書を提出いた します。 文書管理につきましては、本会が定める文書分類及び保存年限に従い、適正な管理に努めます。 また、備品台帳を整備し、適正な備品管理にも努めております。 職員配置につきましては、障害者総合支援法に基づく人員、設備及び運営に関する基準では、 生活支援員の必要配置数が11名ですが、本事業所ではプラス2名を増員するとともに、サービス 管理責任者、看護師、事務員の従業者を配置します。 障害者雇用についても、本会は2.96%で、法定雇用率の基準を超えた雇用を行っております。 また、公正採用選考人権啓発推進員を選任し、適正な採用選考システムによる人事管理を行っ ております。 男女雇用参画に基づくセクシャルハラスメントに関しての取り組みとしましては、男女雇用機 会均等法に基づき、ハラスメント防止に関する規程を定めるとともに、パワーハラスメントにつ いては管理職を対象とした研修を実施するなど、各種ハラスメントの防止を図る取り組みを行い ます。 また、障害者虐待を未然に防止するため、施設に虐待防止責任者を配置し、人権研修の実施や 人権意識の啓発などに取り組みます。 情報公開及び個人情報保護の措置に関する事項につきましては、関係法令や条例の目的にのっ とり、本会でもそれぞれの規程を作成し、適正な措置を行っております。 緊急時における対策に関する事項について、説明します。 本事業所では、枚方市立くすの木園危機管理対応マニュアルを作成し、利用者、職員の安全確 保、緊急時の適正かつ迅速な対応に、本会の組織を含めた応援態勢を整えています。 施設内の不審者侵入に関する予防策としては、ドアチャイムや赤外線防犯灯を設置し、夜間は 機械警備、巡回警備を実施するとともに、火災時の対応としましては、消防計画を策定して、年 2回の消防訓練を実施するなど、防災にも取り組んでいます。 事業所での消防訓練以外についても、地域自治会が主催する消防訓練にも参加し、避難訓練に も参加し、地域住民とともに災害対策について、取り組んでいきます。 緊急時の対策に関する人的リスクはすべて本会が負います。ただし、本会で対応できない重大 な問題が発生した場合は、速やかに市と協議を行います。 最後に、利用者サービスを維持、向上するための取り組みとしましては、これまでの本会の施 設運営のノウハウとマンパワーの活用や、本会が築き上げてきた関係機関との連携を通じて、障 害のある人が地域で当たり前に暮らすための環境整備を行います。 また、次期3年間の指定管理を任された折には、これらの実績をもとにして、利用者にとって 最大のサービスを提供できるよう、さらなる努力をいたします。 環境保全に関する取り組みについては、環境にやさしいまちの実現をめざすため、創意工夫を 凝らし、省エネ、省資源を心がけます。 また、本事業所の利用者の支援活動の一環でもありますアルミ缶回収、牛乳パックのリサイク
15 ル活動の推進、啓発に努めます。 以上、枚方市立くすの木園の指定管理に係る事業計画確認事項一覧より、御説明させていただ きました。 以上で終わらせていただきます。 (会長) はい、ありがとうございます。 それでは、委員の皆様方から、御自由に御質問あるいは御意見等ございましたら、お願いいた します。 どうぞ。 (A委員) 生活介護事業ですから、作業とかは余り主たるものではないのかなという気がし て、この余暇活動とかいろいろやっているんですけども、対象となる利用者が、単に知的障害だ けじゃなくて、発達障害の方も随分いらっしゃるんじゃないかと思うんですけれども、その辺、 その知的障害の方と発達障害の方との援助の工夫というんですか、援助の違いをしているのかど うか。例えば、余暇に取り組むときに、知的障害の方と、それから発達障害の方とは、サポート が若干違うと思うんだけども、その辺の工夫というのが、どういうふうにされているか、ちょっ と御説明していただければ。 (申請団体) まず、くすの木園につきましては、社屋の方が一体ということで、作業室こそ 二つに、大作業室、小作業室ということで分かれておりまして、現在3クラス化ということで、 三つのクラスに分けて支援をさせていただいております。 その中でも、やはり相性の問題、特に性別、それから御本人さんの持たれている障害の中身、 やはり自閉症の方が結構多いですので、結構、やかましい音が苦手だとか、例えば、作業する中 で、手を叩く、ものを叩くといったような、そういった行動がとても苦手な方がおられます。そ ういった場合については、クラス分けの中でちょっと調整をさせていただいたりということで、 取り組みをさせていただいております。 具体的にその障害の中に、どういった支援がいいのかということにつきましては、くすの木園 のほうの指導員、これについては、各施設の研修を実施しまして、各施設の見学、それから、講 師を招いて、精神障害児については、どういった支援がいいのかというようなことも含めまして、 職場内での研修を実施しているという状況になっております。 まず、くすの木園の方につきましては、共同生活をするという基本の場の参加を求めておりま すので、程度、能力ということではなくて、皆さんが一緒に介して、決められた作業をこなす、 もしくは参加をするというようなとこら辺を中心に置いておりますので、その辺の考慮をしなが ら、共同生活をしていくというような取り組みになっております。ちょっと回答になったかどう かわかりませんが。 (A委員) はい。それからもう1点なんですけども、地域で当たり前に暮らす環境整備を行う という御説明があったんですけれども、具体的にはどういうことを指していらっしゃいますか。 (申請団体) 環境整備といいますのが、例えば、今回でも地域での野菜販売、こういったも の、地域の業者の協力をいただきまして、利用者さんが直接販売員となって、この前で、店の前 で売らせてもらいたいというような地域の声の御理解をいただいたり、あとは、例えばグループ ホーム、くすの木園では直接ないんですけれども、こういったグループホーム、ケアホームの中 が地域住民、民生委員さんを通じまして、こういった利用者の方が、ここで生活するようになっ たということで、各福祉の関係分野の団体を通じまして、そういった取り計らいをさせていただ いているという状況になります。
16 (A委員) はい、ありがとうございました。 (副会長) すみません、平成24年度から、利用者さんの数が少し増えているように思うんで すけれども、これはどのような原因によるものかというのは。 (申請団体) 現在、23年の1月から、知的障害者通所更正施設から、生活介護事業所へ事業 移行しました。その折に、定数が以前でしたら33名だったんですけれども、実際受け入れの方が 36名まで受けておりました事実がございまして、今回その生活介護に移ったタイミングをもちま して、定数を36名に増員したという状況になっております。その間、若干利用者さんが御自宅で の生活を希望されたり、施設へ転居されたりということで、若干、一、二名はございましたけれ ども、常にその間、交野支援学校であったり、他市転入の利用者さんの受け入れを図りながら、 36名に向けて定数を確保させていただいたというところがございます。 (副会長) 内容的に変わったところはあるんですか。 (申請団体) 内容的にはほとんど変わっておりません。 (副会長) この予算書の中でも、利用者収入の金額が、これまでの金額よりも増えているよ うに記載されているんですけれども、これはどのような中味でしょうか。 (申請団体) まず、作業収入、先ほど申しましたように、収益を上げるという事業所ではご ざいませんので、まず、皆さんが全員が参加できるような作業をしていこうということで、一般 でされてます内職、こういったものを内職業者からの紹介を受けまして、取り組みをしているん ですけれども、やっぱりなかなか知的障害者ということで、ノルマ、それから精度ということ、 この辺についてはかなり難しい問題がございます。そういったものも理解していただいている業 者、していただいた業者さんにお願いをさせていただいて、今、現在、7か所の民間業者の方か ら内職をいただいております。 それに加えまして、若干増えたという部分につきましては、先ほども申しましたように、野菜 の栽培に取り組みをさせていただいていまして、これについてもノルマ、それから取り組みの時 間が利用者ペースで取り組めるだろうということで、市の今回、休閑地をちょっとお借りしまし て、そちらで畑の栽培を行なっております。職員の方にも、そういった農業検定士の資格を持っ た職員が、指導員の中でいてますので、その職員を中心に、野菜の販売にも取り組んできたとい う形になっております。 その野菜については、地域販売、それから保護者への販売等を含めて、25年度で、大体38% の割合を占めるような収入になっているというような状況になります。 額としましては、60万円、70万円程度なんですけれども、それらの収入に関しては、すべて 利用者さんの本人支給費ということで、本人さんに還元させていただいて、その中で買い物実習 をしたりとか、本人さんの好きなものを買っていただくということで、働くことの楽しさという んですか、そういったものをちょっと覚えていただくという部分で、考えさせていただいており ます。 (申請団体) 私たちが重点的に取り組んでいきたいのが、そういう畑作業ですので、そこに 力点を置いていくということで、その環境を整え、地域で生きる環境を整えていくことにおいて も、住民の方にそういう参画をしていただいて、理解をしていただくということも含めて、作物 を作って、その利益を少し上げていこうというふうな意図でやっていますので、そういうことも ありまして、上がっているという状況です。 (副会長) はい、ありがとうございます。 (会長) どうぞ。
17 (C委員) 土曜日開所というお話しがあったと思うんですけれども、これは、何らかの要望 によって、土曜日にというふうにされるようになったんですか。 (申請団体) 土曜開所の分ですね。 (C委員) はい。 (申請団体) 利用者のニーズもありまして、やはり、知的障害の方をお持ちの御家庭におき ましては、御家庭で過ごすことがとても困難な方がたくさんいらっしゃいますので、そういった 方々のために、広く土曜日も開所していくという方向で考えております。 (C委員) 利用者の方、実際に土曜に活用される方は結構いらっしゃいますか。 (申請団体) 今現在出席者は、ほとんど30名を超えています。36名中、大体31から32名ぐ らいの出席率になっております。年に18回、土曜開所をしておりまして、やはり、土曜、日曜と 連続して御家庭でというのは、なかなかしんどいという御意見も聞いておりますので、18年から 土曜開所をさせていただいてるんですけれども、その間ずっと臨時開所ということで、市長のほ うに臨時開所の許可をいただきまして、開所させていただいているという状況でございます。 (会長) ほか、どうでございますか。よろしいですか。 (「はい」の声あり) (会長) それでは、これをもちまして、プレゼンテーションを終わらせていただきたいと思 います。どうもありがとうございました。 (申請団体) ありがとうございます。 〔申請団体 退室〕 (会長) 所管課に対して、御質問等ございますか。 よろしいですか。 (「はい」の声あり) 案件(2) 枚方市立くすの木園 合議・答申について (会長) はい。それでは、プレゼンテーションは終わりということでございまして、それで は、くすの木園に関して、社会福祉協議会を指定候補者とするのが妥当かどうかについて、今度 はB委員からお願いします。 (B委員) 35年以上、枚方市内で知的障害者等の福祉をされてこられたところでありますの で、今後もその地域に積極的に働きかけていくということで、農業もあると思うんですけれども、 いろんな戦略を持って働きかけていっていただきたいかなと思います。 経営方針の(2)のところは、事業に支障のない範囲で必要最小限の運営体制を図っています ということで、ちょっと引っかかる表現ではあるんですけれども、間違いではないので、胸を張 ることでもないかなとは思うんですけども、はい。以上です。 (会長) ありがとうございます。 A委員、どうですか。 (A委員) 生活介護事業を主にやっている事業所で、いろんな行事とか、地域活動とか野外 活動とかをやっているということがよくわかって、利用者の生きがいにつながるような活動を積 極的に取り組んでいるんじゃないかなというふうに思いました。 ただ、自閉症の方に対する取り組みがやや弱いかなという感じがするので、それについての研 修を行っているということですので、これから期待したいなと思っています。 それからボランティアの受け入れが非常に多いので、やっぱり施設運営に外部の視点が入ると
18 いうことは大事な視点だと思いますので、いいんじゃないかなというふうに思っております。 (会長) 私も、確認事項、要求事項、満足している団体だと思いますし、実績のある団体だ と思いますので、指定候補者として妥当かなと思っております。 副会長、いかがですか。 (副会長) 私もこれまでの実績があるのと、やっぱり保護者から強い要望があるということ は、一番大事なのかなというふうに。意見書まで出されていると。 (会長) 前も出てましたよね。 (副会長) やっぱりその障害の程度によっても、今もおっしゃっていた、御自宅にもなかな かいることが難しいということで、それに応じて土曜日開所したりとか、柔軟的にやっていただ いてるのかなと思いまして、引き続きこの団体でいいのかなと思います。 (会長) はい、ありがとうございます。 C委員、いかがなものでしょうか。 (C委員) 既に先生方が述べられたとおり、やはり実績ということ、それから経営が安定し ていること、それからハラスメント規程等もきちっと図式化されたものがあったり、第三者とい うか弁護士等の相談も設けられていますし、そういう努力もされているんだなというところを感 じましたので、いいと思います。 (会長) はい、わかりました。ありがとうございます。 それでは、社会福祉法人枚方市社会福祉協議会を、市立くすの木園の指定候補者に選定すると いうことに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) (会長) 異議なしと認めます。 よって、社会福祉協議会をくすの木園の指定候補者に選定することに決しました。 答申案、お願いいたします。 (事務局) はい。 (事務局から資料を配付) (会長) これはもうさっきと同じですよね。読み上げていただけますか。 (事務局) 先ほど申し上げましたとおり、一般的な形式で作成させていただいております。 会長から市長宛となっておりまして、会長に、後ほど自署していただく予定にしております。 それでは、読み上げさせていただきます。 くすの木園指定候補者選定に係る答申書(案)でございます。 本委員会に対して諮問のあった、枚方市立くすの木園指定候補者の選定について、慎重に審議 した結果、下記のとおり答申します。 なお、市においては、答申を十分に尊重し、枚方市立くすの木園指定候補者を、枚方市立くす の木園指定管理者に指定するための手続をとられますよう要請します。 記。枚方市立くすの木園指定候補者、所在地、枚方市新町2丁目1番35号、団体名称等、社会 福祉法人枚方市社会福祉協議会、会長、髙野勝、以上でございます。 (会長) はい、ありがとうございます。 この答申書(案)で、答申させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」の声あり) (会長) はい、ありがとうございます。 それでは、枚方市立くすの木園に関する審議は以上とし、枚方市立障害者社会就労センター、
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枚方市立くすの木園指定管理者選定委員会を閉会します。