視覚障害者を対象とした代替触覚インタフェース提供に関する研究
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(2) 2.2 触覚の反応時間. 状に移動させる。 V 字の底を Beatp o i n tとしてマイコンボ. 触覚の反応時間を図 3の装置により測定した。. タンを押してもらう。 これらの実験結果を表 lに示す。予備動作なしでは、定. 視覚測定時の画面上のアイコンの代替として、手首に振動. 周期と非定周期では、反応時間が大きく違っているが、予. モータを取り付け、振動を知覚した時点で、マイコンボタン. 備動作を加えることにより、定周期と非定周期での差はほ. を押してもらう 。 また、視覚の予備動作の代替として、本振動の前に、予. とんどなくなり、反応時間はほぼ Omsとなっている 。 この結果から、予備動作が反応時間に非常に重要な要素. 備の振動を与える方法を使った。予備の振動は、本動作の. であることを明らかにした。. 400ms前とした。. 以上の実験結果を表 2に示す。反応時間は視覚より遅い が、非定周期・定周期や予備動作の関係、は類似しているこ. 使用したプログラム. とを明らかにした。また、反応時間が遅いのは、振動モー タの起動時間が大きな要因で、あった。. │自を閉じて振動したらポ9ン 悼 す │. 後 J. Jã動モ-~. F i g .1Experimentviewofv i s u a l l yr e s p o n s et e s t. 2 b e a t. 3-beat. F i g .3E x p e r i m e n tviewo f h a p t i cr e s p o n s et e s t. 4-beat. T a b l e2Th er e s u l to f h a p t i cr e s p o n s et e s t T e s ti t e m. Responset i m e. Randomw i t h o u tp r e m o t i o n. 2 4 7 . 7ms. Randomw i t hp r e m o t i o n. 9 3 . 6ms. Rh ythmw i t h o u tp r e m o t i o n. 1 3 7. 9ms. Rh ythmw i t hp r e m o t i o n. 6 2 . 0ms. F i g . 2B a s i cmethodofmusicb a t o n [ 3 ]. T a b l e1Ther e s u l tofv i s u a l l yr e s p o n s et e s t. 2.3 触覚インタフェースの課題. T e s ti t e m. Responset i m e. Randomw i t h o u tp r e m o t i o n. 2 0 7 . 9ms. は類似しており、凹D の起動時間の改善が重要な課題であ. Randomw i t hp r e m o t i o n. 5. 2ms. ることを明らかにした。この実験で用いられた振動モータ. Rh ythmw i t h o u tp r e m o t i o n. 77. 4ms. の起動時間は、約 8 ( } . 1 0 0 m sであり、視覚と触覚の反応時. Rh ythmw i t hp r e m o t i o n. 4ms 7.. 間の差とほぼ一致する。. 前項の実験により、視覚と触覚の反応時間に関する特性. また、予備動作の代替となる予備振動に関しては、指揮. ノ ηω. 。 。.
(3) 棒内の加速度センサからのデータを基にして、速度変化か ら指揮棒の振り下ろしのタイミングを検知する手法の確 立が必要である 。. 3.. H I Dの改善. 3. 1 振動モータの変更 これまで HID用の振動モータとして図 4 ( a )の円盤型の ものを使用してきた。本研究では、図 4( b )の筒型の超音波 モータを使用した。このモータは、近年電動歯ブラシなど に用いられている小型のものである 。このモータを図 5( a ) のように手首に密着するよう加工したケースに格納し、図. ( a )Thec a s eo f t h emotor. 5( b )のアームバンド内に内蔵した。. ( b )Thearmbands t r a p ( a )Oldt y p e. eviewo f t h emotormountingu n i t F i g .5Th. 3.2 電圧印加制御 振動モータへの電圧印加をパルス波形として行うと、モー タの起動時に自己インダクタンス作用により十分な電流 が流せず、十分な回転を得るまでに時間がかかる。そこで、 モータの起動時のみ、所定より高めの電圧を印加し、その 後所定の電圧値に移行するステップ印可方法を採用する。 また、停止状態にあらかじめバイアス電圧を印加するバイ アス印可方法も合わせて採用する 。. 4. 実験 ( b )Newt y p e F i g .4Them o t o r so f H a p t i ci n t e r f a c ed e v i c e. 実験では、振動モータに加速度センサを取り付け、振動 状況を確認した。まず、超音波モータ単体での起動時間は、 約 40msであり図 4 ( a ) の円盤型モータより大幅に改善し. た。. -2 9一.
(4) また、電圧印加制御では、図 6( a ) に示すような、バイ. ができるため、非常に便利で、あった。しかし、今回採用す. b ) に示 アス電圧 OV、起動電圧 3Vで 23msとなり、図 6(. る円筒型のものは、振動部分がむき出しであり、そのまま. すようにバイアス電圧を 0.5Vにした場合で 17msまで改善. では装着できないため、専用のケースを作成した。結果と. した。. して、これまで同様の容易さで装着することが可能となっ た 。 また、電圧印可制御では、ステップ印可方法で 23msで あり、ステップ印可を行わない場合の半分程度の起動時間 に改善された。さらに、バイアス印可方法を加えると 17ms まで改善し、目標としている 20msを下回った。 ステッフ。 印可やバイアス印可は、ハードウェアで実現す る方法以外に、マイコンの DA機能を使う方法で簡単に実 現することも可能であるので、実装方法については今後検 討する必要がある 。. 6. まとめ 本研究では、視覚障害者支援のための電子指揮棒システ ムの課題となっている HID の改善方法を提案し、実験に. fT 内野桝ヤ「. より効果を確認した。 改善方法として振動モータを超音波モータに変更し、実 1 3 まで改善したことを確認した。 験により、起動時間が 1. ( a ) Ther i s ev o l t a g ec o n t r o l. さらに、モータ起動時の印加電圧を制御する方法を採用し、 実験により最終目標とする 20ms以下まで起動時間が改善 したことを確認した。 今後は、今回の研究成果を基に電子指揮棒システムを改 良するとともに、予備動作について重点的に研究を進める 。. 文献 [ 1 ]. 浅川貴史,斎藤信之,河原崎徳之,吉留忠史,. 西原主計視覚障害者の音楽学習支援のための電子指揮 棒の開発日本機械学会福祉シンポジウム 2009講演論文 集 , pp. 1 1 2 1 1 3,2009 [ 2 ]. 浅川貴史,河原崎徳之,西原主計,斉藤信之. 視覚障害者支援のための触覚インタフェースに関する研 究ぺ日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会 2010, lAl-C26,2010. ( b )Theb i a sv o l t a g econ 仕0 1. [ 3 ]. F i g .6Ther e s u l to ft h ev o l t a g ec o n t r o lmethods. 2009. 5. 考察 HID 用のモータとしてこれまで使用していた円盤型の. ものは、振動部分がカバーに覆われており、そのまま装着. -3 0一. 斉田好男はじめての指揮法ぺ音楽之友社,.
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