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フードシステム・アプローチによる小学校社会科授業の教材開発-第5学年単元「日本の食料生産」を事例として-

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Academic year: 2021

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(1)フードシステム・アプローチによる小学校社会科授業の教材開発.    一策5学年単元r日本の食料生産」を事例として一                        教科・領域教育専攻                           社会系コース                            M06215G                            立花 良祐 I 研究の目的と方法.  出す。. (3) フードシステム・アプローチ. 1 研究の目的.   現行の小学校社会科第5学年.  による,小学校社会科第5学年  単元r日本の食料生産」の教材.   単元r日本の食料生産」の授業   では,農家への共感的理解を深   めていく単元・授業構成がほと.  開発をする。.   んどである。農業学習の際に努. lI 論文構成.   力や工夫を取り上げるのは重要.  序章.   である。しかし,農家が農産物.  第I章 社会科授業における教材.   を生産するのは,利潤を追究す.     構成とフードシステム・.   るためであり,生計を立てるた.     アプローチ.   めという側面も存在する。この   経済学的側面を学習するには,.  第I章 社会科授業における農業.   従来の授業構成からでは難しい。.  第皿章 フードシステム・アフロ.   経済学的視点から農家が米を生   産することを説明するためには,.     ーチによる社会科授業の     教材開発.   米を様々な視点で捉え,社会的.  終章.     学習の基本的形態.   事象同士を関連付ける必要があ.   る。そのためにフードシステ. 皿 研究の概要.   ム・アプローチという手法を活.  1 社会科授業における教材構成.   周し,農業学習の教材開発を行.   とフードシステム・アプローチ.   う。.    現行の教科書では,生産者で. 2 研究の方法.   ある農家への共感的理解を深め. (1)先行実践事例を収集し,分析.  ていく単元・授業構成が主であ.   を行い,社会科授業の現状と課.   る。社会科教育において,フー.   題を明らかにする。.   ドシステムを授業に組み入れて. (2) 農業学習におけるフードシス.  先行研究されている岡崎誠司.   テム・アプローチの視座を導き.  氏・菊池八穂子氏を取り上げる。. 一340一.

(2) 風土・習慣的視座 一◆ 流通. ⇔.     ’■れ. 消費. 生産. !. \.     情報. /\ 加工. →. 経営学的視座. 表1 フードシステム・アプローチの概念図. 2. 3. フードシステムとは生産から加.   よる社会科授業の教材開発. 工・販売を経て,消費にいきつ.    これまでの研究成果をふまえ,. くまでのモノ・カネ・情報の流.   フードシステム・アプローチを. れを,経済主体間の関係から捉.   活用した授業モデルの開発を行. えることを目的とした経済理論.   った。フードシステム・アフロ. である。そして,フードシステ ム・アプローチとは,フードシ.   ーチによる知識内容を示し,続. ステムを四つの視座から分析す.   方・考え方,自己形成の構造を. るものである。その四つの視座.   示した。そして,それらを基に. とは,経済学的視座,経営的視.   フードシステム・アプローチに. 座,政治的視座,風土・習慣的.   よる「日本の食料生産」の学習. 視座である。.   内容を示した。.   いて米に関する知識・理解,見. 社会科授業における農業学習. 1V 研究の成果と課題. の基本的形態.   本研究の成果としては,フード.  フードシステム・アプローチ.  システムに四つの視座を設定し,. の視点から分析フレームワーク.  教材開発を行った点である。. を構築する。そのフレームワー.   今後の課題は授業モデルの実. ク先行授業実践を分析し,結果.  践・修正である。. を提示した。.      主任指導教員 關 浩和. フードシステム・アプローチに.      指導教員   關 浩和. 一341一.

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