抄 録 79 も雨手衆後7日目生後14日目患,EE I・まec餓の爲次 第に衰弱し死亡せり。而して摘出腸管:に就て解 剖學的形態を按ずるに、空腸廻腸移行部よη廻 貰辮に至る凡そ100Cmの小腸に於て四個所の膜 歌閉塞と一個所の索朕閉塞が存在し、各閉塞間 の腸管は聰く出入口なき管腔を呈し、萎縮狭窄 して其上部は細き索朕をなすも、1ド邦は分泌物 叉は脆落せる上皮細胞等の停滞潴溜ぜる結果膨 脹漿大せるを認む、愚盲陽、最様突起並に結腸 竜不動性萎縮に陥IO、殊に下行結腸並にS字欺 部は甚しく狡嫁し、又直腸閉塞の存する事は消 息子にて確め’たる所なり。因に本鯛に於て身擁 の他の部分に副直を認めなかった。(上田抄) 廻嘗翻敏糠號菌病 柳井/i:一(講) (北大)診臨と治療24巻場虹98頁) 症例。20歳の家畜を飼育せる農夫ビして最初 E下腹部疹痛を訴へ、掻掘突起炎の診噺の下に 手術を受けたるも、其の後二週間にして鮮紅に 膿瘍を生じ切開を施せしも途に膿痩を形成し、 緋田さるる膿中より放線状菌の「ドルーゼ」を巌 臆したるものなり。 一般に放線妖菌病は病理解割的には慢性に援 がる炎症にして細胞の浸潤と肉芽組織を生じ、 特に結締織檜殖が強く、臨床的には板様硬の浸 潤として見られ恰も悪性腫瘍の如く組織を破蟻 して進行する。その生育中に軟化、化膿が,見ら れ、「ドルーゼ」ぽ一般に膿劇(畿児され時には 肉芽「}軍に藤見られる。好i隻部位としては顎、肺、 腸なり。腸では主として廻親藩をおかし、臨床 的に…欠の二型をとる0 1)慢性浸潤的の炎症を生じ、所謂路線胱臆 として掛り、癌及結核との鑑別は不可な1)。 2)急性に細まり、恰も本症例におけるが如 く急性贔様突起炎の如き像を呈し、それとの鑑 別は困難であるが手徳に際し盲腸部に浸潤強き ことに注意すべきなり。 治療法としては1)切開を繰b返し、掻爬を 行ふ事。これは本邸は比較的鍮氣性菌なる散酸 素を供給して、その護育を防止するためなP。 2)「レントゲン」照射章は50%H・E・D卿OR。 一第 ア 豫後は顎のものは比較的「レントゲン」照射によ ll大邦分快癒するが肺及腸は不良なり。(久保田 抄) 罠韓腫瘍に謝する敏陣触療法 中泉正徳(東大外科) 治療及塵方(17巷203號11頁) 良性腫瘍中血管腫は放趣意療法を行ふ最も重 要なる竜ので「ラヂウム」に依り治療すべきであ ると特筆し、二、三重要なる事項を暴げて居る。 1.照射は生後一日も早く遵ふ可きで、生後一 週問にして開始するも早過ぎはしない。延齢児 童ともなれば飢に手習れであると。 2.病竈を均等に照射する事及び線量を病竈に 非常によく限局し得る黙よ口血管腫にi製しては 特に線の使用を強調し、短大なる海綿様血管腫 では、深蔀の;雫等治療の目的を以て深部「レン トゲγ」を使用するも、その際患晃の骨it・1’こ骨 端線を照射せぬ様「レントゲン」線を腫瘍に製し て切線欺に向けねばならぬと。 3.沸療効果の遡れる之には糟嘗長き潜伏期を 要するため(数ケ月よ”数年〕無暗に張照射を施 さず、充分に此の長き潜伏期を待つ可きである と。 4.血管腫の照射は分割照射がよく、一同に皮 膚の耐線量の1/2乃至1/3の線量を輿へ、四乃至 六週聞の両隔を置いて第二同の照鮒を同様に行 ふ。照射を繰lp返すに從って漸夢澗隔を延長し ニケ月位に問隔をとるがよいと。 斯く血管腫の治療に「レントゲン」線でなく 「ラヂウム4が使用されるに就いては、乳歯又は 初生晃に放射線を田慮るだけ正確に、頭語に限 局して周園の健康組織を照射しないと云ふため には「ラヂウム」照射の方が實際問題として遙か に實行し易いと蓮べ放射線生物學的の期確なる 同答は無いと結んで居る。し松村組) 諸種慧讐炎蟹盤疾患の「レ」線少量 頻嘱:敬窮治強 原保郎(耶壌駿專) 治療及塵方(17巷2Q3號12G頁) 著者は種々の急牲炎症四十五例に就いて、レ 線少量頻回放射を行ひ、殊に流行性臓脊髄膜炎
巷 173一
80 抄 録 に於ては十例中一例の死亡を見、可成丁)の好成 績を得たりと追試報告して居る。 放射時期に就いてぱ一般に炎衝初期の放射に 禁忌を認めず就中隅脊髄膜炎に封しては、磯病 初期に開始して良結果を、又丹毒には早期に行 ふ程良好であると。 放射野に就〉・ては成る可く益炎衝竈を含む可 くとり、丹毒に於ては潮紅部の約一手巾外まで を入れ謄脊髄膜炎に於ては、雨側頭及び後頭の 三門及び全背柱部とし、肝疾患とも一坐に全門 を放射するを原則とする(騰脊髄膜炎の三門は ・一ソに何れか一門のみ)と。 放射量及び間隔に就いては、年齢、病勢及び 身膿の一一一L般動態を顧慮して一門の皮膚入射量塗 15−50「レントゲンJとし、病勢急なる時…は、毎 日、福々鮮血を脆せるものは少しく櫓量して間 隔を置き、目的を蓮する迄一一一一乃至+数同績行ず ると。 「レ」線硬度は、丹毒の如き表在性疾患には、最 高電墜80−90 「キロヴオルト」濾過板正一2皿m A1)關節炎、腎孟炎、謄脊髄炎等には140_160 「キロヴオルト」濾遇板O.3一一〇.tsmm Cu+10mm A工)とすると。 最後に放射効果として、鎭痛作用殊に臓脊髄 膜炎に於ける頭痛は放射中又は直後に早くも減 退し、その外速かなる解熱、全身所見の好韓、 潮紅浮腫の減退、白」血球数の攣イヒ尊を列記し、 殊に最後の場合に点ては「レ2線の自律示申紹系」血 管緊張度への速かなる影響を窺ひ得るのではな いかと推論してみる。(松村抄) 乳癌の面面遊に治療に讃て
Arthur C. Christie; t’]bet die Diagnose
und Behandlung des Mammakarzinoms b
Strahlentherapie 5−7 Band. 1−left 1936
乳癌の診旨く就ては特溺の事は書かれて居な いが、治療に就ては次の如く述べて居る。血忌 放鮒線療歯面術不可能、手術後にのみ行はれ て居た。今日より見る時は、過去5年間に於け る放射線療法の成績は曲り良好なものでない。 それでも過去5年間の統計(英國に於ける)によ れば、手術のみによる治癒率は34.3%、手術後 照射の治癒率は44%である。癌腫の工合には、 それが如何なる種類のものであっても外傷は非 常に危瞼である。角誤診でさへ注意深く行はない と、癌細胞を淋巴道の中へ追ひ込む事になる。 手生と云ふ大きな外傷の後に於ては癌細胞は手 術前程よく放射線に封して反鷹しない。それで 著者は手術前照射と云ふ事を張印して居る。 1.手徳前照射 200K・V・Cu・2mm.総量3700−5000rを少く とも21日聞に照射する。 2.手術不可能の場合 厚徳前照射の如く放射線療法を行ふ。{調一8 週の間隔をおいて後、放射線療法を繰り返す。 限局性の結節、潰瘍等に封して以前は「ラヂウ ム」或は「ラドン」の挿入が行はれて居たが、著 者は同等の挿入による外傷の刺戟を恐れて、か Xる押合には小さな限局した照射野を以て、「レ ントゲン」照射を行ってみる。 8.手術可能の血合 手入前照射の後少くとも6週の後手術を行は ねばならぬ。著者は8週間後の手術が最適であ ると云って居る。「レントゲン」照射によって癌 細胞は破壌され、手術の際、韓移の危険を減少 するD 4.手術後照射 皮膚の耐へられる揚合にのみ之を行ふ。(高田 −抄) 多識秘醜疾患に潮ける「インシ訟リン」一 糖一水一貴荷に俵る筋機能槍蒼 [1’ulius, Tbki: Arch. kiin. Ch{r. B. 187. H. 2. .R.. 291 1(」,O,6. 手術的操作に依1)(例へば胴中の温消失、血 液損失諸種の麻醇藥)肝鍵能障碍の惹起せらる る縞合、叉飢餓白田は激しき渇を訴へる時は豫 め肝機能保護療法を試みなければならぬし又既 に機能障碍を認める揚合にも可及的早期に之が 療法に當らねばならぬ。肝細胞の機能は甚だ多 様であって其の良否を決定する事は甚だ困難な