Title
(256) Culture Filtrate of PGPF Phoma Isolate Activates Multiple
Plant Defense Response Pathways(Abstracts of the Papers
Presented at the 2005 Annual Meeting in Shizuoka)( 本文
(Fulltext) )
Author(s)
SULTANA, F.; HOSSAIN, M. M.; KUBOTA, M.;
HYAKUMACHI, M.
Citation
[日本植物病理學會報] vol.[71] no.[3] p.[253]-[253]
Issue Date
2005-08-25
Rights
The Phytopathological Society of Japan (日本植物病理学会)
Version
出版社版 (publisher version) postprint
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12099/52973
The Phytopathological Society of Japan
NII-Electronic Library Service
The Phytopathologioal Sooiety of Japan
Jpn
．」． Phytopathol，71 （3）． August，2005 253 Rot レ タス （サ ラ ダナ ） 根 腐 病 菌は，土 壌 消 毒 後に罹 病根中，下層土，ハ ウス 内 周辺 部に 生 き 残り，1作 中に急 増し， 2 〜 3作目に 多発 する．こ のため，病 原 菌 増 殖 を
抑制す る技術 が 必要である．本 研 究で は，4種の糸 状 菌
（Tre’chodemaa harzianum， Penicillium sp．， Mucor sp．， RhizoPus
sp．）に よ る生物 防除効果お よ び 2種の抵 抗 性 誘 導 剤 （ウ ィ ン粒剤，オ リ ゼ メ ート粒 剤 ）に よ る防除 効果を調査し た． クロ ル ピク リン 80％ 剤で十壌 消 毒し た ハ ウス に，耕 転 層の 密度が 土壌 1g あたり0．01個になる ようサ ラダナ根 腐 病 菌 を接 種 し た．次い で 生物防 除 資 材 また は抵 抗 性誘 導 剤を混 和し，サ ラ ダナ を 定 植 し た．定植か ら約35日後，土壌を採 取しフザ リ ウム用 選択培地を用い希釈 平 板 法で病 原 菌 密 度 を 測 定 し た．その結 果，春 作に お い て病原 菌 増 殖 率は対 照 区の 120，2700倍に 対し，T harzianum 処 理 区が 7，50倍， Penicillium sp．処理区は2 ，8倍であり，抑 制 効 果が認め ら れた．秋 作に お い て は対 照 区の病 原 菌 増 殖が低 く，評 価で きな か っ た． （九 州沖 縄 農 研 ・＊ 農 環 研 ・＊ ＊ 宮 崎 農 試・＊ ＊ ＊ 片 倉チ ッ カリン） （254） 堀 之 内 勇 人 ・白 町 満 朗＊ 植 物 生 育 促 進 菌 類 F”sarium equiseti の処理時 期と 回数に よ る ホ ウ レ ン ソ ウ萎凋病の防 除効果 Horinouchi， H ， and Hyakumachi， M ．：
Control Effect of Fusarium Wilt of Spinach by Treatment Time of Plant Growth Promoting Fungus， F”sarium equiset 2003
年 6月に培 養土 を 入 れ たペ ーパーポ ヅ ト （径 3．8cm × 高
5，0cm）に E e4uisetiの胞子懸 濁 液 （1αbudding−cells／ml）10 ml を播 種時の 1回 処 理 と播 種 時と 移植前 日の 2回 処 理 を 行っ た．18日 間 育 苗 し たこれ らの 菌 を病原 菌密 度1．OxlO4 cfUfg soilに調 整し た汚 染土に定 植し，27日後に外 観の 発 病 を 調査し た．その 結 果，萎凋病の発 病は無処 理 区で発 病 度 が31．3だっ たのに対 し， 1回 処 琿 区 と2回 処 理 区の発 病 度 は そ れぞれ6．3と2．1だ っ た．2004年 5月にF． equiseti の処 理 を播種 時の 1回，移 植 前 日の 1回 及 び 播 種 時 と移 植 前 日 の 2［1・1の 3処 理 区 を 設 定 して 同様の試 験 を 行っ た．定 植22 口後の 萎凋 病の発病は無 処理区の発 病 度 が80．2であっ たの に対 し，播 種 時の 1回，移 植 前 日の 1回 及び播 種 時 と 移 植 前日の 2國処理区の発 病 度は それ ぞ れ54．6，69．4，38．9で あっ た．以上の結 果，Eequisetiの処 理は移 植 前日よ り播 種 時に，ま た 播 種 時 と 移 植 前 日の 2回 処 埋に よ り萎凋病の 発病 を抑 制す るこ と が 明 ら かになっ た． （岐 阜 農 技 研・＊ 岐 阜 大 応 生 ） （255） 伊 藤 正憲 ・Chandanie， W． A．・久保田真 弓 ・百 田∫
満 朗 Phoma GS8 −2と
Glomus
mosseae の組 合 せ 接 種 に よる キ ュ ウリ 立 枯 病の 相 乗 的 な 防 除 効 果 Ito， M．， Chandanie， W ， A．， Kubota， M ， and Hyakumachi， M ．：BiocontrolEffect of Damping Off of Cucumber by Combination of Phoma GS8−2 and G．lomus mosseae 植 物 生 育 促 進 菌 類で あ る
Phoma GS8−2 とアーバ ス キ ュラ ー菌 根 菌で あ るGlomus
mosseae を組合せ て用い た 場 合 の生物 防除効 果を調べ た， Phoma GS8−2 の 粉 砕 含菌大麦 粒とG． mosseae の 製 剤を殺 菌
七 壌 と混 合し た 〔各2％w！w ）．こ の土壌をペーパーポッ
トに 入 れ，キ ュ ウ リを播種 し た．10日 後にペ ーパーポ ッ ト を取 り除 き．Rhizoctonia solani AG4 の含菌 大 麦 粒を接 種し た土 壌 （O．01％、0，05％w！w）に移 植し， 1週 間後に発病 程 度を観 察し た．Phoma GS8−2の単独接 種区で は，い ず れ の病 原菌 濃 度におい て も 有 意に 発 病 を 抑 制し た （防 除 価48 と46）．G ． mosseae の単 独 接 種 区では病 原 菌濃度 が0．01％ と低い ときに有 意に抑 制した （防 除 価48）．組 合せ接 種 区 に おい て は，病 原 菌 濃 度 が 高い ときは防 除 価が51で あ り， Phoma GS8−2の単 独 接 種 と同 等の効 果であっ た が．低い と きは防 除 価が79と両 者の相 乗 的 な効 果が得ら れ た，素 寒天 培 地 を 用い た加 碗 70 に おける発 病 抑 制 実 験の 結 果，防 除 機 構と し てG，mosseae に よ る抵 抗・「生の誘 導とPhoma GS8−2 に よ る感 染の 場の競 合 あるいは抵抗性の誘導が 相乗的に働 い たこ とが考 え ら れ た． （岐 大 応 生 ）
（256） Sultana， E ， Hossain， M ． M ．， Kubota， M ， and Hyakumachi ， M ， Culture Filtrate of PGPF Phoma Isolate Activates Multiple Plant Defense Response
Pathways Study into the molecular mechanisrns underlying the induced systemic resistance （ISR）in plants mediated by
Phoma was taken from the viewpoint of signal transduction pathways． A model plant species Arabidopsis thaliana， and
Phoma GS8 −3 were used for these studies． Root treatment
with culture filtrate of isolate GS8 −3 resulted significantly
fewer symptoms by a foliar pathogen Pseudomonas syringae
pv． tomato infection and showed a strong inhibition of pathogen multiplication in the leaves of Arabidopsis Columbia，
jasmonate
resistant mutant ブα71，ethylene insensitivemutant ein2 and also in nahG transformant （salicylic acid deficient）． Root treatment also induced the expression of
both sa亘icylic acid regulated genes （PRI ．a， PR2， PR5）and
jasmonate
〆ethylene regulated genes（CHIT−B， PDF1 ．2，Atvsp， Hel）in the leaves of these plants． These results indicate thatsystemic induction of resistance in Arabidopsis by culture 丘ltrate off 「homa GS8 −3 is involved in the induction of at least
two defense signal transductional pathways−salicylic acid and
jasmonate
／ethylene pathways，（Faculty of Applied Biological Sciences， GifU University）
（257＞ 成 澤 才 彦・小 河 原孝司＊ ・
大 高 伸 明 ・羽 柴 輝
