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平成 28 年度第 1 回茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用 検討委員会会議録 議題日時場所出席者氏名会議資料 (1) 委員長の選出について (2) 茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会における議事録の作成及び公表について (3) 茅ヶ崎西浜駐車場跡地における経緯及び土地活用基本方針策定のスケジュールについて

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平成28年度第1回茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用

検討委員会会議録

議題 (1)委員長の選出について (2)茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会における議事録の作 成及び公表について (3)茅ヶ崎西浜駐車場跡地における経緯及び土地活用基本方針 策定のスケジュールについて(報告1号) (4)茅ヶ崎西浜駐車場跡地における土地活用基本方針(たたき 台)について(報告2号) 日時 平成29年2月6日(月)14時30分~16時15分 場所 茅ヶ崎市役所分庁舎5階 特別会議室 出席者氏名 梅村委員長、三觜委員、山口委員、米山委員、柴田委員 (事務局) 山﨑副市長、朝倉理事兼経済部長、 産業振興課 横溝道の駅整備推進担当課長、冨士課長補佐、 須田担当主査、細住主任、島崎主任 会議資料 資料1 茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会規則 資料2 茅ヶ崎市審議会等における会議録等の作成に関する指 針 資料3 茅ヶ崎西浜駐車場跡地における経緯及び土地活用基本 方針策定のスケジュールについて 資料4 茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用基本方針(たたき台) 資料5 茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用における事業手法一覧 参考 対象区域・位置 参考 茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用検討委員会委員名簿 会議の公開・非公開 公開 非公開の理由 - 傍聴者数 1名

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(会議の概要) 平成28年度第1回茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会 ○産業振興課 皆様こんにちは。定刻となりましたので、ただ今より茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委 員会の委嘱式を始めさせていただきます。山﨑副市長が委嘱状を持って皆様のお席を回り ます。三觜様より順番にお名前をお呼びいたしますので、お名前を呼ばれましたらご起立 いただき、山﨑副市長より委嘱状をお受け取りください。 (委嘱状交付) ○産業振興課 ありがとうございました。 これをもちまして茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会委嘱式を終了します。 それでは、改めまして平成28年度第1回茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会を開催 いたします。はじめに、山﨑副市長よりごあいさつを申し上げます。 ○山﨑副市長 改めまして皆さまこんにちは。副市長の山﨑でございます。 本来であれば市長より委嘱状の交付、ごあいさつを行うところでございますが、本日所要 のため、私より行わせていただいております。まず始めに、みなさまご多忙の中、今回、 茅ヶ崎西浜駐車場跡地検討委員会委員を快くお受けいただき誠にありがとうございます。 さて、旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地につきましては、平成23年3月に神奈川県が駐車場を 閉鎖したことを受け、市としましては、「茅ヶ崎海岸グランドプラン」や「旧茅ヶ崎西浜 駐車場及び周辺土地利用計画」にて、民間事業者の活力を活かし、茅ヶ崎漁港・海岸のま ちづくりと一体となった地域の憩いの場として公園や商業・観光・市場施設等を整備して 土地利用を誘導することとしております。この海岸沿いに残された大切なまとまりのある 土地の重要性を市で検討し、平成27年2月に神奈川県から土地を購入をしております。 また、当該地のみならず、道の駅整備計画や、茅ヶ崎ゴルフ場の利活用と、国道134 号沿線では様々な土地活用の動きが進みつつある中で、個々に土地活用が進行するのでは なく、相互に連携し、かつ機能部担当を行いながら、相乗的な効果を上げて行くために、 平成27年11月には国道134号沿線の活性化に関する基本方針を策定しました。 今回、これまでの検討を前提に、茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用基本方針を策定し、具体的 な土地活用手法について定め、今後できるだけ早い段階で具体的な土地活用を進めてまい りたいと考えております。つきましては当該地に求められる機能、役割等について委員の みなさまの所属する専門的な見解や、これまで培ってきた経験等様々な観点から積極的な ご審議をいただければ幸いでございます。簡単ではありますが、私からのご挨拶とさせて

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いただきます。 ○産業振興課 なお、副市長におきましては、この後、所要がございますので、ここで退席させていた だきます。 (山﨑副市長退席) ○産業振興課 それでは、審議に先立ちまして、お配りしております資料1をご覧ください。茅ヶ崎西 浜駐車場跡地活用検討委員会規則の第5条第2項に「委員会の会議は、委員の過半数が出 席しなければ開くことができない」と規定しております。本日の委員会は欠席者がいらっ しゃいませんので、茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会規則第5条第2項の規定を充足 しております。したがいまして、本日の会議が成立しておりますことをご報告申し上げま す。 また、あらためまして、職員の紹介をさせていただきます。 理事兼経済部の部長をしております朝倉です。産業振興課の冨士です。同じく、須田で す。同じく、細住です。同じく、島崎です。私は、産業振興課道の駅整備推進担当の担当 課長をしております横溝と申します。以上、部長並びに当課担当5名で事務局をさせてい ただきます。よろしくお願いいたします。 それでは、ここで各委員より簡単に自己紹介をお願いします。三觜委員からよろしくお 願いいたします。 ○三觜委員 南湖地区のまちぢから協議会会長と地区の自治会連合会の代表をしております。地元で 現地の中町、そして隣接しているのが私どもの下町自治会となります。以前より本件につ いては市民集会やその他で議題となっておりまして、私どもでも色々と検討してきた経緯 がございます。一つよろしくお願いいたします。 ○山口委員 特定非営利活動法人茅ヶ崎海岸づくり推進機構の理事長をしております。茅ヶ崎海岸づ くり推進機構は今5年程度経過しておりますが、活発な活動を始めてからは2年となりま す。このNPO法人は茅ヶ崎海岸グランドプランに基づく、推進するための団体でござい ます。D地区についても当初はグランドプランになかったのですが、途中で組み込まれ検 討をすることとなっています。ぜひこの茅ヶ崎の海岸が美しく、市民が利用しやすく、外 から見ても恥ずかしくない海岸にしたく、活動をおこなっているところでございます。こ の検討委員会におきましては、私どもとしても大変期待をしているところでございます。 よろしくお願いいたします。 ○梅村委員

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地元の文教大学の梅村と申します。担当は公共経論・地域経論を担当しております。ま た茅ヶ崎に来ましてまだ3年目でございまして、そこまで熟知しているわけではございま せんが、過去に自治体職員でまちづくりに関わった経験に基づきまして、皆さまといろい ろとお話させていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○米山委員 私は茅ヶ崎市漁業協同組合の代表理事、組合長を務めています。この西浜駐車場につい ては漁業関係者も非常に気にしている場所となっています。私も小さいころから知ってい るような場所となっています。ぜひ市民のために活用できる場所にできればと考えていま す。よろしくお願いいたします。 ○柴田委員 私は近隣に住んでおりますが、近隣の方みなさんもどういった土地活用になるのか気に している土地となっています。私自身は小学1年生の息子を育てている主婦ですが、日ご ろから思えることは、子どもが大人になった時に、茅ヶ崎が大好きだと、地元のことが大 好きだと思えるように成長してもらいたいと思っておりまして、将来子どもたちがまちを 好きになるきっかけとなるような土地活用ができればと思い応募をさせていただきまし た。私は皆様とは違い、専門的知識等はなく不勉強ですが、こういった機会を設けていた だき非常に光栄と思っておりますので、委員に尽力させていただければと思いますのでよ ろしくお願いいたします。 ○産業振興課 ありがとうございました。なお、朝倉理事兼経済部長におきましては、この後、所要が ございますので、ここで退席させていただきます。 (朝倉理事兼経済部長退席) ○産業振興課 それでは、議題に移らせていただきます。議題(1)委員長の選出につきまして、委嘱 後初めての審議会となるため、委員長の選任をお願いしたいと思います。 委員長の選任は、茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会規則第4条1項の規定により、委 員の互選ということになっております。委員のみなさま、いかがでしょうか。 ○山口委員 梅村委員にお願いしたいと思います。 ○産業振興課 梅村委員にとのお声がありましたが、いかがでしょうか。ご異議のない方は挙手をお願 いいたします。 (挙手多数) ○産業振興課

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全員賛成ですので、委員長を梅村委員にお願いしたいと思います。それでは、委員長が 選任されましたので、茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会規則第5条第1項の規定によ り、これより本会議の議長は梅村委員にお願いいたします。それでは梅村委員、委員長席 へご移動をお願いいたします。 (梅村委員 委員長席へ移動) ○産業振興課 ありがとうございました。次に検討委員会規則第4条第3項の規定により、委員長に事 故あるとき、又は委員長が欠けたときは、予め委員長の指名する委員がその職務を代理す るとなっておりますので、委員長に指名していただきたいと思います。よろしくお願いい たします。 ○梅村委員長 それでは、検討委員会規則に従いまして、本会議の委員長職務代理者を山口委員にお願 いしたいと思いますが、いかがでございましょうか。 (異議なし) ○梅村委員長 ありがとうございます。 それでは、就任にあたりまして、私の方から一言ご挨拶をさせていただきます。今回は 市の土地の活用ということで、これから公共の土地活用は非常に重要でございます。茅ヶ 崎市からは土地利用の方針と示されておりますが、それに対しましてこの委員会では各委 員の皆さまのご意見を市に補完していく、そういった場としたいと考えておりますので、 みなさまのご協力・ご支援をお願いいたします。 それでは本日の会議について事務局より、説明お願いします。 ○産業振興課 それでは、本日の資料の確認をさせていただきます。過不足がございましたらお申し出 ください。まず、初めに、本日の次第がA4版、一枚でございます。つづきまして、議題 (1)については既に終わりましたが、資料1茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会規則、 資料2茅ヶ崎市審議会等における会議録の作成に関する指針、資料3茅ヶ崎西浜駐車場跡 地における経緯及び土地活用基本方針策定のスケジュールについて、資料4茅ヶ崎西浜駐 車場跡地土地活用基本方針(たたき台)、資料5茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用における 事業手法一覧、参考資料として審議会委員名簿、対象区域・位置という資料を配布してお ります。その他机上にこれまでの経過の関連計画をご用意しております。既にお持ちでし たら会議終了後机上に置いてご退出ください。以上ですが、過不足等ございますか。よろ しいでしょうか。 では、これからの議事については、梅村委員長よろしくお願いいたします。

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○梅村委員長 それでは、次第に沿いまして進めてまいりたいと思います。議題(2)茅ヶ崎西浜駐車 場跡地活用検討委員会における会議録の作成及び公表について、事務局ご説明お願いしま す。 ○産業振興課 事務局よりご説明差し上げます。茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会における議事録 の作成及び公表について御説明いたします。着座にて失礼いたします。お手元にございま す、資料2茅ヶ崎市審議会等における会議録作成に関する指針をご覧ください。 本市では、審議会の会議の経過を明らかにするため会議録を作成し、会議資料とともに 公表することとしております。会議録の記載方法といたしましては、発言については摘録 を原則とし、発言者の名前は○○委員という形で、氏のみを記載することとしております。 発言者の名前を記載することで円滑な議事運営が確保できなくなるおそれがある場合に は、「委員長」、「委員」、「事務局」などの発言者の立場を明記するにとどめることが できるとされています。会議録は事務局が作成いたしまして、各委員に内容を確認してい ただいた後、正確性を期するため、会長と会長が指名する1名に署名いただくこととして います。なお、公表の時期につきましては、まず次第で上げられた事項について、会議結 果の概要として終了後2日以内に公表いたします。次に会議録を会議終了後45日以内に 公表することとなっております。 以上で茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会における議事録の作成及び公表についての 説明を終了いたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○梅村委員長 それでは、今御説明いただいた点について何か御意見、御質問等がありますか。 (意見、質問なし) それでは、議事録の作成と公表については、茅ヶ崎市の指針どおりとさせていただきま す。それでは、指針に沿って、本会議の会議録に署名をいただく委員1名を指名させてい ただきます。今回は、三觜委員でいかがでしょうか。 (異議なし) では、三觜委員よろしくお願いいたします。 ○梅村委員長 本日は、報告が2件となっております。委員の皆様、よろしくお願いいたします。 それでは、議題(3)茅ヶ崎西浜駐車場跡地における経緯及び土地活用基本方針策定のス ケジュールについて、説明をお願いします。 ○産業振興課 はじめに、参考資料でお配りしている対象区域・位置についてご覧ください。当該地の

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概要ですが、ア地区、イ地区、ウ地区で示しておりますが、今回ご審議いただくのはイ地 区の旧西浜駐車場の4,913㎡となります。また北側のア地区の863㎡については茅 ヶ崎警察署職員公舎跡地となっており、茅ヶ崎市が公園用地として取得しています。ウ地 区の1,693㎡については神奈川県警察本部第二交通機動隊茅ヶ崎分駐所となっており、 こちらについては当面土地利用の変化はないとの回答をいただいております。2枚目以降 は現況写真を添付しております。 資料3をご覧ください。まずこれまでの西浜駐車場跡地における経過についてご説明い たします。当該地は神奈川県が所有し県営茅ヶ崎西浜駐車場営業をしていました。しかし ながら平成23年3月に駐車場運営を中止されました。これを受け本市では周辺環境に悪 影響を及ぼすような土地活用がされないよう、平成24年3月にグランドプランにD地区 として位置付け土地活用の方針等を定めてきました。また、同じく平成24年3月に「旧 茅ヶ崎西浜駐車場及び周辺土地利用計画」を策定し、景観等を考慮した土地利用の規制・ 誘導を図り、平成25年5月にはこれに基づき茅ヶ崎漁港周辺地区地区計画を策定し、都 市計画法上の規制・誘導を行っております。その後、神奈川県から売却の時期が示され、 本市では平成26年7月に旧西浜駐車場跡地利用検討業務を行い、まとまりある土地の将 来的可能性を検討し、平成27年2月に神奈川県より購入いたしました。また、平成27 年11月には、134号沿線の活性化に関する基本方針を定め、個々の計画が連携し国道 134号沿線一体となったまちづくりについて方針を定めております。 つづいて2ページをご覧ください。平成24年3月に改訂しましたグランドプランにつ いて、ご説明いたします。西浜駐車場跡地北側に位置する茅ヶ崎警察署職員公舎が取り壊 され、平成23年3月にはグランドプランで駐車場機能の確保として位置づけのあった県 営茅ヶ崎西浜駐車場が閉鎖されました。これを受け、海岸利用者のための駐車場を維持し、 かつ国道134号南側と一体となり、1次産業の振興の場として、当該地及び隣接地を新 たにD地区としてグランドプラン検討対象区域に加え、観光・商業施設、公共公益的な土 地利用の誘導を図りたいと考え、グランドプランを改訂しました。 D地区はマーケットゾーンに位置付けられ、土地利用の方針としては○国道134号沿道 の景観や周辺住宅地への配慮、○民間活力を導入し、観光商業市場等の茅ヶ崎漁港・海岸 のまちづくりと一体となった土地利用の誘導、○地域の憩いの場としての公園設置、公共 ・公益機能を有した空間づくりとしております。つづいて3ページをご覧ください。「旧 茅ヶ崎西浜駐車場及び周辺土地利用計画」ではグランドプランに示されている漁港周辺の まちづくりの一環として、本区域における今後の土地利用等の方針を定め、都市計画法に 基づく地区計画を活用し、土地利用の誘導を図るため、本計画を策定しております。建築 物の用途や高さの規制並びに、自然環境や景観形成に配慮した土地利用を進めることを目 的とし、都市計画法による地区計画等の手法を活用し、規制・誘導を行うこととしていま

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す。土地利用のイメージとしては北側が公園用地、今回の西浜駐車場跡地が観光・商業・ 市場パート、交通機動隊の部分を公共公益パートとしております。なお公共公益パートに 位置する交通機動隊については、今のところ移転等の計画は当面ないとの回答をいただい ております。 続いて平成25年5月にこれらを踏まえ、茅ヶ崎漁港周辺地区地区計画を策定しており ます。こちらにつきましては参考資料でお配りしています、茅ヶ崎都市計画地区計画の決 定をご覧ください。地区計画の目標としましては下3行に記載しているとおり観光・商業 ・市場施設の誘導や、地域の憩いの場としての公園等の施設の整備により、茅ヶ崎漁港・ 海岸と連携したまちづくりをすすめることを目標としております。裏面をご覧ください。 主な土地利用の制限について記載しています。上から5段目に建築物等の用途制限とあり ますが、ここに掲げているものしか建築できないこととしており、マンション等の住宅は 建たないこととなっております。また建築物の最高高さは12mとなっております。また、 A3のページをご覧ください。国道134号から西浜駐車場への道路について歩道を整備 することとしております。 資料3に戻りまして4ページをご覧ください。「旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地利用検討業務」 では神奈川県が土地売却の意向を示したこと、また周辺ではさがみ縦貫道路の全線開通が 予想されるなど、社会情勢が大きく変化する中で、社会情勢や市の各種計画を踏まえた中 で、海岸沿いに残された大切なまとまりのある土地を市の将来に向けて、賑わい創出等、 様々な観点から検討し、最も有効に活用できる方向性を検討しました。重要なポイントを 3つ整理し、1つめとしてさがみ縦貫道路の全線開通による非常に大きな人の流れの変化 に対応し、市を代表する国道134号沿いの貴重な土地を最大限に活用することにより、 茅ヶ崎海岸グランドプランをはじめとする各種計画の実現や、市の防災機能の向上や経済 活性化を図ることが、市の重要な責務となっていること、2つめとして、対象区域は、防 災、地域振興、交通、交流など、防災や観光・にぎわいの拠点として重要な場所であり、 公共公益性と営利性の両面を持っている中で、公共公益性が高く市が担うべき役割は大き いこと、3点目として神奈川県と協議・調整し、市の方針に沿った機能を販売条件として、 民間事業者に売却しても、将来の転売のたびに、その条件を付すことがは不可能であり、 市の方針に沿った土地利用の形態を維持し続けることは困難であること、としております。 これらのポイントから、今後の社会状況の変化やさまざまな資源との連携、市民の意向な どをふまえ、将来にわたり、跡地の土地利用を積極的かつ主体的にコントロールしていく ためには、市が土地を取得することが最適であるとの見解に至り、当該地を購入すること となりました。そして平成27年2月に神奈川県より当該地を購入しております。また、 この業務の中で考えられる事業手法について検討しております。それを抜粋したものが5 ページのものとなります。こちらについては後ほどご説明いたします。

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続いて6ページをご覧ください。平成27年11月に国道134号沿線の活性化に関す る基本方針を策定しております。茅ヶ崎西浜駐車場跡地、西の柳島では道の駅の整備、東 の茅ヶ崎ゴルフ場の利活用等国道134号沿線で、土地活用の動きが進みつつある中で、 国道134号沿線における土地利用が個々に進行するのではなく、相互に連携し、かつ機 能分担を行いながら、相乗的な効果を上げて行くために方針を定めたものです。茅ヶ崎西 浜駐車場跡地は中央エリアに含まれ、賑わい・創生・リラックスをコンセプトとしてまち づくりを行うこととなっております。 続いて7ページをご覧ください。これまでの検討により、次のことが前提条件となりま す。当該地は民間事業者の活力をいかすこと、国道134号沿線の資源を広域的に考慮し、 地域の憩いの場としての公園整備や観光・商業・市場等の茅ヶ崎漁港・海岸のまちづくり と一体となった土地利用を誘導すること、地区計画に基づき、景観や周辺住宅地へ配慮し た土地利用とすること、事業手法については、旧西浜駐車場跡地利用検討業務に示した事 業手法を参考にすること。 今回予定している土地利用基本方針では、これらの条件を前提に具体的な活用手法を定 めることを目的とします。 本日が第1回目の検討委員会となりますが、本日ご審議いただいた内容をふまえ、事務局 のほうで基本方針の素案を作成し、次回会議にてお示しし、諮問いたします。次回会議で 再度ご意見いただいた後にパブリックコメントを実施し、再度修正を加え方針の策定とな るスケジュールを想定しております。事務局からの説明は以上となります。 ○梅村委員長 はじめに少し整理をさせていただきます、資料3のスケジュールのところで、平成23 年3月に西浜駐車場が閉鎖した後、茅ヶ崎海岸グランドプランを改定し、旧茅ヶ崎西浜駐 車場及び周辺土地利用計画を策定し、平成25年に地区計画を指定したとのことですが、 一つ確認をしたのが、土地活用の具体的な内容は来年度になろうかと思われますが、今回 この計画の中で一番の上位計画はどのプランになりますか。 ○産業振興課 地区計画は法的な規制・誘導を図っているので、こちらは土地利用の絶対的な条件とな ります。また茅ヶ崎海岸グランドプランは上位計画として考え、グランドプランに示して ある方向性・考え方が主軸となります。また、旧茅ヶ崎西浜駐車場及び周辺土地利用計画 を策定については、2年後に策定している地区計画の根拠になる計画ですので、茅ヶ崎漁 港周辺地区地区計画とセットというイメージを持っていただくとわかりやすいと思いま す。また、平成26年に行いました旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地利用検討業務に関しては、当 該地の将来の可能性や土地の重要性を検討したものであります。今回土地活用の手法を定 めると言う中では、こちらの旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地利用検討業務の続きを行うようなイ

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メージとなります。 ○梅村委員長 ありがとうございました。委員の皆さま、今の流れよろしいでしょうか。これまでの検 討が積みあがってきたということでございます。それともう1つ、旧茅ヶ崎西浜駐車場跡 地利用検討業務で事業手法が検討されていますが、それは業務報告書の何ページに記載さ れていますでしょうか。 ○産業振興課 32ページに示しております。なお、本日資料3の5ページにも同様の資料を添付して おります。 ○梅村委員長 ありがとうございます。それでは、委員の皆さま、何かご意見、ご質問等ございますで しょうか。少し考えていただいている間に、私から1点質問をさせていただきます。 資料3の4ページに防災機能について記載していますが、ここは海からも近い位置であ るため、津波の一時待避所などの検討は可能でしょうか。 ○産業振興課 まず、当該地付近の避難所等の状況についてご説明いたします。避難所と広域避難所と 言うものがあり、避難所は一般にイメージする災害時の避難をする場所であり、広域避難 場所は火災延焼時に避難する場所となっています。現在当該地周辺では避難場所としては 西側に隣接している西浜小学校が指定されています。広域避難場所は、当該地に最も近い 場所では、西側は西浜高校、東側は茅ヶ崎公園が指定されています。広域避難場所は 1ha 以上という規定があるため、当該地では面積は足りませんが、西浜小学校との併せて指定 することは考えられるため、検討の余地はございます。仮に当該地を今後民間事業者が活 用することとなった場合に防災対策課との協議を行う等の条件を付すことは考えられるか もしれません。 また、津波については、震災以降にハザードマップを改正しおてり、これまでの様々な 地震をモデルにした場合の検証を行っております。その結果では津波は国道134号を越 えてこないという結果になっています。また、相模トラフ沿いの海溝型地震というもの、 こちらは2000年から3000年に1度の地震であり、これまでの歴史上も発生したこ とがないものとなりますが、こちらが発生した場合については0~30cm 程度の津波がく るという結果になっております。現在北側に隣接しますマンション、西浜小学校と津波一 時避難所の協定を結んでいるため、避難を誘導することができます。また、3階以上の共 用スペースがじょうけんとなっているため、仮に当該地を民間事業者がかつようすること となり、3階以上建ての建物であれば、協定を結ぶことを条件に付すことも考えられます。 ○梅村委員長

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ありがとうございます。では委員の皆さまいかがでしょうか。 ○山口委員 地区計画の中の地区計画図で南湖通りの道路が改修予定になっているのでしょうか。西 浜小学校の出入口が敷地に面しているため、賑わい創出を考える際に、児童と、利用者の 交錯が危惧されるがその辺はどうなっているのでしょうか。 ○産業振興課 賑わい創出等の考え方がある中で、交差点から西浜駐車場までの出入口までについては 小学校に面していながら歩道が整備されていない、また賑わいの創出を図ると利用者の出 入が多くなることが考えられるため、安全確保のため歩道の整備をすることとなっていま す。しかし具体的に当該地がいつから土地活用が行われるか決まっていないため、本格的 に土地利用するとなった際に、道路管理者や西浜小学校との協議が発生することになると 思われます。 ○梅村委員長 ありがとうございました。活性化の一方小学校がありますので、安全上の問題があるの ではないかということでした。柴田委員いかがでしょうか。 ○柴田委員 そのとおりで、歩道がなく、朝の通学時間帯も交通量が多いので一緒に整備ができれば 良いと思います。 ○梅村委員長 では、三觜委員。 ○三觜委員 やはり交通の問題があると思います。小学校の入り口は正門はもっと北側だが、体育館 がここにぶつかるということになる。活性化と小学校の通学の時間の問題がどう整理でき るかが、我々も課題だと思っています。134号からの車の誘導を考えると全て右折入庫 となってきます。そうすると混み具合によっては、134号にも影響が出てくるのではと 感じる。しかし一方で、では北側から来る車をフリーにすると通学路とバッティングして します。その交通整理をしないと学校絡みの問題がでてきてしまい、我々もどうしていい のか難しいところである。 ○梅村委員長 おっしゃるとおりで児童の安全が大事でございますし、私も様々な商業施設を見てきて いるが、地下道を通して工夫している例もあったりで、これはとても大きな問題であると 思います。米山委員いかがでしょうか。 ○米山委員 私も毎朝通っていますが、冬はあまり交通量がないかもしれないが、あそこでイベント

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を行ったり、夏場になれば車が増えてくる。ここも考えようで、車が来すぎても問題にな ってしまうと思います。 ○梅村委員長 ありがとうございます。平成26年時にそういった交通問題について議論はされていま すか。 ○産業振興課 旧茅ヶ崎西浜駐車場跡地利用検討業務報告書19ページをご覧ください。当時、建物の 配置を北側にしたらどうか、南側にしたらどうか等について検討をしております。その中 で自動車、自転車、歩行者について課題が色々出ているこということで認識はしておりま す。 ○梅村委員長 ゾーニング計画は具体的な設計等で議論になると思われるが、本委員会でも、重要な問 題であると認識します。それでは、続いて、報告2号 茅ヶ崎西浜駐車場跡地土地活用基 本方針(たたき台)について事務局より説明お願いします。 ○産業振興課 それでは資料4をご覧ください。基本方針のたたき台となります。最終的にはこのよう な冊子としてとりまとめたいと考えております。1枚めくっていただき目次をご覧くださ い。本日は2章までを記載しております。2章までが前提条件等の整理となっており、そ れをふまえ、3章で導入が望ましい機能、基本的な考え方、想定される事業手法、事業化 に向けた今後のスケジュールを示す予定でおります。 1ページの背景目的、経緯については先ほどご説明しているため、割愛いたします。続 いて2ページをご覧ください。当該地は茅ヶ崎駅から約2.6km新湘南バイパス茅ヶ崎 海岸インターから約2.5kmに位置しています。 続いて3ページをご覧ください。基本事項についてですが、事業対象地は国道134号 沿線に位置していますが、南側に保安林があるため、国道134号から直接アクセスがで きなかったり、国道134号から看板を確認することができない状況にあります。また西 側については西浜小学校があることから、事業対象地活用にあたってはこれらの周辺状況 を考慮する必要があります。 続いて4ページをご覧ください。インフラ状況等についてですが、道路について、事業 対象地の西側に通っている市道0206号線については保安林沿いのみ歩道が整備されて いますが、そこ以外は整備されていない状況です。なお、地区計画により国道134号か ら事業対象地までの間は整備することとなっております。公共交通については茅ヶ崎駅南 口から国道134号を経由する定期路線バス(1時間に1本~2本)と市道0206号線 を経由するコミュニティバス(1時間に2本程度)が運行しています。

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5ページ、6ページの関連計画については先ほどのご説明と重複しますので割愛させて いただきます。7ページをご覧ください。事業対象地周辺の民間施設分布となります。事 業対象地から1km圏内ではコンビにや飲食店は事業対象地の近くに立地していますが、 スーパーやドラッグストアは立地していません。8ページをご覧ください。事業対象地周 辺の開発動向について記載しています。9ページの位置図と併せてご覧ください。国道1 34号の西側の柳島にスポーツ公園と道の駅の整備予定がございます。また、その少し東 側では(仮称)ブランチ茅ヶ崎として複合施設ができる予定となっています。また東側で は茅ヶ崎ゴルフ場活用事業がございます。ここまでが基本方針でまとめる条件整理となっ ております。続いて資料5をご覧ください。併せて資料3の5ページをご覧ください。平 成26年時に検討した活用手法についてはAからFで示してあるような活用手法となって おります。この中のC~F関しては検討から外させていただいております。まずCのPP P方式についてはPFI方式を採用する場合、特別目的会社の設立が必要となる事など、 実際の運用までに相当の期間を要し、早期の活用ができなくなるため検討から除外してい ます。またD土地信託方式、E事業委託方式については極めて高い収益が見込める土地で ないと実現できないため、検討から除外しています。またFの等価交換方式については事 業対象地の一部を手放すことが必要となるため検討から除外しています。 そして資料5では今回検討する、3つのパターンを記載しております。まず左側の従来 方式と記載している部分についてですが、土地所有者である市が事業主体となり、事業対 象地に公共施設を設計、建築する。建築した公共施設は市の所有となり、直営又は指定管 理者制度により維持管理、運営業務を行うこととなります。通常の公共施設と同じ手法と なります。特徴としては市の方針に沿った施設整備が可能である、民間施設との相乗効果 を図ることができない、資金調達や施設所有リスクは全て市の負担となるといったことが あります。 つづいて定期借地についてですがこちらは大きく2つに分けられます。真ん中の列につ いてですが、パターン2として公民複合施設の整備について、こちらは土地所有者である 市が民間事業者に事業対象地を一定期間貸付け、民間事業者は事業対象地に公民複合施設 を建設するものです。市は貸付期間中、民間事業者から借地料を受け取り、市は複合施設 の公共施設部分について、民間事業者に賃料を支払い、貸借することになります。事業対 象地は貸付終了後、原則、更地で市に返還されます。特徴としては土地所有権を市がもっ たまま、安定した借地料が得られ、資金調達や施設所有リスクがありません。また市は、 土地所有者として目的用途の制限ができ、貸付終了後は公的な土地利用が可能となります。 最後にパターン3の民間施設のみ整備についてですが、こちらは土地所有者である市が民 間事業者に事業対象地を一定期間貸付け、民間事業者は事業対象地に民間施設を建設する ものです。市は、貸付期間中、民間事業者から借地料を受け取ることができます。また事

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業対象地は貸付終了後、原則、更地で市に返還されます。特徴としましては、パターン2 と同様、土地所有権を市がもったまま、安定した借地料が得られ、資金調達や施設所有リ スクがありません。また市は、土地所有者として目的用途の制限ができ、貸付終了後は公 的な土地利用が可能となります。さらに公共施設を整備しないことから、市の支出は発生 しません。 これら3パターンをさまざまな観点から比較検討したものが中段から下になります。ま ず関連計画との整合についてはまずパターン1については、グランドプランに位置付けた 民間活力には該当しない手法となります。 賑わい創出については公共施設のみを整備するため、パターン2,3の民間施設が入る ことと比べると劣ります。またパターン3の方がパターン2よりも民間事業者の自由度が 高いため、にぎわいにつながることも期待できます。続いて財政支出について、パターン 1については、公共施設整備の年については支出が大きくなります。また維持管理につい ても財政支出が発生します。パターンについては公共施設整備費や維持管理費等は発生す るが、土地の賃料と公共施設賃料で平準化が可能となります。パターン3については市の 支出は全く発生せずに、民間事業者からの借地料を得ることができます。 土地の有効活用について、パターン1,2については具体的な公共機能の導入について 決まっていないため、検討に時間を要する。パターン3については他のパターンと比較し、 早期の土地活用(事業化)が可能である。最後に事業リスクとして、パターン1は市が事 業主体となることから資金調達や施設所有リスク等は全て市の負担となります。 パターン2については民間事業者が資金調達、施設所有者となることから、市の事業に対 するリスクは低減されるが、公民複合施設となることから、事業リスクの分担が複雑にな ります。パターン3については民間事業者が資金調達、施設所有者となることから、市の 事業に対するリスクは低減されます。 これらを踏まえ、事務局の考えとして、◎、○、△を示しております。これらについて、 検討委員会で機能や、将来像等、様々ご審議いただければと思います。事務局から説明は 以上となります。よろしくお願いいたします。 ○梅村委員長 ありがとうございました。今回のたたき台でございますが、第3章についてこの委員会 での議論を経て、作成をしていただくことになります。そうしたことから導入が望ましい 機能、基本的な考え方、想定される事業手法、今後のスケジュールについて追記をされる こととなります。また、望ましい機能、基本的な考え方についてはこれまでの検討してき た様々なプラン等の積み上げがあり、総合的に整理されているものであると思われます。 そして今回はさらに地域の方々のお声追記して行く、さらにこれまでの計画を補完してい く形が望ましいと思われます。どのような考えを持って進めて行くべきかご議論させてい

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ただきたいと思います。 まず三觜委員については先ほどの交通の話がありましたが、地域でどのようなお声があ るのかお話していただければと思います。 ○三觜委員 私たちは、これまで色々と検討してきておりまして、地区計画の大雑把なところは議論 できていますが、それ以上の具体的な方向性については現状まだ出ていないということが まず1つあります。それから地域としては場所柄、水産業関係の施設を中心に置いていた だきたい提案はある。市場のような水産業施設から2次産業3次産業と発展して、あの場 所に、加工品を入れたらどうか、食材を提案する等の場としたらどうかという考えがあり ます。また、その中に防災機能を何らかの形で入れたいと考えています。134号がスト ップとなったときにおそらく漁港は物資の重要な場所になると思います。その時にそれを 同分配して行くのか、さばく拠点にできたら良いと考えています。また、地域の歴史や街 歩きの情報発信等、PRできる施設があれば非常に良いのではないかとの思いはあるが、 なかなかそこから詰まっていかない状況であります。 ○梅村委員長 ありがとうございました。米山委員、漁業協同組合の視点からいかがでしょうか。 ○米山委員 要望ってわけではないですが、市場のような施設ができれば、我々漁業者は新鮮な魚を 提供する等考える必要があるのではないかと思う。しかし先ほどのお話のとおり、あまり 混雑しすぎると、問題となってしまうので、その辺が非常に難しいと思います。思いとし ては極力、そういったもので活性化できれば良いかなと思います。 ○三觜委員 今言われたように、活性化して、活性化して賑やかになるのは良いと思いますが、賑や かさの程度が問題となっていて、それがどの程度落ち着くかというところだと思います。 車が次々出入りするような状況はどうなのかなと思います。 ○梅村委員長 山口委員は魅力ある海岸づくりという視点でありますが、キーワードとして賑わいすぎ ないということがでていますが、いかがでしょうか。 ○山口委員 ここの土地に対する思いは非常に強くて、最初にこの話が出たときに、魚市場という話 が出ているが、機能だけでなく、いわゆるフィッシャーマンズワーフのようなその場で食 べられるような場となれば良いと思っています。どうやら平塚市や大磯町にはあると聞い ていますが、それは地元として非常に期待できると感じています。それともう1つ、野球 場で土曜日朝に野菜の市場をやっています。ここにきて、野菜と魚が同時にマルシェとし

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てできればと、いいイメージを持っていました。そうした中で、この海岸グランドプラン の中で、この土地がどういう扱いで考えているかというと、駐車場としての機能を重視し ていました。海岸の漁港の後背地の駐車場については漁業関係者の方が主に使うこととし、 どうしてもそこだけでは足らないこと、大型バスが入らないことから、その役割を西浜駐 車場が担うということでありました。そうなってくると、駐車場的な機能も重要なのでは ないかと思います。しかしながらNPOで平成27年度に夏場だけ駐車場管理をしました。 夏の賑わう時期であったにも関わらず、花火大会と aiko のライブでしか需要がなかったで す。非常に駐車場としての運営も難しいのかなと感じています。そうするとどういう事業 者が可能なのかを考えるとかなり厳しいのかなと思います。 市が定期借地をする際は敷地全てを借地するとなると、その全面の賃料を市に支払って、 さらに利益を回さないといけないと考えると果たしてうまくいくのかちょっと不安に思い ます。ですので、定期借地をすることは私も良いと思うが、市の身入りを減らすことも検 討が必要かもしれないと思います。 ○梅村委員長 ありがとうございます。柴田委員、主婦の市民の視点と、観光客のこのまちならではの ご意見をいただけますでしょうか。 ○柴田委員 皆さんの話をお聞きして、普段駐車場をどういう人が利用しているのだろうか考えたと きに、頻度は少ないかもしれませんが浜降祭のおみこしが休憩していたり、また、アロハ マーケットというお祭りもありますが、その会場として使っていたりしています。私の個 人的な意見ではあるが、私の仕事はイベントができる場所がほしいとの相談をよくうけま す。民間の力でできる適度なイベントの場所が中央公園以外にもあると良いという話を良 く聞きます。もし、公民連携の形となったとしても一部は駐車場のようなスペースを確保 しながら、民間がイベントを行えるような場所も開放できる余地もあると、違った面での 賑わい創出にもなるのかなと思います。1つ教えていただきたいが、パターン2の場合、 民間施設にもある程度公共的な部分を持たせることはできるのでしょうか。 ○産業振興課 この場合は、民間施設に対し、基本的にはグランドプラン等の考え方・方針は遵守して いただくこととなります。しかし、それが直接的な公共施設としての機能を持たせるなど は恐らくできないと考えます。考えられるとすれば、防災の観点から駐車場スペースを一 定以上確保することや津波一時避難の協定を結ぶことなどを条件に付すことなどはできる かもしれません。確定的なことが申し上げられないが、並行して、法的側面からどの程度 要求ができるのか、検討させていただきます。 ○梅村委員長

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全国さまざまな複合施設があり、NPOの民間施設が運営主体で経営するという例があ り、建物についても行政と半々支出するなど様々な手法がありますが、マルシェ等のため に民間事業者スペースを貸すことによりPRにつなげるようなやり方をしているところも あります。それは本当に民間事業者の考え方次第となっています。当然民間事業者からす れば儲けが出る部分を貸し出すことになりますので、ちょっと厳しいかもしれません。 ○山口委員 ハマミーナがPPPでおこなっていますよね。その場合、市の施設が入らなければ成立 しなくなってしまいますよね。 ○産業振興課 そのとおりです。 ○梅村委員長 これまでのプランを積み上げると、公共の施設を導入する予定はないこととなっていま す。そうすると、経済的な観点から言いますと、PPPという考え方よりも民間事業者に 全体をお任せしてしまう方が、公共経営のあり方としてはベターなのではないかと思って います。しかしここの施設のあり方については、地域の声、不安視している問題がありま す。それらについては、今後募集をしていくうえで、条件を付けるなりして進めていかな ければならないと思っております。 今回パターン1,2,3とあります。これまでの話ですとパターン1はないと思います。 パターン2,3について議論をしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○三觜委員 定期借地という提案で、それは問題ないと思うが、PPPとの収入の差であったり、特 定目的会社を作らなければならないとか、その辺が少しわからないので、もう少し説明を お願いします。 ○産業振興課 まずPPP事業については、パターン2の図となりますが、まず市がこういう公共施設 が必要だということが前提に必要となります。それを公共施設だけでは土地を有効に使え ないため、民間施設と一緒につくりましょうというのがスタートとなります。そして、導 入可能性調査というものが入ります。それは民間事業者がうまく参加できるかどうか、事 業性に関する調査をするものです。その中で民間事業者にサウンディングした内容により、 民間事業者への地代をどれだけに設定し、どれだけの床賃料を設定すれば成り立つかを検 討し、公募をしていくという流れとなります。もう一方で今回のパターン3になりますと、 公共施設が入りませんので、土地全部をお貸しすることとなりますので、グランドプラン 等の上位計画、地区計画を前提に事業を検討していただくこととなります。 ○三觜委員

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公共施設を入れないとパターン2の手法は成り立たないということでしょうか。 ○産業振興課 そのとおりとなります。 ○梅村委員 地域の活動の拠点とかとなると、民間の施設を市が借りるというような内容となります。 ○三觜委員 駐車場運営について、実態はどうだったのでしょうか。夏場でも入ってなかったように 思えますが、一方で海のほうは結構入っているようですが。 ○産業振興課 市が平成26年に駐車場運営をしていますが、総合的に見ても、お盆や花火大会では需 要があるが、それ以外は需要がないという結果がでています。 また、今議論にでている地域貢献ということに関しては、我々の土地であることもあり ますので、募集要項の中で、単に商業をやるということではなく、様々な条件を設定する ことも考えられます。 ○梅村委員長 地域貢献、駐車場機能、魚市場の話がでています。端的にパターン2,3が良いという 話にはならないので、大枠を決めながら今後につながる意見を付すという形をとりたいと 思います。それでは今回の検討委員会で出た意見もふまえ、次回検討委員会で事務局でま とめた素案についてご提示いただきたいと思います。議題(5)その他 ですが、事務局 何かありますか。 ○産業振興課 それでは、第2回茅ヶ崎西浜駐車場跡地活用検討委員会については、2月24日(金) 午前10時から午前12時、この分庁舎5階特別会議室にて予定をしておりますので、よ ろしくお願いいたします。 次回は本日いただきましたご意見をふまえ、基本方針の案をまとめあげたものを本検討委 員会に諮問させていただきます。以上となります。 ○梅村委員長 ありがとうございました。以上をもちまして、本日の議題は終了しました。委員の皆様、 ありがとうございました。これをもちまして、平成28年度第1回茅ヶ崎西浜駐車場跡地 活用検討委員会を終了いたします。 委員長署名 委員署名

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