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1函館大学論究.ec8

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大 橋 美 幸

1.はじめに

 東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は今後、急速に高齢化が進 み、医療や介護サービスの受け皿が不足すると予測されており、首都圏を含 む都市部の高齢者が地方へ移住することが考えられている。また、人口減少 社会においてコンパクトシティがうたわれ、「まちなか居住」が進められてお り、集住化による多世代居住が考えられている1) 。

 この中で、アメリカの退職者コミュニティ(Continuing Care Retirement Community、以 下CCRC)が 参 考 に さ れ、日 本 版CCRCと し て「ま ち・ひ と・しごと創生総合戦略」に盛り込まれた。法制化も検討されている。  函館では従来から公営住宅跡地を利用した福祉コミュニティエリア構想が 進められており、日本版CCRCの機能を持たせるとしている2)。東京圏の中 高年者に対するネットアンケートを行い、函館におけるCCRCの方向性を提 案する。

2.日本版CCRCの概要

 日本版CCRCは「生涯活躍のまち」構想として、東京圏をはじめとする地 域の高齢者が希望に応じ地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代 と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を 受けることができるような地域づくりが目指されている3) 。

日本版CCRC及び函館の

福祉コミュニティエリアに関する研究

-東京圏高齢者1万人調査から

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186 函 館 大 学 論 究 第 47輯  栃木県のゆいまーる那須(2010年入居開始、高齢者住居70戸、東京や関西 等から入居、自立から要介護)、石川県のシェア金沢(2013年入居開始、高齢 者住居32戸、近隣・東京や関西等から入居、自立から要介護)等がモデルと されている4) 。  日本版CCRCは、サービス付き高齢者向け住宅等の住まいとともに、健康 づくりや就労、生涯学習等のプログラムを準備し、最期まで医療や介護サー ビスを提供して暮らし続けることが考えられている。入居は原則65歳以上の 健康な高齢者を対象とするが、40、50代や要介護状態にある高齢者も入居で きる。高齢者夫婦で年金額が月額21.8万円程度の一般的な所得層を基本とし つつ、多様なプラン設定が可能である3) 。  自治体は地方版総合戦略に構想を盛り込んだ上で、基本計画を策定するこ とになっている。民間企業、医療・社会福祉法人、大学、NPO法人等が参加 した運営推進法人が選定され、事前相談とお試し居住等の移住支援を行い、 必要に応じたプログラムやサービスを提供または調整することになる3) 。

3.函館福祉コミュニティエリア構想の概要

 函館の福祉コミュニティエリアは市営住宅跡地6haで、JR函館駅から約 6km、周辺は閑静な住宅地である5、6) 。近隣にバス営業所があり、一日約250 便の路線バスが運行されている。ドラッグストア、コンビニがあり、約1km 先にスーパーがある。保育園、小・中学校、並びにホームヘルプ、通所リハ ビリテーション、認知症グループホーム等がある。2016、17年度に、特別養 護老人ホーム100床、地域密着型特別養護老人ホーム29床、認知症グループホ ーム4ユニット36床、有料老人ホーム(特定施設)2施設58床が整備される6)。  2016年度に実施設計、建設工事が開始され、本格的な工事は2017年度から の見込みである6)。

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187 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

4.東京圏からの転居意識

(1)調査方法  2015年11月、50代以上の東京圏在住者にネットアンケート調査を行った。 アンケート調査は2段階で実施した。  第1回調査として、東京圏在住者の日本版CCRCの認知、移住への関心を 尋ねる調査を行った。計画回答者数は1万人である。  第2回調査は、第1回調査で高齢期の移住に関心があり、かつ日本版 CCRCへの移住に関心のある人を対象に行った。計画回答者数は500人であ る。調査項目は、回答者基本属性(性別、年代、結婚歴・子どもの有無、年 収)、日本版CCRCへの移住希望時期、日本版CCRCで最初に選択する住まい の種類、住まいや地域を選択する基準、日本版CCRCの情報収集先、日本版 CCRCに希望するアクティビティプログラム及び相談窓口の種類、函館の福 祉コミュニティエリアの選択、移住を考える上での不安な点等である。 (2)日本版CCRCの認知、移住への関心(第1回調査)  第1回調査の回答者数は1万人。  男性5350人(53.5%)、女性4650人(46.5%)。若干男性が多い。  年代は50代3900人(39.0%)、60代3300人(33.0%)、70歳以上2800人(28.0%)。 50代が4割、60代、70歳以上がそれぞれ3割である。  年代別に性別を見ると、年配者で男性が多い【表1.1】。  職業 は 公務員162人(1.6%)、経営者役員263人(2.6%)、会社員2098人(21.0%)、 合  計 年   代 70歳以上 60代 50代 5350 2000 1650 1700 男 性 性 別 4650 800 1650 2200 女 性 10000 2800 3300 3900 合  計 表1.1 第1回調査 回答者基本属性(年代と性別)

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188 函 館 大 学 論 究 第 47輯 自営業・自由業891人(8.9%)、パート・アルバイト1152人(11.5%)、その他546 人(5.5%)、専業主婦・無職4888人(48.9%)。専業主婦・無職が半数、会社員 が2割である。  男女別に見ると、男性の4割が専業主婦(夫)・無職であり、3割が会社員 である。女性の6割が専業主婦・無職であり、2割がパート・アルバイトで ある【図表1.2】。 合 計 性   別 女 性 男 性 162 29 133 公務員 職 業 263 27 236 経営者・役員 2098 487 1611 会社員 891 229 662 自営業・自由業 1152 885 267 パート・アルバイト 546 155 391 その他 4888 2838 2050 専業主婦・無職 10000 4650 5350 合  計 図表1.2 第1回調査 回答者基本属性(男女別職業)

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189 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代別に見ると、50代の4割が会社員であり、3割が専業主婦・無職であ る。60代の半数、70代の7割が専業主婦・無職である【図表1.3】。  結婚歴は未婚2094人(20.9%)、既婚7905人(79.1%)。8割が既婚である。  子どもなし2207人(22.1%)、子どもあり7793人(77.9%)。8割が子どもが いる。 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 162 3 39 120 公務員 職業 263 69 101 93 経営者・役員 2098 69 520 1509 会社員 891 183 341 367 自営業・自由業 1152 132 386 634 パート・アルバイト 546 296 137 113 その他 4888 2048 1776 1064 専業主婦・無職 10000 2800 3300 3900 合  計 図表1.3 第1回調査 回答者基本属性(年代別職業)

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190 函 館 大 学 論 究 第 47輯  世帯年収は200万円未満566人(6.7%)、200~400万円未満2383人(28.2%)、 400~600万円未満2056人(24.3%)、600~800万円未満1314人(15.5%)、800~ 1000万円未満936人(11.1%)、1000~1200万円未満525人(6.2%)、1200~1500 万円未満373人(4.4%)、1500~2000万円未満195人(2.3%)、2000万円以上106 人(1.3%)。200~400万円未満が3割、400~600万円未満が1/4である。  個人年収は200万円未満3536人(40.4%)、200~400万円未満2594人(29.6%)、 400~600万 円 未 満1234人(14.1%)、600~800万 円 未 満626人(7.2%)、800~ 1000万円未満406人(4.6%)、1000~1200万円未満171人(2.0%)、1200~1500万 円 未 満104人(1.2%)、1500~2000万 円 未 満44人(0.5%)、2000万 円 以 上35人 (0.4%)。200万円未満が4割、200~400万円未満が3割である。  職業別に個人収入を見ると、会社員は200~400万円未満が3割、400~600 万円未満が1/4、600~800万円が2割である。パート・アルバイトは200万 円未満が7割、200~400万円未満が2割である。専業主婦・無職は200万円未 満が6割、200~400万円未満が3割である【図表1.4】。 合計 職    業 専業主婦・ 無 職 その他 パート・ アルバイト 自営業・ 自 由 業 会社員 経営者・ 役 員 公務員 3536 2397 119 760 165 78 14 3 200万円未満 個 人 収 入 2594 1290 217 221 282 540 32 12 200~400万円未満 1234 375 93 49 177 463 53 24 400~600万円未満 626 86 29 11 80 338 39 43 600~800万円未満 406 30 11 0 37 258 24 46 800~1000万円未満 171 2 4 0 17 113 28 7 1000~1200万円未満 104 4 3 1 14 56 25 1 1200~1500万円未満 44 2 2 0 5 23 12 0 1500~2000万円未満 35 2 1 0 7 9 16 0 2000万円以上 8750 4188 479 1042 784 1878 243 136 合  計 図表1.4 第1回調査 回答者基本属性(職業別個人年収)

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191 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

 居住地は東京都3838人(38.4%)、神奈川県2717人(27.2%)、埼玉県1713人 (17.1%)、千葉県1732人(17.3%)。東京都が最も多く4割を占める。

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192 函 館 大 学 論 究 第 47輯  高齢期の移住に関心があるか、遠方のサービス付き高齢者向け住宅、有料 老人ホーム等に移り住むことを含めて尋ねると、「将来、移住したい」515人 (5.1%)、「多少は関心がある」3315人(33.2%)、「あまり関心はない」3602人 (36.0%)、「全く関心がない」2568人(25.7%)。「将来、移住したい」は5%で あるが、「多少は関心がある」が3割である。  男女別、年代別で差は見られない【図表1.5、1.6】。 図表1.5 第1回調査 高齢期移住への関心(男女別) 合 計 性   別 女 性 男 性 515 234 281 将来、移住したい 高 齢 期 移 住 へ の 関 心 3315 1650 1665 多少は関心がある 3602 1668 1934 あまり関心はない 2568 1098 1470 全く関心はない 10000 4650 5350 合  計

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193 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  結婚歴、子どもの有無、世帯年収、居住地による差は見られない。  日本版CCRCの認知度は、「知っている」203人(2.0%)、「名前だけ聞いたこ とがある」1801人(18.0%)、「聞いたことがない」7996人(80.0%)。「聞いた ことがない」が8割であり、あまり知られていない。  男女別に差は見られない。 合計 年   代 70歳以上 60代 50代 515 148 153 214 将来、移住したい 高齢期移住 へ の 関 心 3315 868 1058 1389 多少は関心がある 3602 994 1177 1431 あまり関心はない 2568 790 912 866 全く関心はない 10000 2800 3300 3900 合  計 図表1.6 第1回調査 高齢期移住への関心(年代別)

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194 函 館 大 学 論 究 第 47輯  年代別に見ると、年代が上がるほど聞いたことがある人がやや多くなる 【図表1.7】。  居住地による差は見られない。  高齢期の移住への関心別に見ると、関心がある人で聞いたことがある人が 多くなる【図表1.8】。 図表1.7 第1回調査 日本版CCRCの認知度(年代別) 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 203 90 64 49 知っている 日 本 版 CCRCの 認 知 度 1801 727 576 498 名前だけ聞いたことがある 7996 1983 2660 3353 聞いたことがない 10000 2800 3300 3900 合  計

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195 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  日本版CCRCを「東京圏の高齢者等が地方に移り住んで、必要な医療や介護 サービスを利用しながら最期まで暮らし続けるところです。一般的な所得の 高齢者の利用が考えられています。健康時から移り住んで、仕事や社会活動、 生涯学習等に参加し、地域にとけ込んで多世代と交流していくことが考えら れています」と説明した上で、日本版CCRCに移り住むことに関心があるか尋 ねると、「大いに関心がある」413人(4.1%)、「多少は関心がある」3135人 図表1.8 第1回調査 日本版CCRCの認知度(高齢期移住への関心別) 合 計 高齢期移住への関心 全く関心 がない あまり関 心はない 多少は関 心がある 将来、移 住したい 203 48 40 59 56 知っている 日 本 版 CCRC の 認 知 度 1801 318 650 717 116 名前だけ聞いたことがある 7996 2202 2912 2539 343 聞いたことがない 10000 2568 3602 3315 515 合  計

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196 函 館 大 学 論 究 第 47輯 (31.4%)、「あまり関心がない」4126人(41.3%)、「全く関心がない」2326人 (23.3%)。「大いに関心がある」と「多少は関心がある」を合わせると35%で ある。  性別、年代、結婚歴、子どもの有無、世帯年収、居住地による差は見られ ない。  高齢期の移住への関心別に見ると、高齢期の移住に関心がある人で、日本 版CCRCへの移住に関心が見られる【図表1.9】。 図表1.9 第1回調査 日本版CCRCへの移住(高齢期移住への関心) 合 計 高齢期移住への関心 全く関心 がない あまり関 心はない 多少は関 心がある 将来、移 住したい 413 16 22 152 223 大いに関心がある 日 本 版 CCRC へ の 移 住 3135 134 611 2191 199 多少は関心がある 4126 655 2557 844 70 あまり関心はない 2326 1763 412 128 23 全く関心はない 10000 2568 3602 3315 515 合  計

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197 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  日本版CCRCの認知度では「聞いたことがない」人でも、日本版CCRCへの 移住に関心がある人たちがおり、広報の必要性が感じられる【図表1.10】。 図表1.10 第1回調査 日本版CCRCへの移住(日本版CCRCの認知度別) 合 計 日本版CCRCの認知度 聞いたこと がない 名前だけ聞い たことがある 知っている 413 276 84 53 大いに関心がある 日 本 版 CCRC へ の 移 住 3135 2331 738 66 多少は関心がある 4126 3317 770 39 あまり関心はない 2326 2072 209 45 全く関心はない 10000 7996 1801 203 合  計

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198 函 館 大 学 論 究 第 47輯 (3)日本版CCRCへの移住時期、住まいを選択する基準(第2回調査)  第2回調査の回答者数は518人。  男性259人(50.0%)、女性259人(50.0%)。半数ずつである。  年代は50代156人(30.1%)、60代156人(30.1%)、70歳以上206人(39.8%)。70 歳以上が4割、50代と60代が3割ずつである【表2.1】。  職業は公務員7人(1.4%)、経営者・役員11人(2.1%)、会社員101人(19.5%)、 自営業・自由業41人(4.9%)、パート・アルバイト56人(10.8%)、その他25人 (4.8%)、専業主婦・無職277人(53.5%)。専業主婦・無職が半数であり、会社 員が2割である。 合  計 年   代 70歳以上 60代 50代 259 103 78 78 男 性 性 別 259 103 78 78 女 性 518 206 156 156 合  計 表2.1 第2回調査 回答者基本属性(性別と年代)

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199 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  男女別に見ると、男性は4割が専業主婦(夫)・無職であり、3割が会社員。 女性は2/3が専業主婦・無職であり、15%がパート・アルバイト、1割が 会社員である【図表2.2】。 合 計 性   別 女 性 男 性 7 1 6 公務員 職 業 11 1 10 経営者・役員 101 28 73 会社員 41 12 29 自営業・自由業 56 40 16 パート・アルバイト 25 4 21 その他 277 173 104 専業主婦・無職 518 259 259 合  計 図表2.2 第2回調査 回答者基本属性(男女別職業)

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200 函 館 大 学 論 究 第 47輯  年代別に見ると、50代は会社員が半数近い。60代の半数以上、70歳以上の 3/4が専業主婦・無職である【図表2.3】。 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 7 1 2 4 公務員 職業 11 4 2 5 経営者・役員 101 3 26 72 会社員 41 14 10 17 自営業・自由業 56 7 24 25 パート・アルバイト 25 20 4 1 その他 277 157 88 32 専業主婦・無職 518 206 156 156 合  計 図表2.3 第2回調査 回答者基本属性(年代別職業)

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201 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  結婚歴は未婚113人(21.8%)、既婚405人(78.2%)。8割が既婚である。  男女別に見ると、既婚の人は男性259人中217人(83.8%)、女性259人中188 人(72.6%)で男性の方がやや多い。  年代別に見ると、50代で未婚が若干多い【図表2.4】。 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 113 43 24 46 未 婚 結 婚 歴 405 163 132 110 既 婚 518 206 156 156 合  計 図表2.4 第2回調査 結婚歴(年代別)

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202 函 館 大 学 論 究 第 47輯  子どもなし107人(20.7%)、子どもあり411人(79.3%)。8割に子どもがい る。男女別に見ると、子どもがある人は男性259人中205人(79.2%)、女性259 人中206人(79.5%)で差は見られない。  年代別に見ると、50代で子どもなしが多い【図表2.5】。 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 107 18 24 65 な し 子 ど も の 有 無 411 188 132 91 あ り 518 206 156 156 合  計 図表2.5 第2回調査 子どもの有無(年代別)

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203 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  世帯年収は200万円未満35人(7.7%)、200~400万円未満132人(29.0%)、400 ~600万円未満110人(24.2%)、600~800万円未満68人(14.9%)、800~1000万 円未満45人(9.9%)、1000~1200万円未満25人(5.5%)、1200~1500万円未満20 人(4.4%)、1500~2000万円未満19人(4.2%)、2000万円以上1人(0.2%)。200 ~400万円未満が3割、400~600万円未満が1/4である。  個人年収は200万円未満187人(40.7%)、200~400万円未満142人(30.9%)、 400~600万円未満58人(12.6%)、600~800万円未満34人(7.4%)、800~1000万 円未満25人(5.4%)、1000~1200万円未満10人(2.2%)、1200~1500万円未満 1人(0.2%)、1500~2000万円未満3人(0.7%)、2000万円以上0人(0.0%)。200万 円未満が4割、200~400万円未満が3割である。  職業別に見ると、会社員は200~400万円未満が3割、400~600万円未満が 2割である。専業主婦・無職は200万円未満が半数を超えており、200~400万 円未満が3割である【図表2.6】。 合計 職   業 専業主婦・ 無 職 その他 パート・ アルバイト 自営業・ 自 由 業 会社員 経営者・ 役 員 公務員 187 136 7 36 5 2 1 0 200万円未満 個 人 収 入 142 73 7 11 15 31 3 2 200~400万円未満 58 20 9 3 6 20 0 0 400~600万円未満 34 8 0 1 6 16 1 2 600~800万円未満 25 4 1 0 2 15 2 1 800~1000万円未満 10 0 0 0 2 4 3 1 1000~1200万円未満 1 0 0 0 1 0 0 0 1200~1500万円未満 3 0 0 0 0 3 0 0 1500万円以上 460 241 24 51 37 91 10 6 合  計 図表2.6 第2回調査 回答者基本属性(職業別個人年収)

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204 函 館 大 学 論 究 第 47輯  居 住 地 は 東 京 都215人(41.5%)、神 奈 川 県138人(26.6%)、埼 玉 県73人 (14.1%)、千葉県92人(17.8%)。東京都が最も多く4割である。    日本版CCRCに移住するとすればどんな時に考えているか尋ねると、「自分 や家族が働いている間に(移住先で職をもつ予定)」29人(5.6%)、「自分や家 族が退職して元気な間に」311人(60.0%)、「自分や家族に介護が必要になって から(現在、介護が必要な場合を含む)」90人(17.4%)、「その他」13人(2.5%)、 「わからない」75人(14.5%)。6割が退職後の元気な間を考えているが、介護 が必要になってからも2割近い。その他には、子どもが独立したら、自宅が 老朽化したら、介護が終了したら、納得できる日本版CCRCが見つかれば等 があった。

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205 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  男女別に見ると、女性で「介護が必要になってから」が若干多い【図表2.7】。 合 計 性  別 女 性 男 性 29 8 21 自分や家族が働いている間に 日 本 版 CCRC への 移 住 時 期 311 143 168 自分や家族が退職して元気な間に 90 53 37 自分や家族に介護が必要になってから 13 8 5 その他 75 47 28 わからない 518 259 259 合  計 図表2.7 第2回調査 日本版CCRCへの移住時期(男女別)

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206 函 館 大 学 論 究 第 47輯  年代別に見ると、年代があがるほど「介護が必要になってから」が多くな る【図表2.8】。  職業別に見ると、専業主婦・無職で「介護が必要になってから」がやや多 いがこれは60代、70歳以上が多いためである。  結婚歴で見ると、未婚で「わからない」がやや多い。 合計 年  代 70歳 以上 60代 50代 29 3 13 13 自分や家族が働いている間に 日 本 版 CCRC への 移 住 時 期 311 105 96 110 自分や家族が退職して元気な間に 90 56 26 8 自分や家族に介護が必要になってから 13 4 5 4 その他 75 38 16 21 わからない 518 206 156 156 合  計 図表2.8 第2回調査 日本版CCRCへの移住時期(年代別)

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207 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  子どもの有無で見ると、子どもなしの人で「自分や家族が働いている間に」 が若干多い【図表2.9】。  世帯年収別に見ると、200~400万円未満の人で「わからない」がやや多い。  日本版CCRCに移住するとすれば何年先が尋ねたところ、「1年未満」11人 (2.1%)、「1年以上5年未満」134人(25.9%)、「5年以上10年未満」143人 (27.6%)、「10年以上」83人(16.0%)、「わからない」147人(28.4%)。「わから 合 計 子どもの有無 あり なし 29 17 12 自分や家族が働いている間に 日 本 版 CCRC への 移 住 時 期 311 250 61 自分や家族が退職して元気な間に 90 76 14 自分や家族に介護が必要になってから 13 10 3 その他 75 58 17 わからない 518 411 107 合  計 図表2.9 第2回調査 日本版CCRCへの移住時期(子どもの有無別)

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208 函 館 大 学 論 究 第 47輯 ない」、「5年以上10年未満」、「1年以上5年未満」がそれぞれ3割近い。  移住時期別に見ると、「自分や家族が働いている間に」移住を考えている人 は5年以内が6割、「自分や家族が退職して元気な間に」移住を考えている人 は5年以内が4割近い。「自分や家族に介護が必要になってから」移住を考え ている人はわからないが多く、5年以内は10数%である【図表2.10】。 図表2.10 第2回調査 日本版CCRCへの移住予定(移住時期別) 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない その他 自分や家族に 介護が必要に なってから 自分や家族 が退職して 元気な間に 自分や家族 が働いてい る間に 11 0 0 0 5 6 1年未満 移住する とすれば 何年先か 134 9 1 13 100 11 1年以上5年未満 143 11 3 30 94 5 5年以上10年未満 83 11 3 15 52 2 10年以上 147 44 6 32 60 5 わからない 518 75 13 90 311 29 合  計 自 分 や 家 族 に 介 護 が 必 要 に な っ て か ら 自 分 や 家 族 が 退 職 し て 元 気 な 間 に 自 分 や 家 族 が 働 い て い る 間 に

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209 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代別に見ると、50代は5年以内が1割であり、10年以上が35%である。 60代、70歳以上ともに5年以内が35%程度であり、わからないが3割である 【図表2.11】。  職業別に見ると、会社員で移住時期が遅い人が多くなるが、これは50代で 会社員が多いためである。  結婚歴による差は見られない。 合計 年  代 70歳以上 60代 50代 11 5 4 2 1年未満 移住すると すれば何年 先か 134 69 50 15 1年以上5年未満 143 47 42 54 5年以上10年未満 83 13 15 55 10年以上 147 72 45 30 わからない 518 206 156 156 合  計 図表2.11 第2回調査 日本版CCRCへの移住予定(年代別)

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210 函 館 大 学 論 究 第 47輯  子どもの有無別に見ると、子どもなしの人で移住時期が遅い人が多いが、 これは50代に子どもなしの人がやや多いためである。  日本版CCRCに移り住むとすれば、最初に選択する住まいは、「戸建住宅」 131人(25.3%)、「集合住宅」119人(23.0%)、「サービス付き高齢者向け住宅」 177人(34.2%)、「有料老人ホーム」27人(5.2%)、「その他」6人(1.2%)、「わ からない」58人(11.2%)。「サービス付き高齢者向け住宅」が1/3であり、戸 建住宅、集合住宅の順である。その他にはシェアハウス等があった。  移住時期別に見ると、「自分や家族が働いている間に」、「自分や家族が退職 して元気な間に」移住を考えている人は戸建住宅が多く、「自分や家族に介護 が必要になってから」移住を考えている人はサービス付き高齢者向け住宅が 多い【図表2.12】。 図表2.12 第2回調査 日本版CCRCで最初に選択する住まい(日本版       CCRCへの移住時期別) 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない その他 自分や家族に 介護が必要に なってから 自分や家族 が退職して 元気な間に 自分や家族 が働いてい る間に 131 14 2 10 94 11 戸建住宅 日 本 版 CCRCで 最初に選択 する住まい 119 16 2 6 88 7 集合住宅 177 28 4 53 87 5 サービス付き 高齢者向け住宅 27 4 0 12 11 0 有料老人ホーム 6 0 3 1 2 0 その他 58 13 2 8 29 6 わからない 518 75 13 90 311 29 合  計

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211 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

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212 函 館 大 学 論 究 第 47輯  年代別に見ると、50代で戸建住宅が多く、60代と70歳以上でサービス付き 高齢者向け住宅が多い【図表2.13】。これは60代と70歳以上で「自分や家族に 介護が必要になってから」移住を考えている人が多いためである。  男女別に見ると、男性で戸建住宅、女性でサービス付き高齢者向け住宅が 多い。これも同様に女性で「自分や家族に介護が必要になってから」移住を 考えている人が多いためである。 合計 年  代 70歳以上 60代 50代 131 38 43 50 戸建住宅 日本版CCRC で最初に選択 す る 住 ま い 119 37 39 43 集合住宅 177 96 47 34 サービス付き 高齢者向け住宅 27 18 5 4 有料老人ホーム 6 4 2 0 その他 58 13 20 25 わからない 518 206 156 156 合  計 図表2.13 第2回調査 日本版CCRCで最初に選択する住まい(年代別)

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213 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  結婚歴で見ると、未婚・既婚ともにサービス付き高齢者向け住宅が一番多 く、未婚は集合住宅、既婚は戸建住宅が続く【図表2.14】。家族人数による差 であると考えられる。子どもの有無による差は見られない。  世帯年収別による差は見られない。  個人年収別に見ると、年収が少ないほどサービス付高齢者向け住宅が多く、 多いほど戸建住宅が多い。これは50代で会社員が多く、60代や70歳以上で多 い専業主婦・無職よりも個人年収が高いためである。 合計 結婚歴 既婚 未婚 131 114 17 戸建住宅 日本版CCRC で最初に選択 す る 住 ま い 119 85 34 集合住宅 177 140 37 サービス付き高齢者向け住宅 27 23 4 有料老人ホーム 6 4 2 その他 58 39 19 わからない 518 405 113 合  計 図表2.14 日本版CCRCで最初に選択する住まい(結婚歴別)

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214 函 館 大 学 論 究 第 47輯  日本版CCRCに移り住む際の住まいや地域を選択する基準は、518人の一人 3つまでの複数回答で「家賃と入居費用」357人(68.9%)、「住まいに付属す る食事や洗濯等の生活支援サービス」97人(18.7%)、「住まいに付属する見守 りサービス」45人(8.7%)、「住まいに付属する介護サービス」86人(16.6%)、 「周辺の医療介護サービス」208人(40.2%)、「現在住所からのアクセス・近さ」 46人(8.9%)、「温暖な気候」177人(34.2%)、「災害の可能性」41人(7.9%)、「自 然」75人(14.5%)、「風景・街並み」59人(11.4%)、「交通や買い物の利便性」 226人(43.6%)、「就職先」15人(2.9%)、「ボランティアや地域活動状況」15人 (2.9%)、「その他」3人(0.6%)、「わからない」8人(1.5%)。「家賃と入居費 用」が7割、「交通や買い物の利便性」と「周辺の医療介護サービス」が4割 であった。「その他」はUターンがあった。

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215 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  移住時期別に見ると、いずれも家賃と入居費用が多いが、「自分や家族に介 護が必要になってから」移住を考えている人は「住まいに付属する食事や洗 濯等の生活支援サービス」、「住まいに付属する介護サービス」が多くなって いる。他方で「自分や家族が働いている間に」移住を考えている人で「就職 先」が見られる【図表2.15】。 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない n=75 その他 n=13 自分や家族に 介護が必要に なってから n=90 自分や家族 が退職して 元気な間に n=311 自分や家族 が働いてい る間に n=29 357 49 13 66 208 21 家賃と入居費用 日 本 版 CCRC を 選択 する 条 件 97 21 2 32 41 1 住まいに付属する 食事や洗濯等の生 活支援サービス 45 9 0 13 19 4 住まいに付属する 見守りサービス 86 12 1 34 38 1 住まいに付属す る介護サービス 208 33 7 33 126 9 周辺の医療介護 サービス 46 6 0 8 30 2 現在住所からの アクセス・近さ 177 18 2 20 129 8 温暖な気候 41 8 0 5 25 3 災害の可能性 75 6 3 4 56 6 自然 59 5 0 7 43 4 風景・街並み 226 28 9 30 148 11 交通や買い物の 利便性 15 0 0 0 7 8 就職先 15 3 2 1 8 1 ボランティアや 地域活動状況 3 0 0 2 0 1 その他 図表2.15 第2回調査 日本版CCRCの選択基準(移住時期別)

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(33)

217 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代別に見ると、いずれも家賃と入居費用が多いが、次いで50代を中心に 「交通や買い物の利便性」が多く、60代や70歳以上で「温暖な気候」が多くな っている【図表2.16】。 合 計 年  代 70歳以上 n=206 60代 n=156 50代 n=156 357 143 99 115 家賃と入居費用 日 本 版 CCRC を 選択 する 条 件 97 51 25 21 住まいに付属する食事や 洗濯等の生活支援サービス 45 24 12 9 住まいに付属する見守りサービス 86 41 26 19 住まいに付属する介護サービス 208 87 67 54 周辺の医療介護サービス 46 18 15 13 現在住所からのアクセス・近さ 177 85 53 39 温暖な気候 41 6 19 16 災害の可能性 75 16 30 29 自然 59 19 18 22 風景・街並み 226 78 69 79 交通や買い物の利便性 15 0 3 12 就職先 15 7 4 4 ボランティアや地域活動状況 3 1 1 1 その他 図表2.16 第2回調査 日本版CCRCの選択基準(年代別)

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218 函 館 大 学 論 究 第 47輯

 男女別に見ると、女性で「交通や買い物の利便性」が多くなっている。結 婚歴、子どもの有無による差は見られない。

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219 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  日本版CCRCで最初に選択する住まい別に見ると、いずれも家賃と入居費 用が多いが、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホームで「住まいに付 属する食事や洗濯等の生活支援サービス」、「住まいに付属する介護サービ ス」が比較的多くなっている。他方で、戸建住宅や集合住宅で「温暖な気候」、 「交通や買い物の利便性」が多くなっている【図表2.17】。 合 計 日本版CCRCで最初に選択する住まい わから な い n=58 その他 n=6 有料老人 ホ ー ム n=27 サービス付 き高齢者向 け住宅 n=177 集合住宅 n=119 戸建住宅 n=131 357 38 4 20 131 83 81 家賃と入居費用 日 本 版 CCRC を 選択 する 条 件 97 9 1 13 48 12 14 住まいに付属する 食事や洗濯等の生 活支援サービス 45 4 0 6 19 8 8 住まいに付属する 見守りサービス 86 12 1 7 49 10 7 住まいに付属す る介護サービス 208 14 1 12 78 55 48 周辺の医療介護 サービス 46 3 1 4 16 12 10 現在住所からの アクセス・近さ 177 19 5 5 56 41 51 温暖な気候 41 7 0 1 9 8 16 災害の可能性 75 7 1 1 14 21 31 自然 59 6 0 2 12 13 26 風景・街並み 226 26 3 6 68 61 62 交通や買い物の 利便性 15 4 0 0 2 2 7 就職先 15 2 1 0 5 6 1 ボランティアや 地域活動状況 3 1 0 0 1 0 1 その他 図表2.17 第2回調査 日本版CCRCの選択基準(最初に選択する住まい別)

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(37)

221 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究 (4)日本版CCRCの情報収集先(第2回調査)  日本版CCRCの情報収集先は、518人の複数回答で「老人ホームや介護施設 のサイト」136人(26.3%)、「各自治体のホームページ」348人(67.2%)、「他の インターネット」229人(44.2%)、「新聞・雑誌、テレビ」182人(35.1%)、「近 隣の福祉相談窓口」90人(17.4%)、「高齢者移住関連イベント」124人(23.9%)、 「各自治体の相談窓口」118人(22.8%)、「その他」7人(1.4%)、「わからない」 38人(7.3%)。「各自治体のホームページ」が7割、「他のインターネット」が 4割である。「その他」は旅行や口コミがあった。  移住時期別に見ると、「自分や家族が働いている間に」、「自分や家族が退職 して元気な間に」移住を考えている人で、各自治体のホームページ、他のイ ンターネットが多く、「自分や家族に介護が必要になってから」移住を考えて いる人で、各自治体のホームページに加えて、老人ホームや介護施設のサイ ト、近隣の福祉相談窓口が比較的多くなっていた【図表2.18】。 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない n=75 その他 n=13 自分や家族に 介護が必要に なってから n=90 自分や家族 が退職して 元気な間に n=311 自分や家族 が働いてい る間に n=29 136 24 4 39 65 4 老人ホームや介 護施設のサイト 日 本 版 CCRC の 情報収集先 348 45 12 50 219 22 各自治体の ホームページ 229 22 8 31 150 18 他のインターネット 182 20 8 27 118 9 新聞・雑誌、テレビ 90 15 0 25 46 4 近隣の福祉相談 窓口 124 18 7 22 71 6 高齢者移住関連 イベント 118 20 4 20 66 8 各自治体の相談窓口 7 1 0 1 5 0 その他 図表2.18 第2回調査 日本版CCRCの情報収集先(移住時期別)

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(39)

223 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代別に見ても大きな差は見られない【図表2.19】。 合 計 年  代 70歳以上 n=206 60代 n=156 50代 n=156 136 61 36 39 老人ホームや介護施設の サイト 日 本 版 CCRC の 情報収集先 348 130 112 106 各自治体のホームページ 229 79 71 79 他のインターネット 182 72 66 44 新聞・雑誌、テレビ 90 46 24 20 近隣の福祉相談窓口 124 62 38 24 高齢者移住関連イベント 118 52 35 31 各自治体の相談窓口 7 4 1 2 その他 図表2.19 第2回調査 日本版CCRCの情報収集先(年代別)

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224 函 館 大 学 論 究 第 47輯  男女別で差は見られない。結婚歴や子どもの有無によって差は見られない。  世代年収、個別年収による差は見られない。  日本版CCRCで最初に選択する住まい別に見ると、いずれも各自治体のホ ームページが多く、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホームの人で老 人ホームや介護施設のサイトが多くなっていた【図表2.20】。 合計 日本版CCRCで最初に選択する住まい わから な い n=58 その他 n=6 有料老人 ホ ー ム n=27 サービス付 き高齢者向 け住宅 n=177 集合住宅 n=119 戸建住宅 n=131 136 11 2 16 73 19 15 老人ホームや 介護施設の サイト 日 本 版 CCRC の 情報収集先 348 35 5 16 115 85 92 各自治体の ホームページ 229 26 2 13 72 62 54 他の インターネット 182 18 2 7 67 38 50 新聞・雑誌、 テレビ 90 7 1 8 43 18 13 近隣の 福祉相談窓口 124 7 3 12 54 24 24 高齢者移住 関連イベント 118 8 4 6 41 26 33 各自治体の 相談窓口 7 1 0 1 1 0 4 その他 図表2.20 第2回調査 日本版CCRCの情報収集先 (日本版CCRCで最初      に選択する住まい別)

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225 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究 (5)希望するアクティビティプログラム、相談窓口(第2回調査)  日本版CCRCに希望する有料のアクティビティプログラムを尋ねると、518 人の複数回答で「ワンコイン程度の映画上映会」129人(24.9%)、「フリーマ ーケット・青空市」120人(23.2%)、「市民農園・園芸教室」222人(42.9%)、 「料理教室」92人(17.8%)、「パーティ等の定期的なイベント」108人(20.8%)、 「健康づくり・健康教室(簡単なエクササイズ含む)」302人(58.3%)、「スポー ツジム・体育館」199人(38.4%)、「合唱等の各種サークル活動」114人(22.0%)、 「アロマセラピー・絵画教室等の各種教室」91人(17.6%)、「大学の公開講座 等の生涯学習」146人(28.2%)、「日帰り旅行」180人(34.7%)、「ハイキング等 の屋外イベント」163人(31.5%)、「その他」4人(0.8%)、「特にない」39人 (7.5%)。「健康づくり・健康教室」が6割であり、「市民農園・園芸教室」、 「スポーツジム・体育館」が4割、「日帰り旅行」、「ハイキング等の屋外イベ ント」、「大学の公開講座等の生涯学習」が3割である。

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226 函 館 大 学 論 究 第 47輯  移住時期別に見てもさほど変わらない。「自分や家族が働いている間に」移 住を考えている人はスポーツジム・体育館が多く、「自分や家族が退職して 元気な間に」、「自分や家族に介護が必要になってから」移住を考えている人 は健康づくり・健康教室が多い程度である【図表2.21】。 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない n=75 その他 n=13 自分や家族に 介護が必要に なってから n=90 自分や家族 が退職して 元気な間に n=311 自分や家族 が働いてい る間に n=29 129 16 4 24 79 6 ワンコイン程度 の映画上映会 日 本 版 CCRCに 希望する アクティ ビティプ ログラム 120 16 3 17 76 8 フリーマーケッ ト・青空市 222 26 6 35 144 11 市民農園・園芸教室 92 9 4 16 59 4 料理教室 108 13 5 15 67 8 パーティ等の定 期的なイベント 302 43 8 58 180 13 健康づくり・ 健康教室 199 26 6 29 122 16 スポーツジム・ 体育館 114 17 2 22 65 8 合唱等の各種 サークル活動 91 13 5 11 51 11 アロマセラピー・絵 画教室等の各種教室 146 13 5 23 93 12 大学の公開講座 等の生涯学習 180 26 4 39 97 14 日帰り旅行 163 26 3 27 97 10 ハイキング等の 屋外イベント 4 0 2 1 1 0 その他 39 13 0 8 14 4 特にない 図表2.21 第2回調査 日本版CCRCに希望するアクティビティプログラ ム(移住時期別)

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227 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

(44)

228 函 館 大 学 論 究 第 47輯  年代別に見てもいずれも健康づくり・健康教室が多く、日帰り旅行が50代 で比較的少ない他はあまり変わらない【図表2.22】。 合 計 年  代 70歳以上 n=206 60代 n=156 50代 n=156 129 47 39 43 ワンコイン程度の映画 上映会 日 本 版 CCRCに 希望する アクティ ビティプ ログラム 120 41 40 39 フリーマーケット・青 空市 222 86 74 62 市民農園・園芸教室 92 29 32 31 料理教室 108 40 31 37 パーティ等の定期的な イベント 302 115 99 88 健康づくり・健康教室 199 75 62 62 スポーツジム・体育館 114 55 27 32 合唱等の各種サークル 活動 91 33 22 36 アロマセラピー・絵画 教室等の各種教室 146 55 40 51 大学の公開講座等の生 涯学習 180 85 60 35 日帰り旅行 163 73 49 41 ハイキング等の屋外イ ベント 4 3 0 1 その他 39 16 11 12 特にない 図表2.22 第2回調査 日本版CCRCに希望するアクティビティプログラム(年代別)

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229 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

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230 函 館 大 学 論 究 第 47輯  男女別に見ると、合唱等の各種サークル活動が女性に比較的人気である以 外はあまり変わらない【図表2.23】。 合 計 性  別 女性 n=259 男性 n=259 129 67 62 ワンコイン程度の映画上映会 日本版CCRC に 希 望 す る アクテ ィビティ プ ロ グ ラ ム 120 65 55 フリーマーケット・青空市 222 105 117 市民農園・園芸教室 92 49 43 料理教室 108 50 58 パーティ等の定期的なイベント 302 165 137 健康づくり・健康教室 199 96 103 スポーツジム・体育館 114 73 41 合唱等の各種サークル活動 91 53 38 アロマセラピー・絵画教室等 の各種教室 146 87 59 大学の公開講座等の生涯学習 180 88 92 日帰り旅行 163 82 81 ハイキング等の屋外イベント 4 2 2 その他 39 18 21 特にない 図表2.23 第2回調査 日本版CCRCに希望するアクティビティプログラム(男女別)

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231 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究

 結婚歴、子どもの有無によって差は見られない。世帯年収、個人年収によ って差は見られない。

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232 函 館 大 学 論 究 第 47輯  日本版CCRCで最初に選択する住まい別に見るといずれも健康づくり・健 康教室が多い。戸建住宅と集合住宅で市民農園・園芸教室、フリーマーケッ ト・青空市が比較的多く、有料老人ホームで、ワンコイン程度の映画上映会、 日帰り旅行、ハイキング等の屋外イベントが比較的多い【図表2.24】。 合計 日本版CCRCで最初に選択する住まい わから な い n=58 その他 n=6 有料老人 ホ ー ム n=27 サービス付 き高齢者向 け住宅 n=177 集合住宅 n=119 戸建住宅 n=131 129 13 2 10 47 28 29 ワンコイン程度 の映画上映会 日 本 版 CCRCに 希望する アクティ ビティプ ログラム 120 8 1 3 33 40 35 フリーマーケ ット・青空市 222 25 3 10 65 52 67 市民農園・園 芸教室 92 8 2 3 33 21 25 料理教室 108 10 2 7 36 27 26 パーティ等の定 期的なイベント 302 26 3 18 114 72 69 健康づくり・ 健康教室 199 22 1 12 69 46 49 スポーツジム・ 体育館 114 12 0 6 51 30 15 合唱等の各種 サークル活動 91 13 0 2 41 18 17 アロマセラピー・絵 画教室等の各種教室 146 12 1 6 55 41 31 大学の公開講座 等の生涯学習 180 15 1 14 75 35 40 日帰り旅行 163 15 1 11 61 34 41 ハイキング等の 屋外イベント 4 1 2 0 0 1 0 その他 39 11 0 2 11 5 10 特にない 図表2.24 第2回調査 日本版CCRCに希望するアクティビティプログラ       ム(最初に選択する住まい別)

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233 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  日本版CCRCで希望する無料の相談窓口は、518人の複数回答で「介護や生 活支援サービスの相談窓口」356人(68.7%)、「高齢期の暮らしに関する経済面 での相談窓口」313人(60.4%)、「市民後見人等を含む、成年後見の相談窓口」 101人(19.5%)、「アクティビティプログラム、サークル等の紹介窓口」194人

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234 函 館 大 学 論 究 第 47輯 (37.5%)、「高齢者の就労やボランティア先の紹介窓口」180人(34.7%)、「その 他」1人(0.2%)、「特にない」32人(6.2%)。「介護や生活支援サービスの相談 窓口」が7割、「高齢期の暮らしに関する経済面での相談窓口」が6割、「アク ティビティプログラム、サークル等の紹介窓口」が4割、「高齢者の就労やボ ランティア先の紹介窓口」が3割である。  移住時期別に見ると、当然のことながら「自分や家族が働いている間」に 移住を考えている人は高齢者の就労やボランティア先の紹介窓口が多く、 「自分や家族に介護が必要になってから」移住を考えている人は介護や生活支 援サービスの相談窓口が多くなっている【図表2.25】。 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない n=75 その他 n=13 自分や家族に 介護が必要に なってから n=90 自分や家族 が退職して 元気な間に n=311 自分や家族 が働いてい る間に n=29 356 49 10 77 204 16 介護や生活支 援サービスの 相談窓口 日 本 版 CCRCで 希望する 相談窓口 313 42 8 57 190 16 高齢期の暮らし に関する経済面 での相談窓口 101 8 6 18 61 8 市民後見人等を 含む、成年後見 の相談窓口 194 27 4 31 118 14 アクティビテ ィプログラム、 サークル等の 紹介窓口 180 23 7 14 117 19 高齢者の就労や ボランティア先 の紹介窓口 1 0 0 0 1 0 その他 32 9 0 4 17 2 特にない 図表2.25 第2回調査 日本版CCRCで希望する相談窓口(移住時期別)

(51)

235 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究 235  年代別に見ると、いずれも「介護や生活支援サービスの相談窓口」、「高齢 期の暮らしに関する経済面での相談窓口」が多いが、次いで60代と70歳以上 で「アクティビティプログラム、サークル等の紹介窓口」が比較的多く、50 代で「高齢者の就労やボランテァア先の紹介窓口」が比較的多い【図表2.26】。 合 計 年   代 70歳以上 n=206 60代 n=156 50代 n=156 356 140 104 112 介護や生活支援サービ スの相談窓口 日 本 版 CCRCで希 望 す る 相 談 窓 口 313 130 85 98 高齢期の暮らしに関する 経済面での相談窓口 101 30 33 38 市民後見人等を含む、 成年後見の相談窓口 194 81 65 48 アクティビティプログラム、 サークル等の紹介窓口 180 51 60 69 高齢者の就労やボラン ティア先の紹介窓口 1 1 0 0 その他 32 8 10 14 特にない 図表2.26 第2回調査 日本版CCRCで希望する相談窓口(年代別)

(52)

236 函 館 大 学 論 究 第 47輯  男女別で差は見られない【図表2.27】。 合 計 性  別 女性 n=259 男性 n=259 356 189 167 介護や生活支援サービスの 相談窓口 日本版CCRC で 希 望 す る 相 談 窓 口 313 154 159 高齢期の暮らしに関する経 済面での相談窓口 101 54 47 市民後見人等を含む、成年 後見の相談窓口 194 102 92 アクティビティプログラム、 サークル等の紹介窓口 180 92 88 高齢者の就労やボランティ ア先の紹介窓口 1 1 0 その他 32 16 16 特にない 図表2.27 第2回調査 日本版CCRCで希望する相談窓口(男女別)

(53)

237 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  結婚歴では、「高齢期の暮らしに関する経済面での相談窓口」が未婚の人で 113人中78人(69.0%)、既婚の人で405人中235人(58.0%)、未婚の人で多く なっている。  子どもの有無では、「市民後見人等を含む、成年後見の相談窓口」が子ども なしの人で107人中35人(32.7%)、子どもありの人で411人中66人(16.1%)、子 どもなしの人で多くなっている。  世帯収入では、「高齢期の暮らしに関する経済面での相談窓口」が1000万円 以上でやや少なくなる(65人中28人:43.1%)。個人収入では、「高齢期の暮ら しに関する経済面での相談窓口」が600万円以上でやや少なくなる(73人中32 人:43.8%)。  日本版CCRCで最初に選択する住まい別に見ると、いずれも「介護や生活支 援サービスの相談窓口」、「高齢期の暮らしに関する経済面での相談窓口」が 多く、有料老人ホームで比較的「市民後見人等を含む、成年後見の相談窓口」 が多くなっている。個別住宅と集合住宅で「高齢者の就労やボランティア先 の紹介窓口」が多いのは「自分や家族が働いている間に」、「自分や家族が退 職して元気な間」に移住を考えている人が多いためである【図表2.28】。

(54)

238 函 館 大 学 論 究 第 47輯 合計 日本版CCRCで最初に選択する住まい わから な い n=58 その他 n=6 有料老人 ホ ー ム n=27 サービス付 き高齢者向 け住宅 n=177 集合住宅 n=119 戸建住宅 n=131 356 37 5 21 137 78 78 介護や生活支 援サービスの 相談窓口 日 本 版 CCRCで 希望する 相談窓口 313 40 4 14 108 77 70 高齢期の暮らし に関する経済面 での相談窓口 101 13 3 8 36 23 18 市民後見人等を 含む、成年後見 の相談窓口 194 14 0 9 79 49 43 アクティビティプ ログラム、サーク ル等の紹介窓口 180 22 1 4 51 46 56 高齢者の就労や ボランティア先 の紹介窓口 1 0 0 0 0 1 0 その他 32 7 0 1 5 7 12 特にない 図表2.28 第2回調査 日本版CCRCで希望する相談窓口(最初に選択する住まい別)

(55)

239 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究 (6)函館の福祉コミュニティエリアへの関心等(第2回調査)  函館の福祉コミュニティエリアを紹介した上で、日本版CCRCとして移住 の候補先になるか尋ねたところ、「大いになる」32人(6.2%)、「多少はなる」 215人(41.5%)、「あ ま り な ら な い」204人(39.4%)、「全 く な ら な い」67人 (12.9%)。「大いになる」と「多少はなる」を合わせると半数近い。  移住時期別に見ると、自分や家族が働いている間、自分や家族が退職して 元気な間に移住を考えている人の方が、自分や家族に介護が必要になってか ら移住を考えている人よりも、「大いになる」、「多少はなる」と答えている 【図表2.29】。 図表2.29 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(移住時期別) 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない その他 自分や家族に 介護が必要に なってから 自分や家族 が退職して 元気な間に 自分や家族 が働いてい る間に 32 2 1 3 20 6 大いになる 日 本 版 CCRCと して移住 の候補先 になるか 215 31 3 27 142 12 多少はなる 204 23 6 46 122 7 あまりならない 67 19 3 14 27 4 全くならない 518 75 13 90 311 29 合  計

(56)
(57)

241 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代による差は見られない【図表2.30】。男女別では男性にやや人気がある 【図表2.31】。 合 計 年   代 70歳以上 60代 50代 32 9 12 11 大いになる 日本版CCRCと し て 移 住 の 候 補 先 に な る か 215 85 65 65 多少はなる 204 88 57 59 あまりならない 67 24 22 21 全くならない 518 206 156 156 合  計 図表2.30 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(年代別)

(58)

242 函 館 大 学 論 究 第 47輯  結婚歴、子どもの有無による差は見られない。 合 計 性   別 女性 男性 32 16 16 大いになる 日本版CCRCと して移住の候補 先 に な る か 215 95 120 多少はなる 204 110 94 あまりならない 67 38 29 全くならない 518 259 259 合  計 図表2.31 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(男女別)

(59)

243 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  世帯年収別に見ると、600万円以上で「大いになる」と「多少はなる」を合 わせて半数を超える【図表2.32】。 合計 世 帯 収 入 10000 万円 以 上 800~ 1000万円 未 満 600~ 800万円 未 満 400~ 600万円 未 満 200~ 400万円 未 満 200万円 未 満 29 4 5 5 9 6 0 大いになる 日 本 版 CCRCと して移住 の候補先 になるか 190 32 20 32 40 49 17 多少はなる 175 20 13 24 45 57 16 あまりならない 61 9 7 7 16 20 2 全くならない 455 64 45 68 110 132 35 合  計 図表2.32 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(世帯年収別)

(60)

244 函 館 大 学 論 究 第 47輯  個人年収別に見ると、400万円以上で「大いになる」と「多少はなる」を合 わせて半数を超える【図表2.33】。 合計 個 人 収 入 10000 万円 以 上 800~ 1000万円 未 満 600~ 800万円 未 満 400~ 600万円 未 満 200~ 400万円 未 満 200万円 未 満 27 1 3 4 5 4 10 大いになる 日 本 版 CCRCと して移住 の候補先 になるか 192 7 16 15 28 49 77 多少はなる 180 5 5 10 16 68 76 あまりならない 61 1 1 5 9 21 24 全くならない 460 14 25 34 58 142 187 合  計 図表2.33 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(個人年収別)

(61)

245 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  日本版CCRCへの移住予定別に見ると、5年以内の人で「大いになる」と「多 少はなる」を合わせて半数を超えている【図表2.34】。 合計 移 住 予 定 時 期 わからない 10年以上 5年以上 10年未満 1年以上 5年未満 1年未満 32 4 4 7 13 4 大いになる 日 本 版 CCRCと して移住 の候補先 になるか 215 59 32 57 62 5 多少はなる 204 56 36 60 51 1 あまりならない 67 28 11 19 8 1 全くならない 518 147 83 143 134 11 合  計 図表2.34 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(移住予定別)

(62)

246 函 館 大 学 論 究 第 47輯  日本版CCRCで最初に選択する住まい別に見ると、あまり差はなくサービ ス付き高齢者向け住宅で若干低い【図表2.35】。 合計 日本版CCRCで選択する最初の住まい わから ない その他 有料老人 ホ ー ム サービス付 き高齢者向 け住宅 集合住宅 戸建住宅 32 0 0 2 8 11 11 大いになる 日 本 版 CCRC と して移住 の候補先 になるか 215 25 1 11 68 52 58 多少はなる 204 24 3 13 67 50 47 あまりならない 67 9 2 1 34 6 15 全くならない 518 58 6 27 177 119 131 合  計 図表2.35 函館の福祉コミュニティエリアへの関心(最初に選択する住まい別)

(63)

247 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  函館の福祉コミュニティエリアへの移住を考える上で不安な点は、518人 の複数回答で「冬の気候」455人(87.8%)、「家賃や入居費用」197人(38.0%)、 「食べ物」34人(6.6%)、「交通や買い物の利便性」183人(35.3%)、「地域の人 との交流」112人(21.6%)、「医療介護サービスの質」178人(34.4%)、「娯楽が 少ない」51人(9.8%)、「その他」31人(6.0%)、「わからない」5人(1.0%)、「特 にない」5人(1.0%)。「冬の気候」が9割、「家賃や入居費用」、「交通や買い 物の利便性」、「医療介護サービスの質」が3~4割である。「その他」には、 現住所からのアクセス、家族や親族宅等からの近接性があった。  移住時期別に見ると、「自分や家族が退職して元気な間に」、「自分や家族に 介護が必要になってから」移住を考えている人で冬の気候、医療介護サービ スの質が多くなっていた【図表2.36】。 合 計 日本版CCRCへの移住時期 わからない n=75 その他 n=13 自分や家族に 介護が必要に なってから n=90 自分や家族 が退職して 元気な間に n=311 自分や家族 が働いてい る間に n=29 455 60 11 84 277 23 冬の気候 函館の福祉 コミュニテ ィエリアに 移住する上 で不安な点 197 31 4 37 111 14 家賃や入居費用 34 6 0 5 19 4 食べ物 183 24 4 27 119 9 交通や買い物 の利便性 112 15 2 19 66 10 地域の人との 交流 178 25 5 35 107 6 医療介護サー ビスの質 51 5 0 10 30 6 娯楽が少ない 31 5 3 9 11 3 その他 5 3 0 1 1 0 わからない 5 2 0 1 2 0 特にない 図表2.36 第2回調査 函館の福祉コミュニティエリアへの移住で不安な       点(移住時期別)

(64)
(65)

249 日本版CCRC及び函館の福祉コミュニティエリアに関する研究  年代別に見ると、60代、70歳以上で冬の気候、医療介護サービスの質が多 くなっていた【図表2.37】。 合 計 年  代 70歳以上 n=206 60代 n=156 50代 n=156 455 187 145 123 冬の気候 函館の福祉 コミュニテ ィエリアに 移住する上 で不安な点 197 86 56 55 家賃や入居費用 34 13 12 9 食べ物 183 70 54 59 交通や買い物の利便性 112 42 36 34 地域の人との交流 178 86 51 41 医療介護サービスの質 51 15 21 15 娯楽が少ない 31 15 6 10 その他 5 2 0 3 わからない 5 3 1 1 特にない 図表2.37 第2回調査 函館の福祉コ ミ ュ ニテ ィエリアへの移住で不安な点(年代別)

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