プ
ロ
デ
ュー
ス
を
し
て
ゆ
く
立場
か
ら
の
提 案
「
囲郭
型
街
づ
く
り
」
”
Town
Divelopment
ofCastle
−typelL−
aproposal
from
the standingpoint
ofproducing
act.
三
上 訓
顯
名 古 屋 市 立 大 学
MIKAMI
Noriaki
Nagoya −City
University
1.
は じめに 私が本 号のテー
マ で ある都 市 環境 デ ザイン の レ ジ ビ リ ティ [注1
]と ア ン ビギュ イ ティ [注2
]という 相 矛盾 する 概 念の 共存で 思い出すのが、
現在の各 都 市開発方 法の一
つ で あ る 複 合 用 途 開 発 す な わ ちミ ク ス ト・
ユー
ス・
ディ ベ ロ ッ プメ ン ト(以 後MXD
と呼 ぶ )で ある。MXD
は1960
年 代 以降のア メ リ カ を 中 心に都 心部 再生を 日的として採り入 れ られ、
現 在で も 世 界の 各 都 市 で 都 市 経 営 や 都 市 環 境 形 成に貢献し て い る代表的な街 づく りの方 法であ る。
ア メリ カの非 営 利 団体 The
Urban
Iand
lnstitutc(以後
ULI
[注3
]と略 す )が あ げて い るMXD
の 中 心 概 念を 以 ドに引用 匚注4
] する。
○ プロ ジェ ク ト に おいて相 補 的な 関係に あ る 収益を 生み出 す3
種 類以 ヒの施 設 用 途 が ある こと。
○ 自動 車と分 離し た歩 行 者ルー
トの確 保を含め、
構 成 施設 が機 能 的且つ 物理的に一
一
体 化し、
そ の結 果と し て土 地 利 用が比較 的の 集約 化 し てい るこ と。
○臨尾一
貫 し た 計 画 (これ は 通 常 用 途 タ イプと規模、
許容 開 発 密 度、
その他の関 係 する事 項 等を規 定 する) に則っ た 開発である こ と。MXD
は 施 設 用 途の複 合 性、
⊥ 地 利 用 の集約 性、一
貫 性のある計画 に よっ て、
相 乗 効 果の 高い 都 市 機 能 集 積を実現 し て ゆく た め の都 市 開発方 法と定 義できる。
さ らにULI
は、
MXD
の中 心 概 念の起 源をヨー
ロ ッ パ中 世 都 市と してい る こ とは興 味深い。
中 世 都 市は 防衛上の 必 要 か ら外周の 長 さ を 必 要 最 小 限 に 押 さ え た城 壁で囲ま れ た コ ン パ ク トな空 間に、
行政、
商業、
住 宅、
広場 や歩 行 路とい っ た 都市生 活機能 を一
体 的 に 複 合 集 積 し 高 密 度 な 都 市 環 境 を 形 成 して き た。
図2.
は現在 も 中 世 都 市の様相を 残 す ドイツ・
ロー
テ ン ブ ルグの 旧市街 地で ある。 こ の よ うなコ ン パ ク トな 空 間は、
多くの高 密 度 な 街区 と、
様々な幅員の歩 行 路と に よ っ て 編 み 日 状に形 成さ れ た 多 彩 な 構 成で あ る。
各街区 は 不整形で 同 じ形態がみ られ ない ほどア ンビギュ イ ティ な 構 造である。
一
方 図2.
は都 市 構 成 要素 を 概 念 的 に 構 造 化 し た もの で あ る。
主歩 行 路 が こ の街の都 市軸と な り、
細 街 路が街 中に分 岐し、
そ の節目には大 広 場や 生活 広 場な ど が配 置さ れるな ど 階 層 的で 明解な構 造を もっ て い る こ とがわ か る。
実 際 にこ の 街を訪 れ れば誰しも が 街の 中 心 がどこ で、
どこ に ゆ けば何 があ り、
どこまでが 街の領 域で ある か、
といっ た都 市構 造の認 知 が 容 易 な リ ジ ビ リ ティ のあるな構 造と いえる。
こ のよ うに レジ ビ リテ ィと ア ン ビギュ イ ティ の相矛盾 する構 造を共 存させ て き たの がヨー
ロ ッパ 中 世 都 市で ある。
現代のMXD
に よっ て実 現 さ れるべ き 方 向 性 を もっ た 歴史的コ ン セ プ トだ といえる。
これ まで我 が 国でも数 多くのMXD
が行わ れて き た が、
多 く は 本 来のMXD
の歴 史 的コ ンセプ トと は ほ ど遠い の が現 実であ る。
本報 で は 日本の顕著なプ ロ ジェ クト を概観 し、
プロデュー
ス [注5
]を して ゆ く 立場か ら これ か らのMXD
の考え方や方法、
イ メー
ジ を試 論と し て提案してゆ くことが目的である。
2.
日本のMXD
プロジェ ク トに つ い て198
〔〕−2000
年 代、我 が 国では市 街 地 再 開 発 事 業に よ る街づ く り が 活 発 [注6
コであっ た。
そ こ で開 発 方 法や 法 制 度、
開 発 目 的、
開 発 時 期の ほぼ同じMXD プロ ジェ ク トをみ てみ よ う。
図2.
は、
名古 屋 市に建 設さ れ た 「池 下 第・
−
Pt
市 街 地 再 開発 事 業」[注7
コで ある。 こ の開 発目的は、
道肇
鋼
図1.
中世 都 市の旧市 街 地 と都 市 構 造路 拡 幅 や 集 合住宅の建て替え を 契 機 とす る
一
体
的な 整備 に よっ て商 業 機 能の充 実や住宅供 給と 魅 力 あ る 都 市 景観 形 成 や賑わい の ある街づ くりであっ た。
施 設の特 徴は、
低 層基 壇 部 分 に イ ンナー
モー
ル 型の 商 業、
高 層 部 分は住宅、
別 棟に業 務 と地 下 鉄変 電 所と で構成 さ れて い る。
実 際に低層・
高 層・
別棟といっ た建 築形態 毎に各 機 能を明 解にゾー
ニ ングしている が、
各機能 をつ ない だり関 連づけるしつ ら え が な く、
機 能 毎に分 断さ れ た 空 間 と なっ ている。 従って 相 乗効 果 や 街へ の貢 献といっ た開発効 果をコ ンセ プ トや 実 現 さ れ た姿か ら読み とるこ と はでき ない。
こ う し たプロ ジェ ク トは、
市 街地再 開発といえばこの 種の形態が最 初に 人々 に認 知 さ れるほ ど、
全国画一
的に行わ れて きて お り、
類似性が 高く量産 的 なプロ ジェ ク トでありデ ザ インだ と い え る。
一
方図3
.
は、
福 岡 市 内の旧 紡 績工場 跡地に建設 「キャナ ル シ ティ 」 [注8
]で あ る。
開 発目 的 は、
当 時 分 散して いた2
つ の 地 元繁 華 街を結びつ け来 街 者 の回 遊 性を形 成し、
都心 活性化 を促 すことにあっ た。
実 際に商 業、
劇 場、
ホ テ ル、
オフィ ス等の複 合 機 能を 迷 路 性 や意 外 性のある計画的に多 数 出現さ せ 多 彩 な風 景を 生 み出すなどア ンビギュイ ティなデ ザ イ ン である。 さらに各 機 能をつ なぐ役割が装 置 化さ れ た オー
プン モー
ルで あ り、
親 水 性の高いカスケー
ド や.
ヒ層階の テ ラ ス と一
体 的 空 間を形 成 し、
パ フ ォー
マ ンス や環 境 演出 を行い、
多彩 な 人々 の活 動 がそれ ぞ れのテリト リー
か ら に じ み 出 し、
祭りの時 の楽し さ や興 奮 や 賑 わい性をつ く り だす 都市劇場 と して多くの 入々 に認知さ れ て い る。
これ自体
が魅力 とな り 多 くの来 街 者 を集め、
周辺開 発の契 機と な り、
街の回 遊 性を促し、
地域活性 化に貢 献し て い る。
隣接 する アジア諸 国も含め年 間1
,
000
万 人の集 客 実 績つ く り、
都 心部活性 化に大き く貢 献して いるプロ ジェ ク トで あ る。
これ らのプロジェ ク トは
、
いつ れもMXD
で ある 点で共通 し て い るが、MXD
の歴 史 的コ ン セプ トと い う視 点で は大き く異なっ て いる。
前 者 は そ れが欠 如し、後
者は歴 史 的コ ンセ プ トへ の接 近が み られ る。
歴史 的コン セプトの有 無 が 実 現され た 姿の相 違 と都 市 魅 力実 現の可否を わ け た 事 例だと い え る。
図2.
池 下第一
種市街地再開発 事 業1997
年 開 業 図3.
キャナル シ ティ1996
年開業3,
囲郭 型街づく りの提 案1980
年代後
半、
住宅 は 量 的 に 飽 和 し、
国 民の価 値 観は もの志向か らこ ころ 志向へ と変 化してゆ く一
方、
時 代や 地域や独 自性を 欠いた 画一
的 な従来の 開発を 疑 問視し て いた 我々 匚注9
]は新しいMXD
を模 索し ていた。
示唆となっ たのが 和 辻 哲 郎の風t
匚注10
] で あ る。
和 辻 は、
日本
人の家庭内の食 堂 や 茶の間 や 団 欒の場に対す る 認識が、
ヨー
ロッパ 人 に とっ て は レス トランや 公 園といっ た 街 その もの に拡 大し、
街 自体
が彼 等 達の家である と い う認 識を指 摘し た。
中 世 都 市以来コ ンパ ク トな 空 間に寄 り添っ て共 同生活 を し て き たヨー
ロ ッ パ人達の知 恵で あ る。 翻っ て現 代 日本をみれば、
多機能
で 高密度 な 狭 隘 な 都市 空間 で の共 同生活である点で、
ヨー
ロ ッ パ 人達の共同生 活と変わ らない。
そ こ で生 活習 慣の違いを越え 歴史 的 知 見を活か した 囲郭 型 街づ くりを構 想した。
囲郭型街づ く り は、
人々が 容 易に歩いてゆ ける範 囲 内の コ ン パ ク トな 空 間の中 に、
自 分 た ちの 家の延 長 とし て棲みこなし、 使い こな せ る しつ ら え が一
貫 したコ ンセプ ト(例 え ば 中 世都 市の歴 史コ ンセプ トの 現 代的な解
釈 )によっ て 高 密 度に集 積 したMXD
と定 義し た。
特にコ ンセプトの一
貫 性は 重要で、
これが な けれ ば 雑 居ビルに他 なら ない。
当時こう し た構 想 を ビ ジョ ン化した ものが図4.
である。 次 章で 囲 郭 型 街づ く りの方 法につ いて紹
介 する。
4 .
囲郭型街 づくり の方 法2000
年 初 頭に筆 者は、
名 古 屋 市 内の1
街 区を想 定 した囲郭 型 街づ く りモデルの提 案 匚注11
]を 行っ た。
図4.
初 期スケマティ ックデ
ザイ ン(1989 年)
そ れ が図5.
と図6
であ る。
提 案は、
前 提 条 件、
課 題、
テー
マコ ン セ プ ト、 施 策、 施 設 構 成の体 系 的 且つ 構 造的に表 現とス ケマティ ッ クデ ザ イン(概要デ ザイ ン)か ら な る。
これ らをも とに囲郭 型の街づくりモデ ルの提案内 容 を 紹介す る。
現 状 課題は、
居 住人 口 の郊外流 出に よっ て活 力 が 失 わ れつ つ ある都 心 部魅 力の再生、
低 迷 する中 部 圏 繊維産 業の活性 化 やIT
革 命に よ る産 業のソフ ト化 に よ る都市経済力の向上、
対象 敷地 に立地する 生 活 関連学
科 を 要する既 存 教 育 機 関の 改 編可能 性であ る。
これ らの共通概
念 と して フ ァ ッ ショ ン が 該 当 し た。 ファ ッ シ ョンは、
衣 服や流 行に限らず、
風 俗、
美 意 識、
嗜 好、
遊 び 心、
行 動 等 広い概 念である。 こ こ で は、
多 くの人々 にある一
定の期 間、
共 感を持っ て 受 け 入 れ られ る 生 活様 式 [注12
]をファ ッ ション と 定 義した。
その対 象は、
個人の嗜好や 衣服は も と よ り、
インテリ アや 家 電やAV 、
さ ら に住宅 や余 暇 産 業、
都 市 環 境な ど広 範囲な 分 野が該 当 する。そ こで広
義
の フ ァ ッショ ンのソ フ ト部 分の関連 集 積に よ る囲郭型街づ く りの モデル を 考 え た。
こ の コ ン セ プ ト体 系が図5.
1
である。
テー
マ コ ンセブトを 「FASHION
DISTRICT
」とし、
こ の施 策 として、1
街区の中に ソフ トな ファ ッ ショ ン を テー
マと し て開 発 展 開で きる可能 性のあ る 居住、
業 務、
商業、
娯 楽、
情 報、 界 隈をコ ン パ ク トに機 能 集 積し た街 区形 成、
機 能 集 積に伴うコ ミュ ニ ティ の複 合、
多 様なデ
ザ イ ンコ ンプレッ ク スによ る都 市 独 自の魅 力 形 成をあげ
た。
これ ら を テー
マ 上 関連づ け ら れ る構 造体
系 を1
つ の街 区に高 密 度 集 積さ せ機 能 複合 に よ る相 乗効 果 によっ て都 市の経 済 や 活 性 化や魅 力創 出を目的と し た。
重 要 なのは 図5
.
1
右欄 である。 こ の街 が 誰に よっ て利 用さ れ、
ど ん な 生 活様式の形成を期 待してい る のか、
そのた め にどん な施設が 必要 か という視 点か らの施 設 構 成であ る。
これ をマー
チャ ンダ イジ ング [注13
](以後MD
と略す )と呼び、 テー
マ コ ンセ プ ト に 基づい た4
フ レー
ムのMD
コンセプ トを示 してい る。
各フ レー
ム はフ ァ ッ シ ョ ン志 向の居住者群、
ファ ッ シ ョン創 造のク リエ イ ター
群、
ファ ッ ション をビ ジネスとするプロモー
ター
群、
そ して フ ァ ッ ショ ン を支え る 人材 育成 関 係 者 群である。
.
1.
・
地 の」
・
匕 これか 鵲り住 宅.
・
.
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舗
嚼
闘
酬
・
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由
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.
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.
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.
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.
1
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歎.
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夢 文 イヒ 潔羅響喪
、
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贈 皺 馨黶賦
唾 男.
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、
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.
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鰻 驛 騨 桝。簿
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綴鞠 鵜 讖興.
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靆 鐵脳嘱 潔興.
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、
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髪蜘 齢 黙熱 畷 蓬鷺霪舞騫欝 謝.
鬱難 三鰲囁
界.
隈.
配
.
鋤.
転撫講 駕釋 礁讐 鰲蒙執…:礬論.
鰯
.
・
犠鸞.
.
舐
、
鶏鑼.
・
.
聯 鮒 艱 輪.
灘 峨繍悪
廼,
韈 継 1.
FASHIONTASTEHOUSE ファッション・
テイス トの人々が集って棲むテラススタイルの都市型集含住 宅。
2.
FASHIONHOUSE 若いファ ッシSンデザイナー
等 が住みかつ制作ので きるス タジオ付住宅。
3.
FASHION DORMITORYファ ッションカ レッジに 通う学生、
研究生、
留学生のための学生宿舎。
4.
FASHION GALLERY ファ ッションをテー
マ とす るアー
ト、
デザイン等の開かれたミニミュー
ジアム。
ファッションカレッジの学生違の日常の課題発表会や 作品発表の場になり、
住民が見て回ることができる。
5,
FASHION COLLEGEファ ッションを中心とする4 年生の単科大学及び研究科併設。
6.
FASHIONEMP(F RiUM 常に最新の情報を発信し、
ファッションライ フを提累し支撰するアップテイストな物販の生活専門 大店舗群、
ex 「コンラン シiップ」、
「AXIS」、
「HMV亅、
「膏山ブックセンター
(24時間営業)」、
rLOFTI、
「紀ノ 国屋]、
rT−
zone」、
及びウェルネス,
カイロプラク ティック,
24時間サー
ビス(クリニック,
PCサプライ,
図5 .
2
図5 .
ATM、
オフィスコン ビニ、
クリー
ニング、
宅配受託配 送)等 の生話サー
ピス ショ ップの 集積,
7.
FASHIONMATERIAL ファ ッション話動のための ありとあらゆる素材やサー
ビスを提供する素材専門店 群・
ex 「翻東屋亅、
「ラ ピスラズリ」.
「湯沢屋」 8.
FASHION LABORATORY ファッション餬造のた めのパター
ン制作フ ァクトリー
や、
プロモ.
一
ションの た めのモデル・
コンパニオンプロダクション、
グラ フィ ックデザイナー
オフィス、
カメラマンオフィス,
編集出版オフィス等 9.
IFASHION DINNING お酒落な和・
洋・
中レスト ラン群 9.
2FASHION『HNIC 無国籍料理をはじめ世界の エ スニック科理が楽しめるお洒落で個性的なレストラン 群 9.
3FASHION BANQUET 展示会、
会議や宴会など ファ ッション・
ビジネスシー
ンをサポー
トするバン ケットスタイルのレストラン 9.
4FASHIONCAETERIA カレッジの学生などを対 マー
チャ ンダ イ ジングコ ン セプ ト 提 案コ ンセプト 象に安い料金で新鮮な野票やB理やデザー
トが堪能で きるカ フェテ1丿ア方式の レス トラン&カフェテラス 10.
FASHION ENTERTAINMENT 劃作ショー
ト ミュー
ジカルやシネマときにはファッションショー
を 見ながら食事のできるシアター
レストラン・
バ・
−
ex 「金魚111.
SOFTTOUCHorFICE 若くて優秀で才能がある デザイナー
達、
ファッシ ョンミニ企業、
こユー
ビジネ スベンチャー
企業,
ソフトハウス等が安い賃料で借り られるアトリエ・
オフィス。
24時間仕事ができ、
仮眠 スペー
ス、
キッチン,
パス付きオフィス 12.
FASHON SO田 〕OFHCE フ ァ ッション系ミニ企 業や個人オ フィスなど安い賃料で借で、
フレキシブル な期澗で借りられるりられるベンチャー
志向のLAN 付オフィス。
13.
FASHOINSTADiUM 若」、優秀デザイナー
が集ま りその登竃門の場としてセンスや技を磨ける仕組みを 内包し、
また著名なデザインが企画展示できる次世代 ミュー
ジアム。
14.
FASHION FORLUM 最先端の人・
モノ・
情報交 流が集まるインター
ネットライブラリー
、
会墜室、
サ ロン、
ブレスセンター
等の情報発信施設。
15.
FASHION凵VETHEATER フ ァッシ ョンを商外 に紹介したリ、
世界の ファ ッションが展示できたり、
デザイナー
やファ ッション企業のビジネスチャンスが 展開で きるジョイ ン ト機能 をもつファ ッションシア ター。
16.
FASHION LNSTITLffE 最先端のファッシSン工 芋や情報が集積し、
世界から留学生や研究生が集い、
研究活動とパブリッシングを通じて世界に情報発信が できるファ ッション研究所、
カレッジの上に併設。
17.
FASHION PLAZA 多種多彩なコミュニティや 人々が集い碧おう街の広場,
見たり見られたリ街の息 吹がファッションシー
ンとなるスペイ ン階段やステー
ジ、
カフェテラス、
屋台、
キオスク,
広告塔、
大道芸 人,
お洒落なサインやポスター
、
ハー
ブガー
デン、
プ ランター
植探といった界隈の しつ らえがあり,
ときに はカー
ニバルの場ともなる。
謡
贐
蠡
纛
蘿
ヂ
∴
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図6.
スケマティ ッ クデ ザイ ン(2
∞0
年 ) こ のMD
コ ンセ プ トにつ い て詳し く み た もの が図5 .
2
である。MD
コンセ プ トは、
図の横 軸 をMD
コン セプ ト4
フ レー
ム を 示 し、
縦 軸に は導入機 能を 示 し て いる。
こ の2
軸の相 関で テー
マに 基づく17
の施 設 を位 置 付 け 提 案して い る。
施 設 内 容の利 用 イメー
ジ は 下段にテキス トで 表し て い る。
これは次の計画設 計段 階へ の開 発 条 件となる。
例 え ば 「2.
FASI
IION
HOUSE
は、
ファ ッ シa ン ク リエ イ ター
が 利 用 す る ス タ ジ オ付
住 宅」は、
今 後の新しい住 宅のプランやデ
ザ イン開発を示 唆したもの で あ り、 断じて既 存 住 宅のnLDK 定型 プラ ン の導入をイ メー
ジ し て い る の で はない。
その他の 個々 の 施 設につ い てもに同様で あ る。
これ らの施設 開 発 の集 積に よっ て 囲郭型 街づ く りのコ ンテン ツを 形 成 して いる。
以上の コ ンセプ トに基づいたスケマティッ クデ ザ インが 図6
である。1
つ の街区 を複 合 建 築 群とこれ ら をつ な ぐパ ブリック 空 間 とで構成 し て いる。
特 徴 は機 能 ゾー
ニ ングでは な くMD
コ ンセプト毎
のゾー
ニングで あ る。
従っ て個々 の建 築 単体では、
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生に 応 じ 関 連 性の 高い機 能をコ ンパ ク ト に納め た 空間で あ る。
こ ら に よって仕事 や家 庭や買い物や レク リェー
シ ョ ンが短い距 離と時 間の移 動で こな す ことができ、
新し い時闘や 余 裕が生 まれるだろ う。 高密度 で あ る か らこそ実現 で き る 都 市 型 ライフ ス タ イルの利 点で あ り魅 力で も あ る。
そ れ が郊 外型ライ フ スタイル と の違い である。
さらに同一
空間に機 能 を混 在さ せる ことで、
新しい場 面で の情報ビ ジネス や人 との出逢いや 交 流 を促 進させ る効 果も う ま れ よ う。
こ の よ う な 多彩な 活 動 表 出 の 場がパブリッ ク ス ペー
ス であ り、
パ ター
ン ラ ンゲー
ジ的 [注 14 ]環 境 構 成 要 素の集 積とデ
ザ イン によっ て賑わい性や街区 魅 力の形 成を意 図して い る。
囲郭型街づ く り提 案は、
都 市課題のな か か ら導き 出さ れ たコ ン セプトを 指針と し て都市 の機能
や 生 活 様 式を抽 出し、
コ ンセ プ トと一
貫 性のあ るMD
とス ケマティックデ ザインとに よっ て、 限られ た 空 間の な かに集 積させ、
都 市魅力 や都 市生活の利 便 性や快 適 性の 実 現を 日的とする街づ く りへ の試 案で あ る。
5.
まとめ リジ ビリティ と アンビギュ イティと い う相矛 盾 す る概 念の共存を果た し てき たのが中 世 都 市で あっ た。
こ の歴史的 コ ンセ プトを敷衍 したのがMXD
で あ る。MXD
で日本は 多 く の街 づく り実 現を して き た。 だが過 半は歴 史 的コ ンセ プ ト と程 遠い の が現実 で あ る。
そ こ で現 代の必 要 と解 釈におい て歴 史 的コ ン セプトを 捉え直し、
囲郭 型 街づ くり方 法の試 案を 提案
し た。
重 要なのはコ ン セプ トと スケマティッ ク デ ザイン であ る。一
般 的に はこれ らが、
プロ ジェ ク ト関 係 者 間の合 意 形 成や
意 志 決 定を は か り、
以後
の 計 画・
設計・
建設・
運 営 段 階に対 する指 導的役割を は た し、
各 段 階で発生する判 断の評 価 指 針と な り、
と き に はプロジェ ク トの成否 を左 右 する場 合もあ る。
プロデ
ュー
スを してゆ く 立 場の最初の仕 事はコ ン セプ トとスケマ ティ ッ クデ ザ イン の創 造で あ る。
これ な く し てプロジェ ク トは立 ち上 が らないし、
以後
に続くデ ザ イン 活 動 は存在 しない。
注及び参 考 文 献1
)定 義は次による.
K ,
リンチ.
,
三村 翰 弘 訳:居住環境の計画す ぐれ た都 市形態の理論 彰 国 社
,
1984 .
2
)定 義は次に よ る.
,A・
ラボ ポー
ト著 ,山本正 三,
佐々木 史 郎 他訳;住 まい と文化,
大明堂,
1987 .
3
)ULI
は1936
年に設立 さ れ調査研 究.
教 育啓蒙を 行い.
土 地利用や開発 事 業の質 的 な 向 ヒを目的とす る団体で あ る
.所
在 地Washington ,
D ,
c,
4
)ULI
編 著,
荒 川 豊 彦・
高 瀬 裕・
稲葉 仁 訳:ミク ス ト・
ユー
ス開 発ハ ン ドブッ ク,
鹿 島 出版会,
11−
46
,1991 ,
5
)プロデュー
ス活動は,
三lt
訓顯:先 駆 的 デザ イン企業の活 動特 性に 基づく 類 型 化の試論
,
デ ザイ ン 学研 究 ⊥17 ,
43 ,
21 −34 ,
1996 ,
6
)都 市計 画年 報1998
年 版 市 街 地 再 開 発 事 業の状 況 は.
215
都 市.
563
箇 所,
施 行区域 面 積は563ha ,
7
)名
古 屋都市 センター
:名 占屋 ま ち づ く りプロ ジェクト集
,
1997
年,
施 設諸 元:施
行 区 域面 積9
,
000ni
,
建 築 面 積5 .
400
,
延 床 面 積59
.
200
,
構造RC
造,
事 業 期 間ユ993 − 1992
年,
8
)日経アー
キ テ ク チュ ア ,日経BP
社,
74−99 ,
1996
年6
月3
日号,
施 設 諸 元:敷 地 面積34 ,
715
m’
,
建築 面積
26
,
014
,
延床面積23 ,
4460nf ,
構 造SRC
造
,
地 下2
階,
地 上13
階,
施工期間1993
− 1996
年他は
The
Jerde
ParLnersllip
lnternational
: