報 皆
老 人
病
院
と
特 別
養 護 老
人
ホ
ー
ム
に お
け
る
い
じ
め
の
実
態
一
いじ め
の磨
測
に
つ いて
*池 川 公 章
I」奥 村 悦
∠ P寺 本 丁
一
秋
2〕小 林
央
3〕要 旨
オ
f
り1
究
は老
人 病 屍 と特 別 養 護
老 入 ホー
ムに お け るい じ め ら れ 怠識
に関 連 す
る凹 壬
とそ
の市
みけ
ッ ズ 比)
,
さ ら にい じ めの k 態 を 明 ら カ、こし 対 北 す ること に より
,
いわ ゆる長 期 療
父型 施 破
におけ
る老
人のい じめ をf
防 す る た めの より簡 便 な 費測 囚r一
を 票 くこ と と.
信 頼 性
の高
い 直料
を得
る こ と をH
的に行っ た,
その糸
.
木
老 人晒 院 に お け るい じめ ら れ思 融の
帝
f験
は19.
0
%,
い じめ意 載
の経 験
は3.
0
%であっ た.
渦 別
楚 婁匕 人ホ・
…
ム にお け るい じめ ら れ議 祓のイ1験
は v91 %,
い じめ意 献
の糸 験
は153
%であっ た/
t「
。
M
:い じめ ら れ た か1
のk
[岨こ対 し,
忌 菅 ない し人所 吝
にい じ め ら れ た と答
え た者
が,
老 人柄院で53.
3
%,
4
寸別
甘 隻 乞 入 ホー
ムで)65
%,
介
隻呑と答 え
た 肖は前 者
L6.
7
%
.
後 者
173
%
であ
り,
い じ め 息 誡以外
は 概 ね 「1
様
の 傾岡が 認め られ た多 蛍
ロジステ ィッ クE
デルに よ る解 析
に おい て,
い じめ ら れ息 識 に イ1恵 に影
”
m した「月r−
〔オッ ノ
IL
,は,
老
人 病 阮で は骨 仔
的1
気 が 強 くq6
、
7
).
Zung
の 目己,
、
M
[11i
揶
彫 尺度
(Sdf−
rat−
ing
I
)cpr ⊂ssionScale
)
が 咼飲
c39 )℃ あっ たま た
,
打 別
i
隻老 入 ホー
一
ム で はZung
のlI
しMIIITiJIJ
鬱 尺皮
(
Sdf−
rlltingDepr
(〕ssiollScalc
) ガ高 値
(2,
5
)の みで あっ たし た がっ て 抑 鬱 が
老
人 り丙賦,窮
別焚捜 老
人ホ
ー
ム,
こ共 逓 し てい1
め レ れ,
。
、
.
誠
の関
連要田 と なっ てい た[
・
’
.
ILi
の辛 未 よ り.
長期 療 養 型 施
亅芝殳に お ける老
入の い じめ同
題ド対 す
る適 叨 な対 応
の 必刻
ヒと,
い じめ ら れ 意 戊 を イi
す るK一
を 予 測 しう
る目∫能’
1
【
が示唆
さ れた キー
ワー
ド老
人病 控
,
苻
別焚 護 老 入ホー
ム、
い じめア測
緒
言咼
齢 首 虐待
に 閃 す る ア〆
焦 凋 査 や その対 応 策 な どの棚究
は,
我 が 国におい てはr「
引1「奇らのイ
1も老
人虐 存
に 関す
る研
究 を幅矢 と し,
近1
よ う や く 散 見 さ れる ようになっf
’
そ れ ら は 老 人の い じ め や 盾ぼ の 実態
iii4a/を 主
と したも
の で,
その 予 測や早期
毒見
に 関 した研 无
は僅 ♪
であ
る11.
今 回 我々は リハ ビリテ
ー
ショ ン阻舌
因 ∫・
にも
な る であ ろ う 長 期 僚養
型施
沈 に お け るd
人のい じめを早 期
L
発 見
し,
ltt
防す
るた めの よ明
u頼骨
の向い予 渕 資 料
を待
る こ*
RヒseとLrch c)n し足
・
AttLF [ 〔.
}n t 1〔,rL {,f Bullyiiig alrlullLt ( ialHO P乏 1 11/d 、L コ1 S r]1〔,r
.
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1 朝倉枇r院 リハ ビ リテ
ー
シ ン利r〒780
.
.
8063 面 ヂ「」1 両 矢巨「{亅明倉内 1651… 1匸
Iliui31〈i TT
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.
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受付ll I999午 1 月 tl口 風工lH
≧〔}00 13Flll 「.
とを
目的
に,
老 入
病匡
と持
厂lrl鶯険 老人
ホー
ム(
以 ド,
特
a¢ と略 す
〕 に おける 匕 人のい じ めσ)夫態 を 調 査 し比 転 検胡 を行
っ たす な
わt
両 者
の偽{
向
が目様
であ れ ば,
よ り 盃然 性
の両い怠義
あ る糸
.
果
と考
え ら れ る か らであ るその
第
一
は多 嘩ロ ジス テ ィッ クモデルを 用い て両 煮の いじ
め られ意 識
の経験
に1
#
LSす
る囚子
と その工 み (オッ ズ 比)
をHJj
らかに し照
合 す ることで,
簡
便 ない じ め を 予 測す
る因
∫・
を 探 索 する ことであ る.
そのゐ’
は 同様
の観
黒か ら両 者
の い じめ に 遭遇
した 際の相
淡朴汀
や, い じめ の方法
な どの 実 態 を 対 比 す ること で,
い じめ を 予 測す
る う えで必 要 と 思 わ れ るい じめ状 況 を把 握 す
る ことで あ る。
対象
と 方 法老
人肭院
入院中脳
【ni
.
管
1
瘴害
忠 者79
名,
女 性56
名,
男性
23
名
と,
騎 養
人所 音
78
名
,
女性51
名,
男 姓 24 名 を対 豸
旦
に担 llの理 学療
法一
1 一
作 業 療 法1
:,
石 隻
婦 に よ る恫
入 別 面 接 法にお け る 他 副 方 式に よ り,1995
ド1月よ り 同年
12
月 迄の 明ll
中 に 生 じた,
い じめ旭験
の 月 合 を実
槭 し た,
本 来 自詩 式
の方
力蓄 然性
を 職め る の であるカ老 人 病 院と特別養 護 老人 ホ
ー
ムに お け るい じめの実態81
本 方式
を用
いた所
以は患 者
に よっ て は識 字 能
の低
下 や 周辺
の心 理 的
圧力 (
周
囲 の 眼)
な どのた め記
述不
可能
な場
合 もあ
ると考 え た
か ら であ
る。 い じ め は他
者
か ら観 察
でき
る現象
であ
る の でその結 果 を資
料 と す るこ と も可 能であ
るが
,
いじ
めか否 か
の境 界 線
が曖 昧
であ
る た め客 観
的 基準
を設 定 す
ること は非常
に困 難
であ り
,
他 者観 察 だ け
で評
価
す
るのは問 題
であ
ろう
。 よっ て患 者
が主観 的
にいじ
め られ
た,
な
いし
いじめ た と思
った 場 合 を
そ れ ぞ れ「
い じ め ら れ意 識
の経 験 」
,
「
いじ
め意 識
の経 験 」 と定 義
し調 査
を行
っ た5)。
調
査内容
はい じ め ら れ
意識
の経 験
,
い
じめ られ
て誰
か に相
談
し た か,どの よ
う
に していじ
め られ
たか
,
誰
にい じ め ら れ た か,
い じ め
意識
の経 験
,
を調 査
し た。
ま た,
い じ め ら れ意識
に関連 す
る要 因 を検 討 す
る目
的
でい じ め ら れ
意 識
の経 験
を従 属 変 量
とし
,
性 別
,
性 格
,
Functional
Independence
Measure
(
以 下FIM
)
に よ る1
年 後
のActivities
ofDaily
Living
(
以 下
ADL
)
の変 化
,年
齢
,
Quality
ofLife
の指 標
Visual
Analogue
Scale
ofHappiness (
以 下VAS
−
H
)
6),
Self
−
ratingDepression
Scale(
以下
SDS
>
7),
入 院
入 所 期 間
の7
因子 を独 立 変 量
とす
る多
重
ロ ジス ティ ック モデルを行
った
。
カ テ ゴ リー
変 数
であ
る,
,
に お い ては
性
別(
男 性
;1
,女 性
;0
)
性 格 (
気
が強
い。 はい ;1,
い いえ
;0
)
,ADL
の変
化 (
向
上 ;2
,無
変 化
;1,
悪 化
;0
>
の ごと く数 量 化
し た。
ま
たFIM
を
静 態 的得 点
で はな く動 態 的変 化
で捉 え
た 理由
は,高
齢 者
は 感 冒 な ど
によ り
一
時 的
にADL
が低
下す
る場
合 も
考慮
し
,
特 定
の時 点
ではな く期 間
に おけ
る身体 能 力
の流 れの 量 を測
るも
の と して利 用
したか らであ
る。
対 象 者
の計量
,
す な わ ち 連 続 変 量
に おけ
る2
群
間の差
の有 意 性
に おい てはt検 定
,
な
いし
はWelch
の方 法
によ
るt検 定
を用
い,
そ
の他
の離 散 変 量
におけ
る2
群 間
の差
の有 意 性
において はx2
検 定 を用
いた
。 デー
タ解 析
に は 統計
プログラムパ ッ ケー
ジNAPver
.
4.
0
を用
いた。な お
,
対象 者
の 日常
生活 自
立度
は障 害 老
人の 日常
生活
自
立度 (
寝
た きり度 ) 判 定 基 準
にて ラ ンクA
であ り
,
屋内
での生
活
は概
ね自
立 し ている が,
介 護 な し
に は外 出
し ない レ ベ ルであ る。
ま た,
精神
レベ ルは長 谷
川式 簡 易
痴 呆 検 査
21
点
以 上の非 痴
呆
状 態 を対
象
と し た8)。
結
果
る もの はSDS
のみで あり
,
老
人病 院
の方
が抑 欝 傾 向
が高
い傾 向
が認
め ら れ た(
p
く0,
001
) (
表
1
)
。2.
い じめ ら れ 意 識の経
験老
人病 院
と特 養
に おけ
るい じ め ら れ意 識
の経 験 者
は,
前 者
15
名 (
19
.
0
%)
,
後 者
23
名 (
29.
4
%)
であ り
,
2
群
間 に おいて 有 意 差 は 認 め ら れ な かっ た(
表
2
)
。3.
多 重
ロ ジステ ィックモ デ ル に よる分 析
欠
損値
を 認 め ない老 人 病 院79
名 と特 養
78
名
を対 象
に多 重
ロ ジスティッ クモデルを行
い,
解 析 結 果
を表
3
に示
した
。老
人病
院 に おいて7
因 子の う ちい じめ ら れ 意 識の経 験
に有 意
に影 響
し てい た 因 子 は, 性格 (
オッズ 比16.
70
)
とSDS
(
オッ ズ比
3.
87
)
の2
因 子であっ た。
す な わ ち前
表1老人病院 と特別 養 護 老 入 ホ
ー
ム にお ける対象 音の比較 老人病 院 特 別 養護 老人ホー
ム 気が 強い 入数 % 人数 % は い い い え 20 25.
3 59 7・
4.
68025
35
、
864
.
1 全 体冖
r9 too.
〔}一
塑
100
、
0
老人病 院 製 別 養 護老 入ホー
ムADL
の 変 化 人 数 悪化
3f
無 変 化 37 向 「』
Ll %39
、
246.
813.
9 人 数 % 12 上5.
3SSt 36 4Ei.
i 30 38、
4芋
es
体料
定 検 ズ79
!oo
.
e 78 上GO.
0.
P〈0.
001
老人 病 院 特 別 養 護 老 入 ホー
ム 童 「駒 {ド 齢 vAs.
IiSDS 人院 入 所 朋 間 標準鰯 差 平 均 標 準 偏差80
.
2
±9.
4
9.
3
±49
.
7 41.
4 ± 1〔〕.
4 tt.
{} ±3.
2
79.
1 士 ]4.
8 22、
7 ± 45.
235、
1 土Il
.
2
±
.
t4.
4
± 3.
3
1.
対
象
者
の属
性
お よ び計
量
対 象 者
の属 性
,
す な わ ち性 格
,ADL
の変 化
に おい て,
老
人病 院
と特 養
の間
に有 意 差 を認
め るも
の はADL
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化のみであ り,
特 養
の方
が向
上す
る者
が多
い傾 向
が認
め ら れ た(
p<0.
001
) (
表
1
)
。対
象
者
の計
量,
す
な わ ち年 齢
,
VAS
−
H
,
SDS
,
入 院
入所 期
間 に お け る 老 人 病 院 と 特 養 に おいて有 意 差 を 認 め t検 定”
” :P<O.
00
/VAS
.
H
:Visua且Analogu (三Scale ef旺apphess {QuaEity
ofLife
),
SDS :Sdf−
radrLg Depression Scale.
表2 い じめ ら れ 意識の経 験 營入 病 院 特別養 護 老人 ホ
ー
ム 人 数 15604
% 入 数 % 経 験 琶 未経 験 者 無 回 答 19.
e76.
05
.
〔} 3∩
U一
D ワ「
一
D 29.
4Tls64.
16.
・
1 全 イ本79
1
(,o.
oX 筆灸,芝 ns:net sigi 蔔ifie:111t
,
.
者
に お い て は 気 が 強い 性 格の場 合 その他の’
吽 格に比 し て,
後 昔
においては 得 点 が ]OPOillt
増 加 し 他の 因 ∫・
が 同 じであっ た 場合
に,
い じめ られ意 識
の経 験
が16
、
70
倍 な
い し3.
87
倍増 え
る こ とを 意 味 し
てい る.
tt
また
,
特 養に おいてのそれ はSDS
(オ ッ ズ比2.
52
〕 の み で あっ たしたがっ て
SDS
が.
老 人病 院
,
特 養
に共 通
してい じ め ら れ意 識
び)関連 要 因
と なっ てい た 〔表
3
).
4.
いじ
めら
れ意 識
の経 験
とSDS
老 人病 院
と特 養
を総
じ た対 象 蓄
におい て,
い じ め ら れ 意 識の経
験が有 り と「LII答
し た 者 〔44.
18
±14
」6
) は,
な し と 回答
し た者
〔36.
ユ8
±9.
28
} に 比 してSDS
が 有 意 に 高い 傾向
が 認め ら れ た (Welch
の方 法
に よ る彦検 定
p
〈O.
005
)u5.
い じめ ら れ て誰
か に相 談
し た か「誰に相 談 した か」の
質
問に対 し,
誰に も相 談
し な か っ た者
は老
人病
院 ユ0
名
(66.
5
%},
特
養 [3
名 〔56,
5
%} で あ り,
2
群
問 に おい て有 意 差
は認
め ら れな
かった
、
.
ま
た医 師 や 看 護 婦に相 談 した 哲は舸
.
?f’
’
t名
〔26.
5%),
後
膏
5
名
(2L7
% } であっ た 〔表
4
).
6.
どの よ うに してい じめ ら れ た かい じ め られた
方法
は,
の の し り と答
え た 者 が 老 人 病 院 で は7
名
(46.
7
% ),
特 養
で は12
名
(.
52.
1
%) 暴 力 と答
え た者
が前 者で4
名
(26.
7
%L
後 者で3
名U3
.
〔}%) で あっ
た (表4
)、
、
7.
誰にい じ め ら れたか こ の 質 問 に 対 し,
患 者 ない し 人 所K一
にい じめ ら れ たと 答 え た 者 が.
老 入 病 院 で8
名
〔53.
3
% ),
特養
で13
名
(56.
5% },
介 護 者
と答
え た者
は前
.
音
4
名
{26.
7%),
後
者
4
名
(17.
3
% )であ
っ た 〔表
4
}.
、
8.
い じめ意 識の経 験
過
去
にい じ め た経
.
験
を意 識
し てい るK
一
は老 人 病 院2
名 〔3.
O
%),
特 養
12
名
〔工5.
3
%} であ り,
2
群 間 に おい て有意
差 を認
め た tp 〈0.
005
〕.
ま た,
い じ め経 験 を 意
識 し て い な い者
は,
前
.
者72
名
〔91.
0
%),
後 者63
名 180,
7
%) であっ た (表
5
〕,
考
察
中学
生の い じめ に よ る自
殺
な ど がマ ス コ ミを に ぎ わ し てい る 反 面,
我 が 国で は 老 人 層 に お け るい じ め・
虐 待 問 題に関 す る 研 究 は 極め て少 ない.
.
これは老 人 間での い じ め・
虐 待とい う 現 象 や 認 識が社 会
問 題と し てあ ま りとりL
げ
ら れ ていな
い こと,
実 際
に老
人い じめ の実 態
が あっ て も そ れ を老
人虐 待
と して認め る こ と に抵 抗
があ
る こ と,
老 人 「亅身
にも権
利主張
と 反発の意
識が低
く諦
め の気
持 ち
が強
いこと,
さら に は.
老 人
のい じめ・
虐 待 問 題
につ いて の相 談保 護
,
支援
する た め の受け 皿L
が乏しい ことな どの埋 由 が あ げ ら れ る:1・
1.
.
/
我
々 の完 行研 究
にお
いて,
いじ
め行 為
は確
かに.
老人 層
に お いても存 在
する こ とを 証 明し.
そ れ は老
入病 院
や特
養
にお ける生 活リハ ビ リ テー
シ ョ ン の 阻 害 因r一
と も な り う るμ∫能 性 を 示 唆 し た5巾 1,
.
し た がっ て,
我 々リハ ビリ テー
ショ ン医療
の立 場
か らも
,
い じめと
いう観 点
か ら患
者 を 注 意 深 く観 察 す る 必 要 が あ り,
その 〕祁 方対 策 と して い じ め をIII・
期 にYコE
!uiす る た めの ノ∫法 を 確 疏す るこ と が 必 要 と な・
.
)て く る。
し た がっ て今
回 我々は老
人病
院 と特養
におけ る.
い じ め ら れ意 識の 関 連 因.
.
∫・
とい じ めの実 態を対
比す
ること
で,
い じ めを
予防 す
る.
方法 を確
11/1
す
るた
め のよ り信 頼’
性の高い資 料 を 得 ること を 目 的に本 調 査 を 行 っ た,
.
その結 果
,
表
3
に 示 し たご とく
,
老
人病
院 に お け るい じ め ら れ意
li哉に有 意
に関 連
する因
r
一
は性 格
とSDS
であ っ たの に対
して特 養
のそ れ はSDS
の み であっ た。
こ の こ とは1
山∫膏
とも
にい じめ られ意 識
にSDS
はき
わ め て有
表 3 い じめら れ 意 識の 関 連 要 因 1多重ロ ジステ ィッ ケ モ デ ル 旨 老ノ丶り1埼1
ちヒ 牛嵜…Elj
養 言些老 ノLii−
!、
変 数 性 別‘
性 格 sDSADL の変 化 VAS−
H 年 齢 入 院 人听 期間1
,d[帰 係 数 11勘[1構 オッ ズ比 P「lli [[「1
帰 係 数 増 加 景』
オ.
ノ ズ⊥.
ヒ p値一
〇.
057
2、
815 0.
1350.
76
・
1 0.
006 0.
046 〔〕.
II2
L − 02001 1 510.
94416
.
7〔〕83.
8714、
6091
.
3751.
595Lll90.
071
〔〕.
匸〕OI ().
〔x}402290.
449 (1.
3470、
379
L316
α317 0.
〔192 〔〕,
493
−
0.
008一
α0570.
182
l102001
1[
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73LL3712
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5202.
68
,
10
.
6520.
567L2000.
0550
.
6080.
(1310、
337
〔〕.
306 〔〕、
1530、
061
性別 1男性 :ユ,
女・
性 ;(り.
・
[牛 ]:
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(力男蛮し’
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し、
し、
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の変 化q
軻L
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無変 化;L
悪 化;() 1/.
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老 人 病 院 と特別養 護 老 人ホ
ー
ムに お け るい じめの実態 83 表 4 老 人 病 院 と 特 別 養 護 老 人 ホー
一
ムに お け るい じ め 調 査 墺 目の比 較 い じめられて 誰か に相 談したか」人 数 老 入夢茜院 特別養 護老人 ホ
ー
ム % 入 数 % 誰にも根 談し な かっ た IO 医 師や看 護 婦 4 友 人 1 家 族 0 無1
肩i
答 0 66.
526.
56,
7 〔〕.
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6 全 体 15 1()o.
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検
定ns:llot signiEicant
.
「どの よ う に し て い じ め ら れ た か 」 老 入 癈 院 特 別 養 護 老 人 ホー
ム 人数 争’
0 人 数 % の のし り 暴 ノJ 物 を盗 まれ た 食 事 を 横どり さ れた そ の 他[
’ 4LOO・
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0
「誰に い じめ られたか」 患 者 ないし入所 者 介 護 暫 そ の 他 無 園 答 老人3
葭院 特Sl
亅養誰i
老人 ホー
ム 人数 % 入 数 % DO43053
、
3
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7
・
9
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38.
6 全 体 15 10〔}.
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(1 表5 いじめ意識の経 験 老人 病 院 特 別 養 護 老 人 ホー
ム 人数 % 人数 経 験 者 未 経 験 者 無 圏 答2
3、
0
12
72
9LO
63
5 6.
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.
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8
全 体 79 100.
0
78100
.
o X∠杉 こ定営
’:pく0
,
005意
に関与 す
ること
が検 証
さ れ た結 果
であ
ろう
。Zung
やBarrett
ら はSDS
得 点 を
レベ ル0
(
20
〜39
点 )
,
レベ ル1
(
40
〜
47
点 )
,
レベ ル2
(
48
〜
55
点 )
,
レベ ル3
(
56
点
以 上)
の4
段 階
に区 分 し
て抑 鬱 水 準
とし
て い るlo>11),抑 鬱 水 準
はス ク リー
ニ ン グ の基 準
と して用
いら
れるが,
川 上 ら は職
域集 団
におい て抑 鬱
症状 有 無
につ いて の cut off point を39
/40
点
と し た場 合
,
比較 的 高
い妥 当性
が得
ら れ た と報 告
してい る12)。
し た がっ て
今
回の結 果 よ り老
人 病 院 と 特養
を 総 じ た 対象
者
に おいて, い じ め ら れ意
識の経 験 が「
有
り」
と 回答
し
た者
のSDS
は 平 均
44.
18
点
,
「な
し」 と
回答
した 者
のそ
れ は38.
18
点
であ
っ たこ とか ら,
い じめ られ意 識
の経
験
を有 す
る者
は概
して抑 鬱 症 状 を有 す
ると考 え られ
る。
か よう
な結 果
は抑 鬱 度
が高
い者
がい じめ られ意 識
を有 す
る と考
え ら れ る し,
逆
にい じ め ら れ意識 を有 す
る結 果
と して抑 鬱 度
が高 く
なっ た と解 釈 す
ることも可 能
であ
る5)。 し た がっ て抑 鬱 度 は 独 立 的に も従属
的に もい じ めに最
も関 与 す
る 尺度
で あ ろう
と考
え る。
い じ め
意
識の経 験者
が存
在す
る こ と や,
い じ め ら れて も 誰 に も相 談 し ない者 が 数 多 く存 在 す る 結果
は,
い じ め は お も て に現
れ にく
い こ と を意 味 す
るの であ
ろう
。す な
わ ち,
い じ め を 予 測 す るうえ
で は,
まず
その こ と を 隠 さ れ た 前 提 因 子とし て 考 え て お か ね ば な ら ない であろ う と思
わ れ る。 したがっ て,
福 祉
・
療 養 施
設 に おいて もい じ められ
ても誰
にも相 談
できず
にいること
や,
い じ め意
識 の経験 を 有 す
る者
が存 在 す
るという
認 識 はい じ め を 予 測す
るう
えで は重要
であ り
,
でき う
る限 り個
々 に適 合
した対 策
を考慮 す
ること が第
』
・
義
とな
る であ
ろう
。い じ め ら れ た
方 法
と してはの の しり
が最
も多
い こと,
い じ め ら れ た 相 手 と して患 者 や 入所
者 相 互間
が最
も多
く, さ ら に は介 護 者
も存
在
す
る結 果
は,
い じ め を予 測 す
るうえ
で前提 標 識 とす
ること
がで き る もの と考
えてお か ねばならない の で はないだ ろう
か。
老 人 病 院 と特 養の い じめの実
態
を 比 較 する こ とは蓋
然 性 を 高め る という観 点
か ら意 義
あるも
の と考
えている.
t
そ し て得
ら れた実態
結 果 に おい て.
い じめ.
訟
識以外
に は.
大 き な 相 違 が得
ら れな かっ た,、
こ の こ とは他
の集
団に お いて も.
概 ね 同様
の 傾向
が得
ら れ る可能 性
が示 唆
さ れ る すな わちlxliT
[のい じ め関 連 因r一
や実 態 結 果 か ら,
福 仕・
療 養 施設
におけ
るい じ め をP
測
し う るlr∫
能 性
が あ る とい うこ と である.
.
老 人のい じ め問
題は奥 行 きが深
く,
原 因 と結 果の因 果関係
だ けでも
のご と を明
ら かにす るこ と は難
しい とい わ れてい る1:s/ttt
し か し な が ら/ ) L ]ri1の結 果 よ りSDS
がい じ め ら れ 意1
,lt
に 関.
’j・
す る 傾 向 や.
い じ め ら れ た 力 法 はの の しり
が最
も多
い こ と,
そ して患者
や 入所
者のみ な ら ず,
介 護 者 か ら もい じ め ら れ た拝
実 が 示 さ れ た ため,
そ れ ら を 川いてい じめ ら れ 意 識の経 験 を 予 測 するこ とを 提 案 し た、
.
これ は あ く まで ひ とつ の丿
i
法
に過
ぎず
..
より信 頼 性
を 高
め る必 要性
など改
.
苫す
る余地
は存 在す
る が,
/ 冲i
の 結.
果 を 坩いた ア測の特 徴は,
障 害 老 人の客 観 的 な 様 相 を簡 便
なノ
i
法
でIF
価
し,
い じめ ら れ意識
の経 験 を あ
る程 度
r・
測
でき
る lrf能 性
があ
る こ とで あ り.
その意 味
で はSDS
な どの 適 川 を 慫 懣 する こ と がで きる もの と 考 えて いる、
、
高崎
ら はiimu!村 保 健 婦
の老
人虐 待
の把 握
状況
月査によ り,
被日
老 人の状 況 と しては 寝 た き りな ど 要 介 助の 沓が6
割
,
痴采
の あ る膏
が5
割
をLI∫め,
身 体
的,
桁 神 的 な 疾 患 や 障 害 を 持つ こと が 虐佯 被
査 を受
け や すい 要 因 と な るt
) こ と な ど を 報 告 して い る’
tt
今
岡の調 査では 全ての 対.
象
行のH
常
生 活n
立 度 がラ ンクA
で,
非 痴イ乏患 汗 を 標1識 と し てい る た め,
か よ う な 傾向
の有
無 は疹慮
で き な かっ た ことは今 後
の課
題であ
る。
本 調
査は福 祉
・
療 養施 設
に お ける障 害 老
人の全般 的
な い じ め られ 意 識,
い じ め意
識の資 料
とし て,
高齢
化社 会
の包 括 的 老 人医 療
に向
け た取
り組
み に対
する社 会
・
人文
科
’
1
:的 対
応の 頃要 性
に示
唆 を与
える こ とに意義
を 。忍 め る もので あると考
える/
t そ して リハ ビ リテー
シ ョ ン医 療
の担
うべ き役 割
を冉考 す
る.
1
.
象
で も あ る、
稿 を終
える にあた り.
本 調
で持に ご協
ノ丿い ただ き ました社 会 福 祉 法
入1
:1
/1:清
風 園婦
長測
IT.
忠r・
女 史,
な ら び に やす らぎ
の家
園長
北同 義
ウ蕚氏
に感
謝い た し ますなお
,
本
論 文の 要 旨は第
3311111
[本
理 学療
法i
:学 会 総 会U998
年,
京 融 お よ び 第35
回 日 本リハ ビ リテー
シ ョ ン1
矢’
1j
‘ :会
’
1
デ
:術』
耳
ミ会
〔⊥998
年
,
i
∫森
1 に おいて 発 表 し た.
文 献
U
ヒ旧 照 ゴ.
,
水 無 瀬 文 ゴ.
・
他 :r
】己要介,
俘高 齢 折の虐 待に関 する調査 畊究.
口本公衛 誌.
15叡 :137−.
1・
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19YS.
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畸 糾}ゴ・
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保健 婦 に 対 す る 実態lil・
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僅か ら.
保 健 婦 雑F 心51
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一
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高崎:辛ij
∫.
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人虐 待の概 詠化と在宅ケ ア の課 題H
本の特 徴と支柱三括 動の ノ∫ff
區
」,
f
壊健 島嗣唯誌 5111 :、
1−
532
,
1995.
・
L) 旧[ll1イi
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:邑ノkjL ぞ芋a)1刑 合!だ態力・
Lt)みえ『
こき た.
も e).
f
呆健 女β剰IF
志5k.
− 1517 r/Lt:3、
1995.
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/,
1 池川 公章,
1鮒1.
悦 之 :邑人り1叶1
己、
こ お け るい わ ゆ るい じめ の 実 態.
ir本公衛11志 i5U :56−
62,
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6〕 杠}材ζ
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医 歯 恥 }1il版.
1998
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<Abstract>
8L.)
Research
onthe
Actual
Condition
ofBullying
arnongGeriatric
Hospitals
and
Special
Senior-Citizen
Care
Homes
-Prediction
ofBullying-Kimiaki
IKEGAWi'X,
RPT,
Etsushi
OKtTMLJR,AL,
MI)
Department
ofRehabilitation,
Asakura
Hospita4
Kbhchi.
Kazuaki
TERi'XMOTO.
OTR
Department
of'Rehabititation,Kbtonoura
Rehabilitation
Center,
Wdkayama
Hisasi
KOBAY,ASI,
OTR
Dqpartment
ofRehabilitation,
Matsue
Redcross
Hospi.tai,
Shintane
This
stLtdy elucidatesfactors
and weights{odds
raTio> retated to the awareness ofbullying
at geriatrichospitals
and speciaa senior-citizen carchomes.
It
also obtainsdata
of ahigh
re]iabiLityin
order todevise
sinil]lerforecasting
factors
for
prcventingbullying
of senior ci(izensin
so-caHedlong-re.rin
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The
results sho", that The experien{'ed awnreness ol'but]ying
in
geriatric
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and efbeing
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was19.e%,
In
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awareness ofbuliying
wasl5.3`?.6and akvareness of
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w'as 29.4`].b.Iri
responseto
the
question,
"X・Vho"'ere you