平成28 年度
償却資産(固定資産税)申告の手引
日頃から市税につきましてご理解ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。 さて、固定資産税の対象となる償却資産を所有されている方は、毎年賦課期日(1 月 1 日) 現在所有している償却資産について申告していただくことになっています。(地方税法第 383 条) つきましては、この「申告の手引」及び記載例を参照のうえ、市民課 固定資産税係までご 提出ください。目 次
1 償却資産とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 申告について (1)申告していただく方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (2)提出していただく書類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (3)申告の対象となる資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (4)申告の対象とならない資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (5)建築設備における家屋と償却資産の区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (6)テナント等が施工した内装の取扱いについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 3 国税(所得税・法人税)と固定資産税(償却資産)の主な違い・・・・・・・・・・・・5 4 課税標準の特例及び非課税等について (1)課税標準の特例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (2)非課税となる資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (3)減免・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 5 小型特殊自動車について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 6 実地調査のお願いについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ※ 申告書の書き方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8~10 ※ 電子申告(eLTAX)の留意点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11糸 魚 川 市
申告期限 平成
28
年
2
月
1
日(
月
)
※ 申告期限間近になりますと窓口が大変混雑しますので、なるべく1月15日(金)頃まで に提出してくださいますようご協力をお願いいたします。提出先・問合先
【TEL(025)552-1511(内線 2147・2148)
】
( 窓口で提出の方 ) ( 郵送で提出の方 ) 糸魚川市市民部 市民課 固定資産税係 〒941-8501 (糸魚川市役所 1階 ⑤番窓口) 新潟県糸魚川市一の宮 1 丁目 2 番 5 号 又は 能生事務所 住民係 糸魚川市市民部 市民課 固定資産税係 青海事務所 住民係 ※ 控用の返送を希望される方は、返信用封筒を同封し てください。(返信用封筒には、郵送分の切手を貼り、 住所・氏名をご記入ください。) 地方税ポータルシステム(eLTAX)による電子申告も受け付けています。 詳しくは、糸魚川市ホームページ・市税の電子申告について、又は 地方税ポータルシステム eLTAX サイト(http://www.eltax.jp)からご覧ください。1 償却資産とは
会社や個人で事業を行っている方(工場や商店等を経営している方、駐車場やアパートを貸し 付けている方など)が、事業のために用いている構築物、機械、工具、備品等の事業用資産を償 却資産といい、土地・家屋と同じように固定資産税が課税されます。 ●資産の種類と主な償却資産 資産の種類 主な償却資産の内容 1 構築物 構築物 舗装路面、広告塔、門・塀・緑化施設等の外構工事、ゴルフ練習場設備等 建物附 属設備 ・ 受変電設備、給排水設備、冷暖房設備、衛生設備等の建築設備のうちで 償却資産として取り扱うもの(※ 1) ・ テナント(賃借人)の方が貸ビル・貸店舗等に施工した内装・造作等 (※ 2) 2 機械及び 装置 製造機械設備(食品加工設備等)、工作設備、印刷機械、建設機械(クレーン等)、その 他産業用機械及び装置類 3 船舶 漁船、釣船、モーターボート、遊覧船、しゅんせつ船等 4 航空機 飛行機、ヘリコプター、グライダー等 5 車両及び 運搬具 大型特殊自動車(分類番号が「0、00~09 及び 000~099」、「9、90~99 及び 900~999」の車両)、構内運搬車等、貨車、客車等 6 工具、 器具及び 備品 パソコン、陳列ケース、看板(ネオンサイン)、医療機器、測定工具、金型、理容・美 容機器、LAN 設備、応接セット、自動販売機、映像音響機器、室内装飾品、取付工具 等各種工具等 (注) ※ 1 建築設備における家屋と償却資産の区分(4ページをご参照ください。) ※ 2 テナント(賃借人)が貸ビル、貸店舗等に自らの費用で施工した内装、電気、 ガスその他の設備については、テナント(賃借人)の償却資産として申告して いただくことになります。 (例) ・ 内 装・・・天井、床、内部・外部仕上げ、建具、間仕切り等の工事 ・ 付帯設備・・・電気、ガス、給排水、衛生、空調、運搬設備等の設備 ※ 自己所有の建物本体を通常の維持管理の必要から改修された場合の費用等は、家屋の評価 に含まれますので、償却資産としての申告の必要はありません。 ※ 自動車税及び軽自動車税の対象となる車両は、償却資産としての申告の必要はありません。2 申告について
(1) 申告していただく方 平成 28 年 1 月 1 日現在、糸魚川市内で事業を営んでいる個人又は法人及び糸魚川市内 に貸付資産を所有する個人又は法人です。(お願い)
住所変更、事業廃止等をされた方又は償却資産をお持ちでない方も、お手数です
が、備考欄にその旨を記入して申告書の提出をお願いいたします。
(2) 提出していただく書類 次の表の○印のついている書類を提出してください。 【初めて申告をする方】 ※ 平成 27 年 1 月 2 日以降に糸魚川市で新たに事業を開始された方及び今回初めて申告書が送られてきた方 申告の種類 提出書類 注意事項 申告書 種類別明細書 申告する資産がある方 ○ ○ 種類別明細書に全ての資産を記 載する。 申告すべき資産がない方 ○ 申告書「18 備考欄」に「該当 資産なし」と記載する。 【今までに申告をしたことのある方】 申告の種類 提出書類 注意事項 申告書 種類別明細書 資産の異動(増加・減少・訂正等)がある方 ○ ○ 種類別明細書に記載する。 資産の異動がない方 ○ ○ 申告書「18 備考欄」に「異動 なし」と記載する。 申告すべき資産がない方 ○ 申告書「18 備考欄」に「該当 資産なし」と記載する。 廃業、解散、転出された方 ○ ○ 申告書「18 備考欄」に事業廃 止等の旨を記載する。 電算処理による申告(全資産申告)の方 ○ ○ ※ 前年度までに申告した資産がある場合には、償却資産種類別明細書(資産があらかじめ印 刷されているもの)で内容を確認してください。
電算処理による申告(全資産申告)の方へ
・ 毎年度、1 月 1 日現在の所有資産について全資産申告が必要です。 ・ 取得価額、評価額及び課税標準額は、全て記載してください。 ・ 課税標準の特例の適用がある場合は、その特例率及び課税標準額を記載してください。(3) 申告の対象となる資産 平成 28 年 1 月 1 日現在において、事業の用に供することができる資産で、1ページに 記載した資産の他に次のア~コに該当するものです。なお、特別償却、割増償却及び圧縮記 帳については、これを行わなかったものとして申告してください。 ア 建設仮勘定で経理されている資産 イ 決算期以降に取得された資産で未だ固定資産勘定に計上されていない資産 ウ 簿外資産(会社の帳簿に記載されていない資産) エ 償却済資産(税務会計上、減価償却を終え、残存価格のみ帳簿計上されている資産) オ 遊休資産(稼動を休止しているが、いつでも稼動できる状態にある資産) カ 未稼働資産(既に完成しているが、未だ稼動していない資産) キ 大型特殊自動車(陸運局への登録の有無にかかわらず償却資産に該当します。) ク 賃貸ビル等を借り受けて事業をされている方が、ご自身の費用で附加施工された内部 造作等及び譲渡によって取得された内部造作等で、事業の用に供することができる資産 ケ 他の事業所に貸し付けている資産(リース資産) ※ リース資産は原則、貸主(リース会社等)が申告しますが、契約満了後に借主の所有物とな るような資産については、借主が申告してください。 ※ 平成 19 年度税制改正により、所有権移転外ファイナンス・リースが税務会計上売買取引と して取り扱われるようになりましたが、固定資産税については従来どおり貸主であるリース会 社等が納税義務者となります。 コ 取得価額が 30 万円未満の資産で、税務会計上、租税特別措置法第 28 条の2又は第 67 条の5の適用により即時償却した資産 ※1 (4) 申告の対象とならない資産 次の資産は、償却資産の課税対象にならないので申告の必要はありません。 ア 自動車税・軽自動車税の課税対象となる自動車、軽自動車、二輪の小型自動車、原動 機付自転車、小型特殊自動車 → 小型特殊自動車については6ページをご参照ください。 イ 無形固定資産(例:特許権、漁業権、ソフトウェア) ウ 商品、貯蔵品 エ 生物(ただし、観賞用、興行用のものを除きます。) オ 書画骨董(複製品等減価償却しているものを除きます。) カ ファイナンス・リース取引に係るリース資産で、取得価額が 20 万円未満の資産 キ 平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した資産で、 ・ 取得価額が 20 万円未満の資産で、税務会計上 3 年間で一括償却する資産 ※2 ・ 使用可能期間が 1 年未満の資産、又は取得価額が 10 万円未満の償却資産で、税 務会計上一時に損金又は必要経費に算入された資産 ※3 ※1~※3については、下表をご参照ください。
経理区分と取得価額による申告対象の一覧
○=申告対象 ×=申告対象外 取得価額 経理区分と申告の要否 一般減価償却 中小企業特例※1 3 年一括償却※2 一時損金算入※3 10 万円未満 ○ ○ × × 10 万円以上 20 万円未満 ○ ○ × 20 万円以上 30 万円未満 ○ ○ 30 万円以上 ○(5) 建築設備における家屋と償却資産の区分 建築設備とは、電気設備、ガス設備、給排水設備等で本来家屋と構造上一体となってその 家屋の効用を高めるための設備をいいます。固定資産税においては、その内容により家屋と 償却資産を区分して評価しています。 【家屋の所有者と同じ方が所有する場合の主な設備の区分について】 ※ 次の表は、一般的な設備について例示したものです。特殊な生産又は業務用の設備等については、これと異なる場合があります。 設備の種類 設備の分類 償却資産の対象となる資産 家屋評価の対象となる資産 電気設備 受変電設備 設備一式(配線・配管を含む。) - 予備電源設備 蓄電池・発電機設備(配線・配管を含む。) - 動力(高圧)配線設備 工場用又は業務用動力配線設備 左記以外の屋内配線 中 央 監 視 制 御 装 置 装置一式(配線・配管を含む。) - 照明設備 ネオンサイン、スポットライト、外灯 屋内照明設備、分電盤 電話設備 電話機、交換機等の装置 配線及び配管 拡声設備 マイクロホン等の機器類 配線及び配管 電気時計設備 時計、配電盤等の装置・機器類 配線及び配管 空調設備 ルームエアコン 家屋と一体の設備(埋込式) 消火設備 屋内消火栓設備 ホース及びノズル、消火器 消火栓等の設備 給排水設備 給排水設備 井戸、独立高架水槽、屋外給排 水配管、生産事業用設備 屋内の設備(揚水・排水ポンプ、 止水栓、給水栓配水管、高架水槽) 給湯設備 局所式給湯法 湯沸器、貯湯槽、ボイラー - 中央式給湯法 独立煙突及び煙道、ボイラー(事業用) 貯湯槽、配管 運搬設備 ベルトコンベア エレベーター等家屋と一体の設備一式 その他設備 衛生設備 浄化槽 浴槽設備 間仕切り 設置、移動、撤去ができるもの 家屋と一体で取外し困難なもの 厨房設備 顧客の求めに応じて調理するための 厨房設備(飲食店、旅館、病院等) 左記以外 【特定の生産又は業務用の設備の取扱い】 次に掲げるものは、企業等の勘定科目にかかわらず(「建物」勘定であっても)償却資産 の対象となります。 ア 生産設備(工場等機械の原動力源である動力配線、発電設備、変電設備の電気設備等) イ 製氷業等の冷凍・冷蔵設備(配管を含み、断熱材及び防熱ドアを除く。) ウ 旅館、病院等の顧客提供用の厨房設備又は洗濯設備等のサービス設備 エ 紡績工場等の製品の搬出設備用レール及び流れ作業等に用いられるベルトコンベア等 オ 公衆浴場のろ過機 カ 証券会社に設けられる株式価格表示設備 キ 自動車循環装置(立体駐車場)、安全装置、誘導装置、駆動用動力配線設備、駐車場機 械設備(自動車官制装置は家屋の評価に含まれる。) (6) テナント等が施工した内装の取扱いについて 賃貸ビル等を借りて事業をされている方(テナント)が、自らの事業を営むために施工し た内装、造作及び建築設備は地方税法第343条第9項及び市税条例第40条第7項により、 テナントの方が償却資産として申告してください。
3 国税(所得税・法人税)と固定資産税(償却資産)の主な違い
項目 固定資産税の取扱い 国税の取扱い 償却計算の期間 暦年(賦課期日制度) 事業年度 減価償却の方法 固定資産評価基準別表第 15 に 定められた減価率を用いる。 ※ 法人税法等の旧定率法で用いる減価 率と同様 建物以外は定率法、定額法の選択 【定率法選択の場合】 ・ 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得され た資産は「250%定率法」を適用 ・ 平成 19 年 3 月 31 日以前に取得さ れた資産は「旧定率法」を適用 前年中の新規取得 半年償却(1/2) 月割償却 圧縮記帳の制度 制度なし 制度あり 特別償却・割増償却(租税特別措置法) 制度なし 制度あり 増加償却(所得税・法人税) 制度あり 制度あり 評価額の最低限度 取得価額の 100 分の 5 備忘価額(1 円) 改良費 区分評価 区分評価(一部合算可)4 課税標準の特例及び非課税等について
一定の要件を満たす償却資産には、税負担の軽減を図るための課税標準の特例及び非課税制度 があります。課税標準の特例に該当する資産がある場合は、種類別明細書の摘要欄に明記して申 告をお願いします。 (1) 課税標準の特例 地方税法第 349 条の3及び附則第 15 条から第 15 条の3までに規定する一定の要件を 備えた償却資産は、課税標準の特例が適用され固定資産税が軽減されます。 【主な課税標準の特例(抜粋)】 適用条項 資産の種類 特例率 適用期間 法 349 条の 3 第 4 項 農業協同組合等の共同利用設備 1/2 3 年間 第 6 項 内航船舶 1/2 期限なし 法附則第15条 第 2 項 公共の危害防止施設等(汚水・廃液処理施設等) ※H20.4.1~H22.3.31 に取得した資産 1/6 期限なし 公共の危害防止施設等(汚水・廃液処理施設等) ※H22.4.1~H28.3.31 に取得した資産 1/3 期限なし 第33項 再生可能エネルギー発電設備 ※H24.5.29~H28.3.31 に取得した資産 ※経済産業省による「再生可能エネルギーの固 定価格買取制度」の認定を受けて取得した再 生可能エネルギー発電設備のうち、住宅等太 陽光発電設備(低圧かつ 10kW 未満)を除く もの 2/3 3年間(2) 非課税となる資産 地方税法第 348 条及び附則第 14 条に規定する一定の要件を備えた償却資産は、固定資 産税が非課税となります。 (社会福祉法人の保育施設・障害者施設、宗教法人の宗教施設、学校法人の教育施設等で使 用する資産など) (3) 減免 災害による被害など、糸魚川市市税条例で定める要件を満たす場合は、所有者からの申請 により固定資産税が減免される場合があります。詳しくはお問い合わせください。
5 小型特殊自動車について
農耕作業用自動車等で小型特殊自動車に分類されるものは軽自動車税の対象となりますので、 償却資産の申告は必要ありません。 (1) 小型特殊自動車とは (2) 小型特殊自動車と大型特殊自動車の違い 特殊自動車(農耕作業用自動車を除く。)は車両の大きさと最高速度によって、小型・大 型に分類されます。 A 車両の長さ B 車両の幅 C 車両の高さ D 最高速度 4.7m 以下 1.7m 以下 2.8m 以下 15km/h 以下 (3) 農耕作業用自動車について 農耕作業用自動車は、最高速度によって分類されます。 最高速度が35km/h 未満 小型特殊自動車 ⇒ 軽自動車税 の対象 最高速度が35km/h 以上 大型特殊自動車 ⇒ 償却資産 の対象 (4) 農耕作業用自動車に取り付ける機械装置(アタッチメント)について 農耕作業用自動車に取り付けて用をなす機械装置(アタッチメント)については、自動車 本体と一体となって使用されているものであることから、農耕作業用自動車と機械装置の所 有者が同一の場合は、償却資産の申告は必要ありません。 アタッチメント 農耕作業用自動車 (小型特殊自動車) 償却資産の申告 自己所有 自己所有 ⇒ 不要 自己所有 自己所有以外(借用等) ⇒ 必要 ※ 小型特殊自動車は、取得時に市民課にて軽自動車の申告をしてナンバープレートの交付を 受けてください。 農耕用作業自動車 トラクター、コンバイン、田植機(乗用装置のあるもの)等 特殊自動車 フォークリフト、ショベルローダ等 A~D の全ての要件の範囲内 ⇒ 小型特殊自動車(軽自動車税の対象) それ以外 ⇒ 大型特殊自動車(償却資産の対象)6 実地調査のお願いについて
糸魚川市では、地方税法第353 条及び第408 条に基づいて実地調査を行っておりますので、 ご協力をお願いいたします。
なお、調査に伴って修正申告をお願いすることがありますが、資産を取得された年の翌年度(最 大 5 年度)まで遡及する場合もありますので、あらかじめご承知おきください。