應菜組合が自己の能力に鑑みて、産柴組合系統に依る全図的肥料配給統制を驚現せんが馬、庚菜組合自濃とし て暦行を要すぺき主要事項に就いて、典餞的に審議攻究をなしたる結果、山ツの重要なる決議をなしたのは、昨 年鵬月二十二日及び三日の両日に開催された第三十三回文愈役員及び主事協議愈の席上に於てゞあつた。それか ら叫年飴の歳月が流れた。其の問、畢者及び常尊者に依り肥料配給の合理化佗紺t、慣借多き意見、.希望、並に 香川烙に於けろ肥掛の配給に洗いて 六 道 四 三 ニ ー
香川願に於ける肥料の配給に就いて
ー・▲産業組合に依る配給統制を中心にして 一永 作
丸 田
漁業鰹節に於けろ販更肥料の地位 一般市場に於けろ肥料配給艦路 農業の経預的性質ミ肥料配給合理低速動ミの閑係 産業組合に依ろ肥料配給の合理化 肥料配給改昏案 雷 繹は L が き
︵︼五七︶ 四五第六番 霧二鱗
︵一五八︶ 四大 それらの具鰻的提案が試みらゎた。臨時譲合に於ては肥料配給助成の馬の預算が封上せられ、八月叫日には農林 省令第四耽を以て肥料配給改善助成規則なるものが制定せられた。然る忙此の肥料配給史上記念すべき叫週年を 迎ふるに雷り、新聞は﹁肥料配給改善案事発覚束なし﹂、或は﹁産業組合が出資せす桑林省嘗局の焦慮﹂等と超して 本計測の前途忙つき危んでゐる。 元来、崖柴組合運動の目的は農家白身の白魔に依ってのみ達成せられる。それには農家の市販肥料の配給組織 に横たはる諸矛盾の認識、及び農業控番と産業組合運動との依存関係についての理解に侠たなければならぬ。其 の為には、数多の論文を多くの箇朗に於て、多くの人の目に解れしむる必要があるっ此の意味忙於て、既にこの 方函に閲する治翰なる文献の存するにも拗らず、放て甜柄をものする所以である。 ■ 農党経済に於ける販裏肥掛の地位 農柴経営の集約化、肥料知識の普及、並に肥料製造工業の磯達等が因となり英となり、販賛肥料の需欝を逐年 ︵誼一︶ 増加せしめ、今や年額容儀豆千飴萬園の笈胡の肥料代を、我圃農発鮭鹿着が其の貧弱なる懐より支出するの状態 である。更に之た農菜総督費の現金支出額に就いて見る時は、放資肥料費は組胡の三割九分にして、現金支出中 の放大費目を形成する。 次に精々詳細に香川解に於ける農薬経臍中に占むる放資肥料費の地位を、統計的数字により考察して見よう。備 考 − 昭和五年†山月管川椒内務部刊行、香川厩肥断続計十四京 右の表に明かなる如て、大正八、九の両年の異例的数字を除けば、大腰に於て逐年金肥の使用が増加してゐる 第二義 版安肥料一戸常及び段雷の平均消費額 第・一 家 累年肥料消費額 香川麟に於けろ偲掛の配給に就いて 鰊 寵 肥 掛 年 ;欠 敬 恩 田 12,265,78日 13,779,013 12,223,786 13,689,018 14,S15,686 15,683,483 15,955,647 】 【】 2,4即,801 2,765,027 2,3ら5,303 2,138,102 2,3郎,350 3,140,5(;9 4,791,2穴4 大 正 元 年 大iE ニ 年 大 正 三 年 大 正 四 年 大 正 五 年 大 正 六 中 大 jE 七 中 大 記 入 中 大 正 九 年 大 正 十 年 大正ヤー年 大正十二単 大正十三年 大正十四年 昭 和 元 年 昭 和 二 年 昭 和 三 年 昭 和 四 年
4,955,790
5,502,980 5,151,170 44,3】3,240 45,873,9】0 45,601,890 ︵一五九︶ 四七以上の諸表が明瞭に精機するが如く、既に版資肥料は今日の農業経営上必須重要なる生産原料であつて、和も
伽完の集約化と共に累年その数盈並びに慣格を増加し、盤家躍臍に於けるその地位年を遽うて加韮する。従つて
弟六番 第こ躾
︵〓ハ0︶ 四八 備 考−本来は昭和玉串十二月、農林大臣官房統計課刊行﹁第六次農林者統計表﹂及び昭和五年†一月、香川梅内捗 部刊行﹁管川願肥料統計﹂により作成す。 右の表によつて見る時、本願に於ける全農家︵八萬八千六汚戸︶は、声雷五拾八矧舶の放資肥料資金を要する これを全図に於ける農家の叫声魚肥料資金平均丹拾国風禦昭和四年︶に比する時、四園多く位相してゐる。更に 右の激字は全農家の戸数に封し約三部の発覚農家を含むことを願れぼ、専発条家声雷の肥料支出は夫れより多 額であると推定しなけれぼならぬ。次表は叫暦明かに此盛の事情を示す。 第 三 表 白作盈経営費の申に於もナる放 資肥料費の地位を表はすもの 昭 和 三 年 備 考−右自作農に、綾歌郡麗繭在にして米歩l=餐諜ね胱合せる農発組織でぁる。 数日別 櫻 穐 農 具 室萱 還会し選謎 , 種 菌 翌 軋劇言g芋 飼 料息■代 瑠針ほ去二子芸 験蛍肥料代 庵=酬翼 加工原料党諸嚢路
 ̄濃紫賃借料 嘉可1蒜
其 の 他 現金いouoo
家 番 数 現物い2L52肥料の配給組織の艮否は、盛東嶺産着にとつては、常然異常なる閲心事でなけれぼならぬ。
討一 旗林省鹿励局利行昭料婁餞
こ 叫般巾易に於けか肥料配給繹路
現代交換経済組織に於て欄、凡べての他の商品と同様に、放資肥料に於ても其の生産と滑費とは、時間的並び
に審問的些凋隔り、現貰的に其の絶ぺてを粗描する綜合的な統制力を有してゐない結果、肥料の碑顎及び教鬼面
於て消費者と生産者とは、相互に所謂経済的隔離の状態に立ってゐる。かゝる経済的隔離を除去する職能計二つ
の喝立職発として、韮に肥料商が磯生したのである。生産過程を離れた凡ての肥料は、経臍組織内を貫通する夫
れ′∼の配給経路に投げ込まれ、両定の秩序の下に数多の経臍軍使を巡歴し、最後に農家の手に渡って鼓に配給上から其の影を失ふ邸は、他の商品と異ならない。此の垣合に巡歴の過程を配給の距離と柄し、其の軍使をば配
︵詰一︶給の単位と呼び、叉財貨の人的移動を司る其の労働を連結的疏叫的に親祭する時、之を配給組織と祁するならば
其の配給単位の数、配給距離の長短、並びに配給経路等はその時代の経臍状態によつて兵るは勿論、財貨の生産
状態の興るに従ひ自ら其の配給組織の異ることは、他の叫般商品の場合と同様である。されば有効に放資経路の
分析研究を行はんが為には、党づ放資肥料を分類するの必要がある。叔も便利な分け方は次の如くである。
一有軽質肥料︵魚肥、大京粕、糠等︶原始的生産肥料 香川麒に於ける肥料の配給に酸いて ︵二ハ一︶ 四九以下是等の主なるものに付き、品目別に消費の欒遷並びに配給経路を検討するであらう。 山、有械蜜肥料︵原始生産肥痢︶
日 大 豆 粕
左に香川堪に於ける肥料費業者数、並忙主なる販資肥料の種別に依る其の拘費額を掲げて見る。
第 四 衣 肥料螢来者数(.ニJ 二 無塵質肥料 弟六懸 第二躾 考 ︵こ前鴻香川舷肥料統計︵昭糾四年︶九−一〇裳 ︵こ︶本裏ほ香川路地料検査所に届け出吾数であろ。肥料製造発着ほ童ごして配合馳料製造発着でわり、輸入 米潜ほ朝肝より米糠、魚肥ね仕入れろ肥料商であり、移入業者は樺太与り魚肥み仕入れる商人でわる。 大規模工業生産肥料 第 五 表 販昏月巴料消費額(一一) ︵︼六二︶ 虚○大京和が魚肥に代って霊夢税せらる1に至ったのは日露膳軍以後のことで、爾餞漸次其の消費叡を増加し、
這般の大戦に依り蒜硫安の輸入杜絶せし馬、其の節給肥料として著しい需嬰を見たが、識優に於ては大規柊
生産に依る痴情なる硫安の輸入の馬に今や漸次肥料界に於ける地位を奪はれんとする傾向にある。併し乍ら第
五表の如く筒、大豆粕は本願に於ては放資肥料の中枢を占めてゐる状態である。さて然らば如何なる経路を通
じて如何なる単位に依り大京粕は農家に配給されてゐるか。大豆粕の殆ど凡ては浦洲より輸入されてゐる。大
富湘の原料たる大豆は生物的制約を受け、従って其の生産高を容易に増減し難いといふ鮎、割合に運搬貯赦に
堪ふると云ふ鮎、並びに其の需婁が大にLて贋汎であるといふ諸性質を具備してゐるので、早くから原産地に於てはハルビン及び大連忙、我図に於ては神戸に大富粕の取引所が畿達した。神戸は我国の大豆粕中央市場に
して三井、三菱、日清ハ大倉係︶の大豆粕の大手筋輸入発着の外に多数の小輸入発着がある。大連市婁の大豆粕の殆ど全部が上記の輸入肉に依って日本に輸入せられ、是等大輸入商から直接、或は更鱒却問屋の手を経て本
願に於ける問屋が大京粕を仕入れる。是は主なる本願輸入の経路であるが、更に宇野及び糸崎の問屋よりその
幾分は仕入れられる。是等肥料問屋より更に各地の肥料小安商又は農村産柴細合の手を経て農家に、或は直接
地方間屋より農家に費込まれる。大富粕の生産は先に述べし如く、需要の増減に俄かに適應することが困難で
ぁるからして、今後と錐も化静的窒素工業方面との完全なる販安協定は嘗規困難と思はれる。化輿的肥料界に
於ける肥料市場では、その統制がかなり強固に行はれてゐる忙拘らず、大豆粕市場は全く自由兢辞に放任せら
吾川躁に於ける肥料の配給lこ就いて ︵〓ハ三︶ 五一ヽ ︵〓ハ四︶ 五二
多大巻 第二妨
︵箔こ︶ れてゐる。従って後述する如く、内外硫安の安協の成立略確賢となり頗に銀焉替の安定せし今日では、叫時的 現象に過ぎないかも知れないが、農家の裔輩は硫安より大富粕に移るであらう。 大豆粕市場はかくの如く重く無統制であるから、従って市債の動揺が著しい許りで無く、銀為替の関係が是 に加って二億その偶格の轡動を激甚ならしめ、投機的封象物として肥料商の好む所である。此の寄が叉大豆粕 取引商の手数料は極僅か︵∵楔につき三乃至五餞︶であるに不拘.その取引商︵本願下に二十軒︶の多き理由でも ある○ 囲 魚 魚肥は金肥の申政も早く出現したもので、肥料界に於けるその王座を大豆粕忙奪はれたのは随分以前の尋で はあるが、その含有性分が∵万的に濃厚で無い馬に肥料知識に乏しい農家も施肥土鈴り失敗しない結果、その 肥効の割に倍額の不磨なるに拘らす今佃相等に使用されてゐる革は第五衣に依って示されてゐる。此の魚肥の 大部分は樺太、朝鮮、北海道よりの移入輸入に倹つもので、是等の原産地の肥料問屋より、神戸、尾道の市場 に集蒐され、是等の中央市傷あ問屋を通じて本螺の問屋に仕入れられる。絹地からは四割、後地から六割移入 されてゐる。是等の地方間屋は是を直接に、或は小安商又は購買組合を通じて農家に配給する。 糠 伺 米 本願に於ては米糠の消費は相等朗に上り、内農家が自給する以外に願外、殊に挿川灘及び朝鮮から年額約八十嵩俵移輸入される。灘産のものは灘酒の原料たる玄米精白の際生する無砂糠にして、朝鮮糠よりも品質優良 で従つて高憤である。然るに肥料商は、農家の品質鑑定困難なるに乗じ、往々粗悪なるものを混合し、高僧に 賛却することがある。 二ヽ無撥質肥料︵大規模生産肥料︶ 川 硫酸アムモニヤ︵硫安︶ 硫安は窒素肥料として大豆邪と競寧Lてゐるが、肥料知識の普及と共に漸次その治安相を増加する傾向にあ る。硫安は之を生廉他に依り内地硫安と輸入硫安とに置別して考察する方が便利であるぐ ︵イ︶ 内 地 硫 安 本邦に於ては、硫安製造に必要なる電気及び石衣が割合に豊富なると、胞料としての牌雄性あるに依り、 我囲に於て約十年前よ旦二菱系の日本窒素肥料合計、≡井系の化串工業食紅等がある。之等の各々は特約店 制度を採用し、我香川願下には電気化螢︵大村︶、日本窒素︵水俣︶、住友硫安︵新居濱︶の特約放資店として、 輩陽、中川、讃岐、荻田等の肥料問屋がある。最琴二井と二重との問に内地硫安の協定気配濃厚なる沌のが ぁる。さて上記特約店は各々賓任販貰覇を負櫓してゐるが故に、若し預定額で本願下にて麿捌き得ない場合 往々近隣の郡市に於て是等特約店がダンピングを試みる かくして協定憤胡の崩れた市場から、他の本願肥料曲が逆に買込むことも屡々行はれる。叉大川郡に於て 香川鰊に於けろ思料の配給に就いて 〓六五︶.五三
は地理上の開係から、従璽二井、二重の出張所のある徳島より購入してゐる。 ︵P︶ 輸 入 硫 安 本邦に於ては近時硫安の生産を著しく増加したが、伯関内拘費の約寧ば以上は盆入硫安により充されてゐ る。輸入の主なるものは喝逸硫安と、英闘硫安とである。猫逸に於ては戦時、軍曹U。として飛躍的蟄展を示 した基申窒素固定工紫が、哉後その窒素を肥料として供給することになり、戦前の輸入図が叫躍世界最大の 硫安輸出図に躍進した。英闘は戦前より硫安の輸出闘である。之等二大輪椚田の主要輸出合祀である猫逸の アイ●ゲエ染料工柴トラストを主盟とせるドイツシンヂケートと、英闘のアイ。シイ・アイ倉敷とが中心に なり、之に轡利柿石を加へて⋮九ニ6年囲際窒素販賛カルテルの約定成り、協定各国は相互に協定を迩守し て輸出市瘍を分割し其の進出目覚しきものがある。殊竺昨年より昨年にかけて恰庶金解禁を磯として、猥 英硫安が日本市場へ進出し、為に戦後噸汀七八拾聞か百就拾園、昨年八拾禦本年に入りて七拾園姦を割る に至ったので、幼稚なる我窒素工業は脅威を感じ、是等某なる製造合祀が聯合して政府に判し、不常廉賛規 定の運用を申請するに至ったが、最近内外硫安の妥協の成立が確蜜となりしため、商工省も不常靡安法の適 ︵試三︶ 用の原因が消滅したものと看倣し、今後は幹事命を開かないことに方針を内定したとのことごある。 左に三井、ニ東南敢とアーレンス、ヴラナモンド耐酸の販賛協定の條作に就いて、大阪納日新聞紙上に報 ︵註四︶ 道せられた期を摘出して置く。 第大谷 第二兢 ︵一六六︶ 玉四
て期限空ニケ牢ミし初年厚十薔噸、吹年度入荷噸、三年度五節咽み輯人数蕊ミサろ、、ミ。 二、値段ほ市均の戌行lこ従ひ、その時に・定めろ。調印ミ同時に契約賓行靭に入ろ。 斯くの如き、内外硫安の協定の成立は、必然に硫安市債の騰貴を伴ふ。即ち去る≡月三十一日の大阪朝日新 聞紙に依れぽ、﹃廿八日の苗場は内地現物十貫目参鳳拾試鏡︵噸八拾四囲試拾凶鏡︶、四月渡参凶拾五鑓︵噸八拾 五園拾五鎮︶、五月渡蓼鳳就拾餞︵噸八拾六閲囚拾錦︶、六月涯蓼園部拾蓼銭︵噸八拾七図式拾鏡︶を示し、英喝硫 安も紳奈川渡五臥、五月渡八拾園に躍進し昨年市場混乱常時の暴落値六拾試園に比すれば、甚しき昂騰振であ る起と報道してゐる。 然らば是等二大硫安が如何なる版賛難路に伐り戦塵家の手に入るかと云ふに、ドイツ硫安シンヂケートの放 球禽敢であるアーレンス離及び共闘硫安のブラナモンド敢との特約店、即ち前者に五軒、後者に一軒の特約店 がある。併し前述した如く今や三井、三菱開祀が碗英硫安の内地放資樺の桂得確嘗となりしが故に、本願下の 特約店も之等爾敵を通じて購入することになるであらう。かくして本願特約店に仕入れられた硫安は、問屋及 び蘇某紙合を総て、或は直接に曲民家に収欝される。
拘 過燐酸石衣
過燐酸石衣は相等古くより農柴界に使用せられ、燐酸質肥料の喉︼のものである。過燐酸製造は低塵の加エ エ柴に過ぎないから、本邦に於ては夙に多罷に生産せられ、早くから内地製品にて完全に自給されて雅たので 香川陽に於ける肥料り配給に就いて ︵〓ハ七︶ 五五第六巷 第二舵
︵一夫八︶ 五六 ある。過燐酸市場は喝占化され従って相等安定してゐた。然るに近時の農村不況に伐る需要激減の焉に、自ら 市債は暴落し、各酢の足並も揃はなくなつて衆た。小魚に於て最近工柴組合の設立により、徹底的統制を施ると 同時に、関東五級及び開西水曜倉は何れも販賛直段の協定を行ひ、市況の恢榎に必死之なつてゐる。その結果 春肥需嬰購を迎へ相場は若干引締まつて釆たことを本年二月十九日大朝紙が報道してゐる。かく統制が行はれ てゐる結果、その販資制度も自ら特約店に依ってゐる。本願に於て使用されてゐる過燐酸は大日本人造、住友 多木の請合敢のもので、本願には五軒の特約放資店がある。 拘 配 合 肥 料 配合肥料は主として過燐酸と硫安とを物理的に混合したもので、本解に於て最も多く消費されてゐるものは 大日本人造の硫曹印で、共の他住友印、多木印もかなり使用されてゐる。その外本願に於ける肥料商によつて 配合されたものも相笛にある。川崎劃郎氏が本邦肥料界の推移に於て配合肥料の薬師を以下の如く指摘してゐ る。﹁配合肥料は過燐酸の繋捌の〓タ愕として案出されたもので、何等作物を卓とトた配合でもなければ、土性 を考慮して配合したものでもない﹂と豪皿し配合肥料の重なる原料たる過燐酸は今や本邦に於ては過剰生虞に陥 って、其の放資に非常なる衡心を経験しっ1あることは眈述の如くである。然るに樋簡翠なる設併によつて、 かゝる過燐酸が粉飾され姿を欒へることに依り、著しく其の伯叔を高める。東顆下に於て肥料製造発着は七十 名の多数に上ってゐるも、宜なる哉である。上述の如く原始産業に屈する有機質肥料市場疫州般正自由競争状態に放任され、生産者と消費者たる農家との 聞には、多数の猫立商人が介在してゐる。叉他方化啓的肥料の配給過程に於ては、肥料生産者側からの強力なる 統制が行はれ、農家の妥求と相稀離する状勢を醸しっゝある。以下少しく徒死の購入方法、即ち農家が箪猫個別 的に肥料商と取引する場合、農家が蒙る不利益なる鮎ぬついて窺って見やう。 て∵肥料を廉偵に購入する望が少い。 農家経済そのものが有つ横構上、袋に叉苗場知識に乏しい農家が、営利心に鋭く商横を見るに敏なる商人と の取引の結果は言ふ迄もなく明瞭なことで、殊に交通不便な僻村に於て此の弊寄が甚しい。 二、農家は肥料取引に閲聯して二重の不利を蒙る横合がある。 農村に於ては肥料は掛買に依るものが多い。本願に於ては現金取引が≡割にして、樹嵩は七割の扱に上って ゐる。務貫期間は普通牛ケ年にして、利子は年一割以上に苦り﹂且現金買に比し掛買は三分程割高なるが故に 両者合する時は碇⊥剤三分を起ゆるであらう。叉掛買代金支所の為に、其の牧穫物を以てなす場合には、其の 取引倍額を踏み例される事例も稀では無い。 ≡、配合肥料わ購入に常、つては更に皿暦不靡のものをつかまされる危険がある。 配合肥料は其の粍類甚だ多く、従って槙準備額の存せざるのみならず、畢肥に比し外観上よりの撃竺這歯 斯にして、其の多くは分析の方法k依らねぽならぬ。従って肥料の控関知誠に乏Lい盈家は、勢不磨なる配合 香川厩に於ける肥料の配給に就いて ︵一六九︶/五七
三 農業の経済的性質ど肥料配給合理化蓮勒ビの関係
肥料費が農家経済上問題視せられるのは、単に其が現金支出費中の大宗をなす政のみでは無い二村り蓮の如く液
近著しく肥料界に進冒iして来た硫安、従って今や販蕾肥料の霊夢部分を構成し、肥料配給市場に於て倍額の指導 者たる硫安、の飯野市場に封する肥料生産者側から可成高度の統制化が嘗行されつ1ある鮎に問題の重心がある。 然らば他方その消費者たる農薬経常の企業化の趨勢如何?即ち︵こ本邦農業其のものゝ中に、、硯資本主節に順 臆し大規模生産に推移し得る可能性を包含するや否や、又︵二︶農業紅螢が自給肥料のみに依存し得る可能ありや否や。恨りに農業が大企業化し得るか、然らざれば全然自給自足の均内に逃避し得るとせば、肥料問題も非常に
弟六番 第二既
二七〇︶ 五入 肥料藍月はされる危険がある。且市販の配合肥料には、決して気候、風土、作物に適合する様な考慮の排はれ てゐないのを普通とするから、従ってその肥効率が悪い。 E、肥料が農家の手に入る迄、多数の商人が複雑な関係に於て介在し、焉に少からす慣額が高まる∂ 註 ︵こ 向井廉松薯、配給硝暢親機給血意六京参照 ︵二︶ 大阪朝日新開、昭和六年三月潤一甘 ︵三︶ 同 上 同 三月廿六日 ︵四︶ 同 上 臥 三月朝︼日緩和されるであらう。伐ハ壱書中は発づ本邦農業の経済的性質につきこの二郎を考察せぬばならぬ。 ︵詣一︶ 本邦農業の大部分は斯界の誇大家により提唱されてゐるが如く、所謂労作的小農経済の範疇に属するもので、 其の経営の主眼とする所は、資本家的経常の如く、企業利潤の掟得にあるのでは無い。従って彼等が生産したも のゝ全部を、他の産業の如く商品として苗場に供給するものでは無い。兜づ自家家族の生活維持に充て且剰除を 掟た場合に費却し以て金銭的支出に充常する。だからウエルネル。ゾンバルトの経済的勤撥に依る各種の経済分 ︵註二︶ 顆に伐ろ時、小農経溶は営利粧臍としてゞは無く、むしろ消費経済と呼ばる、べきものに属する。斯くの如く本邦 農業痙潜の現状は小農的、労作的経営であるから可及的自家努力の利用に依り、昏給紋所の範囲の増大を閉るこ とは、経済上有意義のことである。此の意味に於て自給肥料の利用と云ふことは、肥料匪臍上布外債亀あること ︵許三︶ である。乍然資本主義経済の畿展は、永く農業経臍をして流通経臍場裡から孤立せしめて置かない。交通文化の 平及と共旺盛家の欲望も進み、益々交換総研場裡との交渉が多くなりつ1ある。斯くしてその現金的支出の・部分 が益々農家経済を撹乱しっ1ある。此の状勢に癒する焉には勢ひ、経常は集約的、多角形的に進まざるを得ない 殊に本願の如く、耕地面積に比し農村人口多く、従って農発の集約的なること、重囲にその比を見ざるの状況に あり。最近の統計に潰するに農家州戸雷の耕作段別は、僅かに五堅ハ畝歩に過ぎない。従って田反別の九割二分 迄二毛作にして、其他小郡市近郊に於ける花井、説菜園拳、山間部に於ける果樹桑園栽培等、狭陽なる耕地軒積 の多面的集約的経営によりてのみ、商品としての農産物佗若干の増加を来し得る地方に於ては、農家は肥効力の 香川願に於けろ馳料の配給に就いて ︵一七一︶ 玉九
第六番 J第.二娩 ︵一七二︶ 六〇 稀薄な自給肥料を避けて、肥効力大なる販賢肥料を要求するに至り、更に他方鼻糞控皆の築約化と相保って、逐 年販安肥料の消費高を増加せしめすには憶かない。 資本葦亜紀臍の農村への浸潤と共に商品的生産の重要性が、農家経済に於て増加しっゝある事嘗は否み難いが、 盟に進んで然らば本邦鼻糞は将来商品生産的企業として、硯資本主養鯉臍に順應して竣展する可能性があるであ らうか。即ち二般交携経臍に安倍する費用の原則に基づき、常に最高の牧利カを可能ならしめ得る組緋が、我農 柴経営中にも探り入れ彷るであらうかと云ふ鮎を考察せなければならない。 抑々農薬鎮座には生物畢的制限が存する雷に、兜づそむ生産供給に於て製造工柴に於けるが如く鎮圧回教、並 軋生昏革を佐瀬的に増減し得ない。文治費に於ても農業生庶物の多くは、例へぽ米、穿の如く、主要食料品にし て需要が甚しく弾力牲近乏しく、従って自由に敢合常姿を喚起するといふ可能性が少い。故に利潤獲得を本旨と する資本家的企菜には農菜は不適嘗である。それのみならす、農相人口の駒密なる我農黄綬臍は、革質に於て農 柴の大企模化を著しく阻止する。︵此の鮎忙つきては他日詳しく検討する横合があるであらう︶ 之を要するに本邦農柴は如上の特質を有するが故に螢利を主眼とする市婁に於て農家は畢礪細別的に、肥料商 と取引をすることの甚しく不利なることは明瞭である。況や金融資本家の支配下にある硫安、其他化単肥料苗場 に於てをや。さればと云って現状の農家経済より見て、奄然自家肥料に依存する事は出来ないのみならず、放資 肥料の消費が増加の傾向に於てすらある今日、肥料の封市場取引は逝くべからざることである。麦に於て版賛肥
料捧得法の合珊化が問勉になつて釆る。 版畢肥料の市場取引に封する合理化の目標は、他の二鱒配給の合理化と同様、第仙に配給過程に於ける費用の ︵乱四︶ 節減と、簸二に慣覇の決定を公正ならしむることにある。 第一に流通費用を引下ぐる為には、配給単位の排除による配給距離の近接にあることは、山般産発と同機であ る○ 第二に慣額の決定を公正ならしむる馬忙は、即ち肥料市場を支配する資本に封抗し、之に塵迫されない為には 多数の力を共同しヽ弱小の力を協せて弘大なる勢力を創り上げることにある。 上記の肥料配給合珊化の二大目標を達成する焉めの敢命機関として、或は農合、盈寄苦行組合、或は産柴組合等 数多蓼げ得るけれども就中汲も望ましい組織形態は、農家の共同利益囲濃の組織たる産業組合系統である。以下 項を夏めてその理由を槍討するであらケ。 謎 ︵一︶ 檎本博士農米艦皆の合理化︵農光雄済研究第六巷第三兢二宮参照︶ 揮村宏教授日本の農尭及び農光間蔑︵経臍学会集第四†二攣モモT立入三賞︶ ︵こ︶ G●声StudeコSky︰Die算○コ○ヨischeNaどrder註uer斉heコWirtscha声︵椙短立寄繹小農脛済の経済約性 質、温雅援滑研究弟六客質叫窮九五貰象照︶ ︵三︶ 橋本博士農幾澄瞥亡児料配給の統制︵産米組合第三官兢二大、七貰参照︶ ︵班︶ 脛臍撃土谷口書房氏配給組織合理化ミ中央市場の単複制︵経済論叢帯叶金筋四携蓼醸︶ 曹川糧に於ける肥料の配給に就いて ︵欄七三︶ 六一
肥料共同購入の為の形態には種々あるけれども、最も望をかけ得るものは購買組合である。
惟ふに購買組合は中小農共著が、その協力に依り大企業家と同じく艮好なる品質の原料を廉憤に購入する横合
を得んとの藩閥の下に作る任意的経済国膿であつて、而も系統的釦戯翫正完備せる横網を有する結果、全図的に
散在する弱小なる肥料需嬰計迅速に中央に集中せしめ、三の重心の下に舷宿し得るが故に、直接肥料の犬製造
禽敢や聴入東商との交渉が可能となり、かくして前述の肥料配給合理化の目標たる、配給の単純化が達成せられ
併せて非資本家的小畢家も堂々甥資本主義市場に於て自己主韻を為し得るのみならす、夫れ自身の系統に廃する
信用組合を以て、配給過程に必然必要である金融職能をも兼すことが出来るからである。以下本願忙於ける購買
組合が、肥料配給上演する綬割に就いて朗察する。
1蒜謂舵機碩取扱㌫蝕取垂ハ︵若に苧る%写望
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覚六聴 解こ兢 田 鹿菜組合に依る肥料配給の合理化 ︵−七四︶ 六二備考 ※は鹿骨及び虔幾組合の両者£り購入する余計額でわるが、本醇に於て濃密が近時殆ど肥料の購入前慌するこさ僅ゆな るが故に大総有産乗組含エりの購入額ミ推定して大差蝕し。 右誇統計lェ前端香川敵魔新統計鹿妻組合第三首班所載の統計及び農杜督鹿野局別行、筋骨正次、第廿六吹鹿発組合嬰哲lこエ りて作成す。 右の諸表から次のことが富ひ得る。即ち本顆農家絶戸数の約年数は直ちに産菓組合を利用し、安倍に良質の肥 料を手に入れ得る状態にある。併し賓際に彼等の利益共同困膿たる離合を利用するのは加入人員の年数に充たな い状態にして、組合精細管及の緊妥であることの感を洗うする。叉購買組合取扱高及び組合員の統合よりの購入 者二戸首が、放肥料消費高及び二戸常肥料消費高に封する割合に到っては、三割前後にして、未だ′∼開畿の飴 地が大いにある。次に然らば如何なる蹄顆の肥料を共同購入方法によるかといふことを考察して見よう。 第 六 表 智 過 疎米大魚 肥 利燐 豆 料 酸 月巴 硝石 抽 名 石灰安粋粕類 稀 僻塵 一 義 七(⊃ 八 四 梨 六三六廷切三八 ヽ ヽ ヽ 紬 ヽ ヽ ヽ ○九一一○五 ∠ゝ lコ 都 九 ニ ○ 六 ○ 五 ()0 0(〕○()円 ・
一l呵・一 三.六 ● ● ● ● ● 玉.六:挫(」三 一一 ○ 三 六 ニp・
償凍 ヽ 二.五・bニ 四 0 0 ニ ニ 五 辟 ○ 八 ニ ∩・− ○ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ −・玉三.ニ義五 賓 六 八 大 六 八 九 額肥 0 0 0()0 0円 曹 の商 憤 額 雨 四 ニ:三 一 三 ニ 者 の ∩ 五 箭四・一 九 ● ● ● ● ● ● 比 ○ 八 ○ 四三四 六 五 五 六 五 三 率 % % % % % % 香川厩に於けろ肥料の配給に就いて ︵一七並︶ 六三第大食 弗二鱗
︵一望ハ︶ 六四右の衷に依って見るに、肥料品目別の共同購入惜額の中で般も大なるものは杢且油粕であつて、是についで硫
安、魚肥類、配合肥料、過燐酸石衣、米糠の順位になつてゐる。是を史に組版資肥料品目別債額と比較して見る
に、智利碑石、硫安、大豆粕、魚肥、過燐酸石永、米糠の順に共同購入されてゐるC即ち智利硝石、硫安の如き配給過程に於ける資本家よりの統制があり、且つ畢濁個別的に肥料商より購入する方法に伐る時、最も不利を感
ずる橙類の肥料が、その首位にあるのは常然のこと1云はねばならぬ。叉二ソにはかくの如き肥料は或側先の僅少なる手数料に限られてゐるから、自然肥料商が取扱ふことを好まない結果でもある。
崖薫組合が肥料統制上故も望ましいものであるの所以は、上述の如く町村産業組合が上級の煤聯合愈に、願聯
合禽は虞に全図的組織たる仝購聯︵重囲購買組合聯合食以下是に従ふ︶へと、農家の僅少なる肥料舘要額を集中せしめ得る系統的組織む宿するからである。故に吾々妓考察を進めて本願に於ける肥料配給上、購買組合聯合禽の
役割、及び肥料配給上現になしつゝある仝購聯の満劫を窺ふことにする。
第七表 本願に於ける肥料共同購入額と願購聯取扱高との比較表
備 考−筋謁産業組合三百兢、及び香川舶思料統計苔より作成す
右の表に依れば、大腰に於て肥料共同購入額は累年廃加してゐるが、更に誓い事嘗議書に依る配給額の
増加率が壷向いと云ふことである。即ち農家の肥料拘禁年を逐うて聯合食に集中される雷管示すものであ
る。香川願鷹巣組合聯合食は、大雪年四月最立され、肥料取扱を開始したの政大鹿人年からである。今左に
主要肥料費却高の累年比較表を掲げる。
第 八 表
取扱高の蒙るもの笑霜・硫宰過燐噂その他人造肥料義視。魚肥等にして、大蒜は創業鹿時の歪髪
大 一望 粕 過燐酸石灰 内地産硫安 外国産硫安 人 造 肥 料 粉末大豆粕 鰊 米娩 糠 香川麒に於けろ腰料の配給l=就いて ニ 八 三 七 ヽ ヽ 八 九 四 −ヒ 八 七・ ○ 五 七㌢】 ︼三、七∵0 て一入u 三、OCO囲八七仙 九五〇、七こ七
軸 妄四、七九二
昭 和 元 年 摘 、〇こ七、八一三 三四三、こ三九 ニュ九、四八〇 二川二、三三︼ 三こ、こ0〇 六二、︼八〇 n て〇一三、八一こ 二二凶、二lニC 八〇、六二〇 昭 和 二 年 こ五七、四三三 二九、四六〇 六四、山0〇 八八、凶五大 一三九、四こ押 昭 和 三 串 ︼六八、一二 二義滋、二ハ 四︼七、五八八 八〇、七叫○ こ六∴、七九山 一∩こ八、一九〇 六二、加入C ︵T七七︶ 六悪 一〇九、こ山〇 一四三、こ八九 こ玉二、五九二 四六三、三〇閃 六四、六九〇 三四〇、〇八印 四三七、七八C︵一七八︶ 六六
第六奄 第二抗
び粉末大京和の約九萬貰より、昭和閏年の百二十萬貫の十四倍となり、硫安の一萬四千菟百貨より四十常五千貰 の二手侶に過燐酸は二高相千貫より摘十六萬貰の約二十倦に、人迫肥料は叫嵩二千貰より四十四筒音の約銅十倍 ▲ヤ 足らずに、噸粕は約五意見より十相馬二幸貰の約二十八倍に、米糠は二菟七千箕より二十五萬貰の約千僧に累進 し∪ゐる。大鰐に於て硫安・人造肥料・過燐酸等の化畢肥料はその増加率が著しい。 忍葉組合系統に依る配給組織を圃示すれぽ次の如くである。 本願の肥料需要期を大鰐二期に分つことが出来るっ即ち米作用の馬の五、六、七月、及び蓼作用の馬の十、十 ⋮、十二月の二親是である。此の各需要期に先立ち預め煤塵某紙合聯合食は、町村産菜組合に共同購入すべき肥 料の種類を通達ト、申込の数畳を毒薬する。産業組合は更に朗屠組合員たる農家よりの申込を纏めて願産柴組合 聯合食に通知し、願聯合食は下級組合より申込まれし各肥料を集積し、其の挿額、数盈、受渡場朗及び時兢を指 定して金購聯に申込む。かくして肥料需要が全開より中央に集中されることになる。菟に於て全購聯は各肥料秤 別に従って肥料製造発着及び同輸入発着と直接取引をする。其の二三にづき詮明すれば、硫安については既に昭 ︵証こ 和肥料合祀と五、六月渡しの條件で平均六拾試園の安値で七千噸購入の約定をしてゐるし、石衣窒素も上記昭和 栢配合肥料製造 聯 伺信用組合より直接購入することになつてゐる。又新出の化成肥料たる。イナホスは≡井より、大京粕は輸入大手筋たる一C 井、三安閑敢より、過燐酸石衣は重職聯の尾崎工場完成までの委託工場たる、大阪市田洗川区にあるラサ島焼飯 −− 関西地方配給の分−1−−†り、魚肥は余構聯の小樽出張所に於て原産地の問屋漁業組合より直接購入の方法を 探り以て可成中間商人の排除をはかり、配給費の節減に腐心してゐる。かくして或は舵に依り、或は汽車に依っ て指定受渡場朗に蟄速される。本願に於ては西部地方のものは、輝度柴組合聯合食の丸砲、及び坂出の所倉庫に 其の他のものは高松市濱ノ丁の倉庫に陸揚新座され、更にトラック或は革にて、各指定場朗に運搬されるっ取引 は原則として現金制度で、荷為替の方法k依り措定の円に代偶の冤桝をなす。肥料資金竺般に同系統内にある 信用組合より融通される。而して懸産業組合聯合食は中央金掩に、各町村産柴組合は願産業組合聯合合︵信用組 合聯合脅︶に、各々口膵を有し肥料代の授受に伸してゐる。 斯く農家経済にとり最も苦心される肥料資金は、案外低利で軽便に調達され得る機関を産発給合が包含する朋に 一 肥料配給機銅としての特色がある。 以上は産業組合系統による配給系路の主たるもので、謂はゞ正統系に廃するものである。此の外に町村床柴組 合は地方肥料問屋、或は中央卸問屋より仕入れ、豊家に配給する場合もある。叉肥料資金にしても銀行に其を仰 ぐこともある0 託一大阪朝日新聞、昭和六中三月二十宍胃 香川願に於けろ思料の配給に試いて ︵一七九︶ 六七
五 肥料配給改善塞
昭和五年八月山口、農林省令第綱紀を以て公布されたる肥料配給改善助成規則の概要を次に紹介しやう。本規 則は十六ケ條より成り、第一二條として本案の目的が掲げられ、本案の骨子とも見らるペき重要部分は第二備に盛 られてある。其の他は助成金交附の申請手原、並に助成金の交付を受けた囲贈の轟務監督事項等を列挙したもの に過ぎない。然らばその節二條は如何?次にその大要を述べよう。其は叉同時に本案の大網でもある。 て本計測は主として産業組合の系統に依る肥料の配給に主力を注ぐのであつて、其の為に中央棟開たる仝購 聯に補助金を輿へ、役職員の亜備、肥料配給等を助成する。 二、又地方機関としての迫府僻購蜃融合聯合食に勤して、山聯合食に二名の轍員設置に補助金の交付、更に町 村購買糾合、農合其の他の囲鰭に勤しても相常の助成金の交付をなして、肥料配給に必要なる農具機械等の 設備をなさしめる。 三、肥料配給改善の為に、農林省に職員を増加する。 以上の助成を残すの外、本案の目的達成の為に、粂購聯及び道府願購聯等に勤し肥料の市況其の他諸般の情報 等務並びに本案の趣旨の普及倍達の事務を委託し、以て全閉に散在する組合及び農家に肥料の市慣を迅速に報導 せしめて、一肥料購入の適期を得しむると共に本楯設の普及に努め、韮に全農家を打って一丸となし、張き販賛網 を作らんとするものである。 琴六巻 第こ披 ︵一入〇︶ 六八借て以上の助成規則に基いて仝購聯は如何なる計測を目論見つゝあるか以下その概要を述べる。仝購聯はその 機能を覇分に覆挿する為に資金の発雷、職員並に肥料配給例の設置といふことを計測してゐる。
て資金 の充賞
金購聯が充分の活動をなし、自己の任務を怒さん為には益々資金を必要とする。そこで昭和五年度に於て既 音 加入を合せ口数叫嵩口となし、資金を五首簡閲となす計測を梯立した。然し不況の篤とは云へ其後の結典は面 ︵証一︶ 白くない。昭和九年蓬に金額が沸込まれるか香か心細い次第である。 二、肥料配合朗の増設 配合肥料製造工場を金閣に六ヶ所に設置の竣見で、完成の慌は玉田嵩臥の配給能力を目棟に計測が樹てられ てゐる0 ニて職員の設置 年を逐うて取扱高増加しっ1あるも、更に血臍取扱高を促進せしむる為に、或は愈の趣旨の普及宜鰭に、或 は諸般の情報の専務にたづさわる専任職員を設置しヽ以て兼務の進展を拘らんとしてゐる。 辞二 大阪朝日新聞、昭利六年ご月十日 六 結 不景気が深刻化すると共.に、∴之が期先として各種事業問に、協定による専業統制策が流行し出した。肥料配給 脊川醇にこ於ける肥料の配給に就いて 〓八﹂︶ 六九︵一入三︶ 七〇