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Vol.11 , No.1(1963)031普賢 晃壽「安樂集と往生要集の立場 -念佛思想を中心として-」

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Academic year: 2021

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安 樂 集 と 往 生 要 集 の 立 場 ( 普 賢 )

-念

-普

い。

(

)

二易

一十

便

に 下 々 品 の 構 名 の 十 念 も 共 に 含 む 説 相 で あ る 。 こ の 十 念 々 佛 を 受 け 樂 集 は 易 行 道 を 念 佛 三 味 と 規 定 し た の で あ る 。 樂 集 廣 施 問 答 で 八 番 問 答 を 受 け 十 念 を 観 念 と 繹 し 、 更 に 念 佛 三 味 の 計 念 の 相 を 示 し 、 観 念 の 義 を あ げ る と 同 時 に 、 稽 名 亦 爾 と 稽 名 の 義 も 出 し て い る の は 論 註 の 十 念 繹 を 受 け て 居 る 事 を 示 す 。 し か ら ば 樂 集 は そ の 念 佛 三 味 中 に 如 何 に 論 註 の 念 佛 思 想 を 受 容 し た の で あ ろ う か 。 即 ち 往 生 人 を 二 種 に 分 ち 、 一 は 上 輩 生 の 無 相 善 往 生 で あ り 、 二 は 中 下 輩 の 相 善 往 生 で あ る 。 前 者 は 生 無 生 の 義 に 燈 達 し て 因 縁 願 生 す る 者 で 、 樂 集 凡 聖 通 往 に 論 註 を 引 用 し 、 上 輩 生 の 往 生 を 説 明 し て い る 。 そ の 最 初 に 三 種 荘 嚴 を 観 じ 一 法 句 に 入 る と 上 輩 生 の 往 生 行 と し て 観 察 門 が 明 さ れ て い る 。 又 論 註 で は 止 観 は 一 具 の も の で あ る 。 今 凡 聖 通 往 所 引 の 論 註 は 更 に 善 巧 撮 化 章 を 取 意 引 用 し 、総 別 二 句 を 観 じ 、 實 相 を 知 る と 云 つ て い る 。 こ の 實 相 を 知 る に は 撮 化 章 の は じ め に 云 う 如 く 奢 摩 他 既 婆 舎 那 廣 略 止 観 相 順 修 行 し て 柔 轄 心 を 成 ず る 所 に 可 能 で あ る 。 か か る 観 黙 よ り 考 え れ ば 上 輩 生 の 定 観 に は 観 察 門 と 共 に 作 願 門 を そ の 禮 系 に く み 入 れ て 居 る 事 が 考 え ら れ る 。 こ れ に 封 し 後 者 は 下 輩 の 往 生 行 と し て の 稽 名 が 問 題 と な る 。 廣 施 問 答 で 論 註 の 永 上 燃 火 の 繹 を 引 用 し 、 稻 名 の 十 念 々 佛 で 見 生 往 生 を 述 べ 、 し か も こ の 十 念 々 佛 が 往 生 行 た り 得 る 論 理 根 擦 と し て 、 論 註 讃 嘆 門 の 名 法 相 即 、 三 不 三 信 の 文 を 引 用 し 、 十 念 々 佛 に よ る 下 輩 の 往 生 の 可 能 性 を 読 明 し て い る 。 か く て 論 註 で は 五 念 門 は 一 連 の 法 で 五 念 門 成 就 し て 往 生 が 可 能 と 云 う 読 相 で あ る に 封 し 、 そ の 五 念 門 よ り 観 察 門 を 別 開 し て 上 輩 生 の 往 生 行 と し 、 讃 嘆 門 を 別 門 し て 下 輩 の 往 生 行 と し ふ そ し て 念 願 合 論 し て 念 佛 三 味 と 表 現 し 、 末 法 相 慮 の 往 生 行 を 確 立 さ れ た も の と 思 考 す る 。 し か し て こ の 念 佛 三 味 の 観 稽 二 義 中 、 道 紳 の 立 場 は 何 れ か と 云

(2)

-154-う と 、 第 三 大 門 聖 浄 二 門 斜 で 末 法 相 鷹 の 法 門 と し て 浮 土 門 を 取 り 、 第 十 八 願 文 と 観 経 下 々 晶 を 合 柔 し て 構 名 の 十 念 渥 佛 を 明 さ れ て い る 。 又 第 一 大 門 で 約 時 被 機 し 、 四 種 度 生 が 出 さ れ て あ る 。 こ の 中 身 業 度 生 は 上 輩 生 の 定 観 に 相 當 す る が こ れ を 取 ら ず 、 名 號 度 生 を 末 法 相 慮 の 教 法 と さ れ て い る 。 こ こ に 道 紳 の 念 佛 三 味 の 蹄 結 を 見 る 。 か く て 道 紳 は 観 経 の 立 場 よ り 、 論 註 の 五 念 門 の 形 式 を 攣 更 す る 事 に よ り 、 念 佛 三 味 の 膣 系 中 に く り 込 み 、 末 法 相 鷹 の 往 生 行 の 完 成 を 期 し た の で あ る 。 そ れ 癒 ら ば 要 集 は 如 何 な る 立 場 で 安 樂 集 を 受 容 展 開 せ し め る の で あ ろ う か 。 要 集 正 修 念 佛 は 浄 土 論 を 受 け 五 念 門 を 展 開 し て い る が 、 内 容 は 摩 詞 止 観 に 依 つ て い る 。 そ の 中 心 は 作 願 門 と 観 察 門 で あ る 。 作 願 門 は 止 観 に よ り 菩 提 心 と し 縁 事 縁 理 の 四 弘 誓 願 が 読 か れ 、 観 察 門 は 止 観 常 行 三 味 に よ り 立 論 さ れ て い る 。 冒 頭 の ﹁ 新 獲 意 菩 薩 先 念 二 佛 色 相 一﹂ と 云 う 十 佳 論 の 文 は 意 の 止 観 に 出 る 文 で あ り 、 又 佛 身 の 四 十 二 相 の 順 逆 観 は 同 じ く 常 行 三 味 の 三 十 二 相 の 順 逆 観 を 受 け る 文 で あ る 。 か く て 総 結 要 行 に 於 て 往 生 之 業 念 佛 爲 本 と 云 い 、 又 ﹁ 構 念 佛 是 行 善 ﹂ と も 云 つ て い る 。 こ の 構 念 佛 は 観 察 門 の .事 観 念 佛 と 三 想 一 心 の 構 念 を 受 け 観 構 二 義 を 含 む 。 し か し て そ の 観 稻 の 關 係 は 止 観 を 受 け る の で あ り 、 助 念 方 法 で 念 佛 三 味 の 唱 と 念 の 關 係 を 問 い 、 常 行 三 味 の 唱 念 倶 運 の 文 、 群 疑 論 の 文 を 引 用 し 、 稻 は 観 の 方 便 で 障 を の ぞ き 観 念 を 成 就 せ し む る に あ る 事 を 説 明 し て い る 。 こ れ が 総 結 要 行 の 構 念 佛 の 意 味 で あ り 、 要 集 の 念 佛 思 想 の 立 場 で あ る 。 こ の 立 揚 よ り 、 要 集 は 樂 集 を 受 容 し て い る 。 そ の 二 三 の 例 を あ ぐ れ ば 、(1) 樂 集 に 於 け る 道 緯 の 念 佛 思 想 の 蹄 結 と も 云 う べ き 聖 浮 二 門 判 と 四 種 度 生 に 封 す る 要 集 の 態 度 で あ る 。 聖 浄 二 門 剣 は 要 集 で は 引 用 さ れ て 居 な い 。 こ れ は 止 観 念 佛 を そ の 立 場 と す る 要 集 に ど つ て は 當

二此

一﹂

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二是

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