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内容 1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方 2. 新たな認定看護師制度 3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施 4. 分野に対する基本方針 分野再編の考え方 5. 認定看護師教育機関 個人への移行支援と周知活動 6. 認定看護師制度再構築今後のスケジュール ( 案 ) 2

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(1)

公益社団法人日本看護協会

会長 福井トシ子

緊急レポート

-新たな認定看護師制度-

認定看護師制度の

さらなる発展に向けて

1

平成30年度 日本看護学会学術集会

(2)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

(3)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

3

(4)

2025年に向け、さらなる在宅医療等の推進を図るため

医師の判断を待たずに、手順書により

一定の診療の補助を行う看護師が必要

(例:脱水の程度の判断と輸液による補正など)

特定行為研修が制度化された背景

特定行為を定める

手順書で特定行為を実施する場合の研修制度を創設

研修内容を標準化

4

(5)

① 研修制度の対象となる医行為について、安全性と効率性を踏ま えながら拡大すること等を提言 厚生労働省「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会報告書」(平成29年4月6日) 出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000161081.pdf ② 「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」の中で、特定行 為研修を修了した看護師が適切に役割を発揮できるよう業務分 担等を具体的に検討することを提言 厚生労働省医政局長通知(医政発0305第8号・平成30 年3月5日) 出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195337.html

国が行っている特定行為研修制度推進方策

③ 医療計画策定指針に研修体制の整備に向けた計画が追加 5 ④ 特定行為研修制度普及、促進のためのポータルサイト設置

(6)

出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194945.html

特定行為研修受講後に患者へ対応する看護師の変化

(7)

出典:厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194945.html

7

修了者総数:1006名

(平成30年3月現在)

特定行為研修を修了した看護師数

(8)

厚生労働省HPより

厚生労働省が指定した

87ヶ所

(平成30年8月時点)

指定研修機関

(9)

特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

<制度の目的> 高度な臨床実践能力を発揮し、在宅医療をはじめとする、あらゆる場に対 応できる人材を育成する。 認定看護師制度の価値を維持・向上させる必要がある 2014年 6月 保健師助産師看護師法が改正 2015年10月 「特定行為に係る看護師の研修制度」施行 2017年 8月 医療計画に特定行為研修修了看護師増員計画を位置づけることを 都道府県に通知 日本看護協会の基本的な考え方 特定行為に係る看護師の研修制度を活用して、看護師の専門性をさらに発揮 し、少子超高齢社会における国民のニーズに積極的に応えていく. 9

(10)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

(11)

全国に19,835名(21分野)_

2018年7月現在 ※詳細は日本看護協会公式ホームページをご覧ください

全国で活躍する認定看護師数

11 <認定看護師制度の目的> 熟練した看護技術と知識を用い、水準の高い看護実践により、看護ケアの広 がりと質の向上を図ること  診療報酬項目は20項目、16分野  広告が可能な分野は18分野

(12)

変化する医療・社会と認定看護師に期待される役割

医療提供体制の転換 少子・超高齢・多死社会 2025年 疾病構造の変化 ▶ 悪性新生物、高血圧症、脳卒中、糖尿病の増加 ▶ 複数の慢性疾患 ▶ 病院中心から地域・ 在宅へ医療の場が移行 高齢者・慢性疾患の増加 「治す医療」から「治し支える医療」へ 疾病が単独ではなく、複合している 医療を受けながら病気と共に生活する人の増加 医 療 の 高 度 化 ・ 細 分 化 に 伴 う 看 護 の 専 門 分 化 現在 2018年 病院完結型から地域完結型へ アセスメントに基づく 質の高い看護実践 認定看護師の実績 これから必要とされる看護師 ▶ 急性期医療に加え在宅医療まで支えられる ▶ 地域・施設間の連携に寄与できる

認定看護師への期待

12 高齢化

(13)

13

認定看護師制度の再構築に関する検討経過

2017年4月 本会内部に組織横断的なプロジェクトを設置 (認定看護師制度再構築プロジェクト) 7~9月 認定看護師、看護部門責任者、認定看護師教育機関への調査 をWeb・郵送調査で実施 10~11月 地区別法人会による検討 11~1月 認定看護師教育機関(13機関)、関連学会(21学会)へのヒアリング 2018年1月 外部有識者からなる委員会を設置 (認定看護師制度再構築検討委員会) 2018年6月 外部有識者(学会関係者・認定看護師教育機関教員・特定行為研修 を修了した認定看護師)からなるワーキンググループを設置

(14)

新たな認定看護師制度

<新たな認定看護師制度の目的>

公益社団法人日本看護協会認定看護師制度は、特定の看護分 野において、熟練した看護技術及び知識を用いて、あらゆる場で 看護を必要とする対象に、水準の高い看護実践のできる認定看 護師を社会に送り出すことにより、看護ケアの広がりと看護の質の 向上を図ることを目的とする。

地域へと看護現場が広がることから、

あらゆる場で看護を必要とする対象に

加筆

2018年2月 理事会決定

(15)

新たな認定看護師制度

<新たな認定看護師の定義と役割>

認定看護師とは、本会認定看護師認定審査に合格し、ある特定 の認定看護分野において、熟練した看護技術と知識を有すること が認められた者をいい、次の各号の役割を果たす。 1. 特定の看護分野において、個人、家族及び集団に対して、高 い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び 知識を用いて水準の高い看護を実践する。(実践) 2. 特定の看護分野において、看護実践を通して看護職に対し指 導を行う。(指導) 3. 特定の看護分野において、看護職等に対しコンサルテーショ ンを行う。(相談) 15 2018年2月 理事会決定

(16)

認定看護師 としての アセスメント

認定看護師のアセスメントに基づく質の高い看護実践

臨床推論 病態判断 技術(診療の補助行為) 特定行為研修 ▶患者・利用者への適時・適切なサービ スの提供  生活援助技術+症状緩和  過剰・過少医療の回避 ▶病院にとどまらず、在宅・地域などあら ゆる場のニーズに対応 ▶医師をはじめとした他職種との対話力 が向上 CNがチーム医療のキーパーソン 臨床推論・ 病態判断 16

認定看護師教育に特定行為研修を組み込む意義

(17)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

17

(18)

① 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 ② 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 ③ 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 ④ 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 ⑤ ろう孔管理関連 ⑥ 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 ⑦ 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カ テーテル管理)関連 ⑧ 創傷管理関連 ⑨ 創部ドレーン管理関連 ⑩ 動脈血液ガス分析関連 ⑪ 感染に係る薬剤投与関連 ⑫ 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 ⑬ 循環動態に係る薬剤投与関連 ⑭ 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連

本会が行う認定看護師を対象とした特定行為研修

<受講可能な特定行為>

(19)

多様な受講モデル

【基本モデル】 *神戸研修センターでは20名定員で実施 様々な医療の場において、全身状態 の管理等により、異常の早期発見、早期介入 を行い、安全安心な療養生活が継続できるよ う支援する。 計321時間 【救急・集中ケアモデル】 緊急度・重症度が高い患者への初期医療に関 わり、循環動態、呼吸動態、電解質の管理等 の早期介入で重症化を予防し、安全安心な療 養生活が継続できるよう支援する。 計436時間〜517時間 【創傷管理モデル】 様々な医療の場において、褥瘡や慢性創傷が 発生した患者に対し、高度な創傷管理の早期 介入で重症化を予防し、安全安心な療養生活 が継続できるよう支援する。 計408時間 19 【感染症管理モデル】 様々な医療の場において、感染症の疑いのある 患者、発症リスクが高い患者への栄養、感染対 策によって感染症の進行や全身状態の悪化を予 防し、安全安心な療養生活が継続できるよう支 援する。さらに多剤耐性菌対策に寄与する。 計384時間〜423時間 【在宅ケアモデル】 在宅等で医療処置が必要な患者の全身状態の 管理等により、異常の早期発見、早期介入を行 い、安全安心な療養生活が継続できるよう支援 する。 計321時間〜390時間 【慢性疾患管理モデル(症状緩和ケア)】 様々な医療の場において、疼痛、不安、認知症 様の症状のコントロールなど、精神・神経症状緩 和のための早期介入を行い、安全安心な療養生 活が継続できるよう支援する。 計378時間 【慢性疾患管理モデル(糖尿病ケア)】 様々な医療の場において、血糖コントロール管理 への早期介入を行い、重度合併症を予防し、安 全安心な療養生活が継続できるよう支援する。 計357時間

(20)

• 春期入学コース

• 秋期入学コース

4月初旬 6月中旬 7月 8月 9月末 e ラ ー ニ ン グ 開 始 開 講 式 集 合 研 修 開 始 2 日 程 度 登 校 日 ( ( 筆 記 試 験 ) あ り 共 通 科 目 区 分 別 科 目 臨 地 実 習 修 了 式 9月末 12月初旬 1月 2月 3月末 e ラ ー ニ ン グ 開 始 開 講 式 集 合 研 修 開 始 2 日 程 度 登 校 日 ( ( 筆 記 試 験 ) あ り 共 通 科 目 区 分 別 科 目 臨 地 実 習 修 了 式 ※予定であるため年度により日程は多少前後する20

特定行為研修の受講スケジュール(予定)

集合研修は、最短で約1ヶ月半で修了

(21)

共通科目

eラーニング

【eラーニング教育の特徴】

各研修生に担当教員

をつけ、遠隔教育による受講の

習到達度の確認とフォローアップ体制の強化

 個人の環境に応じた学習計画表の設定

 個人に合わせた細やかな指導

 チャット機能を活用したタイムリーな相談

 学習プロセスの把握と支援(遅れがちな研修生への

声かけや励まし)

21

(22)

【集合教育の特徴】

eラーニングで得た

知識を確認

し、

演習や実習について

は効果的な対面式の集合教育

で対応

 少人数のグループに分かれて、講師とファシリテータ

ーのもとで、議論や発表を行い、症例検討やペーパー

シミュレーション等を行う

 研修生の理解度に合わせたフィードバックを行い個別

性に対応させた教育とする

22

共通科目

集合教育

(23)

区分別科目

「栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型

中心静脈注射用カテーテル管理)関連」

OSCEの様子 シミュレーションセンターにて講義・実技練習 学内演習 エコー操作やPICC挿入手技 23

(24)

他施設実習

本会の協力施設にて実習 他施設実習を必須としている科目 創傷管理関連 感染に係る薬剤投与関連 血糖コントロールに係る薬剤投与関連

自施設実習

連携協力体制※が確保できる施設は自 施設実習可能 ※連携協力体制とは、指導者、医療安全管 理、緊急時の対応、患者への同意説明体 制、該当症例数の確保等の要件を満たす 体制

臨地実習

(25)

沖 縄 6 北海道 7 福 岡 6 佐 賀 1 長 崎 5 高知 2 山 口 2 広島 4 岡山 5 鹿児島 3 和歌山 2 青森 1 宮崎 1 愛媛 4 大分 2 熊本 0 大 阪 31 奈 良 1 三 重 1 京 都 2 兵 庫 8 滋 賀 2 山形 1 秋田 1 愛知 8 静岡 2 鳥取 4 島根 1 神奈川 23 東京 36 千 葉 12 香川 4 徳島 1 宮城 1 岐阜 3 福井 5 長野 3 山梨 2 富 山 1 石 川 4 新 潟 3 埼玉 6 茨 城 4 福島 1 群 馬 2 栃 木 0 岩手1 0人 1~9人 11~20人 21~30人 30人以上 特定行為研修を修了した認定看護師数 225名(2017.7現在) ※2分野の資格取得者1名(緩和ケア/訪問看護) 25

本会が実施する特定行為研修を修了した認定看護師数

(26)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

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分野に対する基本方針・分野再編の考え方

• 小児から高齢者まで、複雑化する疾病を抱える

人々に対して急性期医療から慢性期医療に広く

対応できる編成とする。

• 地域へと広がる医療ニーズに貢献できる編成に

する。

• 分野の再編・統合については、上記基本方針を

もとに、社会情勢、関連学会や教育機関などの

ヒアリング結果を踏まえ、慎重に検討していく。

27

2018年5月 理事会で方針決定

(28)

認定看護分野別にみた養成数の推移

0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000 16000 18000 0 500 1000 1500 2000 2500 合計 感染管理 皮膚・排泄ケア 緩和ケア がん化学療法看護 集中ケア 救急看護 糖尿病看護 がん性疼痛看護 認知症看護 摂食・嚥下障害看護 脳卒中リハビリテーショ ン看護 訪問看護 手術看護 新生児集中ケア 乳がん看護 慢性心不全看護 小児救急看護 慢性呼吸器疾患看護 透析看護 がん放射線療法看護 不妊症看護 分野による養成数の違い  2017年度に開講している教育機関 が0~1箇所のみ:10分野(※)  認定開始から10年以上経過してい るが養成数が500名以下:6分野 (赤字) ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 28

(29)

分野名 認定開始年月 認定看護師数 (2017年6月) *10年以上開講 しているが、養成 数が500人以下 2017年度の開講状況 2016年度の実績 教育課程数 2017年 度開講 課程数 定員数 2016 年度と の増減 定員数 応募者数 研修者数 定員充足率 (研修生/定 員数) 救急看護 1997.6 1104 5 (3) 90 ↓ 145 126 109 75.2% 集中ケア 1999.6 1101 4 (1) 30 ↓ 60 89 63 105.0% 新生児集中ケア 2005.8 372 * 1 (1) 30 30 20 19 63.3% 小児救急看護 2006.7 249 * 1 (0) 0 ↓ 30 25 21 70.0% 手術看護 2005.8 463 * 3 (3) 80 80 86 74 92.5% 緩和ケア 1999.6 2007 12 (9) 200 ↓ 235 282 229 97.4% がん性疼痛看護 1999.6 755 2 (1) 15 15 26 15 100.0% がん化学療法看護 2001.8 1449 9 (5) 110 ↓ 135 112 89 65.9% がん放射線療法看護 2010.6 223 2 (1) 30 30 30 30 100.0% 乳がん看護 2006.7 316 * 2 (1) 20 ↓ 45 43 31 68.9% 糖尿病看護 2002.8 820 5 (2) 33 ↓ 48 52 42 87.5% 透析看護 2005.8 220 * 1 (1) 20 20 38 22 110.0% 摂食・嚥下障害看護 2006.7 668 4 (4) 105 ↑ 80 147 85 106.3% 脳卒中リハビリテーション看護 2010.6 635 6 (4) 95 ↑ 80 50 47 58.8% 認知症看護 2006.7 805 13 (9) 245 ↑ 210 306 209 99.5% 皮膚・排泄ケア 1997.6 2286 7 (3) 80 ↓ 150 294 144 96.0% 感染管理 2001.8 2529 13 (4) 110 ↓ 250 324 241 96.4% 慢性呼吸器疾患看護 2012.6 244 2 (1) 30 30 27 26 86.7% 慢性心不全看護 2012.6 296 3 (1) 45 ↓ 60 67 58 96.7% 訪問看護 2006.7 546 4 (2) 50 50 53 51 102.0% 不妊症看護 2003.8 162 * 1 (1) 15 15 13 13 86.7%

認定看護師の養成状況及び教育機関の開講状況

診療報酬でニーズが 高かった分野も休講と 定員数減少 54機関100課程が認定 されているが、2017年度 は42教育課程が休講 【2017年5月 認定部資料より】 2016年と比べて定員数 が増加している分野 29

(30)

認定看護師制度再構築に関する検討経過

2017年4月 本会内部に組織横断的なプロジェクトを設置 (認定看護師制度再構築プロジェクト) 7~9月 認定看護師、看護部門責任者、認定看護師教育機関への調査 をWeb・郵送調査で実施 10~11月 地区別法人会による検討 11~1月 認定看護師教育機関(13機関)、関連学会(21学会)へのヒアリング 2018年1月 外部有識者からなる認定看護師制度再構築検討 委員会を設置 2018年6月 外部有識者(学会関係者・認定看護師教育機関教員・特定行為研修 を修了した認定看護師)からなるワーキンググループを設置

(31)

31 新たな認定看護師教育における教育ビジョンを検討し基準カリキュ ラム等を作成するためにワーキンググループを設置する 目的 基準カリキュラム検討ワーキング 基準カリキュラム作成に向けた検討ワーキンググループを設置し検討 開始  新たな教育における認定看護師像とコアとなる知識・技術  分野の名称案  基準カリキュラム案の作成  入学要件・修了要件の原案 2018年 8月~11月

ワーキンググループの進捗状況

2018年 6月~7月 統合に向けた検討ワーキング 統合を検討している認定看護分野の有識者によるワーキングを行い 統合後の目指すべき認定看護師像や名称案等を検討

(32)

32 認定看護師 成長・発達段階 病期 活動の場 主として介入 する対象 主として介入する疾患 主として介入する病期 当該分野の認定看護師が 主に活動できる場 緩和ケア がん性疼痛看護 がん化学療法看護 がん薬物療法看護 がん放射線療法看護 がん放射線療法看護 乳がん看護 成人~高齢者 乳がん看護 新生児集中ケア 新生児期 集中ケアを必要とするすべての疾患 小児救急看護 小児期 小児救急医療 救急看護 救急医療を必要とするすべての疾患 超急性期~急性期 集中ケア 集中治療を必要とするすべての疾患 急性期、かつ重篤な状況 手術看護 手術を行う疾患 周手術期 医療施設 手術看護 不妊症看護 小児~成人 - あらゆる病期 生殖医療施設 生殖看護 訪問看護 あらゆる疾患 あらゆる病期 在宅等 在宅ケア 慢性呼吸器疾患看護 呼吸器疾患 呼吸器疾患看護 慢性心不全看護 心疾患 心不全看護 脳卒中リハビリテーション看護 脳血管障害 脳卒中看護 透析看護 腎障害 腎不全看護 認知症看護 認知症 認知症看護 摂食・嚥下障害看護 摂食嚥下障害 摂食嚥下障害看護 糖尿病看護 糖尿病 糖尿病看護 皮膚・排泄ケア あらゆる疾患 皮膚・排泄ケア 感染管理 すべての患者と施設職員 - 感染管理 こどもケア 対象とする患者の成長・発達段階/疾患/病期と認定看護師の活動の場による整理と新たな分野(案) 急性期医療施設 ~在宅等 病名診断時~人生の最終段階 あらゆる病期 急性期医療施設  クリティカルケア ※新たな分野(案)については、統合した新たな分野、または名称を変更した分野は赤字で記す 急性期医療施設 ~在宅等 がん治療期 病名診断時~人生の最終段階 小児~高齢者 小児~高齢者 小児~高齢者 現行の認定看護分野 (21分野) 対象とする患者 がん 病名診断時~人生の最終段階 新たな分野(案) (18分野) 疾患 ■5疾病 ■5事業 ■今後増加が予 測される疾患等 がん緩和ケア 認定看護分野(案) 現在、検討中のため今後変更となる可能性があります

(33)

現行の認定看護師教育終了と新たな認定看護師教育開始の時期 • 現行の認定看護師教育の終了:2026年度 • 現行の認定看護師教育機関の認定審査の終了:2019年度 • 認定看護師教育機関の更新審査:2022年度以降は有効期限を 2026年度まで • 新たな認定看護師教育機関の認定審査の開始:2019年度 • 新たな認定看護師教育の開始:2020年度 年 度 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 ~ 現 行 の 認 定 看 護 師 制 度 認定看護師教育機関 認定審査 2019年度終了 認定看護師教育 2026年度終了 新 た な 認 定 看 護 師 制 度 認定看護師教育機関 認定審査 2019年度開始 新たな認定看護師教育 2020年度開始 33 2020年度から2026年度までは現行の認定看護師教育と新たな認定看護師教育が並行して行われる

(34)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

(35)

<基本方針> • 教育機関の負担を最小限とし教育しやすくするなど、最大限の 移行支援を行う <移行支援(案)> • 新たな認定看護師教育実施に向けたツールの提供、教員・実践 指導者確保に向けた支援 • 特定行為研修の指定研修機関申請に必要な相談・支援 <周知活動> • 新たな認定看護師教育に関する意見交換や情報共有の場を設 ける:教育機関連絡会(7/30),学会への説明 • 新制度への移行や開講に際する相談等

認定看護師教育機関

への移行支援と周知活動

35

(36)

認定看護師個人

の経過措置・移行と

新たな制度による認定の開始

2019 2020 2021 2026 2029 2039 新たな認定看 護師教育の 開始 現行認定看護 師の新たな認 定看護師への 「移行」開始 新たな認定看 護師の「認定審 査」開始 現行認定看護師の 「教育」終了 現行認定看護師の 「認定審査」終了 現行認定看護師の 「更新審査」及び 「再認定審査」終了 認定審査 終了 更新審査 終了 再認定審査 終了 「移行」および「移行後の認定更新」開始    2044年まで継続 認定審査 開始 継続 更新審査 開始 継続 最長で、2044年を もって有効期間終了 現行 認定看護師 制度 新たな 認定看護師 制度 現行認定看護師が特定 行為研修を修了するこ とで新たな認定看護師 へ移行できる。 現在、検討中のため今後変更となる可能性があります

(37)

<基本方針> • 現行の認定看護師の特定行為研修受講の推進 • 移行に向けた環境(科目履修等)整備 <移行支援(案)> • 新たな認定看護師教育機関での科目履修や、他の特定行為研 修指定研修機関での履修の認可等 <周知活動> • 現行の認定看護師への情報発信・相談体制整備 • 日本看護学会における相談ブースの設置 • 説明会の実施(11月~ 福岡県、東京都、宮城県、大阪府)

現行制度による認定看護師

への移行支援と周知活動

37

(38)

内容

1. 特定行為に係る看護師の研修制度と本会の考え方

2. 新たな認定看護師制度

3. 認定看護師を対象とした特定行為研修の実施

4. 分野に対する基本方針・分野再編の考え方

5. 認定看護師教育機関・個人への移行支援と周知活動

6. 認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

(39)

認定看護師制度の再構築案の作成 認定看護師の新たな役割機能及び 分野に関する具体案の作成 新たな認定看護師制度の仕組みの 骨子案完成 新たな認定看護師教育の開講準 備 再構築された認定看護師制度の 周知と運用開始 現行の認定看護師教育機関への 周知及び対応準備支援 全分野の教育カリキュラムの作成 新たな認定看護師教育の受講 者募集 現行の認定看護師教育機関へ の周知及び対応準備支援 新たな認定看護師教育におけ る指定研修機関申請支援 新たな認定看護師教育の開始 認定看護師教育機関への指定研 修機関の申請への支援 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2018年末 教育カリキュラム~意見公募 教育機関要項完成

認定看護師制度再構築 今後のスケジュール(案)

39 7月末~8月上旬 制度設計案・分野再編案意見公募

(40)

これからの20年も、益々力を発揮し続けられる

魅力ある認定看護師制度を目指していきます

認定看護師制度再構築に関する情報は 日本看護協会公式ホームページの

参照

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