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AN 611:3G-SDI レベルB とデュアル・リンクHD-SDI(SMPTE372)リファレンス・デザインのマッピング

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AN-611-1.0 この資料は英語版を翻訳したもので、内容に相違が生じる場合には原文を優先します。こちらの日本語版は参考用としてご利用ください。設計の際 には、最新の英語版で内容をご確認ください。

3G-SDI レベル B とデュアル・リンク

HD-SDI(SMPTE372)リファレンス・

デザインのマッピング

このリファレンス・デザインは、Altera® SDI MegaCore®ファンクションおよびオーディオ・

ビデオ開発キット Stratix® IV GX エディションを使用して、3 ギガビット / 秒 のシリアル・ デジタル・インタフェース(3G-SDI)Level B およびデュアル・リンクの高精細(HD)シリ アル・デジタル・インタフェース(HD-SDI)をマッピングする方法について説明します。 オーディオ・ビデオ開発キット Stratix IV GX エディションは、Stratix IV GX 開発ボードおよび 2 つの SDI の高速メザニン・カード(HSMC)で構成されています。デュアル・リンク SDI は、2.970 GB/ 秒または 2.967 GB/ 秒の公称レートでの動作する 2 つの SMPTE 292M HD-SDI で構成されています。 このアプリケーション・ノートでは、次の 2 つのデモを説明します。 ■ デュアル・リンク HD-SDI(レシーバ)への 3G-SDI レベル B のマッピング ■ 3G-SDI レベル B(レシーバ)へのデュアル・リンク HD-SDI のマッピング

f Stratix IV GX オーディオおよびビデオ開発キットについて詳しくは、Audio Video

Development Kit, Stratix IV GX Edition User Guideを参照してください。Stratix IV GX FPGA

開発ボードについて詳しくは、 Stratix IV GX FPGA Development Board Reference Manual

参照してください。SDI HSMC について詳しくは、 SDI HSMC Reference Manual または

AN 600: Serial Digital Interface Reference Design for Stratix IV Devicesを参照してください。

SDI MegaCore ファンクションについて詳しくは、SDI MegaCore Function User Guideを参

照するか、または販売代理店にお問い合わせください。

機能の説明

リファレンス・デザインは、3G-SDI レベル B の信号から 2 つの HD-SDI 信号に、およびその 逆に信号にマッピングを実行するための一般的なプラットフォームを提供します。 2 ページ の図 1 および3 ページの図 2 には、リファレンス・デザインの 2 つのハイ・レベルのブ ロック図を示します。

(2)

1–2 機能の説明

3G-SDI レベル B からデュアル・リンク HD-SDI のマッピング

図 1に示すように、以下のセクションでは、3G-SDI レベル B からデュアル・リンク HD-SDI へののマッピングで使用される様々な要素について説明します。

3G-SDI レシーバ

トリプル・スタンダード SDI レシーバ MegaCore ファンクションは、3G-SDI レベル B レシーバのインタフェースを提供します。

Dual Link HD-SDI トランスミッタ

デュアル・リンク HD-SDI トランスミッタの MegaCore ファンクションは、1.485 Gbps の 1080i のデータ・ストリームの 2 つのリンクを出力します。

Demux

デマルチ・プレクサ・ロジックは、内部パターン・ジェネレータからの入力、また は 3G-SDI のトリプル・スタンダード・レシーバからの信号を受信し、そして 2 つの HD のリンクのデータ・ストリームへ 3G-SDI 信号を逆多重化します。開発キット上 で DIPSW6 は、HD リンク A または HD リンク B のオプションのいずれかを選択しま す。

パターン・ジェネレータ

パターン・ジェネレータはテスト・パターンを出力します。

FIFO

FIFO は、パラレル・ビデオ・データを格納します。 FIFO バッファがハーフ・フルにな ると、トランスミッタは、リード、エンコード、およびデータの送信を開始します。 図 1. ブロック図 ̶ デュアル・リンク HD-SDI に 3G-SDI レベル B のマッピング

Internal Test Pattern Generator

3G-SDI MegaCore Function (Receiver) Transceiver SDI Protocol

Blocks SDI Protocol Blocks Transceiver Transceiver Demux

Starting Channel Number = 0 3G-SDI Level B signal

DIPSW6 20 20 20 20 HD Link A HD Link B 20

Dual link HD-SDI MegaCore Function (Transmitter)

HD-SDI Link A signal

HD-SDI Link B signal Starting Channel Number = 8, 12

hsmc_sdi_portA

(3)

1–3 機能の説明

3G-SDI レベル B にデュアル・リンク HD-SDI のマッピング

以下のセクションでは、図 2に示すように、3G-SDI レベル B へのデュアル・リンク HD-SDI をマッピングするために使用される様々な要素について説明します。 .

デュアル・リンク HD-SDI レシーバ

デュアル・リンク HD-SDI レシーバ MegaCore ファンクションは、デュアル・リンク HD-SDI レシーバのインタフェースを提供します。ソースでのリンク A とリンク B の 間のデュアル・リンク HD-SDI のタイミングの差は 40 ns を(SMPTE372 の仕様)を 超えてはなりません。両方のリンク A とリンク B が初めてのデータを受信する準備 ができたときに rst_rx をアサートする必要があります。

トリプル・スタンダード SDI トランスミッタ

トリプル・スタンダード SDI MegaCore ファンクション・トランスミッタの inst2 は、 HD 信号を送信するために使用されます。開発キット上の DIPSW5 は、HD のリンク データ・ストリームまたは HD のリンク B データ・ストリーム送信するために使用さ れます。

トリプル・スタンダード SDI MegaCore ファンクション・トランスミッタの inst3 は、 3Gb 信号を送信するために使用されるます。開発キット上の DIPSW6 は、内部パター ン・ジェネレータから生成された 3Gb 信号または 2 つのレシーバ HD 信号から生成 された 3Gb 信号マルチプレクサを送信するために使用されます。

FIFO

FIFO は、パラレル・ビデオ・データを格納します。 FIFO バッファがハーフ・フルにな ると、トランスミッタは、リード、エンコード、およびデータの送信を開始します。

Mux ( シリアル・インタリーブ・ストリーミング)

図 2. ブロック図 ̶3G-SDI レベル B にデュアル・リンク HD-SDI のマッピング

Dual link HD-SDI MegaCore Function (Receiver) Transceiver SDI Protocol Blocks FIFO Mux SDI Protocol Blocks Transceiver Transceiver FIFO SDI Protocol Blocks Transceiver 20 20 20 20 20 20 Starting Channel Number = 8,12

HD-dual link signal

HD-dual link signal

hsmc_sdi_portB

Triple standard SDI MegaCore Function (Transmitter)

Starting Channel Number = 0

Starting Channel Number = 4

3G-SDI signal HD-SDI signal (link A or link B)

DIPSW5

Triple standard SDI MegaCore Function (Transmitter) FIFO

Internal Pattern Generator

(4)

1–4 機能の説明

データ変換

図 3および図 4には、2 つの HD-SDI データ・ストリーム(とその逆)に 3G-SDI レベ ル B のデータの変換を示しています。 図 3. 2 HD-SDI データ・ストリームへの 3G-SDI レベル B のデータ変換 図 4. 3G-SDI レベル B のデータへの 2 HD-SDI データ・ストリームのデータ変換 3FFh(C2) Demux

3FFh(C1) 3FFh(Y2) 3FFh(Y1) 000h(C2) 000h(C1) 000h(Y2) 000h(Y1) XYZ(C2) XYZ(C1) XYZ(Y2) XYZ(Y1) LN

0(C2) LN 0(C1) LN 0(Y2) LN 0(Y1) LN 1(C2) LN 1(C1) LN 1(Y2) LN 1(Y1)

3FFh(C1) 3FFh(Y1) 000h(C1) 000h(Y1) XYZ(C1) XYZ(Y1) LN

0(C1) LN 0(Y1) LN 1(C1) LN 1(Y1)

3FFh(C2) 3FFh(Y2) 000h(C2) 000h(Y2) XYZ(C2) XYZ(Y2) LN

0(C2) LN 0(Y2) LN 1(C2) LN 1(Y2) 000h(C1) 000h(Y1) 000h(C2) 000h(Y2)

3G-SDI Level B Interleaved Stream

Data Stream 1

Data Stream 2

3FFh(C1) 3FFh(Y1) 000h(C1) 000h(Y1) XYZ(C1) XYZ(Y1) LN

0(C1) LN 0(Y1) LN 1(C1) LN 1(Y1)

3FFh(C2) 3FFh(Y2) 000h(C2) 000h(Y2) XYZ(C2) XYZ(Y2) LN

0(C2) LN 0(Y2) LN 1(C2) LN 1(Y2) 000h(C1) 000h(Y1) 000h(C2) 000h(Y2) Multiplexing Data Stream 1 Data Stream 2 3G-SDI Level B Interleaved Stream

3FFh(C2) 3FFh(C1) 3FFh(Y2) 3FFh(Y1) 000h(C2) 000h(C1) 000h(Y2) 000h(Y1) XYZ(C2) XYZ(C1) XYZ(Y2) XYZ(Y1) LN

0(C2) LN 0(C1) LN 0(Y2) LN 0(Y1) LN 1(C2) LN 1(C1) LN 1(Y2) LN 1(Y1)

(5)

1–5 機能の説明 図 5に、3G-SDI レベル B から 2 HD-SDI データ・ストリーム(とその逆)にデータの 変換のタイミング図を示します。 図 5. 3G-SDI レベル B データから 2 HD-SDI データ・ストリーム(とその逆)のデータの 変換 tx_pclk tx_trs txdata[19:10] txdata[9:0] tx_data_type_a_bn

3FF(Y) 000(Y) 000(Y) XYZ(Y)

3FF(C) 000(C) 000(C) XYZ(C) tx_pclk tx_trs txdata[19:10] txdata[9:0] tx_data_type_a_bn

3FF(C) 3FF(Y) 000(C) 000(Y) 000(C) 000(Y) XYZ(C) XYZ(Y)

3FF(C) 3FF(Y) 000(C) 000(Y) 000(C) 000(Y) XYZ(C) XYZ(Y)

tx_pclk tx_trs txdata[19:10] txdata[9:0] tx_data_type_a_bn

3FF(Y) 000(Y) 000(Y) XYZ(Y)

3FF(C) 000(C) 000(C) XYZ(C) 74.25MHz HD Link A HD Link B 74.25MHz 148.5MHz 3G Level B HD Link B HD Link A Data conversion Data conversion y1 y1 Cb1 Cr1 y1 y2 Cb1 Cb2 Cr1 Cr2 y1 y2 y2 y2 Cb2 Cr2

(6)

1–6 使用法

使用法

この項では、Stratix IV GX 開発ボードとリファレンス・デザインを実証するための要 件と関連する手順について説明します。この項では、次のトピックが含まれていま す。 ■ ハードウェアおよびソフトウェア要件 ■ ハードウェアの設定 ■ リファレンス・デザインの実行

ハードウェアおよびソフトウェア要件

リファレンス・デザインには次のハードウェアおよびソフトウェアが必要です。 ■ Stratix IV GX 開発ボード ■ 2 つの SDI HSMC ■ SDI MegaCore ファンクション ■ Quartus®II ソフトウェア、 バージョン 10.0 sp1 パッチ 1.181 オーディオ・ビデオ開発キット Stratix II GX Edition を得るには、販売代理店にお問い 合わせください。

ハードウェアの設定

図 6は、Stratix IV GX 開発ボードは、SDI HSMC に接続する方法を示しています。 図 6. ハードウェアの設定 HSMC P or t B HSMC P or t A HSMC P or t A SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI IN 1 SDI IN 2 SDI IN 1 SDI IN 2

(7)

1–7 使用法 表 1には、デザイン・インスタンスにマッピングされている HSMC ポートについて 説明します。 表 2には、各ユーザー定義のデュアル・イン・ライン・パッケージ(DIP)スイッ チ・コントロールの機能を説明します。スイッチが OFF の位置にあるときは、ロ ジック 1 が選択されています。スイッチが ON の位置にあるときは、ロジック 0 が選 択されています。 表 1. デザイン・インスタンスに HSMC ポートのマッピング HSMC ポート デザイン・インスタンス命 説明 HSMC ポート A

SDI OUT 1 hd_dl_tx_inst (HD Link B) デュアル・リンク HD-SDI のデータ [19:0]

の下位ストリームを送信します。 SDI OUT 2 hd_dl_tx_inst (HD Link A) デュアル・リンク HD-SDI データ [39:20]

の上位ストリームを送信します。 SDI IN 1 threeG_rx_inst0 トリプル・スタンダード・レシーバは、 3G-SDI レベル B の信号を受信します。 SDI IN 2 threeG_rx_inst1 トリプル・スタンダード・レシーバは、 3G-SDI レベル B の信号を(ループバック 検証用)を受信します。 HSMC ポート B

SDI OUT 1 tripleStd_tx_inst2

トリプル・スタンダード・トランスミッ タは、HD ストリーム A またはストリーム B の信号を送信します。

SDI OUT 2 tripleStd_tx_inst3

トリプル・スタンダード・トランスミッ タは、2 HD ストリームから 3G-SDI レベル B の信号を送信します。

SDI IN 1 hd_dl_rx_inst (HD Link B) デュアル・リンク HD-SDI のデータ [19:0]

の下位ストリームを受信します。 SDI IN 2 hd_dl_rx_inst (HD Link A) デュアル・リンク HD-SDI データ [39:20]

の上位ストリームを受信します。 表 2. SW3 DIP スイッチ・コンと r- る DIPSW 説明 8 1= ホールド・リセット 0= リリース・リセット 7 1= hd_dl_tx_inst: 内部パターンからの hd txdat 0= hd_dl_tx_inst: 3gb からの hd txdata demux

6 1= tripleStd_tx_inst3: 内部パターンからの 3gb txdata 0= tripleStd_tx_inst3: hd_dl_rx_inst からの 3gb txdata mux

5 1= tripleStd_tx_inst2: hd txdata リンク A 0= tripleStd_tx_inst2: hd txdata リンク B

(8)

1–8

使用法

表 3には、Stratix IV GX 開発ボード上の LED がそれぞれの機能について説明します。

表 3. Stratix IV GX FPGA 開発ボード上の LED

LED 説明

0 アラインメント・ロック

HSMC ポート A: 3G SDI レシーバ inst0

1 TRS ロック

HSMC port A: 3G SDI レシーバ inst0

2 フレーム・ロック HSMC ポート A: 3G SDI レシーバ inst0 3 使用されない 4 アラインメント・ロック HSMC ポート A: 3G SDI レシーバ inst1 5 TRS ロック HSMC ポート A: 3G SDI レシーバ inst1 6 フレーム・ロック

HSMC port A: 3G SDI レシーバ inst1

7 使用されない 8 アラインメント・ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク A) 9 TRS ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク A) 10 フレーム・ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク A) 11 アラインメント・ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク B) 12 TRS ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク B) 13 フレーム・ロック HSMC ポート B: デュアル・リンク HD-SDI レシーバ ( リンク B) 14 使用されない 15 デュアル・リンク HD-SDI レシーバ リンク A およびリンク B はアラインメントされる

(9)

1–9 使用法

図 7には、Stratix IV GX 開発ボード上の LED の向きを示しています。

.

図 7. Stratix IV FPGA 開発ボード上のユーザー LED

Stratix IV GX Development Board

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 FPGA LCD Display HSMC HSMC User LED

(10)

1–10 使用法

リファレンス・デザインの実行

リファレンス・デザインを実行するには、次の手順に従います。 1. 6 ページの図 6 に示すように FPGA 開発ボード上で HSMA と HSMB ポートに 2 つ の SDI HSMC を接続します。 2. デュアル・リンク HD-SDI への 3G-SDI レベル B をマッピングする HSMC ポート A と HSMC ポート B の接続をセットアップします。図 8に示すように、トランス

ミッタ出力 SDI OUT 1 ポートまたは SDI OUT 2 ポートに SDI 信号アナライザを接続 します。

3. ボードに電源を接続します。

4. Quartus II ソフトウェアを起動し、リファレンス・デザインをコンパイルします。 リファレンス・デザインをコンパイルするには、次の手順を実行します。

a. File メニューの Open Project をクリックして、\<directory>\s4gxsdi.qpf に移動し、

Open をクリックします

b. Processing メニューで、Start Compilation をクリックします。

5. Quartus II ソフトウェアで生成した SRAM オブジェクト・ファイル(.sof)をダウ ンロードします。 図 8. デュアル・リンク HD-SDi ハードウェア・セットアップへの 3G-SDI レベル B HSMC P ort B HSMC P ort A HSMC P ort A SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI IN 1 SDI IN 2 SDI IN 1 SDI IN 2

Stratix IV GX Development Board

(11)

1–11 使用法 1 このデザインは揮発性です。このデザインをボードに電源が投入されるた びにリロードする必要があります。 6. 内部パターンを使用した 3Gb 信号(ポート B)を送信するために、DIPSW6 = 1 お よび DIPSW7 = 0 を設定します。 DIPSW8 を制御することによってハードウェアをリ セットします。 7. シグナル・アナライザでの信号の動作を観察します。 SDI OUT1 ポートの信号は、 HD ストリーム A 信号を表し、SDI OUT 2 ポート信号は、HD ストリーム B 信号を 表します。3GB 信号の受信から分離します。

8. HSMA の SDI OUT 2 ポートからのデュアル・リンク HD-SDI のリンクを HSMB のレ シーバ入力 SDI IN 2 ポートに接続します。HSMA の SDI OUT 1 ポートからのデュア ル・リンク A を HSMB の SDI IN 1 ポートのレシーバ入力に接続します。 HD デュア ル・リンク・レシーバを観察します。リンク A とリンク B レシーバがロックする ことができるはずです。

9. 3G-SDI レベル B にデュアル・リンク HD-SDI をマッピングするために HSMC ポー ト A および HSMC ポート B の接続をセット・アップします。HSMA の SDI OUT 2 ポートから HSMB のレシーバ入力 SDI IN 2 ポートへのデュアル・リンク HD-SDI リ

ンク A 信号ソースを接続します。図 10に示されるように、HSMB のトランス

ミッタ出力 SDI OUT 1 ポートあるいは SDI OUT 2 ポートに SDI アナライザを接続し ます。

(12)

1–12

使用法

10.ステップ 3、 ステップ 4、ステップ 5を繰り返します。

11. 内部パターンを使用して、HD デュアル・リンク信号 ( ポート A) を送信するため に、DIPSW6 = 0 および DIPSW7 = 1 をセットします。DIPSW8 のコントロールにより ハードウェアがリセットされます。 12. 信号のアナライザ上の信号の動作を観察します。SDI OUT 2 ポート信号はインタ リーブされた多重 3Gb 信号を表わします。また、SDI OUT 1 ポート信号は逆多重 化された HD のデュアル・リンク信号を表わします。 13. 次のボード・セッティングを指定して、信号の動作を観察します。SDI OUT 1 ポートのリンク A またはリンク B の出力をコントロールするには DIPSW5 = 1 を指 定します。 図 10. デュアル・リンク HD-SDI ハードウェア・セットアップへの 3G-SDI レベル B HSMC P or t B HSMC P or t A HSMC P or t A SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI OUT 1 SDI OUT 2 SDI IN 1 SDI IN 2 SDI IN 1 SDI IN 2

Stratix IV GX Development Board SDI Signal Analyzer

(13)

1–13 使用法

14. HSMA のレシーバ入力 SDI IN 1 ポートに HSMB の SDI OUT 2 ポートを接続します。 HSMB の SDI OUT 2 ポートから送信される 3Gb 信号が HSMA の SDI IN 1 ポートの 3G インスタンスによってロックされることを確認してください。 15. 次の実装用の LED の条件を観察します。 a. LED は、3G-SDI インスタンス Ch0 のための次の条件を示します。 ■ LED 0 は、レシーバがワードにアラインメントされたときに点灯します。 ■ LED 1 は、受信したライン・フォーマットが安定しているときに点灯しま す。 ■ LED 2 は、レシーバ・フレーム・フォーマットが安定しているときに点灯 します。 b. LED は、3G-SDI インスタンス Ch1 のための次の条件を示します。 ■ LED 0 は、レシーバがワードにアラインメントされたときに点灯します。 ■ LED 1 は、受信したライン・フォーマットが安定しているときに点灯しま す。 ■ LED 2 は、レシーバ・フレーム・フォーマットが安定しているときに点灯 します。 図 12. SDI_OUT2: HD リンク A ( 内部パターンが選択された場合 ) 図 13. 3G-SDI インスタンス Ch0 の LED の条件 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

(14)

1–14 使用法 c. LED は、デュアル・リンク HD-SDI レシーバのための以下の条件を示します ( リンク A)。 ■ LED 8 は、レシーバがワードにアラインメントされたときに点灯します。 ■ LED 9 は、受信したライン・フォーマットが安定しているときに点灯しま す。 ■ LED 10LED 2 は、レシーバ・フレーム・フォーマットが安定しているときに 点灯します。 d. LED は、デュアル・リンク HD-SDI レシーバのための以下の条件を示します ( リンク B)。 ■ LED 11 は、レシーバがワードにアラインメントされたときに点灯します。 ■ LED 12 は、受信したライン・フォーマットが安定しているときに点灯しま す。 ■ LED 13 は、レシーバ・フレーム・フォーマットが安定しているときに点灯 します。 図 14. 3G-SDI インスタンス Ch1 の LED の条件 図 15. デュアル・リンク HD-SDI ( リンク A) の LED 条件 図 16. デュアル・リンク HD-SDI ( リンク B) の LED の条件 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 0 1 2 3 4 5 6 7

(15)

1–15 結論

結論

このアプリケーション・ノートでは、デュアル・リンク HD-SDI および 3G-SDI 間の 変換を実行する Stratix IV GX 開発ボードと SDI HSMC で SDI のリファレンス・デザイ ンを使用する方法を提供しています。

改訂履歴

表 4 に、本資料の改訂履歴を示します。 図 17. HD- デュアル・リンク A および Link B がアラインメントされた場合び LED の条 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 表 4. 改訂履歴 日付 ジョンバー 変更内容 2010 年 12 月 1.0 初版。

(16)

1–16

表 3 には、Stratix IV GX 開発ボード上の LED がそれぞれの機能について説明します。
図 7 には、Stratix IV GX 開発ボード上の LED の向きを示しています。
図 8.  デュアル・リンク HD-SDi ハードウェア・セットアップへの 3G-SDI レベル B
図 9. HD リンク A および HD リンク B イメージ
+2

参照

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