第2版
最終更新日:2011年07月22日
キヤノンITソリューションズ株式会社
セキュリティソリューション事業部
ESET技術部
1
ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ V4.2 ライセンス製品
初期設定一覧
【はじめに】
ESET Smart Security V4.2 / ESET NOD32アンチウイルス V4.2では、インストーラの初期設定が
V4.0以前から一部変更されています。
ここでは、V4.2からの設定変更箇所、および新規追加箇所について一覧を掲載します。
【目次】
● サーバOS向けウイルス対策製品初期設定
…
3ページ~
● クライアントOS向けウイルス対策製品初期設定
…
4ページ~
● バージョン4.2 新規追加項目
…
5ページ~
● バージョン4.2インストーラを元に新たなインストーラを作成した場合の設定値
…
6ページ~
● 【補足資料1】 サーバOS向けウイルス検査除外設定値一覧
…
7ページ~
2
サーバOS向けウイルス対策製品初期設定 ここでは、サーバ向けウイルス対策プログラム「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」をインストールした際の初期設定のうち、旧バージョンから変更された 箇所を掲載します。 設定項目 自己防衛機能 リアルタイム ファイルシステム保護 電子メール クライアント保護 Webアクセス保護 コンピュータの検査 除外 ログと通知 ThreatSense.Net システムのアップデート メールソフトウェアの統合 スケジューラ その他 ※1 バージョン4.2から新規追加された設定の既定値は、記載していません。 ※2 バージョン3.0,4.0では、詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[Webアクセス保護]-[Webアクセス保護を有効にする]と表示されます。 ※3 バージョン4.0では、詳細設定画面-[ツール]-[システムのアップデート]-[見つからないアップデートを次のレベルから通知]と表示されます。 ※4 バージョンアップ前に設定していた値(既定値:"設定値なし")は、サーバOS向けの既定値(EDB/TMP/EML)で上書きされます。 ※5 本設定は、基本設定画面または詳細設定画面に表示されません。コンフィグレーションエディタからのみ設定可能です。 ※6 具体的な設定値は、補足資料1「サーバOS向けウイルス除外設定値一覧」を参照してください。
こちらの項目は、Windows Small Business Server 2011 Essentials用インストーラーとその他のサーバーOS用インストーラーでは、一部の値が異なります。 ※7 バージョン3.0では、詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[Microsoft Outlook]-[検査対対象メール]に各設定が表示されます。 ※8 バージョン3.0では、詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[POP3]-[設定]-[電子メールのチェックを有効にする]と表示されます。 ※9 バージョン3.0では、詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[Webアクセス保護]-[HTTP]-[設定]-[HTTPのチェックを有効にする]と表示されます。
※10 ランチャープログラムからインストールした場合、ISO-2022-JPに変更されます。
3 サーバOS向けウイルス対策製品 (ESET NOD32アンチウイルス) ※1
項目詳細 V3.0の既定値 V4.0の既定値 V4.2の初期設定(推奨設定) V4.2の初期設定 (V4.0,V3.0からの上書 きインストール時) 備考 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[リアルタイムファイルシステム保護]-[検査するメディア]-[ネットワークドライブ] 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[自己防衛機能を有効にする] - 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[受信メールと表示したメールにタグメッセージを追加] すべてのメール すべてのメール 感染メールのみ 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[リアルタイムファイルシステム保護]-[ThreatSenseエンジンのパラメータ設定]-[設定]-[拡張子]-除外対象の拡張子一覧 なし なし EDB/TMP/EML EDB/TMP/EML ※4 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[電子メールクライアント]-[検査対対象メール]-[受信メール]※7 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[送信メールにタグメッセージを追加] すべてのメール すべてのメール 感染メールのみ 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[電子メールクライアント]-[検査対対象メール]-[既読メール]※7 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[電子メールクライアント]-[検査対対象メール]-[送信メール]※7 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[Webアクセス保護]-[Webアクセスウイルス・スパイウェア対策を有効にする] ※2 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[POP3、POP3S]-[POP3スキャナの設定]-[電子メールのチェックを有効にする]※8 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[コンピュータの検査]-[プロファイルの選択] 詳細検査 詳細検査 スマート検査 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[Webアクセス保護]-[HTTP、 HTTPS]-[HTTPスキャナの設定]-[HTTPのチェックを有効にする]※9 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ツール]-[ログファイル]-[ログに記録する最小レベル] 情報レコード 情報レコード 診断レコード 診断レコード 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[除外] なし なし 補足資料1の値※6 設定済みの値に補 足資料1の値が追 加(マージ)される ※6 詳細設定画面-[ツール]-[ThreatSense.Net]-[ThreatSense.Net早期警告システム を有効にする] 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ツール]-[警告と通知]-[通知メッセージのエンコード]※5 平文7ビット 平文7ビット※10 ISO-2022-JP ISO-2022-JP 詳細設定画面-[その他]-[メールソフトウェアの統合]-[Microsoft Outlookに統合する] 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ツール]-[システムのアップデート]-[アップデートが未適用の場合 に次のレベルから通知]※3 - 重大なアップデート 通知しない 通知しない
詳細設定画面-[その他]-[メールソフトウェアの統合]-[Windows Live Mailに統合する] - 有効 無効 無効
詳細設定画面-[その他]-[メールソフトウェアの統合]-[Outlook Express / Windows
メールに統合する] 有効 有効 無効 無効 基本設定画面-[ツール]-[スケジューラ]-[自動スタートアップファイルのチェック] (ユーザログオン時) 有効 有効 無効 無効 詳細設定画面-[その他]-[メールソフトウェアの統合]-[Mozilla Thunderbirdに統合する] - 有効 無効 無効 上記以外の設定 - - - 設定済みの値が引き継がれる 基本設定画面-[ツール]-[スケジューラ]-[自動スタートアップファイルのチェック] (定義DB更新時) 有効 有効 無効 無効
クライアントOS向けウイルス対策製品初期設定
ここでは、クライアント向けウイルス対策プログラム「ESET Smart Security V4.2」および「ESET NOD32アンチウイルス V4.2」をインストールした際の 初期設定のうち、旧バージョンから変更された 箇所を掲載します。 設定項目 自己防衛機能 電子メール クライアント保護 コンピュータの検査 ログと通知 ThreatSense.Net システムのアップデート スケジューラ その他 設定項目 自己防衛機能 電子メール クライアント保護 コンピュータの検査 パーソナル ファイアウォール ログと通知 ThreatSense.Net システムのアップデート スケジューラ その他 ※1 バージョン4.2から新規追加された設定の既定値は、記載していません。 ※2 本設定は、基本設定画面または詳細設定画面に表示されません。コンフィグレーションエディタからのみ設定可能です。 ※3 バージョン4.0では、詳細設定画面-[ツール]-[システムのアップデート]-[見つからないアップデートを次のレベルから通知]と表示されます。 ※4 ランチャープログラムからインストールした場合、無効になります。 ※5 ランチャープログラムからインストールした場合、ISO-2022-JPに変更されます。 上記以外の設定 - - 設定済みの値が引き継がれる 上記以外の設定 - - 設定済みの値が引き継がれる 詳細設定画面-[ツール]-[ThreatSense.Net]-[ThreatSense.Net早期警告システム を有効にする] 詳細設定画面-[ツール]-[システムのアップデート]-[アップデートが未適用の場合 に次のレベルから通知]※3 重大なアップデート 有効 スマート検査 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[送信メールにタグメッセージを追加] すべてのメール 詳細設定画面-[パーソナルファイアウォール]-[IDSと詳細オプション]-[侵入検出]-[ICMPプロトコル攻撃を検出] 有効※4 無効 設定済みの値 (上書きされない) 無効 項目詳細 V4.0の既定値 備考 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[自己防衛機能を有効にする] 有効 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[パーソナルファイアウォール]-[IDSと詳細オプション]-[侵入検出]-[SMBリレー攻撃を検出] 有効※4 無効 設定済みの値 (上書きされない) 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[パーソナルファイアウォール]-[IDSと詳細オプション]-[侵入検出]-[DNSポイズニング攻撃を検出] 有効※4 感染メールのみ V4.2の初期設定 (推奨設定) 無効 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[受信メールと表示したメールにタグメッセージを追加] すべてのメール 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[送信メールにタグメッセージを追加] 基本設定画面-[ツール]-[スケジューラ]-[自動スタートアップファイルのチェック] (ユーザログオン時) 有効 基本設定画面-[ツール]-[スケジューラ]-[自動スタートアップファイルのチェック] (ユーザログオン時) 有効 無効 無効 詳細設定画面-[ツール]-[警告と通知]-[通知メッセージのエンコード]※2 平文7ビット※5 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[自己防衛機能を有効にする] 有効 項目詳細 V4.0の既定値 V4.2の既定値 備考 (CITS) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[コンピュータの検査]-[プロファイルの選択] 詳細検査 詳細設定画面-[パーソナルファイアウォール]-[IDSと詳細オプション]-[侵入検出]-[ARPポイズニング攻撃を検出] 有効※4 無効 無効 無効 ISO-2022-JP 無効 通知しない V4.2の初期設定 (V4.0,V3.0からの上書 きインストール時) 無効 ISO-2022-JP 無効 通知しない 無効 V4.2の初期設定 (V4.0,V3.0からの上書 きインストール時) 無効 ISO-2022-JP 無効 通知しない 設定済みの値 (上書きされない) 設定済みの値 (上書きされない) 感染メールのみ 設定済みの値 (上書きされない) ISO-2022-JP すべてのメール 感染メールのみ 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[コンピュータの検査]-[プロファイルの選択] 詳細検査 スマート検査 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[電子メールクライアント保護]-[警告と通知]-[受信メールと表示したメールにタグメッセージを追加] すべてのメール 感染メールのみ 設定済みの値 (上書きされない) 詳細設定画面-[ツール]-[ThreatSense.Net]-[ThreatSense.Net早期警告システム を有効にする] 有効 通知しない 無効 詳細設定画面-[ツール]-[システムのアップデート]-[アップデートが未適用の場合 に次のレベルから通知]※3 重大なアップデート -V3.0の既定値 -有効 詳細設定画面-[ツール]-[警告と通知]-[通知メッセージのエンコード]※2 平文7ビット※5 クライアントOS向けウイルス対策製品(ESET NOD32アンチウイルス)※1
クライアントOS向けウイルス対策製品(ESET Smart Security)※1
有効 -有効 -すべてのメール すべてのメール 詳細検査 有効 有効 有効 有効 平文7ビット V3.0の既定値 -すべてのメール すべてのメール 詳細検査 平文7ビット 有効