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事 業 評 価 監 視 委 員 会 審 議 資 料 国 営 沖 縄 記 念 公 園 平 成 26 年 12 月 10 日 沖 縄 総 合 事 務 局 開 発 建 設 部

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(1)

資料4-⑦ 平成26年度第2回 沖縄総合事務局 開発建設部 事業評価監視委員会

事業評価監視委員会審議資料

【再評価事業】 ○国営沖縄記念公園

沖縄総合事務局開発建設部

(2)

国営沖縄記念公園

平成26年12月10日

沖縄総合事務局 開発建設部

(3)

目 次

Ⅰ. 事業概要

Ⅱ. 事業の必要性等

Ⅲ. 事業進捗の見込み

Ⅳ. 対応方針(原案)

(4)

Ⅰ.事業の概要

事業名 国営沖縄記念公園 地区名 海洋博覧会地区 首里城地区 位 置 国頭郡本部町 那覇市 都市計画決定 昭和51年3月 昭和62年2月 計画面積 77.2ha 4.7ha 供用面積 71.8ha 2.9ha 種 別 ロ号国営公園※ 年間利用者数 (平成25年度) 約408万人 約235万人 1 ■国営沖縄記念公園は、沖縄の本土復帰を記念する事業の一環として、昭和50年に開催された「沖縄国際 海洋博覧会」の跡地に整備を進めている「海洋博覧会地区」と、昭和61年度より首里城の復元を進めてい る「首里城地区」からなる国営公園である 事業の概要 位置図

海洋博覧会地区

(昭和50.7.15閣議決定) 国頭郡本部町で昭和50年度に開催された沖縄国際 海洋博覧会の跡地(約100ha)を整備。通称「海洋博 公園」

首里城地区

(昭和61.11.28閣議決定) 沖縄の復帰を記念する事業の一環と して、那覇市の首里城跡地(約4 ha)を整備。通称「首里城公園」 ※ロ号国営公園:国家的な記念事業として、又は我が国固有の優れた文化的資産 の保存及び活用を図るために閣議の決定を経て設置する都市 計画施設である公園又は緑地。

(5)

Ⅰ .事業の概要

■海洋博覧会地区は、昭和51年度に、旧水族館、旧オキちゃん劇場、海洋文化館、夕陽の広場、エメラルド ビーチなどの海洋博覧会時の政府出展施設を主体に約36haの供用を開始した。 ■供用開始以降、ちびっことりで、おきなわ郷土村、熱帯ドリームセンター、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園、マ ナティー館、ウミガメ館、イルカラグーン、沖縄美ら海水族館、新オキちゃん劇場などを供用し、現在の供用 面積は71.8haとなっている。

海洋博覧会地区

開園地区の概要

熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 熱帯ドリーム センター 海洋文化館 夕陽の広場 おきなわ郷土村 オキちゃん劇場 沖縄美ら海水族館 マナティー館 ・ウミガメ館 ちびっことりで ●エメラルドビーチ イルカラグーン :海洋博覧会継承施設 美ら海プラザ A:熱帯亜熱帯環境ゾーン B:沖縄文化・センターゾーン C:オーシャニックゾーン A B C 展示ホール 展望レストハウス 2

(6)

Ⅰ .事業の概要

■首里城地区は、平成4年度に第Ⅰ期開園 (約1.7ha)区域の供用を開始した。 ■供用開始以降、平成9年度に歓会門、久慶門内側周辺の一部(0.1ha)、平成15年度に京の内(約0.7ha)、平 成19年度に書院・鎖之間(約0.1ha)、平成20年度に書院・鎖之間庭園(約0.1ha) 、平成22年度に淑順門(約 0.1ha)、平成25年度に黄金御殿・寄満・近習詰所、奥書院、平成26年度に奥書院庭園(約0.1ha)を供用し、 現在の供用面積は約2.9haとなっている。

首里城地区

開園地区の概要

書院・鎖之間 主な供用年度と施設 黄金御殿・寄満・近習詰所 ①平成4年度 正殿を中心として約1.7ha供用 ②平成15年度 京の内(約0.7ha)を追加供用 ③平成19・20年度 書院・鎖之間(約0.1ha)、書院・鎖之間庭園(約0.1ha)供用 京の内 ④平成25・26年度 黄金御殿・寄満・近習詰所、奥書院 、奥書院庭園(約0.1ha) を供用 正殿

(7)

平成23年度(前回評価時)以降に供用した主な施設

海洋博覧会地区

首里城地区

奥書院 寄満 総合休憩所(美ら海プラザ) H24.3供用 エメラルドゲート駐車場 H24.4供用 夕陽の広場展望レストハウス H25.2供用 海洋文化館(展示ホール) H25.10供用 近習詰所 奥書院 寄満 黄金御殿 黄金御殿、近習詰所、奥書院、寄満 H26.1供用 黄金御殿(内部) 近習詰所(内部)

Ⅰ .事業の概要

(8)

■熱帯ドリームセンターの改修整備(海洋博地区)、女官居室の追加整備(首里城地区)により、全体事業 費を1,170億円から1,185億円に変更(前回評価時から15億円の増加)

事業費の変更

前回評価時(H23)

1,170億円

今回(H26)

1,185億円

事業費増額の内訳 (海洋博地区)熱帯ドリームセンター改修整備 → 約12億円 (首里城地区)女官居室の整備追加 → 約 3億円 ・熱帯ドリームセンターは、オープン以来、28年が経過。 ・平成24年度に実施した長寿命化計画策定時の健全度調査において、C 判定となった施設が多く確認され、改修が必要。 ・特に、「コンクリート中の塩分総量規制」(S61年)が導入される以前に建て られたRC造の施設では、コンクリート中の塩分が原因と考えられる鉄筋 の爆裂によるクラック、コンクリートの剥離が確認され、鉄骨造の温室にお いては、経年劣化による錆が確認され、入館者の安全確保の観点から早 急な改修が必要。 御内原地区の女官居室については、復元の参考としている資 料等に復元に必要な情報が乏しく平面表示の計画となっていた が、平成24年度の「首里城整備検討委員会」において、建物群 で囲われた往事の祭祀空間である後御庭を再現するためには、 外観再現であっても女官居室の整備は不可欠との結論に至り、 首里城地区整備計画(H25.3)に整備計画が追加された。 【RC造施設の劣化状況】 【鉄骨造施設(温室)の劣化状況】 女官居室 海洋博覧会地区 熱帯ドリームセンター改修整備 首里城地区 女官居室の追加整備

Ⅰ .事業の概要

(9)

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

6 ■国営沖縄記念公園は都市計画法及び都市公園法に基づき、閣議決定を経て整備されている国営公園。 ■両地区ともに沖縄観光振興に関する沖縄県の各計画の中でも中核的な施設。 沖縄振興基本方針(H24.5.11) ・・・・観光リゾート産業の持続的な発展を目指す Ⅲ.沖縄の振興に関する基本的な事項 1 観光、情報通信産業、農林水産業その他の産業の振興に関す る基本的な事項 (1)観光・リゾート産業 沖縄のリーディング産業である観光リゾート産業の持続的な発展 に向けて、外国人観光客の誘客拡大と観光の高付加価値化を進め る。 沖縄県観光振興基本計画(第5次)(H24.5) ・・・・入域観光客数年間1,000万人を目指す Ⅳ施策の展開 1 多様で魅力ある観光体験の提供 (2)沖縄版文化観光の推進 ア 世界遺産の整備・活用 首里城をはじめとした「琉球王国のグスク及び関連遺産群」につい て適切な観光活用と保全のあり方を検証し必要な整備を図る。 V圏域毎の基本構想 (1)北部圏域 【展開の基本方向】 国営沖縄記念公園海洋博覧会地区については、同地区の拠点機 能の充実に向け、新たな観光ルートの形成など、各地域や関係機 関と連携した取り組みを推進する。 第二条 二 次に掲げる公園又は緑地で国が設置するもの ロ 国家的な記念事業として、又は我が国固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図るため閣議 の決定を経て設置する都市計画施設である公園又は緑地 都市公園法(昭和三十一年 法律第七十九号) 第十一条 都市計画区域については、都市計画に、次に掲げる施設を定めることができる。この場合 において、特に必要があるときは、当該都市計画区域外においても、これらの施設を定めることがで きる。 一 道路、都市高速鉄道、駐車場、自動車ターミナルその他の交通施設 二 公園、緑地、広場、墓園その他の公共空地 第五十九条 都市計画事業は、市町村が、都道府県知事(第一号法定受託事務として施行する場合 にあっては、国土交通大臣)の認可を受けて施行する。 3 国の機関は、国土交通大臣の承認を受けて、国の利害に重大な関係を有する都市計画事業を施 行することができる。 都市計画法 (昭和四十三年法律第百号) ■沖縄国際海洋博覧会を記念する公園の設置(昭和50年7月15日閣議決定) 沖縄県国頭郡本部町において開催される沖縄国際海洋博覧会の会場(約100ヘクタール) の跡地に、沖縄国際海洋博覧会記念公園(仮称)を設置し、国により整備する。 ■沖縄復帰記念事業として行う都市公園の整備(昭和61年11月28日閣議決定) 沖縄の復帰を記念する事業の一環として、首里城跡地(沖縄県那覇市首里城跡地の面積約 4ヘクタール)の区域を国営沖縄記念公園首里城地区、昭和50年7月15日閣議決定(沖縄 国際海洋博覧会を記念する公園の設置について)された国営沖縄海洋博覧会記念公園を 国営沖縄記念公園海洋博覧会地区として整備する。 閣議決定 (海洋博覧会地区、首里城地区) (国営公園設置等の根拠) (その他関連する計画等)

(10)

54 85 104 128 139 136 129 118 152 157 179 175 182 191 207 200 190 177 172 165 156 165 167 165 143 139 221 300 258 283 308 343 365 337 339 348 371 408 111 215 184 185 177 189 197 210 212 204 236 251 246 257 267 263 247 213 201 210 219 235 0 100 200 300 400 500 600 700 S 51 S 52 S 53 S 54 S 55 S 56 S 57 S 58 S 59 S 60 S 61 S 62 S 63 H1 H2 H3 H4 5H H6 H7 H8 H9 10 H 11 H 12 H 13 H 14 H 15 H 16 H 17 H 18 H 19 H 20 H 21 H 22 H 23 H 24 H 25 (万人) (年度) 首里城地区入園者数 海洋博覧会地区入園者数 沖縄県入域観光客数 エ メ ラ ル ド ビ ー チ 海 洋 文 化 館 オ キ ち ゃ ん 劇 場 夕 陽 の 広 場 開 設 お き な わ 郷 土 村 開 設 熱 帯 ド リ ー ム セ ン タ ー 開 設 熱 帯 ・亜 熱 帯 都 市 緑 化 植 物 園 開 設 マ ナ テ ィ ー 館 ウ ミ ガ メ 館 開 設 イ ル カ ラ グ ー ン 開 設 沖 縄 美 ら 海 水 族 館 開 設 正 殿 の 復 元 京 の 内 の 復 元 書 院 ・鎖 之 間 庭 園 の 復 元 オ キ ち ゃ ん 劇 場 改 修 夕 陽 の 広 場 改 修 ち び っ こ と り で 改 修 ち び っ こ と り で 開 設 書 院 ・ 鎖 之 間 の 復 元 美 ら 海 プ ラ ザ 開 設 黄 金 御 殿 等 の 復 元 海 洋 文 化 館 改 修 多くのガイドブック、ツ アーパンフレット等で、 沖縄観光の顔として 紹介されている。

1) 事業の整備効果

・・・・・沖縄観光振興の中核施設

■平成25年度に県外から沖縄県へ訪れた入域観光客数は約658万人で過去最高を記録、国営沖縄記 念公園の平成25年度入園者数も約643万人で過去最高となっており、沖縄観光の中核施設と言える。 ■今年度実施したアンケート結果によると、沖縄旅行全体の目的(楽しみ、期待)を100%とすると海洋博 覧会地区を訪れることは43.7%、首里城地区は31.2%との回答を得ている。 アンケートにおける旅行全体に占める当公園への期待、楽しみの割合 (国営沖縄記念公園の利用経験者に対するWEBアンケート, H26)

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

入域観光客と公園入園者数の推移 7 沖縄観光の顔としての利用 ※サンプル数 海洋博覧会地区384票 首里城地区384票 海洋博覧会地区 首里城地区 楽しみ割合 43.7% 31.2% 【設問内容】 沖縄旅行には、海洋博覧会地区(首里城地区)を訪れる以外にも、多くの観光地があったり、 食事や買い物があるなど、たくさんの目的、楽しみがあると思います。海洋博覧会地区(首里城地区)を訪 れた時の沖縄旅行全体の目的(楽しみ、期待)を100とすると、海洋博覧会地区(首里城地区)を訪れること は、旅行全体の目的の何%程度でしたか? 首里城 美ら海 水族館 海洋博覧会地区の施設 首里城地区の施設

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1) 事業の整備効果

・・・・・沖縄観光振興の拠点

■県外観光客、外国人観光客とも、本公園は沖縄での訪問先の上位。 ■外国人観光客のうち、海洋博地区で83.3%、首里城地区で69.8%と大部分が本公園を訪れている。 ■海外からの取材、ロケを積極的に受け入れ、様々な海外メディアによる情報発信を通じて、アジア、 欧米、豪州など諸外国での沖縄観光等のPRに貢献。

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

8 沖縄での外国人観光客訪問先(空路調査) 沖縄での県外観光客訪問先(空路調査)

83.3%

71.3%

69.8%

48.8% 37.6% 14.1% 11.3% 9.0% 7.7% 6.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 海洋博記念公園 民間観光施設 首里城 ビーチ 自然観光地 その他歴史遺産 平和記念公園 離島 県立博物館・美術館 その他 (複数回答) 出典:平成24年度外国人観光客満足度調査報告書(沖縄県) 出典:平成24年度観光統計実態調査報告書(沖縄県) 54.4%

47.9%

47.0%

37.7% 30.5% 24.1% 18.8% 18.0% 16.7% 15.5% 13.5% 13.1% 11.5% 11.3% 0% 20% 40% 60% 海・ビーチ・海浜リゾート 世界遺産(首里城、識名園等) 海洋博記念公園 景勝地 道の駅 テーマパーク型施設 農水産物の直売所 工房・工芸体験施設 戦跡地 博物館・民俗資料館 植物園・動物園 原生林やマングローブ林 琉球音楽・舞踊施設・ライブハウス その他 (複数回答)

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■ 台湾ドラマ 「美男子(イケメン)ですね。」 放送 :平成25年4月~ ※台湾・香港・マレーシア・シンガポール等で放映 撮影期間 :平成25年1月8日~11日 ■ 韓国KBSドラマ 「サメ」 「復活」「魔王」シリーズ 放送 :平成25年5月~ 撮影期間 :平成25年5月11日~15日 ■ 中国映画 「有種你(ユウジョンニー)愛(アイ)我(ウォー)」 上映 :平成26年2月~ ※中国・北京で上映 撮影期間 :平成25年10月19日~22日 ※ 韓国ではドラマ放映後に、ロケ地の問合せも多く、韓国の 旅行会社では、海洋博公園を観光コースに組み入れ、積 極的誘客を行っている。(韓国 M&S TOUR CEO 情報)

沖縄観光の代表的な施設として取り上げられ、近年は旅行系の情報誌のみ ならずファッション誌やウェディング系の情報誌の取材も増加。 タイのファッション誌(若い女性向け) 台湾の旅行雑誌 中国映画 ロケの様子 69件 44件 38件 61件 32件 32件

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

1) 事業の整備効果

・・・・・沖縄観光振興の拠点

ロケ地としての活用 9

(13)

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

1) 事業の整備効果

・・・・・新しい魅力の創出

■海洋博覧会地区では、海洋文化館の映像ホール(プラネタリウム)を平成23年6月、展示ホールを平 成25年10月にリニューアルしました。 ■リニューアル後の入館者数は、リニューアル以前(平成22年度)に比べ入館者数は約1.8倍となって いる。 映像ホールオープン 展示ホールオープン 海洋文化館入館者数の推移 リニューアル前 リニューアル後 10

一部

工事中

(14)

■首里城地区(首里城公園)にある首里城の遺構については、平成12年に「琉球王国のグスク及び関連 遺産群」として世界遺産に登録されており、今後も沖縄の歴史・文化の拠点としての重要な役割を担っ ている。 11

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

1) 事業の整備効果

・・・・・沖縄の歴史・文化資産の保全活用

○平成12年12月に「琉球王国の グスク及び関連遺産群」のな かの一つとして「世界遺産」に 登録。 世界遺産に登録 ○首里城は、日本や中国の建 築様式を巧みに摂取して造 営された城郭。 ○彫刻や彩色と建築が調和し 城壁の石組みにも独自の造 形と高度な技術が発揮され ている。 琉球王国独自の貴重な歴史・文化遺産の回復 伝統技術の継承と発展の場として活用 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」 残存する記念工作物は、数世紀にわたって、琉球列島が 東南アジア・中国・朝鮮半島、及び日本との間の経済的・ 文化的交流の中心としての役割を担ったことを鮮明に証明 している。(登録基準より) 正殿 歓会門 ○復元建物等の維持・修 繕のための調査研究・人 材育成により伝統技法 の復活・継承に寄与。 地元の漆職人を活用し、建築物 への漆塗りの手法の研究、復 元作業を実施。 ○次世代への伝統技法の 継承・発展を担う児童・ 生徒への普及啓発活動 を実施。 ○年間を通じて、沖縄固有 の歴史・文化に関わる祭 事、芸能を実施。 首里城の色を学ぶ ぬりえ体験 首里城跡 舞への誘い

(15)

■国営沖縄記念公園では、魅力的な園内施設を活用し、亜熱帯性気候である沖縄の気候・風土を生かし て季節毎に多様なイベントを開催しており、年間を通じて沖縄観光の拠点として地域の活性化にも貢献。 12

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

1) 事業の整備効果

・・・・四季を通じた沖縄観光、地域活性化へ貢献

春 夏 秋 冬 季節ごとの主なイベント 沖縄国際洋蘭博覧会(海洋博) 来園者数約16万人(期間中) 新春の宴(首里) 来園者数3万人(期間中) サマーフェスティバル(海洋博) 来園者数約4万人 ウミガメ放流会(海洋博) 全国トリムマラソン(海洋博) 来園者1.7万人 美ら海花まつり 中秋の宴(首里) 来園者数約1万人 冬季の沖縄観光の目玉として観光客を誘致 サマーフェスティバルは県内最大級の夏のイベントとして定着 地域と連携した秋のイベントとして地域活性化に貢献 全国に先駆け春を体感できるイベントで観光客を誘致 首里城祭(首里) 来園者数約3万人(期間中) 2月~4月 5月~9月 10月~11月 12月~1月

(16)

■海洋博覧会地区入園者の北部地域※1における観光消費額(H25年度)は約1,090億円、観光消費がもた らす北部地域への経済波及効果は約650億円であり、北部地域の観光経済振興に大きく貢献。 ■首里城地区入園者の観光消費額(H25年度)は約370億円であり、観光消費がもたらす沖縄県全域への 経済波及効果は約540億円であり、県の観光経済振興に大きく貢献。 13

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

1) 事業の整備効果

・・・・・国営沖縄記念公園による経済波及効果

※1:北部地区とは恩納村以北の12市町村 ※2:①、②は本公園でのアンケート結果、③は県によるアンケート結果等に基づく。①は北部地域での消費額、②、③は沖縄県内での消費額を示す。 ※3:「沖縄県全域への効果」に、各産業部門ごとの北部地域の生産額のシェア率を乗じたもの ①海洋博地区入園者による経済波及効果 (H25年度) 海洋博地区入園者 による北部地域での 観光消費額※2 北部地域観光消費額が及ぼす経済波及効果 沖縄県全域への効果 北部地域への効果※3

約1,090億円 約1,560億円

約650億円

②首里城地区入園者による経済波及効果 (H25年度) 首里地区入園者によ る観光消費額※2 沖縄県全域への効果

約370億円

約540億円

〈参考〉

③沖縄県における旅行・観光の経済波及効果 (H24年度) ※H25.9 沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課 沖縄県における 旅行・観光消費額 ※2 沖縄県全域への効果

約4,576億円

約6,767億円

(17)

2) 事業の投資効果

・・・・・費用対効果分析

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

14 価値分類 機能 価値の種類(例) 本島内 便益 本島外 便益 利用 価値 直接利用価値 健康・レクリエーション空間 の提供 健康促進、心理的な潤いの提供、 レクリエーションの場の提供、 文化的活動の基礎、教育の場の提供 旅行費用法 (TCM) 旅行費用法 (TCM) 間接利用価値 都市環境維持・改善、都市 景観 緑地の保全、動植物の生息、生育環境の保存、ヒー トアイランド現象の緩和・二酸化炭素の吸収、森林の 管理・保存、荒廃の防止、季節感を享受できる景観 の提供、都市形態規制 効用関数法 (UFM) 都市防災 災害応急対策施設の確保、火災延焼防止・遅延、災 害時の避難地確保、復旧・復興の拠点の確保 洪水調整、地下水涵養、 強固な地盤の提供、防風・防潮機能 地域活性化 観光客増加、地域活動推進 オプション価値 現在は利用しないが、将来の利用を担保することによって生じる価値 非利用 価値 存在価値 公園が存在することを認識すること自体に喜びを見出す価値 遺贈価値 将来世代に残すことによって生じる価値

【公園整備によって生じる価値体系と評価手法】

大規模公園マニュアルの評価対象 ■公園整備によって生じる価値は、「利用価値」と「非利用価値」に大別される。 ■「改訂第3版 大規模公園費用対効果分析手法マニュアル」では、評価対象を利用価値とし、「旅行費用法による直接 利用価値、「効用関数法」による間接利用価値の評価手法が示されている。 ■本分析では、直接利用価値について沖縄本島内居住者と本島外居住者に分け、便益を計測した。 本分析での評価対象

(18)

■ 便益(B) 「大規模公園費用対効果分析手法マニュアル」に基づき、便益(B)は直接利用価値と間接利用価値で求める。 ■ 費用(C) 公園整備に係る建設費(用地費+施設費)及び維持管理費で算出

2) 事業の投資効果

・・・・・費用対効果分析(全体事業)

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

【直接利用価値】 実際の旅行費用以上に支払ってでも公園を 利用したいとする価値(消費者余剰※を算出) 【間接利用価値】 公園が存在することによる環境・景観、防 災面の価値(支払い意思額を算出) 直接 利用価値 対象公園への最大 限支払っても良いと 考える旅行費用 対象公園への実際 の旅行費用

間接 利用価値 対象公園が有る場合 の「環境・景観」「防 災」に関する支払い 意思額

対象公園が無い場 合の「環境・景観」 「防災」に関する支 払い意思額 消費 者余剰(= 便 益) 需要(回/年) 旅 行 費 用 最大限支払っても良いと 考える旅行費用 実際の旅行費用 消費者余剰 (=便益) 【消費者余剰のイメージ】 需要曲線

2) 事業の投資効果

・・・・・費用対効果分析(残事業)

費用便益費= (B/C) 事業を継続した場合の便益 - 事業を中止した場合の便益 事業を継続した場合の費用 - 事業を中止した場合の費用 公共事業評価の費用便益分析に関する技術指針(共通編)(国土交通省 平成21年6月)

■ 算出条件等

基準年 : 平成26年度 評価期間 :昭和51年度~平成37年度 社会的割引率: 4% 適用した費用便益分析マニュアル: 大規模公園費用対効果分析手法マニュアル 改訂第3版(平成25年10月版) 総事業費 : 1,185億円(用地費+施設費) 15

(19)

事業全体 ※ 便益・費用は、現在価値化した値 便益 (B) 直接利用価値 間接利用価値 総便益 費用便益(B/C) 22,330億円 536億円 22,866億円

6.01

費用 (C) 建設費 維持管理費 総費用 2,350億円 1,452億円 3,802億円

Ⅱ .事業の必要性等に関する視点

2) 事業の投資効果

・・・・・費用対効果分析

残事業 便益 (B) ①事業を継続した場合の便益 ②事業を中止した場合の便益 便益(①-②) 費用便益(B/C) 22,904億円 22,853億円 51億円

1.04

費用 (C) ③事業を継続した場合の費用 ④事業を中止した場合の費用 費用(③-④) 3,840億円 3,791億円 49億円 ※ 便益・費用は、現在価値化した値 16 感度分析 変動要因 B/C 備考 -10% 通常ケース +10% 需要量 5.90 6.01 6.13 将来の各年度の便益を変動 費用 6.05 5.98 将来の各年度の費用を変動

(20)

首里城地区 南城郭エリアの復元整備 北城郭エリアの復元整備

Ⅲ .事業進捗の見込みの視点

17 事業の進捗状況 【その他全域】 ・バリアフリー整備 ・案内サイン改修 ・再生エネルギー活 用設備整備 海洋博覧会 地区 【熱帯・亜熱帯環境ゾーン】 ・海岸遊歩道改修 ・熱帯ドリームセンター改修 ・自然植生保全整備 【沖縄文化センターゾーン】 ・中央南駐車場整備 ・レストハウス建替 【オーシャニックゾーン】 ・水の階段改修 全体金額 H25年度末進捗 進捗率 事業費 1,185億円 1,113億円 93.9% (参考) 前回評価時 1,170億円 1,017億円 (H22年度末) 86.9% 今後の事業概要(工程表)

3) 今後の事業概要

H25 H26 H27 H28 H29 H30

海洋博

覧会地

首里城

地区

海洋博基本計画更新 熱帯ドリームセンター改修 園路広場工事等 老朽化施設・設備の改修等 黄金御殿、寄満・近習詰所奥書院復元整備 女官居室・世誇殿復元整備 北城郭エリア、南城郭エリア復元整備 女官居室、世誇殿の復元整備

(21)

Ⅲ .事業進捗の見込みの視点

18 ■今後、大規模な施設整備は予定しない。開園当初に整備された施設の老朽化対策等の他、基本計画に 沿った安全の確保、利便性の向上のための改修をH29年度迄に実施する。 ■近年の社会情勢の変化等を踏まえ、H30年度以降の整備に係る基本計画更新を検討中。 海洋博公園は、沖縄における観光拠点としての役割が高 まっている。園内施設の更新を図り、園内における利用の偏 り等の課題に対応し、さらなる魅力の向上を図る必要があ る。 ⇒新たな整備に係る基本計画更新を検討中 今後の主な整備内容 施設老朽化対策 基本計画に沿った公園施設の魅力・利便性向上、自然資源の保 全・再生 沖縄文化・センターゾーン のレストハウスは、海岸遊 歩道、イノーなど海と連携 した環境教育プログラムの 拠点に改修 園路のバリアフリー化、園 路幅員の拡幅、歩者分離に よる安全性の向上、案内サ イン、緑陰、日除けの充実 園内の斜面樹林や岩礁植生 の保全再生、外来種の駆除 開園当初からの施設をはじ め、設置後時間が経った施 設について、老朽化し又は 利用率が低下しており、これ らの更新等が必要。 H24~H33沖縄県観光振興基本計画 (H24.5.31 沖縄県) ●目指す将来像:~世界水準の観光リゾート地~ ●入域観光客数目標:H33年度に1,000万人 基本計画の更新(H29年度目処) 熱帯ドリームセンター (S61開設) 【沖縄観光の将来像】 【園内課題への対応の必要性】

3) 今後の事業概要……海洋博覧会地区

水の階段(S51開設) 沖縄文化・センターゾーン レストハウス 基本計画更新(H29年度目処・検討中) 海洋博公園が担う 役割はさらに増し ている 【利便性の向上】 【公園施設の魅力向上】 縦断勾配8%を超える園路 【自然資源の保全・再生】 既存植生への影響が懸念さ れるウエデリア(外来種)

(22)

Ⅲ .事業進捗の見込みの視点

19 主な復元整備予定施設 施設名称 施設活用内容 世誇殿 (よほこりでん) 休憩・展示施設 女官居室 (めかんきょしつ) イベントや日常の道具 類を収納する倉庫 美福門 (びふくもん) 継世門(既)~美福門の 赤田地区ルート 御内原およびその周辺 銭蔵には休憩機能を持 たせる 【復元整備の意義・必要性】 ・御内原の中心的建物であった世誇殿、女官居室や美福門等の 整備により、国王・王族や女官たちの「生活や儀礼の空間」等の 復元及び展示・解説の充実を図る。 ・整備済の正殿等「行政空間」、京の内「祭祀空間」と一体となって より深みのある歴史文化を演出。 ・休憩施設、多目的施設等の整備により利用者サービス向上に努 め、公園全体の魅力を高める。 美福門 女官居室 ■未開園区域である南北城郭エリア、御内原エリアを中心に復元整備を進める。 ※御内原(おうちばら) 国王やその家族及びそれらに仕え る多くの女官たちが生活する場所であ り、王族を除いて男子禁制となってい た。ここは王妃を頂点とした女官組織 のもと、儀礼の場として多くの建物が あった。

3) 今後の事業概要……首里城地区

世誇殿 南城郭エリア 北城郭エリア 御内原エリア

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2) 代替案立案の可能性

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Ⅳ.コスト縮減や代替案立案の可能性の視点

・本公園は、高度な管理・運営技術のもと、利用者へ他の公園では得られない満足度を提供し、国内だけ でなく海外からも多くの観光客を誘引、沖縄の観光振興の中核を担っている。 ・また、本公園は国家的な記念事業として閣議の決定を経て設置されたものであり、他の都市公園等によ る代替は困難であると考える。

1) コスト縮減の可能性

カメラ PC ネットワーク(Web)カメラ サーバ DEC 表示装置 カメラ ENC ①CCTVカメラのシステム方式の変更によるコスト縮減 約44百万円 CCTV設備において、従来の映像信号出力型カメラをネットワーク(Web)カメラに変更 することで、約 44百万円、縮減率 約 61 %のコスト縮減を図る。 映像信号出力型カメラ ②園内受変電設備の変更に伴うコスト縮減 年間約42百万円/年 園内で使用する必要電力量は約4000kwであるのに対し、これまでは「高圧」買電で2100kw、 常用発電設備で1900kwを賄っていたが、受変電設備を変更し受電契約を「特別高圧」に切り替 えたことで、常用発電機の維持管理費が不要となるとともに、電気料金単価の低減によりコスト縮 減が可能となった。 ○電気使用料:年間電力使用量4,970,000kwh×電気料金単価差2.59円/kwh=12百万円/年 ○常用発電機維持管理費用: 30百万円/年 合 計 42百万円/年

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■国営沖縄記念公園は、両地区合わせた年間の入園者数が643万人(H25年度)と沖縄観光の核 となる施設となっており、両地区とも沖縄県観光振興基本計画(第5次)に位置づけられる 等、更なる観光振興拠点機能の充実を求められているところ。このため引き続き整備、改修を進 め、来園者に対する利便性の向上に努めていく必要がある。 ■国営沖縄記念公園は、園内で開催される多くのイベントを通して、多様な主体に活動の場を 提供し、沖縄固有の歴史・文化の継承に貢献しており、今後とも地域と連携した運営管理を進 めていく必要がある。 ■費用便益比(B/C)は6.01

1) 事業の必要性等に関する視点

■平成26年3月末時点における事業の進捗率は、事業費で93.9%、開園面積で91.2%の進捗と なっており、引き続き事業の進捗を図り、沖縄観光振興にも対応すべく必要な施設整備及び 運営維持管理について検討していく必要がある。

2) 事業の進捗の見込みの視点

以上のことから、国営沖縄記念公園の事業を継続することが適切である。

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Ⅴ.今後の対応方針(原案)

参照

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