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GNSS 自律航法ユニット
型式
PT-G1
smartGPS アプリケーション
操作手順書
IMPORTANT NOTICE
本書に記載された内容を発行元(古野電気株式会社)の書面による許可無く複写、複製、転載および第三者へ開示 することを禁止します。
FURUNO ELECTRIC CO., LTD. All rights reserved. 記載の製品、仕様は予告なく変更することがあります。 本書に記載されている社名、製品名は、一般に各開発メーカーの登録商標または商標です。 GPS(米国)、GLONASS(ロシア)、QZSS(日本)、SBAS(WAAS(米国)、EGNOS(欧州)、MSAS(日本))はそれぞ れを所持する国が管理・運用するシステムです。それらの運用によっては、測位性能が著しく劣化することがあります。 本仕様書に記載されている事項は、上記の場合を含めて保証したものではありません。これらの利用にあたっては、 本システムの特性を十分理解し、使用者の責任においてその利益を活用することが必要です。
改訂歴
Version 改訂内容 改訂日 0 初版発行 2017.11.06 1 アプリケーションの名称を変更 smartGPS→smartGPS アプリ 1.2 節 (2),(10)を追加 1.2 節 (6),(7) ログデータの容量に関する注意書きを修正 1.3 適用範囲を追加 操作方法の説明を変更 クリック→タップ 5.1 節 手順 11 注意 3 を追加 2018.05.24目次
1 概要 ··· 1 1.1 動作環境 ··· 1 1.2 使用上の注意事項 ··· 1 1.3 適用範囲 ··· 1 2 アプリケーションの構成 ··· 2 2.1 常駐サービスの機能 ··· 2 2.2 サポートアプリケーションの機能 ··· 2 2.3 常駐サービスで表示されるアイコンの説明 ··· 3 2.4 サポートアプリケーションの画面構成 ··· 4 2.4.1 サポートアプリケーション起動時の画面 ··· 4 2.4.2 詳細メニュー表示状態の画面 ··· 5 3 アプリケーションのインストール手順 ··· 6 4 アプリケーションのアンインストール手順 ··· 10 5 アプリケーション操作手順 ··· 11 5.1 PT-G1を取り付けるとき ··· 11 5.2 トラブルシューティングするとき ··· 15 5.2.1 ステータスバーに異常通知アイコンが表示される ··· 15 5.2.2 測位情報画面の確認方法 ··· 16 5.2.3 センサ情報画面の確認方法 ··· 17 5.2.4 センサの自己診断 ··· 19 5.2.5 ログデータの回収 ··· 20 6 車両運行時の注意事項 ··· 21 6.1 異常通知アイコンの確認 ··· 21 7 システム開発者様向け ··· 22 7.1 smartGPSアプリのログデータの保存場所 ··· 22 7.2 Locationクラスのメソッドで取得できる情報 ··· 22 7.3 LocationクラスのExtrasメソッドで取得できる情報 ··· 22 7.4 常駐サービスの停止と再開方法 ··· 23 7.5 その他 ··· 231 概要
本書は、PT-G1 のバンドルアプリケーション smartGPS(以下、smartGPS アプリ)を用いたシステムを開発・検証さ れるお客様向けの操作マニュアルです。1.1 動作環境
表 1.1 動作環境 項目 動作要件 ハードウェア FUNTORO 製 MS5668 OS Android 4.4.3 必要なストレージ容量 1GB(ログデータ含む) ※記載の端末・OS 以外での動作は保証できません。1.2 使用上の注意事項
(1) smartGPS アプリをインストール、またはアップデートするときは、Android OS の「設定」→「アプリケーション」→ 「開発元不明のアプリ」にチェックを入れてください。 (2) smartGPS アプリをアップデートするときは、古いバージョンの smartGPS アプリをアンインストールしてから、新 しいバージョンの smartGPS アプリをインストールしてください。 (3) smartGPS アプリをインストール、またはアップデートしたあとは、Android 端末を再起動してください。 (4) Android OS の擬似ロケーション機能を、必ず有効にしてください。擬似ロケーション機能が無効の場合、Android 端末内蔵の GPS 受信機の位置が Location Manager に設定され、位置精度が著しく低下、または測位 できなくなる恐れがあります。 (5) smartGPS アプリ以外に、擬似ロケーション機能を使用するアプリケーションをインストールしないでください。 (6) smartGPS アプリを長時間連続で使用される場合、ログデータの総容量にご注意ください。24 時間連続の使用 で、約 100MB のログデータが生成されます。 (7) ログデータのクリーンアップは、smartGPS アプリが起動するタイミングで実施されます。連続で使用する場合、 ログデータが蓄積し続けますので、目安として 3 日に 1 度、Android 端末を再起動1するか、常駐サービスを停 止・再開2することを推奨します。 (8) PT-G1 の測位周期の設定は、1Hz(デフォルト状態)としてください。それ以外の設定での動作は保証できませ ん。 (9) 2037 年 1 月 1 日以降、smartGPS アプリでは日時が表示されなくなります。3 (10) 2034 年 8 月 20 日以降に、PT-G1 をバックアップデータ無し(バッテリ電源を喪失した場合など)の状態で起動す ると、測位してから数分間、年月日がずれることがあります。45
1.3 適用範囲
本書は、smartGPS アプリ バージョン 4650068003 に適用します。 1 スリープでは、ログデータのクリーンアップは実施されません。 2 7.4 節をご参照ください。 3 Android OS のカレンダー機能がサポートする上限値が、2036 年 12 月 31 日であることに起因します。 4 時刻(時・分・秒)は、正しい値が出力されます。 5 天空が開けている環境であれば、数分で正しい年月日が出力されるようになります。2 アプリケーションの構成
smartGPS アプリは、PT-G1 の測位情報をナビアプリケーションが利用できるようにするための「常駐サービス」と、 PT-G1 を取り付けるときやトラブルシューティングを行うための「サポートアプリケーション」で構成されます。2.1 常駐サービスの機能
常駐サービスは、Android OS の電源を ON にしたときに、自動で起動し、以下の機能を提供します。 表 2.1 常駐サービス 機能名 内容 Location Provider 機能PT-G1 の測位情報を Android OS の Location Manager に設定します。 Android OS 上で動作するアプリケーションは、Location Manager にアクセス することで、PT-G1 の測位情報を取得することができます。 ステータスバーアイコン表示機能 PT-G1 の状態をステータスバーアイコンとして表示する機能です。GNSS 衛星 の信号の受信状態や、車速パルスとバック信号の状態、測位方法を表示しま す。 ログ機能 PT-G1 から受信したデータや、アプリケーションの動作情報をログデータとし て、Android 端末に保存します。 ウィジェット機能6 Location Provider 機能の実行・停止や、サポートアプリケーションを起動する ショートカットを提供します。
2.2 サポートアプリケーションの機能
サポートアプリケーションは、アプリ画面から「smartGPS サポートアプリ」のアイコンをタップした場合に起動し、以 下の機能を提供します。 表 2.2 サポートアプリケーション 機能名 内容 PT-G1 初期設定機能 PT-G1 を車両に取り付けたときに、使用します。 PT-G1 の初期化と設定を行います。 PT-G1 取付確認機能 PT-G1 を車両に取り付けたときに、使用します。 PT-G1 の配線が正しく行われているかを確認します。 PT-G1 測位結果表示機能 トラブルシューティングを行うときに、使用します。 PT-G1 の測位結果を表示します。 PT-G1 センサ情報表示機能 トラブルシューティングを行うときに、使用します。 PT-G1 が取得したセンサの情報を表示します。 PT-G1 センサ自己診断機能 トラブルシューティングを行うときに、使用します。 PT-G1 に含まれているジャイロセンサと加速度センサの診断を行います。 ログデータエクスポート機能7 トラブルシューティングを行うときに、使用します。 常駐サービスの「ログ機能」で収集したログデータを SD カードにエクスポートしま す。 6 本機能は、ホーム画面に smartGPS アプリのウィジェットを追加した場合のみ、常駐します。 7 ログデータエクスポート機能は、FUNTORO 製 MS5668 以外ではご使用いただけません。2.3 常駐サービスで表示されるアイコンの説明
常駐サービスが起動すると、画面上部のステータスバーに以下のアイコンが表示されます。 表 2.3 常駐サービスのアイコン アイコン 名称と意味 名称:GNSS 受信状態ステータスアイコン GNSS 衛星の信号の受信状態です。電波の数が多いほど、受信状態が良いことを示します。 電波は、0~3 本で表現され、0 本の場合は、 と表示されます。 ※ 電波 0 本は、信号強度が十分強い衛星が 0 機であることを示します。空が開けた環境で 15 分以上経過しても、電 波が 0 本のままの場合は、GNSS アンテナの設置環境を見直してください。 名称:車速パルス/バック信号ステータスアイコン 車速パルスとバック信号の状態を示します。状態により、以下のように変化します。 停車中(Parking) 前進走行中(Drive) 後退中(Reverse) 不明(Unknown) ※ 工場出荷状態の PT-G1(初期設定を未実施)を Android 端末に接続した場合や、PT-G1 と通信できない場合は、 アイコンが「不明」を示すマークとなります。 ※ 停車せずに、ギアの前進・後退を切り替えると、1 秒間アイコンが「不明」となることがあります。 名称:DR ステータスアイコン GNSS 衛星測位とセンサによる測位の使用状態を示します。状態により、以下のように変化します。 未測位(測位していません) GNSS 測位(GNSS 衛星のみで測位しています) DR 測位(センサのみで測位しています) GNSS+DR 測位(GNSS 衛星とセンサの両方を使って測位しています) ※ 初期設定を行った後は、数百 m 走行しないとセンサによる測位が有効になりません。 ※ センサの学習が完了した状態で、エンジンを始動すると、空が開けている環境でも、数百 m 走行するまでは、DR 測 位となります。 名称:異常通知アイコン(通常は、表示されません) PT-G1 の状態や、PT-G1 との接続に問題がある場合に表示されます。 詳細は、5.2.1 項をご参照ください。2.4 サポートアプリケーションの画面構成
2.4.1 サポートアプリケーション起動時の画面 図 2.1 サポートアプリケーション画面 サポートアプリケーション起動時には、PT-G1 を取り付けるときに必要なメニューが左側に表示されます。すべての 機能を表示するには、メニューの「詳細メニュー」を選択し、「詳細メニューに切り替える」ボタンをタップします。終了す るときは、左下の「終了」ボタンをタップします。 各メニューと機能を以下に示します。 表 2.4 サポートアプリケーションのメニュー メニュー名 対応する機能 初期設定 PT-G1 初期設定機能 取付確認 PT-G1 取付確認機能 メニュー画面2.4.2 詳細メニュー表示状態の画面 図 2.2 詳細メニュー 詳細メニューで、すべての機能をメニューに表示した状態です。終了するときは、左下の「終了」ボタンをタップしま す。 各メニューと機能を以下に示します。 表 2.5 詳細メニュー メニュー名 対応する機能 初期設定 PT-G1 初期設定機能 取付確認 PT-G1 取付確認機能 測位情報 PT-G1 測位結果表示機能 センサ情報 PT-G1 センサ情報表示機能 センサ自己診断 PT-G1 センサ自己診断機能 ログエクスポート ログデータエクスポート機能 ファームウェア更新 アップデートで対応予定8 8 本バージョンではご利用いただけません。 メニュー画面
3 アプリケーションのインストール手順
smartGPS アプリを Android 端末にインストールする手順を説明します。 # 操作手順 Android 端末の画面 1 smartGPS アプリのインストール準備をし ます。 Android の設定メニューから、「セキュリ ティ」を選択し、「提供元不明のアプリ」の 項目にチェックします。 2 smartGPS アプリをインストールします。 smartGPS アプリの apk ファイルを実行し ます。 右の図のように、「アプリケーションを選 択」の画面が出た場合は、「パッケージイ ンストーラ」を選択してください。 3 アプリケーションのアクセス権限に関する 注意が出ますので、ご確認をいただき、 問題がなければ、「次へ」をタップしてくだ さい。 チェックを入れます 選択 タップ# 操作手順 Android 端末の画面 4 インストールがはじまりますので、そのま まお待ちください。 5 インストールが完了すると、「アプリをイン ストールしました。」とメッセージが出ます ので、「開く」をタップしてください。 6 サポートアプリケーションの画面が開きま すので、そのまま「終了」をタップし、 Android 端末を再起動してください。 タップ タップ
# 操作手順 Android 端末の画面 7 Android 端末に PT-G1 を認識させます。 Android 端末が再起動した後に、PT-G1 を接続してください。 PT-G1 を接続すると、「この USB デバイ スが接続されたときに smartGPS を開き ますか?」とメッセージが出ますので、「こ の USB デバイスにデフォルトで使用す る」にチェックを入れてから、「OK」をタッ プしてください。 ※本メッセージは複数回表示されること があります。複数回表示された場合は、 すべて同じ手順を実施してください。 8 バージョンを確認します。 Android の設定メニューから、「アプリ」を 選択し、「smartGPS」をタップします。 画面上部にバージョンが表示されますの で、インストールしたバージョン通りであ ることを確認します。 9 擬似ロケーションを有効にする準備をし ます。 Android の設定メニューから「タブレット 情報」を選択し、ビルド番号を 7 回連続タ ップします。成功すると、「これでデベロッ パーになりました!」または、「必要あり ません。既にデベロッパーです。」と表示 されます。 チェックを入れます 上のチェックを入れたあと、「OK」をタップ バージョン番号を確認します 7 回連続でタップします
# 操作手順 Android 端末の画面 10 Android の設定メニューから、「開発者向 けオプション」を選択します。 11 「擬似ロケーションを許可」にチェックを入 れます。 以上で、インストール作業は完了です。 タップ チェックを入れます
4 アプリケーションのアンインストール手順
smartGPS アプリを Android 端末からアンインストールする手順を説明します。 # 操作手順 Android 端末の画面 1 Android の設定メニューから、「アプリ」を 選択し、「smartGPS」をタップします。 続けて、「アンインストール」ボタンをタッ プします。 2 アンインストールの確認画面が出ますの で、「OK」をタップします。 「アンインストールが完了しました。」と表 示されれば、アンインストールは完了で す。 ※ログデータは、削除されませんので、 内蔵ストレージの「smartgps」という名前 のディレクトリを削除してください。 タップ タップ5 アプリケーション操作手順
smartGPS アプリの操作手順を説明します。 ユースケースは、PT-G1 を取り付けるときと、トラブル発生時の対応です。5.1 PT-G1 を取り付けるとき
# 操作手順 Android 端末の画面 1 ホーム画面を開いて、右図に示されてい るアイコンをタップします。 2 アプリ画面を開いたら、「smartGPS サポ ートアプリ」のアイコンをタップします。 3 サポートアプリケーション画面が表示され ます。 左端のメニューの「初期設定」をタップし ます。 このアイコンをタップ このアイコンをタップ このボタンをタップ# 操作手順 Android 端末の画面 4 「初期設定」の画面が開きます。 続けて、「初期設定を実行する」ボタンを タップします。 【注意】 通常は、下部の「バック信号が Low アク ティブの車はチェック」には、チェックを入 れないでください。 前進・後退の判定が、逆になります。 5 初期設定を行うかの確認メッセージが表 示されます。 「OK」ボタンをタップします。 6 画面が暗転し、「初期設定中。。。」のメッ セージが表示されます。 この作業は、約 3 秒で、終了します。 【注意】 初期設定中は、絶対に ACC 電源を OFF にしたり、USB ケーブルを抜いたりしない でください。PT-G1 が故障する可能性が あります。 このボタンをタップ OK をタップ
# 操作手順 Android 端末の画面 7 初期設定が完了すると、「初期設定を完 了しました。」とメッセージが表示されます ので、「OK」をタップしてください。 8 左端のメニューの「取付確認」をタップし ます。 【注意】 このとき、ギアがパーキングにも関わら ず、車速パルス/バック信号ステータスア イコンが「R」の場合、バック信号が配線 されていない可能性があります。バック 信号の配線をご確認ください。 9 「取付確認」の画面が開きます。 続けて、「取付確認を実行する」ボタンを タップします。 この画面では、GNSS アンテナの接続、 車速信号の接続、バック信号の接続の 順で、接続を確認します。 このボタンをタップ このボタンをタップ このボタンをタップ
# 操作手順 Android 端末の画面 10 GNSS アンテナの接続確認が自動で実 行され、結果が表示されます。 アイコンが、CHECK から OK に変わ れば、正しく配線されています。 【注意】 アイコンが、NG となった場合は、GNSS アンテナの配線を確認してください。配線 が正しい場合は、GNSS アンテナを交換 してください。 11 走行(車輪を回転)します。車速パルスを 2 回連続(約 2 秒間)検知すると、アイコン が CHECK から OK に変わります。 【注意 1】 車速パルスを検知できない場合は、アイ コンが CHECK のまま変化しません。車 速信号の配線を確認してください。 【注意 2】 時速 2km 未満の場合、車速パルスが発 生しないことあります。 目安として、歩行速度より速い速度で走 行してください。 【注意 3】 アナログ波形(交流波形)の車速パルス には非対応です。 12 ギアをバックにして、2 秒以上待機しま す。バック信号を 2 回連続(約 2 秒間)検 知すると、アイコンが CHECK から OK に変わります。 【注意】 バック信号を検知できない場合は、アイ コンが CHECK のまま変化しません。バ ック信号の配線を確認してください。 ここを確認 ここを確認 ここを確認
# 操作手順 Android 端末の画面 13 最後に、左下の「終了」ボタンをタップし、 サポートアプリケーションを終了します。
5.2 トラブルシューティングするとき
5.2.1 ステータスバーに異常通知アイコンが表示される 異常を検知した時に、以下のように、ステータスバーに一定時間、メッセージが表示されます。9 メッセージ 考えられる原因と対処 測位ユニット(USB デバイス)が見つかりません。 ・PT-G1 の電源が入っていない PT-G1 のバッテリ電源と ACC 電源の配線を確認して ください。 ・USB ケーブルが接続されていない PT-G1 と Android 端末間の USB ケーブルの配線を 確認してください。 ・アプリケーション起動直後で、デバイスが準備中 数秒で警告が消えれば、問題ありません。 測位ユニットの応答がありません。 ・PT-G1 の電源が入っていない PT-G1 のバッテリ電源と ACC 電源の配線を確認して ください。 ・USB ケーブルが接続されていない PT-G1 と Android 端末間の USB ケーブルの配線を 確認してください。 ・PT-G1 の異常ACC 電源を一旦 OFF にし、再度 ACC 電源を ON に してください。
測位ユニットのデータを受信できません。 ・PT-G1 の異常
ACC 電源を一旦 OFF にし、再度 ACC 電源を ON に してください。 9 一定時間が経過して、メッセージが消えた場合でも、通知画面をスワイプする(アイコンが表示されている付近を画面外 から下になぞる)ことで、内容を確認できます。 このボタンをタップ
メッセージ 考えられる原因と対処 初期設定が未完了です。 ・PT-G1 の初期設定が未完了 初期設定を実施してください。 測位ユニットの取付角が異常です。 ・PT-G1 の取り付け角度が異常 PT-G1 の取り付け状態を確認してください。 ・PT-G1 の異常 初期設定を実施したあと、ACC 電源を一旦 OFF に し、再度 ACC 電源を ON にしてください。 ・センサの故障 センサ自己診断を実行してください。 測位ユニットの USB ケーブルが接続されていません。 ・動作中に USB ケーブルが抜けた PT-G1 と Android 端末間の USB ケーブルの配線を 確認してください。 5.2.2 測位情報画面の確認方法 PT-G1 の GNSS の受信状態や測位結果を確認する場合に確認します。 図 5.1 測位情報画面 表 5.1 測位情報 項目 内容 GNSS 測位モード GNSS の測位モードを示します。(参考値) 最高信号レベル 受信している信号の中で、最も高い信号レベルを示しています。 空が開けている環境で、このレベルが 40 を下回る場合は、GNSS アンテナの設置環境を見 直してください。 測位衛星数 GNSS 測位に使用している衛星数を示しています。(参考値) 可視衛星数 地平線よりも上に存在する GNSS 衛星の数を示しています。(参考値) 位置座標 緯度・経度・高度・速度・日付・時刻を表示します。(参考値) DR ステータス GNSS 衛星測位とセンサによる測位の使用状態を示します。(参考値)
5.2.3 センサ情報画面の確認方法 PT-G1 のセンサ類の情報を確認する場合に確認します。 図 5.2 センサ情報画面 表 5.2 センサ情報 項目 内容 GNSS アンテナ接続 GNSS アンテナの接続状態を示します。 アイコンが ■(緑色) の場合、正常に接続されています。 アイコンが ■(赤色) の場合、以下の状態が考えられます。 ・GNSS アンテナが接続されていない GNSS アンテナの配線を確認してください。 ・GNSS アンテナが故障している GNSS アンテナを交換して、改善するか確認してください。 アイコンが □(白色)の場合、PT-G1 と通信できていません。 PT-G1 の電源および USB ケーブルの接続を確認してください。 アイコンが ■(灰色)の場合、アンテナ状態を検出中です。
項目 内容 PT-G1 取付角 PT-G1 の取付角の状態を示します。 アイコンが ■(緑色) の場合、正常に設置されています。 アイコンが ■(赤色) の場合、以下の状態が考えられます。 ・PT-G1 の取り付け角度が異常 PT-G1 の取り付け状態を確認してください。 ・PT-G1 の異常
初期設定を実施したあと、ACC 電源を一旦 OFF にし、再度 ACC 電源を ON にしてくだ さい。 ・センサの故障 センサ自己診断を実行してください。 アイコンが □(白色)の場合、PT-G1 と通信できていません。 PT-G1 の電源および USB ケーブルの接続を確認してください。 アイコンが ■(灰色)の場合、初期設定が完了していません。 PT-G1 の初期設定を実施してください。 車速/バック信号学習 車速信号とバック信号の学習状態を示します。 アイコンが ■(緑色) の場合、学習は完了しています。 アイコンが ■(赤色) の場合、学習中です。 ギアを 3 秒以上バックにしたあと、空の開けた環境で、直線道路を時速 20km 以上で走行 することで、学習が進みます。 センサ学習状態 加速度センサとジャイロセンサの学習状態を示します。 アイコンが ■(緑色) の場合、学習は完了しています。 アイコンが ■(赤色) の場合、学習中です。 空の開けた環境で、右左折を繰り返すことで、学習が進みます。 アイコンが □(白色)の場合、PT-G1 と通信できていません。 PT-G1 の電源および USB ケーブルの接続を確認してください。 アイコンが ■(灰色)の場合、初期設定が完了していません。 PT-G1 の初期設定を実施してください。 車速パルス PT-G1 が検知した車速パルスのカウント数が表示されます。 以下の場合は、正常に動作していない可能性があります。 ・表示が「N/A」のまま、変化しない PT-G1 と通信できていません。PT-G1 の電源および USB ケーブルの接続を確認してくだ さい。 ・表示が「未取得」のまま、変化しない 初期設定が完了していません。PT-G1 の初期設定を実施してください。 ・走行中も、表示が「0」のまま、変化しない 車速信号が入力されていない可能性があります。車速信号の配線を確認してください。 バック信号 PT-G1 が検知したバック信号の状態が表示されます。 以下の場合は、正常に動作していない可能性があります。 ・ギアを切り替えても、表示が変化しない バック信号の配線を確認してください。 ・ギアを切り替えると、表示が変化する場合するが、実際の状態と異なる 初期設定の手順を誤っている可能性があります。 5.1 節の手順 4 で、「バック信号が Low アクティブの車はチェック」にチェックを入れていな いことを確認し、再度、初期設定を実施してください。 ※ 新しい車種に取り付けられた場合、ギアをバックにしたときのバック信号の電圧を確認してください。ギ アをバックにしたときの電圧が、High レベルの場合は、5.1 節の手順 4 で、「バック信号が Low アクティ ブの車はチェック」にチェックを入れて、初期設定を実施してください。
5.2.4 センサの自己診断 PT-G1 のセンサの自己診断を実施します。 図 5.3 センサ自己診断画面 「自己診断実行」ボタンをタップすると、ジャイロセンサと加速度センサの自己診断をおこないます。 診断後、ジャイロセンサと加速度センサの CHECK マークが、OK に変化すれば、センサの自己診断結果には 問題ありません。CHECK マークが NG となった場合は、センサが故障しておりますので、PT-G1 を交換してくださ い。
5.2.5 ログデータの回収 障害発生時の原因解析のために、PT-G1 と smartGPS アプリのログデータを回収します。 本機能は、FUNTORO 製 MS5668 以外ではご使用いただけません。 図 5.4 ログエクスポート画面 Android 端末に SD カードを挿入し、エクスポートボタンをタップすると、ログデータがエクスポートされます。ログデ ータは、SD カードのルートディレクトリ10に保存されます。 以下の場合は、エクスポートボタンをタップできません。 ・SD カードが挿入されていない ・SD カードの空き容量が不足している 【注意】 エクスポート中は、絶対に Android 端末の電源を OFF にしたり、SD カードを抜いたりしないでください。SD カード が破損する可能性があります。 10 名前に日時を含むディレクトリ(例:smartGPS_20170722-015032)を作成し、その中にデータを保存します。 1.7GB/1.8GB (free/total size)
6 車両運行時の注意事項
6.1 異常通知アイコンの確認
ナビアプリケーションが起動してから、1 分経過しても、ステータスバーから のマークが消えない場合は、一度、 ACC 電源を OFF にし、Android 端末がシャットダウンしたことを確認してから、再度 ACC 電源を ON にしてください。 それでも、マークが消えない場合は、整備工場にご連絡ください。
7 システム開発者様向け
本章では、システム開発者様向けの情報を記載いたします。7.1 smartGPS アプリのログデータの保存場所
内蔵ストレージの「smartgps」というディレクトリにログデータを保存します。 FUNTORO 製 MS5668 の場合、「ホーム/sdcard/smartgps」に保存します。7.2 Location クラスのメソッドで取得できる情報
常駐サービス動作中は、Location クラスのメソッドを使用することで、以下の情報を取得できます。記載のない情報 は、ご使用いただけません。 表 7.1 Locationクラスのメソッドで取得できる情報 情報 意味 使用するメソッド測位時刻 推定位置に対応する UNIX 時刻 [msec] getTime() 緯度 測位時刻に対応する緯度 [度] getLatitude() 経度 測位時刻に対応する経度 [度] getLongitude() 高度 測位時刻に対応する高度 [m] getAltitude() 方位 自車の方位 [度] getBearing() 速度 自車の速度 [m/sec] getSpeed()
7.3 Location クラスの Extras メソッドで取得できる情報
常駐サービス動作中は、Location クラスの Extras メソッドを使用することで、以下の情報を取得できます。 表 7.2 Extrasメソッドで取得できる情報 情報 意味 使用するメソッド 測位使用衛星数 PT-G1 が測位に使用した衛星の数 [個] getExtras() 測位方法 PT-G1 の測位方法 [0]:GNSS 測位(衛星のみ) [1]:DR 測位(センサのみ) [2]:GNSS+DR 測位(衛星+センサ) [-1]:不明 getExtras() Extras メソッドを使用して情報を取得する擬似コードを以下に示します。 例では、変数「sat」に測位使用衛星数、変数「dr」に、測位方法を示す値を代入します。Bundle extras = location.getExtras(); // extras データを取得 int sat = -1;
int dr = -1;
if (extras != null) {
sat = extras.getInt(“satellites”, -1); // 測位使用衛星数を sat に代入します dr = extras.getInt("dr", -1); // 測位方法を示す値を dr に代入します }
7.4 常駐サービスの停止と再開方法
常駐サービスを停止する場合、ホーム画面に smartGPS アプリのウィジェットを配置し、STOP ボタンをタップします。 停止すると、アイコンが再生ボタンに変化します。 図 7.1 常駐サービスの停止 常駐サービスを再開する場合、再生ボタンをタップします。 図 7.2 常駐サービスの再開7.5 その他
(1) 2038 年 1 月 19 日以降は、Android OS で採用されている UNIX 時刻がロールオーバーするため、Location Manager の時刻が、不正な値となります。
(2) smartGPS アプリが位置情報を登録する Location Manager サービスは、Android OS が提供するサービスです。 Location Manager から位置を取得するナビアプリケーションは、万が一、Location Manager サービスが停止し た場合でも、異常停止しない設計としてください。
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