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(1)

母親の育児支援に関する基礎的研究(1) : 保育園児 を持つ母親の育児環境および仕事と育児の両立に関 する意識

著者 佐々木 綾子, 田邊 美智子, 木下 珠希

雑誌名 福井医科大学研究雑誌

巻 1

号 3

ページ 427‑445

発行年 2000‑12‑20

URL http://hdl.handle.net/10098/980

(2)

福 井 医 科 大 学 研 究 雑 誌 第1巻 第3号(2000)

「母 親 の 育 児 支 援 に 関 す る 基 礎 的 研 究(1)」

保 育 園児 を 持 つ母 親 の 育 児 環境 お よび 仕事 と育 児 の 両 立 に関す る意識 一

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希 看 護学 科 臨床看 護学 講座

(平成12年8月28日 受理)

Fundamental Study on Child-rearing Support for Mothers ( 1 )

—Personal view of mothers with preschool children about

their child-rearing environment and difficulty in work with child-rearing—

Ayako SASAKI, Michiko TANABE, Tamaki KINOSHITA Department of Clinical Nursing, School of Nursing

Abstract : The purpose of this study was to investigate of working and non-working mothers, about child-rearing environments and their personal views on balancing their job with child- rearing. Self-administered questionnaires were collected from 448 mothers (317 full-1 ime mothers and 131 house wives) who had public preschool children (1-3 years old ) in Fukui City. The following results were obtained:

1. Both working mothers and non-working mothers received child-rearing support from their husbands, mothers, and mothers-in-law. This was the case for working mothers of both nuclear families and 'extended families' (defined in this study as three generation families living together under the same roof ). 2. Working mothers had very positive views on balancing work with child-rearing because their work provided them with a broader horizon, financial security, and a change in mood. Working mothers of extended families were more positive to financial security than those of nuclear families. 3. Working mothers of nuclear families had higher levels of mental and physical anxiety over their financial problems and unexpected even ts associated with child-rearing than those of extended families. 4. In order to balance work with child-rearing, working mothers needed the understanding and support from their families and workplaces, and also child-care facilities with extended time and early morning services. Such demands were especially greater for the working mothers of nuclear families.

Keywords child-rearing support, child-care facility, working mothers, child-rearing environment, personal view of child-rearing

(3)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

1.緒 言

近 年 の 少 子 化 は 先 進 国 に 共 通 す る 問 題 で あ り,我 が 国 に お い て も 同 時 に 進 行 す る 人 口 の 高 齢 化 と並 び 社 会 問 題 と な っ て い る 。 特 に,わ が 国 に お い て は,M字 型 就 業 パ タ ー ン で 示 さ れ て い る よ う に,出 産 とそ れ に 続 く育 児 は 仕 事 と の 両 立 を 難 し く して い る 現 状 に あ る(1)。 ま た,女 性 雇 用 者 数 の 増 大 お よ び 今 後 予 測 さ れ る 女 性 労 働 力 人[コの 拡 大(2)は,就 業 女 性 の 仕 事 と育 児

の 両 立 と と も に,我 が 国 の 重 要 な 課 題 と も い え る 。 本 研 究 で は,女 子 就 業 率,共 働 き率,合 計 特 殊 出 生 率,三 世 代 世 帯 率 な どが 全 国 平 均 よ り高 い 特 徴 を 持 つ 福 井 県 の(3)保 育 園 児 を 持 つ 就 業 の 母 親 を 対 象 と し,仕 事 と 育 児 の 両 立 を可 能 に す る 要 因 を 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し た 。 本 研 究 の 対 象 は,仕 事 を 持 ち な が ら子 ど も を 産 み 育 て て い る モ デ ル 的 な 集 団 で も あ り,今 後 の 育 児 支 援 策 に対 す る 基 礎 的 資 料 に な り う る と 考 え る 。

ll.用 語 の 定 義

1.核 家 族 世 帯:二 人 以 上 の 世 帯 員 か ら な る 親 族 世 帯 の う ち,夫 婦 と子 ど もか ら な る 世 帯,母 親 と子 ど も か ら な る 世 帯 。

2.三 世 代 世 帯:子 ど も と夫 婦 ま た は 母 親 と,夫 婦 ま た は 母 親 の ど ち ら か の 両 親 か 一 方 の 親 か ら な る 世 帯 。

3.有 職 者:常 勤 の 仕 事 を も つ 母 親 。

4.育 児 支 援:発 達 段 階 に 応 じた 育 児 が で き る よ う,親 や 家 族 に 対 し,技 術 的 ・精 神 的 ・経 済 的 ・社 会 的 援 助 を 行 う こ と

lll.調査 の 枠 組 み(図1)

育 児 環 境

(属性 ・労働 環 境 ・育 児 支 援 状 況)

子 ど も を 持 つ こ と

に 関 す る 意 識 有職者

仕事 と育児の 両立に関係 す る意識

仕事 と育児の 両立意識 両 立 す る こ と の 困 難 両立で きた理 由

図1調 査 の 枠 組 み

(4)

IV.研 究 目 的

調 査 の 枠 組 み(図1)に 沿 っ て,本 研 究 の 目 的 を 示 し た 。

1.保 育 園 児 を 持 つ 母 親(有 職 者 と 無 職 者)の 育 児 に つ い て,育 児 環 境(属 性,労 働 環 境,育 児 支 援 状 況)の 実 態,育 児 意 識 に 影 響 す る と考 え られ る 子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識 を 明 ら

か に す る 。

2.有 職 者 の う ち核 家 族 世 帯 と 三 世 代 世 帯 に お け る 仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 係 す る 意 識 を,仕 事 と育 児 の 両 立 意 識,両 立 す る こ と の 困 難,両 立 で き た 理 由 の 三 側 面 か ら明 ら か に す る 。

V.研 究 方 法

1。 調 査 期 間:平 成12年1月 。

2.調 査 対 象:福 井 市 内 の 全 公 立 保 育 園 を 利 用 し て い る2100人 の 母 親 の う ち,本 研 究 へ の 同 意 が 得 ら れ た1〜3歳 児 の 母 親1160人 。

3.調 査 方 法:文 書 に よ る 趣 旨 説 明 後,自 記 式 質 問 紙 調 査 を 保 育 園 を 通 じ 留 置 法 に よ り 行 っ た 。 対 象 の 内 訳 は 表1の 通 り で あ る 。 本 研 究 で は,回 収 数1011人(回 収 率87.2%)中 有 効 な 回 答 が 得 ら れ た852人(有 効 回 答 率73.4%)の う ち,パ ー ト ・ア ル バ イ ト,自 営 業,家 庭 内 職 者 を 除 く,常 勤 の 有 職 者(以 下 有 職 者)317人(37.2%),無 職 者131人(15.4%)を 分 析 の 対 象 と し た 。 さ ら に,有 職 者 を 核 家 族 世 帯147人(46.4%〉 と 三 世 代 世 帯169人(53.3%)に 分 類 し,比 較 検 討 し た 。

表1対 象 の 内 訳 人 数(%)

就業形態 N=852

有 職(常 勤) パ ー ト・ア ル バ イ ト

自営業 ・家 業 家庭 内 職 無 職 そ の他

1歳 児 76(49.6) 45(29.4) i5{9.8)

1(0.7}

15(9.8) 1(0.7)

153(100.0)

2歳 児 94(35.Q)

100(37.2) 27(10.0)

9(3.3) 39(14.5) 0

269(100.0)

3歳 児 147(34.2) 127(29.5) 58(13.5) 21(4.9) 77(17.9) 0

430(100.0)

計 317(37.2) 272(32.0) 100(11.7}

31(3.6) 131(15.4) 1(0.1}

852(100.0) 4.調 査 内 容 ① 属 性:子 ど も の 年 齢,母 親 の 年 齢,子 ど も数,世 帯 構 成,学 歴,夫 婦 の 年 収 ② 労 働 環 境:職 種,仕 事 に つ い た 期 間,育 児 休 業 状 況,妊 娠 ・出 産 ・育 児 に つ い て の 心 配 ③ 育 児 環 境:育 児 支 援 者 の 有 無 と協 力 の 程 度,夫 の 家 事 ・育 児 参 加 ④ 子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識:小 松 ら の 作 成 したHoffmannら の 子 ど も の 価 値 モ デ ル とKaplanの 質 問 よ り抜 粋 した27項 目 (41,⑤ 先 行 研 究(5)を 参 考 に 作 成 し た 仕 事 と 育 児 の 両 立 に 関 係 す る 意 識:仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識,仕 事 と 育 児 を 両 立 さ せ る こ と の 困 難,仕 事 と 育 児 の 両 立 が で き た 理 由 で あ る 。 回 答 は 設 定 し た 選 択 肢 を択 一,重 複 選 択,リ ッ カ ー ト法 で 求 め た 。

5.分 析 方 法:① 単 純 集 計 ② 有 職 者 と無 職 者,核 家 族 世 帯 と三 世 代 世 帯 を 比 較 検 討 し,ゼ 検 定 を用 い て,有 意 水 準5%と し た 。 統 計 ソ フ トSPSS9.0を 使 用 し た 。

(5)

佐 々木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

VI.結 果 1.属 性(表2)

1)子 ど も の 年 齢

有 職 者 は,「1歳 」76人(24.0%〉,「2歳 」94人(29.7%),「3歳 」147人(46.4%),

無 職 者 は,「1歳 」15人(115%),「2歳 」39人(29.8%),「3歳 」77人(58.8%)で 両 群 と も3歳 が 最 も 多 か っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 は 「1歳 」45人(30.6%〉,「2歳 」46人 (31.3%),「3歳 」56人(38」%),有 職 ・三 世 代 世 帯 は,「1歳 」31人(18.3%〉,「2

歳 」48人(28。4%),「3歳 」90人(53.3%)の 順 に 多 か っ た 。 2)母 親 の 年 齢

有 職 者 は 「30〜34歳 」160人(50.5%)が 最 も 多 く,以 下 「35〜39歳 」85人(26.8%),

「25〜29歳 」50人(15.8%),「40〜44歳 」13人(4.1%),「20〜24歳 」8人(2.5%)の 順 で あ っ た 。 無 職 者 は 「30〜34歳 」67人(51.1%)が 最 も 多 く ,以 下 「25〜29歳 」43人 (32.8%),「35〜39歳 」16人(12.2%)の 順 で あ っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 も 同 様 で あ っ た 。

3)子 ど も 数

有 職 者 は 「2人 」164人(51.7%〉 が 最 も 多 く,「1人 」79人(24。9%),「3人 」68人 (21.5%),無 職 者 は 「2人 」80人(61.1%)が 最 も 多 く,「3人 」33人(25.2%),「1

人 」16入(12.2%)の 順 で あ っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 は 「2人 」64人(43.5%),「1人 」 44人(29.9%),「3人 」36人(24.5%),有 職 ・三 世 代 世 帯 は,「2人 」100人(59.2%),

「1人 」34人(20」%),「3人 」32人(18.9%)の 順 に 多 か っ た 。 4)家 族 構 成

有 職 者 は 核 家 族 世 帯147人(46.4%),三 世 代 世 帯169人(53.3%)で あ っ た 。 夫 以 外 の 同 居 者 は,「 夫 の 母 親 」113人(35.6%),「 夫 の 父 親 」101人(3L9%),「 自 分 の 母 親 」51人

(16.1%),「 自 分 の 父 親 」41人(12.9%)の 順 で あ っ た 。 無 職 者 は 核 家 族 世 帯79人 (60.3%〉,三 世 代 世 帯48人(36。6%)で あ っ た 。 夫 以 外 の 同 居 者 は,「 夫 の 母 親 」36人 (27.5%),「 夫 の 父 親 」25人(19.1%),「 自 分 の 母 親 」9人(6.9%),「 自 分 の 父 親 」 6人(4.6%)の 順 で あ っ た 。

5)学 歴

有 職 者 は 「高 等 学 校 」125人(39.4%),「 短 大 ・専 門 学 校 」111人(35.0%),「 大 学 」70 人(22」%),無 職 者 は 「高 等 学 校 」67人(51.1%),「 短 大 ・専 門 学 校 」47人(35.9%〉 の 順 に 多 か っ た 。 「中 学 校 」 「高 等 学 校 」 と 「短 大 ・専 門 学 校 」 「大 学 」 「大 学 院 」 の 比 較 で は, 有 職 者 の 方 が 有 意 に 「短 大 ・専 門 学 校 」 「大 学 」 「大 学 院 」 の 割 合 が 高 か っ た(x2=9.9,P<.Ol)。

(6)

表2対 象の属性

人 数(%)

子 どもの 年齢

母親の 年齢

子 ども数

家族構成

学歴

年収

臓 霧

20〜24歳 25〜29歳 30〜34歳 35〜39歳 40〜44歳 45〜49歳 NA

A12345N

自分の父親と同居 自分の母盟と同居 夫の父親と同居 夫の母親と同居 夫の兄弟・姉蛛と同居 自分の兄弟・姉妹と同居 その他 同居者な し

中学校 高等学校 短大・専門学校 大学

大学院 その他 NA

300万 未満 300〜400万 未満 400〜500万 未満 500〜600万 未満 600〜800万 未満 800〜1000万 未 満

1000万 以上 その他

NA

有 職(N=317}

核 家 族 世帯 (N=147)

45(30.6) 46(31.3) 56(38.1) 7(4.8) 22(15.0}

69(46.9) 43(29.3) 5(3.4) 0 0

44(29.9) 64(43.5) 36(24.5) 3(2.0) 0 0 132(89.8)

15(10.2) 4(2.7) 58(39.5) 44(29.9) 37(25.2) 3(2.0?

1(0.7}

1(0.7)

9(6.1}

9(6.1}

10(6.8) 25(17.0) 32{21.8) 30(20.4) 12(8.2) 9cs.〉>

11{7.5)

三 世代 世 帯 (N=169)

31(18.3}

48(28.4) 90(53.3) 1(0.6) 27(16.0) 91(53.8) 42(24.9) 8{4.7) 0 0

34(20.1) 100(59.2) 32(18.9) 2(1.2) 1(0.6) 0 161{g5.3) 41(24.3) 51(30.2) 101(59.8) 113(66.9) 7(4.1) 70(5.9) 34(20.1) 0 1(0.6) 66(39.1) 67(39.6) 33(19.5) 0 2(1.2) 2(1.2) 6(3.6) 12(7.1) 13(7.7) 24(14.2}

47(27.8}

26(15.4}

19(11.2}

3(1.8) 19(11.2)

その 他 (N=1)

1

1

1

1

1

1

小 計 (N=317}

76(24.0) 94(29.7) 147(46.4) 8(2.5) 50(15.8) 160(50.5) 85(26.8)

13{4.1) 0 0 79(24.9)

164(51.7) 68(21.5) 5(1.6)

1(4.3) Q 293(92.4) 41{12.9)

51{16.1) 101(31.9) 113(35.6) 7(2.2}

10{3.2) 35{11.0) 15{4.7) 5(1.6)

125{39.4) 111(35.0) 70(22.1) 3(0.9) 3(0.9) 3(0.9) 16(5.0) 2i(s.s>

23(7.3) 49(15.5) 79(24.9) 56(17.7}

31(9.8) i2(3.8) 30(9.5)

無 職 (N=131)

15(11.5) 39(29.8) 77(58.8) 2(1.5) 43(32.8)

67(51.1) 16(12.2) 3(2.3) 0 0

16(12.2) 80(61.1) 33(25.2) 2(1.5}

0 0 i24(94.7) 6(4.6) 9(6.9) 25(19.1) 36(27.5) 3(2.3}

7(5.3) 14{10.7) 4(3.1) 5(3.8) 67(51.1}

47(35.9}

4(3.1) 1(0.8) 7(5.3) 0

23(17.6) 22(16.8) 25(19.1) 27(20.6) 17(13.0) 3(2.3) 2(1.5) 1(0.8) 11(8.4)

総 計 (N=448)

91(20.3) 133(29.7) 224(50.0) 10{2.2) 93(20.8) 227(50.7)

101(22.5) 16(3,6) 0

1(0.2}

95(21.2) 244(54.5) 101(22.5) 7(1.6) 1(0.2) 0 417(93.1) 47(10.5) 60(13.4) 126(28.1) 149(33.3) 10(2.2) 17(3.8) 49(10.9)

19(4.2) 10(2.2) 192(42.9) 158(35.3) 74(16.5) a(a.s>

10(2.2) 3(0.7)

39(8.7) 43(9.6) 48(10.7) 76(17.0) 96(21.4) 59(13.2) 33(7.4) 13(2.9) 41(9.2)

注)数 値 は 四 捨 五 入 して あ る た め,合 計 が 「総 数 」 に 合 わ な い 場 合 が あ る 。

6)夫 婦 の 年 収

有 職 者 は 「600〜800万 未 満 」79人(24.9%),「800〜1000万 未 満 」56人(17.7%),「50(}〜

600万 未 満 」49人(15.5%),無 職 者 は 「500〜600万 未 満 」27人(20.6%),「400〜500万 未 満 」 25人(19.1%),「300万 未 満 」23人(17.6%)の 順 に 多 か っ た 。 「500万 未 満 」 と 「500万 以 上 1000万 未 満 」 の 比 較 で は,有 職 者 の 方 が 有 意 に 「500万 以 上1000万 未 満 」 の 割 合 が 高 か っ た (x2=42.6,P<.001)Q

(7)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

2.母 親 の 労 働 環 境(表3)

表3母 親の労働環境

人 数(%) 有職者

核 家 族 世 帯 N=147

三 世 代 世 帯 N=169

■一9

仕 事についた 期 間

6ヶ 月 未 満 6ヶ 月 〜1年 未 満 1年 〜3年 未 満 3年 〜5年 未 満 5年 〜10年 未 満 10年 〜15年 未 満 15年 〜20年 未 満 20年 以上 不 明

6(4.1) 3(2.0) 12{8.2) 8(5.4) 50(34.0) 42(28。6)

16(10.9) 0

10(6.8)

3(1.8) 5(3.0) 11(6.5) 8(4.7) 51(30.2}

61(36.1) 17(10.1) 1(0.6) 12(7.1)

9(2.8) 8(2.5) 23{7.3) 16(5.0) 101(31.9) 103(32.5) 33(10.4)

1(0.3) 22(fi.9)

職種 事務職

技術 ・専 門職 労務職 自由業 商工サ ー ビス業 管理職 そ の他 不 明

56(38.1) 55(37.4) 9(6.1) 4(2.7) 1(0.7) 2(1.4) 15(10.2}

5(3.4)

71(42.4) 65(38.5) 16(9.5) 0 2(1.2) 0 4(2.4) 11(6.5)

127(40.1) 120(37.9) 25(7.9) 4(1.3) 3(0.9) 2(0.6}

19(6.0) 16(5.0)

1)仕 事 に つ い た 期 間(表3)は,有 職 者 全 体 で は,「10〜15年 未 満 」 が103人(32.5%),「5

〜10年 未 満 」 が101人(3L9%〉 で,合 わ せ る と 全 体 の64.4%を 占 め て い た 。

2)職 種(表3)は,「 事 務 職 」127人(40.1%),「 技 術 ・専 門 職 」120人(37.9%)で 全 体 の 78.0%を 占 め て い た 。

表4育 児 休 業 状 況(1) 人 数(%)

有職者 核 家 族 世 帯

N=147

三 世 代 世 帯 N=169

取得 あ り

な し 不 明

85(57.8}

52(35.4) 10(6.8)

90(53.3) 7a(a3.s>

5(3.0)

175(55.2) 126(39.7) 15(4.7)

表5育 児 休 業 状 況(2) 人 数(%)

有職者 核 家族 世 帯

N=85

三 世 代 世 帯 N=sa

期間 1ヶ 月未 満

1ヶ 月〜3ヶ 月未 満 3ヶ 月〜6ヶ 月未 満 6ヶ 月 〜1年 そ の 他

1(1.2) 9(10.6}

12(14.1) 62(72.9) 1(1.2)

5(5.6) 16(17.8) 8(8.9) 52(57.8) 9(10.0)

6(3.4) 25(14.3) 20(11.4) 114(65.1) 10(5.7) 取 得 しない理由 家族な どが 育児を して くれた

(重 複 あ り) 職場の 同僚 や上司への気兼ねがあ った

休業 中に収 入が減 少 して しま う 復職後 同 じ仕 事につけるか どうか不安 仕事 に早く復帰 したか った

保育施設 を利用 した

休業 中の空白によ りハ ンデ ィが生 じる

18(34.6) 15(28.8) 12(23.1) 7(13.5) 10(19.2) 6(31.5) 6(11.5)

42(56.8) 28(37.8) 24(32.4) 11(14.9) 7(9.5) 7(9.5) 5(6.8)

60(47.6) 43(34.1) 36(28.6) 18(14.3) 17(13.5) 13(10.3) 11(8.7)

(8)

2)育 児 休 業 状 況(表4・5)

有 職 者 は 「取 得 あ り 」175人(55.2%),「 取 得 な し 」126人(39.7%)で あ っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 は 「取 得 あ り 」85人(57.8%),「 取 得 な し 」52人(35.4%),有 職 ・三 世 代 世 帯 は 「取 得 あ り」90人(53.3%),「 取 得 な し 」74人(43.8%)で 有 意 な 差 は み ら れ な か っ た 。 育 児 休 業 の 期 間 は,有 職 者 全 体 で は 「6ヶ 月 〜1年 」114人(65.1%)が 最 も 多 く,以 下

「1ヶ 月 〜3ケ 月 未 満 」25名(14.3%),「3ヶ 月 〜6ヶ 月 未 満 」20人(ll.4%)の 順 で あ っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 は 「6ヶ 月 以 上1年 」62人(72.9%),「3ヶ 月 〜6ヶ 月 未 満 」12人 (14.1%),「1ケ 月 〜3ヶ 月 未 満 」9人(10.6%),有 職 ・三 世 代 世 帯 は 「6ヶ 月 〜1年 」 52人(57.8%),「1ヶ 月 〜3ヶ 月 未 満 」16人(17.8%),「3ヶ 月 〜6ヶ 月 未 満 」8 人(8.9%)の 順 で あ っ た 。

有 職 者 が 育 児 休 業 を 取 得 し な い 理 由 は,有 職 者 全 体 で は,「 家 族 な ど が 育 児 を し て く れ た 」 60人(47.6%)が 最 も 多 く,「 職 場 の 同 僚 や 上 司 へ の 気 兼 ね が あ っ た 」43人(34.1%),

「休 業 中 に 収 入 が 減 少 し て し ま う 」36人(28.6%),「 復 職 後 同 じ 仕 事 に つ け る か ど う か 不 安 」18人(14.3%),「 仕 事 に 早 く復 帰 し た か っ た 」17人(13.5%)の 順 で あ っ た 。

有 職 ・核 家 族 世 帯 で は 「家 族 な ど が 育 児 を し て く れ た 」18人(34。6%),「 職 場 の 同 僚 や 上 司 へ の 気 兼 ね が あ っ た 」15人(28.9%),「 休 業 中 に 収 入 が 減 少 し て し ま う 」1"L人

(23.1%),「 早 く 仕 事 に 復 帰 し た か っ た 」10人(19.2%),「 復 帰 後 同 じ 仕 事 に つ け る か ど う か 不 安 」7人(13.5%),有 職 ・三 世 代 世 帯 で は 「家 族 な ど が 育 児 を し て く れ た 」42人

(56.8%),「 職 場 の 同 僚 や 上 司 へ の 気 兼 ね が あ っ た 」28人(37.8%),「 就 業 中 に 収 入 が 減 少 し て し ま う 」24人(32.4%),「 保 育 施 設 を 利 用 し た 」 「仕 事 に 早 く 復 帰 し た か っ た 」 各7人(9.5%)の 順 で あ っ た 。

3)有 職 者 の 妊 娠 ・出 産 ・育 児 に つ い て の 心 配(表6)

表6有 職 者 の 妊 娠 ・出 産 ・育 児 に つ い て の 心 配

人 数(%) 有職者

核 家 族 世 帯 N=147

三 世 代 世 帯 N=169

計 休暇が とりにくい

仕事 の内容

流産 や早産な どの異常 にな らな いか

妊婦健 診や乳児健診のた めの 時間が と りに くい 職場 の環境

職場 の人間関係 通 勤

授 乳や搾乳のための時 間が と りにくい 育児休 業が とれ るか

保 育所 に入所で きるか 復 職でき るか

昇進な どが遅れ る その他

特 にな し

46(37.3) 42(28.6) 43(29.3) 20(13.6) 23(15.7) 20(13.6}

24{16.3}

20(136) 14(9.5) 21(14.3}

14(9.5) 12(8.2) 6(4.1) 16(10.9}

65(385) 54(320) 5Q(296) 33(195) 30(178) 26(154) 22(130) 24(142) 21(124) 10(5.9) 14(8.3) 9(5.3) 6(3.6) 20(11.8)

111(35.0) 96(30.3) 93(29.3) 53(16.7) 53(16.7) 46(14.5) 46(14.5) 44(13.9) 35(11.0) 31(9.8)

..

21(s.s) 12(3.8) 36(11.4)

(重複 あ り)

(9)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

有 職 者 全 体 で は,「 休 暇 が と り に く い 」lll人(35.0%),「 仕 事 の 内 容 」96人(30.3%),

「流 産 や 早 産 な ど の 異 常 に な ら な い か 」93人(29.3%),「 妊 婦 健 診 や 乳 児 健 診 の た め の 時 間 が と り に く い 」 「職 場 の 環 境 」 各53人(16.7%)の 順 に 多 か っ た 。

3.育 児 環 境

妻の父 妻の母 夫の妻 夫の母 妻の兄弟 ・姉妹 夫の兄弟 ・姉 妹 友人 ・知人 援助な し

その 他

10%20%30%40%50%60%70%80%

図2育 児 支 援 者(有 職 者 と 無 職 者 の 比 較)

i●有職 a無 職

0%

1)育 児 支 援 者(図2)(表7)

有 職 者 は 「夫 」204人(64.4%),「 妻 の 母 親 」173人(54.6%),「 夫 の 母 親 」158人 (49.8%),無 職 者 は 「夫 」103人(78.6%),「 妻 の 母 親 」58人(44.3%),「 夫 の 母 親 」 55人(42.0%)の 支 援 を 受 け て お り,有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 に お い て も 有 職 者

と 同 様 で あ っ た 。

表7育 児支援者

人 数(%)

妻 の 父 親 妻 の 母 親 夫の 父 親 夫の 母 親 妻 の 兄 弟 ・姉 妹

夫の 兄弟 ・姉 妹 友 人 ・知 人 援 助 な し そ の 他

有 職(N=317) 核 家 族 世 帯

(N=147) io7c72.s>

33(22.4}

sscss.s>

31(21.1}

55(37.a}

24(16.3}

9(6.1) 5(3.4) 2(1.4) 7(4.8)

三 世 代 世 帯 (N=169)

97(57.4) 40(23.7) 86(50.9) 53(31.4) 103(60.9) 11(6.5) 4(2.4) 4(2.4) 1(0.6) 8(4.7}

そ の 他 (N=1)

i

小 計 (N=317)

204(64.4) 74(23.3)

173(54.6)

$4(26.5) 158(49.8) 36(11.4)

13(4.1) 9(2.8) 3(0.9) 15(4.7)

無 職 (N=131)

io3(7s.$) 27(20.6) 58(44.3) 25(19.1) 55(42.0) 13(9.9) 2(1.5) 8(6.1) 5(3.8) 6(4.6)

総 計 (N=448)

307(68.5) 101(22.5) 231(51.6) 109(24.3) 213(47.5) 49(10.9}

15(3.3) 17(3.8) 8(1.8) 21(4.7)

(重複 あ り)

(10)

2)支 援 状 況(表8)

表8支 援 状 況(「 よ く あ る」 「時 々 あ る 」 の 「比 率 」) (%)

支援内容 有 職 無 職

N=317N=131

xz 有職 有 職x2

核 家 族 三 世 代 N=147N=169 用事 や急 病の時に子ど もをみて くれる

子 どものことで話 し合え る

毎 日の子 ど もの世話を手助 け して くれる 育児ついて教えて くれ る

家事 を手助け して くれ る

するこ とや考える ことを支持 して くれる

94.0 90.5 90.2 79.5 79.2 76.3

82.4 '・1 70.2 62.6 55.0 71.8

13.9***

10.7***

23.4***

91.895.9 86.494.14.4*

81.697.6177***

72.185.875**

65.391.130.9**

68.083.48.6**

P<.05**P<.01***P〈.001

注)Z2値 は い ず れ も4段 階 尺 度 の 「よ くあ る 」 「時 々 あ る 」 を 合 わ せ た 人 数 と 「ほ と ん ど な い 」 「全 く な い 」 を 合 わ せ た 人 数 を 比 較 し た 。

有 職 者 は 「用 事 や 急 病 の 時 に 子 ど も を み て く れ る 」298人(94.0%),「 子 ど も の こ と で 話 し 合 え る 」287人(90,5%),「 毎 日 の 子 ど も の 世 話 を 手 助 け し て く れ る 」286人(90.2%),

「育 児 に つ い て 教 え て く れ る 」252人(79.5%),「 家 事 を 手 助 け し て く れ る 」257人 (79.2%),「 す る こ と や 考 え る こ と を 支 持 し て く れ る 」242人(76.3%)の 順 で あ っ た 。 無 職 者 で は 「子 ど も の こ と で 話 し 合 え る 」110人(84.0%),「 用 事 や 急 病 の 時 に 子 ど も を み て

く れ る 」108人(82.4%),「 す る こ と や 考 え る こ と を 支 持 し て く れ る 」94人(71.8%),

「毎 日 の 子 ど も の 世 話 を 手 助 け し て く れ る 」92人(70.2%),「 育 児 に つ い て 教 え て く れ る 」 82人(62.6%〉,「 家 事 を 手 助 け し て く れ る 」72人(55.0%)の 順 で あ っ た 。 「用 事 や 急 病 の 時 に 子 ど も を み て く れ る 」 「家 事 を 手 助 け し て く れ る 」 「育 児 に つ い て 教 え て く れ る 」 に お い て 有 職 者 が 有 意 に 高 く,「 毎 日 の 子 ど も の 世 話 を 手 助 け し て く れ る 」 「家 事 を 手 助 け し て く れ る 」 「子 ど も の こ と で 話 し 合 え る 」 「育 児 に つ い て 教 え て く れ る 」 「す る こ と や 考 え る こ と を 支 持 し て く れ る 」 に お い て 有 職 ・三 世 代 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た 。

2)夫 の 家 事 ・育 児 参 加 状 況(表9)

家 事 参 加 は 有 職 者 で は,「 頼 め ば し て く れ る 」127人(40.1%),「 あ る 程 度 す す ん で 協 力 し て く れ る 」80人(25.2%),「 ほ と ん ど か か わ ら ず 」47人(14.8%),「 積 極 的 に か か わ っ て い る 」46人(14.5%),無 職 者 は 「頼 め ば し て く れ る 」61人(46.6%),「 ほ と ん ど か か わ ら ず 」31人(23.7%),「 あ る 程 度 す す ん で 協 力 し て く れ る 」30人(22.9%),「 積 極 的 に か か わ っ て い る 」5人(3.8%)の 順 で あ っ た 。

育 児 参 加 は 有 職 者 で は 「あ る 程 度 す す ん で 協 力 し て く れ る 」109人(34.4%),「 頼 め ば し て く れ る 」99人(31.2%),「 積 極 的 に か か わ っ て い る 」81人(25.6%),「 ほ と ん ど か か わ ら ず 」11人(3.5%),無 職 者 は 「あ る 程 度 す す ん で 協 力 し て く れ る 」50人(38%),「 頼 め ば し て く れ る 」45人(34%),「 積 極 的 に か か わ っ て い る 」23人(18%),「 ほ と ん ど か か わ ら ず 」8人(6%)の 順 で あ っ た 。

「積 極 的 に か か わ っ て い る 」 と 「ほ と ん ど か か わ ら ず 」 の 比 較 で は,家 事 ・育 児 参 加 は 有 職

(11)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

者 に,ま た,育 児 参 加 に お い て は 有 職 ・核 家 族 世 帯 に 有 意 に 高 か っ た 。

表9夫 の 家 事 ・育 児 参 加 状 況(「 積 極 的 に か か わ っ て い る」 の 比 率)

(%)

有 職 無 職

N=317N=131

xZ 有 職 有 職x2

核 家族 三 世 代 N=147N=169 家事参加

育児参加

5

'4FOlI

3.812.3***

17.66.2*

21.18.920 .1***

31.320.76,1*

P〈.05**P<.01***P<.001

注)X一 値 は い ず れ も 「積 極 的 に か か わ っ て い る 」 と 「ほ と ん どか か わ っ て い な い 」 を比 較 し た 。

4.子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識(表10)

有 職 者 は,「 楽 し い 経 験 を す る 」302人(95.3%),「 健 康 で エ ネ ル ギ ッ シ ュ で あ る こ と が 必 要 と さ れ る 」298人(94.0%),「 新 し い 経 験 を す る 」297人(93.7%),「 子 ど も と の 時 間 を も て る 」293人(92.4%),「 子 ど も た ち に 囲 ま れ,愛 さ れ て い る と 感 じ る 」288人 (90.9%)の 順 に 高 く,「 老 後 の 安 心 を 得 る 」58人(18.3%),「 好 き な 仕 事 を 続 け ら れ な く な る 」67人(21.1%),「 満 足 で き る 生 活 水 準 を 維 持 で き な く な る 」68人(21.5%),「 家 の あ と つ ぎ,自 分 の 生 き 方,考 え 方 を 受 け 継 が せ る 」80人(25.2%〉,「 地 域 や 社 会,国 家,世 界,地 球 に 貢 献 す る 」98人(30.9%)の 順 に 低 か っ た 。

無 職 者 は,「 新 し い 経 験 を す る 」124人(94.7%),「 楽 し い 経 験 を す る 」121人(92。4%),

「子 ど も と の 時 間 を も て る 」120人(91.6%),「 子 ど も た ち に 囲 ま れ,愛 さ れ て い る と 感 じ る 」ll9人(90.8%),「 健 康 で エ ネ ル ギ ッ シ ュ で あ る こ と が 必 要 と さ れ る 」ll7人(89.3%)

の 順 に 高 く,「 家 の あ と つ ぎ,自 分 の 生 き 方,考 え 方 を 受 け 継 が せ る 」26人(19.8%),「 老 後 の 安 心 を 得 る 」33人(25.2%),「 地 域 や 社 会,国 家,世 界,地 球 に 貢 献 す る 」38人 (29.0%),「 好 き な 仕 事 を 続 け ら れ な く な る 」44人(33.6%〉,「 満 足 で き る 生 活 水 準 を 維 持 で き な く な る 」48人(36.6%)の 順 に 低 か っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 も 同 様 で あ っ た 。 有 職 者 と 無 職 者 の 比 較 で は,「 教 育 費 な ど 経 済 的 な 負 担 に な る 」 「満 足 で き る 生 活 水 準 を 維 持 で き な く な る 」 「よ い 親 に な れ る と い う 心 配 を 増 す 」 「好 き な 仕 事 を 続 け ら れ な く な る 」 に お い て 無 職 者 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 と 有 職 ・三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,「 男 性 と し て,女 性 と し て の 機 能 を 果 た す 」 「家 の あ と つ ぎ,自 分 の 生 き 方,考 え 方 を 受 け 継 が せ る 」 「地 域 や 国 家,世 界,地 球 に 貢 献 す る 」 「重 要 な 事 を 成 し 遂 げ た と い う 気 持 ち を 持 つ 」 「老 後 の 安 心 を 得 る 」 に お い て 三 世 代 世 帯 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。

(12)

表10子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識(「 非 常 に 思 う 」 「少 し思 う 」 の 比 率)

(%) 有 職

N=317

無 職 N=131

x2 有職

核 家 族 N=147

有 職 三 世 代

N=i69

x2

新 し い経 験 を す る 楽 し い経 験 を す る 子 ど も と の 時 間 を 持 て る

子 ど も た ち に 囲 ま れ,愛 され て い る と 感 じる 健康 でエネ ルギ ッシ ュで あるこ とが必要 とされ る 子 ど も を 育 て る 責 任 感 を持 て る

自分のことだけでなく,家族など他人のことが考えられる 社 会 的 活 動 を 増 や し,人 と の 関 係 を 広 げ る 夫 婦 の 絆 を 強 め る

自 分 自身 の 自 由や 時 間 を妨 げ る よ りよ い 人 間 と して 道 徳 的 に 進 歩 す る 自 分 の 労 働 負 担 を大 き く す る 教 育 費 な ど経 済 的な 負 担 に な る

夫 あ る い は 妻 の 労 働 負 担 を 大 き くす る 今 い る 子 ど も に兄 弟 を作 って あ げ る 新 しい 何 か を つ く り出 した と実 感 で き る

よ い 親 にな れ る と い う心 配 を 増 す

重 要 な こ と をな しと げ た と い う気 持 ち を持 つ 男 性 と して,女 性 と して の 機 能 を 果 た す 社 会 か ら一 人 前 の 大 人 と して 認 め られ る 夫 婦 の 時 間 を減 少 させ る

子 ど も は 自分 が 望 む 性 別 で あ って ほ しい 満 足 で き る生 活 水 準 を 維 持 で きな くな る 好 き な 仕 事 を続 け られ な くな る 地 域 や 社 会,国 家,世 界,地 球 に貢 献 す る 老 後 の 安 心 を 得 る

家のあとつぎ,自分 の生 き方,考え方を受け継 がせる 93.7 95.3 92.4 90.9 94.0 83.0 86.4 79.2 77.3 sa.a 60.6 67.2 50.2 61.8 62.1 42.9 38.5 45,7 47.9 45.4 35.0 33.8 21.5 21.1 30.9 18.3 25.2

94.7 92.4 91.6 908 89.3 88.5

..

79.4 71.8 67.9 64.1 64.1 61.8 60.3 53.4

,・.

48.1 46.6 45.0 43.5 41.2 37.4 36.6 33.6 29.0 25.2 19.8

7.6**

6.4*

16.1***

12.9***

94.6 94.6 91.8 91.8 95.2 78.9

.,

76.9 73.5 ..1 55.1 65.3 50.3 60.5 59.9 40.8 38.1 40.8 40β 42.2 35.3 34.0 21.1 25.1 21.8 12.2 14.3

93.0 95.9 92.9 90.5 s2.s 86!暮

.,

81.1 80.5 62.7 65.1

...

49.7 62.7 63.9 45.0 38.5 50.3 53.8 47.9 34.3 33.7 21.3 17.2 39.1 23.1 34.3

**ハ◎745

1α1**

8.5**

18.3***

P<.05**P<.01***P<.001

注)Z2値 は い ず れ も5段 階 尺 度 の 「非 常 に 思 う」 「少 し思 う 」 を合 わ せ た 人 数 と 「あ ま り思 わ な い 」 「全 く 思 わ な い 」 を 合 わ せ た 人 数 を比 較 した 。

5.仕 事 との 育 児 の 両 立 に 関 係 す る 意 識 1>仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識(表H)

有 職 者 全 体 で は,「 自 分 の 視 野 が 広 が る 」270人(85.2%),「 家 計 が 豊 か に な る 」247人 (78.0%),「 気 分 転 換 が で き,育 児 も 仕 事 も 充 実 す る 」245人(77.3%)の 順 に 高 く,有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 に お い て も 同 様 で あ っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 と有 職 ・三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,「 家 計 が 豊 か に な る 」 「自 由 に 使 え る お 金 が も て る 」 に お い て,三 世 代 世 帯 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。

(13)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

表11仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識(「 非 常 に思 う 」 「少 し思 う 」 の 比 率)

(%)

項 目 有 職

核 家 族 N=147

有職 三 世代 N=169

xz

自分の視野が広が る

気分転換がで き,育児も仕事 も充実する 家計が豊か にな る

子 どもに申 しわ けな さを感 じる 自由 に使え るお金が もてる

家族で家事 ・育児 を協 力しあい,絆が深 まる 働 く親の姿を子 にみせ ることがで きる

できれば育児 に専念 した いが家計のた めに働 かざるをえな い 育児経験が仕事 に生かせ る

仕事 によ り積極的 になれ る 子ど もが いて も働 くのが 当た り前

84.5

.‑

72.8 68.7 62.6 57.1 55.1 51.0 4α8 34.0 31.3

..

79.3 82.8 .f 78.1 56.8 60.4 47.9 37.9 35.0 4α8

3.9*

8.3**

P〈.05**P<.01***P〈.00i 注)κ 値 は い ず れ も5段 階 尺 度 の 「非 常 に 思 う」 「少 し思 う 」 を 合 わ せ た 人 数 と 「あ ま り思 わ な い 」 「全 く思 わ

な い 」 を 合 わ せ た 人 数 を 比 較 し た 。

2)仕 事 と 育 児 を 両 立 す る こ と の 困 難(表12)

有 職 者 全 体 で は 「子 ど も が 病 気 の 時 に,職 場 の 調 整 が た い へ ん 」203人(64.0%),「 余 暇 の 時 間 が も て な い 」192人(59.9%),「 精 神 的 ・肉 体 的 負 担 が 大 き い 」181人(57 .1%)の 順 に 高 か っ た 。 有 職 ・核 家 族 世 帯 と有 職 ・三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,「 子 ど も が 病 気 の 時 に 職 場 の 調 整 が た い へ ん 」 「精 神 的 ・肉 体 的 負 担 が 大 き い 」 「仕 事 の た め 保 育 所 に 時 間 内 に 迎 え に 行 け な か っ た 」 「経 済 的 負 担 が 大 き い 」 に お い て 核 家 族 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た 。 ま た 「家 族 間 の 認 識 の ず れ 」 に お い て 三 世 代 世 帯 が 有 意 に高 か っ た 。

表12仕 事 と 育 児 の 両 立 す る こ と の 困 難(「 あ り」 の 比 率)

(%)

項 目 有 職

核 家 族 N=147

有 職 三 世 代

N=ass

xz

子 どもが病 気の時 に,職 場の調整がた いへん 精神 的 ・肉体 的 に負担が大き い

余暇 の時間がもてない

仕事 のため保 育所 に時間内 に迎え に行 けなか った 仕事 に全 力投 球できな い

夜 間の授 乳 による不眠,身 体負担 仕事 やサポー ト体制の調整がた いへん

夫婦 間の認識のずれ 働 くこ とに疑問を感 じた 仕 事中授乳できなか った 経 済的負担が大き い

家族 間の認識のずれ その他

67.4 62.6 59.9 as.7 32.0 25.9 23.8 20.4 19.3 17.7 15.7 8.8

1.4

61.0 52.7 59.2 22.5 27.8 36.7

..

zap 15.4 23.7 8.9 18.3 6.5

7.2**

9.5**

12.2***

5.0*

4.2*

P<.05**P<D1***Pぐ001

注)z値 は い ず れ も 「困 難 あ り」 と 「困 難 な し」 の 人 数 を比 較 し た 。

(14)

3)仕 事 と 育 児 が 両 立 で き た 理 由(表13)

有 職 者 全 体 で は 「家 族 の 理 解 と支 援 」241人(76.0%),「 保 育 施 設 に 預 け る こ と 」214人 (67.5%),「 職 場 の 理 解 や 支 援 」189人(59.6%)の 順 に 高 か っ た 。 ま た,核 家 族 世 帯 と 三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,「 職 場 の 理 解 や 支 援 」 「保 育 所 の 時 間 体 制(延 長 ・時 間 外 保 育)」 「保 育 所 の 時 間 体 制(早 朝 保 育)」 に お い て 核 家 族 世 帯 の 方 が,「 家 族 の 理 解 や 支 援 」 に お い て, 三 世 代 世 帯 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。

表13仕 事 と 育 児 の 両 立 で き た 理 由(「 あ り」 の 比 率)

(%)

項 目 有 職 有 職

核 家 族 三 世 代 N=147N=169

x2

保 育施設に預け ること 職 場の理解や支援

家族の理解や支援

保 育所の時間体制(早 朝保 育) 自分の健康

家族の健康 職場の制度

自分の勤務時 間や体制

保育所の時 間体制(延 長 ・時間外保育) 仕事 に対す る意欲

保母の助言 夫の勤務時 間 その他

72.s 67.3 67.3 56.5 51.7 42.9 41.5 41.5 27.9 19.7 17.7 17.7 5.4

62.7 53.9 83.4 33.7 61.Q 56.2 42.0 36.1 12.4 23.7 19.5 16.0 4.1

6.0*

11.1**

16.5***

11.9***

P<.05**P〈.01***P〈.001

注)Zユ 値 は い ず れ も 「あ り」 と 「な し」 の 人 数 を 比 較 し た 。

VII.考 察 1.属 性

今 回 の 対 象 に お け る 家 族 構 成 は,有 職 者 が 核 家 族 世 帯(46.4%〉,三 世 代 世 帯(53.3%)で, 平 成7年 国 勢 調 査 に よ る 核 家 族 世 帯(福 井49.4%,全 国58.7%),三 世 代 世 帯 率(福 井23.6%, 全 国10.5%)と 比 較 す る と,本 調 査 対 象 の 方 が 三 世 代 世 帯 比 率 は 高 率 を 示 し て い た 。

就 業 率 は 常 勤(37.2%),「 パ ー ト ・ ア ル バ イ ト 」(33.0%),「 自 営 業 ・ 家 業1 (11.9%)で,合 わ せ る と82。1%で あ っ た 。 平 成2年 に お け る 子 ど も の い る 世 帯 の 母 親 の 就 業 状 況 は56%で,児 が3歳 以 下 で は29.6%と 報 告 さ れ て お り,本 調 査 対 象 の 方 が 高 率 を 示 し て い た 。 こ れ は 調 査 対 象 と し て 保 育 所 集 団 を 選 ん だ こ と が 影 響 し て い る と 思 わ れ る が,本 県 の 女 性 就 業 率56.1%(平 成7年 全 国49.1%〉,共 働 き 率46.7%(平 成7年 全 国30.7%)の 高 さ が 影 響 し て い る も の と 考 え る 。

地 域 別 に み る と 専 業 主 婦 地 帯 は 大 都 市 を 中 心 に8都 道 府 県 で,妻 が 高 学 歴 で 仕 事 を 選 ん で い る,夫 の 収 入 が 多 く 妻 が 働 く必 要 が な い,大 都 市 圏 で は 通 勤 時 間 が か か り保 育 園 も 不 足 し て い る な ど の 理 由 で 妻 が 働 き に く い こ と が 指 摘 さ れ て い るcs>。 一 方,共 働 き 世 帯 が 多 い 県 は 山 形,

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佐 々木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

福 井,鳥 取,島 根 で 夫 の 収 入 が 少 な く家 計 を 維 持 す る た め に は 妻 が 働 か な け れ ば な ら な い,三 世 代 同 居 も多 い た め 子 ど も の 世 話 は 祖 父 母 に 任 せ,妻 は 働 き に 出 て い る,働 く既 婚 女 性 が 多 い た め 社 会 的 に も 当 然 と して う け い れ られ て い る な ど の 理 由 で 共 働 き率 が 高 く な っ て い る(6)。

ま た,本 県 は 三 世 代 世 帯 割 合 が 高 く,歴 史 的 に 同 一 世 帯 の 中 で 二 人 の 女 性 が 家 事 に 従 事 しな い 傾 向 が 強 い こ とか ら,女 性 の 月 間 平 均 実 労 働 時 間,労 働 力 人 口 比 率,共 働 き 世 帯 割 合 が 高 く, 結 婚 し て か ら も働 き続 け て い る 女 性 が 多 い と い う特 徴 が 報 告 さ れ て い る(7)。 こ れ ら の こ と か ら 仕 事 と育 児 の 両 立 に 影 響 す る 要 因 と して 社 会 背 景 が 考 え ら れ る 。

学 歴 は,有 職 者 の 方 が 無 職 者 よ り有 意 に 短 大 ・専 門 学 校 以 上 の 割 合 が 高 か っ た こ と か ら,学 歴 の 高 さが,就 業 に 影 響 して い る こ とが 考 え ら れ る 。

夫 婦 の 年 収 は,有 職 者 の 方 が 無 職 者 よ り有 意 に 「500万 以 上1000万 未 満 」 の 割 合 が 高 か っ た 。 今 回 の 調 査 で は 夫 婦 の 収 入 は 「500〜800万 」 で40.4%を 占 め て い た こ と か ら,本 県 の 勤 労 世 帯 に お け る 世 帯 主 収 入 は 全 国 平 均 に 比 べ 低 く,有 職 の 母 親 が 家 計 を 支 え て い る 現 状 が う か が え る 。

2.労 働 環 境

育 児 休 業 取 得 率 は,労 働 省 「女 性 雇 用 管 理 基 本 調 査 」 に よ る と1998年 度 に 出 産 し た 女 性 労 働 者 の う ち56.4%が 育 児 休 業 を 取 得 し,従 業 員100人 以 上 で は7L4%が 取 得 して お り,今 回 の 結 果 と ほ ぼ 一 致 して い た 。 一 方,育 児 休 業 を取 得 し な か っ た 者 の65.3%が 改 善 点 と して 職 場 の 理 解 を あ げ て い た 。 今 回 の 結 果 で も,取 得 し な い 理 由 の 中 に 「職 場 の 同 僚 や 上 司 へ の 気 兼 ね が あ っ た 」 が33.9%み ら れ,職 場 の 理 解 が な け れ ば な か な か と り に くい 雰 囲 気 が あ る こ と が 明 ら か と な っ た 。 ま た,育 児 休 業 中 の 給 付 割 合 は 引 き上 げ 予 定 で あ る が,代 替 要 員 の 確 保 や 復 帰 後 仕 事 と育 児 の 両 立 が 可 能 に な る よ う に フ レ ッ ク ス や パ ー ト タ イ ム の 勤 務 体 制 を 選 択 で き る よ う

に し,育 児 休 業 取 得 に 伴 う精 神 的 負 担 感 を 軽 減 す る こ とが 重 要 で あ る 。

有 職 者 の 妊 娠 ・出 産 ・育 児 に つ い て の 心 配 で は,「 休 暇 が と り に く い 」 「仕 事 の 内 容 」 「流 産 や 早 産 な ど の 異 常 に な ら な い か 」 な ど を 抱 い て い た 。 休 暇 や 仕 事 内 容 の 調 整 の 困 難 や 妊 娠 中 の 異 常 に 対 す る 不 安 を 抱 い て い る 現 状 が うか が え る 。

3.育 児 環 境

わ が 国 の 働 く女 性 の6割 が 保 育 所 な ど を 利 用 して い る が,残 りの4割 近 くが 主 と し て 親 兄 弟 に 子 ど も を 託 し て い る 。 女 性 が フ ル タ イ ム で 働 け る か,そ れ と もパ ー トで 就 業 で き る の か ま っ た く就 業 で き な い の か は,両 親 ま た は 夫 の 両 親 と 同 居 し て い る か 否 か に 強 く依 存 す る こ と や, 女 性 の 就 業 率 は75歳 未 満 の 親 と 同 居 し て い る 場 合 高 く な る こ と か ら,日 本 の 女 性 は 家 族 ・親 族 ネ ッ ト ワ ー ク を 巧 み に 利 用 し て 就 業 時 間 を獲 得 して い る こ とが 指 摘 さ れ て い る(8)。 今 回 の 結 果 で も有 職 者 ・無 職 者 と も 「夫 」 「妻 の 母 親 」 「夫 の 母 親 」 の 支 援 を 受 け て お り,有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 に お い て も 同 様 で あ っ た 。 三 世 代 世 帯 の 場 合 は 当 然 の こ と と して 考 え られ る が,核 家 族 世 帯 の 場 合 も夫 ま た は 妻 の 母 親 の 支 援 を 受 け,仕 事 と 育 児 の 両 立 を 行 っ

て い る こ と が 考 え られ る 。

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家 事 ・育 児 参 加 は 有 職 者 に,ま た,育 児 参 加 に お い て は 有 職 ・核 家 族 世 帯 に 有 意 に 多 か っ た こ と か ら,夫 の 家 事 ・育 児 参 加 が 有 職 者 の 仕 事 と 育 児 の 両 立 を 支 え て い る こ とが 明 ら か と な っ た 。 一 方,夫 の 家 事 育 児 に つ い て は,家 事 技 術 価 値 が 相 対 的 に 低 下 し て い る こ とが 指 摘 さ れ て い る に も か か わ ら ず,夫 の 家 事 分 担 は ほ と ん ど進 ん で い な い こ と が 指 摘 さ れ て い る(9)。 厚 生 省 の 国 立 社 会 保 障 ・人 口 問 題 研 究 所 の 「全 国 家 庭 動 向 調 査 」 に よ る と5年 前 の 調 査 と 比 べ 夫 の 協 力 は わ ず か に 増 え た が 共 働 き の 世 帯 で も 夫 の3割 近 く は ま っ た く家 事 を せ ず,乳 児 を 抱 え て い て も10人 に1人 は 育 児 に 協 力 し て い な い こ と が 報 告 さ れ て い る 。 夫 の 家 事 育 児 参 加 推 進 の

た め に,よ りい っ そ う の 企 業 の 理 解 や 男 性 の 意 識 変 革 が 課 題 と い え る 。

支 援 状 況 は,有 職 者 及 び,有 職 ・三 世 代 世 帯 に 有 意 に高 か っ た こ と か ら,有 職 者,有 職 ・三 世 代 世 帯 は 日 常 か ら 育 児 支 援 者 の 支 援 を 受 け,仕 事 と 育 児 を 両 立 さ せ て い る 現 状 が 明 ら か と

な っ た 。

4.子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識

子 ど も を も つ こ と は,親 に個 人 的 な 喜 び を 与 え て くれ る 消 費 的 メ リ ッ ト,労 働 力 と して 所 得 を も た ら して くれ る 所 得 メ リ ッ ト,老 後 や 病 気 に な っ た場 合 に 世 話 を して くれ る 年 金 的 メ リ ッ

トが あ る が,子 ど も を 持 つ コ ス トパ フ ォ ー マ ン ス は 悪 く な る 一 方 で あ る こ とが 指 摘 さ れ て い る (10)。 子 ど も の 価 値 は い ま や 「生 産 財 」 か ら 親 に 喜 び や 楽 し み を 与 え る 存 在,つ ま り 「消 費 財 」 と し て の 存 在 意 識 が 強 く な っ て お り(ω(12),本 研 究 の 結 果 で も 同 様 で あ っ た 。 有 職 者 と

無 職 者 の 比 較 で は,「 教 育 費 な ど経 済 的 な 負 担 に な る 」 「満 足 で き る 生 活 水 準 を 維 持 で き な く な る 」 「よ い 親 に な れ る と い う心 配 を 増 す 」 「好 き な 仕 事 を 続 け ら れ な く な る 」 に お い て 無 職 者 の 方 が 有 意 に 高 か っ た こ と か ら,無 職 者 に経 済 的 な 負 担 感 や 親 役 割 へ の 不 安 が み ら れ た 。 専 業 主 婦 に 育 児 不 安 が 多 い と い う 報 告 を 支 持 す る 結 果 で あ っ たq3>。 有 職 ・核 家 族 世 帯 と有 職 ・ 三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,伝 統 性 の 保 持 に 関 す る 項 目 が 三 世 代 世 帯 に 有 意 に 多 か っ た 。 家 族 に お け る 子 ど も の 機 能 が 生 産 財 か ら消 費 財 へ と比 重 を 移 し て い る 今 日 の 中 で,三 世 代 世 帯 の 母 親 に 伝 統 的 な 「生 産 財 」 意 識 が あ る こ と が 示 唆 さ れ た 。

5.仕 事 と 育 児 の 両 立 に 関 係 す る 意 識 ・

1)仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識 は,有 職 者 全 体 で は,仕 事 に 対 し て 視 野 の 広 が りや 経 済 的 保 証,気 分 転 換 と考 え て お り肯 定 的 に 認 識 し て い た 。 育 児 と 仕 事 を 両 立 さ せ る こ と は,「 気 分 転 換 が で き,育 児 も仕 事 も 充 実 す る 」 「家 計 が 豊 か に な る 」 と い う 逢 見 ら の 報 告 と一 致 して い た(14)。 有 職 ・核 家 族 と有 職 ・三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,「 家 計 が 豊 か に な る 」 「自 由 に 使 え る お 金 が も て る 」 に お い て 三 世 代 の 方 が 有 意 に 高 か っ た こ と か ら,三 世 代 世 帯 は 家 計 を支 え な が ら も経 済 的 独 立 を 意 識 し て い る こ とが う か が え る 。 一 方,「 子 ど も に 申 し訳 な さ を 感 じ る」 「で き れ ば 育 児 に 専 念 し た い が 家 計 の た め に働 か ざ る を え な い 」 と い う意 識 も 半 数 以 上 に み ら れ た 。 仕 事 と育 児 の 両 立 は 負 担 が 大 き い 反 面,自 己 実 現 や 生 き が い を も た ら す も の で あ り,仕 事 に 対

し 肯 定 的 な 認 識 を も つ 母 親 ほ,役 割 葛 藤 が 少 な く役 割 満 足 が 大 き い こ と が 報 告 さ れ て い

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佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

る(IS)。 ア ン ビ バ レ ン ス な 感 情 を 持 つ 場 合,よ り肯 定 的 認 識 が で き る よ う,母 親 を取 り巻 く環 境 を 整 え て い くこ と は 重 要 で あ る 。

仕 事 と 育 児 を 両 立 す る こ と の 困 難 で は,「 子 ど も が 病 気 の 時 に,職 場 の 調 整 が た い へ ん 」

「余 暇 の 時 間 が も て な い 」 「精 神 的 ・肉 体 的 負 担 が 大 き い 」 の 順 に 高 か っ た こ と か ら,育 児 上 の 突 発 的 な 出 来 事 に 対 す る 対 応 や 心 身 の 負 担 感 が 困 難 と 考 え られ る 。 ま た 有 職 ・核 家 族 世 帯 と 有 職 ・三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,経 済 的 負 担 感 や 心 身 の 負 担,突 発 的 な 出 来 事 に 対 す る 困 難 は 核 家 族 世 帯 に 有 意 に 高 か っ た こ とか ら,支 援 は 受 け な が ら も仕 事 の 他 に,家 事,育 児 の 担 い 手 で あ る 核 家 族 世 帯 の 母 親 が 困 難 を感 じや す い 現 状 が 明 ら か と な っ た 。

今 日様 々 な 「仕 事 と 育 児 の 両 立 支 援 策 」 が 行 わ れ て い る が,特 に 急 な 疾 患 に罹 患 しや す い 乳 幼 児 期 は 母 親 が 安 心 して 職 場 を 休 め る よ う な 病 児 保 育 休 暇 が 不 可 欠 で あ る と 考 え る 。 ま た,仕 事 と 家 事,育 児 に追 わ れ 自 分 自 身 リ フ レ ッ シ ュ す る 時 間 さ え確 保 し に くい 母 親 の た め に,育 児 期 間 中 妻 に と っ て は 少 しの 間 だ け で も 母 親 役 割 を忘 れ る こ と の で き る 時 間 を持 つ こ と が 大 切 で あ り,一 時 預 か りな ど の 託 児 サ ー ビ ス の さ ら な る 整 備 が 必 要 と 考 え る 。 ま た,「 家 族 間 の 認 識 の ず れ 」 に お い て 三 世 代 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た こ と か ら,三 世 代 世 帯 の 家 族 間 の 葛 藤 が 示 唆 さ れ た 。

仕 事 と育 児 の 両 立 が で き た 理 由 は,有 職 者 全 体 で は 家 族 の 理 解 と支 援,保 育 施 設 の 制 度,職 場 の 理 解 な ど を あ げ て い た 。 母 親 を 家 庭 と職 場,保 育 制 度 な ど様 々 な 方 向 か ら支 援 す る こ との 重 要 性 が 考 え ら れ た 。 ま た,核 家 族 世 帯 と三 世 代 世 帯 の 比 較 で は,保 育 所 の 時 間 体 制 や 職 場 の 理 解 に お い て 核 家 族 世 帯 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。24時 間 体 制 の 家 族 支 援 を 受 け に く い 核 家 族 世 帯 の 仕 事 と育 児 の 両 立 が 保 育 体 制 に 支 え ら れ て い る こ とが 示 唆 さ れ た 。 働 く母 親 の 満 足 を も た らす 要 因 と し て 情 緒 的 サ ポ ー トが 多 い ほ ど役 割 満 足 が 高 くs精 神 的 疲 労 が 少 な い こ とが 報 告

さ れ て お り(15)家 庭 や 地 域,職 場 に お け る 理 解 と協 力 が 重 要 で あ る 。 6.育 児 支 援 の 課 題 と方 向 性

少 子 化 対 策 基 本 方 針 は 出 生 率 低 下 の 要 因 と し て 未 婚 率 の 上 昇,仕 事 と育 児 の 両 立 の 負 担 感 の 増 大 を あ げ,家 庭 や 職 場,地 域 に お け る 性 別 に よ る 役 割 分 業,職 場 優 先 の 企 業 風 土 を 是 正 す る た め に 社 会 全 体 で 取 り組 む 必 要 が あ る と し,育 児 休 業,育 児 休 業 後 に 職 場 復 帰 しや す い 環 境 整 備 を 推 進 す る こ と,育 児 休 業 の 給 付 水 準 を25%か ら40%へ 拡 大 す る こ と,新 エ ン ゼ ル プ ラ ン と し て 待 機 児 童 問 題 を 緩 和,延 長 保 育,休 日保 育 の 推 進,フ ァ ミ リ ー ・フ レ ン ド リー 企 業 の 推 進 と し て,フ レ ッ ク ス な 勤 務 制 度,残 業 時 間 を 少 な くす る 努 力,不 妊 相 談 ・情 報 提 供 サ ー ビ ス な どが あ げ ら れ て い る(16)。 しか し,様 々 な 保 育 事 業 が 実 施 さ れ,そ の 数 も確 実 に 増 加 して い る の は 事 実 で あ る が,多 様 化 す る 保 育 ニ ー ズ に 十 分 対 応 して い る と は い い が た い 。{≫)。 こ の

よ う な 公 的 保 育 不 足 を 補 う 形 で,無 認 可 保 育 施 設 や 保 育 マ マ,ベ ビ ー シ ッ タ ー 派 遣 会 社 な ど民 間 事 業 者 や 企 業 な ど に よ る 保 育 サ ー ビ ス が 果 た して い る こ とが 報 告 さ れ て い る(6)。

ま た,先 進 諸 国 の 家 族 政 策 で は,ス ウ ェ ー デ ンの 経 験 は 手 厚 い 家 族 政 策 が 出 生 力 の 回 復 を可

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能 に す る こ と を 実 証 し た が 同 時 に 有 効 な 政 策 に は 豊 富 な 資 金 が 必 要 で あ り,資 金 が 不 足 し,制 度 が 後 退 す れ ば 政 策 効 果 も 消 滅 す る の だ とい う教 訓 を 残 し た 。 今 後 の 日本 に 求 め ら れ る の は 社 会 保 証 政 策 と 国 民 の 負 担 力 の バ ラ ン ス を 保 ち つ つ,施 策 の 有 効 性 を 高 め る と い う 非 常 に 困 難 な 道 で あ る こ とが 指 摘 さ れ て い る(18)。

一 方,平 日,休 日 に 夜 遅 く ま で 保 育,親 が ス タ ッ フ と と も に 育 児 を 行 う 時 間 を 設 け る,看 護 婦 に 対 し24時 間 対 応 の 院 内 保 育 所,家 庭 保 育 園 な ど,身 近 で ニ ー ズ に あ っ た 育 児 支 援 策 が 効 果 あ る こ と や,働 く母 親 同 士 の サ ポ ー ト グ ル ー プ の 活 用 な ど が 報 告 さ れ て い る 。 個 々 の ニ ー ズ に 合 っ た 公 的 ・私 的 な 具 体 的 支 援 策 が 今 後 効 果 を あ げ る こ とが 期 待 さ れ る 。 同 時 に 労 働 環 境 や 保 育 環 境 の 保 証 だ け で は な く,母 親 同 士 や 専 門 家 と の 交 流 の 中 で 親 が 親 と し て 育 つ 機 会 を設 け る こ と も今 後 さ ら に 必 要 と考 え る 。

こ の よ う な 中 で 日本 の 親 族 ネ ッ トワ ー ク は 今 後 も根 強 く生 き残 り,働 く女 性 の 育 児 を支 援 し 続 け る 可 能 性 も あ る こ とが 指 摘 さ れ て お り(19),今 回 対 象 と し た 有 職 の 母 親 た ち も,伝 統 的 に 仕 事 と育 児 の 両 立 は 当 た り前 と い う 社 会 背 景 の 中,強 力 な 家 族 ネ ッ ト ワ ー ク に よ り仕 事 と育 児 の 両 立 を 行 っ て い た 。 ま た,子 ど も を 持 つ こ と を 親 に 個 人 的 な 喜 び を与 え て くれ る 「消 費 的 メ リ ッ ト」 と考 え,夫,家 族,保 育 体 制,職 場 の 支 援 を 受 け 仕 事 と育 児 を 両 立 さ せ て い た 。 そ の 一 方 で 仕 事 に 対 し視 野 の 広 が り

,経 済 的 保 証,気 分 転 換 な ど を感 じて い る 反 面,心 身 の 負 担 感 を 抱 い て い る こ と が 明 ら か と な っ た 。 多 様 な 育 児 環 境 に あ る 母 親,家 族 に 対 し,家 族 ネ ッ ト ワ ー ク と 同 じ レ ベ ル の ソ ー シ ャ ル サ ポ ー トの 拡 大,育 児 そ の も の や 仕 事 と 育 児 の 両 立 に 対 し, 肯 定 的 認 識 が も て る よ う な 看 護 の 方 向 性 を 探 っ て い く こ と が 重 要 で あ る 。 さ ら に,母 子 や 家 族 を 取 り巻 く者 は,様 々 な か か わ り の 機 会 に 女 性 が 子 ど も を持 つ ま た は 持 た な い こ とや,仕 事 と 育 児 を両 立 す る か し な い か の 意 思 決 定 を 行 う こ と を支 持 し,家 族 や 職 場,地 域 社 会,多 様 な 施 策 の ネ ッ トワ ー ク の 中 で,親 と し て 育 ち 安 心 し て 仕 事 と 育 児 の 両 立 が で き る よ う 支 援 し て い く

こ とが 重 要 と考 え る 。

VIII.本 研 究 の 限 界 と今 後 の 課 題

本 研 究 の 対 象 者 は,核 家 族 世 帯 が 多 く,待 機 児 童 な ど が 問 題 と な っ て い る 都 市 部 と は 異 な っ た 育 児 環 境 に あ り,今 後,都 市 部 の 有 職 者 と の 問 題 点 の 質 的 な 違 い に つ い て 検 討 が 必 要 で あ る 。 ま た 公 立 保 育 園 の 園 児 の 母 親 を 対 象 と した た め 今 後 対 象 を 広 げ,私 立 保 育 園 や 保 育 園 に 預 け ず 自 宅 で 保 育 を 行 っ て い る 家 庭 の 実 態 に つ い て 明 ら か に して い く必 要 が あ る 。 ま た,属 性 に よ る 違 い や,支 援 す る 側 の 夫 や 実 父 母 ・義 父 母 の 意 識 や 問 題 点 に つ い て も明 ら か に して い く必 要 が あ る 。

lX.結 論

本 研 究 は,保 育 園 児 を持 つ 有 職 と無 職 の 母 親(以 下,有 職 者 ・無 職 者)の,育 児 環 境 及 び 仕

(19)

佐 々 木 綾 子,田 邊 美 智 子,木 下 珠 希

事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識 に つ い て 明 ら か に す る こ と を 目 的 と した 。 福 井 市 内 の 公 立 保 育 園 を 利 用 し て い る1〜3歳 児 の 母 親 の う ち,本 研 究 へ の 同 意 が 得 ら れ,有 効 な 回 答 が 得 ら れ た 448人 を対 象 に,質 問 紙 調 査 を 行 っ た 。 そ の 結 果 以 下 の こ とが 明 ら か と な っ た 。

1.有 職 者 ・無 職 者 と も に 「夫 」 「妻 の 母 親 」 「夫 の 母 親 」 の 支 援 を 受 け て お り,有 職 ・核 家 族 世 帯,有 職 ・三 世 代 世 帯 に お い て も 同 様 で あ っ た 。

2.夫 の 家 事 ・育 児 参 加 は 有 職 者 に 多 く,育 児 参 加 は 核 家 族 世 帯 に有 意 に 多 か っ た 。

3.子 ど も を 持 つ こ と に 関 す る 意 識 で は,親 に 個 人 的 な 喜 び を 与 え て く れ る 「消 費 的 メ リ ッ ト」 の 意 識 が 強 く,経 済 的 な 負 担 や 親 役 割 へ の 不 安 に お い て 無 職 者 の 方 が 有 意 に 高 か っ た 。 有 職 者 の 世 帯 比 較 で は,伝 統 性 の 保 持 に 関 す る 項 目 に お い て 三 世 代 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た 。

4.仕 事 と育 児 の 両 立 に 関 す る 意 識 で は,仕 事 に 対 し て 視 野 の 広 が りや 経 済 的 保 証,気 分 転 換 と考 え て お り,両 立 を 肯 定 的 に 認 識 し て い た 。 有 職 者 の 世 帯 比 較 で は,経 済 的 保 証 に お い て 三 世 代 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た 。

5,仕 事 と 育 児 を 両 立 す る こ と の 困 難 で は,育 児 上 の 突 発 的 な 出 来 事 に 対 す る 対 応 や 心 身 の 負 担 感 を あ げ て い た 。 有 職 者 の 世 帯 比 較 で は,核 家 族 世 帯 が 有 意 に 高 く,経 済 的 負 担 感 や 心 身 の 負 担,突 発 的 な 出 来 事 に 対 す る 対 応 な ど で あ っ た 。

6.有 職 者 が 仕 事 と育 児 の 両 立 さ せ る た め に は,家 族 と 職 場 の 理 解 と 支 援,延 長 保 育 や 早 朝 保 育 が 提 供 で き る 保 育 体 制 が 必 要 で あ り,世 帯 比 較 で は,保 育 体 制 や 職 場 の 理 解 に お い て 核 家 族 世 帯 が 有 意 に 高 か っ た 。

(本研 究 の 一 部 は 第2回 日本 母 性 看 護 学 会 で 発 表 し た)

謝 辞

本 報 告 を ま とめ る に あ た り,御 支 援 い た だ き ま した 皆 様,調 査 に 御 協 力 い た だ き ま し た 福 井 市 立 保 育 園 関 係 の 皆 様,福 井 市 役 所 保 育 児 童 課 関 係 の 皆 様 に 深 謝 い た し ま す 。 な お 本 研 究 は

「第17回 女 性 の た め の エ ッ ソ研 究 奨 励 制 度 」 の 助 成 を 受 け て 行 い ま し た 。

引 用 文 献

(1)大 渕 寛:少 子 化 時 代 の 日 本 経 済,日 本 放 送 出 版 協 会,p92〜97,1997.

(2)全 国 保 育 団 体 連 絡 会 ・保 育 研 究 所 編:保 育 白 書1998年 版,p8〜9,1998.

(3)福 井 県 総 務 部 情 報 統 計 課:平 成12年 版 社 会 指 標,2000.

(4)小 松 美 穂 子 他:も う1人 子 供 を 持 つ,持 た な い に 関 係 す る 両 親 の 意 識 分 析,筑 波 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 部 研 究 報 告,12,p81〜89,1991.

(5)厚 生 省 大 臣 官 房 統 計 情 報 部:平 成8年 度 人 口 動 態 社 会 経 済 面 調 査 報 告 一 働 く女 性 の 出 産 一 ,厚 生 統 計 協 会,p9〜36,1996.

(6)鈴 木 り え こ:超 少 子 化 危 機 に 立 つ 日 本 社 会,集 英 社 新 書,p104〜105,2000.

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