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福井大学高等教育推進センター年報 No.3

著者 福井大学高等教育推進センター

雑誌名 福井大学高等教育推進センター年報

巻 3

ページ 1‑166

発行年 2013‑10

URL http://hdl.handle.net/10098/8938

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University of Fukui i

福井大学高等教育推進センター年報 No.3 目次

教育改革に全学で本気に取組む年に

  ― 高等教育推進センター研究年報 No.3 の発刊にあたって ―  寺岡英男(ⅲ)

第 1 部 福井大学における高等教育改革の実践と展望(1)

Ⅰ 福井大学における教育評価・授業評価 (1)

タカヤマ博士から得た知見・提言を福井大学の教育改革に生かしていくために

寺岡英男 (3) 教員養成スタンダードの理念とその背後にある能力観・評価観

   ― DeSeCo のコンピテンス概念を手がかりにして ―  遠藤貴広 (10) 工学部の創成教育における教育評価の取り組み  鈴木奈緒子・飛田英孝 (27)

Ⅱ 福井大学における教育改革の取り組み事例 (39)

文京キャンパスにおける英語教育改革  中根貞幸 (41) 入試改革について  福島一政 (56)

具体的根拠に基づく入試広報戦略の策定から教職員・学生の協働による事業展開へ 入試広報プロジェクトチーム (58) 地方国立大からのグローバル人材育成モデルと国際交流プログラムの構築を目指して

寺岡英男 (67)

Ⅲ FD の展望 (71)

2012 年度福井大学 FD・SD シンポジウムについて (73)

 基調講演「グローバル化と大学教育の質保証―日本の大学で次世代をどう育てるか?」

名古屋大学 米澤彰純 (74) 福井大学 FD 講演会

 「アメリカの大学における STEM 教育の諸問題と解決への幾つかの試み」

バージニア工科大学 竹内 建 (90) 各学部の FD の取り組み

 2012 年度教育地域科学部 FD 活動 (106)  2012 年度医学部 FD 活動 (111)

 2012 年度工学部 FD 活動 (113)

Ⅳ 学生生活実態調査 2013 速報 (117)

Ⅴ 高等教育推進センターの活動 (121)

入試企画部門  大久保貢 (123) FD・教育企画部門  飛田英孝 (127) 学生支援部門  上野栄一 (129)

 学生総合相談室  (乘京博之、安岡恵子)(131)

第 2 部 高等教育改革の実践研究 (135)

実践知を培う能動的学習プログラム構築の試み(その1)  木村 亮(137)

実践知を培う能動的学習プログラム構築の試み(その2)  田中志敬(150)

活動日誌

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University of Fukui iii

福井大学高等教育推進センター年報 No.3

教育改革に全学で本気に取組む年に

高等教育推進センター長(教育・学生担当理事)

寺岡 英男

 福井大学では、教育について全学的・全面的な改革に取組んでいます。

 それは共通教育体制の問題解決を契機とする共通教育改革の取組み、学生生活実態調査に基づく 学修時間の改善、さらには語学センターの設置による英語教育改革とグローバル化対応などの独自 の取組みから始まり、この間出されている中教審答申(「学士課程教育の再構築について」2008・「新 たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」2012)や大学改革実行プランなどの政策動向 への対応をふまえた意味づけ、そしてそうした改革の取組みを採択された GGJ や COC の事業を有効 に活用しながら加速化を図ること、さらには新課程廃止に絡む学内教育組織の再編と教学ガバナン スの確立につなげていくこと、という相互に連関した構造的な改革課題への取組みです。

 福井大学は 2013(平成 25)年 3 月に、学長のリーダーシップの下、大学改革推進特別会議を発 足させましたが、同会議の中に、教育改革ワーキンググループを設け、上記の教育課題に取組むこ ととしました。このワーキンググループには、コアカリキュラムの検討、学期制の見直し、授業評価、

学校管理システムの導入の各作業部会を設け検討を進めるとともに、ワーキンググループとして 26 年度中を目途に全学的な教学ガバナンスの導入の課題を据えています。

 今の政策動向の中では、教育関係の新規事業に応募していく場合には、例えば教務システムの改 革が実行に移され整備されているかどうかがクリアすべき基本的なハードルとして設けられていま す。また、全学的な教育組織改革を行い場合、カリキュラムや評価を中心とした教学ガバナンスが 確立されているかが問われます。それ以上に、グローバル化の中で、国際交流を本気で進める場合、

シラバス等国際的に通用するような内容が満たされているのかが問われてくる状況です。

 幸い 2013 年 6 月には、その前年のベンチマーキング先の 1 つであったブラウン大学シェリデン・

センター長 Takayama 博士を本学にお招きし、1 週間滞在いただく中で、交流と評価、そして改革に 取組む上で貴重な提言を頂きました。それは近々報告書にまとめられますが、それを活かし、また 国内外の取組みを批判的に摂取しながら、改革を進めて行かなければなりません。

 その改革の中核として高等教育推進センターが位置づくことになり、ますます果たすべき役割は 大きくなっていると言えます。そうした課題を共有し、改革に取組んでいくためにも、このセンター 年報が活用されることを期待するものです。

参照

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