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交通計画のための都市構造に関する基礎的考察

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(1)

著者 本多 義明, 加藤 哲男, 稲葉 隆夫

雑誌名 福井大学工学部研究報告

巻 31

号 2

ページ 129‑153

発行年 1983‑09

URL http://hdl.handle.net/10098/4351

(2)

福 井 大 学 工 学 部 研 究 報 告

31巻 第2 昭 和589月

交 通 計 画 の た め の 都 市 構 造 に 関 す る 基 礎 的 考 察

本 多 義 明 * 加 藤 哲 男 榊 稲 葉 隆 夫 糾

A Basic  Consideration  on Urban  Structure  Analysis  for  Transportation  Planning 

Yoshiaki  HONDA , Tetsuo  KATO , Takao  1NABA 

(Received  Aug.15,1983) 

1n  this  paper,using  the  method  of  FACTOR  ANALYS1S, 

urban  structure  analysis  for  transportation  planning 

~s considered.  Study  areas  are  Fukui  city, Takefu  city  and  Obama  city.  From  thisanalysis, planning  informations  are  obtained  for  prior  analysis  of  usual  transportation  planning. 

1 ま え カtき

本報文では地方都市における交通と土地利用との闘係に着目し,都市規模に応じた分析を行うO

まず,福井市を対象として因子分析法により 15個の都市構造闘連指標から4つの園子を抽出し,

判別関数により人口経年変動,交通発生量,土地区画整理事業との同連をみたO その結果,土地区 画整理事業が福井市の都市構造をもっとも規定することがわかったO

つぎに,武生市を対象として因子分析法により都市構造分析を行い,中心性と密度との関連分析 をしたところ,両者の聞に相闘性があることが碓認され,これから各地区の評価を行っているo

最後に,小浜市について都市構造に閲する 5つの因子を抽出し,クラスター分析により 6つのク ラスターに類型化したO さらに,この結果をふまえて,アクセシビリティーと環境の関連分析を行 い,中心部各地区の特性と地区ポテンシャルの変化の状況を明らかにしたO

建設工学科

料 福 井 県 土 木 部

129 

(3)

2 対 象 都 市 の 都 市 構 造 の 比 較 (1) 概 要

こ こ で は , 次 章 以 下 に お い て 分 析 の 対 象 と し た 福 井 市 , 武 生 市 , お よ び 小 浜 市 の3都 市 に つ い て , 人 口 と 土 地 利 用 の 面 か ら 比 較 を 行 っ たO な お , 土 地 利 用 デ ー タ に つ い て は , 福 井 県 の 実 施 し た

「都市計画基礎調査」を用いたO ま た , 分 析 の 枠 組 に つ い て は , 町 丁 目 を ベ ー ス と し て 作 成 さ れ た ゾーンや, 250 m方 形 の メ ッ シ ュ を 用 い る と と と し たO

表2‑ 1 都市計画基礎調査実施状況 福 井 市 I 46  49 

武生市 小 浜 市

土地利用細分類による

(2)  人 口 集 中 地 区(D工D)の変動による 3都 市 の 比 較

都 市 構 造 指 標 の 因 子 分 析 な ど に お い て 常 に 最 も 高 い 寄 与 率 を 示 す 指 標 の 一 つ に 人 口 " が 挙 げ ら れるO ま た , 都 市 化 の 動 向 を 探 る う え で は , 市 の 行 政 区 域 人 口 よ り , 市 の 中 心 部 の 人 口 を 用 い た 方 が 望 ま し い 。 そ こ で , 昭 和40年 か ら 昭 和55年までの4固 に わ た る 国 勢 調 査 の 人 口 集 中 地 区 を 用 い て

3都 市 の 比 較 を 行 う こ と と し たO

表2‑ 2 DID区 域 ・ 面 積 ・ 人 口 お よ び 人 口 密 度 の 推 移

L 5 1  

40  45  50  55  40  45  50 (km' ) 55  40 人 口 密 度45  50 (人/ha) 55 

福 井 市 114002  115881  132,534  142169  11. 12.8  18.7  23.0  100.9  90.5  70.9  61. 80.2)  ( 81.5)  ( 93.2)  (00)  (49.1)  (55.7)  (81.3)  (00)  (63)  (146)  (15)  (100)  27175  25600  26,251  24128  2.8  3.0  4.3  4.4  97.1  85.3  61.1  54.8  武 生 市

012.6)  006.1) 008.9  (100)  (63.6)  (68.2)  (97.7)  (00)  (177)  (56)  (111)  (00)  15432  14852  15011  14309  2.4  2.7  2.8  3.1  64.3  55.0  53.6  46.2  小 浜 市

007.8)  003.8)  004.9  (00)  (77.4)  (87.1 ) (90.3)  (00)  (139)  (19)  (116) 

O O

Q) 

1(a)‑(c)は3都市のDID区 域 の 拡 大 過 程 を 示 し た も の で あ るO 昭和45年 か ら 昭 和55年までの 10年 間 に , 福 井 市 で は80%,武生市47%,小浜市15%の巨大となっているが, DD 区域人口は,

福 井 市 を 除 い て い ず れ も 減 少 傾 向 に あ るO この理由として,第lに都市の低密化・広域化を挙げる ことができるO福 井 市 の よ う に 著 し い 区 域 の 増 大 を 示 し た 都 市 に 月 い て は , 人 口 に お い て も 増 加 を 示しているが,武生市や小浜市のような小規模の都市では, DID区 域 外 の 周 辺 新 市 街 地 へ の 流 出 数が多くなったために, DID区 域 内 人 口 が 逆 に 減 少 す る と い っ た 結 果 を 示 し た も の と 思 わ れ るO

また,第2の 理 由 と し て は , 行 政 区 域 内 総 人 口 の 変 動 を 挙 げ る こ と が で き るO 福井市は県都として 安 定 し た 人 口 増 加 を 続 け て い る の に 対 し , 武 生 市 は 丹 南 都 市 計 画 区 域 の 中 の も う 一 つ の 核 で あ る 鯖 江 市 の 人 口 増 加 の 影 響 を 受 け , い ま 一 つ 人 口 が 伸 び 悩 ん で お り , 小 浜 市 も 横 這 い 状 態 が 続 い て い るO

(4)

とのように, DID区域に関する比較においても, 3都市の発展状況にかなりの差違があることが 明らかになったO

(a)  福井市

1

昭和45年

し ‑ j

D工D区域 口 昭 和 日

D工D区域

(b) 

(c) 

図2‑ 1  DID区域の拡大過程 (3)  都市計画基礎調査を用いた3都市の土地利用の比較

表2‑3は3都市の土地利用区分の最新データを比較したものであるO それによると,宅地率は小浜 市が55%と最も高いが,都市整備の尺度として公共用地をも含めたものを比較すると,福井市が

70.8%と最も高く,次いで小浜市の67.99ら,武生市の55.2%の順となっているO

ところで,表の構成比の基準となっている市街化区域面積又は用途地域面積(以下「計画面積」

という)について 3都市を比較しておく必要があるO 表2‑4は,計画決定されている3市の計画 面積について, DID区域人口当り,および行政区域人口当りの面積を求めたものであるO それに よると,福井市と小浜市は同程度の規模であるのに対し,武生市は, DID区域人口当りで2倍, 行政区域人口当りでも1.5倍の規模となっているO 計画面積は,将来の人口や土地利用の予測に基 いて定めることとされているが,地域開発を昆込んだ政策的配慮も加味されることがあるO いずれ にしろ,武生市の計画面積が人口規模に対して他の 2都市より大きいことが明lらかになったので,

3都市の比較にはこの点を留意する必要があろうO

次に 3都市の特色を探るうえで最も参考となる利用地の住商工分を比較するO表2‑3によれば 福井市と比較して武生市では工莱系の土地利用率が若干高く,小浜市では商業系の土地利用率が高 くなっているO これは,武生市では打刃物などの地場産業が盛んで,内陸型の工場進出にも力を入 れているためと思われるO 一方,小浜市については,若狭の小京都と呼ばれるように,観光都市と

131 

(5)

しての一面を反映しているためと思われるO

さらに 3都市の公共用地率を比較すると,福井市が突出していることが明らかとなったO これ は,福井市が戦災や震災などにより市街地改造を余儀なくされ,戦災復興事業を手始めに,土地区 画整理事業などの計画的手法により都市整備を推進してきたのに対して,武生市と小浜市は,戦災 を免れ,戦前からの街並みがそのまま残ったために,既成市街地の都市整備が,はかどらなかった ことを示しているO

表2‑ 3 都市の土地利用構成

(単位:ha ) 

I~

住 居 系 商 業 系 工 業 系利 用 宅 地 率 公 共 用 地 未 利 用 地 i 1387  217  505  2109  50.0 %  876  1232  4217 (856市)  (65.7)  00.3)  (24.0)  000.0)  (20.8)  (29.2)  100.0) 

412.1  49.3  186.3  647.6  42.5  194.4  683.0  1525 (857市)  (63.6)  7.6)  (28.8)  (100.0)  02.7)  (44.8)  000.0) 

160.3  30.6  43.5  234.4  55.0  55.0  136.6  426 (853市)  (68.4)  03.0)  08. 6)  000.0)  02.9)  (32.1)  000.0) 

表2‑ 4 計画面積の密度比較

計 画

ω

面 積 DID巴人)  口

ω/

巴) 行政区iO域)人口

ω/ 

(0)  福 井 市 4217 ha  142169  29.7 ha/千人 243304  17.3 ha/千人 武 生 市 1525  24128  63.2  67601  22.6  小 浜 市 426  14309  29.8  33812  12.6 

(4)  3都市の変容

概要でも示したように 3都市の都市計画基礎調査の実施年度に差異があり,同一年度の比較は 不可能であるが 5年間の変容に関する比較は可能であるO とくに,

利 用 地

公 共 用 地 利 用 地 率 =

計 画 面 積

に限れば,福井市で4時 点 , 武 生 市 で2時点のデータがあるので,その変容を比較することとするO

2‑2は,調査開始年を100とした場合の伸び率を示したものであるO 福 井 市 の 場 合 , 昭 和46年 か ら昭和49年にかけて著しい伸びを示したが,それ以降は安定した伸びを続けているoDID区域面 積の伸びと比較すると, DID区域の増加割合には劣るものの,実面積では上回っており,周辺部 への新市街地の進展を追いかけるような形で徐々にDID区域が拡大していく状態が推測できるO

一 方 , 武 生 市 の 場 合 , 昭 和52年 か ら 昭 和57年までの5年 聞 は , 既 に オ イ ル シ ョ ッ ク 後 の 安 定 経 済 成 長期に入っていることもあって,伸び率は6 %と小さく,隣接する鯖江市の10%をも下回っているO

2‑3は,福井市および武生市について,土地利用率の増加割合を示したものであるO福 井 市 の 場

(6)

合,この5年 間 で 最 も 伸 び 率 の 大 き い ゾ ー ン は , い ず れ も 土 地 区 画 整 理 事 業 の 実 施 地 区 で あ る こ と が特徴的である (C‑ 23 (北部第5土 地 区 画 整 理 事 業 )

c  ‑

2 (東部第 ) 

c  ‑

7 (南部第4 )) 

ま た 武 生 市 に お い て も 同 様 な 傾 向 が あ り , 日 野 川 左 岸 で は , 西 部 第1お よ び 武 生 南 部 の 市 施 行 土 地 区 画 整 理 事 業 が ほ ぼ 完 了 し , 右 岸 地 域 で も , 国 道8号 バ イ パ ス 計 画 と 同 連 し た 国 高 南 部 地 区 で 事 業 が実施されているO な お , 東 南 部 の 飛 市 街 地 は , 短 大 の 新 設 な ど の 民 間 開 発 に 伴 う も の で あ るO

3,00ha 

2,000  1,000 

凡 例

一一一利用地面積伸び率 一 一‑DID区域面積伸び率n

H福 井 市

DID区域実面積

利用地

I

武生市

実面積

伸 び 率 武 福 生 井 市 市

武 生 市 企 ー ・ ‑ ‑ ‑ ‑

凡 例

• 10 %以上

5‑10% 

5%末 満

図2‑ 2 土地利用伸び率の推移 図2‑ 3 土 地 利 用 伸 び 率 図

(5)  因 子 分 析 に よ る 都 市 構 造 の 把 握

本 節 で は , 次 章 の 分 析 の 第1段 階 と し て , 福 井 市 に お け る 都 市 構 造 の 特 徴 を , メ ッ シ ュ デ ー タ を 用 い た 因 子 分 析 に よ り 把 握 す るO 分 析 に は 表2‑ 5に示す15個 の 都 市 闘 連 指 標 を 採 用 し た が , こ れ ら は 国 勢 調 査 (S 50 ) や 都 市 計 画 基 礎 調 査 (S 51 )等の法定調査によるもののほか,本分析のため に 新 た に , 消 し 指 数 , 逃 げ 指 数 , パ ス サ ビス指数を次のように定義したO

消 し 指 数 = 当 該 メ ッ シ ュ 内 へ の 消 防 自 動 車 最 早 到 達 時 分 逃 げ 指 数 = 当 該 メ ッ シ ュ 内 の 避 難 場 所 面 積

パ ス サ ー ビ ス 指 数 = 当 該 メ ッ シ ュ を 通 る 福 井 駅 前 行 き の バ ス 本 数 / 当 該 メ ッ シ ュ か ら 福 井 駅 133 

(7)

前 ま で の 平 均 所 要 時 分

表 2‑ 5 都 市 構 造 関 連 指 標

指 標 出 典

住 宅 ・ 商 業 ・ 工 業 ・ 業 務 ・ 文 教 厚 生 ・ 公 共 用 地 ・ 未 利 用 地 都 市 計 画 基 礎 調 査 ( 福 井 県 ) 木 造 率 ・ 平 均 階 数 ・ 公 園 率 ・ 道 路 率

人口 国 勢 調 査 ( 総 理 府 統 計 局 〉

消 し 指 数 ・ 逃 げ 指 数 ・ パ ス サ ピス指数 新 た に 定 義 し た も の

前 記 の15の 指 標 を 用 い て 因 子 分 析 を 行 っ た 結 果 ,

r

住 居 密 度 因 子J

r

都 市 的 サ ー ビ ス 因 子J

r

教 厚 生 因 子J

r

工 業 発 達 度 因 子 」 の4つ の 都 市 構 造 因 子 が 抽 出 さ れ たO これら4つ の 構 造 困 子 の 因 子 得 点 を そ れ ぞ れ5段 階 に 分 類 し , メ ッ シ ュ マ ッ プ に シ ュ ミ レ ー ト し た 因 子 マ ッ プ を 作 成 し たO 最 も 説 明 力 の 大 き い 「 住 民 密 度 因 子 」 で は , 駅 前 周 辺 地 区 が 幽 子 得 点 の 高 い 住 居 地 区 に な っ て い る の に 対 し , 駅 前 中 心 地 区 は 住 居 密 度 の 極 め て 低 い 地 区 に な っ て お り , 福 井 市 に お い て ド ー ナ ッ ツ 化 現 象 が 起 き て い る こ と が 注 目 さ れ るO ま た 「 都 市 的 サ ー ビ ス 因 子 」 で は , 駅 前 地 区 に 向 か つ て ほ ぽ 同 心 円 的 に 因 子 得 点 が 高 く な っ て お り , 単 一 核 の 典 型 例 と な っ て い るO

表2‑ 6 因 子 負 荷 量 お よ び 因 子 寄 与 率

No.  変 数 第 l因 子 第 2因 子 第 3因 子 第 4因 子 l  住 宅

0.907  ‑ 0.144  ‑ 0.096  ‑ 0.149  2  商 業 0.435 

0.649  ‑ 0.046  0.123  3  工 業 0.028  ‑ 0.031  ‑ 0.182 

0.920  4  文 教 厚 生 0.225  ‑ 0.055 

0.896  ‑ 0.094  5  業 務 0.041 

0.887  0.007  ‑ 0.005  6  .~ 共 用 地 0.291  0.555  ‑ 0.133  0.331  7  未; リホ 用 地 x ‑0.774  0.375  ‑ 0.265  ‑ 0.351  8  木 z、~

0.845  0.399  0.016 0.077

9  平 均 階 数

0.598  0.327  0.030  0.309  10  ~ 園 率 ー0.226 ‑ 0.025 

0.847  ‑ 0.091  11  道 路 率 0.480  0.549  ‑ 0.039  0.125  12  人 口

0.910  0.302  ‑ 0.022  ‑ 0.019  13  消 し ‑ 0.527  ‑ 0.195  ‑ 0.272  0.323  14  逃 tデ x ‑0.815  ‑ 0.381  0.122  ‑ 0.343  15  パ ス ・ サ ー ビ ス 0.303 

0.805  0.047  ‑ 0.137  因 子 寄 与 率 ( %)  45.0  12.4  10.6  7.8 

累 積 和 ( % )  45.0  57.4  68.0  75.8 

(8)

3 都市構造の関連要因

都市とは,成長発展課程においては,その地理的,歴史的叉社会経済的な要因からの影響を受は その都市構造は,それぞれ個性を有しているO

そとでことでは,福井市を対象として,前章で把握された都市構造がどの要因から最も端的に説 明観察できるかを分析しようとするものであるO

一般に都市化過程を説明する要因視点、については,いくつか考えられるが,本論では特に説明力 が大きいと考えられる「人口経年変動Ji交通発生量Ji土地区画整理事業」の3つを指標として 取り上げ,福井市の都市構造との関連について検討するO

3 ‑ 1 指標の意味と定義 (1)  人口経年変動

都市化が進行するにつれて,市街化区域内の人口分布も絶えず変動しており,この人口変動は都 市構造に大きな影響を与えていると考えられるO

本論では,昭和 45年から 50年までの 5年間における人口の変化を,福井市市街地名メッシュにつ いて求め,その変化量により各メッシュを増加型( 200人以上増加)安定型(増減が 200人 以 下 ) 減 少 型 ( 200人以上減少)の 3群に分類しているO

(2)  交通発生量

都市開発計画の中でも,交通に関する問題は最も重要な課題の一つであるO それゆえ通勤・通学 や商業等の各種都市施設へ向う都市内各地区から発生する「人の動き」によって,都市構造上の性 格が規定され説明される割合も大きいものがあろうと考えられるO

本論では,交通発生量の指標として,福井都市圏パーソントリップ調査より全交通手段による 1 ha当りの全目的トリップ数を採用し,各メッシュをその値により次の3群に分類したO

A群 200トリップ/ha以上のメッシュ

B群 50トリップ/ha 以上 200トリップ/ha 以下のメッシュ C群 50トリップ/ha 以下のメッシュ

(3)  土地区画整理事業

土地区画整理事業は,都市開発計画で実際に行われる施策として,都市構造上の性格を形成する 上で大きな役割を果たすものであると考えられるO特に福井市の場合,戦災,震災の2つの災害以 後積極的に土地区画整理事業が行われて,都市構造もそれによって十分説明されるであろうと予測

されるO

ここでは,福井市各地区の土地区画整理事莱の施行完了年度を基準にして分析を行うが,土地区 画整理事業の施行区域はメッシュと整合しないので,完全に施行区域に内包されているメッシュに 限り標本として採用し次の3群に分類したO

A群:昭和41年までに完了した地区(戦災復興を目的とした福井都市計画復興地区) B群:昭和41年から昭和 50年までの聞に完了した地区

O群:昭和 5咋現在,事業施工中の地区及びまだ土地区画整理事業が着手されていない地区 3 ‑ 2  都市構造の関連要因分析

さて,この「人口経年変動Ji交通発生量Ji土地区画整理事業」の3つの!要因が前章で求めた 福井市の都市構造をそれぞれどの程度説明できるかを判別分析を用いて分析したO

135 

(9)

本 研 究 で 行 っ た 判 別 分 析 は , こ の3つの視点を目的変数としてそのデータ値を前章で述べたよう に3群 に 分 類 し て , 困 子 分 析 に よ っ て 抽 出 さ れ た 各 因 子 の 凶 子 得 点 を 説 明 変 数 と し て 分 析 を 行 っ たO

(1)  人 口 経 年 変 動 (a)  3群 判 別

第3章 第 l節 で 求 め た 増 加 型 , 安 定 型 , 減 少 型の 3群 で 判 別 分 析 を 行 っ たO各 群 の 判 別 得 点 の と り う る 分 布 範 囲 は , 凶3‑1に示す通りと なったO これよりわかるように, A群, B群の 重心が非常に接近していて因子得点で増加型,

安定型の2つ の 群 を 判 別 す る こ と は で き な い。

また,表3lか ら も わ か る よ う に , 増 加 型 に分類した97メッシュのうち判別分析でも増加

型 (A群 ) と 判 別 さ れ た も の が51メッシュ 52.6 図3‑1  ヲるしかなく,安定型(B群 ) と 判 別 さ れ た も の 各群判別分布範囲 が36メッシュ 37.1%もあるO安 定 型 に 分 類 し た 人口経年変動

150メッシュではさらに適中率がさがり 40.7% し か 判 別 さ れ な か っ たO

判 別 分 析 適 中 率

3‑人 口 経 年 変 動 (3群判別〉

A群三 l B群三 2 C群三 3

氷重心 位置

NO. OF  PR~DICTED GROUP  MEMBERSHIP  ACTUAL GKOUP 

GROUP  1 

A 群

GROUP  2 

群 GOUP

L

̲CASES̲̲̲GP.  1  ̲GP. ̲̲̲̲2̲̲̲̲ GE.̲̲̲̲̲̲J̲̲ 

97.  51. 

52.6~

l.5Q.̲̲̲  ~6_.

37 • 3~í

59.  5. 

8. 5 

36. 

37.1 !. 

10. 

10. 3  _~t.__ 守一一一___3_~. 4 0 • 7 ~~ 2 2 • 0 

4.  50. 

6. 8!~ 8.7%

ρE R C E N T 0 F "G R 0 U P E D " C A S E S C 0 R K E C T L Y C L A S S I F I E D : 5 2 • 9 4 

表3‑2 人 口 経 年 変 動 (2群判別〉

NO. or  FREDICTE~ GROUP  M正r18fRSHP  一 一 AζI̲.l1..̲GROJJP 心4主王S_ __...G.~一一一よームE'__ 一一ー乙一一一一一一一一

GROUP 

A 芳 千

247.  199.  48.  80.ι%  19.10

̲G向。υP 2 

B  f : 干

̲̲ 5.9.  B_~ ~1.__一一一一一一一

13.6 B6.4 ,rr PERcun OF "GROuPE υ" CASES CO~k 正 CTLY CLASSIFIED: B1.70~

(10)

全体の適中率は52.9%で因子得点によって人口の増加,安定,減少の各現象をそれぞれ判別する ことは不可能であることがわかる。

(b)  2群判別

前に述べたように,人口の経年変動を3群で判別することはできなかったO そこで判別得点の分 布で重心の近かった安定型と増加型の 2群をまとめて,新たにA群 (247メッシュ)とし,減少型 のメッシュをB群 (59メッシュ)として再び2群判別分析を行ったO

得られた判別関数は次のようになったO

y = ‑0.9420 Xl ‑0.3044 X2‑0.1392 

x 3 1 +  

0.0261 X4 

この式から得られたA群, B群各メッシュの判別得点の分布は,図3‑ 2に示しであるO また図 3 ‑ 3は各分布度数を各級内における割合に変換し,判別境界を与えてA群またはB群と判別され る分布範囲を示したものであるO こ の 結 果 群 に 分 類 し た 場 合 の 適 中 率 は , 表 3‑ 2に示してあ

30  メ+

ツ l ν I  

数 │

• 20 

10 

A群

‑3.0  ‑1.0  O  1.0 

'/ ュ.,. c)ら

数 │

I

20 

内│

二/

10 

図 3‑ 2  人 口 経 年 変 動 ( 2群判別〉 判別得点各群分布

B群

‑3.0  ‑2.0  一1.0 判 O

1.

境 界

図3‑ 3 人 口 経 年 変 動 (2群判別〉 各級内度数パーセント分布

2.0  2.6 

2.6 

+‑一一一・ート 判別得点

137 

(11)

るようになったoA群の 247メッシュの適中率は80.6%,  199メッシュで,B群の51メッシュの適中 率は 86.4%, 51メッシュとなったO 全体としても 81.7%とかなり高い適中率を示したO つまり 3 群 に 分 類 し た 場 合 に は , 都 市 構 造 の 因 子 得 点 に よ っ て 人 口 経 年 変 動 の 現 状 を 説 明 す る こ と は で き な いが,人口変動を減少型と増加,安定型の2つ の 群 に 判 別 す る だ け の 場 合 に は 都 市 構 造 に よ っ て か なりの部分を説明できることがわかるO

A 一..一ー....ー ー一一 ...ーーーーーー..ー ーー・ーー

(2)  交 通 発 生 量

3 ‑ 1の(2)で求めたようにA群 (200トリッ プ/ha以上69メ ッ シ ュ )B群 (50‑200トリ ッ プ/ha  134メッシュ )

c

群 (50トリ ップ/ha 以 下103メッシュ〉の3群に分類して 3群 判 別 分 析を行ったO

こうして求められたA,B, C各群 の 判 別 得 点の取り得る分布範囲は, 図 3‑ 4に示すとお りであるO これらの結果,交通発生量の現実の 状 況 か ら 行った 分 類 が 正 し い 判 別 で あ っ た か ど うかを示す適中率は, 表3‑3のようになったO

A, B, C各群 の う ち 最 も 適 中 率 の よ かった群 は, A群 で69メッシュのうち87.0%にあたる60

図3‑4

各群判別分布範囲 交通発生量

A群三 l B群三 2 C群三 3

*重心位置

メッシュが正しい判別であったO このことから 200トリ ップ/ha以 上 の 多 い 交 通 発 生 量 を も っ 地 域 で は , そ の 都 市 構 造 と 交 通 発 生 量 の 聞 に か な り 強 い 相 関 性 が あ る こ と が わ か るO 標 本 全 体 の306メ ツシュについても適中率は75.16%で230個のメッシュが都市構造上からいって 正 し い 判 別 で あったO

前節で述べた人口経年変動の3群 判 別 と 比 較 す る と , こ の 数 値 は か な り 高 い も の で 人 口 変 動 と い う 視 点 よ り , 交 通 発 生 量 と い う 視 点 か ら 福 井 市 の 都 市 構 造 を 把 握 し た ほ う が そ の 発 達 状 態 等 の 性 格 を説明できるものと思われるO

判 別 分 析 適 中 率

3‑交 通 発 生量

(

¥10. vF  PREDlζTE:D GROUP lE'/lBf P!P ACTIJ戸:....GRO¥JP.  ー一心'¥.5..E..5... GP

ーム一一G.2...̲一一一乙ー̲N‑‑a一一一一).一一

GOUP 1 

A 群

69.  60 . O

87.0%  13.0%  O.Ofo  GHOuF' 

2 ̲ B .  " $ ‑ 手. . .

13~ち lt.~一 一 一 J 1.ι一 一一 2~_

8.270  70.1 '7i:  '21. 69 GROUP  3 

C 芳 手

103.  O.  27.  75>.  O.Orc  26.2 73.8;6 

PEHC[NT  0 川らOUPE.D,・ CASfS LORRtCTLYζLASS1FIED:  7~.16~

(12)

139 

表 3‑4 土 地 区 画 整 理 事 業

NO. OF  PREDICTED GROUP ~EMBERShIP

ACTuAL GROUP  CASES  GP.  l  GP. 

GP.  3 

. 圃 . ̲ ‑ ‑ ‑ ‑ ̲.   .

GQOuP  i 

A 群

35.  35.  O O.  100. O~Ó

o  •

O~Ó G • O?~

GPOUP  2  B

32.  O.  29.  3. 

0.0%  90.6~ó 9.4% 

GKUUP  3  C

意 手

35.  1.  5.  29. 

2.9%  l斗 .3~,占 R 2.9?;  UNGROUいEDCASES  204.  26.  116.  62. 

12 .7?o  56. 9~,。 30.4 ?o  PERENTOF "GRUUPEし,.C A S E S C 0 R R E C T L Y C L A S S 1 F 1 E D : 91 • 18 % 

(3)  土 地 区 画 整 理 事 業

3 ‑1の(3)で 求 め た よ う に , 土 地 区 画 整 理 事 業 の デ ー タ 値 と し て 採 取 で き た 102個のメ ッシュを A群 ( 昭 和41年までに完了したメッシュ35個 ),B群 ( 昭 和50年までに完了したメ ッシュ32個 ), 

C群 ( 昭 和50年現在未了または未着手のメ ッシュ35個 ) に 分 類 し て 3群 判 別 分 析 を 行 っ たO

その結果, A, B, Cの 各 群 の 判 別 得 点 の 取 り得る分布範囲は,図3‑5に示してあるよう に な り 土 地 区 画 整 理 事 業 の 施 行 状 況 を 基 準 に 行 った 分 類 が 正 し い 判 別 で あ っ た か と う か を 示 す

適中率は表3‑4のようになったO

全 標 本 102メッシュのうち91.16%にあたる 93個 の メ ッ シ ュ が 分 類と同じ群に判別されてお り,極めて高い適中率であったO 特 に , 戦 災 復 興 を 目 的 と し て 土 地 区 画 整 理 が 昭 和41年までに 完了しているA群(メ ッシュ数35個 ) で は 適 中 率が 100

%  ( 

35メ ッ シ ュ )と完全な分類であっ

一 一 間 ⁝ ⁝ ⁝ ⁝ ⁝ 総 額

O最 も 適 中 率 の 低 か っ たC群(メ ッシュ数35 個〉でさえも 82.9

%  ( 

29メッシュ〉も適中して

いて, 先に述べた人日経年変動,交通発生量の総合通中率よりも高い値を示しているO

図3‑5

各群判別分布範囲 土地区画整理事業

A群 三 l B群三 2 C群 三 3

*重心位置

こ れ ら の こ と か ら , 土 地 区 画 整 理 事 業 の 施 行 状 況 で 分 類 を 行 う こ と が4つ の 主 要 因 子 で 代 表 さ れ る福井市の都市構造を最もよ く反映していることがわかるO

い い か え れ ば , 福 井 市 の 都 市 構 造 は 土 地 区 画 整 理 事 業 の 進 行 に よ っ て,それの持つ性格内容が大き く特徴づけられて発展してきたものであるといえようO

(13)

4 都 市 構 造 の 中 心 性 4 ‑ 1 概 説

従 来 の 交 通 計 画 で は , 交 通 シ ス テ ム が 変 化 し た 場 合 , 土 地 利 用 は ど の よ う な 影 響 を う け る か と い うととがほとんど考慮、されていなかったO

そ し て , 新 し い 交 通 計 画 に よ り , 都 市 構 造 が ど の よ う に 変 化 す る か と い う こ と に 対 す る 評 価 技 法 も明確なものはとれまでなかったのであるO

し か し 近 年 に な っ て , ょ う や く そ の 必 要 性 が 認 識 さ れ は じ め , い く つ か の 提 案 が な さ れ て い るO

そこで,ここでは,交通システムの変化を定量的に表現しうると考えられるアクセシビリティ と 都 市 構 造 の 重 要 な 指 標 のlつ で あ る 都 市 密 度 と に 着 目 し , 交 通 計 画 と 都 市 構 造 と の 関 係 を 把 握 す る ための基礎的考察を武生市を対象として行うO 特 に ア ク シ ピ リ テ ィ ー に つ い て は , そ れ を さ ら に 発 展し, PATTONとCLARKが定義した中心性を用いて考察を行うO

4 ‑ 2 アクセシビリティーと土地利用

ア ク セ シ ピ リ テ ィ ー は , 土 地 利 用 と 交 通 シ ス テ ム の 双 方 に 関 連 す る 尺 度 で あ るO つまり土地利用 と 交 通 の 両 シ ス テ ム の い ず れ か 一 方 に お い て も 変 化 が 生 じ た 場 合 , ア ク セ シ ピ リ テ ィ ー は そ の 変 化 に 敏 感 に 対 応 し て 変 化 す る も の な の で あ る 。 そ れ ゆ え , 交 通 の 変 化 が 土 地 利 用 に 与 え る 影 響 を 研 究 す る う え で , ア ク セ シ ピ リ テ ィ ー は 有 用 な 尺 度 と な る の で あ るO

さて,ある人が自分の住宅を選択する際の lつ の 目 安 と し て , ア ク セ シ ビ リ テ ィ ー を 最 大 に す る ということが考えられるO し か し 一 方 で は 環 境 の よ い 所 に , い い か え れ ば 密 度 の 低 い 所 に 住 み た い という願望も持っているのであろうO そ れ ゆ え , こ の よ う な 相 反 す る 願 望 が 均 衡 す る 地 点 を 人 々 は 住 居 と し て 選 択 す る は ず で あ るO

つ ぎ に , そ こ で 何 ら か の 開 発 行 為 に よ り ア ク セ シ ビ リ テ ィ ー が 変 化 す る と し よ うO す る と 当 然 均 衡 は く ず れ , 密 度 も 変 化 し , 新 た な 均 衡 点 に 向 か う で あ ろ うO

こ の よ う に , こ う い っ た ア ク セ シ ビ リ テ ィ ー と 密 度 と の 関 係 を 認 識 し て い れ ば , 交 通 と 土 地 利 用 の パ タ ー ン の ど の よ う な 変 化 で さ え も , そ れ ら が あ る 特 定 の 場 所 の 土 地 利 用 に 与 え る 影 響 と 推 定 で きるはずなのであるO

つ ぎ に こ れ ら の 関 係 を 定 量 的 に 示 す 関 係 式 の 導 入 を 試 み るO

4 ‑ 3  密 度 と 中 心 性

武 生 市 な ど の 地 方 中 小 都 市 で は , 都 市 構 造 的 に み て , そ の 大 部 分 が 単 一 中 心 核 を も っ 都 市 で あ るO

そ の よ う な 都 市 で は 居 住 密 度DPと市中心部からの距離γとの聞には次のような関係があるとC

ark.

Cは述べている日)

D= a . e x p ( ‑s r )  a A 対 数 変 換 を す れ ば

log Dlog a ‑s r = K ‑ β T   (2)  ここでa,μは任意の係数であるO

しかし,とのそデルは市中心部近くでは成り立たない。

な ぜ な ら , 市 中 心 部 は ド ー ナ ツ 化 現 象 に よ り , 居 住 密 度 が 低 下 し て い る か ら で あ るO そこで密度に ついては次のように定義するO

(14)

D=DP+αDC 

141 

DC:各地区における,商業,業務密度

α:

任意系数

さて,式(2)をみてもわかるように,密度は中心から距離Tが大きくなるほど低下するO この関係 を単なる距離抵抗Tを用いるのではなくアクセシピリティーを用いて表わしてみようO

アグセシビリティーから距離抵抗を求める方法についてはPa七七onとCrark. Nが1970年に次 のように提案しているよ1)

f f L 1 5 J   C J ) 可 ¥y/

九 何 )

ここで,

Si : }ゾーンの交通誘引力 Ci 

ア .

t, }ゾーン聞の抵抗関数

Xi : iゾーンのアクセシピリティ

彼 ら は こ の れ を中心性と名付けているが,これを式

(2)に代入すると , 

II. 51¥" 

P +

αDC)=K‑

ßYi=K-ß~七一πω

‑ 4 中心性の分析

前 節 で 定 義 し た 式(4)で相関分析を行うO

>‑ >‑ 再

、司、ーに,

D:各ゾーンの人口密度

D:各ゾーンの商業業務土地利用率 Si  :各ゾーンの商業業務土地利用面積

‑ n

x= 

~ S..C c J}'‑'t} 

とするO またαはO.3から1.0までO.1きざみにし,

九は1.5, 2.  0, 2.  5の3通 り と し , 計24通りのαと 九の組合わせについて分析し,最も相関係数の高いも のを選択するO

その結果, αと九の各組合わせごとの相関係数は表 4lに示すようになったO この表よりわかるように あまり違いはないが最も相関係数の高いのは, α=1.0 

π= 

2.5のときであり, ( r  

=  ' ‑

0.599 )であったO

また回帰直線は,

log 

V  + 

D5.5805 ‑0.0177 Y  となったO

表 4‑ 1 相 関 係 数 ιE  n  ‑r 

) ) ) ) ) ) ) ) )  

u n u

3

M G J

a a

f

﹃ ︐

n o n o n u n o n

J n y n y

I

R J H h J R J E J F D R M E J F 3 R J  

n u n u n u n u n u n u n u n u n u  

( ( ( ( ( ( ( ( (   5 5 5 5 5 5 5 5 0  

••.••..••

1 1 1 1 1 1 1 1 2  

J a q E J r o

F

n o n y n U

3

n

n u n u n u n u n u n U

4

n U

43

E J r o

f

n o n y

10  0.4  ( 0.580 )  (0.583)  ( 0.586 )  ( 0.589 )  (0.592)  (0.594)  ( 0.597 )  ( 0.581 )  (0.584)  ( 0.587 )  ( 0.590 )  ( 0.592)  (0.595)  (0.597)  (0.599)  2.0 

11  0.5  2.0  12  0.6  2.0  13 

14 

0.7  2.0  0.8  2.0  15  0.9  2.0  16  1.0  2.0  17  0.3  2.5  18  0.4 

0.5  0.6  2.5 

2.5 

19  2.5 

20 

21  0.7  2.5  22  0.8  2.5  23  0.9  2.5  24  1.0  2.5 

(15)

このときの各地区のアクセシビリティ と中心性と密度の値を示したのが表4‑ 2で図4‑ 1は それを図示したものであるO とれによると両者の相関性はかなり高いということがわかるO とれを さらに詳細にみてみると,幸町(ゾーン, 21),蓬莱(ゾーン, 20),桂町(ゾーン, 16),国府 1丁目(ゾ←ン, 14),京町1丁目(ゾーン, 22)などの各地区が中心性が低く,かつ密度の高い 地区であるO このことは,これらの地区が先の都市構造分析においても,商業業務系の因子得点が 高く,市中心部として機能していると評価されていたことと一致しており,量的には成長しきった 地区であるといえようO 逆に千福(ゾーン, 42),沢町(ゾーン, 43),新保(ゾーン, 2 ),北 府本(ゾーン 4 ) ,平出(ゾーン, 5 ) ,東千福(ゾーン, 55)等 の 地 区 は 密 度 が 低 く , 中 心 性 の高い地区であるO とれらの地区は今後の交通システムの変化により,その土地利用が最も大きく 影響される別密度的に不安定な地区であるO また,南芝原(ゾーン, 1 )は中心性が非常に高いわ

りに密度も高いが,とれは土地区画整理事業の影響であろうO そして今後は密度に均衡するように アクセシピリティーが増加していくものと予測される地区であるO

Y  密 8・o.j.度 対 数

5.0 

̲ . 0  

3.0 

2.0 

O.OL 

021  ^16 

~ 0  0 

50 

Y=5.5805‑0.0177X 

100 

( r=・0.599 ) 

43̲2 

0‑‑0  42 

図4‑ 1 密 度 と 中 心 性

中心性

四 十 一

‑x

150 

(16)

143 

密 度 と 中 心 性 表 4‑2 

.4 S j 

226116112286414006914629666522666248866604816640666066674 

5397555517895464944845934921494538079903489980599899994 

•••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••

3

n

3n61

nu

ro

tn

y

tnuq3

T qEJ3144nUEJ胃よ﹁3

rq3nonOrny

f UEJnoqJJnorO4no

3血性﹃313J43EJJi

nR

U

A U1

38qEJrO3

EJ

可ム司Jnony3nO

u

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3

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EJ

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U 凋﹃司33

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L

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UQuauauauauauQuauauRU7'

1111111111111111111111111111111111111111111111111111111 

アクセンピリティー

6989168661262953208821124285212757881704221658920271270  005012622676426964568176436A225790864524211133131123111  0000000000000100000111000000000001000000000000000000000 

‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑

nunununvnnnunununununununununununununnnununununnunununununununununununununununuhυnunun

UnU

u nnunnnn

中 心 性

qLnuLQJfoQ‑G

hP37'

'H

P3

QU

Qu

n001

υQ

JQ

un

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U

1

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3

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JζuqJkununUFDKUQJnunuR

'

un

d

FAU5707196800144232771452045771692948978843932193092501‑20q4 

.•••••••••..••.••..•.••••....•••.••.•...•.•••..••••.•.•

79312684727914502123098810998035618282359193574807961134  5263285886557465676434567756996554557696912077982188202  1 4 1 4 1 1 1 1 1

‑ 1 1 1 1 1   LOG(D) 

443587947192451‑o83709830379158749a801132389404433340451  80198146961864097353173139118790238169300109152407796610  64965675364679725738193466147089986036086813330255267860 

•.•.•••.••.•.••••.•••.••••••••.••.••..••.•.•..•...•..•.

42222333444444A154444544444443334444544532322345444444333 

原 保 田 本 町 1 1 2 代 町 1 2 3 1 2

1 2 3 莱 町 1 2 3 1 2 1 2町 川 吉 妻 明 王 町 町 和 松 1 2 1福 町 川 町 ば 竹 町 1 2 3幸 1 2

芝 太 府 出 出 松 松 中 中 中 府 府 多 多 多 町 町 町 草 草 央 央 瀬 瀬 蝦 お 京 京 千 南 新 上 北 平 平 小 小 万 錦 府 府 府 国 国 桂 本 本 本 蓬 幸 京 京 京 深 深 中 中 新 堀 住 吾 神 天 元 本 平 若 高 高 日 千 沢 姫 豊 あ 若 柳 南 南 南 御 文 文 東 1234567890123456789012345678901234567890123456789012345 

11111111114222222222233333333334444444444555555 

表 3 ‑4  土 地 区 画 整 理 事 業
表 5 ー 1 地 区 ポ テ ン シ ャ ル の 現 況 ( 道 路 率 ) 表 5‑2 将 来 の 地 区 ポ テ ン シ ャ ル ( 道 路 率 ) アクセンピリティー 環 境 地区ポテンシャル アクセンビリティー 環 境 地区ポテン、ンャル l  0.110  0.615  0.068  1  0.078  0.615  0.048  5  0.023  0.246  0.006  5  0.015  0.178  0.003  7  0.049  0.379  0.018  7  0.034  0

参照

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