2019年3月期
第2四半期決算説明会資料
2018年11月2日
ヤマハ株式会社
1
決算概要
決算発表のポイント
( )数値は前年同期との対比<19/3月期 上期実績>
・対前年同期、増収増益。通期計画に沿って順調に進捗
・売上高は、主力の楽器事業、その他の事業が堅調に推移(+2.3%)
・営業利益285億円(+19.1%)、営業利益率13.3%(+1.9P)を達成
<19/3月期 通期予想>
・従来業績予想を据え置く
(売上高4,420億円、営業利益550億円、営業利益率12.4%)
・3Q以降の為替前提は、US$105円、ユーロ125円にて変更なし
2019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
3
業績概要
18/3
19/3
前期比
売 上 高
2,098
2,146
+48
+2.3%
営 業 利 益
(営業利益率)
239
(11.4%)
285
(13.3%)
+46
+19.1%
経 常 利 益
247
298
+50
+20.4%
当 期 利 益
196
219
+22
+11.4%
売上高
(期中平均) US$111
110
EUR126
130
利益
(決済レート) US$111
110
EUR122
132
*1 連結財務諸表上は「親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益」 (億円) 為替レート(円)+2.2%
(為替影響除く) *2 *2 *12019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
4
営業利益増減要因
(億円)239
285
▲5
▲16
48
2
17
18/3期
上期
19/3期
上期
海外生産
労務費
販管費
為替影響
増収増産 モデルミックス等前期との比較
コストダウン
2019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
5
事業別業績
18/3
19/3
前期比
為替影響
楽 器 事 業
売
上
高
1,342
1,390
+48
+2
営 業 利 益
166
216
+50
+12
営 業 利 益 率12.4%
15.5%
+3.1P音 響 機 器 事 業
売
上
高
576
565
▲11
0
営 業 利 益
52
47
▲5
+5
営 業 利 益 率9.0%
8.2%
▲0.8Pそ の 他 の 事 業
売
上
高
181
191
+11
▲1
営 業 利 益
21
22
+1
0
営 業 利 益 率11.7%
11.7%
0P (億円) * 新規事業開発費用の負担の見直しによる営業利益影響額・・・楽器事業 +4億円、音響機器事業 ▲4億円2019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
6
通期業績予想
18/3
19/3予想
前期比
売 上 高
4,330
4,420
+90
+2.1%
営 業 利 益
(営業利益率)
488
(11.3%)
550
(12.4%)
+62
+12.6%
経 常 利 益
492
550
+58
+11.7%
当 期 利 益
544
400
▲144 ▲26.4%
売上高
(期中平均) US$111
108
EUR130
127
利益
(決済レート) US$111
107
EUR126
129
*1 連結財務諸表上は「親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益」 (億円) 為替レート(円)+4.3%
(為替影響除く) *2 *2 *1 ※3Q以降の為替前提は、US$105円、ユーロ125円にて変更なし2019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
7
営業利益増減要因
(億円)488
550
▲10
▲4
▲43
108
11
18/3期
19/3期
海外生産
労務費
販管費
為替影響
増収増産 モデルミックス等コストダウン
前期との比較
550
550
▲26
3
10
2
11
19/3期
(前回予想)
19/3期
海外生産
労務費
販管費
モデルミックス等
為替影響
コストダウン
前回予想との比較
2019年3月期 通期予想
2019年3月期 上期実績
8
事業別通期業績予想
18/3
19/3予想
前期比
為替影響
楽 器 事 業
売
上
高
2,745
2,795
+50
▲41
営 業 利 益
346
405
+59
▲4
営 業 利 益 率12.6%
14.5%
+1.9P音 響 機 器 事 業
売
上
高
1,218
1,235
+17
▲23
営 業 利 益
107
110
+3
+1
営 業 利 益 率8.8%
8.9%
+0.1Pそ の 他 の 事 業
売
上
高
367
390
+23
▲3
営 業 利 益
35
35
0
0
営 業 利 益 率9.5%
9.0%
▲0.5P * 新規事業開発費用の負担の見直しによる営業利益影響額・・・楽器事業 +9億円、音響機器事業 ▲9億円 (億円)音響機器事業
楽器事業
その他の事業
10
売上・営業利益
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減166
346
216
405
0 100 200 300 400 50018/3期
上期
18/3期
通期
19/3期
上期
19/3期
通期
(予想)
営業利益
(億円)1,342
2,745
1,390
2,795
0 500 1000 1500 2000 2500 300018/3期
上期
18/3期
通期
19/3期
上期
19/3期
通期
(予想)
売上高
(104%) (103%) [ ]内は営業利益率 [12.4%] [14.5%] [15.5%] [12.6%] (億円)[上期状況] 全商品カテゴリーで増収達成
・商品別:ピアノは欧州除き好調。DPはエントリー新商品貢献。 管楽器は全地域で増収。ギターは中国・北米・新興国で2桁成長 ・市場別:中国・北米で2桁成長[通期見込] 全商品カテゴリーで増収予想
・市場別:中国で2桁成長継続。北米・新興国堅調。 欧州は販売条件見直し落着き前年並み音響機器事業
楽器事業
その他の事業
11
主要商品 売上状況
(億円) ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減ピアノ
電子楽器
管楽器
弦打楽器
1Q 2Q 3Q 4Q 128 135 193 210 126 133 63 71 133 143 226 227 107 113 78 80 142 285 91 82 126 210 99 70 529 549 913 931 424 427 293 306 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 (112%) (106%) (104%) (103%) (103%) (105%) (107%) (104%) (109%) (106%) 1–2Q (104%) 1–2Q (105%) 1–2Q (107%)1–2Q (102%) (106%) (103%)音響機器事業
楽器事業
その他の事業
12
地域別販売状況
北米
欧州
中国
その他
日本
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 1Q 2Q 215 207 120 133 114 118 100 122 107 111 175 172 138 148 125 122 112 128 135 129 185 142 173 110 136 195 142 110 87 123770
756
542
543
521
511
410
471
501
514
18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 (億円) (96%) (98%) (112%) (103%) (97%) (100%) (115%) (115%) (106%) (105%) 3Q 4Q ※ソフト、音楽教室等を含む (97%) 1–2Q (110%) 1–2Q (98%) 1–2Q (116%) 1–2Q (102%) 1–2Q (98%) (107%) (98%) (116%) (99%)音響機器事業
楽器事業
その他の事業
13
個性際立つ商品の開発
電子ピアノ『P-515』 木製鍵盤を搭載、本格的なピアノ性能と スマートなデザインを備えたシリーズ最上位モデル幅広い技術を融合した個性的な商品群
電子ピアノ『P-121』 気軽に運べて気軽に置ける、シリーズ初の コンパクトな73鍵モデル~アコースティック・エレクトロニクスの技術を融合し、新たな顧客価値を創造~
エレクトロニック アコースティックドラムモジュール 『 EAD10 』 『トランスアコースティック™ピアノ』 『サイレントピアノ™』 のラインアップを一新 大人趣味層に人気の高いコンパクトな 電子ピアノ「Pシリーズ」に 新たな2モデルを追加 簡単なセッティングでアコースティック ドラムを高音質で収音・録音できる音響機器事業
楽器事業
その他の事業
14
2018年度グッドデザイン賞
ボーカロイドキーボード『VKB-100』が
グッドデザイン・ベスト100に選出
~電子ピアノ、ハイブリッドピアノシステムを含む合計4件が受賞~ 電子ピアノ『P-515』 電子ピアノ『P-125』 ボーカロイドキーボード『VKB-100』*1 電子ピアノ『P-121』『P-125』*2 電子ピアノ『P-515』 ハイブリッドピアノシステム『TransAcoustic™ TA2』 が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞しました。 (2018年10月) *1 『VKB-100』は「グッドデザイン・ベスト100」に選出 *2 『P-121』『P-125』で1件としてカウント ハイブリッドピアノシステム 『 TransAcoustic™ TA2 』ボーカロイドキーボード
『VKB-100 』
音響機器事業
楽器事業
その他の事業
15
主要施策の進捗
ギター事業の新組織(Yamaha Guitar Group)による施策が進捗
Yamaha Guitar Group
Ampegブランド 事業譲受(2018年5月)
ベースアンプ等の商品分野で世界的に知名度の高いAmpegブランドの事業を譲受
Yamaha Guitar Story
・ヤマハギターのバリューを表現するストーリーを作成
・スケール・スキル・スピリットをキーメッセージとして展開
音響機器事業
楽器事業
その他の事業
16
売上・営業利益
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減52
107
47
110
0 50 100 150 20018/3期
上期
18/3期
通期
19/3期
上期
19/3期
通期
(予想)
営業利益
(億円)576
1,218
565
1,235
0 250 500 750 1000 125018/3期
上期
18/3期
通期
19/3期
上期
19/3期
通期
(予想)
売上高
(98%) (103%) [9.0%] [8.8%] [8.2%] [8.9%] [ ]内は営業利益率 (億円)[上期状況] PAは伸長するも音響事業全体では前年下回る
・AVは、米国の大手量販向け出荷期ずれ影響、レシーバーの需要 変化により前年を下回る ・PAは、フラッグシップミキサーが牽引し業務用音響機器好調 ・ICTは、中国でのOEM減等により前年下回る[通期見込] 前年を上回る成長を予想
・AVは、欧州でのMusicCast拡大、北米の量販店向け復調見込む ・PAは、全地域で業務用音響が拡大、音楽制作の堅調さ継続 ・ICTは、ルーター、LAN製品、会議システムが伸長音響機器事業
楽器事業
その他の事業
17
主要商品 売上状況
92 87 126 117 163 102484
471
18/3期 19/3期 116 124 118 120 126 120480
500
18/3期 19/3期 39 36 39 39 36 37152
147
18/3期 19/3期AV機器
PA機器
ICT機器
※PA機器はハード売上のみ(設備工事を除く) 1Q 2Q 3Q ( )内はOEM向けを除いた前期比増減 ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 (億円) (93%) (100%) (105%) (106%) (91%) (97%) 4Q (110%) (95%) (93%) 1–2Q (104%) 1–2Q (95%) 1–2Q (94%) (103%) (99%) (99%)(103%)
音響機器事業
楽器事業
その他の事業
18
地域別販売状況
59 56 64 60 71 75 28 27 44 44 71 71 80 74 78 80 28 26 53 53 59 93 105 31 58 83 71 72 23 47273
292
308
306
325
328
110
95
202
214
18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期 18/3期 19/3期北米
欧州
中国
その他
日本
1Q ( )内はOEM向けを除いた前期比増減 ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 (億円) (95%) (107%) (96%) (103%) (99%) (103%) 2Q 3Q 4Q (93%) (86%) (104%) (109%) (102%) (100%) (97%) 1–2Q (94%)1–2Q (101%) 1–2Q (92%)1–2Q (104%) 1–2Q (98%) (99%) (92%) (104%) (92%) (96%) (105%)音響機器事業
楽器事業
その他の事業
19
個性際立つ商品の開発
ワイヤレスストリーミングスピーカー 『MusicCast 20』 ネットワークターンテーブル 『MusicCast VINYL 500』 フロントサラウンドシステム 『MusicCast BAR 400』コネクティッド“音楽でつながる”
What is MusicCast?
好きな音楽を家中どこでも、 好きなときに楽しめるヤマハ独自の ワイヤレスネットワーク機能。 アプリひとつで、ネットワーク上の 音楽ライブラリーにストックした お気に入りの曲を選んで再生したり、 寝室やキッチンなど別の部屋にある 対応機器で同時に再生したり、 もっと自由で快適な音楽の楽しみ方を 提供します。音への妥協なきこだわりと独創的な技術により、
“つながる”のその先の価値を提供
音響機器事業
楽器事業
その他の事業
20
個性際立つ商品の開発
最先端の技術を融合し、新たな価値を創造する商品群
スタインバーグ ソフトウェア
『Dorico Pro』『Dorico Elements』
今夏ワールドツアーでの採用増・露出増が各市場に波及
-デジタルミキシングシステム
『RIVAGE PM10』
新ラインアップ追加によるデジタルミキシングシステムの
フラッグシップモデルの市場導入展開が本格化
デジタルミキシングシステム
『RIVAGE PM7』
フルオーケストラなどの楽譜を効率的に編集し、 本格的な印刷譜の作成も可能 − 直感的なワークフローと柔軟なレイアウト機能、高音質の再生も実現 −音響機器事業
楽器事業
その他の事業
21
個性際立つ商品の開発
「日経コンピュータ顧客満足度調査 2018-2019」
ネットワーク機器部門において3年連続で第1位を受賞
ヤマハは、株式会社 日経BP(本社:東京都港区、代表取締役社長 新実 傑)による
「日経コンピュータ 2018年9月13日号 顧客満足度調査 2018-2019 ネットワーク機器部門」
で3年連続第1位を受賞しました。
この調査はIT関連製品とサービスを提供するベンダーへの満足度をCIO(最高情報責任者)や 情報システム部長といった製品・サービス導入の責任者が評価するもので、ヤマハは5つの 評価項目のうち「信頼性」「運用性」の2項目でトップスコアを獲得。実店舗の環境に合った 製品・機能づくりが高く評価されました。 ギガアクセスVPNルーター 『RTX830』 ネットワーク機器の監視・管理を、クラウドベースで 実現するネットワーク統合管理サービス『Yamaha Network Organizer(YNO)』
ネットワーク機器の情報を、すべてクラウド上で管理。 設定情報を持ち歩くことなく、安全に一元管理が可能。 ヤマハネットワーク機器の監視・管理の負担を少なくし、 より効率よく、さらにはトラブルにも強い機器管理を実現。