幾何学序論1 K.Ichihara
はじめに 集合
1.1集合とは 集合の定義 集合の表し方(記法)
集合の記号 1.2包含関係
部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
練習問題
幾何学序論1
市原一裕
2015
年4
月12
日(月)2,4限幾何学序論1 K.Ichihara
はじめに 集合
1.1集合とは 集合の定義 集合の表し方(記法)
集合の記号 1.2包含関係
部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
練習問題
教員情報
担当
市原 一裕(いちはら かずひろ)
連絡先
研究室:
8
号館B-218
号室[email protected]
http://www.math.chs.nihon-u.ac.jp/~ichihara/index-j.html
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集合の記号 1.2包含関係
部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
練習問題
講義について
評価の方法
▶ 平常点と授業内試験で良い方をとる.
▶ 平常点は
▶
小テスト 10 回.持込用紙のみ 参照可 .
▶
演習の発表点(1人1回,5点)
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部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
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集合の定義
定義
1.1.1【集合(set)】
確定した,互いに区別できる対象を
1
つにまとめたもの(岩波数学辞典より)
注意
1.1.1.
定義(
definition
)とは,用語の意味を明確に規定する文のこと
(式を含んでもよい).
よく
def.
とかdf
とかdf’n
などと省略される.4 / 11
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集合の表し方(記法)
集合の表し方(記法)
▶
ものを書き並べて{ }
でくくる(列挙法)▶
「〜をみたすものの全体」という言い方▶ {
記号|
条件}
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集合の記号
集合の記号:
∈
,∋
(属する(belong to
)),∈ /
(属さない)用語:要素,元(
element
) 空集合(empty set
):∅
,∅
注意
1.1.2.(記号の由来)
詳しくは,以下を参照.
Earliest Uses of Symbols of Set Theory and Logic http://jeff560.tripod.com/set.html
よく使われる記号
N
,Z
,Q
,R
,C
厳密な定義はあとで...6 / 11
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部分集合
定義
1.2.1【部分集合(subset)】
2つの集合
X
とY
について,X
のどんな要素もY
の要素になっているとき,X
はY
の部分集合であるという.X ⊂ Y
,もしくは,Y ⊃ X
であらわす.定義
1.2.2.【 真部分集合(proper subset)】
集合
X
が集合Y
の真部分集合であるとは,X ⊂ Y
だがX ̸⊃ Y
であること.⊊
,⊋
であらわす.幾何学序論1 K.Ichihara
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集合の記号 1.2包含関係
部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
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部分集合でないとは 注意
1.2.1.
▶
「部分集合でない」とは...▶
「部分集合でない」⇔
「部分集合である」(排反事象ではない)
▶ X ⊂ X
▶ ∅ ⊂ X
(数学的(論理的)な意味)注意
1.2.2.
A
はB
に含まれている,つまりA ⊂ B
のときでも,A
はB
の要素ではない.(「含まれている」という言い方にだまされないこと!)
注意
1.2.3.
ひとつの集合内の部分集合達を考えるとき,それらすべて を含む集合を全体集合といったりする.
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集合の記号 1.2包含関係
部分集合 部分集合でないとは 部分集合と要素 集合の相等
練習問題
集合の相等
定義
1.2.3.【集合の相等】
2つの集合
X
とY
が等しいとは,X ⊂ Y
かつX ⊃ Y
が成り立つこと.(つまり,全ての要素が等しい)
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練習問題
練習問題 練習問題
1.2.1
次の集合を列挙法で表しなさい.
1. { n
2| n ∈ Z , − 2 ≤ n ≤ 3 }
2. {
pq| p, q ∈ Z , 1 ≤ p ≤ 3 , 1 ≤ q ≤ 4 } 3. { x | x ∈ R , x
2+ x + 1 ≤ 0 }
練習問題
1.2.2
{ 3x | x ∈ R} = R
を示しなさい.練習問題
1.2.3
A = { 2x
2− 1 | x ∈ R}
とB = { x ∈ R | x > − 2 }
について,A ⊊ B
を示しなさい.練習問題