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資料1 第18回セーフコミュニティ推進協議会|豊島区公式ホームページ

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(1)

豊島区セーフコミュニティ

年間活動レポート 2016

Annual report 2016

(2)
(3)

〔目 次〕

1.セーフコミュニティ活動を継続していくために ··· 1

(1) 毎年度の活動を共有するための「年間活動レポート」 ... 1

(2) セーフコミュニティ活動の二つの心臓 ... 2

(3) 継続していくために大切なこと ... 2

(4) セーフコミュニティ推進自治体との交流等について ... 4

(5) インターナショナルセーフスクール活動について ... 5

2.セーフコミュニティの推進体制 ··· 6

(1) セーフコミュニティ推進協議会 ... 6

(2) 対策委員会 ... 7

(3) 外傷サーベイランス委員会 ... 9

3.地域区民ひろばにおける活動状況 ··· 11

(1) セーフコミュニティ活動の拠点「地域区民ひろば」の活動 ... 11

(2) 区民ひろばにおけるセーフコミュニティ活動の実績 ... 12

(3) セーフスクール活動との連携 ... 14

(4) 2016 年度の主な取り組み事例 ... 18

4.不慮の事故等による死亡・けがの状況 ··· 20

(1) 死亡に関するデータ(人口動態統計) ... 20

(2) けがに関するデータ(救急搬送データ)... 21

(4)

(7) 地震災害の防止 ... 94

(8) 児童虐待の防止 ... 107

(9) ドメスティック・バイオレンスの防止 ... 114

(5)

(1)毎年度の活動を共有するための「年間活動レポート」

セーフコミュニティ活動は、様々な予防活動の成果を確認し、改善を加えながら継続していくことが

重要です。そして、継続していくために 5 年に一度の再認証という手続きが設けられています。

毎年度の活動や改善、工夫、成果を確認し、コミュニティ全体で共有することの積み重ねの上に、再

認証があり、そのためのツールが「年間活動レポート」です。

このレポートは、セーフコミュニティ・ネットワークの一員として、毎年、認証月の翌月に「セーフ

コミュニティ支援センター」に提出することになっています。

2011 年度

(23 年度) 2012 年度(24 年度) 2013 年度(25 年度) 2014 年度(26 年度) 2015 年度(27 年度) 2016 年度(28 年度) 2017 年度(29 年度)

認証手続き ・審査 認証取得 ・事前指導 ・審査再認証

活動報告等 申請書 年間活動レポート① 年間活動レポート② 年間活動レポート③ 年間活動レポート④ 申請書

28 年度は、再認証の前年にあたるため、事前指導を行いました。各対策委員会が審査員(日本セー

フコミュニティ推進機構の白石代表理事、今井専務理事)にこれまでの活動を報告し、29 年度の本審査

に向けた指導・助言をいただきました。

第1回 平成 28 年12 月19日 ・全体説明

・サーベイランス委員会 ・高齢者の安全対策委員会

・子どものけが・事故予防対策委員会 ・児童虐待の防止対策委員会

・自転車利用の安全対策委員会

第2 回 平成 29 年 2月 2日 ・障害者の安全対策委員会

・繁華街の安全対策委員会 ・地震・災害の防止対策委員会

・ドメスティック・バイオレンスの防止対策委員会 ・自殺・うつ病の予防対策委員会

(6)

(2)セーフコミュニティ活動の二つの心臓

豊島区のセーフコミュニティ活動には、継続に向けたエネルギーを供給する二つの心臓があります。

一つは、10 項目の重点課題に対応した「対策委員会」です。そして、もう一つは、セーフコミュニテ

ィの拠点として、小学校単位で設置している「地域区民ひろば」です。

「対策委員会」では、区民、行政、専門家が集まり、データ分析に基づく現状と課題の整理、分かり

やすい情報提供を行うとともに、予防に関する改善策や学習プログラムを生み出します。

そして、「地域区民ひろば」では、「対策委員会」と連携し、各重点課題に関する情報、学習プログラ

ムや相談の機会を提供し、幅広い区民にセーフコミュニティ活動を伝える役割を果たします。

高密都市である豊島区では、「安全・安心」があらゆる政策の基盤であるとの考えに立ち、自治の最高

規範である「自治の推進に関する基本条例」に、「セーフコミュニティ」と「地域区民ひろば」を位置づ

け、参加と協働のまちづくりを進めています。

(3)継続していくために大切なこと

豊島区がセーフコミュニティ活動を継続していくためには、次の 5 つの視点を持ち続け、自らの活動

を常に点検していくことが重要です。

①「対策委員会」は継続的に活動しているか

②「対策委員会」と「区民ひろば」の連携は広がっているか ③ 全体の仕組みは機能しているか

④ PDCA サイクルは回っているか(科学的な活動こそセーフコミュニティ)

⑤ 連携・協働は広がっているか(地域の主体が力を合わせてこそセーフコミュニティ) 子どものけが・事故予防 高

学校の安全 児 自殺・うつ病の予防

第 1 の心

(7)

① 対策委員会は活発に活動しているか

③ 全体の仕組みは機能しているか

④ PDCAサイクルは回っているか

大学や研究者との連携、協力

都市間の連携

(対策委員会相互の連携も大切)

横断的な

連携・協働

② 対策委員会と区民ひろばの

連携は広がっているか

(8)

(4)セーフコミュニティ推進自治体との交流等について

「国内外のネットワークへの継続的な参加」が、セーフコミュニティ活動の 7 つの指標の一つとなっ

ています。豊島区は、ネットワークの一員として、国内外の都市や研究機関等と積極的に交流、連携し、

相互に学び合う機会をつくっています。

2015年及び2016年における国内のセーフコミュニティ推進自治体との交流状況は、下記のとおりと

なっています。

2016 年

1 月 鹿児島市 セーフコミュニティ認証式 参加

2 月 甲賀市 セーフコミュニティ認証式 参加

8 月 箕輪町 セーフコミュニティ事前指導(再認証)参加

泉大津市 セーフコミュニティ現地審査 参加

日本セーフコミュニティ推進機構研修会 参加

10 月 厚木市立清水小学校 セーフスクール現地審査 参加

秩父市 セーフコミュニティ1周年記念事業 参加

泉大津市 セーフコミュニティ認証式 参加

11 月 郡山市 セーフコミュニティ事前指導 参加

12 月 豊島区 セーフコミュニティ事前指導(再認証)実施

2015 年

2 月 北本市 セーフコミュニティ認証式 参加

7 月 秩父市 セーフコミュニティ現地審査 参加

厚木市 セーフコミュニティ現地審査(再認証)参加

日本セーフコミュニティ推進機構研修会 参加

10 月 鹿児島市 セーフコミュニティ現地審査 参加

さかえセーフコミュニティフォーラム(横浜市栄区)参加

泉大津市 セーフコミュニティ事前指導 参加

甲賀市 セーフコミュニティ現地審査 参加

11 月 厚木市 セーフコミュニティ認証式(再認証)参加

(9)

(5)インターナショナルセーフスクール活動について

インターナショナルセーフスクールは、安全な教育環境づくりを目指す学校に認められる国際認証で

す。体・心のけが及びその原因となる事故、いじめ、暴力を予防することで、安全で健やかな学校づく

りを進めています。

2012 年 11 月、朋有小学校が区内初の国際認証を取得しました。それから 3 年後の 2015 年 11 月には、

富士見台小学校が認証取得、朋有小学校が再認証を取得しました。

また、2016 年 11 月、仰高小学校と池袋本町小学校の認証取得が決定しました。

さらに、池袋第一小学校と池袋中が認証取得に向けて取り組みを開始しています。

朋有小学校

富士見台小学校

仰高小学校

池袋本町小学校

池袋第一小学校

(10)

(1)セーフコミュニティ推進協議会

豊島区では、セーフコミュニティ活動の推進主体として、安全・安心に関する活動に取り組んでいる

幅広い組織や団体等から構成する「豊島区セーフコミュニティ推進協議会」を設置しています。認証取

得への取組みをスタートした、平成22年2月22日に設置し、委員は114名です。(区内団体等80名、

行政機関 34 名)

「推進協議会」において、セーフコミュニティ活動の方針を決めるとともに、PDCAサイクル全体

を管理していきます。また、この「推進協議会」のもとに、10項目の重点課題に対応した「対策委員

会」を設置しています。

●2016 年度の開催実績

第 17 回 平成 28 年 6 月 16 日 ・各対策委員会・区民ひろばからの報告

・ISS 新規認証取得への取り組み等

第 18 回 平成 29 年 1 月 17 日 ・セーフコミュニティ事前指導について

・豊島区年間活動レポート 2016(案)等

●豊島区セーフコミュニティ推進協議会の構成

○ 町会連合会

○ 商店街連合会

○ 東京商工会議所豊島支部

○ 観光協会会長

○ 産業協会会長

○ 法人会会長

○ 民生・児童委員協議会

○ 高齢者クラブ連合会

○ 障害者団体連合会

○ 医師会

○ 歯科医師会

○ 薬剤師会

○ 食品衛生協会

○ 環境衛生協会

○ 母の会、母性協会

○ 池袋組織犯罪根絶協会

○ 区民ひろば運営協議会

○ 防犯協会

○ 環境浄化推進委員会

○ 消防団

○ 防火防災協会

○ 消防少年団

○ 保護司会

○ 青少年育成委員会連合会

2. セーフコミュニティの推進体制

○ 交通安全協会

○ 交通少年団

○ 小学校PTA連合会

○ 中学校PTA連合会

○ 体育協会

○ ラジオ体操連盟

○ スポーツ推進委員協議会

○ ガーディアン・エンジェルス

○ ボーイスカウト豊島地区協議会

○ 宅地建物取引業協会

○ 建築士事務所協会豊島支部

○ 全日本不動産協会豊島文京支部

○ マンション等管理団体

○ としまNPO推進協議会

○ ライオンズクラブ

○ 東京青年会議所豊島区委員会

○ 学習院大学

○ 女子栄養大学

○ 大正大学

○ 帝京平成大学

○ 東京音楽大学

○ 立教大学

○ 川村学園女子大学

○ 豊島区

○ 池袋労働基準監督署

○ 警視庁巣鴨警察署

○ 警視庁池袋警察署

○ 警視庁目白警察署

○ 東京消防庁豊島消防署

○ 東京消防庁池袋消防署

○ 東京都第四建設事務所

○ 東京都児童相談センター

(11)

(2)対策委員会

セーフコミュニティ推進協議会のもとに、10 項目の重点課題に対応した対策委員会を設置していま

す。対策委員会では、様々なデータに基づき、テーマの中でも優先的に取り組む(ハイリスクの)「予

防対象」を設定して活動を進めています。対策委員会のメンバーは、地域で活動を展開している団体

や行政機関、区の関連組織から構成しています。

●10 項目の重点課題に対応した対策委員会

●各対策委員会の予防対象

対策委員会 優先的に取り組む予防対象

1 子どものけが・事故予防 ・家庭における乳幼児のけが事故・保育園における乳幼児のけが事故

2 一人暮らし高齢者の見守り(高齢者の安全) ・高齢者の転倒・高齢者の虐待

3 障害者の安全 ・視覚障害者の外出時のけが・事故

4 自転車利用の安全 ・子どもと高齢者のけが・事故

5 繁華街の安全 ・犯罪・暴力によるけが

6 学校の安全(セーフスクール) ・校内におけるけが・自転車による交通事故

・建物の倒壊及び延焼火災による死傷

(12)

●各対策委員会のメンバー構成

対策委員会 住民組織 事業者等 行政機関委員会の構成

1 子どものけが・事故予防 5 名 2名 9 名 16 名

2 一人暮らし高齢者の見守り(高齢者の安全) 6 名 3 名 8 名 17 名

3 障害者の安全 6 名 3 名 10 名 19 名

4 自転車利用の安全 9 名 0 名 16 名 25 名

5 繁華街の安全 19 名 0 名 13 名 32 名

6 学校の安全(セーフスクール) 81 名 0 名 57 名 138 名

7 地震災害の防止 14 名 0 名 14 名 28 名

8 児童虐待の防止 3 名 3 名 12 名 18 名

9 DV の防止 1 名 5 名 18 名 24 名

10 自殺・うつ病の予防 4 名 1 名 17 名 22 名

(13)

(3)外傷サーベイランス委員会

外傷の発生状況を把握する仕組みを構築するとともに、データに基づく地域診断と課題設定、評価方

法の継続的検討、改善に取り組むため、「外傷サーベイランス委員会」を設置しています。

●サーベイランス委員会の機能

① データ収集方法・分析方法の検討(傷害調査、社会調査等) ② データ収集・分析の実施

③ 地域診断、課題抽出 ④ 評価方法(指標)の検討

⑤ 課題⇔対策⇔成果 相互の関係性検証 ⑥ 推進協議会、対策委員会への助言、提案

外傷サーベイランス委員会

・データの収集

・地域特性の分析→課題抽出 ・成果指標の検証

・方針の決定 ・取組みの普及

推進協議会

・課題設定

・取組みの検討・推進 ・成果指標の設定

対策委員会

・方針の伝達

・活動状況報告、取組み内容普及依頼 ・方針の伝達

・データの提供依頼

・成果報告

・改善提案

①取組みへの助言

②成果指標の検証

③活動へ情報提供

・活動状況の報告

(14)

10

●サーベイランス委員会の構成(2016 年 12 月現在)

所 属 氏 名 備 考

学識者・研究者 筑波大学 教授

医学医療系 保健医療学域

市川 政雄 委員長

東京大学大学院 講師 医学系研究科 公衆衛生学

冨尾 淳

東洋大学 教授

ライフデザイン学部人間環境デザイン学科

水村 容子

日 本セ ー フコ ミ ュニ テ ィ 推進機構

日本セーフコミュニティ推進機構 代表理事

白石 陽子

警察 池袋警察署 生活安全課長 秋山 徹

消防 豊島消防署 警防課長 植松 秀喜

保健所 池袋保健所長 原田 美江子

行政( SC担当) セーフコミュニティ推進室長 高田 秀和 事務局

行政

(対策委員会担当)

1 子どものけが・事故予防 2 高齢者の安全

3 障害者の安全 4 自転車利用の安全 5 繁華街の安全

6 学校の安全(セーフスクール) 7 地震災害の防止

8 児童虐待の防止

9 ドメスティック・バイオレンスの防止 10 自殺・うつ病の予防

(15)

(1)セーフコミュニティ活動の拠点「地域区民ひろば」の活動

「地域区民ひろば」は、セーフコミュニティ活動の拠点として、対策委員会と連携し、けがや

事故の予防につながる情報や学習プログラムを提供することで、幅広い区民の皆さんにセーフコ

ミュニティ活動を伝える役割を担うとともに、相談機能の充実を図るなかで、安全・安心の地域

づくりに取り組んでいます。なお、区民ひろばは全ての小学校区に設置されています。

3. 地域区民ひろばにおける活動状況

(16)

12

(2)区民ひろばにおけるセーフコミュニティ活動の実績

①学習機会の提供と相談機能の充実(2015 年度の実績)

区民ひろばでは、重点課題ごとに様々な学習プログラムを行なっています。これらのプログラムは、

区の施策として実施しているもの、各地区の区民ひろば運営協議会が講師を依頼し、自主的な活動と

して実施しているものがあります。

また、CSW(コミュニティ・ソーシャル・ワーカー)による相談対応をはじめ、高齢者総合相談

センターや子ども家庭支援センターによる出張相談など、区民の身近な相談活動の場として相談機能

の充実が図られています。

2015 年度は、1,601 回の講座や教室等を開催し、延べ 30,249 人が参加しています。

重点課題 プログラム名 実施回数 延べ参加者数 合計

子どもの

けが・事故予防

子どもの救急救命法と応急手当講座 3 117 27回

780 人

口腔ケア講座(誤飲予防等) 2 73

としま安全キャラバン隊 12 372

健康講座(健康意識や身体機能の向上講座) 10 218

高齢者の安全

転倒予防のための運動プログラム (介護予防を含む)

653 13,885 1,133回 20,993 人 自 宅 に お け る 転 倒 リ ス ク の 再 確 認 プ ロ グ ラ

ム(安全・安心クラブ)

50 868

認知症予防プログラム 430 6,240

障害者の安全 障害者サポート講座 4 125

4回 125 人

自転車利用

の安全

高齢者向け交通安全研修会 27 611 46回

1,068人

子育てママ向け交通安全研修会 19 457

地震災害

の防止

防災講座(講話・防災用品展示・非常食配付) 5 715 64回 2,869人

防災訓練 59 2,154

児童虐待防止 児童虐待防止啓発講座 2 18

2回 18人 自殺・うつ病

の予防

ゲートキーパー講習会 2 42

2回 42人

その他

子ども家庭支援センター出張相談 23 65 323 回

4,354人

高齢者見守り懇談会 7 135

相談(主に生活一般・子育て相談会を開催) 242 2,796

AED・救命救急講習会 10 450

安全・安心パトロール(地域の見回り) 1 17

防犯講座(悪徳商法、振り込め詐欺防止) 13 395

疾病予防講座 27 496

(17)

重点課題別にプログラムの延べ参加人数の内訳をみると、高齢者に関するプログラムが最も多

くなっています。なお、その他の項目には、学習プログラムのほか。相談事業が含まれます。

②情報提供(2015 年度の実績)

重点課題 配付物・掲示物

子どものけが・事故予防 ・ミニキッズセーフ(けが防止器具の展示、情報提供)

高齢者の安全

・ご存知ですか?認知症のこと ・高齢者虐待を防ぎましょう

・高齢者のてびき(高齢者向けの各種施策やサービスの説明) ・高齢者総合相談センターの利用案内

・としま・おたっしゃカード申込書

障害者の安全 ・ヘルプカード周知用のリーフレット

自転車利用の安全 ・警視庁の交通安全情報(掲示)

・犯罪発生情報(掲示)

子どものけが・事故予防

780 人 2.6%

高齢者の安全

20,993 人 69.4%

障害者の安全

125 人 0.4%

自転車利用の安全

1,068 人 3.5%

地震災害の防止

2,869 人 9.5%

児童虐待防止

18 人 0.1%

自殺・うつ病の予防

42 人 0.1%

その他 4,354 人 14.4%

重点課題別学習プログラム

(18)

14 【セーフコミュニティ学習プログラムの推移】

「地域区民ひろば」におけるセーフコミュニティ活動は、乳幼児から高齢者までを対象に多種多様な

学習プログラムとして実施され、けがや事故を防止する安全・安心活動として定着してきています。

今後は、より効果的な学習プログラムの実施に向けて事業の効果検証を実施し、セーフコミュニティ

の拠点としての機能強化と活動のさらなる充実を図っていきます。

(3)セーフスクール活動との連携

小学校のセーフスクール活動は、人口1万人から2万人のエリアでの活動です。子どもの安全や学

校の安全には、保護者や教職員をはじめ多くの住民が関心を寄せています。セーフスクール活動とセ

ーフコミュニティ活動を連携することで、効果的に活動を進めていきます。 セーフコミュニティに関する学習プログラム

1,465 1,280 1,601

28,639

26,890

30,249

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000

2013年度 2014年度 2015年度

(19)

●区民ひろば朋有&朋有小学校

区民ひろば朋有で開催される「朋有まつり」では、朋有小学校セーフスクールのイメージキャラター

「セーフマン」が登場し、セーフスクール活動の発表やセーフスクールソングを通じて、インターナシ

ョナルセーフスクールとしての取組みが地域に周知される機会となっています。

また、朋有小学校と保護者・地域が力を合わせて児童の見守り体制を強化するために腕章を身に着け、

地域活動に取り組む姿が定着するなか、今年2月に朋有小学校が2回目のインターナショナルセーフス

クールの認証を取得し、それを機に、区民ひろば朋有で製作した『FOR YOU 朋有』バックの活用

を通じて、朋有地区の安全・安心活動の意識向上につながっています。

●区民ひろば富士見台&富士見台小学校

区民ひろば富士見台では、富士見台小学校のセーフスクール活動を支える取組みを年間事業計画に盛

り込み、区民ひろばを利用する高齢者と富士見台小学校の児童との交流似顔絵製作を実施するとともに、

富士見台小学校のセーフスクール活動の発表やセーフスクールソングが「敬老の集い」で披露されるな

ど、区民ひろば富士見台と富士見台小学校との交流が深まっています。

また、区民ひろば富士見台では、地域における安全・安心活動の一環とする防災活動の報告会や富士

見台小学校と青少年育成委員会の活動を応援する取組みを通じて、地域全体に安全・安心の輪を広げて

います。

腕章とエコバックを身に着け、地域の安全・安心活動に

取り組む区民ひろば朋有運営協議会の皆さん

(20)

16

●区民ひろば仰高&仰高小学校

区民ひろば仰高では、2016年度の仰高小学校インターナショナルセーフスクールの認証に向けて、

地域との連携を深め、仰高小学校との交流を図るなかで、地域の安全・安心活動を進めています。

仰高小学校の取組みを通じて、地域全体で子どもを育て、無数の目で子どもたちを見守る活動として、

ISSののぼりを区民ひろば仰高の玄関先に設置しています。

また、区民ひろば仰高を利用する高齢者と仰高小学校の児童による「昔遊び伝承」の交流事業を実施

し、子どもたちに高齢者のサークル活動の様子や乳幼児親子が遊びに来る様子を見学してもらうなかで、

区民ひろばを利用し知ってもらう企画を実施しました。こうした機会を通じて、子どもたちに区民ひろ

ばは子どもたちにとって、自由に利用できる場所であり、困ったことがあれば、SOSを発信できる場

所として認知されつつあります。

昨年、仰高小学校5年生が授業で植えた小菊の鉢に「子どもたちが育てた鉢植えを大切に育ててくだ

さい」のメッセージを添えて、地域とともに区民ひろばにも分け与えられました。1年過ぎた今でも、

小菊は見事な花を咲かせ、区民ひろばとのつながりの象徴として強いきずなの根を張っています。

今後は、仰高小学校のセーフスクール活動と相まって、セーフコミュニティの拠点である区民ひろば

の機能を最大限発揮し、地域と一体となって、安全・安心な地域づくりに取り組んでいきます。

「昔遊び伝承交流の様子」 ISSののぼり

ひろば見学(高齢者サークル「スポーツ吹矢」の様子)

(21)

●区民ひろば池袋本町&池袋本町小学校

区民ひろば池袋本町は、24年9月にセーフコミュニティ視察団を迎えるにあたり、ひろばの利用者

に対して、セーフコミュニティの周知を行ない、その最初の取組みとして、交通事故などを防ぐための

「ヒヤリハッとマップ」を地域の高齢者と一緒に作成しました。このマップを館内に掲示することで、

安全・安心なまちを自分たちで築いていく意識を高めるサポートを行なってきました。

27年度より始まった池袋本町小学校のインターナショナルセーフスクール認証への取組みに伴い、

町会・民生委員・青少年育成委員・地域協力者などとともに「地域安全見守り隊」を結成しました。

「地域安全見守り隊」は、黄色いベストと池袋本町小学校の児童によって作成された藍染の襷に身を

纏い、あいさつ運動を実施することで、安全・安心のつながりある地域づくりに取り組んでいます。

区民ひろば池袋本町でも、事務局スタッフが屋外清掃やカレンダー掲示を行なう地域活動の際は、黄

色のベストや藍染の襷を着用しています。また、区民ひろばの利用者にも呼びかけ、ひろば利用の行き

帰りに着用してもらうことで、児童の登下校時における防犯や交通安全に役立てています。

区民ひろば池袋本町は、29年度から新たに子育てひろばが開設します。これにより、世代間交流が

さらに促進され、セーフコミュニティの拠点として、地域の安全・安心活動の充実を図っていきます。

(22)

18 (4)2016 年度の主な取り組み事例

●高齢者の転倒予防 安全・安心クラブ

家庭内を中心に、身の回りの危険を理解し、転倒の事前防止を目的にしたプログラムです。

2015年度は、区民ひろば6か所で実施し、868名が参加しました。今年度も引き続き、参

加者の健康を維持し、生活環境を改善する取組みとして実施しています。

●認知症予防プログラム

手足の運動や計算・朗読などにより脳を鍛え、認知症を予防する取組みは、介護予防・転倒予

防プログラムに次いで、区民ひろばの代表的なプログラムです。

高齢化の進展に伴い、認知症を正しく理解し地域全体で見守る意識を醸成することが重要です。

2016年度は、認知症サポーター養成講座を5つの区民ひろばで開催し、125人の区民ひ

ろば職員がサポーターとして養成されました。

●ミニキッズセーフ【安全・安心情報の発信とセーフティグッズの展示】

定期的に「安全・安心知っとく情報」を発行し、

子どもや子育ての安全・安心に関わる情報提供を

行なうとともに、セーフグッズの展示を通じて、

乳幼児の事故を予防する安全な生活環境づくりを

促進しています。

◀区民ひろば池袋での手足を使った

脳トレーニング」の様子 ◀講師は中村裕美准教授

(埼玉県立大学)

(23)

●CSW配置による相談機会の提供

区民ひろばでは、豊島区民社会福祉協議会と連携してCSW(コミュニティ・ソーシャル・ワ

ーカー)を配置し、生活の中での困りごとなどに対応するため、CSWによる相談機会の提供を

行なっています。

27年度を以て、高齢者総合相談センター全8圏域に点在する8か所の区民ひろばにCSWの

配置が完了しました。これにより、区民ひろばとCSWとの連携による取組みが強化され、区民

ひろばまつりや各種イベント行事では、CSWの活動を広く区民に周知する活動紹介ブースの設

置を通じて、区民ひろばの相談機能の充実を図っています。

配置年度 区民ひろば 圏域(累計)

平成 24 年度 朋有、池袋、富士見台 3圏域

平成 25 年度 西巣鴨第一 4圏域

平成 26 年度 南大塚、千早 6圏域

平成 27 年度 西池袋、高南第二 8圏域

◀区民ひろば上池袋における

(24)

20

(1) 死亡に関するデータ(人口動態統計)

① 死亡の状況(人口 10 万人あたり)

② 不慮の事故による死亡 [年齢別](2011∼2015 年の平均値)

(人/10 万人)

4. 不慮の事故等による死亡、けがの状況

(人/年) (人/10 万人)

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15

全国 東京都 豊島区

(年) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15

全国 東京都 豊島区

2015年豊島区 50人

10万人あたり16.7人

2015年豊島区 59人

10万 人あたり19.7人 東日本大震災

(年)

不慮の事故 自 殺

(人/10 万人)

- - - 0.4 0.4 0.2 0.4 0.6

0.2 0.4 0.4 0.4 0.6 0.4 0.6 - 0.4 0.2 -- - - -

-- 0.2

-0.4 - 0.6 0.2 0.4 0.6 0.8

0.8

1.8 3.4 2.2 4.0

1.4

- - - - 0.2 -0.2 -- 0.2 0.6 - -0.8 1.6 1.4 1.4 1.4 2.4 1.2 0.2

0.2 - - -

-0.2 -0.4

0.6 0.2 0.2

1.0

0.8 1.2

1.6

2.4 1.4

1.0 -- - - -0.2 -0.2 0.4 -0.2 -- - - -0.8

0.4 0.8 0.6 - 0.2 0.6 -0.2 0.2 -- - - -0.2 -

-0.4 0.4

-0.4 0.6 1.2

1.2

1.4 2.0

3.6 2.4

0.8 -2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0

その他

中毒

煙、火

窒息

溺死

転倒・転落

交通事故

通事

9%

倒・転

26%

18%

窒息

17%

煙、

1%

中毒

6%

その

23%

(25)

③ 自殺による死亡 [年齢別](2011∼2015 年の平均値)

(2)けがに関するデータ(救急搬送データ)

①救急搬送件数の推移

豊島区では、セーフコミュニティ活動の外傷サーベイランスの一つとして、消防署の協力により、個

人情報を除く救急搬送データの提供を受け、傷害分析を行っています。

豊島区内への救急出動のうち、事故やけがによ

り受傷し、医療機関に搬送され、医師に引き継が

れたケースを抽出して分析することにより、けが

の実態を把握することができます。

けがや事故によるものだけで、毎年、4,800 件

前後の救急搬送があります。

【主な項目】

(件数)

(人/年)

- - - -1.2

2.4 4.0

2.0 2.4

3.6 4.2 3.2 2.6

3.8 2.8

1.2 1.4 1.6

0.2 0.6 -- - -

-1.8

3.0

2.6 1.8

2.4 1.2

1.0 1.4

2.2

1.0

1.0 2.2

0.4

0.6 -0.4

-2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0

5,002 4,850 4,925 4,841 3,000

(26)

22 ② 救急搬送に至った事故の発生率 [2015 年]

区内で発生したけが・事故による救急搬送は、2015年は4,709件でした。

各年齢層の人口をもとに各年齢層での発生率を算出すると、全体的に屋外よりも屋内での発生率が高

く、さらに屋内では0∼4歳と高齢者の発生率が特に高くなっています。

③ どんな事故が多いか [2015 年]

事故の種別ごとに救急搬送の状況をみると、全年齢では転倒・転落の割合が49.4%と最も多く、次に

交通事故が18.6%となっています。65歳以上では、転倒・転落が7割以上を占めており、0∼14歳では、

転倒・転落以外の一般負傷と運動競技の割合が全年齢と比べて高くなっています。 屋外 屋内

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 (%)

(歳) 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 (%)

(歳)

一般負傷(転倒・ 転落)49.4%

一般負傷(転倒・転 落以外),18.6% 交通事故

19.6%

加害

5.8%

自損行為

1.8%

運動競技

2.3%

労働災害,

2.0%

火災

0.4%

水難

0.0%

自然災害

0.0%

4,709件

75歳以上

の高齢者 0∼4歳の

乳幼児

合 計 4,709 354 (100%) 1,816 (100%)

一般負傷(転倒・転落) 2,328 139 (39.3%) 1,372 (75.6%)

一般負傷(転倒・転落以外) 876 124 (35.0%) 239 (13.2%)

交通事故 925 77 (21..8%) 162 (8.9%)

加害 275 2 (0.6%) 16 (0.9%)

自損行為 84 0 (0.0%) 9 (0.5%)

運動競技 106 12 (3.4%) 6 (0.3%)

労働災害 96 0 (0.0%) 8 (0.4%)

火災 18 0 (0.0%) 3 (0.2%)

水難 1 0 (0.0%) 1 (0.1%)

自然災害 0 0 (0.0%) 0 (0.0%) 全年齢

(27)

④ 4 歳以下の屋内でのけがの原因 [2015 年]

屋内(家庭)でのけがの発生率が高い0∼4歳の子どもについて、もう少し詳しく見ると、1歳が2.5%

と最も高く、次いで2歳が1.8%、3歳が1.7%という順になっています。

また、けがの原因を見ると、各年齢で転倒と転落・滑落が多くなっている一方、0∼1歳では、衝突、

挟まれ、高熱物、異物など様々な原因があることがわかります。

⑤ 高齢者のけが の原因 [2015 年]

高齢者のけがの状況を救急搬送データからみると、転倒と転落・滑落が約7割です。また、不慮の事

故による死亡原因(高齢者対策委員会のページ参照)においても、やはり転倒・転落が最も多く、次い

で溺死・溺水が多くなっています。

A A A A A B B B B B C C C C C D D D E E E F F F F G G H H H H H 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5

0歳 1歳 2歳 3歳 4歳

H G F E D C B A H.その他

G.引きずられ

F.異物

E.高熱物・燃焼物

D.挟まれ・巻き込み

C.衝突・ぶつかり

B.転落・滑落

A.転倒 (%) 1.5% 2.5% 1.8% 1.7% 1.1%

外力作用・接触の ない動作

2.3%

衝突・ぶつかり

1.6%

自動車乗車で受傷

1.7%

窒息・誤飲(気道)

0.7%

自動二輪乗車で受傷

0.5%

その他

(28)

24 ⑥ 交通事故によるけがの状況 [2015 年]

救急搬送データから、年代別に交通事故の発生状況をみると、5∼14 歳の子どもと65歳以上の高

齢者で自転車乗車中の事故の割合が高く、特に5∼14歳の子どもは70%近くとなっています。

⑦ 自殺未遂の状況 [2015 年]

救急搬送データの自損行為(自殺・自殺未遂)による救急搬送は、2015年では84件発生しています。

年齢層別にみると20歳代が29件で最も多く、全体的には男性よりも女性が16件数多くなっています。

84 件

57.1% 67.3% 37.5% 31.0% 29.1% 37.5% 49.1% 28.6% 29.2% 21.2% 16.5% 1.6% 6.5% 1.7% 21.4% 11.5% 16.7% 24.2% 31.6% 23.4% 13.9% 12.6% 7.1% 19.2% 12.5% 13.3% 11.4% 14.1% 13.0% 16.0% 14.3% 1.9% 4.2% 10.3% 11.4% 23.4% 17.6% 41.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

∼4 5∼14 15∼19 20∼39 40∼59 60∼64 65∼74 75∼

その他

歩行者で受傷

自動車乗車で受傷

自動二輪乗車で受傷

自転車乗車で受傷

(歳)

8 17 12 4 3 2 2 12 11 2 2 3 2 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代

(件)

男 女

参照

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