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Microsoft SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード Microsoft Corporation 発行 : 2010 年 11 月 作成者 : Microsoft Office System and Servers チーム

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Microsoft SharePoint Foundation 2010 へのアップグ レード

Microsoft Corporation 発行: 2010 年 11 月

作成者: Microsoft Office System and Servers チーム ([email protected])

要約

この文書は、Windows SharePoint Services 3.0 から Microsoft SharePoint Foundation 2010 にアップグレード する過程で、管理者と IT 担当者を支援するように意図されています。

この文書は、「SharePoint 製品」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=181463&clcid=0x411) の発行日時点 のコンテンツを抜粋したものです。最新のコンテンツについては、Web 上のテクニカル ライブラリを参照してくだ さい。

(2)

2 このドキュメントは現状有姿で提供され、このドキュメントに記載されている情報や見解 (URL 等のインターネッ ト Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変更されることがあります。お客様は、その使用に関す るリスクを負うものとします。

このドキュメントに記載されている事例の中には説明の目的で架空に設定したものが含まれています。それら は現実の事例とは一切関係ありません。

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このドキュメントに記載されている情報は、このドキュメントの発行時点におけるマイクロソフトの見解を反映し たものです。マイクロソフトは市場の変化に対応する必要があるため、このドキュメントの内容に関する責任を マイクロソフトは問われないものとします。また、発行日以降に発表される情報の正確性を保証できません。

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3

目次

ヘルプの利用 ...9

SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする ... 10

関連項目 ... 11

アップグレード プロセスについて (SharePoint Foundation 2010) ... 12

アップグレードでの新機能 (SharePoint Foundation 2010) ... 13

アップグレード要件 ... 13

ハードウェア要件: 64 ビット ... 13

オペレーティング システム要件: Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 ... 14

データベース要件: 64 ビットの SQL Server 2005 SP3 または SQL Server 2008 SP1 ... 15

アップグレード前チェッカー ... 15

データベースを接続前に確認するための Windows PowerShell コマンド ... 16

ビジュアル アップグレード ... 16

機能のアップグレード ... 17

アップグレード中のダウンタイムを削減するための新しいオプション ... 17

バージョン間での主要機能の変更点 ... 17

アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Foundation 2010) ... 22

一括アップグレード ... 22

データベース接続アップグレード ... 24

複合的な方法 1: 読み取り専用データベース ... 25

複合的な方法 2: データベースの切断 ... 26

Windows SharePoint Services 2.0 から SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード ... 29

プロセスの概要 ... 29

アップグレード作業の流れ ... 30

はじめに ... 32

必要な権限を確認する ... 32

必要なハードウェアおよびソフトウェアを確認する ... 33

アップグレードの準備 ... 33

ファームの準備 ... 34

第 1 段階アップグレードの実行 ... 35

第 1 段階アップグレードの確認 ... 35

第 2 段階アップグレードの実行 ... 36

第 2 段階アップグレードの確認 ... 36

アップグレードを計画および準備する (SharePoint Foundation 2010) ... 37

アップグレード方法を決定する (SharePoint Foundation 2010) ... 38

アップグレード方法を選択する ... 38

(4)

4

特殊なケース ... 41

アップグレードのベスト プラクティスを検討する (SharePoint Foundation 2010) ... 45

サポートされるアップグレード パスとサポートされないアップグレード パスを確認する (SharePoint Foundation 2010) ... 47

アップグレードでサポートされるトポロジを確認する ... 47

物理的なトポロジのガイダンス ... 47

サポートされるトポロジ ... 47

スタンドアロン サーバーをサーバー ファームに移行する... 48

32 ビットのハードウェアから移行する ... 48

アップグレードのシステム要件を確認する (SharePoint Foundation 2010) ... 49

これらの要件について ... 49

カスタマイズの処理方法を決定する (SharePoint Foundation 2010) ... 51

環境内のカスタマイズを識別する ... 51

カスタマイズを評価する ... 51

特定のカスタマイズに関する考慮事項 ... 52

将来のカスタマイズがベスト プラクティスに従うようにする ... 54

情報伝達計画を作成する (SharePoint Foundation 2010) ... 56

アップグレード チームのメンバー ... 56

アップグレード チームへの情報伝達のタイミングと内容... 57

サイトのユーザーへの情報伝達のタイミングと内容 ... 58

ビジュアル アップグレードを計画する (SharePoint Foundation 2010)... 59

ビジュアル アップグレードの主な計画段階 ... 59

既存のユーザー インターフェイスを保持する場合 ... 59

新しいユーザー インターフェイスにアップグレードする場合 ... 60

サイト コレクションの所有者とサイトの所有者のトレーニング ... 60

既知の問題... 61

関連項目 ... 61

アップグレードのテストとトラブルシューティング (SharePoint Foundation 2010) ... 62

アップグレードのテストに関するベスト プラクティス (SharePoint Foundation 2010) ... 64

試用版のアップグレードを使用して潜在的な問題を発見する (SharePoint Foundation 2010) ... 66

テスト環境をセットアップする ... 67

仮想テスト環境を使用する ... 67

物理テスト環境を使用する ... 68

データベース接続アップグレードのための追加のテスト環境 ... 68

カスタマイズを識別し、インストールする ... 68

実データをテスト環境にコピーし、アップグレードを試行する ... 69

一括アップグレードを実行する ... 70

(5)

5

データベース接続アップグレードを実行する ... 70

結果を確認する ... 71

ログ ファイルを確認する ... 71

必要に応じてアップグレードを再起動する ... 72

アップグレードされたサイトを確認する ... 72

計画を調整し、テストを再実行する ... 72

アップグレード プロセスに要する時間と必要な容量を予測する (SharePoint Foundation 2010) ... 73

アップグレードに必要な容量を予測する ... 73

アップグレードに要する時間を予測する... 74

アップグレード前の環境のクリーンアップ (SharePoint Foundation 2010)... 78

クリーンアップの対象項目 ... 78

使用されていない、または使用頻度の低いサイト コレクションとサブ Web を削除する ... 78

大きいリストに対処する ... 78

大きい ACL に対処する ... 79

不要になったドキュメントのバージョンを削除する ... 79

使用していないテンプレート、機能、および Web パーツを削除する ... 79

データの問題を修復する ... 79

構造を変更する ... 80

アップグレードの問題のトラブルシューティングを実行する (SharePoint Foundation) ... 81

問題の特定に関する一般原則 ... 81

最初にアップグレード状態とログ ファイルをチェックする ... 81

次に問題を順に解決する ... 82

よくある問題 ... 82

サーバー側のファイルまたはカスタマイズの不足や重複 ... 82

サーバー ファーム、Web アプリケーション、またはサービスの設定の誤りや不足 ... 83

更新レベルの矛盾または誤り ... 83

データの問題 ... 84

UI の変更 ... 84

領域の不足 ... 84

フォーム ベース認証 ... 85

セキュリティと権限 ... 85

関連項目 ... 85

失敗したアップグレードの後で復旧する (SharePoint Foundation 2010) ... 86

スタンバイ環境に読み取り専用データベースが存在するときの復旧 (データベース接続アップグレード) ... 86

環境の完全バックアップが存在するときの復旧 (一括アップグレード) ... 86

データベースのバックアップが存在するときの復旧 (一括アップグレード) ... 87

アップグレードを再開する (SharePoint Foundation 2010) ... 88

Psconfig.exe を使用してサーバー ファームのアップグレードを再開する ... 88

Windows PowerShell を使用してデータベースのアップグレードを再開する... 89

(6)

6

アップグレード前の手順を実行する (SharePoint Foundation 2010) ... 90

アップグレード前チェック ツールを実行する (SharePoint Foundation 2010) ... 91

アップグレード前チェック ツールのレポートについて ... 91

アップグレード前のチェックツールを実行する... 93

一括アップグレードの前に環境全体をバックアップする (SharePoint Foundation 2010) ... 94

環境をバックアップする ... 94

バックアップをテストする ... 94

関連項目 ... 94

一括アップグレードを実行する (SharePoint Foundation 2010) ... 95

一括アップグレードのチェックリスト (SharePoint Foundation 2010) ... 96

アップグレードを準備する ... 96

アップグレードを実行する ... 97

アップグレード後の手順を実行する ... 101

関連項目 ... 102

SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレードを行う ... 103

プロセスの概要 ... 104

はじめに ... 105

必須コンポーネントをインストールする ... 105

すべてのサーバーでセットアップを実行する ... 106

SharePoint 製品構成ウィザードを実行する... 106

サイトのアップグレードの状態を確認する ... 108

検証 ... 109

関連項目 ... 109

切断されたデータベースを使用する一括アップグレードの手引き (SharePoint Foundation 2010) ... 110

プロセスの概要 ... 111

作業を始める前に ... 111

データベースを切断し、同じファームで並行してアップグレードするには ... 112

データベースを切断し、仮の小さいファームで並行してアップグレードするには ... 113

検証 ... 115

利用可能な言語テンプレート パックをインストールする (SharePoint Foundation 2010) ... 116

言語パックのインストールとサイトのアップグレードについて ... 116

言語の変更について ... 116

完全にローカライズされた製品から言語パックに移動する ... 116

言語を新しい言語パックに変更する ... 117

関連項目 ... 117

コンテンツ データベースが 4 GB より大きい場合に Windows SharePoint Services 3.0 のスタンドアロン インス トールから SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする (リモート BLOB ストレージ) ... 118

(7)

7

このセクションの内容 ... 119

関連項目 ... 120

スタンドアロンの Windows SharePoint Services 3.0 からリモート BLOB ストレージを使用する SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする ... 121

関連項目 ... 122

リモート BLOB ストレージ (RBS) を使用してドメイン コントローラーのスタンドアロン インストールをアップグレ ードする (データベース接続) ... 123

関連項目 ... 127

リモート BLOB ストレージを使用してスタンドアロン インストールを新しいハードウェアにアップグレードする (デ ータベース接続)... 128

関連項目 ... 133

SharePoint Foundation 2010 へのデータベース接続アップグレードを実行する ... 134

データベース接続アップグレードのチェックリスト (SharePoint Foundation 2010) ... 135

アップグレードを準備する ... 135

アップグレードを実行する ... 137

アップグレード後の手順を実行する ... 140

関連項目 ... 141

新しい SharePoint Foundation 2010 環境を準備する ... 142

はじめに ... 142

新しい環境を作成して構成する ... 143

インストールする ... 143

サービス アプリケーションを構成する ... 143

ファームの全般設定を構成する ... 144

Web アプリケーションを作成して構成する ... 144

カスタマイズを再適用する ... 145

新しい環境を確認する ... 146

アップグレードを実行する ... 146

データベースを接続して SharePoint Foundation 2010 へアップグレードする ... 147

プロセスの概要 ... 148

はじめに ... 148

前のバージョンのデータベースを読み取り専用に設定する (読み取り専用データベースでのデータベース接 続) ... 149

SQL Server ツールを使用して前のバージョンのデータベースをバックアップする ... 150

前のバージョンのデータベースを切断する (標準のデータベース接続) ... 152

データベースのバックアップ コピーを復元する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)... 153

カスタム コンポーネントを確認する ... 155

コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続する ... 155

検証: 最初のデータベースのアップグレードを検証する ... 157

(8)

8

残りのデータベースを接続する ... 158

検証: 残りのデータベースのアップグレードを検証する ... 158

関連項目 ... 158

アップグレード後の手順を実行する (SharePoint Foundation 2010) ... 159

クレーム ベースの Web アプリケーション用にフォームベースの認証を構成する (SharePoint Foundation 2010) ... 160

Web アプリケーションをクレーム ベース認証に変換する ... 160

サーバーの全体管理を使用してフォーム ベースの Web アプリケーションが LDAP プロバイダーを使用する ように構成する ... 161

LDAP Web.Config ファイルを構成する ... 162

Windows PowerShell を使用してフォーム ベースの Web アプリケーションが LDAP プロバイダーを使用する ように構成する ... 166

ユーザーとアクセス許可を Windows SharePoint Services 3.0 から SharePoint Foundation 2010 に移行する 2010 ... 167

アップグレードされたサイトを検証および確認する (SharePoint Foundation 2010) ... 168

アップグレードの状態を確認する ... 168

ログ ファイルを確認する ... 168

バージョン番号を確認する ... 170

サイトのアップグレード状態を確認する ... 170

アップグレードされたサイトを確認する... 171

Web パーツ ... 171

大きなサイズのリスト ... 173

スタイルと外観 ... 173

権限 ... 174

カスタマイズ (実体化) されたページ ... 174

関連項目 ... 175

ビジュアル アップグレードを管理する (SharePoint Foundation 2010)... 176

ビジュアル アップグレードの使用について ... 176

現在のユーザー インターフェイスの状態を表示する ... 176

サイトを以前のユーザー インターフェイスに戻す ... 177

新しいユーザー インターフェイスに強制的にアップグレードする ... 178

サイトの所有者向けのビジュアル アップグレード オプション ... 178

関連項目 ... 179

AAM URL リダイレクションをアップグレード プロセスの一部として使用する (SharePoint Foundation 2010) (ホ ワイト ペーパー) ... 180

(9)

9

ヘルプの利用

この文書では、正確を期すためにあらゆる努力が払われています。このコンテンツは Office system の TechNet ライブラリからオンラインでも参照できるので、問題が見つかった場合は次の URL で最新情報を確認 してください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/office/bb267342

オンライン コンテンツを参照しても解決しない場合は、Microsoft Office System and Servers コンテンツ チーム (下記のメール アドレス) に電子メール メッセージを送信できます。

[email protected]

この文書の内容ではなく Microsoft Office 製品に関する問題については、下記の URL を使用して Microsoft ヘルプとサポート センターまたは Microsoft サポート技術情報を検索してください。

http://support.microsoft.com/?ln=ja-jp

(10)

10

SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする

Microsoft SharePoint Foundation 2010 のアップグレード ガイドへようこそ。このガイドの記事は、Windows SharePoint Services 3.0 から SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードを計画および実行する際に役 に立ちます。

アップグレード プロセスの概要図と、アップグレードの計画およびテストを行う方法の詳細については、以下の アップグレード モデルを参照してください。

 Upgrade planning (英語)

 Upgrade approaches (英語)

 Test your upgrade process (英語) このガイドの内容

 アップグレード プロセスについて (SharePoint Foundation 2010)

アップグレードに関する新機能とアップグレード プロセスのしくみを説明します。

 アップグレードを計画および準備する (SharePoint Foundation 2010)

SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードを行う方法の決定と、アップグレード プロセスの計画につ いて説明します。

 アップグレードのテストとトラブルシューティング (SharePoint Foundation 2010)

アップグレード プロセスを事前にテストして、実際のアップグレードで発生する可能性のある問題を把握し

、アップグレードに必要な時間と容量を決定する方法を説明します。また、実際のアップグレード中に発生 する問題のトラブルシューティングについても説明します。

 アップグレード前の手順を実行する (SharePoint Foundation 2010)

アップグレード前チェック ツールの実行方法など、アップグレードの前に必要な手順を説明します。

 一括アップグレードを実行する (SharePoint Foundation 2010)

SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレードを行う場合は、このセクションの手順に従います。一 括アップグレードでは、SharePoint Foundation 2010 を同じハードウェア上にインストールしたうえで、同じ プロセスの一環としてサーバーまたはサーバー ファームのコンテンツと設定をアップグレードします。

 コンテンツ データベースが 4 GB より大きい場合に Windows SharePoint Services 3.0 のスタンドアロン イ ンストールから SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする (リモート BLOB ストレージ)

コンテンツ データベースが 4 GB 近いスタンドアロン インストールの場合、このセクションの手順を実行し ます。

 SharePoint Foundation 2010 へのデータベース接続アップグレードを実行する

データベース接続アップグレードの方法を使用して SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードを行う 場合は、このセクションの手順に従います。データベース接続アップグレードの方法では、環境のコンテン ツを別のファーム上でアップグレードします。

 アップグレード後の手順を実行する (SharePoint Foundation 2010)

(11)

11 アップグレードが正常に完了したかどうかを確認する方法と、ユーザーが再び環境を使用できる状態にす るためにアップグレード後に実行が必要な手順について説明します。

関連項目

AAM URL リダイレクションをアップグレード プロセスの一部として使用する (SharePoint Foundation 2010) (ホ ワイト ペーパー)

(12)

12

アップグレード プロセスについて (SharePoint Foundation 2010)

アップグレード プロセスの最初の手順は、計画と準備を適切に行うことができるように、プロセス自体について 理解することです。アップグレード ガイドのこのセクションには、アップグレードのしくみを理解するのに役立つ 記事があります。

このセクションの内容

 アップグレードでの新機能 (SharePoint Foundation 2010)

新しい要件、方法、および Microsoft SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードに使用できる機能に ついて説明します。

 アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Foundation 2010)

それぞれのアップグレード方法で必要になる手順の概要を、視覚的に説明しています。

 Windows SharePoint Services 2.0 から SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード

データベース接続アップグレードを使用してコンテンツを Windows SharePoint Services 2.0 から Microsoft SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする方法を説明します。

(13)

13

アップグレードでの新機能 (SharePoint Foundation 2010)

Microsoft SharePoint Foundation 2010 は拡張性とパフォーマンスを高めるように設計されており、それに伴っ て、ここで説明する新しいハードウェア要件とソフトウェア要件が必要になりました。これらの要件は、一括アッ プグレードとデータベース接続アップグレードの両方に適用されます。詳細については、「アップグレード方法を 決定する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

予測可能なアップグレードを促進し、正常なアップグレードを阻害するカスタマイズと環境の問題からの影響を 最小限にするために、Windows PowerShelltest-spcontentdatabase コマンドレット、新しいビジュアル アップグ レード オプション、または preupgradecheck Stsadm 操作を使用できます。

この記事の内容

 アップグレード要件

 アップグレード前チェッカー

 データベースを接続前に確認するための Windows PowerShell コマンド

 ビジュアル アップグレード

 機能のアップグレード

 アップグレード中のダウンタイムを削減するための新しいオプション

 バージョン間での主要機能の変更点

アップグレード要件

SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレードまたはデータベース接続アップグレードを実行する前に、

既存の Windows SharePoint Services 3.0 環境または新しい SharePoint Foundation 2010 環境が以下の最小 要件を満たしている必要があります。

SharePoint Foundation 2010 の一般的なシステム要件については、「ハードウェア要件とソフトウェア 要件 (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。アップグレードの要件の詳細については、「

アップグレードのシステム要件を確認する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

ハードウェア要件: 64 ビット

SharePoint Foundation 2010 は、64 ビット版の Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 SP2 オ ペレーティング システムでのみ実行できます。一括アップグレードを実行するには、現在の Windows

SharePoint Services 3.0 を 64 ビット版の Windows Server 2008 環境で実行している必要があります。現在 Windows SharePoint Services 3.0 を 32 ビット環境で実行している場合は、既存のサーバーまたはサーバー フ ァームで一括アップグレードは実行できません。64 ビット アプリケーションをサポートする別のサーバーまたは

メモ:

(14)

14 ファームに SharePoint Foundation 2010 をインストールした後に、データベース接続アップグレードを使用して

、そのサーバーまたはファームにデータを移動する必要があります。

64 ビット環境への移行操作と SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレード操作を組み合わせないこ とをお勧めします。それによって、移行プロセスとアップグレード プロセスの問題をより簡単に検出して対応で きます。SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレードを行うには 64 ビット環境が必要なので、事前に 64 ビット オペレーティング システムに移行する必要があります。データベース接続アップグレードを使用すると

、アップグレード プロセスの一部として 64 ビットに移行できます。

64 ビット環境に移行する前に、次の作業を行います。

 移行元ファーム内のすべてのコンピューターに対して、Windows SharePoint Services 3.0 に同じレベルの サービス パックやソフトウェア更新プログラムを適用します。

 既存の 32 ビットのアプリケーションおよびカスタム アセンブリ (たとえば、Web パーツやイベント レシーバ ー) を 64 ビット環境で動作させるために再コンパイルする必要があるかどうかを判断します。両方の環境 で実行できるアプリケーションについては、再コンパイルの必要はありません。既存のアプリケーションが サード パーティ製の場合は、64 ビット バージョンと互換性について、サード パーティ ベンダーに問い合わ せてください。

64 ビット環境への移行を計画および実行する方法の詳細については、TechNet の記事「Migrate an existing server farm to a 64-bit environment (Windows SharePoint Services 3.0) (英語)」

(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=161120&clcid=0x411) を参照してください。

オペレーティング システム要件: Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2

SharePoint Foundation 2010 は、64 ビット版の Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) で実行する必要があります。現在、Windows SharePoint Services 3.0 を Windows Server 2003 上で実行していて、SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする場合は、新しいオペレーティング システ ム上で展開するために十分な数の Windows Server ライセンスを用意できるように計画する必要があります。

Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 へのアップグレードまたは移行操作と、SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード プロセスを組み合わせないことをお勧めします。それによって、移行プロ セスとアップグレード プロセスの問題をより簡単に検出して対応できます。64 ビット ハードウェアへの移行と Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 への移行は、組み合わせることができます。

 既に 64 ビット ハードウェアを使用している場合は、Windows Server 2003 から Windows Server 2008 また は Windows Server 2008 R2 にアップグレードできます。Windows Server 2008 への一括アップグレードを 実行する方法の詳細については、TechNet の記事「Windows SharePoint Services 3.0 SP1 を使用するた めの、Windows Server 2008 へのアップグレード」

(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=155575&clcid=0x411) を参照してください。

 64 ビット ハードウェアに移行する場合は、その機会を利用して、Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 への移行も同時に行ってください。Windows Server 2008 に Windows SharePoint Services 3.0 をインストールする方法の詳細については、TechNet の記事「Windows Server 2008 オペレーティング システムに単純なファームを展開する」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=95859&clcid=0x411) を参 照してください。

(15)

15

データベース要件: 64 ビットの SQL Server 2005 SP3 または SQL Server 2008 SP1

SharePoint Foundation 2010 で使用するデータベース サーバーは、Microsoft SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008 Service Pack 1 (SP1) (累積的な更新プログラム 2 の適用済み)、または SQL Server 2005 SP3 ( 累積的な更新プログラム 3 の適用済み) のいずれかの 64 ビット バージョンである必要があります。インストー ルされている Windows SharePoint Services 3.0 で SQL Server 2000 が使用されている場合は、SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする前に、これらのバージョンの 1 つにアップグレードする必要があります。

64 ビット SQL Server への移行操作と SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード プロセスを組み合わ せないことをお勧めします。それによって、移行プロセスとアップグレード プロセスの問題をより簡単に検出して 対応できます。64 ビット SQL Server への移行と、64 ビット ハードウェアへの移行プロセス全体は、組み合わ せることができます。

 64 ビット ハードウェアでの SQL Server 2005 SP3 または SQL Server 2008 への移行と、64 ビット環境へ の移行全体を組み合わせて行う場合は、前述の 64 ビット環境への移行方法に関するガイダンスに従いま す。

すべてのデータベースを移行する方法の詳細については、TechNet の記事「すべてのデータベースを移動 する (Windows SharePoint Services 3.0)」(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=161208&clcid=0x411) を 参照してください。

 64 ビット ハードウェアは既に準備できているが、SQL Server 2005 SP3 または SQL Server 2008 にアップ グレードする必要がある場合は、SQL Server のドキュメント内のガイダンスに従います。

アップグレード前チェッカー

アップグレード前チェッカーは、Windows SharePoint Services 3.0 環境で実行して、アップグレードの潜在的な 問題を発見し、推奨事項とベスト プラクティスを確認するためのコマンドライン ツールです。

STSADM.exe o preupgradecheck

アップグレード前チェッカーを使用すると、次のような情報を検出できます。

 ファーム内のすべてのサーバーとコンポーネントの一覧、また、それらのサーバーがアップグレード要件 (64 ビット ハードウェアおよび Windows Server 2008 オペレーティング システム) を満たしているかどうか。

 ファーム内で使用されている代替アクセス マッピング URL。

 サイト定義、サイト テンプレート、機能、およびファームにインストールされている言語パックの一覧。

 ファーム内にサポートされていないカスタマイズ (データベース スキーマの変更など) がないかどうか。

 ファーム内に孤立したデータベースまたはサイトがないかどうか。

 ファーム内に見つからない構成設定、または無効な構成設定 (見つからない Web.config ファイル、無効な ホスト名、無効なサービス アカウントなど) がないかどうか。

 データベースがアップグレードの要件を満たしているかどうか (たとえば、データベースが読み取り/書き込 みに設定されていること、Windows Internal Database に格納されているデータベースおよびサイト コレクシ ョンがすべて 4 GB のサイズを超えないことなど)。

(16)

16 アップグレード前チェック ツールは、Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 2 で使用可能であり、

Windows SharePoint Services 3.0 向けの 2009 年 10 月の累積的な更新プログラムによって更新されました。

2009 年 10 月の累積的な更新プログラムは、「October 2009 Cumulative Update Packages for SharePoint Server 2007 and Windows SharePoint Services 3.0 are published (英語)」

(http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=169179&clcid=0x411) (英語) からダウンロードし、インストールできま す。アップグレード前チェック ツールの使用方法の詳細については、TechNet の次の記事を参照してください。

 Preupgradecheck : Stsadm 操作 (Windows SharePoint Services) (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=161232&clcid=0x411)

 将来のリリースに備えたアップグレード前スキャンとレポート (Windows SharePoint Services) (http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=152468&clcid=0x411)

 アップグレード前チェック ツールを実行する (SharePoint Foundation 2010)

データベースを接続前に確認するための Windows PowerShell コマンド

SharePoint Foundation 2010 にコンテンツ データベースを接続する前に、Windows PowerShell コマンドレットの test-spcontentdatabase を使用して、環境からなくなったカスタマイズがないかどうかを調べます。詳細につい ては、「データベースを接続して SharePoint Foundation 2010 へアップグレードする」および「Test-

SPContentDatabase」を参照してください。

ビジュアル アップグレード

アップグレードで使用できるこの新機能によって、サーバー管理者またはサイト所有者は、SharePoint Foundation 2010 用の新しい外観を特定のサイト コレクションに対して使用するかどうか、また、使用する場合 は、いつ使用するかを判断できます。サーバー管理者は、アップグレード中にすべてのサイトの外観を決定す るか、アップグレード後にサイト所有者が選択できるようにするか、またはすべてのサイトで元の外観を維持す ることを選択できます。

サイト所有者が決定できるようにした場合は、サイトが一括アップグレードを使用してアップグレードされた後に

、サイトのユーザー インターフェイスでプレビュー オプションを使用できます。このオプションによって、サイトの SharePoint Foundation 2010 の外観でのプレビューを表示できます。

 サイト所有者がサイトの外観と機能を気に入った場合は、ビジュアル アップグレードを受け入れることがで きます。

 元の外観を維持する必要がある場合は、Windows SharePoint Services 3.0 の外観を元に戻すことができ ます。

既定では、Windows SharePoint Services 3.0 の外観は維持されます。詳細については、「ビジュアル アップグ レードを計画する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

(17)

17

機能のアップグレード

SharePoint Foundation 2010 では、バージョン管理アクションおよび宣言型アップグレード アクションによってカ スタム機能をアップグレードできるようにする新しいメンバーと型が提供されています。このようなメンバーを使 用すると、Windows SharePoint Services 3.0 用に作成した機能を SharePoint Foundation 2010 で動作するよう に更新できます。詳細については、「Upgrading Features (英語)」を参照してください。

アップグレード中のダウンタイムを削減するための新しいオ プション

環境、SharePoint サイトの複雑さ、および SharePoint サイトの数によっては、アップグレード プロセスに時間 がかかる可能性があります。このプロセス中のダウンタイムを削減するために、SharePoint Foundation 2010 では、次のオプションをサポートしています。

 複数のデータベースを同時にアップグレードする (並行アップグレード) SharePoint Foundation 2010 へ のアップグレードでは、データベースを切断する複合的なアプローチを使用して、複数のデータベースのア ップグレードを手動で同時に開始できます。Windows SharePoint Services 3.0 では、1 回に実行できるアッ プグレード プロセスは 1 つのみだったので、各データベースを順次処理する必要がありました。複数のデ ータベースのアップグレードを実行すると、パフォーマンスに影響しますが、データベースを順番にアップグ レードするよりも、複数のデータベースを同時にアップグレードする方が短時間で完了できる可能性があり ます。並行してアップグレードできるデータベースの数は、環境内のハードウェアとデータベース内のコンテ ンツの構造によって異なります。詳細については、「切断されたデータベースを使用する一括アップグレー ドの手引き (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

 読み取り専用のデータベースを使用してデータへの持続的アクセスを提供する 元のデータベースを読み 取り専用モードに設定してデータベース接続アップグレードを実行すると、新しいファームでデータベース のコピーをアップグレードしている間に、元のファームでコンテンツをユーザーに提供し続けることができま す。この方法では、ユーザーは新しいデータの追加やデータの更新はできませんが、データにアクセスし 続けることはできます。新しいファームの準備が整い、すべてのコンテンツが正常にアップグレードされると

、ユーザーのアクセス先を新しい運用ファームに切り替えることができます。

読み取り専用データベースの詳細については、「読み取り専用データベースを使用するファームを実行す る (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

ここで紹介された、ダウンタイムを削減する方法の詳細については、「アップグレード方法を決定する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

バージョン間での主要機能の変更点

SharePoint Foundation 2010 では、アーキテクチャが新しくなり、多くの新機能が追加されています。以下の表 は、アップグレード後の管理操作やサイト管理プロセスに即座に影響する、用語や機能の主な変更点を示して います。

(18)

18

概念、用語、または機能 新機能または変更 コメント

アップグレード前チェック ツール 新機能 アップグレード前チェック ツールは、

アップグレードに伴う潜在的な問題 を見つけ、推奨事項とベスト プラク ティスを確認するために Windows SharePoint Services 3.0 環境で実行 する Stsadm コマンドライン操作です

Windows SharePoint Services 3.0 へ のアップグレードに使用されたアップ グレード前スキャン ツール

(Prescan.exe) とは異なり、アップグ レード前チェック ツールは環境を変 更しません。詳細については、「アッ プグレード前チェック ツールを実行 する (SharePoint Foundation 2010)」

を参照してください。

SharePoint サーバーの全体管理 Web サイト

変更 サーバーの全体管理 Web サイトは

再設計され、次のような新しいオプシ ョンと機能が使用可能になりました。

 すべてのオプションを同じページ に表示するリボンによって、Web アプリケーションの詳細を表示ま たは変更しやすくなりました。

Web アプリケーションの詳細に ついては、「Web アプリケーショ ンを管理する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してく ださい。

 サーバー ファームの構成作業 を段階的に進める構成ウィザー ドが追加され、構成プロセスが 容易になりました。詳細につい ては、「SQL Server を使用する 単一サーバーを展開する (SharePoint Foundation 2010)」

を参照してください。

 [バックアップと復元] ページでバ ックアップを実行できるようにな りました。詳細については、「バ

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19

概念、用語、または機能 新機能または変更 コメント

ックアップ (SharePoint Foundation 2010)」を参照してく ださい。

リボン 新機能 一貫した操作性をユーザーに提供し

、SharePoint サイトを操作しやすくす るために、リボン ユーザー インター フェイスが導入されました。リボンは 状況に応じて変更されるので、実行 するタスクに関連するオプションだけ が表示されます。また、リボンはカス タマイズできます。

サービス アプリケーション 新機能 サービスを効率的に管理および一元

化できる新しいサービス アーキテク チャです。サービスを個別に構成で き、サード パーティがプラットフォー ムにサービスを追加することもできま す。詳細については、「サービスを構 成する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

マスター ページ 変更 サイト所有者は、他のサイトに影響

を与えずに自分のサイトにブランド 化を適用できるようになりました。管 理者は _Layouts フォルダーにある システム ページのレンダリングに、

サイト所有者によって提供されるサ イト マスター ページを使用するか、

システム全体で使用できる既定のマ スター ページを使用するかを指定で きます。また、Windows PowerShell を使用すると、顧客マスター ページ から、システム エラー ページ、ログ イン ページ、確認ページのほか、他 のサイト固有でないページまで、さま ざまなページを指定できます。

テーマ 変更 SharePoint Foundation 2010 では、

テーマの動作が変更され、カスタマ イズしやすくなりました。Microsoft PowerPoint 2010 のテーマを

(20)

20

概念、用語、または機能 新機能または変更 コメント

SharePoint Foundation 2010 に直接 インポートできます。さらに、このイン ターフェイスからすべてのサブサイト にテーマを適用することもできます。

詳細については、「テーマの使用を 計画する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

Business Connectivity Services (BCS)

新機能 Business Connectivity Services (BCS) は、前の製品バージョンで使 用できたビジネス データ カタログ機 能を基盤として SharePoint ベース ソリューションから外部システムにア クセスする機能を提供します。BCS を介して、SharePoint リストと Web パーツを使用して外部システムと通 信できるほか、リッチ Office クライア ントからのデータを操作することがで きます。詳細については、「Business Connectivity Services の概要 (SharePoint Foundation 2010)」を参 照してください。

クレームベース認証 新機能 クレームベース認証は、より強力で

柔軟性の高い新しい認証モデルで あり、Active Directory ドメイン サー ビス (AD DS)、LDAP ベースのディレ クトリ、アプリケーション固有のデー タベース、新しいユーザー中心の ID モデル (たとえば LiveID) など、企業 の ID システムと連携して機能します

。詳細については、「クレーム ベース の Web アプリケーション用にフォー ムベースの認証を構成する (SharePoint Foundation 2010)」を参 照してください。

調整制御とリスト制御 新機能 調整制御とリスト制御は、新しい 2

つのパフォーマンス制御機能です。

調整制御はサーバー リソースを制 御する機能であり、ピーク業務時間 中の過負荷からサーバーを保護でき

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21

概念、用語、または機能 新機能または変更 コメント

るように設計されています。

SharePoint Foundation 2010 には、

大きいリストを対象とするクエリの実 行を制限する各種設定が提供されて います。これらの設定は Web アプリ ケーションごとに構成できます。

SharePoint Designer 変更 SharePoint Foundation 2010 では、

各 Web アプリケーションにおける SharePoint Designer の使用に関す る管理者の制御機能が強化されまし た。たとえば、管理者は、マスター ペ ージやレイアウト ページのカスタマイ ズをサイト管理者に許可するかどう か、サイトの URL 構造の管理をサイ ト管理者に許可するかどうかを制御 できます。

開発者ダッシュボード 新機能 サーバー診断用の新しい機能です。

このダッシュボードには各ページの 負荷の詳細情報が表示されるので、

パフォーマンスに関する問題のトラブ ルシューティングに役立ちます。

サンドボックス ソリューション 新機能 サンドボックス ソリューションを使用

して、カスタム ユーザー コードのア ップロードをサイト管理者に許可でき るようになりました。詳細については

、「サンドボックス ソリューションの計 画 (SharePoint Foundation 2010)」を 参照してください。

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22

アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Foundation 2010)

Windows SharePoint Services 3.0 から Microsoft SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードでは、一括 アップグレードとデータベース接続アップグレードという 2 つの基本的なアップグレード方法のどちらかを選択 できます。一括アップグレードでは、同じハードウェアのすべての Microsoft SharePoint サイトがアップグレード されます。データベース接続アップグレードでは、コンテンツを新しいファームまたは新しいハードウェアに移動 できます。これらの 2 つの方法を組み合わせた複合的な方法を使用することもできます。それによって、アップ グレード中のダウンタイムを短縮できます。

これらの方法の詳細については、「アップグレード方法を決定する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してく ださい。

この記事は、アップグレード プロセスを計画できるように、これらの方法を使用してアップグレードを実行する際 の手順を理解するうえで役立ちます。それぞれのアップグレード プロセスを使用する方法の詳細については、

以下のトピックを参照してください。

 SharePoint Foundation 2010 への一括アップグレードを行う

 データベースを接続して SharePoint Foundation 2010 へアップグレードする この記事の内容

 一括アップグレード

 データベース接続アップグレード

 複合的な方法 1: 読み取り専用データベース

 複合的な方法 2: データベースの切断

サーバー管理者と、サイトの所有者およびユーザーの間で、アップグレード中に発生する問題に関す る情報が共有されることは重要です。また、サーバー管理者は、アップグレード時のダウンタイムやそ の他のリスク (アップグレードが予想以上に長引いたり、アップグレード後に一部のサイトで作業のや り直しが発生すること) について、サイトの所有者およびユーザーに通知する必要があります。詳細に ついては、「情報伝達計画を作成する (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

一括アップグレード

一括アップグレードは、以前のバージョンがインストールされている同じハードウェア上で行われます。一括アッ プグレードを実行すると、一定の順序でインストール全体がアップグレードされます。

次の手順は、一括アップグレード プロセスの実行時に行われる処理を示しています。

1. サーバー管理者は、すべてのアップグレード前の作業手順を実行した後で、SharePoint サーバーの全体 管理 Web サイトを実行するサーバー上で SharePoint Foundation 2010 のセットアップを実行します。以前 のバージョンがインストールされているので、一括アップグレードが自動的に選択されます。

重要:

(23)

23 2. サーバーの全体管理 Web サイトをホストするサーバー上でセットアップを実行後、サーバー管理者はファ

ーム内の残りのフロントエンド Web サーバーとアプリケーション サーバーでセットアップを実行します。

3. サーバー管理者は、サーバーの全体管理 Web サイトをホストするサーバー上で SharePoint 製品構成ウ ィザードを実行します。このサーバー、構成データベース、サービス、およびコンテンツ データベースが、順 次アップグレードされます。

構成ウィザードが終了するときに、サーバーの全体管理 Web サイトが表示されます。タイマー ジョブが各 サイト コレクションに対してアップグレード プロセスを実行するようにスケジュールされます。アップグレード プロセスのタイマー ジョブが、各サイト コレクションをアップグレードします。すべてのサイトがアップグレー ドされると、アップグレード プロセスが終了します。

4. サーバー管理者は、ファーム内の他のすべてのサーバー上で SharePoint 製品構成ウィザードを実行しま す。

5. サーバー管理者は、アップグレードが正常に終了したことを確認します。

6. ビジュアル アップグレードが使用されている場合、サーバー管理者またはサイトの所有者は Microsoft SharePoint Foundation 2010 の外観でサイトをプレビューします。管理者またはサイトの所有者は、問題の ない状態になったら、SharePoint Foundation 2010 の外観に対する変更を完了します。

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データベース接続アップグレード

データベース接続アップグレードでは、新しいハードウェアまたは新しいファームに移動できます。データベース 接続アップグレード中には、既存のファームからすべてのコンテンツ データベースを切断してから、新しいサー バー ファームのインストールにデータベースを接続します。データベースを新しいサーバー ファームに接続し たら、アップグレード プロセスを実行して、データの一括アップグレードを行います。

次の手順は、データベース接続アップグレード中に行われる処理を示しています。

1. サーバー管理者は新しい SharePoint Foundation 2010 ファームをセットアップします。管理者はすべての カスタマイズを新しいファームに転送して、環境をテストします。

新しい環境を構成する方法については、「新しい SharePoint Foundation 2010 環境を準備する」を参照し てください。

2. サーバー管理者は、コンテンツ データベースを元の Windows SharePoint Services 3.0 ファームから切断 して、元のファームをオフラインにします (たとえば、サービス要求を停止するようにロード バランサーや IIS Web アプリケーションを変更したり、ファーム内の各サーバー コンピューターですべてのコンポーネント とサービスを停止したりします)。

3. サーバー管理者はコンテンツ データベースを新しいファームに接続して、コンテンツをアップグレードします

(25)

25 4. サーバー管理者は、アップグレードが正常に完了したことを確認して、新しい URL で要求の処理を開始す

るように新しいファームを構成します。

複合的な方法 1: 読み取り専用データベース

この方法では、アップグレード中もデータの読み取り専用アクセスを続けることができます。元のファーム内の コンテンツ データベースが読み取り専用に設定され、データベースのコピーが新しいファーム上でアップグレー ドされます。

次の手順は、読み取り専用データベースを使用したデータベース接続アップグレード中に行われる処理を示し ています。

1. サーバー管理者は新しい SharePoint Foundation 2010 ファームをセットアップします。管理者はすべての カスタマイズを新しいファームに転送して、環境をテストします。

2. サーバー管理者は、コンテンツ データベースを読み取り専用に変更します。次に、管理者は SQL Server を使用して、Windows SharePoint Services 3.0 ファーム上のコンテンツ データベースをバックアップして、

そのバックアップを新しいファームに復元します。

(26)

26 3. サーバー管理者はコンテンツ データベースの新しいコピーを接続し、アップグレード プロセスを実行して、

コンテンツをアップグレードします。

4. アップグレード プロセスの実行後、サーバー管理者はアップグレードが正常に完了したことを確認します。

次に、管理者は新しい URL で要求の処理を開始するように新しいファームを構成し、元のファームをオフ ラインにします (たとえば、サービス要求を停止するようにロード バランサーや IIS Web アプリケーションを 変更したり、ファーム内の各サーバー コンピューターですべてのコンポーネントとサービスを停止したりし ます)。

複合的な方法 2: データベースの切断

この方法では、複数のデータベースの切断と接続が並行して行われ、同時に複数のデータベースがアップグレ ードされることによって、アップグレード プロセスの時間が短縮されます。この方法は元のファームをアップグレ ードするので一括アップグレードとなりますが、別のファームを使用してアップグレードを実行してから、アップグ レードされたデータベースを元のファームに接続することもできます。アップグレード プロセスの実行中、元のフ

(27)

27 ァームは要求を処理できないことに注意してください。標準的な一括アップグレードの場合と同様に、アップグレ ードの進行中にはコンテンツにアクセスできません。

次の手順は、切断したデータベースを使用して一括アップグレード中に行われる処理を示しています。

1. サーバー管理者は、元のファームをオフラインにします (たとえば、サービス要求を停止するようにロード バランサーや IIS Web アプリケーションを変更したり、ファーム内の各サーバー コンピューターですべての コンポーネントとサービスを停止したりします)。

2. サーバー管理者は、コンテンツ データベースを元のファームから切断します。

3. サーバー管理者は、元のファーム サーバー上で、サービスと構成データベースの一括アップグレードを実 行します。

4. サーバー管理者はコンテンツ データベースを元のファームに接続して、コンテンツをアップグレードします。

もう 1 つの方法として、切り離された仮の小さなファームを使用してアップグレードを実行することもできます。

この方法では、データベースをアップグレードした後にそのデータベースを元のファームに接続します。

次の手順は、切断したデータベースとコンテンツ データベースをアップグレードするための仮の小さなファーム を使用した、一括アップグレード中に行われる処理を示しています。

(28)

28 1. サーバー管理者は、新しいバージョンを実行する仮の小さなファームをセットアップします。次に、管理者は

元のファームをオフラインにします (たとえば、サービス要求を停止するようにロード バランサーや IIS Web アプリケーションを変更したり、ファーム内の各サーバー コンピューターですべてのコンポーネントとサービ スを停止したりします)。

2. サーバー管理者は、コンテンツ データベースを元のファームから切断します。

3. サーバー管理者は、元のファーム サーバー上で一括アップグレードを実行して、サーバー、サービス、お よび構成データベースをアップグレードします。

4. サーバー管理者はコンテンツ データベースを仮の小さなファームに接続して、それらを並行してアップグレ ードします。

5. サーバー管理者は、コンテンツ データベースを元のファームに再接続します。

6. サーバー管理者は、アップグレードが正常に終了したことを確認します。

7. ビジュアル アップグレードが使用されている場合、サーバー管理者またはサイトの所有者は Microsoft SharePoint Foundation 2010 の外観でサイトをプレビューします。管理者またはサイトの所有者は、問題の ない状態になったら、Microsoft SharePoint Foundation 2010 の外観に対する変更を完了します。

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29

Windows SharePoint Services 2.0 から SharePoint Foundation 2010 へのアップグレード

Windows SharePoint Services 2.0 から直接 Microsoft SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードはでき ません。

この 2 つのバージョンは差異があまりにも大きく、ハードウェア要件も違いすぎるので、直接の一括アップグレ ードは実行することもサポートすることもできません。ただし、2 段階のデータベース接続アップグレードによっ て、まずコンテンツを Windows SharePoint Services 3.0 にアップグレードし、その後で SharePoint Foundation 2010 にアップグレードすることはできます。この記事では、2 段階のデータベース接続アップグレードを実行す る手順について説明します。

古い環境のコンテンツがアップグレード中にユーザーから変更されるのを防ぐため、この作業の実行 中、古い環境は最初から最後までオフライン状態にしておいてください。アップグレードと検証が終わ ってから、SharePoint Foundation 2010 環境に対するアクセスをユーザーに許可してください。

この記事の内容

 プロセスの概要

 はじめに

 アップグレードの準備

 ファームの準備

 第 1 段階アップグレードの実行

 第 2 段階アップグレードの実行

プロセスの概要

このアップグレード方法は、既に説明した 2 つのアップグレード作業を複合したものです。ここでは、どのように 2 つの方法を組み合わせて一連の作業を実行するかを説明します。個々の手順の詳細な説明については、次 の記事を参照してください。

 新しいサーバー ファームを展開し、コンテンツ データベースを移行する

 データベースを接続して SharePoint Foundation 2010 へアップグレードする

これらの記事と、ここで示すロードマップを組み合わせると、2 段階のデータベース接続アップグレードを実行す るために必要な情報が得られます。

 実際のコンテンツのアップグレードを試みる前に、必ず、テスト環境で一連の作業全体を試験的に実 施してください。アップグレード プロセスをテストする方法の詳細については、次のコンテンツを参照し てください。

メモ:

重要

(30)

30

アップグレード作業の流れ

2 つのバージョンにわたってコンテンツをアップグレードするには、次の手順を実行します。

1. アップグレードの準備

a. 元のファームに対してアップグレード前のスキャン ツールを実行し、また、すべてのカスタマイズ内容 をリストアップして、アップグレード作業に備えます。

b. Windows SharePoint Services 3.0 を実行する小規模の一時的なファームをセットアップします。

c. 完全な SharePoint Foundation 2010 ファームをセットアップし、その構成と動作が正しいことを確認し ます。

2. 第 1 段階のアップグレード: コンテンツを Windows SharePoint Services 3.0 にアップグレードする a. コンテンツ データベースを古いファームから切断し、それからファームをオフライン状態にします。

ただし、元のファームをすぐに復元して使用を再開できるようにする必要がある場合は、データベース との接続を維持し、データベースのコピーを作成する方法をとることもできます。

b. コンテンツ データベースを Windows SharePoint Services 3.0 ファームに接続してアップグレードします

c. コンテンツがアップグレードされたことと、Windows SharePoint Services 3.0 ファームが正常に動作して いることを確認します。

3. 第 2 段階のアップグレード: コンテンツを SharePoint Foundation 2010 にアップグレードする a. コンテンツ データベースを Windows SharePoint Services 3.0 ファームから切断します。

b. コンテンツ データベースを SharePoint Foundation 2010 ファームに接続してアップグレードします (必 要な場合は並列アップグレードもできます)。

c. コンテンツがアップグレードされたことと、SharePoint Foundation 2010 ファームが正常に動作している ことを確認します。

4. SharePoint Foundation 2010 ファームで要求の受け付けを開始します。

このプロセスを図で説明すると、次のようになります。

Windows SharePoint Services 3.0 へのデータベース接続アップグレード

(31)

31 SharePoint Foundation 2010 へのデータベース接続アップグレード

(32)

32

はじめに

アップグレードを開始する前に、必要な権限、ハードウェア要件、およびソフトウェア要件に関する以下の情報 を確認してください。指定された手順に従って、前提条件となるソフトウェアのインストールや構成、または設定 の変更を実行してください。

必要な権限を確認する

 Windows SharePoint Services 3.0 の一時的な環境を作成する際には、適切な権限が必要です。詳細につ いては、「管理者アカウントとサービス アカウントを計画する (Office SharePoint Server)」を参照してくださ い。

 移行先の SharePoint Foundation 2010 ファームを作成して構成する際には、適切な権限が必要です。詳 細については、「初期展開に必要な管理アカウントとサービス アカウント (SharePoint Foundation 2010)」を 参照してください。

(33)

33

必要なハードウェアおよびソフトウェアを確認する

 Windows SharePoint Services 3.0 の一時的な環境を作成する際には、ハードウェアとソフトウェアに関する 特定の要件を満たす必要があります。詳細については、「ハードウェア要件およびソフトウェア要件を決定 する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

 移行先の SharePoint Foundation 2010 ファームを作成して構成する際には、ハードウェアとソフトウェアに 関する特定の要件を満たす必要があります。詳細については、「ハードウェア要件とソフトウェア要件 (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。

環境によっては、別のファームにデータベースを移動する手順について、データベース管理者との調整が必要 になります。データベースを操作する際は、適用されるポリシーとガイドラインに必ず従ってください。

アップグレードの準備

この作業ではアップグレードを 2 回実行するので、Windows SharePoint Services 3.0 へのアップグレードと SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードに関する手順をすべて理解しておく必要があります。次のコン テンツが、これらのアップグレード作業について理解するために役立ちます。

Windows SharePoint Services 3.0 へのアップグレードの準備

 TechNet の「アップグレードを計画および準備する (Windows SharePoint Services)」の章。特に次の記事 が有用です。

 アップグレード プロセスのしくみ (Windows SharePoint Services)

 カスタマイズの処理方法を決定する (Windows SharePoint Services)

 新しいカスタム サイト定義を開発し、アップグレード定義ファイルを作成する (Windows SharePoint Services)

 TechNet の「アップグレード前の手順を実行する (Windows SharePoint Services)」の章。データベース接続 アップグレード (このバージョンの用語では "データベースの移行") では、次の手順を実行する必要があり ます。

 Windows SharePoint Services 2.0 用の Service Pack 2 をインストールする

 アップグレード前のスキャン ツールを実行する (Windows SharePoint Services)

これらの手順は、既存の Windows SharePoint Services 2.0 ファームに対して実行します。

SharePoint Foundation 2010 へのアップグレードの準備

 アップグレードを計画および準備します。TechNet で次の記事を参照してください。

 アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Foundation 2010)

 アップグレード前の手順を実行します。TechNet で次の記事を参照してください。

 アップグレード前チェック ツールを実行する (SharePoint Foundation 2010)

これらの手順は、一時的な Windows SharePoint Services 3.0 ファームに対して実行します。

重要:

重要:

参照

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