計算機応用講義メモ
目 次
I
計算機応用をはじめる3
1
この講義ノートや他の資料をコンピューターで表示する3
2
設備、利用環境について3
3
タイプ練習3
4
デモンストレーションを試してみる4
5 StarOffice
でノートを作る4
5.1 GIMP
による画面取り込み. . . . 4 5.2
ワープロへの画像貼り付け. . . . 5
II UNIX
の基礎6
1
ディレクトリーの概念6
2
ファイルマネージャーと端末の連携7
3
これだけはおぼえておきたいUNIX
コマンド7
III
コマンド操作の基礎8
1
コマンド行の基本構造8
2
対話をするコマンドとプロンプト8
3
コマンド行編集8
4
リダイレクションとパイプ9
5
オンラインマニュアル9
3
テキストエディターの準備11 3.1 emacs
の練習と設定. . . . 11 3.2 emacs
の操作法. . . . 11
4
レポート作成・自習用コンピューター環境の整備12
V
中間レポートの書き方13
VI
ここまでのまとめ15
1
いろいろなプログラム15
2 UNIX
操作15
3
設定の確認15
VII C
はじめの一歩16
1
アンケート16
2 C
のテキスト16
3 emacs
の確認16
4 C
プログラムを作ってみる16
VIII C
の超入門18
1 hello
プログラムの構造(
テキスト1.7) 18
2
関数の活用(
テキスト1.8) 18
I
計算機応用をはじめる1
この講義ノートや他の資料をコンピューターで表示するWeb
ブラウザーを立ち上げ、URL http://psique.kyoto-su.ac.jp/materials/oyo/
を開 く。URL
をおぼえておくかわりに、web
ブラウザーのブックマークに登録。•
「講義ノート(
春)
」という項目から[PDF]
を選んで、この講義ノートを表示。•
講義要項も表示。•
テキストの場所を表示するには、「計算機応用のテキストのディレクトリー」というリンク のアドレスを開く。ブラウザーのファイルメニューから、タブかウィンドウを新規作成し、リンクのアドレスをコピー
&
ペーストするとよい。これもブックマークに登録する。2
設備、利用環境について○ 電子メール
. . .
学内メールサーバーで送受信が正常にできることを確認する。Active!mail
の操作方法に関しては。情報サービスの利用ガイド( http://www.kyoto-su.ac.jp/ccinfo/04_guides/ )
の「メールの利用」の「Active!mail
の使い方」。○ 印刷用紙はレーザープリンター用かコピー用の
A4
サイズに限る。両面印刷は禁止。○ 自習教室は掲示でチェック。授業中教室の利用は許可必要!
○ 情報サービスの利用ガイドにある「インターネット利用ガイドライン」を読んでおくこと。
3
タイプ練習キーの位置を徐々に身に付けなければいけない。最も手軽な方法としては、端末で以下のよう な文を繰り返しタイプするとよい。
A rapid brown fox jumped over the lazy dogs.
タイプの練習ソフトはいろいろあるが、
Tuxtype
というのがおもしろい。Linux
では、端末でtuxtype
と打って起動。ヘッドホンを持参すれば音が聞けるかもしれない。画面上のパネルでマウスの右ボタンを押して、「カスタムアプリケーションのランチャ」で起動ボタンを追加すると よい。
自分の
Windows
パソコンにインストールするには、http://tuxtype.sourceforge.net/download/
から
Windows
用Binary
をダウンロードしてカチカチすればよい。4
デモンストレーションを試してみる1.
端末( kterm
またはgnome-terminal )
を開く。2.
端末で次のコマンドを打つ。/NF/class0/tanigawa/bin/k-oyo
5 StarOffice
でノートを作るワープロでノートを書くと大幅に手間が省ける。画面表示から必要な部分をノートにコピーし たり、ノートからコピーしてレポートを書く。重要なところにアンダーラインを引いたり朱書き にしたりすることも簡単にできる。
Web
ページやファイルへのリンクを挿入することもできる。Linux
でもWindows
でも使えるのでStarOffice
またはOpenOffice.org
を使う。StarOffice
とOpenOffice.org
はほとんど同じものである。OpenOffice.org
は自分で勝手にダウ ンロードして使用する( http://ja.openoffice.org/ )
。1.
この講義ノートの開き方やタイプ練習ソフトの名前などをノートに書いて、適当に名前を付けて
Desktop
に保存する。ファイル名には半角のアルファベットと数字と記号のアンダースコア
(_)
、ハイフン(-)
を使い、空白を入れない。2.
「挿入」メニューの「ハイパーリンク」を使って、講義ノートなどへのハイパーリンクを 挿入してみる。ターゲット欄にURI
を書くだけでよいが、ブラウザーで開けておいてその アドレスをコピーすると確実にできる。3.
保存したファイルをメールに添付して自分自身に送っておくか、USB
メモリースティック にコピーし、後で自宅で開けてみよう。メールで送る場合、ノートの内容の一部をメールの 本文にマウスでコピーしてメールを書いてみる。5.1 GIMP
による画面取り込みGIMP(
ギンプ)
を使うと、表示されているウィンドウを画像として取り込んでファイルに保存することができる。
GIMP
を起動し、GIMP
のメインウィンドウと取り込みたいウィンドウの両 方が表示され、取り込みたいウィンドウの上に別のウィンドウが重ならないようにする。次に、GIMP
のファイルメニューから、「取り込み」「画面取り込み」とすすむ。「単一ウィンドウを取 り込む」にマークを入れ、取り込むボタンをクリックしてから、取り込みたいウィンドウの中を クリックする。取り込まれた画像は大きすぎることが多い。画面の解像度はプリンターの解像度に比べて低い ので、解像度を大きくすることで縮小をおこなう。それには、取り込まれた画像の画像メニュー にある「印刷サイズ」を使い、水平解像度と垂直解像度の数値を変更して
150 dpi
にする。画像 をなるべく小さくしたい場合は、200 dpi
にする。これでも目のよい人なら文字を読むことができる。
300 dpi
にするとルーペを使わないと文字は読めない。GIMP
で画像のトリミング(
周囲の不要部分を切り落とす)
をおこなうには、まず、GIMP
の メインウィンドウにある「矩形領域を選択する」ツールをクリックし、画像から切り出したい領 域をマウスを使って四角で囲む。囲み直すには、その前に、囲みの外側をクリックして解除する。正しく囲めたら、画像メニューの「画像の切り抜き」を選ぶ。囲みの方法を変えるには、「矩形領 域を選択する」ツールをダブルクリックして「ツールオプション」を表示する。
画像の保存は、ファイルメニューの「保存」でおこなう。このときどのフォルダー
(
ディレクト リー)
に保存されるかに注意しておく必要がある。ファイル名にはファイルタイプをあらわす拡張 子を付ける。ワープロで使うなら、たとえばimage1.png
のように.png
を付けるとよい。TEX
で使う画像の場合は.eps
にする。GIMP
でよく使う画像処理には、「ぼかし」、「グレースケール」への変換、「色カーブ」による コントラスト調整がある。5.2
ワープロへの画像貼り付けワープロ文書の中に画像を貼り付けるには、
OpenOffice.org Writer
の挿入メニューの「画像」「ファイルから」 で、画像ファイルを探して指定する。画像ファイルの形式は、
PNG
やJPEG
がよく使われる。練習: ワープロ文書を新しく作り、表題、日付、著者名、見出し、文を適当に入れる。画像を ファイルから取り込み、印刷プレビューを見てみる。さらに、文書を
acroread
コ マンドで表示する。II UNIX
の基礎1
ディレクトリーの概念ファイルマネージャー1を使って、コンピューターのディレクトリー構成を少し調べてみよう。
デスクトップ2に自分のホームディレクトリをあらわすアイコンがある。それを ダブルクリック。
ホームディレクトリーが開く。ホームディレクトリーには自分のユーザー名と同じ
g789012
のよ うな名前がついている。普通のディレクトリーにはその親ディレクトリーがある。ホームディレクトリーのウィンドウ のファイルメニューで「親フォルダーを開く」を選ぶ。すると自分のホームが属しているディレ クトリーが開く。ホームの親ディレクトリーには
g070
のような名前がついている。このディレ クトリーには、自分のもの以外のホームディレクトリーも属している。他人のホームディレクト リーは、通常、進入禁止になっていて開けることができない。さらに親から親へとさかのぼり、ルートディレクトリー
’/’
まで行く。これ以上はさかのぼる ことができない。ルートディレクトリーは一つのコンピューターに一つだけあり、記号’/’
であ らわされる。他のすべてのディレクトリーは’/’
の子、孫、ひ孫...
などである。また、すべての ファイルはどれかのディレクトリーの中にある。注意: コンピューターのディレクトリーの親子関係は単性生殖の親子関係であり、本当の親は一人しかいない。
’/’
から自分のホームディレクトリーへの道を下へたどるが、その途中でときどき枝道に入ってみ よう。だいたいの場所へは進入することができるだろう。次に、端末を開いて、コマンド操作でディレクトリー構成を調べてみる。端末で
pwd
と打つ
(
最後に必ずEnter
キーを押す)
と、’/’
から自分のホームディレクトリーに至る親子関係が 表示される。これをホームディレクトリーのフル・パスという。pwd
は“print working directory”
という意味の命令語。
“working directory(
作業ディレクトリー)”
は、ファイルの操作をおこなう ときの現在の「既定」の場所というような意味で、“currect directory(
カレントディレクトリー)”
とも呼ぶ。
リストを表示するコマンド
’ls’
を使ってみよう。まず、ls /
と打つと、ルートディレクトリーの直接の子供たちが表示される。さらに、
“ls /NF”
、“ls /NF/home”
などで、自分の曾祖父や祖父や親の兄弟たちを表示してみる。
ls ../
で親ディレクトリーの子供のリストを見る。
“ls ../../”
で祖父ディレクトリーの子供のリスト を見る。“ls ./”
で現在のディレクトリーの中身を見る(
まだ何もないかもしれない)
。“ls”
だ けでも、現在のディレクトリーの中身を見ることができる。“cd”
というコマンドを使うと端末のカレントディレクトリーを変更することもできる。cd ../
と打ってから、
“pwd”
と打つと、カレントディレクトリーがホームの親に変更されていることが わかる。“ls”
と打つと、ホームディレクトリーではなく、ホームの親の子供すなわちホームの兄 弟がリストされる。“ls”
コマンドに表示したい物を指定しない場合は、カレントディレクトリー が「規定値」として使われる。1ファイルやディレクトリー(フォルダー)を画面上に表示するしくみ(エクスプローラー、ファイルブラウザ)。
2ディスプレー画面をいろいろな物が置かれる机(デスクトップ)と考える。
2
ファイルマネージャーと端末の連携端末だけでもすべての操作ができるが、ファイルマネージャーを併用すると楽ができる。
ファイルマネージャーでみつけたものに対して端末で操作をおこなうため、ファイルマネー ジャーから対象物の名前を文字列として端末にコピーすることができる。それには、ファイルマ ネージャーに表示された対象を、マウスでドラッグして端末の中にドロップする。
ファイルマネージャーで表示している対象に対して、右ボタンで開くコンテキストメニューで いろいろな操作をおこなうことができる。ディレクトリーに対しては、端末を開いてそのディレ クトリーに自動的に
cd
することもできる。それができるようにするには、まず、ファイルマネー ジャーで表示している適当なディレクトリーを右クリックし、「別のアプリで開く」「別のアプリ で開く」を選ぶ。リストからGnome Terminal
を選び、「コマンドをカスタマイズする」の欄に
--working-directory
と書き加えてから、「開く」ボタンをクリックする。以後は、ディレクトリーのコンテキストメニューの「別のアプリで開く」のリスト中に、「
gnome-terminal
で 開く」という項目が出る。3
これだけはおぼえておきたいUNIX
コマンドcd
ホームディレクトリーに行くls
ここにあるものの情報(lsÃ-a
は隠しファイル含む)
lsÃ-l
ここにあるものの詳細情報mkdirÃtestdir testdir
というディレクトリーをここに作るlsÃ-lÃ-aÃtestdir testdir
ディレクトリーの中をよく見るcdÃtestdir testdir
ディレクトリーの中に入るpwd
現在のディレクトリー(
カレントディレクトリー)
をたしかめるlsÃ..
一つ上のディレクトリー(
親ディレクトリー)
の中を見るcpÃ/usr/include/time.hÃ.
絶対パスで指定したファイルのコピーをここに作るlsÃ-lÃ-a
ここにあるものの詳細情報(.
と..
を含む)
lessÃtime.h
ファイルの中を読む(
矢印キーでスクロール、q
で終了)
rmÃtime.h
このファイルを消去cdÃ..
ひとつ上のディレクトリーに移動rmdirÃtestdir testdir
ディレクトリーを消去III
コマンド操作の基礎1
コマンド行の基本構造コマンド行は、コマンド名から始まり、必要に応じてスイッチやパラメータを続ける。これら は空白で区切られる。スイッチは普通ハイフンで始まる。パラメータは順序が決まっている。
1.
端末でcal
と打って今月のカレンダーを表示2. cal 2008
と打って2008
年のカレンダーを表示3. cal 1 2008
と打って、2008
年1
月のカレンダーを表示4. cal 2008 1
と打って、エラーを表示5. cal -m
と打って、今月のカレンダーを月曜を左端にして表示6. cal -m 1 2008
と打って、2008
年1
月のカレンダーを月曜を左端にして表示7. cal -3
と打って、今月を含む3ヶ月分のカレンダーを表示2
対話をするコマンドとプロンプト端末でコマンドを入力すると、コマンドが実行された後「プロンプト」が表示され、コマンド 入力を受け付ける状態に戻る。このプロンプトをよく見る。
端末で
1 + 2
と入力してエラーになるのを見る。次に、calc
コマンドを実行してみる。プロンプトが変わることに注意。このプロンプトに対して
1 + 2
のように入力し、計算ができるのを 見る。足し算や引き算やかけ算や割り算ができるのを見たら、Ctrl d
を打つ。プロンプトが元 に戻る。ここで足し算などをやってもエラーになるのを見る。3
コマンド行編集Delete
カーソル上の文字を消去BackSpace
カーソルの左側の文字を消去←
,
→ カーソルを左右に移動Home , End
カーソルを行頭、行末に移動↑
,
↓ 過去のコマンドの呼出し(
ヒストリー機能) Tab
コマンド名、ファイル名、変数名などの補完Tab Tab
補完候補の表示練習 ディレクトリー
/NF/class0/tanigawa/materials/oyo/examples
の中のファイルのリ ストを表示するために、端末ですばやくls /NF/class0/tanigawa/materials/oyo/examples
と打つ
(
間違ってもよい)
。同じことをTab
キーによる補間とTab Tab
による候補表示を使って、なるべく少ないキー操作で正確に入力するように努力しなさい。
次に、↑キーで前のコマンドラインを呼び戻して編集などをして、今度はディレクトリー
/NF/class0/tanigawa/materials/oyo/text
の中をのぞきなさい。4
リダイレクションとパイプseq 0 10
と打ってみたり、seq 5 20
と打ってみたりして、seq
コマンドの機能を理解したら、seq 1001 1050 > sample
と打つ。
ls
と打ち、sample
というファイルがあるのを確かめる。ファイルマネージャーでホームディレクトリーを表示して、同じことを確かめる。
cat sample
で
sample
の内容を表示する。>
は「出力リダイレクション」。head -10 sample
でsample
の内容のはじめの10
行が表示されることなどを確かめる。また、tail -8 sample
でsample
の内容の最後の8
行が表示されることなどを確かめる。head
コマン ドとtail
コマンドの機能がわかったら、head -12 sample | tail -8
のようにするとどうなるかを調べる。
|
は「パイプ」といい、この記号の左側の出力を右側のコ マンドの入力として使用する。練習
sample
ファイルの10
行目から15
行目を取り出すにはどうすればよいか?練習
sample
ファイルの10
行目から15
行目を取り出してsample10-15
という名前のファイ ルに保存せよ。練習
cat >text
と打ってから、z
とx
とc
の3
文字をでたらめに並べて入力する。zxc xzc cxz xzc ...
のように30行ほど入力したら、
Ctrl d
で終了。text
というファイルがあることを確認。cat text
で内容を確認。cat text | sort
でならべかえ。cat text | sort | uniq
で重複 排除。cat text | sort | uniq | wc
でカウント。重複排除の結果をdictionary
という名前 のファイルに保存し、内容確認せよ。5
オンラインマニュアルcat --help
でcat
コマンドの使い方が表示される。-n
スイッチで行番号付きの表示ができそうなので、
cat -n text
などとやってみる。jman cat
やman cat
やinfo cat
でも説明が 出る。これらのコマンドの終了は、q
IV
シェルの環境設定1 Unix
コマンド操作のおさらい以下の内容をノートに書いたかもしくは記憶したかを確認。漏れている項目をノートに書いて おき、後で自分で調べるか質問をする。
1.
ヒストリー機能と補完機能のためのキー操作2.
ディレクトリーを作る、見る、移動するコマンド3.
リダイレクションとパイプで使う文字2
シェルの設定(tcsh
シェルからbash
シェルに変わったので、Unix-Setting
のシェルの設定に関する部分は適 用できない。)
less
コマンドを使って「おすすめ文献リスト」を見るため、端末で次のように打つ(
補完キーTab
を使って正確に)
。less /NF/class0/tanigawa/materials/oyo/text/Books_list
カーソルキーでスクロールするが、表示されているのが何行目あたりかわからないだろう。
q
でless
を終了。次に、端末でll (
小文字でLL)
と打ってみる。ll
というコマンドは無いのでエ ラーになる。これらのことを覚えておこう。計算機応用のためのシェル設定をおこなうため、
~/.bashrc (
ホームディレクトリーにある.bashrc
ファイル)
をテキストエディタで開いて編集する。このファイルは隠しファイルなので、ファイルマネージャーや
ls
コマンドで表示されないが、ファイルマネージャーでは「表示」メニューでの設定で表示ができるようになるし、
ls
コマンドには-a
というコマンドラインスイッ チを付ければ表示ができるようになる。ファイルマネージャーで.bashrc
ファイルを見つけたら、それを右クリックしてコンテキストメニューを出し、
gedit
またはGNOME
テキストエディタ または
emacs
で開くことができる。端末から開くには、gedit ~/.bashrc
と打つとよい。.bashrc
が開いたら、「. /NF/local/common/settings/_bashrc.source
」のようになって いる行の左端に#
を付けて#. /NF/local/common/settings/_bashrc.source
のように変える。これでこの行が無効になる。次に、無効にした行の下に次のように書き加える。
. /NF/class0/tanigawa/etc/dot_bashrc
ドット
( . )
の右にはスペースが必要である。この行はシェルに/NF/class0/tanigawa/etc/dot_bashrc
という設定ファイルを読み込ませる働きをする。正確に書けたら保存して終了する。新しい端末を起動して、
less /NF/class0/tanigawa/materials/oyo/text/Books_list
と打ち、スクロールしてみる。また、
ll
と打ってみる。何が前と違っているか?l
やla
も試し てみる。cd /
やcd /usr/include
やcd
でプロンプトが変わるのも確かめる。3
テキストエディターの準備3.1 emacs
の練習と設定(emacs
の設定をすでに行っていたら、ここはパス)
端末で
emacs jugemu &
と打つと編集画面が出る。だいたい次のように打ち込む。日本語変換の切り替えは
Ctrl \
もしくはCtrl Y
。 寿限無寿限無五劫の擦り切れ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処
やぶら小路のぶら小路
パイポパイポパイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命の長助
Ctrl x s
で保存。端末で、cat jugemu
と打って出来を見る。Ctrl x Ctrl c
でemacs
を終了。次に、ホームディレクトリーにある
.emacs
ファイルでemacs
を設定。.emacs
をemacs
で開 いて、以下のように修正する。1.
既存の行の左端にセミコロン;
を付ける。これで無効になる。;(load "/NF/home/common/settings/_emacs.load") 2. 1
行付け加えてつぎのように書く。(load "/NF/class0/tanigawa/etc/dot_emacs")
3.
保存して終了し、emacs
でjugemu
を開いてみる。漢字をひらがなに直すなど、適当に編 集してから、File
メニューを使って保存し、端末でcat jugemu
と打って出来を見る。終 了もメニューで行ってみる。3.2 emacs
の操作法とにかく何か入力する必要があるとき、シェル
(
漢字端末)
でemacs &
と打つ。バックグラウンド実行のため、アンパサンド
(&)
を付ける。ファイル名が決まっている とき、たとえばdog
という名前のファイルを編集したいなら、emacs dog &
とやる。
emacs
のよく使うコマンドは次のとおり(
重要な順)
。<Ctrl>\
日本語入力モードの切り替え<Ctrl>g
コマンドを中断(go away?)
<Ctrl>x <Ctrl>s
ファイルへ保存(save)
<Ctrl>/
変更を元に戻す<Ctrl>x <Ctrl>w
名前をつけて保存(write)
<Ctrl>x <Ctrl>f
ファイルを開く(find)
<Ctrl>x 5 f
別ウィンドウでファイルを開く(find)
<Ctrl>x <Ctrl>c emacs
の終了(close)
<Ctrl>w
選択領域のカット(wipe)
<Alt>w
選択領域のコピー<Ctrl>k
行末までカット(kill)
<Ctrl>y
カットまたはコピーした領域をカーソル位置に貼付(yank)
中ボタンクリック 同上 マウスでドラッグ 選択
<Ctrl>@
選択領域の開始開始位置と現在位置の間が選択領域になる
4
レポート作成・自習用コンピューター環境の整備準備
1. Windows
やMac
を持っている場合は、OpenOffice.org
をダウンロードしてインストール2.
メモリー1GB
以上のWindows XP
、または メモリー2GB
以上のWindows Vista
のパソコンがある場合は、計算機入門
DVD
からLinux
をインストール3.
パソコン新規購入の場合は、Microsoft Office
とPower Point
を節約することを考慮する。4.
ブロードバンドのインターネット接続、USB
メモリーを用意する。いろいろなこと
1. OpenOffice.org(StarSuite)
やL
ATEX
やMicrosoft Office 2007
でメールで送る。
2.
どのようなファイルでも、ftp (sftp, scp)
プログラムを使って、学外のパソコンからCC
の 自分のデスクトップに送ることができる。ただし、日本語ファイル名の文字化けに注意。3. USB
メモリーを使ってファイルを運ぶこともできる。ただし、日本語ファイル名の文字化けに注意。
V
中間レポートの書き方レポートはワープロか
L
ATEX
を用いて書き、A
中間レポート」とする(
レポートのタイトルは自由)
。ページサイズは
A4
縦置き、本文のフォントは明朝体でサイズは10ポイント。ワープロの場合は、文字の大きさなどをだいたい次のようにする。
1枚目
題名
:
太字22
ポイント、中央、例— コンピュータ操作の基礎
著者
(
氏名と学生番号)
と日付: 14
ポイント 2枚目(
中間報告の場合は無くてもよい)
概要
: 10
ポイント 3枚目以降 本文章見出し
:
太字約20
ポイント、例— 第1章 画像の扱い方
セクション見出し
:
太字約14
ポイント、例— 1.1
画像取り込みサブセクション見出し
:
太字約12
ポイント、例— 1.1.1 GIMP
地の文: 10
ポイントL
ATEX
を使って書く場合は、emacs
で原稿を書い(
エディットし)
てファイルに保存し、そのファ イルを「コンパイル」して印刷用ファイルを作る。印刷用ファイルを画面上で表示(
プレビュー)
することができるので、はじめ短い原稿を作って、コンパイル・プレビュー・エディットを繰り返 しながら完成させ、最後にまず短い原稿を
emacs
で書いてコンパイル、プレビューしてみる。初めに書く原稿は次のよう なものでよい(
添付ファイルrepo1.tgz)
。\documentclass[a4paper,10pt]{jreport} %%
文書形式の設定\usepackage{graphicx} %%
図を入れる機能を使用可に\西暦\date{\today} %%
日付を今日に\title{ UNIX
の練習} %%
題名を設定\author{
磯野波平(987654) } %%
名前と番号を設定\begin{document} %%
文書のはじまり\maketitle %%
設定済の題名などを出力\begin{abstract} %%
概要あとでここに概要を書くつもり...
\end{abstract}
\chapter{基本コマンド}
ここに
UNIX
の基本コマンドの説明を書くつもり\section{cat}
ここに
cat
コマンドの使い方を書くつもり\chapter{まとめ}
ここに図を入れるつもり、
% \begin{center} \includegraphics[width=10cm]{zuzuzu.eps} \end{center}
端末で作業するかわりに
Emacs
の中でもコンパイルはできる。それにはYaTeX
メニューから「
Process
」 「LaTeX
」 と進む。あるいは、<Ctrl>c t j
と打ってもよい。Emacs
ウィンドウの 下部に結果が出る。実際に図を入れるには、
EPS
形式で保存した画像ファイルをTEX
原稿と同じディレクトリー に置き、原稿中のファイル名をそれに合わせ、コメント記号%
を取る。編集とコンパイルとプレビューの繰返しで文書を完成させる。完成したら、
DVI
ファイルをacroread
コマンドで表示することができる。dvipdfmx report
acrotread report.pdf
VI
ここまでのまとめ1
いろいろなプログラム1.
タイプ練習プログラムの起動と操作2.
端末(gnome-terminal)
の起動アイコンがあるか?3. StarOffice
でスタイル設定をおこなう方法?4. GIMP
で画面を取り込んでPNG
やEPS
ファイルに保存?5.
画像ファイルをワープロ文書に貼り付ける手順?6.
ワープロ文書を7. L
ATEX
で画像が入っていない文書を作れるか?8. L
ATEX
で画像が入った文書を作れるか?2 UNIX
操作1.
ファイルブラウザーであちこちをのぞく2.
ファイルブラウザーでファイルのコピーや消去、ディレクトリーの作成をおこなう3. ls, pwd, cd, mkdir
コマンドの機能を思い出す4. cp, rm rmdir
コマンドの機能を思い出す5.
リダイレクトとパイプについて思い出す3
設定の確認1.
シェルの設定の確認; 端末でl
と打ってみて、エラーにならないことを確認2. emacs
の設定の確認:emacs
を起動して、メニューが表示されエラーが出ないことを確認VII C
はじめの一歩1
アンケート答えをノートに書き、後で出席メールに書いて送る。
1.
このノートでまだ完了していない節はどれか?(
目次を参照) 2.
完了していない節がたくさんある人の場合、それはなぜか?3.
このノートの完了している節だけで考えたとき、理解度は何パーセントほどか?4.
自分のノートはとても充実しているか、おおむね充実しているか、少し足りないか、全然足 りないか、ゼロか?2 C
のテキスト春学期の
C
言語コースはIntro_C.pdf
の1章と2章。3 emacs
の確認端末で
emacs &
と打ってemacs
を起動し、編集ウィンドウが一つ表示され、メニューも表示されることを確認。
4 C
プログラムを作ってみるテキストの
1.5
と1.6
をはじめにやってみる。1. [
ディレクトリー名]
作業用ディレクトリーの名前を考案する。半角アルファベットと数字とア ンダースコア(_)
とハイフン(-)
が使える。スペースは入れない。良い名前を考えることは最重要。2. [
作業開始]
端末を開く。作業用ディレクトリーを作りそこに移動し移動できたことを確認 する。作るのはmkdir
、移動するのはcd
、確認はpwd
。ファイルマネージャでも確認して みる。3. [
作業継続の練習]
端末を閉じてから新しく開き、作業用ディレクトリーを探してそこに移 動する。l
で作業用ディレクトリーの存在をチェックし、pwd
で移動する。ディレクトリー 名は<Tab>
キーによる補完を使って入力する。4. [
編集開始]
プログラムを書き込む「ソースファイル」の名前はhello.cc
とする。emacs hello.cc &
と打って編集画面を開く。
5. [
編集]
テキストの 9ページにある「簡単なプログラム その1
」を手で打ち込む。自動整形 機能が働くことが再び確認できる。どこでもよいから、単語の綴りを一ヶ所わざと間違えて おく(
後でエラーの修整の練習を行うため)
。<Ctrl>x <Ctrl>s
で保存する(
ウィンドウは閉じない)
。6. [
コンパイル]
端末の方でmake hello
と打つ。これを「コンパイル」という。エラーメッセージを見て、どのような問題が指摘さ れているのかを考える。エラーメッセージでは、ファイル中の行番号でエラーの位置が示さ れる。通常、その行かそれよりも上の行に問題がある。
7. [
修正]
編集画面で修正して<Ctrl>x <Ctrl>s
で保存してmake hello
をやりなおす。また エラーになったら、よく見て再修正、再コンパイル。8. [
実行テスト]
コンパイルが正常に終了したら、「実行」するために端末で./hello
と打つ。もし実行中に何かエラーが表示されたら、編集画面で修正してコンパイルと実行を やり直す。
9. [
記録]
ここまでの経過をノートに記録しておく。10.
10ページの練習問題をやる。VIII C
の超入門1 hello
プログラムの構造(
テキスト1.7)
¶ ³
µ ´
hello.cc
を分解していろいろな要素を取り出すと次のようになる。コメント
//
で始まる説明行。リテラル
"Hello!\n" , "How are you?\n"
は文字列リテラル、0
は整数リテラル。名前
Aisatu, Gokigen, main, printf
は関数名。キーワード
return
はキーワード。キーワードは文法上の役割を持つ名前。ファイル名
stdio.h
は「ヘッダーファイル」のファイル名文 たとえば、
printf("Hello!\n");
やAisatu ();
は関数呼出し文、return 0;
は「リターン 文」。これらは動作を記述。関数定義
(
サブルーチン)
たとえば、void Aisatu(). . . }
は関数Aisatu
を定義している。定義だ けであって、メインルーチンから呼び出されたときに実行される。関数定義はvoid Aisatu()
のような 頭部と大括弧に囲まれた本体からなる。メイン関数定義
(
メインルーチン)
メイン関数定義はint main. . . }
、ここに書いてある文が順に 実行される。前処理指令
#include <stdio.h>
はプリプロセス指令という。#include
指令の場合は、指定さ れたヘッダーファイルの内容がこの場所に挿入されてプログラムの一部になる。1.7
の[
練習問題]
をやる。2
関数の活用(
テキスト1.8)
作業ディレクトリーで
kansuu.cc
を作ってコンパイルする。emacs
はアンパサンド付きで起動 し、閉じてしまわないこと。実行のとき、パイプを使って、出力をぺージャー(less)
で表示する(./kansuu | less)
。less
では矢印キーでスクロールしq
で終了する。関数値の増減の様子を見、ゼロ点を探す。
17
ページの[
練習問題]
をやる。【余裕のある人の問題】