1 .はじめに
高次脳機能障害者の数は全国で約27万人いるとさ れ,そのうち18歳以上65歳未満は約 7 万人と推定され ている1 )
.また,若年層の脳卒中患者が増加傾向にあ
る報告もみられる2 )
.高次脳機能障害者の就労率は
45.3 %で,他の障害種(発達障害67.7 %,知的障害 65.3%)に比し低い現状にある3 ).高次脳機能障害者
の就労の課題として,多機関の連携不足の問題4 )や 就労後の定着の課題5 )など問題が山積している.そ*
Corresponding author:
新潟リハビリテーション大学 作業療法学専攻
〒958-0053 新潟県村上市上の山 2 -16 Tel:0254-56-8292
Fax:0254-56-8291 E-mail:[email protected]
高次脳機能障害者の就労支援で解決すべき課題に関する予備的研究 Preliminary study on problems to be solved in employment support
for higher brain dysfunction
北 上 守 俊
1 )*・八重田 淳
2 )1 )新潟リハビリテーション大学 作業療法学専攻 2 )筑波大学大学院 人間総合科学研究科
〔受付:平成30(2018)年10月 9 日〕
〔受理:平成30(2018)年11月 9 日〕
キーワード:高次脳機能障害,就労支援,解決すべき課題,医療機関,啓発活動
要旨 高次脳機能障害の支援ニーズが高まっている中,本研究では医療機関の視点から高次脳機能障害者の 就労支援で優先して解決すべき課題を探る事を目的とした.これまでの報告から,解決すべき優先課題10項 目と具体的な研究課題41項目を抽出し調査票を作成した.医療機関に勤務する高次脳機能障害者の支援経 験のある作業療法士,言語聴覚士,医療ソーシャルワーカー68名を分析対象とした.その結果29名(回収率 42.6%)から回答を得た.解決すべき課題は「社会全体の高次脳機能障害に対する認識不足」や「医療・福 祉・労働の社会制度の未整備」が上位を占めた.優先すべき研究課題は「家族に対する支援」や「高次脳機 能障害の理解への啓発活動」が上位にあがった.当事者自身に対する直接的な支援も重要であるが,当事者 を取り巻く周囲の人々の理解など,環境要因が生活のしづらさを左右することを念頭において支援を進めて いくことが大切である.
のほかに,2006年 4 月,障害者雇用促進法の改正に伴 い精神障害者保健福祉手帳所持者が法定雇用率の算定 対象となった.そのため,今後高次脳機能障害者が働 く現場で活躍する機会が増えていくことが予想され る.しかし,医療機関における就労支援においては,
就労支援を行うイメージや必要性の認識不足,ノウハ ウが確立されていない課題もある6 )
.
これらの山積している問題を整理し,優先すべき課 題を選択して研究していくことで,現代にインパクト のある社会政策を明確にし7 ),限られた社会資源の配 分を適正化する機会となる8 )
.
2 .目的
本研究では,医療機関の視点に着目し,高次脳機能 障害者の就労支援で優先して解決すべき課題を探る事 を目的とした.
3 .研究設問
( 1 ) 高次脳機能障害者の就労支援で解決すべき優先 課題は何か?
( 2 ) 高次脳機能障害者の就労支援で優先して研究す べき具体的な課題は何か?
4 .方法
( 1 )データ収集
筆者らの知人を通じて,医療機関に勤務する高次脳 機能障害者の支援経験がある作業療法士,言語聴覚 士,医療ソーシャルワーカーの合計68名を対象とし た.調査は,2011年11月12日から11月25日に実施し た.データ収集は,留置調査法と Web 調査法による 無記名自記式質問紙調査で行った.
( 2 )調査方法
国内外の論文のタイトルとアブストラクトの内容か ら調査項目を抽出した.高次脳機能障害者の就労支援 の先行研究や報告書を,MEDLINE(1971以降収録),
CINAHL(1981以降収録),ERIC(1966以降収録),
医学中央雑誌(1977以降収録),CiNii Articles(2005 以降収録)にて検索した.検索語は,高次脳機能障害 に 起 因 す る 疾 病 と し て「stroke, cerebrovascular accident,CVA,CVD,cerebrovascular disease,
post-stroke,cerebral hemorrhage,traumatic brain injury,brain injury,head injury,high brain dysfunction,subarachnoid hemorrhage,brain tumor,脳卒中,脳損傷,頭部外傷,脳血管障害,脳
血管疾患,脳外傷,高次脳機能障害,くも膜下出血,
脳梗塞,脳出血」,そして就労に関連する用語として
「vocational rehabilitation,return to work,work condition,work program,work rehabilitation,sick leave,work-related,vocational,employment,
workplace,employee,復職,就労,就職,雇用,職 場復帰,社会復帰,職業復帰」を組み合わせて検索し た.検索日は,英語データベースは2011年 7 月21日,
日本語データベースは2011年 7 月22日に実施した.
上記の検索式に基づき,解決すべき優先課題10項 目,具体的な研究課題41項目を抽出しリストを作成し た.解決すべき優先課題は,順位尺度( 1 位~10位)
を用い,研究課題は 4 段階評価(非常に低い = 1 ,や や低い = 2 ,やや高い = 3 ,非常に高い = 4 )で回答 を求めた.
( 3 )データ分析方法
基本属性は,性別,年代,主な活動領域(急性期,
回復期,生活期),職種,経験月数,最終学歴,業務 上の就労支援の頻度を単純集計(平均値や標準偏差,
度数分布)で処理を行った.
研究設問( 1 )は,優先課題10項目について 1 位~
10位の順位を付け,そのデータから最頻値と平均値を 算出した.平均値より最頻値を優先して順位付けし,
最頻値が同じ値であれば,平均値の低い値を上位とし た.
研究設問( 2 )は,研究課題41項目のデータから最 頻値と平均値を算出し順位を求めた.平均値より最頻 値を優先して順位付けし,最頻値が同じ値であれば,
平均値の高い値を上位とした.
( 4 )倫理的配慮
調査票は無記名での回答とし,個人の回答がそのま ま公表されないこと,また,調査への協力は自由意志 であり,調査に協力しない場合でも不利益を被らない こと,そして調査票の返信をもって調査への同意が得 られたものとすることを文書にて明記した.
5 .結果
( 1 )回収率
68名施設中29名(回収率:42.6%)から返信があり,
29名を分析対象とした.
( 2 )基本属性について
性別は,男性11名,女性18名,年代は20歳代15名,
30歳代12名と20~30歳代が多くを占めた.主な活動領 域は,急性期10名,回復期11名,生活期 8 名で,職種 は,作業療法士17名,言語聴覚士 8 名,医療ソーシャ ルワーカー 4 名であった.経験月数は74.4±53.5ヵ月 で,最終学歴は専門学校 6 名, 4 年生大学20名,大学 院(修士課程) 3 名と 4 年生大学が多くを占めた.業 務上の就労支援の頻度は,全くない 4 名,非常に少な い11名,少ない 9 名,やや多い 2 名,非常に多い 3 名 で,頻度は少ない方が多かった(表 1 )
.
( 3 ) 高次脳機能障害における解決すべき優先課題の 順位
第 1 位は「社会全体の高次脳機能障害に対する認識 不足(最頻値 1 ,平均値3.63)」で,第 2 位「医療・
福祉・労働の社会制度の未整備(最頻値 1 ,平均値 4.33)」,第 3 位「医療・就労・福祉施設,事業所の理 解・知識不足(最頻値 2 ,平均値3.71)」が上位を占 めた(表 2 )
.
一方,第10位は「養成機関のカリキュラムの不整備
(最頻値10,平均値7.83)」,第 9 位「実践報告の乏しさ
(最頻値10,平均値7.21)」,第 8 位「専門職の役割の不 明確さ(最頻値 8 ,平均値6.52)が下位を占めた(表 2 )
.
表 1 回答者の基本属性項 目 n(%),経験月数のみ Mean ± SD
性別
男性 / 女性 11(37.9)/18(62.1)
年代
20歳代 /30歳代 /40歳代 /50歳代 15(51.7)/12(41.4)/ 1 (3.4)/ 1 (3.4)
主な活動領域
急性期 / 回復期 / 生活期 10(34.5)/11(37.9)/ 8 (27.6)
職種
作業療法士 / 言語聴覚士 / 医療ソーシャルワーカー 17(58.6)/ 8 (27.6)/ 4 (13.8)
経験月数 74.4±53.5
最終学歴
専門学校 / 4 年生大学 / 大学院(修士課程) 6 (20.7)/20(69.0)/ 3 (10.3)
業務上の就労支援の頻度
全くない / 非常に少ない / 少ない / やや多い / 非常に多い 4 (13.8)/11(37.9)/ 9 (31.0)/ 2 (6.9)/ 3 (10.3)
Mean:平均値 SD:標準偏差
表 2 高次脳機能障害者の就労支援において解決すべき優先課題の順位
順位 項 目 最頻値 Mean ± SD
1 社会全体の高次脳機能障害に対する認識不足 1 3.63±3.16
2 医療・福祉・労働の社会制度の未整備 1 4.33±2.94
3 医療・就労・福祉施設,事業所の理解・知識不足 2 3.71±1.71 4 受け入れ施設(事業所,企業など)の少なさ 5 3.67±2.62
5 多職種・機関の連携不足 6 5.79±2.21
6 医学・社会・職業リハサービスの不足 7 6.26±1.94
7 支援者の人的資源不足 8 6.38±2.75
8 専門職の役割の不明確さ 8 6.52±2.21
9 実践報告の乏しさ 10 7.21±2.65
10 養成機関のカリキュラムの不整備 10 7.83±2.68
Mean:平均値 SD:標準偏差
表 3 高次脳機能障害の就労支援における優先して研究すべき課題の順位
順位 項 目 最頻値 Mean ± SD
1 家族に対する支援 4 3.72±0.45
2 高次脳機能障害の理解への啓発活動 4 3.59±0.57
2 継続的な就労支援 4 3.59±0.68
4 当事者への心理的サポートに対する支援 4 3.51±0.63
5 一般企業における雇用実態の現状と課題 4 3.45±0.63
5 社会制度の現状と問題点 4 3.45±0.69
7 多職種・機関の連携 4 3.41±0.68
7 事業主に対する支援 4 3.41±0.68
7 医療機関や福祉施設,就労支援機関それぞれの具体的な取り組み 4 3.41±0.63
7 就労支援で求められる支援者の技能 4 3.41±0.68
7 成功事例の蓄積 4 3.41±0.73
12 障害者手帳と就労の実態 4 3.21±0.82
13 エビデンスに基づいた職業訓練の実践 4 3.14±0.92
14 職場定着の要因 3 3.38±0.62
15 障害特性が就労へ及ぼす影響 3 3.34±0.61
15 就労に関する阻害因子と促進因子 3 3.34±0.61
17 就労支援における環境要因 3 3.31±0.60
18 地域システム・ネットワークの構築 3 3.28±0.70
18 就労支援プログラムの開発 3 3.28±0.70
20 特例子会社における障害者雇用の実態と課題 3 3.24±0.69
21 就労支援に向けた評価方法 3 3.17±0.76
21 多職種・機関の役割 3 3.17±0.71
21 ピアグループ(自助グループ)の有効性 3 3.17±0.71
21 健康管理と生活状況の実態 3 3.17±0.76
25 認知リハビリテーションの有効性 3 3.14±0.79
25 当事者の就労に対する意識 3 3.14±0.88
25 就労支援サービス利用者の満足度 3 3.14±0.79
25 支援者の環境的要因と就労支援の関連 3 3.14±0.64
29 職場開拓の実態 3 3.09±0.96
30 当事者のキャリア開発,形成に関して 3 3.07±0.65
30 海外の高次脳機能障害の就労支援に関する比較 3 3.07±0.65
30 当事者のエンパワメントの実践 3 3.07±0.70
33 グループ訓練の有効性 3 3.03±0.68
33 障害受容を促す支援 3 3.03±0.91
35 就労支援に期待する当事者ニーズ 3 3.00±0.76
35 就労支援技術習得の為の教育プログラムの開発 3 3.00±0.65
37 養成機関の就労支援関連の教育カリキュラム 3 2.93±0.70
38 Quality of Working Life(QWL:労働の質)に関する研究 3 2.83±0.76
39 サービスの地域格差の実態 2 2.79±0.90
40 就労支援に向けた支援機器の開発と活用 2 2.69±0.71
41 就労支援における国際生活機能分類(ICF)の活用 2 2.48±0.87 Mean:平均値 SD:標準偏差
( 4 ) 高次脳機能障害の就労支援における優先研究課 題の順位
第 1 位は「家族に対する支援(最頻値 4 ,平均値 3.72)」,第 2 位「高次脳機能障害の理解への啓発活動
(最頻値 4 ,平均値3.59)」,第 2 位「継続的な就労支 援(最頻値 4 ,平均値3.59)」,第 4 位「当事者への心 理的サポートに対する支援(最頻値 4 ,平均値3.51)」,
第 5 位「一般企業における雇用実態の現状と課題(最 頻値 4 ,平均値3.45)」が上位を占めた(表 3 )
.
一方,第41位は「就労支援における国際生活機能分 類(ICF)の活用(最頻値 2 ,平均値2.48)」,第40位
「就労支援に向けた支援機器の開発と活用(最頻値 2 , 平均値2.69)」,第39位「サービスの地域格差の実態
(最頻値 2 ,平均値2.79)が下位を占めた(表 3 )
.
6 .考察高次脳機能障害者の就労支援において最も解決すべ き優先課題として「社会全体の高次脳機能障害に対す る認識不足」があがり,研究課題においても「高次脳 機能障害の理解への啓発活動」が上位を占めた.高次 脳機能障害は,身体障害などの他の障害を重複してい ないケースもある.そのようなケースでは特に,一見 何の不自由もなく生活しているように見えるため周囲 と当事者の間で生活のしづらさや想いの認識に差が生 じ,誤解や偏見につながってしまうケースがある.高 次脳機能障害を患うことによって「先の見えない生活 への不安」や「現実への苛立ちと動揺」,「社会的役割 の喪失」など,目には見えない生活のしづらさが生じ ていること9 )を周囲が理解することが大切である.
支援者は当事者の代弁者として,そして当事者及びそ の家族は社会に対して苦しんでいる高次脳機能障害者 が存在することを伝えていくことが高次脳機能障害の 支援を考えていく上で欠かすことが出来ない視点であ ると考える.就労支援を考えていく上でも,職場の雇 用主や従業員へのサポート10,11),家族の有無やサポー
ト12,13)は重要な要因であることが示されている.一
般企業への高次脳機能障害の認知度・理解度の関する 調査では高次脳機能障害の症状を知っていると回答し た企業は19.7%とする報告もあり14),まだ高次脳機能 障害が一般に浸透しているとは言えない.発達障害の 認知度は高次脳機能障害に比し高く,一般市民に対す る調査で自閉症スペクトラムは96.8%,学習障害は 64.5%との報告も見られる15)
.認知度が向上した一因
として,2005年に発達障害者支援法が施行された影響 もあると推察する.これまで制度の狭間になりがちであった高次脳機能 障害であるが,2001年度から2005年まで実施された
「高次脳機能障害支援モデル事業」をきっかけに少し ずつ高次脳機能障害に対する社会制度が整備されてき たが,現在も精神保健福祉法の枠組みに高次脳機能障 害が含まれているため当事者及び家族が「高次脳機能 障害は精神障害なのか?」と戸惑いを隠せないことも 少なくない.本研究結果でも「医療・福祉・労働の社 会制度の未整備」が解決すべき優先課題として上位に あがっている.将来的には,高次脳機能障害に特化し た法制度の整備が必要であると考える.
以上のことから,当事者自身に対する直接的な支援 も重要であるが,当事者を取り巻く周囲の人々の理解 など,環境要因が当事者の生活のしづらさを左右する ことを念頭において支援を進めていくことが大切であ ると考える.
7 .研究の限界と今後の展望
今回は予備調査のため,データ数が少なく,結果の 一般化は出来ない.特に今回のデータは医療機関側の データであるため,就労支援機関側のデータを収集分 析する必要がある.さらに,今回業務上において就労 支援の頻度の少ないデータが多い為,信憑性に欠ける 部分があることも否定出来ない.今後,本調査におい ては,サンプリング方法を吟味し,さらにサンプル数 を増やして検討していく必要がある.
8 .結論
本研究では,医療機関の視点から高次脳機能障害者 の就労支援で優先して解決すべき課題を探る事を目的 とした.これまでの報告から,解決すべき優先課題10 項目と具体的な研究課題41項目を抽出し調査票を作成 した.29名の作業療法士,言語聴覚士,医療ソーシャ ルワーカーから回答を得た.解決すべき課題は「社会 全体の高次脳機能障害に対する認識不足」や「医療・
福祉・労働の社会制度の未整備」が上位を占めた.優 先すべき研究課題は「家族に対する支援」や「高次脳 機能障害の理解への啓発活動」が上位にあがった.支 援者は,当事者の代弁者として,そして当事者及びそ の家族は社会に対して苦しんでいる高次脳機能障害者 が存在することを伝えていくことが高次脳機能障害の 支援を考えていく上で欠かすことが出来ない視点であ ると考える.また,将来的には高次脳機能障害に特化 した法制度の整備も必要であろう.
9 .文献
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評価から自立支援まで,医学書院,東京,2006,1-20.
2 )豊田章宏:勤労者世代における脳卒中の実態;全国労災病 院患者統計から,日職災医誌,58:89-93,2010.
3 )春名由一郎,東明貴久子,香西世都子:難病のある人の雇 用管理の課題と雇用支援のあり方に関する研究,調査研究報 告書103,2011,77-99.
4 )田谷勝夫:高次脳機能障害者の就労支援-障害者職業セン ターの利用実態および医療機関との連携の現状と課題-,調 査研究報告書63,2004,23-46
5 ) 青 林 唯, 田 谷 勝 夫: 高 次 脳 機 能 障 害 者 の 雇 用 形 態,
Medical Rehabilitation,119:51-57,2010.
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7 )Greenberg RE: Community pediatrics research, Pediatrics, 112, 766-769, 2003.
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Research in epilepsy; Development priorities for developing nations, Epilepsy, 44, 5-8, 2003.
9 )林眞帆:高次脳機能障害者の社会生活上で生じる「生活の しづらさ」がもつ意味に関する研究;ソーシャルワークにお
ける働きかけの焦点の明確化,社会福祉学,55(2),54-65,
2014.
10)Coole C, Radford K, Grant M. et al: Returning to work after stroke: perspectives of employer stakeholders, a qualitative study, Journal of Occupational Rehabilitation, 23
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data/2015_02_4hattatushougai.pdf