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一般口演 11 子育て支援 座長:白石 淑江 愛知淑徳大学 福祉貢献学部

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Academic year: 2021

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一般口演 11 子育て支援

座長:

白石 淑江 

愛知淑徳大学 福祉貢献学部

永井利三郎 

プール学院大学 教育学部

医療機関における積極的な子育て支援を目 指した学習プログラムの実践報告

池田 友美

1

、鎌田 佳奈美

1

、亀田 直子

1

、 中山 祐一

1

、辻 佐恵子

2

1摂南大学 看護学部、

2北里大学 看護学部

O1-069

【目的】

A地域は、5つの公的病院や3つの医療系大学があり、市民 の健康増進や地域医療のさらなる充実を目指しコンソーシ アム(共同事業体)を設立している。今回、コンソーシアム 事業の一環として、A地域全体で子育て支援内容や課題を 共有し、共に検討することを通じて特に医療機関での子育 て支援の質を高めることを目的に学習会を企画した。

【対象と方法】

対象は、A地域で子どもと家族のケアに携わっている専門 職を対象とした。学習会は、「子どもと家族の育ちを支える ケア学習会」と名付け計5回を予定しており、1回のみの参 加も可能としている。学習会のプログラムは、「子ども虐待 の予防に向けた支援に対する看護師の困難感の調査結果」

(鎌田ら、2013)に基づき作成した。看護師が感じている困 難感として、[家族の支援ニーズの見極め][家族への直接 的なかかわり][他機関・チーム間の協働][看護師自身の 心身の負担][病院でのかかわりの限界]が明らかになって いる。これらの困難感を看護師の学習ニーズととらえ、学 習会のテーマに適した講師を依頼した。講師には大学教員、

小児専門看護師、保健師、臨床心理士を迎え、それぞれの 立場から話を行ってもらっている。会場は、研究者の所属 する大学とし、月に1度のペースで土曜日の午前中に行っ ている。講義を主体に、できるだけ参加者で支援内容や課 題を共有できるような情報共有の時間も設けており、座席 の配置は対面で座る形式で4 〜 6人程度のグループとして いる。

【結果】

学習会の参加者は、A地域の小児病棟に勤務する看護師が 大半であり、大学教員、小児専門看護師、保健師、臨床 心理士等も参加している。毎回、20名程度の参加者がある。

参加者から、関わりの難しい家族への対応や、養育支援 を行なうための体制づくりについて知りたいとの声があり、

参加者間でのディスカッションで意見交換も活発に行われ ている。特に違う専門職者からの意見は、議論を深めるた めのきっかけとなっている。この学習会を通して、A地域 での積極的な子育て支援の連携を強化していきたい。その ためにも、今後、学習会の効果の測定を実施していく予定 である。

0 3 歳児を育てる母親の祖母に対する期 待:三世代同居家族と核家族の比較

秦野 悦子

1

、瀬戸 淳子

2

1白百合女子大学 人間総合学部、

2帝京平成大学 健康メディカル学部

O1-070

【目的】

瀬戸・秦野(2011)、秦野・瀬戸(2012)による乳幼児期の子 育て支援調査より、子育て支援ニーズは、地域特性や子育 て親の生活意識に即して必ずしも一律とはいえなかった。

また、核家族と三世代家族による子育てネットワークのあ り方の違いがみいだされた(秦野・瀬戸 2014)。そこで本 報告では、0 〜 3歳児を第一子にもつ母親を対象に、家族 の居住形態により、母親の祖母に対する育児支援の期待、

母親の子育て感情、それに関連する要因について明らかに することを目的とした。

【方法】

調査協力者:関東、中部、近畿在住者を主とするが北海道 から九州地方在住で、0 〜 3歳児を第一子(Range:9か月〜

3歳9か月)にもつ母親(M=31.4歳,SD=5.0か月)であり、実 親と三世代同居群103名、夫親と三世代同居群103名、核家 族群164名の計470名を対象とした。調査期間:2017年1月。

内容:祖母に対する育児や家事の手助けについての母親意 識尺度27項目の質問(Q21)、母親の育児に対する感情尺度 12項目の質問(Q22)を4件法で回答を得た。手続き:株)マ クロミル社ネットリサーチにてデータ収集した。また公益 財団法人前川財団の平成28年度 家庭・地域社会教育研究 助成を受けた。

【結果と考察】

1)祖母に対する育児支援の期待:設問27項目を固有値1、

負荷量0.400を規準に因子分析し(主因子法プロマックス回 転)、0 〜 3歳児を第一子にもつ母親の祖母に対する育児支 援期待を構成する3因子が抽出された。第1因子は、祖母へ の積極的関与を期待する12項目からなる「積極関与」因子で あった。第2因子は、生活スタイルを切り離すなど6項目か らなる「分離独立」因子であった。第3因子は、時間的、精 神的、身体的負担など4項目からなる「心身負担」因子で あった。2)母親の子育て感情:母親の子育て感情設問12項 目を固有値1、負荷量0.400を規準に因子分析し(主因子法バ リマックス回転)、3因子が抽出された。第1因子は5項目よ りなる「やりがい」因子、第2因子は4項目よりなる「負担」因 子、第3因子は2項目よりなる「自信のなさ」因子だった。3)

「母親の子育て感情」と「祖母に対する育児支援の期待」との 間に相関がみられた。4)実親三世帯同居、夫親三世代同居、

核家族という居住形態の違いによる1要因3水準の分散分析 の結果、「祖母への育児支援の期待」や「母親の子育て感情」

に違いがみられた。

150

The 64th Annual Meeting of the Japanese Society of Child Health Presented by Medical*Online

参照

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